JP2012155771A - 改札システム及び改札方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】振替輸送を行った場合に利用者の利用状況を正確に把握することが可能であり、事業者間の精算を正確に行うことが可能な改札システム及び改札方法を提供することを目的とする。
【解決手段】第1輸送機関における不通区間に対して、第1輸送機関から第2輸送機関への乗継可能な第1乗継駅から第2輸送機関を利用し、さらに、第2輸送機関から第3輸送機関への乗継可能な第2乗継駅で第3輸送機関に乗り継いで振替輸送する改札システムであって、第1乗継駅において第2輸送機関への入場時に、定期区間に不通区間が含まれる定期券情報を有する券媒体に対して、振替乗車情報を書き込む書込手段と、第3乗継駅において第3輸送機関からの出場時に、前記券媒体から振替乗車情報を削除する削除手段と、を備えたことを特徴とする改札システム。
【選択図】 図2

Description

この発明は、改札システム及び改札方法に係り、特に、鉄道などの輸送機関の一部の区間で事故等により利用者を輸送不能となった場合に他の輸送機関での振替輸送を可能とする改札システム及び改札方法に関する。
鉄道などの輸送機関が、事故や車両故障などのために一部区間で突然不通となった場合、不通となってしまった区間の定期券を所持している利用者に対しては、他の鉄道やバスといった輸送機関を利用することが許可される「振替乗車票」が起因社(不通区間発生事業者)より発行される。一般的な振替乗車票は、通常の紙に「振替乗車票」、「発行駅」などが印刷されただけのものであり、改札口に設置されている改札機などでは処理できない。利用者は、その振替乗車票をもって、所持している定期券では乗車できない他の輸送機関を利用することができる。
他の輸送機関への振替輸送の必要が生じると、他の輸送機関への乗継可能な乗継駅においては、振替乗車のため乗り換える利用者が押し寄せ、またその利用者が振替乗車票をもらうために駅係員の窓口に殺到することが想定される。駅係員は、利用者の乗車券(特に定期券)を確認しながら、振替乗車票を手渡す必要があるが、短時間に大勢の利用者が、わずか数人の駅係員に殺到するため、混雑した状況においては、振替乗車票を渡すべき利用者であるか適切に判断することができない場合がある。
また、利用者が他の輸送機関を利用する際、改札口では駅係員に振替乗車票を見せるだけであり、運用上は、最後の駅で振替乗車票を駅係員に渡すことになっている。このような振替乗車票は、当然のことながら必要となる日時が予測できず、「突然」かつ「大量に」必要となるため、従来から磁気化などの検討がなされてきたが、運用は難しいとされてきた。
特許文献1によれば、無線通信による情報の読み書きが可能なICカードを用いて第1輸送機関を利用する乗客を第2輸送機関で振替輸送する振替輸送システムが提案されている。この振替輸送システムによれば、利便性の高い振替輸送システム及び振替輸送方法を提供することを課題としており、第1輸送機関において乗客が所持している乗車券媒体に振替輸送情報を書き込む書込み手段と、第2輸送機関において乗車券媒体から振替輸送情報を読み取る読取手段と、この読取手段による読取結果に基づいて第2輸送機関による振替輸送の可否を判定する判定手段と、を備えており、第2輸送機関において、読取手段で読み取った振替輸送情報を消去する消去手段をさらに備えた構成が開示されている。また、バスを利用した振替輸送については、バス昇降口に設けられたICカード処理機によりICカードから振替輸送情報を読み取るとともに当該振替輸送情報を削除する構成が開示されている。
特開2004−185293号公報
しかしながら、不通区間の振替輸送に際して、複数の事業者の輸送機関(例えば、鉄道事業者やバス事業者などによって運行される輸送機関)を乗り継ぐ必要がある場合、最後に利用された輸送機関の出場時に振替乗車した利用者から振替乗車票を回収することができるため、当該輸送機関においては、振替乗車した利用者の利用状況をある程度把握することは可能であるが、入場記録がないため、自社の利用区間を正確に判断することは困難である。
