JP2012228762A - 折損ねじホルダー、折損ねじ抜き工具及び折損ねじ抜き方法 - Google Patents

折損ねじホルダー、折損ねじ抜き工具及び折損ねじ抜き方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 1本の折損ねじホルダーによって多数の残存折損ねじを抜くことのできるようにする。
【解決手段】 折損ねじ抜き工具(10)は六角軸ビット(30)に折損ねじホルダー(20)を溶接して構成する。六角軸ビットは、インパクトドライバー(60)の回転軸に着脱可能に設ける。折損ねじホルダーは、鋼材を用いて内径が折損ねじ(50)の山径よりも小さい円筒状に製作し、先端部の外周面にはテーパー面(21A)を形成するとともに内周面には上記外側テーパー面に比較して長手方向に短いテーパー面(21B)を形成することによって切刃(21)を構成し、先端部側面には少なくとも外側テーパー面の高さまでの複数の長溝(22、23)を間隔をあけて形成し、複数の長溝によって先端部を弾性変形させて切刃の内径を拡縮可能とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は折損ねじホルダー、折損ねじ抜き工具及び折損ねじ抜き方法に関し、1本のホルダーで多数の残存折損ねじを抜くことのできるようにしたホルダー、工具及び方法に関する。
机や椅子など、多くの木工品では組立てに木ねじやビス(以下、単に「ねじ」という)が用いられているが、最近は作業の負担を軽減するためにインパクトドライバーなどの電動工具を用いることが多くなった。しかし、インパクトドライバーは手動での作業に比較して締付け力が強く、ねじを強い力で締め付けると、ねじについた傷などが原因となってねじが途中で折れ、折れたねじが木工品に残されて作業を続けることができなくなることがあった。
これに対し、インパクトドライバーの回転軸にクランプ機構を取付け、クランプ機構の先端で残存した折損ねじ(以下、残存折損ねじという)をクランプし、インパクトドライバーを逆回転させて残存折損ねじを抜くようにしたねじ抜き工具が提案されている(特許文献1)。しかし、特許文献1記載のねじ抜き工具では残存折損ねじが組立て中の木工品の表面から突き出ていないと、クランプすることができず、残存折損ねじの周囲に下穴を設ける必要があって作業が煩わしかった。
他方、円形パイプ、押出し治具及び押出し棒を組み合わせて構成され、円形パイプをばね鋼材を用いて残存折損ねじの山径よりも小さい内径に製作し、円形パイプの側面には内径の拡径を許容するために長手方向全長に延びる割り溝を形成し、円形パイプ先端部の外周面又は内外周面をテーパー加工して切刃を形成する一方、押出し治具を円筒状の一端を円形パイプの外周テーパー面を受けるテーパー受面に形成したねじ抜き工具が提案されている(特許文献2)。
残存折損ねじを抜く場合、円形パイプの切刃先端縁を残存折損ねじの山頂に合わせ、ハンマーで強く打撃して円形パイプを拡径させながら切刃を残存折損ねじの外周に沿って打ち込む。その後、円形パイプを逆回転専用ビットに着脱可能に嵌め込み、ビットをインパクトドライバーのチャックに取付け、円形パイプを逆回転させることによって残存折損ねじを組立て途中の木工品から抜く。最後に、円形パイプをビットから取り外し、円形パイプを立設した押出し治具にテーパー受面で保持させ、押出し棒を円形パイプに差し込んで残存ねじに当て、ハンマーで押出し棒を打撃して残存ねじを円形パイプから抜くようになっている。
特開2006−35324号公報 実用新案登録第3152646号公報
しかし、特許文献2記載のねじ抜き工具では円形パイプの切刃を押出し治具上端のテーパー受面で受け、その状態でハンマーの打撃によって折損ねじを円形パイプから抜くようにしているので、3本〜5本程度の折損ピンを抜くと、円形パイプの切刃が損傷を受け、円形パイプを新品と交換する必要があってコスト高になっていた。
本発明はかかる問題点に鑑み、1本のホルダーで多数の残存折損ねじを抜くことのできるようにした折損ねじホルダー、折損ねじ抜き工具及び折損ねじ抜き方法を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る折損ねじホルダーは、インパクトドライバーの回転軸に脱着可能な六角軸ビットに溶接され、ねじ込み面に残った折損ねじを抜くために用いられる折損ねじホルダーであって、鋼材を用いて内径が残存折損ねじの山径よりも小さい円筒状に製作され、先端部の外周面にはテーパー面が形成されるとともに内周面には上記外側テーパー面に比較して長手方向に短いテーパー面が形成されることによって切刃が構成され、先端部側面には少なくとも外側テーパー面の高さまでの複数の長溝が間隔をあけて形成され、該複数の長溝によって先端部が弾性変形されて上記切刃の内径が拡縮可能となっていることを特徴とする。
