JP2000200371A - 改札システム及び改札機並びに改札方法 - Google Patents

改札システム及び改札機並びに改札方法

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JP2000200371A
JP2000200371A JP51799A JP51799A JP2000200371A JP 2000200371 A JP2000200371 A JP 2000200371A JP 51799 A JP51799 A JP 51799A JP 51799 A JP51799 A JP 51799A JP 2000200371 A JP2000200371 A JP 2000200371A
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ticket
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ticket gate
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Takayuki Tsubakihara
隆之 椿原
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】振替乗車が発生した場合であっても、改札機を
利用可能とし、係員の負担を軽減することが可能である
とともに、他の会社線間での運賃精算の処理効率を向上
することができる改札システム及び改札機並び改札方法
を提供することを目的とする。 【解決手段】振替乗車が発生した場合、監視盤11の入
力操作表示部27を介して振替乗車判定入切設定モード
により改札機の各号機毎に「入」または「切」の動作状
態を設定する。そして、入力操作表示部27を介して振
替乗車判定に必要な振替乗車区間情報を入力する。この
ように設定された改札機において、無線式の乗車券媒体
の情報記録エリアに振替乗車情報を記録することによ
り、予め設定されたルート以外の区間を振替乗車区間と
して利用することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、改札処理を行う
改札機、及びこの改札機を含む改札システム、並びにこ
れら改札機及び改札システムに適用される改札方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道などの交通機関の駅には、乗
車券媒体に記録された磁気情報を読み取って、この磁気
情報に基づいて改札処理を行う改札システムが設置され
始めている。この改札システムは、改札機と、複数台の
改札機を監視し、制御する監視盤によって構成されてい
る。
【0003】このような改札システムが設置された駅で
あっても、事故などの原因により、A路線上の一部区間
で不通となった場合、他のB路線への振替乗車を行う際
に、A路線上の各駅では、B路線への振替乗車を可能と
する振替乗車証なる紙券を発行し、改札システムを使用
することなく、係員が該当する利用客に対して振替乗車
証を手渡ししている。
【0004】このような振替乗車が発生した場合、振替
乗車証を所有する利用客がB路線の駅に設置された改札
機を利用することができないため、B路線上の各駅で
は、改札口において、係員が振替乗車の利用客に対応す
る必要がある。
【0005】すなわち、振替乗車証を所有する利用客
は、A路線上の駅で係員から振替乗車証を受け取る。そ
して、B路線上の駅の改札口において、係員に振替乗車
証を提示して駅構内に入場し、B路線上の他の駅の改札
口において、係員に振替乗車証を渡して駅構内から出場
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】振替乗車が発生した場
合、このような振替乗車証を係員との間で手渡しするこ
とによって対応しているため、係員の負担が増大すると
いった問題が発生する。また、A路線及びB路線が同一
会社線である場合には、問題ないが、他の会社線である
場合には、会社間での運賃精算処理が煩雑となる問題が
発生する。
【0007】この発明の目的は、上述した問題点に鑑み
なされたものであって、振替乗車が発生した場合であっ
ても、改札機を利用可能とし、係員の負担を軽減するこ
とが可能であるとともに、他の会社線間での運賃精算の
処理効率を向上することができる改札システム、及びこ
の改札システムに適用される改札機、並びにこれら改札
システム及び改札機に適用される改札方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1によれば、乗車券媒体に記録
された乗車券情報に基づいて改札処理する改札手段と、
前記改札手段を監視する監視手段とを備えた改札システ
ムにおいて、前記監視手段は、前記乗車券情報に含まれ
る所定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情報に基
づいて改札処理する第1処理モードと、前記所定路線と
は異なる他の路線上で振替乗車可能な区間に対応した振
替区間情報に基づいて改札処理する第2処理モードと、
を選択する選択手段と、前記選択手段によって第2処理
モードが選択された場合、振替区間情報を入力する入力
手段と、前記選択手段によって選択された処理モードで
前記改札手段に改札処理させる制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする改札システムが提供される。
【0009】請求項2によれば、乗車券媒体に記録され
た乗車券情報に基づいて改札処理する改札手段と、前記
改札手段を監視する監視手段とを備えた改札システムに
おいて、前記監視手段は、前記乗車券情報に含まれる所
定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情報に基づい
て改札処理する第1処理モードと、前記所定路線とは異
なる他の路線上で振替乗車可能な区間に対応した振替区
間情報に基づいて改札処理する第2処理モードと、を選
択する選択手段と、前記選択手段によって選択された処
理モードで前記改札手段に改札処理させる制御手段と、