また、最後に利用された輸送機関以外では、振替乗車票を回収できないため、振替乗車した利用者が自社を利用したか否かを把握するためのデータを取得できない。このため、振替乗車した利用者の利用状況を把握することは困難である。
結果的に、起因社と振替乗車を行った事業者との間での正確な社々間の精算ができないといった課題が生ずる。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、振替輸送を行った場合に利用者の利用状況を正確に把握することが可能であり、事業者間の精算を正確に行うことが可能な改札システム及び改札方法を提供することにある。
本実施形態によれば、第1輸送機関における不通区間に対して、第1輸送機関から第2輸送機関への乗継可能な第1乗継駅から第2輸送機関を利用し、さらに、第2輸送機関から第3輸送機関への乗継可能な第2乗継駅で第3輸送機関に乗り継いで振替輸送する改札システムであって、第1乗継駅において第2輸送機関への入場時に、定期区間に不通区間が含まれる定期券情報を有する券媒体に対して、振替乗車情報を書き込む書込手段と、第3乗継駅において第3輸送機関からの出場時に、前記券媒体から振替乗車情報を削除する削除手段と、を備えたことを特徴とする改札システムが提供される。
本実施形態によれば、第1輸送機関における不通区間に対して、第1輸送機関から第2輸送機関への乗継可能な第1乗継駅から第2輸送機関を利用し、さらに、第2輸送機関から第3輸送機関への乗継可能な第2乗継駅で第3輸送機関に乗り継いで振替輸送する改札方法であって、改札機または券売機は、第1乗継駅において第2輸送機関への入場時に、定期区間に不通区間が含まれる定期券情報を有する券媒体に対して、振替乗車情報を書き込み、第3乗継駅において第3輸送機関からの出場時に、前記券媒体から振替乗車情報を削除する、ことを特徴とする改札方法が提供される。
この発明によれば、振替輸送を行った場合に利用者の利用状況を正確に把握することが可能であり、事業者間の精算を正確に行うことが可能な改札システム及び改札方法を提供することができる。
図1は、一事業者のシステム構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した券売機の構成を概略的に示す図である。 図3は、図1に示した改札機の構成を概略的に示す図である。 図4は、図1に示したシステムに対応可能な無線式の券媒体の構成を概略的に示す図である。 図5は、図4に示した無線式の券媒体を利用した無線通信の処理を説明するための図である。 図6は、一事業者の不通区間を複数の事業者の輸送機関を利用して振替輸送するシチュエーションを説明するための図である。 図7は、券媒体に対して振替乗車情報を書き込む処理を説明するためのフローチャートである。 図8は、券媒体から振替乗車情報を削除する処理を説明するためのフローチャートである。 図9は、振替輸送の各事業者の利用状況に応じた利用データを集計するためのシステム構成を概略的に示す図である。
以下、この発明の一実施の形態に係る改札システム及び改札方法について図面を参照して説明する。
まず、輸送機関を運行している一事業者、例えば鉄道会社のシステム構成について説明する。後に説明する振替輸送を行う他の事業者についても、同様のシステム構成であるものとする。
図1に示すように、鉄道会社の各駅には、駅サーバ20が設置されている。この駅サーバ20には、券売機100、及び、監視盤を介して1以上の改札機200が接続されている。さらに、各駅の駅サーバ20には、定期券発行機(利用者による操作を受け付けて定期券を発行する自動定期券発行機及び係員による操作を受け付けて定期券を発行する係員対応定期券発行機を含む)や精算機などが接続されている。これらの各駅サーバ20は、上位サーバ10により集中管理されている。これらの各機器は、専用回線や公衆回線などの通信回線を利用して接続され、ネットワークを構築している。
上位サーバ10は、システム全体を制御するとともに下位に接続された各種機器を制御するものであって、CPU11を有している。このCPU11には、メモリ部12、通信制御部13などが接続されている。メモリ部12は、上位サーバ10自体及び下位の機器を制御するための制御データなどの各種データを記憶する機能を有している。通信制御部13は、下位の機器との間で通信回線を介して種々のデータの送受信を行う。