また、本発明に係る折損ねじ抜き工具は、インパクトドライバーとハンマーとを用いてねじ込み面に残った折損ねじを抜く際に用いられるねじ抜き工具であって、六角軸ビットにねじホルダーを溶接して構成され、上記六角軸ビットは、インパクトドライバーの回転軸に着脱可能に設けられ、上記ねじホルダーは、鋼材を用いて内径が折損ねじの山径よりも小さい円筒状に製作され、先端部の外周面にはテーパー面が形成されるとともに内周面には上記外側テーパー面に比較して長手方向に短いテーパー面が形成されることによって切刃が構成され、先端部側面には少なくとも上記外側テーパー面の高さの複数の長溝が間隔をあけて形成され、該複数の長溝によって先端部が弾性変形されて上記切刃の内径が拡縮可能となっていることを特徴とする。
ところで、特許文献2記載のねじ抜き工具では円形パイプの切刃内面に残存折損ねじを抱持するためには切刃を拡径させる必要があるが、円形パイプの側面に長手方向全長にわたる割り溝を形成しただけであるので、切刃を残存折損ねじの山頂とねじ込み部材とに強く圧接させた状態で残存折損ねじの周方向にわたって長い距離をスライドさせる必要があり、円形パイプの上端をハンマーで強く打撃しなければ、切刃に折損ねじを抱持させることができず、一旦、抱持されると、折損ねじが円形パイプに強く喰い込んでしまう。
その結果、円形パイプをビットのチャックから外し、円形パイプの切刃を押出し治具で受け、押出し棒を折損ねじに当て、ハンマーで強く打撃して折損ねじを抜き出す必要があった。
本発明の特徴の1つは折損ねじホルダーの先端部に、長い外側テーパー面と短い内側テーパー面からなる切刃を形成し、折損ねじホルダーの側面には少なくとも外側テーパー面までの高さの複数の長溝を間隔をあけて形成するようにした点にある。
これにより、折損ねじホルダーを六角軸ビットに溶接し、インパクトドライバーで回転させながら折損ねじホルダーの切刃をねじ込み面に押し込めば、切刃内面の短いテーパー面が折損ねじの山頂によってガイドされながら、切刃が折損ねじの山頂に沿って周方向に短い距離だけスライドすることによって拡径され、六角軸ビットの上端をハンマーで軽く打撃すれば切刃の円筒内面に折損ねじの上端部のねじ山が確実に嵌まり込む。
その状態においては切刃が木工品などから内側に押圧されて、切刃が折損ねじのねじ山を確実にホールドするので、インパクトドライバーを逆回転させると、折損ねじは自分が形成した雌ねじによってガイドされてねじ込み面から抜け出ることができ、後は折損ねじを万力に挟み、インパクトドライバーを逆回転させると、折損ねじホルダーが折損ねじのねじ山によってガイドされて折損ねじから抜け出る。
したがって、折損ねじホルダーの切刃が特許文献2記載のねじ抜き工具のように損傷を受けることはないので、耐久性は特許文献2記載のねじ抜き工具に比較して長くできるものの、折損ねじホルダーの円筒内面には磨耗やきずができるので、折損ねじホルダーの耐久性は10数回程度までである。
折損ねじホルダーの先端部側面には複数の長溝を間隔をあけて形成するが、先端部切刃が容易に弾性変形するように、複数の長溝のうちの1つは長手方向全長に延びる割り溝の形状とするのがよい。
本発明に係る折損ねじ抜き方法は、ねじ込み面に残った折損ねじを抜くにあたり、六角軸ビットに折損ねじホルダーを溶接して折損ねじ抜き工具を構成し、上記六角軸ビットはインパクトドライバーの回転軸に着脱可能に設けられ、上記折損ねじホルダーは鋼材を用いて内径が折損ねじの山径よりも小さい円筒状に製作され、先端部の外周面にはテーパー面が形成されるとともに内周面には上記外側テーパー面に比較して長手方向に短いテーパー面が形成されることによって切刃が構成され、先端部側面には少なくとも外側テーパー面の高さまでの複数の長溝が間隔をあけて形成され、該複数の長溝によって先端部が弾性変形されて上記切刃の内径が拡縮可能となっているところの上記折損ねじ抜き工具を用い、上記折損ねじホルダーの切刃を残存折損ねじに嵌め合わせ、インパクトドライバーを回転させながら上記折損ねじホルダーの切刃をねじ込み面に押し込んで上記切刃の内側テーパー面を折損ねじのねじ山に接触させ、上記六角軸ビットをインパクトドライバーから外し、該六角軸ビットをハンマーで打撃して切刃を拡径させて切刃の円筒内面に折損ねじの上端部を嵌め合わせ、インパクトドライバーによって上記六角軸ビットを逆回転させることによって残存折損ねじをねじ込み面から抜くようにしたことを特徴とする。