を備え、前記第2処理モードで改札処理するとき、前記
改札手段は、乗車券媒体から乗車券情報を読み取る読取
手段と、前記読取手段により読み取られた乗車券情報の
区間情報が振替区間情報に対応するか否かを判断する判
断手段と、前記判断手段により前記区間情報が前記振替
情報に対応していると判断された場合に、前記乗車券媒
体が振替対象である旨の情報を前記乗車券情報に書込む
書込手段と、を備えたことを特徴とする改札システムが
提供される。
【0010】請求項3によれば、乗車券媒体に記録され
た乗車券情報に基づいて改札処理する改札手段と、前記
改札手段を監視する監視手段とを備えた改札システムに
おいて、前記監視手段は、前記乗車券情報に含まれる所
定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情報に基づい
て改札処理する第1処理モードと、前記所定路線とは異
なる他の路線上で振替乗車可能な区間に対応した振替区
間情報に基づいて改札処理する第2処理モードと、を選
択する選択手段と、前記選択手段によって選択された処
理モードで前記改札手段に改札処理させる制御手段と、
を備え、前記第2処理モードで改札処理するとき、前記
改札手段は、乗車券媒体から乗車券情報を読み取る読取
手段と、前記読取手段により読み取られた乗車券情報
に、前記乗車券媒体が振替対象である旨の情報が書込ま
れているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段に
より振替対象である旨の情報が書込まれていると判断さ
れた場合に、乗車券情報の区間情報が振替区間情報に対
応するか否かを判定する判定手段と、を備えたことを特
徴とする改札システムが提供される。
【0011】請求項4によれば、乗車券媒体に記録され
た乗車券情報を読み取る読取手段と、前記乗車券情報に
含まれる所定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情
報に基づいて改札処理する第1処理モード、または、前
記所定路線とは異なる他の路線上で振替乗車可能な区間
に対応した振替区間情報に基づいて改札処理する第2処
理モードで、改札処理する改札手段と、前記読取手段に
より読み取られた乗車券情報の区間情報が振替区間情報
に対応するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段
により前記区間情報が前記振替情報に対応していると判
断された場合に、前記乗車券媒体が振替対象である旨の
情報を前記乗車券情報に書込む書込手段と、を備えたこ
とを特徴とする改札機が提供される。
【0012】請求項5によれば、乗車券媒体に記録され
た乗車券情報を読み取る読取手段と、前記乗車券情報に
含まれる所定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情
報に基づいて改札処理する第1処理モード、または、前
記所定路線とは異なる他の路線上で振替乗車可能な区間
に対応した振替区間情報に基づいて改札処理する第2処
理モードで、改札処理する改札手段と、前記読取手段に
より読み取られた乗車券情報に、前記乗車券媒体が振替
対象である旨の情報が書込まれているか否かを判断する
判断手段と、前記判断手段により振替対象である旨の情
報が書込まれていると判断された場合に、乗車券情報の
区間情報が振替区間情報に対応するか否かを判定する判
定手段と、を備えたことを特徴とする改札機が提供され
る。
【0013】請求項6によれば、無線式の乗車券媒体と
無線通信することにより、この乗車券媒体に記録された
乗車券情報を読み取る読取手段と、前記乗車券情報に含
まれる所定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情報
に基づいて改札処理する第1処理モード、または、前記
所定路線とは異なる他の路線上で振替乗車可能な区間に
対応した振替区間情報に基づいて改札処理する第2処理
モードで、改札処理する改札手段と、前記読取手段によ
り読み取られた乗車券情報の区間情報が振替区間情報に
対応するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段に
より前記区間情報が前記振替情報に対応していると判断
された場合に、前記乗車券媒体が振替対象である旨の情
報を前記乗車券情報に書込む書込手段と、を備えたこと
を特徴とする改札機が提供される。
【0014】請求項7によれば、無線式の乗車券媒体と
無線通信することにより、この乗車券媒体に記録された
乗車券情報を読み取る読取手段と、前記乗車券情報に含
まれる所定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情報
に基づいて改札処理する第1処理モード、または、前記
所定路線とは異なる他の路線上で振替乗車可能な区間に
対応した振替区間情報に基づいて改札処理する第2処理
モードで、改札処理する改札手段と、前記読取手段によ
り読み取られた乗車券情報に、前記乗車券媒体が振替対
象である旨の情報が書込まれているか否かを判断する判
断手段と、前記判断手段により振替対象である旨の情報
が書込まれていると判断された場合に、乗車券情報の区
間情報が振替区間情報に対応するか否かを判定する判定
手段と、を備えたことを特徴とする改札機が提供され
る。
【0015】請求項8によれば、乗車券媒体に記録され
た乗車券情報に基づいて改札処理する改札手段と、及
び、前記改札手段を監視する監視手段と、を備えた改札
システムに適用される改札方法において、前記改札手段
の処理モードを、前記乗車券情報に含まれる所定路線上
で乗車可能な区間に対応した区間情報に基づいて改札処
理する第1処理モード、または、前記所定路線とは異な
る他の路線上で振替乗車可能な区間に対応した振替区間
情報に基づいて改札処理する第2処理モードに選択し、
前記第2処理モードを選択した場合に、振替区間情報を
入力し、前記第2処理モードで前記改札手段に改札処理
させる、ことを特徴とする改札方法が提供される。
【0016】請求項9によれば、乗車券媒体に記録され
た乗車券情報に含まれる所定路線上で乗車可能な区間に
