JP3111961U - エアインパクトレンチの打撃部の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアインパクトレンチの打撃部の強度を向上する。
【解決手段】
ハンマーケース51内で回転するエアハンマー65とから構成され、図示されないエアモータに駆動されてハンマーケース内で回転するハンマーの回転力が出力軸70を介して、レンチのソケットに伝達される。
ハンマーケースとハンマーケース蓋の軸受に枢支されて回転する中心軸66両側のハンマー65と中心軸66との間を肉厚で円孤状のハンマー側部68でつつむようにして介在させ、中心軸とハンマーとの結合断面積を大きくしてハンマーの打撃時の中心軸とハンマー間の応力集中を緩和する。
【選択図】 図4

Description

本考案はエアインパクトレンチに用いられる打撃部の構造に関し、打撃部のハンマー上に肉厚なハンマー側部を設けることによって、有効にハンマーの強度を向上し、せん断抵抗力を向上し、割れや断裂を防ぎ、従来技術のものと比較して有効にエアインパクトレンチの耐用年数を延長し、さらに、打撃をよりスムーズにできるエアインパクトレンチの打撃部の構造に関する。
エアレンチは迅速且つ確実にボルトやナットなどの締緩を行うことができる手工具であり、主に高圧空気によって作動するモータによって打撃部を作動し、打撃部がアンビルを打撃して出力軸を振動回動させるものであり、振動力を利用してボルトやナットなどの締緩を行うことができる。従来技術によるエアインパクトレンチの打撃部の構造としては、例えば図1、2、3に示すものがあり、打撃部10は主にハンマーケース11と、ハンマー16とから構成され、ハンマーケース11はエアモータ(図なし)に対応して一端に軸孔12(図2)が形成されている。ハンマーケース11の内部周縁にはハンマーが設置される軸溝13が形成され、軸溝13のハンマーケース11内部壁面端部には円柱状の軸受14が形成されている。ハンマーケース11内のハンマー16は円孤状を呈し、ハンマー16背面中央には軸溝13に対応する中心軸17が形成され、中心軸17両端には軸受14に対応する中心軸凸部170が設けられている。ハンマーケース11の他端には出力軸20が貫設されるハンマーケース蓋18が嵌設され、ハンマーケース蓋18内部壁面には前述の軸受14に対応する軸受19が形成されている。ハンマー16の中心軸凸部170はハンマーケース11とハンマーケース蓋18内壁の軸受14、19間に枢設され、ハンマー16はハンマーケース11内に設置された出力軸20のアンビル溝26のアンビル段部25に対応し、ハンマー16が回動して出力軸20を打撃することによって、出力軸のソケットを通じてボルトやナットなどの締緩を行う。
しかし、従来技術による打撃部の設計には問題が存在する。ハンマー16は円孤状体であるので、回動して打撃の動作を行うとき、全ての応力は中心軸17両側に集中し、同時に中心軸17両側の中心軸凸部170はハンマーケース11とハンマーケース蓋18の軸受14、19内に枢設されているので、横向きのせん断力を受け、ハンマー16は回動過程において、振動によって容易にひび割れや断裂を生じ、ハンマー16がハンマーケース内に引っ掛かって打撃がスムーズに行われない状況が発生してしまい、エアーインパクトレンチの正確な操作に影響を及ぼし、さらにはエアインパクトレンチの破損をももたらし、使用寿命を短くしている。
上述の説明からわかるように、従来技術によるエアインパクトレンチの構造には改善すべき点が存在し、普遍的に構造強度不足および使用寿命が短いという問題が存在するので、改良を施し、運転の正確性を高め、使用寿命を延ばす必要がある。
そこで本考案の考案者は上述の問題に鑑み、長期に渡る研究および試作によって、ついに強度に優れ、ハンマーがひび割れて打撃時にハンマーが引っ掛かる現象の発生減らし、同時に使用寿命を延ばすことができるエアインパクトレンチの打撃部の構造を案出した。
特開2004−106070号公報
本考案の目的は、構造強度に優れ、ハンマーがひび割れて引っ掛かる現象の発生を防止でき、運転をスムーズにでき、使用寿命を延ばすことができるエアインパクトレンチの打撃部の構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案は、エアインパクトレンチの打撃部の構造であって、主に、ハンマーケースと、カムと、ハンマーとから構成されている。打撃部両端にはエアモータおよび出力軸が接続されている。ハンマーケースは、断面がコ型の円柱体から製造され、エアモータに対応するハンマーケース端部壁面にはエアモータと連結されるカムが貫設されている。ハンマーケース内部周縁面には軸方向に延伸した軸溝が形成され、ハンマーケースの軸孔を備える内壁面上には軸溝に対応する軸受が形成され、ハンマーケース内部周縁面の軸溝両側面の縁部にはそれぞれ凹状の収容溝が形成されている。ハンマーケース開口部の一端にはハンマーケース蓋が設けられ、ハンマーケース蓋の内部周縁にはハンマーケースの軸溝および収容溝に対応する軸溝および収容溝が形成され、ハンマーケース蓋内壁面には軸溝に対応する軸受が形成されている。ハンマーは、孤状を呈し、ハンマーの背面中央には軸方向に延伸した中心軸が形成され、中心軸はハンマーケースの軸溝に対応しており、ハンマーの中心軸両端には軸受に対応する中心軸凸部がそれぞれ設けられている。ハンマーの中心軸のもう一方の両端には肉厚で孤状のハンマー側部がそれぞれ形成され、ハンマー両端の中心軸凸部の中心軸底端の周囲には凹状の孤状ガイド縁部が形成されている。上述の構造によって構造強度を大幅に高めることができ、有効的にハンマーのひび割れや断裂を防止でき、運転をよりスムーズにし、同時に打撃部の使用寿命を延ばし、経済価値を高めることができる。