残存折損ねじがねじ込み面に埋没している場合、折損ねじホルダーの切刃を残存折損ねじの位置に合わせることが難しいことがある。そこで、残存折損ねじの周囲を穿設して残存折損ねじの上端部を露出させるようにすると、位置合わせが容易になる。
また、上述の折損ねじ抜き方法においては、残存折損ねじを万力に固定し、インパクトドライバーを逆回転させることによって切刃を拡径させながら残存折損ねじをねじホルダーの切刃から抜くことができる。
本発明に係る折損ねじ抜き工具の実施形態を示す全体構成図である。 上記実施形態を示す分解図である。 上記実施形態における要部を示す断面図である。 本発明に係る折損ねじ抜き方法を模式的に示す図である。 上記折損ねじホルダーの切刃の挙動を模式的に示す図である。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は本発明に係る折損ねじ抜き工具の好ましい実施形態を示す。図において、折損ねじ抜き工具10は折損ねじホルダー20と六角軸ビット30から構成されている。折損ねじホルダー20はばね鋼材を用いて内径が残存折損ねじ50の山径よりも小径の円筒状に製作され、折損ねじホルダー20の先端部外周面には例えば5mmの長さのテーパー面21Aが形成させれるとともに、内面には例えば1mmのテーパー面21Bが形成されることによって折損ねじホルダー20の先端部に切刃21が構成されている。
また、折損ねじホルダー20の側面には割り溝22が長手方向全長にわたって形成されるとともに、割り溝22に対向する位置には切刃21の高さまでの長溝23が形成され、これによって折損ねじホルダー20の切刃21が弾性変形されて内径が拡縮されるようになっている。
六角軸ビット30はインパクトドライバー60の先端チャックに嵌め込まれて回転軸に連結可能に構成され、六角軸ビット30の前半部には円形の差込み穴が形成され、差込み穴には折損ねじホルダー20の後半部が差し込まれて溶接によって固定されている。
インパクトドライバー60を用いて木工品40のねじ込み面にねじ50をねじ込んで組立てているときに、ねじ50が折れ、残ってしまうと、以後の作業が続けられなくなる。そこで、図4(a)に示されるように、残存折損ねじ50の周囲を穿設して残存折損ねじ50の上端部を露出させる。勿論、ねじ50の折れ方によって折損ねじホルダー20の切刃21を折損ねじ50の上端部に容易に位置合わせできるときには折損ねじ50の周囲を穿設する必要はない。
次に、図4の(b)及び図5の(a)に示されるように、残存折損ねじ50の上端部に折損ねじホルダー20の切刃21の先端位置を合わせ、インパクトドライバー60を回転させながら、切刃21を木工品40に押し込む。
すると、図5の(b)に示されるように、折損ねじホルダー20の切刃21内面の短いテーパー面21Bが折損ねじ50の山頂と接触し、切刃21は折損ねじ50の山頂によってガイドされて山頂に沿って周方向に短い距離だけスライドしながら弾性変形して拡径され、切刃21の円筒内面には折損ねじ50の上端部のねじ山が嵌まり込む。
このとき、折損ねじホルダー20の切刃21は外側から押圧されているので、切刃21は折損ねじ50の上端部のねじ山を確実にホールドすることができる。
そこで、六角軸ビット30をインパクトドライバー60から外し、図4の(c)に示されるように、六角軸ビット30の上端をハンマーで軽く打撃すれば、切刃21が木工品40にさらに押し込まれ、図5の(c)に示されるように、切刃21の円筒内面に折損ねじ50の上端ねじ山が確実に嵌まり込む。
その状態で、六角軸ビット30をインパクトドライバー60に取付け、図4の(d)に示されるように、インパクトドライバー60を逆回転させると、折損ねじ50は木工品40に形成した雌ねじによって案内されながら木工品40から抜け出る。
最後に、図4の(e)に示されるように、折損ねじ50を万力80に挟み、インパクトドライバー60を逆回転させると、折損ねじホルダー20の切刃21が折損ねじ50のねじ山によってガイドされながら折損ねじ50から抜け出る。
その結果、折損ねじホルダー20の切刃21は特許文献2記載のねじ抜き工具のように損傷を受けることはないので、耐久性を向上できるものの、折損ねじホルダー20の円筒内面には磨耗やきずが発生するので、折損ねじホルダー20の耐久性は10数回程度までである。
10 折損ねじ工具
20 折損ねじホルダー
21 切刃
21A 外側テーパー面