次に、券売機100の構成について説明する。すなわち、図2に示すように、券売機100は、CPU101を備えている。このCPU101には、メモリ部102、操作部103、表示部104、発行部105、読取手段及び書込手段として機能する無線通信部106、通信制御部107などが接続されている。なお、CPU101は、判定手段として機能する。
メモリ部102は、CPU101の制御プログラムや、券媒体を発行するのに必要な各種データを記憶しているとともに、上位サーバ10から配信されたデータや、券媒体から読み取ったデータなどを一時的に記憶する機能を有している。操作部103は、券媒体を発行するのに必要な各種条件の設定(すなわち改札処理に必要な改札情報として、乗車駅、降車駅、経由駅、乗換駅、大人/子供区分、枚数などの情報のほかに、介助を必要とする利用者である旨の利用情報の入力)を受け付ける機能を有しており、タッチパネルや各種入力ボタンなどで構成されている。表示部104は、券媒体を発行するための案内画面や、操作部103を介して設定された各種条件、券媒体を発行するのに必要な金額、利用者によって投入された金額、釣銭額、券売機100の動作状態など種々の情報を表示する。
発行部105は、操作部103を介して入力された各種条件に基づき、所定の情報を有する券媒体を発行する機能を有している。すなわち、発行部105は、操作部103を介して改札情報が入力されたのに基づき改札情報及び券媒体固有の識別情報を有する券媒体を発行する。
このような発行部105は、磁気記録層を有する所定の媒体に対して改札情報のほかに必要に応じて識別情報を磁気記録した磁気式の券媒体を発行する機能、及び、記憶部を有した無線式の券媒体を受け取って無線通信を行い、改札情報のほかに必要に応じて識別情報を記憶部に書き込んで無線式の券媒体を発行する機能のうちの少なくとも一方を有して構成されている。ここで、無線式の券媒体とは、後述するように、券売機100や改札機200などの各種駅務機器側との無線通信が可能なICチップを内蔵した携帯電話などの携帯端末機器、ICチップを内蔵したICカードなどである。
無線通信部106は、無線式の券媒体との間で無線通信を行って券媒体から必要な情報を読み取るとともに、必要に応じて券媒体に対して情報を書き込む機能を有している。特に、この実施の形態においては、当該事業者が運行している輸送機関の一部の区間に不通区間が発生し、他の輸送機関への振替輸送の必要が生じた場合に、無線通信部106は、券媒体から各種必要な情報を読み取り、CPU101により読み取った情報に基づいて所定の条件を満足すると判定された券媒体に対してのみ他の輸送機関への振替乗車を可能とする振替乗車情報を書き込む。
通信制御部107は、上位サーバ10との間で通信回線を介して種々のデータの送受信を行う。
次に、改札機200の構成について説明する。すなわち、図3に示すように、改札機200は、CPU201を備えている。このCPU201には、メモリ部202、案内部203、磁気券処理部204、無線通信部205、人間検知部206、ドア機構207、通信制御部208などが接続されている。なお、CPU201は、判定手段として機能する。また、無線通信部205は、読取手段、書込手段、及び、削除手段として機能する。
メモリ部202は、CPU201の制御プログラムや、運賃データなどの各種データを記憶しているとともに、上位サーバ10から配信されたデータや、券媒体から読み取ったデータなどを一時的に記憶する機能を有している。案内部203は、改札機200を利用する利用者を案内する機能を有しており、画面表示により案内する表示部及び音声により案内するスピーカ部などで構成されている。すなわち、この案内部203は、利用金額や残額、改札処理の結果(すなわち、改札通路の通行を許可するか否かの判定結果)、さらには、改札機200の動作状態など種々の情報を案内する。