本考案は一般のエアインパクトレンチの機能および作用を達成できるだけでなく、ハンマーの中心軸両側面に形成された比較的厚いハンマー側部によって構造強度を高めることができ、同時にハンマー両端の中心軸凸部底端の孤状ガイド縁部によって回動打撃時の横向きのせん断力を克服でき、応力が集中したり、破損したりするのを防ぐことができ、ハンマーが振動によってひび割れたり、断裂したりする現象の発生を減少させ、有効的に使用寿命を延ばすことができた。
本考案の構成、特徴およびその他目的を実施形態に沿って図を参照しながら説明を行う。下記の説明は本考案の好適な実施形態を示すものであり、本考案の範囲を限定するものではなく、本考案の主旨に基づいた如何なる修飾や変更などは全て本考案の保護範囲に含まれる。
本考案は構造強度を高めることができるエアインパクトレンチの打撃部の構造であって、図4に示すように、打撃部50は主に、ハンマーケース51と、カム60と、ハンマー65とから構成されている。打撃部50両端にはエアモータ80および出力軸70(図7を参照)が接続されており、打撃部50はエアーモータ80によって正、逆方向に回動でき、打撃部50が出力軸70を作動し、回動振動の方式によってボルトやナットなどの締緩を行うが、以上の構造および作動原理は従来技術のエアインパクトレンチと同一であり、本考案の特徴を示さないので、詳細な説明は行わない。
本考案の詳細な説明に関しては、図4、5、6、7に示すように、打撃部50のハンマーケース51は、断面がコ型の円柱体から製造され、エアモータ80に対応するハンマーケース51一端の中央には軸孔52が形成され、ハンマーケース51の軸孔52上には壁面にはエアモータ80に貫設されるカム60が設けられ、カム60はハンマー65を作動できる。ハンマーケース51内部周縁面には軸方向に延伸した軸溝53が形成され、ハンマーケース51の軸孔52を備える内壁面上には軸溝53に対応する軸受54が形成され、ハンマーケース51内部周縁面の軸溝53両側面の縁部にはそれぞれ凹状の収容溝55が形成されている。ハンマーケース51開口部の一端にはハンマーケース蓋56が設けられ、ハンマーケース蓋56の内部周縁にはハンマーケース51の軸溝53および収容溝55に対応する軸溝57および収容溝59が形成され、ハンマーケース蓋56内壁面には軸溝57に合わせた軸受58が形成されており、ハンマーケース51とハンマーケース蓋56とは軸受54、58によってハンマー65を回動可能に枢設している。
ハンマー65は、円孤状を呈し、ハンマー65の端面中央には軸方向に延伸した中心軸66が形成され、中心軸66はハンマーケース51の軸溝53に対応しており、ハンマー65の中心軸66両端には中心軸凸部67がそれぞれ設けられ、両中心軸凸部67はハンマーケース51およびハンマーケース蓋56の軸受54、58に枢設されている。ハンマー65の中心軸66の両側面には肉厚で円孤状のハンマー側部68がそれぞれ形成され、ハンマー65両端の中心軸凸部67の中心軸66付け根基端の周囲を囲んで円孤状ガイド縁部69が形成されており、横向きのせん断力が集中するのを防止している。
本考案は、ハンマー65と中心軸66との間を肉厚で円孤状のハンマー側部68でつつむようにして介在させ、中心軸とハンマーとの結合断面積を大きくしてハンマーの打撃時の中心軸とハンマー間の応力集中を緩和している。
出力軸70一端にはソケットを接続する角ドライブが形成され、他端にはアンビル段部75が形成されており、アンビル段部75上にはハンマー65に対応するアンビル溝76が形成されている。
上記の構造によって、強度に優れ、使用寿命が長いエアインパクトレンチの打撃部の構造が構成されている。
本実施形態を実際に運用するとき、図4に示すように、高圧空気がエアモータ80に進入した後、カム60がハンマー65と噛合し、ハンマー65の中心軸66とハンマーケースとが接続されていることによって、ハンマー65を回動でき、ハンマー65が出力軸70を回動させることによって、出力軸70に嵌設されているソケットを動かし、ボルトやナットなどの締緩を行う。
上述の説明から本考案は、一般のエアインパクトレンチの機能および作用を達成できるだけでなく、ハンマー65の中心軸66両側面に形成された比較的厚いハンマー側部68によって構造強度を高めることができ、同時にハンマー65両端の中心軸凸部67底端の孤状ガイド縁部69によって回動打撃時の横向きのせん断力を克服でき、応力が集中したり、破損したりするのを防ぎ、ハンマー65が振動によってひび割れたり、断裂したりする現象の発生を減少させることができ、有効的に使用寿命を延ばすことができる。
本考案の特殊な設計によって、エアインパクトレンチの構造強度を高め、使用寿命を延ばすことができ、本考案は確実に新規性および進歩性を備え、同様の技術領域において同一または近似の製品の公開および使用は未だされていない。
従来技術によるエアインパクトレンチの打撃部の構造を示す立体分解図である。 従来技術によるエアインパクトレンチのハンマーケースを示す斜視図およびハンマーケース蓋を示す正面図である。 従来技術によるエアインパクトレンチのハンマーを示す斜視図である。 本考案によるエアインパクトレンチの打撃部の構造を示す立体分解図である。 本考案によるエアインパクトレンチのハンマーケースを示す斜視図およびハンマーケース蓋を示す正面図である。 本考案によるエアインパクトレンチのハンマーを示す平面図および斜視図である。 本考案によるエアインパクトレンチの打撃部の構造を示す側面断面図である。
符号の説明
50 打撃部
51 ハンマーケース
52 軸孔
53 軸溝
54 軸受
55 収容溝
56 ハンマーケース蓋
57 軸溝
58 軸受
59 収容溝
60 カム
65 ハンマー
66 中心軸
67 中心軸凸部
68 ハンマー側部
69 弧状ガイド縁部
70 出力軸
75 アンビル段部
76 アンビル溝部
80 エアモータ