対応した区間情報に基づいて改札処理する第1処理モー
ド、または、前記所定路線とは異なる他の路線上で振替
乗車可能な区間に対応した振替区間情報に基づいて改札
処理する第2処理モードで改札処理する改札手段と、前
記改札手段を監視する監視手段と、を備えた改札システ
ムに適用される改札方法において、前記第2処理モード
で改札処理する前記改札手段は、乗車券媒体から乗車券
情報を読み取り、読み取った乗車券情報の区間情報が振
替区間情報に対応するか否かを判断し、前記区間情報が
前記振替情報に対応していると判断された場合に、前記
乗車券媒体が振替対象である旨の情報を前記乗車券情報
に書込む、ことを特徴とする改札方法が提供される。
【0017】請求項10によれば、乗車券媒体に記録さ
れた乗車券情報に含まれる所定路線上で乗車可能な区間
に対応した区間情報に基づいて改札処理する第1処理モ
ード、または、前記所定路線とは異なる他の路線上で振
替乗車可能な区間に対応した振替区間情報に基づいて改
札処理する第2処理モードで改札処理する改札手段と、
前記改札手段を監視する監視手段と、を備えた改札シス
テムに適用される改札方法において、前記第2処理モー
ドで改札処理する前記改札手段は、乗車券媒体から乗車
券情報を読み取り、読み取った乗車券情報に、前記乗車
券媒体が振替対象である旨の情報が書込まれているか否
かを判断し、振替対象である旨の情報が書込まれている
と判断された場合に、乗車券情報の区間情報が振替区間
情報に対応するか否かを判定することを特徴とする改札
方法が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の改札システム、
及び、この改札システムに適用される改札機、並びに、
改札システム及び改札機に適用される改札方法の実施の
形態について図面を参照して説明する。
【0019】図1は、この発明の改札システムの構成を
概略的に示す図である。
【0020】すなわち、改札システム10は、図1に示
すように、システム全体を制御する監視盤11と、この
監視盤11によって監視、制御される複数の入場機及び
出場機として使用される改札機13−1、13−2、…
13−nとを備えている。
【0021】監視盤制御部12は、分電盤に電源ケーブ
ルを介して接続され、電源が供給されている。監視盤1
1は、監視盤制御部12より、電源ケーブル、信号ケー
ブル、及びダイレクトラインケーブルによって接続され
ている。複数の改札機13−1、13−2、…13−n
は、1台の監視盤制御部12に接続されている。改札機
13は、分電盤に電源ケーブルを介して接続され、電源
が供給されている。
【0022】図2は、図1に示した改札システムに適用
される監視盤の構成を概略的に示す図である。
【0023】図2に示すように、監視盤11は、改札機
13を制御する制御手段として機能するCPU21を有
している。CPU21には、改札機13の処理モードを
選択する選択手段として機能するとともに各種情報を入
力する入力手段として機能する入力操作部22が接続さ
れている。この入力操作部22は、改札機13の電源の
入切制御、各種判定の入切制御、リセット制御、緊急制
御、処理モード切替などを指定する各種入力ボタンを有
している。
【0024】また、CPU21には、改札機13との間
で情報の収受を行う伝送部23、各改札機13に接続さ
れたリセットボタンダイレクトライン24、及び緊急ボ
タンダイレクトライン25が接続されている。
【0025】さらに、CPU21には、各種制御情報、
各種設定情報、各種表示情報などを記憶しているととも
に、設定された情報を一時的に記憶するメモリ部26、
入力操作部22を介して入力された情報や、各種処理モ
ード、動作状態などを表示するとともに、接触を検知し
て情報の設定を行うタッチパネルを内蔵した入力操作表
示部27、改札機13のリセットを指示するリセットボ
タン28、及び改札機13の緊急制御を指定する緊急ボ
タン29が接続されている。
【0026】入力操作表示部27により、設定情報を変
更した際には、一時的にメモリ部26に変更情報が記憶
され、「確認」ボタンの押下などのタイミングにより、
CPU21は、伝送部23を介して各改札機の再設定も
しくは設定変更を行う。
【0027】また、リセットボタン28が押下される
と、CPU21は、リセットボタンダイレクトライン2
4を介して改札機13の各指定号機にダイレクトライン
信号を送信し、制御する。
【0028】さらに、緊急ボタン29が押下されると、
CPU21は、緊急ボタンダイレクトライン25を介し
て改札機13の全号機にダイレクトライン信号を送信
し、制御する。
【0029】図3は、図1に示した改札システムに適用
される改札機の構成を概略的に示す図である。
【0030】この改札機は、無線式(非接触タイプ)の
乗車券媒体及び磁気式(接触タイプ)の乗車券媒体を対
象として改札処理を行う。
【0031】図3に示すように、改札機13は、判断手
段として機能するとともに判定手段として機能するCP
U100を備えている。
【0032】このCPU100には、CPU100の制
御プログラムを記憶しているROMと、乗車券媒体から
読み取った情報の記憶および制御プログラムのバッファ
として情報を記憶するRAMと、入場駅からこの自動改
札装置の設置駅までの運賃情報を記憶している運賃メモ
リと、を備えたメモリ部102が接続されている。
【0033】また、CPU100には、読取ヘッド10
3を制御する読取回路104と、書込ヘッド105を制
御する書込回路106と、が接続されている。
【0034】読取ヘッド103は、磁気式の乗車券媒体
に記録された乗車券情報を読取る。読取回路104は、
読取ヘッド103により読取られたデータを処理(復
調)する。書込ヘッド105は、磁気式の乗車券媒体に
対して乗車券情報を記録する。書込回路106は、書込
ヘッド105により記録される乗車券情報を処理(変
調)する。
【0035】また、このCPU100には、サーマルヘ
ッド107を制御するプリンタ制御回路108と、パン
チ処理部109を制御するパンチ制御回路110と、無
線カードリーダライタ111を制御する通信データ処理
部112とが接続されている。
【0036】サーマルヘッド107は、磁気式の乗車券
