JP3112370U - エアインパクトレンチの打撃部の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造強度に優れたエアインパクトレンチの打撃部の構造を提供する。
【解決手段】
ハンマーケース51と、ハンマー55とから構成される打撃部の構造であって、エアモータ70および出力軸60が接続されることによって出力軸60に回動打撃による振動効果を発生させることができ、打撃部50のハンマーケース51の一端にはハンマーケース蓋52が設けられ、半月形のハンマー55は両端にハンマーケース51とハンマーケース蓋52とに枢設される中心軸57が突設され、ハンマー55のハンマーケース蓋52に対応する端部内縁には側部片58が形成され、側部片58はハンマー辺縁間に跨設されている。以上の構造によって、構造が簡単で、強度に優れた打撃部50が構成されている。
【選択図】 図4

Description

本考案はエアインパクトレンチの出力軸に振動打撃を与えるのに用いられる打撃部の構造に関し、打撃部のハンマーに側部片が形成された特殊設計により、有効的にハンマーの強度を高め、打撃過程においてひび割れたり、断裂したりせず、従来技術によるものと比較してエアインパクトレンチの使用寿命を延ばすことができるエアインパクトレンチの打撃部の構造に関する。
エアレンチは迅速且つ確実にボルトやナットなどの締緩を行うことができる手工具であり、主に高圧空気によって作動するモータによって打撃部を作動し、打撃部がアンビルを打撃して出力軸を振動回動させるものであり、振動力を利用してボルトやナットなどの締緩を行うことができる。従来技術によるエアインパクトレンチの打撃部の構造としては、例えば図1、2、3に示すものがあり、打撃部10は主にハンマーケース11と、ハンマー16とから構成され、コ型のハンマーケース11の開口端部にはハンマーケース蓋12が設けられ、ハンマーケース11およびハンマーケース蓋12の端面の周縁付近にはハンマー16を枢設する軸受110が形成され、ハンマーケース11のハンマーケース蓋12と反対の端部はカムによってエアモータ(図なし)と接続され、カム13周縁にはハンマー16と嵌合されるカム溝14が形成され、ハンマーケース11とハンマーケース蓋12との内部に設置されるハンマー16にはカム溝14に嵌合される凸部17が形成され、ハンマー16は両端にハンマーケース11とハンマーケース蓋12とに枢設される中心軸18を備え、ハンマー16が打撃部10内に貫設された出力軸20のアンビル段部25を動かすことができるのだが、アンビル段部25上にはアンビル溝部26が形成されており、ハンマー16が回動して出力軸20を打撃するのに利用され、それによってソケットを通じてボルトやナットなどの締緩を行う。
しかし、従来技術による打撃部の設計には問題が存在する。ハンマー16は半月型の孤状体であるので、回動して打撃の動作を行うとき、全ての応力はハンマー16両側の辺縁に集中し、ハンマー16は回動過程において、変形してしまうという問題が発生し、打撃過程における振動によって容易にひび割れたり断裂したりしてしまい、ハンマー16が引っ掛かって打撃がスムーズに行われない状況が発生してしまい、エアーインパクトレンチの正確な運転に影響を及ぼし、さらにはエアインパクトレンチの破損をももたらし、使用寿命を短くしている。
上述の説明からわかるように、従来技術によるエアインパクトレンチの構造には構造が簡単で、強度に優れたハンマーが備わっておらず、普遍的に構造強度不足および容易に変形して引っ掛かって動作がスムーズに行われなくなってしまう現象が発生するという問題が存在するので、改良を施し、運転の正確性を高め、使用寿命を延ばす必要がある。
そこで本考案の考案者は上述の問題に鑑み、長期に渡る研究および試作によって、ついに構造強度に優れ、ハンマーがひび割れて打撃時にハンマーが引っ掛かって動作がスムーズに行われなくなる現象の発生減らし、使用寿命を延ばすことができるエアインパクトレンチの打撃部の構造を案出した。
本考案の目的は、構造強度を高め、ひび割れて引っ掛かって動作がスムーズに行われなくなる現象の発生を防止でき、使用寿命を延ばすことができるエアインパクトレンチの打撃部の構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案による打撃部は、主にハンマーケースと、ハンマーとから構成され、打撃部両端には、エアモータおよび出力軸が接続されている。
打撃部のハンマーケースの出力軸の一端に対応する位置にはハンマーケース蓋が設けられ、ハンマーケースおよびハンマーケース蓋の端面の周縁付近にはハンマーを枢設する軸受が形成され、ハンマーケース蓋の外部端面の軸受に対応する位置には凸状のハンマーケース凸部が形成されてハンマーケースの構造強度を高めている。
ハンマーケースの他端にはエアモータと噛合して作動するカムが設けられ、カム周縁にはハンマーと噛合するカム溝が形成され、ハンマーケースとハンマーケース蓋内に設けられるハンマーの両端にはそれぞれ中心軸が形成され、ハンマーのカムのカム溝に対応する位置には凸部が形成され、ハンマーの凸部付近の辺縁には側部片が形成されている。
上述の構造によって構造強度を大幅に高めることができ、有効的に打撃動作中におけるハンマーのひび割れや断裂を防止し、引っ掛かって打撃動作がスムーズに行われなくなる現象の発生を防止でき、同時に使用寿命を延ばし、経済価値を高めることができる。
本考案によると、一般のエアインパクトレンチと同様の機能と作用を達成できる以外に、ハンマーの辺縁間に側部片を形成したことにより、構造強度を高め、応力が集中して破損するのを防止でき、ハンマーが振動によってひび割れたり、断裂したりする現象を減少でき、さらに引っ掛かって打撃動作がスムーズに行われなくなる問題の発生も減少でき、有効的に使用寿命を延ばすことができた。
本考案の構成、特徴およびその他目的をさらに明らかにするために、図を参照しながらその実施形態の詳細な説明を行う。下記の説明は本考案の好適な実施形態を示すものであり、本考案の範囲を限定するものではなく、本考案の主旨に基づいた如何なる修飾や変更などは全て本考案の保護範囲に含まれる。
本考案は構造が簡単で、構造強度に優れたエアインパクトレンチの打撃部の構造に関し、図4に示すように、打撃部50は主に、ハンマーケース51と、ハンマー55とから構成されている。打撃部50両端にはエアモータ70および出力軸60(図7を参照)が接続されており、打撃部50内のハンマー55はエアーモータ70によって正、逆方向に回動でき、打撃部50がハンマー55を利用して出力軸60を作動し、回動振動の方式によってボルトやナットなどの締緩を行う。以上の構造および作動原理は従来技術のエアインパクトレンチと同一であり、本考案の特徴を示さないので、詳細な説明は行わない。
本考案の詳細な説明に関しては、図4、5、6、7に示すように、打撃部50のハンマーケース51は、断面がコ型の円柱体から製造され、ハンマーケース51の出力軸60に対応する一端にはハンマーケース蓋52が設けられ、ハンマーケース51およびハンマーケース蓋52の端面に対応する周縁付近には対応する軸受110が形成され、ハンマー55が枢設されている。ハンマーケース蓋52の外部端面の軸受に対応する位置には凸状のハンマーケース凸部510(図6を参照)が形成されており、ハンマーケース51の軸受110の耐応力を向上させて構造強度を高めている。
ハンマーケース51の他端にはエアモータ70と噛合して作動するカム53が設けられ、カム53周縁にはハンマー55と噛合するカム溝54が形成され、ハンマーケース51とハンマーケース蓋52との内部に設けられるハンマー55の両端にはそれぞれ中心軸57が形成され、ハンマー55のカム溝54に対応する位置にはハンマー凸部56が形成され、ハンマー凸部56は丁度カム53のカム溝54と噛合している。ハンマー55のハンマー凸部56付近の辺縁には側部片58が形成されており、ハンマ−55の両側片間を接続している。
出力軸60の一端にはソケットを嵌設する角ドライブが形成され、他端にはアンビル段部65が形成され、アンビル段部65上にはハンマー55に対応するアンビル溝部66が形成されており、打撃による振動を発生させる。
以上の構造によって、構造が簡単で、強度に優れた打撃部が構成されている。
本実施形態を実際に運用するとき、図7に示すように、高圧空気がエアモータ70に進入した後、カム53が打撃部50のハンマー55と噛合していることによって、ハンマー55回動時、出力軸60アンビル段部65のアンビル溝部66を打撃でき、出力軸60を振動させてボルトやナットなどの締緩を行う。
本実施形態は一般のエアインパクトレンチと同様の機能と作用を達成できる以外に、ハンマー55の辺縁間に側部片58を形成したことにより、構造強度を高め、応力が集中して破損するのを防止でき、ハンマー55が振動によってひび割れたり、断裂したりする現象を減少でき、さらに引っ掛かって打撃動作がスムーズに行われなくなる問題の発生も減少でき、有効的に使用寿命を延ばすことができた。
本考案の特殊な設計によって、エアインパクトレンチの構造強度を高め、使用寿命を延ばすことができ、本考案は確実に新規性および進歩性を備え、同様の技術領域において同一または近似の製品の公開および使用は未だされていない。
従来技術によるエアインパクトレンチの打撃部の構造を示す立体分解図である。 従来技術によるエアインパクトレンチのハンマーを示す斜視図および平面図である。 従来技術によるエアインパクトレンチのハンマーとハンマーケースを示す斜視図である。 本考案によるエアインパクトレンチの打撃部の構造を示す立体分解図である。 本考案によるエアインパクトレンチのハンマーを示す斜視図および平面図である。 本考案によるエアインパクトレンチのハンマーとハンマーケースを示す斜視図である。 本考案によるエアインパクトレンチの打撃部の組立後の状態を示す側面断面図である。
符号の説明
50 打撃部
51 ハンマーケース
510 ハンマーケース凸部
52 ハンマーケース蓋
53 カム
54 カム溝
55 ハンマー
56 ハンマー凸部
57 中心軸
58 側部片
60 出力軸
65 アンビル段部
66 アンビル溝部
70 エアモータ















