JP2012152841A - ベアリング取り外し用工具 - Google Patents

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Takahiro Ikeda
貴宏 池田
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Abstract

【課題】シャフトからベアリングを簡便に効率良く取り外すことができるベアリング取り外し用工具の提供を目的とする。
【解決手段】ベアリングを支持する支持部11、および支持部11を貫通する軸部12を有し、軸部12の回動により支持部11が軸部12の軸方向に沿って移動し得るベアリング支持部材10と、打撃が加えられる打撃部21、および打撃部21に加えられる打撃により回動する回動部22とを有し、回動部22の回動によりベアリング支持部材10の軸部12を回動させる打撃回動部材20と、を有することを特徴とするベアリング取り外し用工具1。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベアリング取り外し用工具に関する。
様々な機械において、回動するシャフトの支持部材としてベアリングが広く使用されている。メンテナンス、リサイクル等の目的で、シャフトに装着されたベアリングを取り外す際には、ベアリングプーラ等のベアリング取り外し用工具が用いられる。
ベアリングプーラのようなベアリング取り外し用工具としては、例えば、図4に示すように、ベアリング122を両側から支持する2つのアーム部111a、111b、およびそれらアーム部111a、111bの上部を貫通する支持基部111cを有する支持部111と;支持部111の支持基部111cに形成されたねじ穴111dに螺合するように貫通する軸部112とを有するベアリング取り外し用工具101(以下、「取り外し用工具101」という。)が知られている(例えば、特許文献1)。2つのアーム部111a、111bは、支持基部111cにおいて、軸部112の両側に位置し、支持基部111cに沿って移動できるようになっている。また、支持部111は、軸部112が回動することによって、軸部112の軸方向に沿って移動できるようになっている。
取り外し用工具101における軸部112をシャフト121に当接させ、シャフト121に装着されたベアリング122を支持部111の2つのアーム部111a、111bで挟み込んで支持し、この状態から軸部112を回動させて支持部111を上昇させることで、シャフト121からベアリング122を引き抜いて取り外すことができる。
特開2005−279809号公報
しかし、取り外し用工具101のような工具によってシャフトに装着されたベアリングを取り外す場合には、ベアリングがシャフトに強固に固着していると、軸部112を回動させることが困難となり、ベアリングの取り外しが速やかに行えないことがある。
本発明は、シャフトに装着されたベアリングを簡便に効率良く取り外すことができるベアリング取り外し用工具の提供を目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。
[1]ベアリングを支持する支持部、および該支持部を貫通する軸部を有し、前記軸部の回動により前記支持部が前記軸部に沿って移動し得るベアリング支持部材と、
打撃が加えられる打撃部、および該打撃部に加えられる打撃により回動する回動部とを有し、該回動部の回動により前記ベアリング支持部材の軸部を回動させる打撃回動部材と、
を有することを特徴とするベアリング取り外し用工具。
[2]前記ベアリング支持部材と打撃回動部材の間に、前記ベアリング支持部の軸部と前記打撃回動部の回動部とを、それらの回動が連動するように連結する連結部材を有する、[1]に記載のベアリング取り外し用工具。
本発明のベアリング取り外し用工具を使用すれば、シャフトからベアリングを簡便に効率良く取り外すことができる。
本発明のベアリング取り外し用工具の各部材を分解した様子を示した正面図である。 図1のベアリング取り外し用工具の各部材を連結した様子を示した正面図である。 図1のベアリング取り外し用工具におけるベアリング支持部材によってベアリングを支持する様子を示した正面図である。 従来のベアリング取り外し用工具によってベアリングを取り外す様子を示した正面図である。
本発明のベアリング取り外し用工具は、シャフトに装着されたベアリングを、該シャフトから取り外すのに使用する工具である。以下、本発明のベアリング取り外し用工具の一例を示して詳細に説明する。
本実施形態のベアリング取り外し用工具1(以下、「取り外し用工具1」という。)は、図1および図2に示すように、ベアリング支持部材10と、打撃回動部材20と、連結部材30とを有する。
