JP5057425B2 - 入退場管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、非接触ICカードを用いて入退場を管理する入退場管理システムに関する。
入退場管理システムの従来技術として例えば特許文献1(特許公報第2807419号,発明の名称「入退所管理システム」)が知られている。この従来技術は中央の監視所に設置する入退所管理親局装置と、遠隔地に複数散在する無人施設に設置する入退所管理子局装置と、これらを電話回線で接続する伝送手段とを備えた入退所管理システムである。親局装置は、無人施設の場所、入所日、入所者、入所目的を予め登録及び記憶して入所者へ所定の情報を書き込んだ入所許可カードを発行する。子局装置は、カードリーダーにより入所許可カードを読み取り、所定の入所情報及び退所情報をそれぞれ伝送手段を介して親局装置へ伝送し、親局装置で登録された情報を入所情報と照合した結果に基づいて入所許可/不可情報を表示する。これにより、入退所管理帳簿の作成を簡略化し、また入退所の都度電話を掛けたり受けたりする手間を無くし、省力化を図っている。
特許公報第2807419号(図1)
入退場管理の困難な例として団体による来訪者の入退場の管理がある。特許文献1に記載された従来技術では、団体(少なくとも来訪者二人以上の集団)による見学者が入退場をする場合、カードリーダでの読み出しのため見学者による長蛇の列が形成され、さらには、その隙に乗じて不審者が侵入するおそれもあった。このように従来技術では来訪者の数が多い場合(特に団体による来訪の場合)には、認証の漏れなどがおこるおそれがあり、団体のような場合でも、迅速かつ正確な入退場管理を行いたいという要請があった。また、構成も簡素化したいという要請もあった。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、特に団体の入退場管理を迅速かつ正確に行うような入退場管理システムを提供することにある。
本発明の請求項1に係る入退場管理システムは、
非接触ICカードが電磁結合された場合にその非接触ICカードから来訪者識別データを非接触で読み出す読み出し部と、読み出し部から送信される複数の来訪者識別データを入力して来訪者一覧データを生成する来訪者側処理装置と、来訪者側処理装置で生成した来訪者一覧データを送信する通信装置と、を有する来訪者側入退場管理装置であってこの来訪者側入退場管理装置を複数備え、また、
来訪者側入退場管理装置から送信された来訪者一覧データを受信する通信装置と、受信した来訪者一覧データに基づいて入場する来訪者を表示する受付側処理装置と、を有する受付側入退場管理装置を備えるものであり、
複数の来訪者側入退場管理装置はそれぞれ異なる装置識別データが登録されていて来訪者一覧データはこの装置識別データを含むデータであり、
受付側入退場管理装置の受付側処理装置では装置識別データ毎に区分される識別表示を併せて表示することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る入退場管理システムは、
請求項1に記載された入退場管理システムにおいて、
来訪者側入退場管理装置は、来訪者側処理装置に接続されて来訪者の入場終了を確定する入場ボタンを備え、
来訪者側処理装置は、入場ボタンが押された場合に来訪者一覧データに含まれる入退場データを入場に設定して来訪者一覧データを確定するとともにこの来訪者一覧データを送信する手段と、
受付側処理装置は、受信した来訪者一覧データに基づいて来訪者の入場を表示する手段として機能することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る入退場管理システムは、
請求項2に記載された入退場管理システムにおいて、
来訪者側入退場管理装置は、来訪者側処理装置に接続されて来訪者の退場終了を確定する退場ボタンを備え、
来訪者側処理装置は、退場ボタンが押された場合に来訪者一覧データに含まれる入退場データを退場に設定して来訪者一覧データを確定するとともにこの来訪者一覧データを送信する手段と、
受付側処理装置は、受信した来訪者一覧データに基づいて来訪者の退場を表示する手段として機能することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る入退場管理システムは、
請求項3に記載された入退場管理システムにおいて、
受付側入退場管理装置の受付側処理装置は、来訪者一覧データに基づいて、入退場記録表示および未退場者・退場者一覧表示を行う手段として機能することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る入退場管理システムは、
請求項1〜請求4の何れか一項に記載の入退場管理システムにおいて、