媒体の表面に各種情報を印刷する。プリンタ制御回路1
08は、乗車券媒体に印刷する情報に基づいて、サーマ
ルヘッド107を制御する。
【0037】パンチ処理部109は、磁気式の乗車券媒
体にパンチ処理を施す。パンチ処理制御回路110は、
パンチ処理部109の駆動を制御する。
【0038】無線カードリーダライタ111は、無線式
の乗車券媒体の情報を無線通信によって読み取る読取手
段として機能するとともに、無線式の乗車券媒体に無線
通信によって情報を書込む書込手段として機能する無線
カードアンテナを有している。この無線カードアンテナ
は、交信エリア内にかざされた無線式の乗車券媒体と交
信する。
【0039】通信データ処理部112は、無線カードリ
ーダライタ111により受信された情報を復調するとと
もに、無線カードリーダライタ111により送信される
情報を変調する。
【0040】また、CPU100には、各種センサ11
3からの入力信号を検知する検知回路114と、磁気式
の乗車券媒体を搬送する搬送機構115を制御する搬送
制御回路116と、人間検知センサ117からの入力信
号を検知する通過検知回路118と、ドア機構119の
駆動を制御するドア制御回路120と、表示部121の
表示を制御する表示制御回路122と、監視盤制御部1
2を介して監視盤11に接続され、情報の収受を行う通
信制御部124とが接続されている。
【0041】センサ113は、磁気式乗車券媒体の改札
機への投入を検知する投入口センサ、投入された乗車券
媒体のサイズを検知するサイズ検知センサ、搬送機構1
15上での券詰まりを検知する券詰まりセンサ、自動改
札機からの排出を検知する排出口センサなどからなる。
検知回路114は、各センサからの信号に基づいて乗車
券媒体の搬送状況を検知する。
【0042】搬送機構115は、投入口に投入された磁
気式の乗車券媒体を機体内に取り込み、読取ヘッド10
3、書込みヘッド105、及び図示しない排出口などへ
搬送する。搬送制御回路116は、搬送機構115によ
る券の搬送を制御する。
【0043】人間検知センサ117は、改札通路を通行
する通行人を検知する。通過検知回路118は、人間検
知センサ117から出力される検知信号を処理して通行
人の通行状態を検出する。
【0044】ドア機構119は、閉じることにより改札
通路の通行を妨げる。ドア制御回路120は、改札判定
の結果に基づき、ドア機構119の開閉駆動を制御す
る。
【0045】表示部121は、通路案内表示部、投入口
近傍表示部、および排出口近傍表示部などからなり、各
種案内を表示する。表示制御回路122は、表示器12
1に表示される表示内容を制御する。
【0046】通信制御部124は、監視盤11と接続す
るためのインターフェースであり、監視盤11から設定
された制御情報やダイレクト信号を受け取る。
【0047】次に、改札機13の処理モードについて説
明する。
【0048】すなわち、改札機13は、乗車券媒体に記
録された乗車券情報に含まれる所定ルート上で乗車可能
な区間に対応した区間情報に基づいて改札処理する第1
処理モードと、前記所定ルートとは異なる他のルート上
で振替乗車可能な区間に対応した振替区間情報に基づい
て改札処理する第2処理モードとを有している。
【0049】ここで、振替乗車とは、例えば、或る鉄道
会社線の或るルート上の或る駅で事故が発生し、一部区
間が不通となった場合に、同駅で連絡している他の鉄道
会社線、もしくは近隣の駅から、利用客が所有する乗車
券媒体のルートではない他のルートの利用を許可し、目
的駅、もしくはその近隣の駅までその利用客の乗降車を
許可するものである。
【0050】この実施の形態の改札システムは、定期券
などの予め発着経由が決まっている乗車券媒体に対し、
発着経由範囲内で振替乗車が発生したときに、発着経由
範囲外の他の鉄道会社線もしくは他の経由ルートで、振
替乗車証無しに、所有する乗車券媒体で振替乗車を可能
とするものである。
【0051】ここで、振替乗車が発生した場合の第2処
理モードについて説明する。
【0052】まず、振替乗車が発生した場合、振替乗車
利用客を受け入れる会社線の駅の係員は、監視盤11の
制御モードを、振替乗車判定入切設定モードに切り替
え、接続された改札機13の各号機毎に振替乗車判定の
入切を設定する。改札機13は、監視盤11からの制御
により振替乗車判定入切モードで「入」に設定されるこ
とにより、第2処理モードで改札処理を行う。
【0053】すなわち、監視盤11のCPU21は、図
4に示すように、入力操作部22を介して振替乗車判定
入切設定モードが選択されたか否かを判断する(ST1
1)。
【0054】CPU21は、振替乗車判定入切設定モー
ドが選択されたと判断すると(ST11、Y)、入力操
作表示部27の表示画面を図5に示すような振替乗車判
定設定画面に切り替える(ST12)。表示画面には、
全号機の振替乗車判定入切設定モードの「入」及び
「切」を一括して設定する「全号機設定」釦27−A、
各号機毎の振替乗車判定入切設定モードの「入」及び
「切」を設定する「各号機設定」釦27−B、全号機の
「入」及び「切」の設定を確定するための「確定」釦2
7−C、及び、この表示画面の前画面の表示を指示する
とともに、この振替乗車判定入切設定モードの終了を指
示する「全画面」釦27−Dなどが表示される。
【0055】「全号機設定」釦27−A、及び、「各号
機設定」釦27−Bは、係員による1回の押下により、
「入」→「切」→「入」…と順に表示が切り替わる。な
お、初期画面では、全号機とも、「切」が表示され、全
改札機は、第1処理モードで起動している。
【0056】続いて、CPU21は、「全号機設定」釦
27−Aが押下されたか否かを判断する(ST13)。
CPU21は、「全号機設定」釦27−Aの1回の押下
を検知することにより(ST13、Y)、「全号機設
定」釦27−Aの表示を「切」から「入」に切り替える
とともに、「各号機設定」27−Bの表示を「切」から
「入」に切り替える。
【0057】また、CPU21は、「各号機設定」釦2
7−Bの1回の押下を検知することにより(ST13、
N)、「各号機設定」釦27−Bの表示を「切」から
「入」に切り替える(ST14)。