磁気券処理部204は、磁気式の券媒体を処理する機能を有している。すなわち、磁気券処理部204は、改札機200の投入口から排出口に沿って投入された券媒体を搬送する搬送機構を備えている。また、磁気券処理部204は、投入された券媒体を受け取って磁気記録された各種情報を読み取る読取ヘッド、必要に応じて券媒体に対して情報を磁気記録する書込ヘッド、必要に応じて券媒体に対して情報を印刷する印刷部、必要に応じて券媒体に対して穿孔を形成する穿孔部、必要に応じて券媒体を回収する集札部などを備えている。
無線通信部205は、無線式の券媒体を処理する機能を有している。すなわち、無線通信部205は、無線通信を可能とするアンテナを備えており、通信可能な通信エリアにかざされた無線式の券媒体との間で無線通信を行い、券媒体から必要な情報を読み取るとともに、必要に応じて券媒体に対して情報を書き込む機能を有している。特に、この実施の形態においては、他の輸送機関への振替輸送の必要が生じた場合に、無線通信部205は、券媒体から各種必要な情報を読み取り、CPU201により読み取った情報に基づいて所定の条件を満足すると判定された券媒体に対してのみ他の輸送機関への振替乗車を可能とする振替乗車情報を書き込む。また、この無線通信部205は、券媒体から読み取った情報に振替乗車情報が含まれている場合に、必要に応じて振替乗車情報を削除する。
人間検知部206は、改札通路を挟んで発光部及び受光部を備えた透過型センサや、反射型センサなどを備え、これらのセンサからの出力信号に基づき改札通路内の利用者の有無を検知する機能を有している。ドア機構207は、券媒体から読み取った情報に含まれる改札情報に基づいたCPU201による改札処理の結果、利用者の改札通路の通行を許可する(判定OK)と判断されたのに基づいて改札通路を開放し、また、利用者の改札通路の通行を阻止する(判定NG)と判断されたのに基づいて改札通路を閉鎖する機能を有している。通信制御部208は、上位サーバ10との間で通信回線を介して種々のデータの送受信を行う。
次に、無線式の券媒体の構成例について説明する。
図4に示すように、無線式の券媒体Cは、券売機100や改札機200の無線通信部との間での無線通信を制御するCPU301、CPU301に対して駆動電源を供給する電源302などを備えている。このCPU301には、ROMやRAMなどで構成され各種データを記憶するメモリ部303、アンテナ304を介して無線通信部から送信されたデータを受信したり、無線通信部に対してデータを送信したりする通信制御部305などが接続されている。メモリ部303に記憶されるデータとしては、改札処理に必要な改札情報、定期券情報(定期区間、有効期限、経由駅などの情報のほかに、利用者に関する情報を含む)、固有の識別情報などに対応したデータが挙げられる。
図5に示すように、無線通信部は、無線式の券媒体Cに対して一定時間の間隔でポーリングコマンド信号を発信している。利用者が券媒体Cを通信エリアにかざすと、無線通信によるデータのやり取りが開始される。つまり、このポーリングコマンド信号に対して、券媒体Cから返信信号が無線通信部に向けて送信される(ポーリングレスポンス)。
そして、無線通信部から券媒体Cに対して必要なデータの送信を要求する(リードコマンド)。券媒体Cの通信制御部305は、アンテナ304を介して無線通信部からのデータ送信要求を受信したのに基づいて、CPU301の制御に基づきメモリ部303に記憶していたデータをアンテナ304を介して無線通信部に向けて送信する(リードレスポンス)。
無線通信部が無線式券媒体Cからデータを受信したのに基づき、券売機100または改札機200におけるCPUは、受信したデータ(通信結果)に基づいて判定処理を行う。そして、無線通信部は、CPUによる判定処理の結果に相当するデータを券媒体Cに送信する(判定結果送信、ライトコマンド)。あるいは、無線通信部は、CPUによる判定処理の結果、券媒体Cのメモリ部303に記憶されているデータのうちの一部の情報を削除するコマンドを券媒体Cに送信する(判定結果送信、ディリートコマンド)。