ベアリング支持部材10は、ベアリングを支持する支持部11と、支持部11を貫通する軸部12を有する。支持部11は、ベアリングを両側から支持する第1のアーム部14および第2のアーム部15と、それら第1のアーム部14と第2のアーム部15の上部を直交するように貫通する支持基部13とを有している。軸部12は、支持基部13を直交する方向に貫通するように設けられており、第1のアーム部14と第2のアーム部15が軸部12の両側に位置するようになっている。
支持基部13の両端にはストッパー13a、13bが設けられており、第1のアーム部14と第2のアーム部15が、軸部12とストッパー13a、13bの間を支持基部13の軸方向に沿って移動できるようになっている。第1のアーム部14と第2のアーム部15の先端部分には、内側に向かって延びる爪部14a、爪部15aが設けられている。
ベアリング支持部材10は、支持部11の第1のアーム部14と第2のアーム部15を支持基部13の軸方向に沿って移動させて幅を調節することで、第1のアーム部14と第2のアーム部15によって様々なサイズのベアリングを挟み込んで支持できる。
軸部12は、外周にねじ溝が形成されており、支持基部13を貫通するように設けられたねじ穴13cに螺合されて、支持基部13を貫通している。これにより、軸部12が回動することによって、支持部11が軸部12の軸方向に沿って移動するようになっている。
軸部12の下端、つまり支持部11の第1のアーム部14および第2のアーム部15の先端側の端には、軸部12の軸方向を中心として回動できるように設けられた押圧部16が設けられている。押圧部16は、ベアリングが装着されたシャフトを押圧する部分である。
また、軸部12の上端、つまり支持部11の第1のアーム部14および第2のアーム部15の先端側と逆側の端には、連結部材30と連結させるための連結用突部17が設けられている。
この例の連結用突部17の形状は六角柱状である。ただし、連結用突部17の形状は、後述する連結部材30の連結用凹部32aに嵌め込んで連結させることで、連結部材30の回動に連動して軸部12が回動できるような形状であればよく、四角柱状等であってもよい。
打撃回動部材20は、ベアリング支持部材10の軸部12を回動させるための部材であり、打撃が加えられる打撃部21と、打撃部21の先端側に設けられ、打撃部21に加えられる打撃によって回動する回動部22とを有している。
打撃回動部材20は、例えば、打撃部21の打撃部本体21aを片手で持ち、後端部21bをハンマー等で叩いて打撃を加えることで、その打撃によって回動部22が回動する仕組みになっている。このような仕組みとしては、例えば、柄の後端部分にハンマー等で打撃を加えることで、先端部分に備えたドライバービットを回動させるショックドライバーに採用されているものが挙げられる。
打撃回動部材20の回動部22には、後述する連結部材30と連結し得る連結用凹部23が設けられている。
連結用凹部23における打撃回動部材20の軸に直交する方向に切断したときの断面形状は、この例では六角形状である。ただし、連結用凹部23の前記断面形状は、後述する連結部材30の第2の連結部33を嵌め込むことで、回動部22の回動に連動して連結部材30を回動させることができる形状であればよく、四角形状等であってもよい。
打撃回動部材20としては、例えば、ドライバービットが取り外し可能なショックドライバーからドライバービットを取り外した部材等が使用できる。
連結部材30は、ベアリング支持部材10の軸部12と打撃回動部材20の回動部22とを、それらの回動が連動するように連結する部材である。連結部材30は、基部31の一方の側に、ベアリング支持部材10の軸部12と連結される第1の連結部32が設けられ、基部31の他方の側に打撃回動部材20の回動部22と連結される第2の連結部33が設けられている。
第1の連結部32には、ベアリング支持部材10における軸部12の連結用突部17が嵌め込まれる連結用凹部32aが形成されている。連結部材30の連結用凹部32aに、ベアリング支持部材10における軸部12の連結用突部17を嵌め込むことで、連結部材30の回動に連動してベアリング支持部材10の軸部12が回動する。
連結用凹部32aにおける連結部材30の軸に直交する方向に切断したときの断面形状は、この例では連結用突部17の形状に相補的な六角形状である。ただし、連結用凹部32aにおける前記断面形状は、ベアリング支持部材10における軸部12の連結用突部17を嵌め込むことで、連結部材30の回動と軸部12の回動を連動させることができる形状であればよく、連結用突部17の形状に合わせて決定される。例えば、連結用突部17の形状が四角柱状であれば、連結用凹部32aの前記断面形状はその連結用突部17の形状に相補的な四角形状とする。