Claims (1)

  1. 主にハンマーケースと、ハンマーとから構成されるエアインパクトレンチの打撃部の構造であって、
    前記打撃部両端には、エアモータおよび出力軸が接続され、
    前記打撃部のハンマーケースの出力軸の一端に対応する位置にはハンマーケース蓋が設けられ、ハンマーケースおよびハンマーケース蓋の端面の周縁付近にはハンマーを枢設する軸受が形成され、ハンマーケース蓋の外部端面の軸受に対応する位置には凸状のハンマーケース凸部が形成されてハンマーケースの構造強度を高めており、
    前記ハンマーケースの他端にはエアモータと噛合して作動するカムが設けられ、カム周縁にはハンマーと噛合するカム溝が形成され、ハンマーケースとハンマーケース蓋内に設けられるハンマーの両端にはそれぞれ中心軸が形成され、ハンマーのカム溝に対応する位置にはハンマー凸部が形成され、ハンマーのハンマー凸部付近の辺縁には側部片が形成されており、
    前記出力軸の一端にはソケットを嵌設する角ドライブが形成され、他端にはアンビル段部が形成され、前記アンビル段部上にはハンマーに対応するアンビル溝部が形成されており、
    以上の構造によって、構造が簡単で、強度に優れた打撃部が構成されていることを特徴とするエアインパクトレンチの打撃部の構造。
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