JP2012150359A - 電子機器および電子機器の制御方法、ならびに、プロジェクタ装置 - Google Patents

電子機器および電子機器の制御方法、ならびに、プロジェクタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置に固有のデータを保存する部品の交換を容易に実施可能とする。
【解決手段】基板が主装置の電源および電源端子から供給された電源のうち何れで起動されているかを判定する。判定結果に従い、主装置の電源で起動されている場合には、不揮発メモリに第1のアドレスを設定すると共に、MCUからメモリを制御可能とする。一方、電源端子から供給された電源で起動されている場合には、不揮発メモリに第2のアドレスを設定すると共に、MCUとメモリとを切り離す。主装置側の基板のMCUから当該基板に接続され、主装置から取り外された他の基板のメモリを制御して、他の基板のメモリに記憶される補正値データを、主装置側の基板のメモリに書き込む。
【選択図】図4

Description

本発明は、交換可能な基板に設定値を保存する場合に用いて好適な電子機器および電子機器の制御方法、ならびに、プロジェクタ装置に関する。
装置に搭載する部品の中には、自身の特性バラツキが装置性能に影響を与えてしまうような部品(以降、特性管理部品)が存在し得る。例えば、プロジェクタ装置に搭載する光学エンジンが特性管理部品に相当する。このような特性管理部品を搭載した装置は、製造工程内で調整(補正)作業を行うことにより、特性管理部品のバラツキが装置性能のバラツキ増大を引き起こす事を抑えている。そして、この調整作業によって取得した、特性管理部品のバラツキを補正するためのデータである補正値データは、装置内部のコントローラ基板に実装する不揮発メモリに保存するのが一般的である。
ここで、故障の発生などによって、補正値データが保存されるコントローラ基板を新品のコントローラ基板と交換した場合について考える。この場合、交換する新品のコントローラ基板には、装置に搭載する特性管理部品の補正値データが保存されていない。そのため、予め作成した標準的な補正値データを新しい基板に書き込むようにした技術が既に知られている。
特許文献1には、装置の製造工程において計測器を使って特性管理部品の特性値測定を実施し、この測定結果を設計値に近付けるための補正値データを作成し、作成した補正値データを装置に保存するようにした技術が開示されている。特許文献1によれば、特性管理部品のバラツキに起因する装置特性の低下を防ぐことができる。
ところで、特性管理部品は、個体毎に固有の補正値データが必要となることが多い。そのため、従来技術により新品のコントローラ基板に標準的な補正値データを書き込んだのでは、特性管理部品の特性を完全には補正しきれず、固有の補正値データが保存されていた交換対象のコントローラ基板の場合と比較して、電子機器の性能が低下してしまうおそれがあった。
さらには、新品基板に対する標準的な補正値データの書き込み処理に際しては、パーソナルコンピュータを用いるのが一般的であり、フィールドでこの書込処理を実施する場合には、例えばサービスマンがパーソナルコンピュータを携行する必要があり、煩わしかった。一方、コントローラ基板を新品の基板に交換した後にフィールドで再度補正作業を実施することも考えられる。しかしながらこの場合、複数の計測器など、さらに多くの機材を携行しなければならないと共に、測定の時間も余計にかかってしまうという問題点があった。
また、交換対象のコントローラ基板から固有の補正値データを例えばパーソナルコンピュータのメモリなどにコピーする場合、この交換対象のコントローラ基板を起動させて、不揮発メモリからの補正値データ読み込みを行うことになる。ところが、故障などにより交換対象のコントローラ基板が起動不能な場合には、交換対象のコントローラ基板から補正値データの読み込みを行う処理の実行が極めて困難であるという問題点があった。
上述した特許文献1によれば、特性管理部品の補正値データをメモリに保存することで、特性管理部品のバラツキに起因する電子機器特性の低下が防がれる。しかしながら、特許文献1の技術を用いた場合であっても、フィールドでのコントローラ基板交換が発生した際、製造工程で保存した補正値データを新しいコントローラ基板に引き継ぐことが出来ないという問題は解消できていない。