第2の連結部33の形状は、打撃回動部材20の回動部22に形成された連結用凹部23に嵌め込んで、打撃回動部材20の回動部22の回動と連結部材30の回動を連動させることができる形状であればよく、この例では六角柱状である。第2の連結部33の形状は、例えば、回動部22の連結用凹部23の前記断面形状が四角形状である場合は、その形状に応じた四角柱状を採用する。
以下、取り外し用工具1を用いてシャフトに装着されたベアリングを取り外す際の取り外し用工具1の作用について説明する。
ベアリング支持部材10における支持部11の第1のアーム部14と第2のアーム部15を、支持基部13の軸方向に沿って移動させて幅を調節し、図3に示すように、シャフト41に装着されたベアリング42を第1のアーム部14と第2のアーム部15で挟み込んで支持する。この例の取り外し用工具1では、ベアリング支持部材10における第1のアーム部14の爪部14aと、第2のアーム部15の爪部15aをベアリング42の下端側に引っ掛けるようにして固定する。
その後、ベアリング支持部材10における軸部12の連結用突部17と連結部材30の連結用凹部32aを嵌め込み、さらに連結部材30の第2の連結部33と打撃回動部材20における回動部22の連結用凹部23を嵌め込むことで、連結部材30によりベアリング支持部材10と打撃回動部材20を連結する。
この状態で、打撃回動部材20における打撃部21の打撃部本体21aを片手で把持し、他方の手でハンマー等を使用して打撃部21の後端部21bを叩いて打撃を加える。打撃部21の後端部21bに打撃が加えられると、その打撃によって回動部22が回動し、それに連動して連結部材30とベアリング支持部材10における軸部12が回動する。軸部12は、押圧部16が軸部12の軸方向を中心として回動できるように設けられているので、押圧部16がシャフト41に当接して固定された状態で軸部12の軸部分が回動する。このように、押圧部16がシャフト41の上端を押圧した状態で軸部12を回動させることで、支持部11が軸部12の軸方向に沿って上昇し、シャフト41に装着されたベアリング42が引き抜かれて取り外される。
前述したように、従来、ベアリングプーラのようなベアリング取り外し用工具を使用してシャフトに装着されたベアリングを取り外す際には、ベアリングがシャフトに強固に固着していることで、その工具におけるシャフトを押圧する軸部を回動させることが困難なことがあった。この場合、前記軸部の回動を一旦中断し、該軸部をハンマー等で叩いて打撃を加えることで、その打撃が軸部の回動のきっかけが生じることがある。
本実施形態の取り外し用工具1では、シャフトに装着されたベアリングを取り外す際に、打撃回動部材20における打撃部21に打撃を加えることで、ベアリング支持部材10における軸部12に打撃を加えつつ軸部12を回動させるので、軸部12の回動が困難になることを抑制することができる。そのため、軸部12をより効率的に回動させることができるので、従来の工具に比べ、より簡便に効率良くシャフトからベアリングを取り外すことができる。
なお、本発明のベアリング取り外し用工具は、前記取り外し用工具1には限定されない。例えば、取り外し用工具1は、ベアリング支持部材10と打撃回動部材20を、連結部材30で連結する形態であったが、ベアリング支持部材10における軸部12の連結用突部17を、打撃回動部材20における回動部22の連結用凹部23に嵌め込んで、打撃回動部材20の回動部22の回動とベアリング支持部材10の軸部12の回動を連動させることができる場合は、連結部材30を有さないベアリング取り外し用工具であってもよい。
また、ベアリング支持部材は、支持部によってベアリングを支持し、軸部の回動によって該軸部の軸方向に沿って支持部が移動してベアリングを引き抜ける形態であれば、前記ベアリング支持部材10には限定されない。
また、打撃回動部材は、打撃部に打撃を加えることで該打撃部に連結された回動部が回動し、その回動によってベアリング支持部材における軸部を回動させることができるものであれば、前記打撃回動部材20には限定されない。
1 取り外し用工具
10 ベアリング支持部材
11 支持部
12 軸部
20 打撃回動部材
21 打撃部
22 回動部
30 連結部材

Claims (2)

  1. ベアリングを支持する支持部、および該支持部を貫通する軸部を有し、前記軸部の回動により前記支持部が前記軸部に沿って移動し得るベアリング支持部材と、
    打撃が加えられる打撃部、および該打撃部に加えられる打撃により回動する回動部とを有し、該回動部の回動により前記ベアリング支持部材の軸部を回動させる打撃回動部材と、
    を有することを特徴とするベアリング取り外し用工具。
  2. 前記ベアリング支持部材と打撃回動部材の間に、前記ベアリング支持部の軸部と前記打撃回動部の回動部とを、それらの回動が連動するように連結する連結部材を有する、請求項1に記載のベアリング取り外し用工具。
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