ネットワークを介して受付側入退場管理装置の受付側処理装置と接続される管理部門側入退場管理装置の管理部門側処理装置を備え、
管理部門側処理装置は、来訪者一覧データを登録する手段と、
登録した来訪者一覧データをネットワークを介して受付側入退場管理装置の受付側処理装置へ送信する手段として機能することを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る入退場管理システムは、
請求項に記載された入退場管理システムにおいて、
管理部門側入退場管理装置の管理部門側処理装置に接続され、非接触ICカードが電磁結合された場合に、その非接触ICカードへ来訪者識別データを非接触で書き込む書き込み部を備え、
管理部門側処理装置は、登録した来訪者一覧データに含まれる個々の来訪者識別データをそれぞれ非接触ICカードへ書き込むよう書き込み部を制御する手段として機能することを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る入退場管理システムは、
請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の入退場管理システムにおいて、
受付側入退場管理装置の受付側処理装置に接続され、非接触ICカードが電磁結合された場合にその非接触ICカードから来訪者識別データを非接触で読み出す読み出し部を備え、
受付側処理装置は、接続される読み出し部から来訪者識別データが入力された場合に来訪者一覧データの当該来訪者の入退場データを退場に設定して来訪者一覧データを確定する手段と、
来訪者一覧データに基づいて来訪者の退場を表示する手段として機能することを特徴とする。
本発明の入退場管理システムによれば、団体の入退場管理を迅速かつ正確に行うような入退場管理システムを提供することができる。
本発明の入退場管理システムを実施するための最良の形態について図に基づき説明する。図1は本形態の入退場管理システムの概略図である。図2は読み書き部による非接触ICカードへの読み書きについて説明する説明図である。図3は来訪者側処理装置の説明図である。図4は受付側処理装置のディスプレイの表示を説明する説明図であり、図4(a)は入場時の入退場記録表示を示す図、図4(b)は退場時の入退場記録表示を示す図、図4(c)は未退場者・退場者一覧表示を示す図である。
本形態では乗物に乗って目的施設への入退場を行う際に用いられるものである。乗物として大型バス・小型マイクロバス・セダンなどに適用でき、また、目的施設として電気制御所・変電所・工場・高層ビルディング・学校・動物園など団体で入場する各種施設に適用できる。本形態では、説明の具体化のため、乗物として複数台の大型バスを、また、目的施設として工場を想定して説明する。入退場管理システム1は、図1で示すように、複数枚の非接触ICカード10、来訪者側入退場管理装置20、受付側入退場管理装置30を備える。来訪者側入退場管理装置20は、一台の大型バスにつき一台設置されるものであり、本形態では複数の来訪者側入退場管理装置20を備える。この大型バス一台に多数の来訪者が乗っており、一の来訪者側入退場管理装置20に複数枚の非接触ICカード10が対応する。
非接触ICカード10は、来訪者識別データが登録されている。来訪者識別データは、詳しくは、来訪者特定データ(氏名、所属部門、住所、電話番号という各データ)、および、来訪許可データ(許可来訪日時・来訪許可施設という各データ)というようなデータである。なお、各種施設受付側である事業者としては、これら来訪者特定データの取り扱いに関し、個人情報保護を定めた法令遵守はもとより、その趣旨に則って適正に取り扱いがなされる。
来訪者側入退場管理装置20は、読み書き部(リーダ/ライタ)21、来訪者側処理装置(タッチパネル)22、通信装置(無線LAN)23を備える。
読み書き部21は、本発明の読み出し部の具体例であり、読み出し機能(リーダ機能)と書き込み機能(ライタ機能)とをともに備える。たとえば、図2のように非接触ICカード10をかざして読み書きを行う。なお、このような読み書き部21による読み出し・書き込みは、後述する読み書き部33,51でも同様である。この読み書き部21は来訪者側処理装置22と通信可能に接続される。
来訪者側処理装置22は、たとえばバスの乗降口に設置されるような携帯型のコンピュータであり、図3で示すように、入場ボタン24、退場ボタン25、選択ボタン(↑ボタン、↓ボタン)26、表示部27を備える。表示部27は、入場者や退場者についての情報を表示する。このような来訪者側処理装置22は通信装置23と接続される。
通信装置23は、遠隔地にある他の通信装置31と通信する。
来訪者側入退場管理装置20はこのようなものである。