また、特性管理部品に対して不揮発メモリを含む電子回路を設け、当該不揮発メモリに対して当該特性管理部品の補正値データを記憶することも考えられる。しかしながら、特性管理部品が本来電子回路を必要としない場合、補正値データを保存するために新たに不揮発メモリおよびその実装基板を搭載すると、装置の構成の複雑化や大型化を招いてしまうという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置に固有のデータを保存する部品の交換を容易に実施可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、主装置に対して脱着可能に組み込んで動作する電子機器であって、制御信号により制御され、データの書き換えが可能な不揮発の記憶手段と、電源の供給を行う電源端子と、制御信号を送受信する制御端子とを含む接続手段と、記憶手段を制御信号により制御する制御手段と、電源が主装置および電源端子のうち何れから供給されているかを判定する判定手段と、記憶手段の制御を、判定手段により電源が主装置から供給されていると判定された場合に、制御手段で行い、判定手段により電源が電源端子から供給されていると判定された場合に、制御端子から受信した制御信号により行うように切り替える切り替え手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、主装置に対して脱着可能に組み込んで動作する電子機器の制御方法であって、電子機器は、制御信号により制御され、データの書き換えが可能な不揮発の記憶手段と、電源の供給を行う電源端子と、制御信号を送受信する制御端子とを含む接続手段とを有し、制御手段が、記憶手段を制御信号により制御する制御ステップと、判定手段が、電源が主装置および電源端子のうち何れから供給されているかを判定する判定ステップと、切り替え手段が、記憶手段の制御を、判定ステップにより電源が主装置から供給されていると判定された場合に、制御ステップにより行い、判定ステップにより電源が電源端子から供給されていると判定された場合に、制御端子から受信した制御信号により行うように切り替える切り替えステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、機器に固有のデータを保持する部品の交換が容易に実施可能となるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る電子機器が適用されたプロジェクタ装置の一例の構成を示すブロック図である。 図2は、コントローラ基板の一例の構成と、本実施形態による補正値コピー時の基板接続形態の例を示すブロック図である。 図3は、コントローラ基板における本実施形態に関連の深い部分の構成をより詳細に示す回路図である。 図4は、補正値コピー時の動作をより具体的に説明するための略線図である。 図5は、本実施形態によるコントローラ基板間での補正値データのコピー処理におけるMCUの動作を示す一例のフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る電子機器の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る電子機器が適用されたプロジェクタ装置1の一例の構成を示す。プロジェクタ装置1は、特性管理部品である光学エンジン10と、電子機器としてのコントローラ基板40とを搭載した液晶方式のプロジェクタである。プロジェクタ装置1は、光学エンジン10、ランプ20、電源ユニット30およびコントローラ基板40を備える。電源ユニット30は、商用電源からランプ20の電源やコントローラ基板40の動作電源を生成する。
光学エンジン10は、ランプ20からの光を反射させる複数の反射ミラー11と、反射ミラー11で反射された光をRGB(Red/Green/Blue)の各波長光に分離するための複数のダイクロイックミラー12と、RGBの各波長光毎に画像を生成するための液晶モジュール13と、液晶モジュール13の通過光を合成してカラーの投射映像を生成するプリズム14と、プリズム14から出射された映像を拡大するための投射レンズ15とを備えて構成される。
コントローラ基板40は、MCU(Micro Control Unit)41と、LCD制御部42と、外部入出力信号制御部43と、不揮発メモリ44と、NIC(Network Interface Card)45とを備え、プロジェクタ装置1に対して着脱可能に組み込まれて動作する電子機器である。コントローラ基板40とプロジェクタ装置1とは、例えば図示されないコネクタを介して電気的に接続される。プロジェクタ装置1は、コントローラ基板40に対する主装置と考えることができる。
MCU41は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を備え、ROMに予め記憶されるプログラムに従い、RAMをワークメモリとして用いて、このプロジェクタ装置1の全体の動作を制御する。また、MCU41は、プロジェクタ装置1に入力した画像信号に対して画像処理を施す。LCD(Liquid Crystal Display)制御部42は、MCU41で画像処理された画像信号に従い、光学エンジン10内部の複数の液晶モジュール13を制御する。