【0058】「全号機設定」釦27−A、または、「各
号機設定」釦27−Bによる、全改札機の第2処理モー
ドの「切」または「入」の設定が終了すると(ST1
3、Y及びST14)、CPU21は、「確認」釦27
−Cが押下されたか否かを検知する(ST15)。CP
U21は、「確認」釦27−Cの押下を検知すると(S
T15、Y)、全改札機の処理モードを確定する(ST
16)。
【0059】すなわち、「各号機設定」釦27−Bの表
示が「切」の状態で確定した改札機13は、通常の第1
処理モードで改札処理を行う。また、「各号機設定」釦
27−Bの表示が「入」の状態で確定した改札機13
は、振替乗車判定を行う第2処理モードで改札処理を行
う。
【0060】CPU21が「確認」釦27−Cの押下を
検知しなかった場合(ST15、N)、及び全改札機の
処理モードを確定した場合(ST16)、CPU21
は、「前画面」釦27−Dが押下されたか否かを検知す
る(ST17)。CPU21は、「前画面」釦27−D
の押下を検知した場合(ST17、Y)、振替乗車判定
入切設定モードを終了する。
【0061】次に、振替乗車判定入切設定モードで
「入」に設定された各改札機が行う第2処理モードにつ
いて説明する。
【0062】すなわち、改札機13は、監視盤11から
入力された振替区間情報に基づいて、第2処理モードで
改札処理を行う。ここで、振替区間とは、振替乗車利用
客を受け入れる会社線の駅の改札システムにおいて、振
替乗車利用客の所有する乗車券媒体の乗車区間の少なく
とも一部に対応する。
【0063】例えば、図6に示すように、A路線上のA
1駅からA4駅までの区間情報が記録された定期券など
の乗車券媒体は、A1駅からA4駅までの区間を利用可
能であり、途中下車も可能である。ここで、A3駅で事
故が発生した場合、A2駅とA4駅との間で不通となっ
てしまう。
【0064】このとき、A路線上の利用客の、B路線へ
の振替乗車が発生する。すなわち、A路線利用客は、A
2駅までA路線を利用し、A2駅で隣接するB2駅から
B路線を経由してB4駅まで移動する振替乗車を行う。
【0065】このような場合、振替乗車利用客を受け入
れるB路線側では、B2駅、B3駅、及びB4駅で、上
述したような方法により、それぞれの入場機及び出場機
として利用される改札機13の少なくとも一部の処理モ
ードを第2処理モードに設定する。また、B2駅、B3
駅、及びB4駅における第2処理モードが設定された各
改札機13では、振替区間情報が設定される。この振替
区間情報とは、ここでは、不通区間に相当するA2−A
4区間に対応する情報である。
【0066】すなわち、B2駅、B3駅、及びB4駅の
改札機13を監視する監視盤11により、振替区間情報
として、例えばA2駅、A3駅、及びA4駅の各駅コー
ドが入力・設定される。すなわち、監視盤11のCPU
11は、入力操作表示部27に、図7に示すような振替
区間情報の設定画面を表示させる。
【0067】この設定画面には、図7に示すように、振
替区間の駅コードを入力する1〜00までのテンキー2
7−E、入力値で登録する際に押下される「確認」釦2
7−F、入力時にテンキー27−Eによる直前桁の押し
間違いを修正する「C」釦27−G、入力値の全桁を修
正する「オールクリア」釦27−H、及び前画面を表示
させる「前画面」27−Iが設けられている。テンキー
27−Eを介して入力された入力値は、画面の略中央に
表示される。
【0068】このように、振替乗車が発生した場合、振
替乗車利用客を受け入れるB2駅、B3駅、及びB4駅
では、監視盤11により、振替乗車判定入切設定モード
において、各号機毎に処理モードが設定され、そして、
第2処理モードで改札処理するために必要な振替区間情
報が設定され、振替区間情報がメモリ部26に記憶され
る。
【0069】そして、設定された振替区間情報は、第2
処理モードが設定された各改札機13に送信される。改
札機13は、受信した振替区間情報をメモリ部102に
記憶する。
【0070】そして、改札機13は、この振替区間情報
に基づいて、第2処理モードで改札処理を行う。
【0071】なお、この時に利用される乗車券媒体とし
ては、無線式の乗車券媒体、いわゆる無線カードが適用
される。
【0072】この無線カードの情報記録フォーマット9
00は、図8に示すように、有効期限情報を記録する有
効期限エリア901、定期区間の発駅情報を記録する発
駅エリア902、定期区間の着駅情報を記録する着駅エ
リア903、定期区間のルートを一義的に決定するため
の経由駅情報を記録する経由エリア904、この無線カ
ードが振替対象であるか否かの情報を記録する振替対象
情報エリア905、及び、振替乗車のときに改札機13
によって振替乗車情報が書込まれる振替乗車情報エリア
906〜910を有している。
【0073】振替対象情報エリア905には、通常、こ
の無線カードが振替対象ではないことを示す情報「0」
が記録されており、振替乗車が発生した場合、改札機1
3によって振替乗車判定OKすなわち振替対象であると
判定された場合に、この無線カードが振替対象であるこ
とを示す情報「1」が記録される。
【0074】振替乗車情報エリアには、振替乗車判定O
Kと判定された場合に、改札機13によって起点駅情
報、入場駅情報、入場時刻情報、処理機機情報、及び乗
換駅情報がそれぞれ書込まれる起点駅エリア906、入
場駅エリア907、入場時刻エリア908、処理機機エ
リア909、及び乗換駅エリア910が設けられてい
る。
【0075】次に、図9を参照して、振替乗車が発生し
た場合の入場機としての改札機での改札処理について説
明する。この改札処理では、無線カードが乗車券媒体と
して利用されるものとする。
【0076】まず、改札機13のCPU100は、人間
検知センサ117により、利用客の接近を検知すると、
無線カードリーダライタ111を制御して、利用客が所
有する無線カードに記録された乗車券情報を読み取る
(ST21)。
【0077】続いて、CPU100は、改札機13の処
理モードが第1処理モードに設定されている場合(ST
22、N)、無線カードから読み取った有効期限情報、
発駅情報、着駅情報、及び経由情報に基づいて、通常の
区間乗車判定を行う(ST23)。すなわち、CPU1