受付側入退場管理装置30は、図1で示すように通信装置(無線LAN)31、受付側処理装置(コンピュータ)32を備える。
通信装置31は、先に説明した来訪者側入退場管理装置20の通信装置23と通信する。ここに通信装置23,31は無線LANであり、例えば、大型バスが目的施設である工場内の受付前の所定箇所で停車したときに、自動的に通信装置23,31が無線LANとして通信可能になるというものであり、受付可能範囲を設定可能にし、また、通信の手間も低減している。この通信装置31は、受付側処理装置32と接続される。
受付側処理装置32は、通常のデスクトップやラップトップ型のコンピュータである。図示しないディスプレイ表示部では図4のように各種情報が表示される。このような受付側入退場管理装置30は、たとえば工場正門や裏門の守衛所・建家にある受付に設置される。
続いてこのような入退場管理システム1の各構成の動作とともに入場管理の一連の処理について説明する。図5は入場時の来訪者側処理装置の処理を説明するフローチャートである。図6は入場時の受付側処理装置の処理を説明するフローチャートである。
団体入場の申し込みが行われると、非接触ICカード10への来訪者識別データの登録処理が行われる。
この登録は、例えば、入場申し込み時に送られた申込書・メール等に記載された情報に基づき来訪者特定データを、また、交渉により決定された訪問日に基づき来訪許可データを非接触ICカード10に登録する。つまり一枚の非接触ICカード10には、来訪者識別データとしてある一人の来訪者についての来訪者特定データ・来訪許可データが登録されている。このような登録は全ての来訪者について行われ、多数の非接触ICカード10が準備される。この全来訪者それぞれに準備された多数枚の非接触ICカード10を当該団体へ入場券として一括送付することで実現する。
続いて、複数の大型バスに乗って全来訪者が目的施設へ訪れるものとする。大型バスにはそれぞれ来訪者側入退場管理装置20が設置されているものとする。また、全来訪者はそれぞれが予め配布された一枚の非接触ICカード10を所有しているものとする。目的地へ到着して大型バスから降車するときに、非接触ICカード10を来訪者側入退場管理装置20の読み書き部21にかざしてから降車する。
非接触ICカード10が読み書き部21にかざされたとき、非接触ICカード10と読み書き部21とは電磁結合する。読み書き部21は、非接触ICカード10に書き込まれている来訪者識別データを読み出し、来訪者側処理装置22へこの来訪者識別データを送信する。
なお、出発地で大型バスに乗り込む際に、あるいは車中で、予め非接触ICカード10を来訪者側入退場管理装置20の読み書き部21にかざし、来訪者側処理装置22へ来訪者識別データを送信しておいてもよい。
来訪者側処理装置22は、図5のフローにより処理するものであり、読み書き部21から来訪者識別データが送信されたか否かについて判断し(ステップS11)、来訪者識別データが送信されたと判断したならば(ステップS11でYES)、来訪者識別データで特定される来訪者は入場するものとして来訪者一覧データに登録する(ステップS12)。来訪者一覧データは、多数の来訪者の来訪者識別データをまとめたデータであり、来訪者の入退場を表す入退場データが付加されている。さらに来訪者側処理装置22(あるいは来訪者側処理装置22が搭載された乗物)を識別する装置識別データも付加されている。ここで来訪者一覧データでは多数の来訪者について登録されるため、この来訪者一覧データはたとえばCSV方式のデータである。
来訪者側処理装置22は入場ボタン24が押されたか否かについて判断し(ステップS13)、入場ボタン24が押されていないと判断したならば(ステップS13でNO)、そのままステップS11の先頭まで戻ってステップS11〜ステップS13の処理を繰り返すが、入場ボタン24が押されたと判断したならば(ステップS13でYES)、すべての来訪者が入場したものとしてこの来訪者一覧データに含まれる来訪者別の入退場データを、すべて入場を表すデータ(例えばフラグで01)として入場に設定するとともに来訪者一覧データを確定し、この来訪者一覧データを受付側入退場管理装置30へ向けて送信する(ステップS14)。来訪者一覧データは通信装置(無線LAN)23へ送信される。
通信装置(無線LAN)23は、来訪者一覧データに暗号化等を施し、送信信号に変調して外部へ送信する。
受付側入退場管理装置30の通信装置(無線LAN)31は、送信信号を受信のうえ復調し、さらに復号して来訪者一覧データを再生し、この来訪者一覧データを受付側処理装置(コンピュータ)32へ送信する。