不揮発メモリ44は、例えば光学エンジン10に対する補正値データが記憶され、MCU41の制御に従いデータの書き込みおよび読み出しが行われる。
外部入出力信号制御部43は、パーソナルコンピュータ2やビデオカメラ3といった外部の電子機器との通信を制御する。外部入出力信号制御部43は、パーソナルコンピュータ2やビデオカメラ3などから画像データや電子ファイルのデータ受信を行ったり、パーソナルコンピュータ2と通信を行うためのインターフェイスを有する。このようなインターフェイスとして、例えばRS−232C、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)を用いることができる。NIC45は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介した例えばコンピュータ4との間の通信を制御する。
ここで、光学エンジン10は、多くの光学部品によって複雑且つ緻密に構成されたモジュールであるため、必然的に特性のバラツキも大きくなる。この光学エンジン10の特性バラツキは、「色ムラ」、「色調ズレ」、「フリッカ」などといった、プロジェクタ装置1の映像品質特性のバラツキに直接繋がってしまう。そのため、プロジェクタ装置1の製造工程において、1台毎に測定器を使った調整作業を実施し、光学エンジン10に起因するプロジェクタ装置1の特性バラツキを抑えるための補正値データを作成する。
作成された補正値データは、コントローラ基板40の外部入出力信号制御部43を通じて、外部電子機器であるパーソナルコンピュータ2からプロジェクタ装置1に送られ、MCU41の制御に従い不揮発メモリ44に書き込まれる。
図2は、コントローラ基板40の一例の構成をより詳細に示すと共に、本実施形態による補正値コピー時の基板接続形態の例を示す。なお、図2において、上述した図1と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
補正値コピー部50は、不揮発メモリ44に対する補正値データのコピーを制御するもので、補正値コピーI/F51、CopyV検出部52、電源切替部53、バスSW(スイッチ)54、アドレス切替部55を有する。図2の例では、不揮発メモリ44としてシリアルバス型のEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)が用いられ、不揮発メモリ44および補正値コピーI/F51がI2C(Inter-Integrated Circuit)バスで互いに通信可能に接続されると共に、これら不揮発メモリ44および補正値コピーI/F51は、バスSW54を介してI2CバスによりMCU41と互いに通信可能に接続される。なお、本実施形態に適用可能な不揮発メモリ44は、シリアルバス型のEEPROMに限られるものではない。
補正値コピーI/F51は、コントローラ基板40における外部接続コネクタであって、電源の供給を行う電源端子と、不揮発メモリ44の制御信号を送受信する制御端子とを有する。コントローラ基板40が有する補正値コピーI/F51の電源端子および制御端子は、同一構成の他のコントローラ基板40が有する補正値コピーI/F51の対応する端子と互いに接続することができ、これにより、一方のコントローラ基板40に実装される不揮発メモリ44に記憶されるデータを、他方のコントローラ基板40に実装される不揮発メモリ44に対してコピーすることができる。
以下、このコントローラ基板40および他のコントローラ基板40との間で行われる、不揮発メモリ44の記憶内容のコピー動作について、詳細に説明する。プロジェクタ装置1に組み込まれているコントローラ基板40が故障した場合、この故障したコントローラ基板40をプロジェクタ装置1から取り外し、新品のコントローラ基板40をプロジェクタ装置1に組み込む。本実施形態では、故障して取り外されたコントローラ基板40と、故障したコントローラ基板40の代わりにプロジェクタ装置1に組み込まれた新品のコントローラ基板40とをそれぞれの補正値コピーI/F51で接続することで、故障したコントローラ基板40の不揮発メモリ44に記憶される補正値データを、新品のコントローラ基板40に対して自動的に書き込むことができる。
図2において、便宜上、故障したコントローラ基板40をコントローラ基板40Bとし、新品のコントローラ基板40をコントローラ基板40Aとする。コントローラ基板40Aは、プロジェクタ装置1に組み込まれ、電源ユニット30からシステム電源SysVが供給される。コントローラ基板40Aが有する補正値コピーI/F51の電源端子と、コントローラ基板40Bが有する補正値コピーI/F51の電源端子とを接続する。これにより、コントローラ基板40Aからコントローラ基板40Bに対して、電源CopyVが供給される。この電源CopyVは、コントローラ基板40Aにおいて、システム電源SysVから生成される。