その後、券媒体Cの通信制御部305は、アンテナ304を介して無線通信部から送信されたライトコマンドを受信したのに基づいて、CPU301の制御に基づきメモリ部303に受信したデータを記憶する。また、通信制御部305がディリートコマンドを受信したのに基づいて、CPU301は、メモリ部303に記憶されている所定情報を削除する。そして、通信制御部305は、アンテナ304を介して無線通信部に向けて一連の処理が完了したことを通知する(レスポンス)。
その後、無線通信部は、券媒体Cからのレスポンスを受信したのに基づいて、券媒体Cに対して処理を終了するためのクローズコマンドを送信する。券媒体Cは、無線通信部からのクローズコマンドを受信したのに基づいて、無線通信部に対してクローズレスポンスを送信する。無線通信部は、券媒体Cからクローズレスポンスを受信したのに基づいて、券売機100または改札機200におけるCPUに対して一連の処理が正常に終了した旨を通知する。
このようなデータのやり取りにより、券媒体Cと改札機200または券売機100における無線通信部との間での無線通信による処理が行われる。
次に、振替輸送の必要が生じた場合に、無線式の券媒体に対して振替乗車情報を書き込むための書込処理について説明する。
ここでは、図6に示すようなシチュエーションを考える。すなわち、事業者A(以下、A社と称する)により輸送機関A10及びA20が運行され、事業者X(以下、X社と称する)により輸送機関X10が運行され、事業者Y(以下、Y社と称する)により輸送機関Y10が運行されているものとする。
輸送機関A10は、A11乃至A16などの各駅を含む経路に沿って運行されている。この輸送機関A10の経路には、輸送機関X10への乗継が可能な第1乗継駅T1、及び、輸送機関Y10への乗継が可能な第3乗継駅T3も含まれる。輸送機関A20は、A21乃至A22などの各駅のほかに、第1乗継駅T1を含む経路に沿って運行されているが、第1乗継駅T1以外は輸送機関A10とは異なる経路に沿って運行されているものとする。
輸送機関X10は、X11乃至X14などの各駅を含む経路に沿って運行されている。この輸送機関X10の経路には、輸送機関A10への乗継が可能な第1乗継駅T1、及び、輸送機関Y10への乗継が可能な第2乗継駅T2も含まれる。輸送機関Y10は、Y11乃至Y14などの各駅を含む経路に沿って運行されている。この輸送機関Y10の経路には、輸送機関X10への乗継が可能な第2乗継駅T2、及び、輸送機関A10への乗継が可能な第3乗継駅T3も含まれる。
ここで、輸送機関A10において駅T1から駅T3までが不通となった場合について説明する。このような場合、A社からX社及びY社に対して振替輸送の依頼がなされる。このとき、不通区間(輸送機関A10における駅T1−駅T3間)についても伝達される。これに伴い、X社及びY社においては、それぞれ輸送機関X10及びY10による振替輸送を実施する。
すなわち、X社において、少なくとも、輸送機関A10との乗継が可能な第1乗継駅T1、及び、輸送機関Y10との乗継が可能な第2乗継駅T2における各駅サーバ20に対しては、上位サーバ10から通信回線を介して振替輸送に関する情報(不通発生の輸送機関、振替対象の輸送機関、不通区間などに関する情報)が配信される。駅サーバ20は、少なくとも券売機100及び改札機200に対して、通常の処理に加えて振替輸送に対応する振替処理も併せて実行するように設定を変更する。なお、駅係員により操作可能な該当機能の入/切スイッチを設けてもよい。この場合、対応する機器が複数台あることを考慮し、全機器一斉に入/切の切換を可能な仕組みを有することが望ましい。
このような設定において、第1乗継駅T1におけるX社の輸送機関X10への入場時の振替処理について説明する。なお、ここでは、券売機100における振替処理について説明する。
すなわち、図7に示すように、CPU101は、無線通信部106を制御することにより、無線式の券媒体との間で無線通信を行い、券媒体から処理に必要なデータ(識別情報、定期券情報など)を読み取る(ST11)。そして、CPU101は、券媒体から読み取ったデータに基づいて、券媒体の有効性(例えば有効期限など)を判定する(ST12)。CPU101は、券媒体が無効であると判定した場合には(ST12、NO)、表示部104などにその旨を表示するなどして利用者に券媒体が無効であることを案内し、処理を終了する。