受付側処理装置32は、図6のフローにより処理するものであり、通信装置31から来訪者一覧データが送信されたか否かについて判断し(ステップS21)、来訪者一覧データが送信されたと判断したならば(ステップS21でYES)、来訪者一覧データから表形式の来訪者表示一覧データを生成し、受付側処理装置32に接続されるディスプレイに表示する(ステップS22)。ここで入場時刻は、来訪者一覧データが受信された時刻とする。CSV方式の来訪者一覧データに対して、たとえばEXCEL(登録商標)などの表形式のデータに変換して表示するものである。ディスプレイでは図4(a)で示すように来訪者の「氏名」、「乗車バス」、「入退場時刻」、「入退場別」を表示する。「入退場別」は入退場データから判別されるものであり全員入場となっている。また、「乗車バス」は本発明の装置識別データにより特定されるという例であり、来訪者側処理装置22に予め装置識別データとして乗車バスを特定するデータ(本形態では「バス1号車」などの文字データ。なお、他の来訪者側処理装置22では「バス4号車」という文字データが登録されている。)を登録しておき、この装置識別データから乗車バスを特定する「バス1号車」という表示を行うというものである。なお、来訪許可データを参照して許可来訪日時が一致しないときや、来訪許可施設が異なっている場合に警告を報知するような処理を行っても良い。
続いて退場するときについて図を参照しつつ説明する。図7は退場時の来訪者側処理装置の処理を説明するフローチャートである。図8は退場時の受付側処理装置の処理を説明するフローチャートである。退場のため帰路のバスに乗車するときに読み書き部21へ非接触ICカード10をかざせば、来訪者識別データが読み出される。そこで、来訪者側処理装置22へこの来訪者識別データを送信する。
来訪者側処理装置22は、図7のフローにより処理するものであって、読み書き部21から来訪者認識データが送信されたか否かについて判断し(ステップS31)、来訪者認識データが送信されたと判断したならば(ステップS31でYES)、来訪者識別データで特定される来訪者は退場するものとして来訪者一覧データに登録する(ステップS32)。
来訪者側処理装置22は退場ボタン25が押されたか否かについて判断し(ステップS33)、退場ボタン25が押されていないと判断したならば(ステップS33でNO)、そのままステップS31の先頭まで戻ってステップS31〜ステップS33を繰り返し、退場ボタン25が押されたと判断したならば(ステップS33でYES)、すべての来訪者が退場したものとしてこの来訪者一覧データに含まれる来訪者別の入退場データを、退場を表すデータ(例えばフラグで00)として退場に設定するとともに来訪者一覧データを確定し、この来訪者一覧データを受付側入退場管理装置30へ向けて送信する(ステップS34)。来訪者一覧データは通信装置(無線LAN)23、受付側入退場管理装置30の通信装置(無線LAN)31を介して、受付側処理装置32へ送信する。
受付側処理装置32は、図8のフローにより処理するものであり、通信装置31から来訪者一覧データが送信されたか否かについて判断し(ステップS41)、来訪者一覧データが送信されたと判断したならば(ステップS41でYES)、来訪者一覧データを処理し、表形式の来訪者表示一覧データを生成し、受付側処理装置32に接続されるディスプレイに表示する(ステップS42)。退場時刻は、来訪者一覧データが受信された時刻とする。これにより、入場者が退場したか否かを確認することができる。図4(b)で示すように、退場が受け付けられた来訪者は入退場別に退場が表示される。本例ではバス1号車に乗車していた来訪者全員が退場したが、バス4号車の来訪者はまだ退場が終わっていない例を示している。このような区別は装置識別データから容易に行うことができる。さらに、図4(c)で示すように、未退場者・退場者一覧表示のように未退場者や退場者を一覧にして表示するようにしても良い。
このような本発明によれば、出発地で大型バスへの乗車から目的施設に到着して降車するまでに入場の受付が終了しているため、受付に入場者が集中するような事態もなくなり、特に団体の来訪者の入退場の受付で効果的であり、受付では団体の来訪者の入退場時でも不審者が侵入する事態を防止する確率を高めることができる。
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図9は他の形態の入退場管理システムの概略図である。図10は管理部門側処理装置の処理を説明するフローチャートである。図11は受付側処理装置の処理を説明するフローチャートである。本形態では、入退場を拡大して行えるようにした入退場管理システム2である。
本形態の入退場管理システム2では、先に図1を用いて説明したシステムに加え、さらにネットワーク40を介して管理部側入退場管理装置50に接続される構成である。管理部側入退場管理装置50は、読み書き部(リーダ/ライタ)51、管理部門側処理装置(コンピュータ)52を備えている。また、受付側入退場管理装置30では、受付側処理装置32に読み書き部(リーダ/ライタ)33が接続されており、受付でも非接触ICカード10に対して読み書きできるようになされている。