また、コントローラ基板40Aが有する補正値コピーI/F51の制御端子と、コントローラ基板40Bが有する補正値コピーI/F51の制御端子とを接続する。これにより、コントローラ基板40Aからコントローラ基板40Bに対して、コントローラ基板40Bが有する不揮発メモリ44を制御するための信号が制御信号として送信される。また、コントローラ基板40Bからコントローラ基板40Aに対して、コントローラ基板40Bの不揮発メモリ44に対して書き込むための補正値データが制御信号として送信される。
図3は、コントローラ基板40における本実施形態に関連の深い部分の構成を、より詳細に示す。なお、図3において、上述した図2と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。また、以下において、コントローラ基板40Aとコントローラ基板40Bとを区別する必要のない場合は、これらをコントローラ基板40で代表させて説明を行う。
図3において、電源CopyVは、不揮発メモリ44を動作させるための電源である。電源CopyVは、不揮発メモリ44の電源端子VCCに供給される。
補正値コピーI/F51において、端子60および61は、電源CopyVの電源端子を構成する。また、端子62および63は、制御端子を構成し、それぞれクロック線70およびデータ線71に接続される。クロック線70およびデータ線71は、それぞれ不揮発メモリ44のクロック端子およびデータ端子に接続される。クロック線70およびデータ線71は、I2Cに規定されるフォーマットでクロック信号およびデータ信号をそれぞれ送受信する。
電源切替部53は、電源CopyVの供給元を、システム電源SysVと、端子60から供給される電源とで切り替える回路ブロックである。CopyV検出部52は、電源切替部53の状態を検出する回路ブロックである。具体的には、CopyV検出部52は、電源CopyVの供給元が、システム電源SysVと、端子60から供給された電源とのうち何れであるかを判定する。バスSW54は、CopyV検出部52の出力に応じて、MCU41のクロック信号出力およびデータ信号出力の、クロック線70およびデータ線71への接続を制御する回路ブロックである。アドレス切替部55は、CopyV検出部52の出力に応じて、不揮発メモリ44のI2Cのスレーブアドレスの切り替えを行う回路ブロックである。
電源切替部53は、コントローラ基板40のシステム電源SysVが起動しているとき、すなわち、コントローラ基板40がプロジェクタ装置1内で正常動作しているときは、システム電源SysVから電源供給を行う。一方、システム電源SysVがダウンしているとき、すなわち、コントローラ基板40がプロジェクタ装置1から取り外された単品状態では、接続先のコントローラ基板40から補正値コピーI/F51を介して供給される電源により電源供給を行う。
CopyV検出部52は、電源切替部53の状態を検出するもので、具体的には、電源CopyVの供給元がシステム電源SysVおよび補正値コピーI/F51を介して接続される他のコントローラ基板40のうち何れであるかを判定する。CopyV検出部52が、電源CopyVが接続先の他のコントローラ基板40から供給されていると判定した場合には、バスSW54によって不揮発メモリ44とMCU41の制御信号線(I2Cバス)とが切り離され、更にアドレス切替部55によって不揮発メモリ44のI2Cバスアドレス(I2Cバスのスレーブアドレス)が補正値コピー動作時用として予め決められたアドレスに切り替えられる。
コントローラ基板40の各部の動作について、より詳細に説明する。電源切替部53において、図3の例では、システム電源SysVの供給端とダイオードD1のアノードが接続され、ダイオードD1のカソードが端子60に接続される。ダイオードD1のカソードと端子60との中点Bから電源CopyVが取り出される。電源切替部53は、コントローラ基板40のシステム電源SysVが起動している場合、システム電源SysVがダイオードD1を介して点Bにて電源CopyVとして取り出される。一方、システム電源SysVがダウンした状態では、端子60から供給される電源が電源CopyVとして用いられる。
なお、端子60から電源供給を受けている際、ダウンしているシステム電源SysV(点A)に対して不必要に電源供給が行われないよう、ダイオードD1にて電源供給路の制限を行っている。