00は、無線カードの有効期限が有効であるか、発着駅
の区間内に当駅が含まれるか、経由駅に基づいたルート
上に当駅が含まれるか、を判定することにより、区間乗
車判定を行う。
【0078】CPU100は、この区間乗車判定で、O
Kと判断した場合には、利用客の通過を許可し、NGと
判断した場合には、ドア機構119を制御して利用客の
通過を阻止するとともに、表示部121にNG情報を表
示する。
【0079】一方、CPU100は、改札機13の処理
モードが第2処理モードに設定されている場合(ST2
2、Y)、無線カードから読み取った有効期限情報、発
駅情報、着駅情報、及び経由情報に基づいて、振替乗車
判定を行う(ST24)。すなわち、CPU100は、
無線カードの有効期限が有効であるか、発着駅の区間内
に振替区間情報に対応した駅が含まれるか、を判定する
ことにより、振替乗車判定を行う。
【0080】CPU100は、この振替乗車判定で、N
Gと判断した場合には(ST25、N)、ドア機構11
9を制御して利用客の通過を阻止するとともに、表示部
121にNG情報を表示する(ST26)。
【0081】また、CPU100は、この振替乗車判定
で、OKと判断した場合には(ST25、Y)、利用客
の通過を許可するとともに、無線カードリーダライタ1
11を制御して、無線カードの振替対象情報エリア90
5にこの無線カードが振替対象である旨の情報「1」を
記録する(ST27)。
【0082】また、このとき同時に、CPU100は、
無線カードリーダライタ111を制御して、振替乗車情
報エリアの入場駅エリア907に当駅の情報を入場駅と
して記録し、その入場時刻情報を入場時刻エリア908
に記録し、当改札処理を行った処理機機情報を処理機機
エリア909に記録し、さらに、途中、乗り換えが行わ
れた場合には、乗り換え情報を乗換駅エリア910に記
録する。
【0083】以上で、入場機での改札処理を終了する。
【0084】次に、図10を参照して、振替乗車が発生
した場合の出場機としての改札機での改札処理について
説明する。この改札処理では、上述した無線カードが乗
車券媒体として利用されるものとする。
【0085】まず、改札機13のCPU100は、人間
検知センサ117により、利用客の接近を検知すると、
無線カードリーダライタ111を制御して、利用客が所
有する無線カードに記録された乗車券情報を読み取る
(ST31)。
【0086】続いて、CPU100は、改札機13の処
理モードが第1処理モードに設定されている場合(ST
32、N)、無線カードから読み取った有効期限情報、
発駅情報、着駅情報、及び経由情報に基づいて、通常の
区間乗車判定を行う(ST33)。すなわち、CPU1
00は、無線カードの有効期限が有効であるか、発着駅
の区間内に当駅が含まれるか、経由駅に基づいたルート
上に当駅が含まれるか、を判定することにより、区間乗
車判定を行う。
【0087】CPU100は、この区間乗車判定で、O
Kと判断した場合には、利用客の通過を許可し、NGと
判断した場合には、ドア機構119を制御して利用客の
通過を阻止するとともに、表示部121にNG情報を表
示する。
【0088】一方、CPU100は、改札機13の処理
モードが第2処理モードに設定されている場合(ST3
2、Y)、乗車券情報を読み取った無線カードが振替対
象であるか否かを判断する(ST34)。CPU100
は、この無線カードが振替対象ではないと判断した場合
(ST34、N)、すなわち、振替対象情報エリア90
5に「0」が記録されていた場合、ステップST33に
おいて、通常の区間乗車判定を行う。
【0089】CPU100は、この無線カードが振替対
象であると判断した場合(ST34、Y)、すなわち、
振替対象情報エリア905に「1」が記録されていた場
合、無線カードから読み取った有効期限情報、発駅情
報、着駅情報、経由情報などの乗車券情報の他に、無線
カードの振替乗車情報エリアから読み取った入場駅情
報、入場時刻情報、処理機機情報、及び乗換情報に基づ
いて、振替乗車判定を行う(ST35)。すなわち、C
PU100は、当駅が乗車券情報の発着駅の区間内に含
まれ、且つ当駅が振替情報エリアの入場駅情報及び乗換
駅情報で規定されるルート上に含まれるか、を判定する
ことにより、振替乗車判定を行う。
【0090】CPU100は、この振替乗車判定で、N
Gと判断した場合には(ST36、N)、ドア機構11
9を制御して利用客の通過を阻止するとともに、表示部
121にNG情報を表示する(ST37)。
【0091】また、CPU100は、この振替乗車判定
で、OKと判断した場合には(ST36、Y)、利用客
の通過を許可するとともに、無線カードリーダライタ1
11を制御して、無線カードの振替対象情報エリア90
5に記録された振替対象である旨の情報「1」を「0」
に書き換えるとともに、無線カードの振替乗車情報エリ
アの各エリアに記録された各情報をすべてクリアする
(ST38)。
【0092】以上で、出場機での改札処理を終了する。
【0093】上述したように、この発明の改札システ
ム、及びこの改札システムに適用される改札機、並びに
これら改札システム及び改札機に適用される改札方法に
よれば、振替乗車が発生した場合、改札機を監視する監
視盤からの制御により、振替乗車利用客の所有している
乗車券媒体でも改札機の利用を可能とすることができ、
円滑な改札処理を行うことができるとともに、係員の負
担を軽減することが可能である。
【0094】また、この発明によれば、他の会社線間で
振替乗車が発生した場合であっても、会社間での運賃精
算が容易となり、処理効率を向上することが可能とな
る。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、振替乗車が発生した場合であっても、改札機を利用
可能とし、係員の負担を軽減することが可能であるとと
もに、他の会社線間での運賃精算の処理効率を向上する
ことができる改札システム、及びこの改札システムに適
用される改札機、並びにこれら改札システム及び改札機
に適用される改札方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係る改札シ
ステムの構成を概略的に示す図である。