以下、具体例を挙げて説明する。たとえば、管理部門に対して入場依頼が通知されたものとする。管理部門では入場希望者を識別するためのデータ、詳しくは来訪者特定データ(氏名、所属部門、住所、電話番号という各データ)を通知してもらう。管理部門ではこれら来訪者特定データに基づいて、図10のフローによる処理のように、入場希望者を識別する来訪者識別データ(詳しくは来訪者特定データおよび来訪許可データ(許可来訪日時・来訪許可施設という各データ))を生成する。さらにこのような来訪者識別データから、来訪者一覧データを作成する。これらのような来訪者識別データ・来訪者一覧データを登録する(ステップS51)。この来訪者一覧データの入退場データに対して入場予定であることを表すデータ(例えばフラグで11)として併せて登録する。
続いて、本発明の書き込み部の具体例である読み書き部51に非接触ICカード10をかざして電磁結合させた状態でデータを書き込むことで、非接触ICカード10に来訪者識別データが登録される(ステップS52)。このような非接触ICカード10は登録した来訪者一覧データに乗っている来訪者の数だけ作成される。なお、社会見学のような場合には学級ごと、班ごとというように一枚の非接触ICカード10に多数の来訪予定者を登録してもよい。この場合、来訪者識別データは学級名、班名が氏名に代わって記載されることとなる。このようにして書き込みがなされた非接触ICカード10は来訪予定日の前に郵送したり、あるいは見学当日の乗物(バス等)の中で渡すようにしてもよい。
さらに、この来訪者一覧データを受付側処理装置32へ送信する(ステップS53)。受付側処理装置32では来訪者一覧データから来訪者を予め把握することができる。
その後はバスに乗って入場する場合、先の説明と同様に入場するが、受付側処理装置32が来訪者側処理装置22から来訪者一覧データを受信したとき、受付側処理装置32は、予め登録されている来訪者一覧データと比較し、来訪者数、来訪者の名称が一致していれば、その旨を報知する。これにより、受付では特別な作業をしなくても予定していた来訪者が変更なく来訪したことを確認できる。また、少ない場合には欠員がでたと判定できる。なお、増員(つまり予定外の人が来ている)場合には、不審者の侵入警戒のため、特に名前を確認することも可能となる。このように来訪者の欠員・増員が判定できるようになる。
さらに退場時に大型バスに乗らないで帰るような場合に受付で非接触ICカード10を回収するため、たとえば、受付に設置された読み書き部33(図9参照)に非接触ICカード10をかざして受付側処理装置32に直接退場を登録してもよい。
この場合、受付側処理装置32は読み書き部33から来訪者識別データが送信された場合、来訪者一覧データを直接変更するものであり、来訪者一覧データにおいて、来訪者識別データで識別される来訪者の入退場データを退場を表すデータに変更するとともに退場時間を特定する。このようにすれば、受付から直接工場を出ることも可能となる。
以上本発明の各種形態について説明した。しかしながら、上記形態では各種の変形形態が可能である。例えば、非接触ICカード10は読み書き部に密着・近接させたときに電磁結合するものとして説明した。しかしながら、多少離れていても電磁結合する遠隔型の非接触ICカード10を採用しても良い。
このような入退場管理システムによれば、乗物単位で出発地での乗車から目的施設に到着した降車の間に入場を受け付け、また、帰路の乗車と同時に退場を受け付けるため、受付等で入退場処理を行う必要がなくなって、特に団体の入退場管理を迅速かつ正確に行うことができるようになった。
本発明を実施するための最良の形態の入退場管理システムの概略図である。 読み書き部による非接触ICカードへの読み書きについて説明する説明図である。 来訪者側処理装置の説明図である。 受付側処理装置のディスプレイの表示を説明する説明図であり、図4(a)は入場時の入退場記録表示を示す図、図4(b)は退場時の入退場記録表示を示す図、図4(c)は未退場者・退場者一覧表示を示す図である。 入場時の来訪者側処理装置の処理を説明するフローチャートである。 入場時の受付側処理装置の処理を説明するフローチャートである。 退場時の来訪者側処理装置の処理を説明するフローチャートである。 退場時の受付側処理装置の処理を説明するフローチャートである 他の形態の入退場管理システムの概略図である。 管理部門側処理装置の処理を説明するフローチャートである。 受付側処理装置の処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1,2:入退場管理システム