CopyV検出部52は、図3の例では、トランジスタによるスイッチ素子Q1と、抵抗素子R1およびR2とを有し、ダイオードD1のアノード側の点Aから取り出されたシステム電源SysVが抵抗素子R2を介してスイッチ素子Q1のベース端子に供給される。また、電源CopyVが抵抗素子R1を介してスイッチ素子Q1のコレクタ端子に供給される。スイッチ素子Q1のエミッタ端子は、接地される。抵抗素子R1とスイッチ素子Q1のコレクタ端子との中点Cから出力が取り出され、これがCopyV検出部52による判定結果となる。
システム電源SysVが起動している場合は、スイッチ素子Q1がONとなり、抵抗素子R1が接地され中点Cの電圧がロー(Low)となる。一方、システム電源SysVが起動しておらず、且つ、端子60から電源が供給されている場合には、スイッチ素子Q1がOFFとなり、中点Cの電圧がハイ(High)となる。すなわち、CopyV検出部52がLow出力の場合に、システム電源SysVが起動していると判定され、High出力の場合に、システム電源SysVがダウンしており、且つ、端子60から電源が供給されていると判定される。
バスSW54は、図3の例では、p型のMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)による2つのスイッチ素子Q3およびQ4を有し、それぞれMCU41と、クロック線70およびデータ線71との接続を制御する。より具体的には、CopyV検出部52の出力がスイッチ素子Q3およびQ4のゲート端子に供給される。また、MCU41のクロック信号出力端が、スイッチ素子Q3のドレイン端子およびソース端子を介してクロック線70に接続される。同様に、MCU41のデータ信号出力端が、スイッチ素子Q4のドレイン端子およびソース端子を介してデータ線71に接続される。
バスSW54は、CopyV検出部52がLow出力の間、すなわち、システム電源SysVから電源CopyVが供給されている間は、スイッチ素子Q3およびQ4がそれぞれONとなり、図3における点E−点F間、ならびに、点G−点H間が導通状態とされる。これにより、MCU41から出力されるクロック信号およびデータ信号が不揮発メモリ44にそれぞれ供給され、不揮発メモリ44が同一コントローラ基板40上のMCU41から制御される。
一方、CopyV検出部52がHigh出力の間、すなわち、システム電源SysVがダウンしており、且つ、補正値コピーI/F51の電源端子から電源CopyVが供給されている間は、スイッチ素子Q3およびQ4がそれぞれOFFとなり、図3における点E−点F間、ならびに、点G−点H間が切り離される。
アドレス切替部55は、図3の例では、トランジスタによるスイッチ素子Q2と、抵抗素子R3およびR4とを有し、CopyV検出部52の出力が抵抗素子R4を介してスイッチ素子Q2のベース端子に供給される。また、電源CopyVが抵抗素子R3を介してスイッチ素子Q2のコレクタ端子に供給される。スイッチ素子Q2のエミッタ端子は、接地される。抵抗素子R3とスイッチ素子Q2のコレクタ端子との中点Dから出力が取り出され、不揮発メモリ44のスレーブアドレスの第1ビットの入力とされる。
不揮発メモリ44にI2Cのバスインターフェイスを持つEEPROMを用いた図3の例では、当該EEPROMが7ビットアドレスの場合、アドレス上位4ビットが値「1010」の固定値とされ、第1ビット〜第3ビットを用いてスレーブアドレスの設定を行うのが一般的である。図3の例では、スレーブアドレスの第2および第3ビットが接地されて値「0」とされ、第1ビットは、CopyV検出部52がHigh出力の間、すなわち、システム電源SysVがダウン、且つ、電源CopyVが供給されている間は、値「0」となり、Low出力の間、すなわち、システム電源SysVが起動している間は、値「1」となる。
したがって、コントローラ基板40の電源がプロジェクタ装置1から供給されている場合は、スレーブアドレスがアドレス「1010001xb」(「xb」は、直前の数字列がバイナリ値であることを示す)となる。一方、コントローラ基板40の電源が、補正値コピーI/F51を介して接続される他のコントローラ基板40から供給されている場合は、スレーブアドレスがアドレス「1010000xb」となる。これにより、不揮発メモリ44は、接続先の他のコントローラ基板40に実装されているMCU41により識別され、当該MCU41から制御可能となる。このように、MCU41は、スレーブアドレスを識別情報として用いて不揮発メモリ44を識別する。
なお、図3に示したCopyV検出部52、電源切替部53、バスSW54およびアドレス切替部55の構成は一例であって、これらに限定されるものではない。また、不揮発メモリ44に設定するスレーブアドレスの値は、上述の例に限定されない。