【図2】図2は、図1に示した改札システムに適用され
る監視盤の構成を概略的に示す図である。
【図3】図3は、図1に示した改札システムに適用され
る改札機の構成を概略的に示す図である。
【図4】図4は、図1に示した改札システムに適用され
る振替乗車判定入切設定モードの処理方法を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】図5は、図4に示した振替乗車判定入切設定モ
ードを設定するための入力操作表示部の表示画面の一例
を示す図である。
【図6】図6は、振替乗車区間を説明するための図であ
る。
【図7】図7は、図4に示した振替乗車判定入切設定モ
ードでの振替乗車区間の駅コードを入力するための入力
操作表示部の表示画面の一例を示す図である。
【図8】図8は、図1に示した改札システムに適用され
る無線カードの情報記録フォーマットの一例を概略的に
示す図である。
【図9】図9は、図1に示した改札システムに適用され
る入場機としての改札機での入場処理方法を示すフロー
チャートである。
【図10】図10は、図1に示した改札システムに適用
される出場機としての改札機での出場処理方法を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
11…監視盤 12…監視盤制御部 13…改札機 21…CPU 22…入力操作部 26…メモリ部 27…入力操作表示部 100…CPU 102…メモリ部 111…無線カードリーダライタ 117…人間検知センサ 119…ドア機構 121…表示部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗車券媒体に記録された乗車券情報に基づ
    いて改札処理する改札手段と、前記改札手段を監視する
    監視手段とを備えた改札システムにおいて、 前記監視手段は、 前記乗車券情報に含まれる所定路線上で乗車可能な区間
    に対応した所定区間情報に基づいて改札処理する第1処
    理モードと、前記所定路線とは異なる他の路線上で振替
    乗車可能な区間に対応した振替区間情報に基づいて改札
    処理する第2処理モードと、を選択する選択手段と、 前記選択手段によって第2処理モードが選択された場
    合、振替区間情報を入力する入力手段と、 前記選択手段によって選択された処理モードで前記改札
    手段に改札処理させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする改札システム。
  2. 【請求項2】乗車券媒体に記録された乗車券情報に基づ
    いて改札処理する改札手段と、前記改札手段を監視する
    監視手段とを備えた改札システムにおいて、 前記監視手段は、 前記乗車券情報に含まれる所定路線上で乗車可能な区間
    に対応した区間情報に基づいて改札処理する第1処理モ
    ードと、前記所定路線とは異なる他の路線上で振替乗車
    可能な区間に対応した振替区間情報に基づいて改札処理
    する第2処理モードと、を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された処理モードで前記改札
    手段に改札処理させる制御手段と、を備え、 前記第2処理モードで改札処理するとき、前記改札手段
    は、 乗車券媒体から乗車券情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた乗車券情報の区間情報
    が振替区間情報に対応するか否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により前記区間情報が前記振替情報に対応
    していると判断された場合に、前記乗車券媒体が振替対
    象である旨の情報を前記乗車券情報に書込む書込手段
    と、 を備えたことを特徴とする改札システム。
  3. 【請求項3】乗車券媒体に記録された乗車券情報に基づ
    いて改札処理する改札手段と、前記改札手段を監視する
    監視手段とを備えた改札システムにおいて、 前記監視手段は、 前記乗車券情報に含まれる所定路線上で乗車可能な区間
    に対応した区間情報に基づいて改札処理する第1処理モ
    ードと、前記所定路線とは異なる他の路線上で振替乗車
    可能な区間に対応した振替区間情報に基づいて改札処理
    する第2処理モードと、を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された処理モードで前記改札
    手段に改札処理させる制御手段と、を備え、 前記第2処理モードで改札処理するとき、前記改札手段
    は、 乗車券媒体から乗車券情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた乗車券情報に、前記乗
    車券媒体が振替対象である旨の情報が書込まれているか
    否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により振替対象である旨の情報が書込まれ
    ていると判断された場合に、乗車券情報の区間情報が振
    替区間情報に対応するか否かを判定する判定手段と、 を備えたことを特徴とする改札システム。
  4. 【請求項4】乗車券媒体に記録された乗車券情報を読み
    取る読取手段と、 前記乗車券情報に含まれる所定路線上で乗車可能な区間
    に対応した区間情報に基づいて改札処理する第1処理モ
    ード、または、前記所定路線とは異なる他の路線上で振
    替乗車可能な区間に対応した振替区間情報に基づいて改
    札処理する第2処理モードで、改札処理する改札手段
    と、 前記読取手段により読み取られた乗車券情報の区間情報
    が振替区間情報に対応するか否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により前記区間情報が前記振替情報に対応
    していると判断された場合に、前記乗車券媒体が振替対
    象である旨の情報を前記乗車券情報に書込む書込手段