10:非接触ICカード
20:来訪者側入退場管理装置
21:読み書き部(リーダ/ライタ)
22:来訪者側処理装置(タッチパネル)
23:通信装置(無線LAN)
24:入場ボタン
25:退場ボタン
26:選択ボタン
27:表示部
30:受付側入退場管理装置
31:通信装置(無線LAN)
32:受付側処理装置(コンピュータ)
33:読み書き部(リーダ/ライタ)
40:ネットワーク
50:管理部門側入退場管理装置
51:読み書き部(リーダ/ライタ)
52:管理部門側処理装置(コンピュータ)

Claims (7)

  1. 非接触ICカードが電磁結合された場合にその非接触ICカードから来訪者識別データを非接触で読み出す読み出し部と、読み出し部から送信される複数の来訪者識別データを入力して来訪者一覧データを生成する来訪者側処理装置と、来訪者側処理装置で生成した来訪者一覧データを送信する通信装置と、を有する来訪者側入退場管理装置であってこの来訪者側入退場管理装置を複数備え、また、
    来訪者側入退場管理装置から送信された来訪者一覧データを受信する通信装置と、受信した来訪者一覧データに基づいて入場する来訪者を表示する受付側処理装置と、を有する受付側入退場管理装置を備えるものであり、
    複数の来訪者側入退場管理装置はそれぞれ異なる装置識別データが登録されていて来訪者一覧データはこの装置識別データを含むデータであり、
    受付側入退場管理装置の受付側処理装置では装置識別データ毎に区分される識別表示を併せて表示することを特徴とする入退場管理システム。
  2. 請求項1に記載された入退場管理システムにおいて、
    来訪者側入退場管理装置は、来訪者側処理装置に接続されて来訪者の入場終了を確定する入場ボタンを備え、
    来訪者側処理装置は、入場ボタンが押された場合に来訪者一覧データに含まれる入退場データを入場に設定して来訪者一覧データを確定するとともにこの来訪者一覧データを送信する手段と、
    受付側処理装置は、受信した来訪者一覧データに基づいて来訪者の入場を表示する手段として機能することを特徴とする入退場管理システム。
  3. 請求項2に記載された入退場管理システムにおいて、
    来訪者側入退場管理装置は、来訪者側処理装置に接続されて来訪者の退場終了を確定する退場ボタンを備え、
    来訪者側処理装置は、退場ボタンが押された場合に来訪者一覧データに含まれる入退場データを退場に設定して来訪者一覧データを確定するとともにこの来訪者一覧データを送信する手段と、
    受付側処理装置は、受信した来訪者一覧データに基づいて来訪者の退場を表示する手段として機能することを特徴とする入退場管理システム。
  4. 請求項3に記載された入退場管理システムにおいて、
    受付側入退場管理装置の受付側処理装置は、来訪者一覧データに基づいて、入退場記録表示および未退場者・退場者一覧表示を行う手段として機能することを特徴とする入退場管理システム。
  5. 請求項1〜請求4の何れか一項に記載の入退場管理システムにおいて、
    ネットワークを介して受付側入退場管理装置の受付側処理装置と接続される管理部門側入退場管理装置の管理部門側処理装置を備え、
    管理部門側処理装置は、来訪者一覧データを登録する手段と、
    登録した来訪者一覧データをネットワークを介して受付側入退場管理装置の受付側処理装置へ送信する手段として機能することを特徴とする入退場管理システム。
  6. 請求項に記載された入退場管理システムにおいて、
    管理部門側入退場管理装置の管理部門側処理装置に接続され、非接触ICカードが電磁結合された場合に、その非接触ICカードへ来訪者識別データを非接触で書き込む書き込み部を備え、
    管理部門側処理装置は、登録した来訪者一覧データに含まれる個々の来訪者識別データをそれぞれ非接触ICカードへ書き込むよう書き込み部を制御する手段として機能することを特徴とする入退場管理システム。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の入退場管理システムにおいて、
    受付側入退場管理装置の受付側処理装置に接続され、非接触ICカードが電磁結合された場合にその非接触ICカードから来訪者識別データを非接触で読み出す読み出し部を備え、
    受付側処理装置は、接続される読み出し部から来訪者識別データが入力された場合に来訪者一覧データの当該来訪者の入退場データを退場に設定して来訪者一覧データを確定する手段と、
    来訪者一覧データに基づいて来訪者の退場を表示する手段として機能することを特徴とする入退場管理システム
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