一方、CPU101は、券媒体が有効であると判定した場合には(ST12、YES)、操作部103を介した振替乗車情報を付加する旨の要求を受け付けたか否かを判定する(ST13)。CPU101は、振替乗車情報付加の要求を受けず(ST13、NO)、券媒体の発行要求など通常の処理の要求を受け付けたのに基づいて発行部105などを制御して通常の処理を行い(ST14)、処理を終了する。
CPU101は、振替乗車情報付加の要求を受け付けた場合には(ST13、YES)、当該券媒体が所定の条件を満たすか否かを判定する(ST15)。この判定処理では、CPU101は、券媒体から読み取ったデータに含まれる定期券情報に基づき、駅サーバ20を介して取得した振替輸送に関する情報のうちの不通区間が定期区間に含まれるか否かを判定する。
例えば、図6に示した例において、輸送機関A10の駅T1−駅T3区間が不通区間である場合、利用者が所持する券媒体の定期区間が、駅T1、A12、A13、A14、T3の駅間のうちの少なくとも1区間を含むと判定されたとき、CPU101は、当該券媒体が所定の条件を満たすものと判定する。これに対して、券媒体から読み取ったデータに定期券情報が含まれない場合や、定期区間に不通区間が含まれない場合、さらには、定期区間が駅T1を含むものであったとしても、同じくA社が運行する輸送機関A20の駅A21−駅A22区間を含む場合には、CPU101は、当該券媒体が所定の条件を満たさないものと判定する。
そして、CPU101は、所定の条件を満たすと判定したのに基づいて(ST15、YES)、無線通信部106を制御して券媒体との間で無線通信を行い、券媒体に対して振替乗車情報に対応したデータを書き込む(ST16)。また、CPU101は、所定の条件を満たさないと判定したのに基づいて(ST15、NO)、表示部104などにその旨を表示するなどして利用者に券媒体が無効であることを案内し、処理を終了する。なお、振替乗車情報を書き込んだ券媒体の識別情報は、券売機100から駅サーバ20を経由して上位サーバ10に送信される。
同様の振替処理は、第1乗継駅T1におけるX社の輸送機関X10への入場時に、精算機や改札機200においても行うことが可能である。ただし、改札機200においては、ステップST13に示したような振替乗車情報付加要求の有無を確認することなく、有効であると判定された券媒体から読み取った定期券情報に基づき、定期区間に不通区間が含まれると判定したのに基づいて、自動的に券媒体に対して振替乗車情報を書き込むように制御される。
なお、Y社においても同様に、輸送機関A10との乗継が可能な第3乗継駅T3におけるY社の輸送機関Y10への入場時に、券売機100及び改札機200により同様の振替処理を行うことが可能であることはいうまでもない。
以上のような振替処理により、駅係員は紙の振替乗車票を配布する必要がなくなり、通常の業務(不通状況の詳細な案内業務など)を行うことができるため、駅係員の負担を軽減することが可能となる。また、定期区間に不通区間が含まれるような定期券としての機能を有する券媒体に対して振替乗車情報を付加するため、情報を付加してよい券媒体か、付加してはならない券媒体かを適切に判断することができ、しかも、本来振替乗車情報が付加されないはずの券媒体を処理対象から排除することが可能となる。
また、振替乗車情報を付加するのに際して、振替乗車情報の有効期限を当日限りとすることも可能である。すなわち、無線通信部により券媒体に対して振替乗車情報を書き込むのに際して振替乗車情報に関連付けてその振替乗車情報の有効期限も書き込むことにより、振替乗車情報を削除する処理が不要となる。また、不通の復旧に時間がかかるような場合や、不通区間を同日に何度も振替乗車する必要がある利用者などに対しては、一度書き込まれた振替乗車情報を当日に限り複数回にわたって有効に利用することができる。
次に、第2乗継駅T2におけるX社の輸送機関X10からの出場時の振替処理について説明する。特に、ここで説明したように、複数社の輸送機関を利用して振替輸送を行う場合には、特許文献1のように一事業者の輸送機関への入場時に振替乗車情報を書き込んだ後に出場時に振替乗車情報を削除してしまうと、他の事業者の輸送機関を振替乗車のために継続して利用できなくなる。