図4を用いて、補正値コピー時の動作について、より具体的に説明する。なお、図4において、上述した図2および図3と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、図4では、プロジェクタ装置1内の新品のコントローラ基板40Aの各部の符号に「A」を付すと共に、プロジェクタ装置1から取り外した故障品のコントローラ基板40Bの各部の符号に「B」を付して、これらを区別する。
図4は、例えば故障品のコントローラ基板40Bがプロジェクタ装置1から取り外され、代わりに、新品のコントローラ基板40Aが装着されると共に、コントローラ基板40Aとコントローラ基板40Bとが、補正値コピーI/F51Aおよび補正値コピーI/F51Bを介して接続された状態を示している。
コントローラ基板40Aは、プロジェクタ装置1に組み込まれ、正常動作可能な状態となっているが、不揮発メモリ44Aには、光学エンジン10に最適な補正値データが記憶されていない。一方、コントローラ基板40Bは、不揮発メモリ44Bに当該補正値データが記憶されているが、プロジェクタ装置1から取り外されて基板単品の状態となっていると共に、故障発生のために、コントローラ基板40Bのシステムが正常起動できないものとする。
この状態において、両方のコントローラ基板40Aおよび40Bそれぞれの補正値コピーI/F51Aおよび51Bを互いに接続し、例えばプロジェクタ装置1を起動させた場合について考える。この場合、コントローラ基板40Aは、電源ユニット30からシステム電源SysVが供給されて起動すると共に、システム電源SysVから電源CopyVを取り出して、電源CopyVを補正値コピーI/F51Aおよび51Bを介してコントローラ基板40Bに供給する。これにより、図4において実線で表される部分が起動状態となる。
より具体的には、コントローラ基板40Aは、正常動作可能なため、電源CopyVには、システム電源SysVによる電源供給が行われている。そのため、CopyV検出部52Aは、Low出力となり、このCopyV検出部52Aの出力を受けて、バスSW54AがON状態とされると共に、アドレス切替部55Aは、不揮発メモリ44Aのスレーブアドレスを、アドレス「1010001xb」に設定する。例えば、このアドレス「1010001xb」を、補正値コピー動作の際に補正値データを書き込む側のメモリを示す値とすることができる。
一方、コントローラ基板40Bは、システム電源SysVが起動せず、電源CopyVは、補正値コピーI/F51Bを介してコントローラ基板40Aから供給される。そのため、CopyV検出部52Bは、High出力となり、このCopyV検出部52Bの出力を受けて、バスSW54BがOFF状態とされI2CバスからMCU41Bが切り離されると共に、アドレス切替部55Bは、不揮発メモリ44Bのスレーブアドレスを、アドレス「1010000xb」に設定する。例えば、このアドレス「1010000xb」を、補正値コピー動作の際に補正値データを読み出す側のメモリを示す値とすることができる。
この状態においては、コントローラ基板40Aに実装されているMCU41AをI2Cのマスタデバイスとし、このMCU41Aから、同コントローラ基板40A上の不揮発メモリ44Aと、コントローラ基板40B上の不揮発メモリ44Bとを同時に制御可能となっている。MCU41Aからは、アドレス「1010001xb」に不揮発メモリ44Aが、アドレス「1010000xb」に不揮発メモリ44Bが見えているので、不揮発メモリ44Bから不揮発メモリ44Aへの補正値データのコピーを実行することができる。
一例として、MCU41Aは、アドレス「1010000xb」の不揮発メモリ44Bに対する補正値データの読み出し要求を含む制御信号を、補正値コピーI/F51Aからコントローラ基板40Bに対して送信する。コントローラ基板40Bにおいて、この制御信号が補正値コピーI/F51Bにより受信され、読み出し要求に応じて不揮発メモリ44Bから補正値データが読み出される。読み出された補正値データは、補正値コピーI/F51Bから送信され、コントローラ基板40Aに受信される。コントローラ基板40Aでは、MCU41Aの制御に従い、受信した補正値データが不揮発メモリ44Aに書き込まれる。
図5は、本実施形態によるコントローラ基板間での補正値データのコピー処理におけるMCU41の動作を示す一例のフローチャートである。上述した図4を参照しながら、このフローチャートによる処理について説明する。このフローチャートによる処理に先立って、プロジェクタ装置1に装着された新品のコントローラ基板40Aと、プロジェクタ装置1から取り外された故障したコントローラ基板40Bとが、補正値コピーI/F51Aおよび51Bを介して接続されているものとする。