    と、 を備えたことを特徴とする改札機。
  5. 【請求項5】乗車券媒体に記録された乗車券情報を読み
    取る読取手段と、 前記乗車券情報に含まれる所定路線上で乗車可能な区間
    に対応した区間情報に基づいて改札処理する第1処理モ
    ード、または、前記所定路線とは異なる他の路線上で振
    替乗車可能な区間に対応した振替区間情報に基づいて改
    札処理する第2処理モードで、改札処理する改札手段
    と、 前記読取手段により読み取られた乗車券情報に、前記乗
    車券媒体が振替対象である旨の情報が書込まれているか
    否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により振替対象である旨の情報が書込まれ
    ていると判断された場合に、乗車券情報の区間情報が振
    替区間情報に対応するか否かを判定する判定手段と、 を備えたことを特徴とする改札機。
  6. 【請求項6】無線式の乗車券媒体と無線通信することに
    より、この乗車券媒体に記録された乗車券情報を読み取
    る読取手段と、 前記乗車券情報に含まれる所定路線上で乗車可能な区間
    に対応した区間情報に基づいて改札処理する第1処理モ
    ード、または、前記所定路線とは異なる他の路線上で振
    替乗車可能な区間に対応した振替区間情報に基づいて改
    札処理する第2処理モードで、改札処理する改札手段
    と、 前記読取手段により読み取られた乗車券情報の区間情報
    が振替区間情報に対応するか否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により前記区間情報が前記振替情報に対応
    していると判断された場合に、前記乗車券媒体が振替対
    象である旨の情報を前記乗車券情報に書込む書込手段
    と、 を備えたことを特徴とする改札機。
  7. 【請求項7】無線式の乗車券媒体と無線通信することに
    より、この乗車券媒体に記録された乗車券情報を読み取
    る読取手段と、 前記乗車券情報に含まれる所定路線上で乗車可能な区間
    に対応した区間情報に基づいて改札処理する第1処理モ
    ード、または、前記所定路線とは異なる他の路線上で振
    替乗車可能な区間に対応した振替区間情報に基づいて改
    札処理する第2処理モードで、改札処理する改札手段
    と、 前記読取手段により読み取られた乗車券情報に、前記乗
    車券媒体が振替対象である旨の情報が書込まれているか
    否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により振替対象である旨の情報が書込まれ
    ていると判断された場合に、乗車券情報の区間情報が振
    替区間情報に対応するか否かを判定する判定手段と、 を備えたことを特徴とする改札機。
  8. 【請求項8】乗車券媒体に記録された乗車券情報に基づ
    いて改札処理する改札手段と、及び、前記改札手段を監
    視する監視手段と、を備えた改札システムに適用される
    改札方法において、 前記改札手段の処理モードを、前記乗車券情報に含まれ
    る所定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情報に基
    づいて改札処理する第1処理モード、または、前記所定
    路線とは異なる他の路線上で振替乗車可能な区間に対応
    した振替区間情報に基づいて改札処理する第2処理モー
    ドに選択し、 前記第2処理モードを選択した場合に、振替区間情報を
    入力し、 前記第2処理モードで前記改札手段に改札処理させる、 ことを特徴とする改札方法。
  9. 【請求項9】乗車券媒体に記録された乗車券情報に含ま
    れる所定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情報に
    基づいて改札処理する第1処理モード、または、前記所
    定路線とは異なる他の路線上で振替乗車可能な区間に対
    応した振替区間情報に基づいて改札処理する第2処理モ
    ードで改札処理する改札手段と、前記改札手段を監視す
    る監視手段と、を備えた改札システムに適用される改札
    方法において、 前記第2処理モードで改札処理する前記改札手段は、 乗車券媒体から乗車券情報を読み取り、 読み取った乗車券情報の区間情報が振替区間情報に対応
    するか否かを判断し、 前記区間情報が前記振替情報に対応していると判断され
    た場合に、前記乗車券媒体が振替対象である旨の情報を
    前記乗車券情報に書込む、 ことを特徴とする改札方法。
  10. 【請求項10】乗車券媒体に記録された乗車券情報に含
    まれる所定路線上で乗車可能な区間に対応した区間情報
    に基づいて改札処理する第1処理モード、または、前記
    所定路線とは異なる他の路線上で振替乗車可能な区間に
    対応した振替区間情報に基づいて改札処理する第2処理
    モードで改札処理する改札手段と、前記改札手段を監視
    する監視手段と、を備えた改札システムに適用される改
    札方法において、 前記第2処理モードで改札処理する前記改札手段は、 乗車券媒体から乗車券情報を読み取り、 読み取った乗車券情報に、前記乗車券媒体が振替対象で
    ある旨の情報が書込まれているか否かを判断し、 振替対象である旨の情報が書込まれていると判断された
    場合に、乗車券情報の区間情報が振替区間情報に対応す
    るか否かを判定することを特徴とする改札方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018757A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Toshiba Corp 自動改札機、自動精算機、振替輸送依頼機関における管理装置、振替輸送機関における改札処理システム、及び振替輸送機関における精算処理システム
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