そこで、この実施の形態においては、輸送機関X10からの出場時には振替乗車情報を削除することなく、出場記録情報を券媒体に書き込み、最後に利用した輸送機関の出場に振替乗車情報を削除するように構成されている。
すなわち、駅T2に設置された改札機200のCPU201は、無線通信部205を制御して無線通信により券媒体から必要なデータ(識別情報、振替乗車情報など)を読み取る。CPU201は、読み取ったデータに基づいて振替乗車としての有効性を判定し、有効であると判定したのに基づき無線通信部205を制御して無線通信により券媒体に対して出場記録情報に対応したデータを書き込む。そして、CPU201は、ドア機構207を制御して改札通路を開放し、利用者の通行を許可する。なお、出場記録情報を書き込んだ券媒体の識別情報は、改札機200から駅サーバ20を経由して上位サーバ10に送信される。これにより、X社の上位サーバ10においては、振替輸送により第1乗継駅T1から入場した後に第2乗継駅T2から出場した利用者が所持する券媒体の識別情報に基づいて、振替輸送による利用状況を把握することが可能となる。
続いて、第2乗継駅T2におけるY社の輸送機関Y10への入場時の振替処理について説明する。駅T2に設置された改札機200のCPU201は、無線通信部205を制御して無線通信により券媒体から必要なデータ(識別情報、振替乗車情報、輸送機関X10からの出場記録情報など)を読み取る。CPU201は、読み取ったデータに基づいて振替乗車としての有効性を判定し、有効であると判定したのに基づき無線通信部205を制御して無線通信により券媒体に対して入場記録情報に対応したデータを書き込む。そして、CPU201は、ドア機構207を制御して改札通路を開放し、利用者の通行を許可する。なお、入場記録情報を書き込んだ券媒体の識別情報は、改札機200から駅サーバ20を経由して上位サーバ10に送信される。
続いて、第3乗継駅T3におけるY社の輸送機関Y10からの出場時の振替処理について説明する。図8に示すように、駅T3に設置された改札機200のCPU201は、無線通信部205を制御して無線通信により券媒体から必要なデータ(識別情報、振替乗車情報、輸送機関Y10への入場記録情報など)を読み取る(ST21)。そして、CPU201は、読み取ったデータに基づいて振替乗車としての有効性を判定する(ST22)。
そして、CPU201は、券媒体から読み取ったデータに有効な振替乗車情報及び入場記録情報などが含まれる場合に、有効であると判定する(ST22、YES)。CPU201は、券媒体が無効であると判定した場合には(ST22、NO)、案内部203などにその旨を表示するなどして利用者に券媒体が無効であることを案内し、処理を終了する。
CPU201は、券媒体が有効であると判定したのに基づいて、無線通信部205を制御して無線通信により券媒体から振替乗車情報を削除する(ST23)。そして、CPU201は、ドア機構207を制御して改札通路を開放し、利用者の通行を許可する。なお、振替乗車情報を削除した券媒体の識別情報は、改札機200から駅サーバ20を経由して上位サーバ10に送信される。これにより、Y社の上位サーバ10においては、振替輸送により第2乗継駅T2から入場した後に第3乗継駅T3から出場した利用者が所持する券媒体の識別情報に基づいて、振替輸送による利用状況を把握することが可能となる。
次に、振替輸送を行った事業者間での精算方法について説明する。
図9は、本実施形態に係る改札システムにおいて、複数事業者間での振替輸送の利用状況に応じた利用データを集計するための構成例を示す図である。