21B 内側テーパー面
22 割り溝
23 長溝
30 六角軸ビット
40 木工品
50 折損ねじ
60 インパクトドライバー
70 ハンマー
80 万力

Claims (7)

  1. インパクトドライバー(60)の回転軸に脱着可能な六角軸ビット(30)に溶接され、ねじ込み面に残った折損ねじ(50)を抜くために用いられる折損ねじホルダー(20)であって、
    鋼材を用いて内径が残存折損ねじ(50)の山径よりも小さい円筒状に製作され、先端部の外周面にはテーパー面(21A)が形成されるとともに内周面には上記外側テーパー面(21A)に比較して長手方向に短いテーパー面(21B)が形成されることによって切刃(21)が構成され、先端部側面には少なくとも外側テーパー面(21A)の高さまでの複数の長溝(22、23)が間隔をあけて形成され、該複数の長溝(22、23)によって先端部が弾性変形されて上記切刃(21)の内径が拡縮可能となっていることを特徴とする折損ねじホルダー。
  2. 上記複数のうちの1つの長溝(22)は長手方向全長に延びる割り溝の形状をなす請求項1記載の折損ねじホルダー。
  3. インパクトドライバー(60)とハンマー(70)とを用いてねじ込み面に残った折損ねじ(50)を抜く際に用いられる折損ねじ抜き工具(10)であって、
    六角軸ビット(30)に折損ねじホルダー(20)を溶接して構成され、
    上記六角軸ビット(30)は、インパクトドライバー(60)の回転軸に着脱可能に設けられ、
    上記折損ねじホルダー(20)は、鋼材を用いて内径が折損ねじ(50)の山径よりも小さい円筒状に製作され、先端部の外周面にはテーパー面(21A)が形成されるとともに内周面には上記外側テーパー面(21A)に比較して長手方向に短いテーパー面(21B)が形成されることによって切刃(21)が構成され、先端部側面には少なくとも外側テーパー面(21A)の高さまでの複数の長溝(22、23)が間隔をあけて形成され、該複数の長溝(22、23)によって先端部が弾性変形されて上記切刃(21)の内径が拡縮可能となっていることを特徴とする折損ねじ抜き工具。
  4. 上記複数のうちの1つの長溝(22)は長手方向全長に延びる割り溝の形状をなす請求項3記載の折損ねじ抜き工具。
  5. ねじ込み面に残った折損ねじ(50)を抜くにあたり、
    六角軸ビット(30)に折損ねじホルダー(20)を溶接してねじ抜き工具(10)を構成し、上記六角軸ビット(30)はインパクトドライバー(60)の回転軸に着脱可能に設けられ、上記折損ねじホルダー(20)は鋼材を用いて内径が折損ねじ(50)の山径よりも小さい円筒状に製作され、先端部の外周面にはテーパー面(21A)が形成されるとともに内周面には上記外側テーパー面(21A)に比較して長手方向に短いテーパー面(21B)が形成されることによって切刃(21)が構成され、先端部側面には少なくとも外側テーパー面(21A)の高さまでの複数の長溝(22、23)が間隔をあけて形成され、該複数の長溝(22、23)によって先端部が弾性変形されて上記切刃(21)の内径が拡縮可能となっているところの上記ねじ抜き工具(10)を用い、
    上記折損ねじホルダー(20)の切刃(21)を残存折損ねじ(50)に嵌め合わせ、インパクトドライバー(60)を回転させながら上記折損ねじホルダー(20)の切刃(21)をねじ込み面に押し込んで上記切刃(21)の内側テーパー面(21B)を折損ねじ(50)のねじ山に接触させ、
    上記六角軸ビット(30)をインパクトドライバー(60)から外し、該六角軸ビット(30)をハンマー(70)で打撃して切刃(21)を拡径させて切刃(21)の円筒内面に折損ねじ(50)の上端部を嵌め合わせ、
    上記六角軸ビット(30)をインパクトドライバー(60)の回転軸に取付け、インパクトドライバー(60)を逆回転させることによって残存折損ねじ(50)をねじ込み面から抜くようにしたことを特徴とする折損ねじ抜き方法。
  6. 残存折損ねじ(50)の周囲を穿設して残存折損ねじ(50)の上端部を露出させるようにした請求項5記載の折損ねじ抜き方法。
  7. 上記残存折損ねじ(50)を万力(80)に固定し、インパクトドライバー(60)を逆回転させることによって上記切刃(21)を拡径させながら上記残存折損ねじ(50)を上記折損ねじホルダー(20)の切刃(21)から抜くようにした請求項5記載の折損ねじ抜き方法。
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