Claims (1)

  1. ハンマーケースと、カムと、ハンマーとから構成されるエアインパクトレンチの打撃部の構造において、
    前記打撃部両端には、エアモータおよび出力軸が接続され、
    前記ハンマーケースは、縦断面がコ型の円柱体から構成され、エアモータに対応するハンマーケース端部壁面にはエアモータと連結されるカムが貫設され、ハンマーケース内部周縁面には軸方向に延長した軸溝が形成され、ハンマーケースの軸孔を備える内壁面上には軸溝に対応する軸受が形成され、ハンマーケース内部周縁面の軸溝両側面の縁部にはそれぞれ凹状の収容溝が形成されており、ハンマーケース開口部の一端にはハンマーケース蓋が設けられ、前記ハンマーケース蓋の内部周縁には前記ハンマーケースの軸溝および収容溝に対応する軸溝および収容溝が形成され、ハンマーケース蓋内壁面には前記軸溝に対応する軸受が形成されており、
    前記ハンマーは、円孤状を呈し、前記ハンマーの端面中央には軸方向に延長突出した中心軸が形成され、前記中心軸はハンマーケースの軸溝に対応しており、ハンマーの中心軸両端には軸受に対応する中心軸凸部がそれぞれ設けられ、ハンマーの中心軸の両側面には肉厚で孤状のハンマー側部がそれぞれハンマーに重ねて形成されてハンマー厚さを補強すると共に、そのハンマー中心軸凸部との間を円孤状ガイド縁部として中心軸とハンマーとの結合断面積を大きくしてハンマーの打撃時の中心軸とハンマー間の応力集中を緩和してなることを特徴とするエアインパクトレンチの打撃部の構造。

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