すなわち、集計手段として機能する集計センターは、各事業者の上位サーバ10から送信された利用データを集計し、集計データを作成する。集計データには、券媒体の識別情報(カードNo)、利用種別(通常利用/振替乗車利用の区分)、利用の日時、利用駅、乗降種別(入場/出場の区分)などの情報が含まれる。集計センターでは、このような集計データから利用種別に基づいて振替乗車利用分を抽出し、さらに、識別情報に基づいて利用者が振替乗車に利用した各事業者の利用区間(利用ルート)に応じて運賃を算出する。これにより、振替輸送を実施した事業者から起因社に対して振替輸送に要した運賃(振替費用)を正確に精算することが可能となる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、券売機、改札機、精算機などの各種駅務機器を利用して定期区間に不通区間が含まれる条件を満足する無線式の券媒体に対して他の輸送機関による振替輸送を利用可能とする振替乗車情報を書き込む。これにより、駅係員の負担を軽減することが可能となるとともに、振替輸送を利用可能な利用者に対してのみ適切に振替乗車情報を付与することが可能となる。
また、振替乗車情報を書き込んだ券媒体が改札機を通過するごとに、券媒体の識別情報とともに入場記録及び出場記録を一元管理することにより、利用者の利用状況を正確に把握することが可能となる。さらに、同一の識別情報に基づいて入場記録及び出場記録をつき合わせることによって利用区間に応じた運賃を算出することが可能となり、事業者間での精算を正確に行うことが可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…上位サーバ 11…CPU 12…メモリ部 13…通信制御部 20…駅サーバ 100…券売機 101…CPU 102…メモリ部 103…操作部 104…表示部 105…発行部 106…無線通信部 107…通信制御部 200…改札機 201…CPU 202…メモリ部 203…案内部 204…磁気券処理部 205…無線通信部 206…人間検知部 207…ドア機構 208…通信制御部 C…券媒体 301…CPU 302…電源 303…メモリ部 304…アンテナ 305…通信制御部

Claims (5)

  1. 第1輸送機関における不通区間に対して、第1輸送機関から第2輸送機関への乗継可能な第1乗継駅から第2輸送機関を利用し、さらに、第2輸送機関から第3輸送機関への乗継可能な第2乗継駅で第3輸送機関に乗り継いで振替輸送する改札システムであって、
    第1乗継駅において第2輸送機関への入場時に、定期区間に不通区間が含まれる定期券情報を有する券媒体に対して、振替乗車情報を書き込む書込手段と、
    第3乗継駅において第3輸送機関からの出場時に、前記券媒体から振替乗車情報を削除する削除手段と、
    を備えたことを特徴とする改札システム。
  2. 前記書込手段は、無線式の券媒体との間で無線通信を行って振替乗車情報を書き込むものであって、改札機及び券売機の少なくとも一方に備えられたことを特徴とする請求項1に記載の改札システム。
  3. 前記削除手段は、無線式の券媒体との間で無線通信を行って振替乗車情報を削除するものであって、改札機に備えられたことを特徴とする請求項1または2に記載の改札システム。
  4. さらに、
    第1乗継駅における第2輸送機関への入場時、第2乗継駅における第2輸送機関からの出場時及び第3輸送機関への入場時、及び、第3乗継駅における第3輸送機関からの出場時のそれぞれにおいて、券媒体から固有の識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた識別情報に基づき、振替輸送時の第2輸送機関及び第3輸送機関の利用状況に応じた利用データを集計する集計手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の改札システム。
  5. 第1輸送機関における不通区間に対して、第1輸送機関から第2輸送機関への乗継可能な第1乗継駅から第2輸送機関を利用し、さらに、第2輸送機関から第3輸送機関への乗継可能な第2乗継駅で第3輸送機関に乗り継いで振替輸送する改札方法であって、
    改札機または券売機は、
    第1乗継駅において第2輸送機関への入場時に、定期区間に不通区間が含まれる定期券情報を有する券媒体に対して、振替乗車情報を書き込み、
    第3乗継駅において第3輸送機関からの出場時に、前記券媒体から振替乗車情報を削除する、
    ことを特徴とする改札方法。
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