プロジェクタ装置1が起動されると、電源ユニット30からコントローラ基板40Aに対してシステム電源SysVが供給され、図4を用いて説明したように、コントローラ基板40Aの各部が起動されると共に、コントローラ基板40Aからコントローラ基板40Bに対して電源CopyVが供給され、コントローラ基板40Bの各部が起動される。
コントローラ基板40Aに実装されるMCU41Aは、I2Cバスを介して、当該MCU41Aから制御可能な不揮発メモリの探索を行う。常時見つかるアドレスの不揮発メモリ44Aは、コントローラ基板40Aに実装されているものである。MCU41Aは、不揮発メモリ44A以外の、予め補正値コピー用として定めたアドレスの不揮発メモリの有無を確認する(ステップS100)。MCU41Aは、確認の結果に基づき、次のステップS101で、予め補正値コピー用として定めたアドレスの不揮発メモリの有無を判定する。若し、無いと判定した場合、このフローチャートによる一連の処理を終了させ、補正値コピー動作を行わずに、コントローラ基板40Aをそのまま起動する。
一方、ステップS101で、予め補正値コピー用として定めたアドレスの不揮発メモリが有ると判定されたら、処理はステップS102に移行され、補正値コピー動作が開始される。ステップS102で、MCU41Aは、補正値コピー用アドレスの不揮発メモリ44Bから補正値データの読込みを行う。不揮発メモリ44Bから読み込まれた補正値データは、例えばMCU41が有するRAMに記憶される。これに限らず、読み込んだ補正値データを、MCU41の外部の読み書き可能なメモリ(図示しない)に記憶してもよい。
次のステップS103で、MCU41Aは、不揮発メモリ44Bから読み込んだ補正値データからチェックサム値(Sum値)を算出する。ここで、例えば製造工程などで不揮発メモリ44Bに記憶させる補正値データを作成した際に、当該補正値データからチェックサム値を算出し、不揮発メモリ44Bの所定領域に予め記憶させておくものとする。
次のステップS104で、MCU41Aは、不揮発メモリ44Bから読み出した補正値データが正当なデータであるか否かを判定する。より具体的には、ステップS104で、MCU41Aは、不揮発メモリ44Bから、予め記憶されるチェックサム値を読み出し、読み出したチェックサム値と、ステップS103で算出されたチェックサム値とを比較し、算出されたチェックサム値が正しいか否かを判定する。
なお、ここでは、読み出した補正値データの正当性(誤りの有無)をチェックサム値を用いて判定しているが、これはこの例に限定されない。すなわち、データの誤りを検出可能な符号であれば、CRC(cyclic redundancy check)符号やパリティビットなど、他の誤り検出符号を用いてもよい。
ステップS104での比較の結果、若し、不揮発メモリ44Bから読み出したチェックサム値と、ステップS103で算出したチェックサム値とが一致しないと判定された場合、不揮発メモリ44Bから読み込んだ補正値データが不正であると判断できる。そのため、MCU41Aは、このフローチャートによる一連の処理を終了させ、補正値コピー動作を終了させる。読み込んだ補正値データが不正である原因としては、不揮発メモリ44Bにおける記憶データの破損や、リードエラーなどが考えられる。
一方、ステップS104で、チェックサム値が一致すると判定した場合、MCU41Aは、処理をステップS105に移行させ、補正値コピー動作を続行させる。ステップS105およびステップS106で、MCU41Aは、ステップS102で不揮発メモリ44Bから読み込んだ補正値データに埋め込まれた機種コードと、プロジェクタ装置1の機種コードとを確認する。なお、ステップS105およびステップS106の順序は、逆でもよい。
ここで、補正値データに埋め込まれる機種コードとは、当該補正値データが記憶されるコントローラ基板40Bが組み込まれるプロジェクタ装置1に対して割り当てられたコードである。この機種コードは、製造される機種毎に予め割り当てたコードであり、コントローラ基板40の不揮発メモリ44において、補正値データの所定位置に埋め込まれて記憶される。一方、プロジェクタ装置1の機種コードは、プロジェクタ装置1の機種毎に予め割り当てられたコードであり、プロジェクタ装置1に組み込まれるコントローラ基板40に対してハードウェア的に設定されいてもよいし、ソフトウェア的に、例えばMCU41が有するROMなどに予め記憶されていてもよい。
次のステップS107で、MCU41Aは、ステップS105およびステップS106で確認された、読み込んだ補正値データに埋め込まれた機種コードと、プロジェクタ装置1の機種コードとを比較する。そして、比較の結果、若し、比較した機種コードが一致しないと判定した場合、MCU41Aは、プロジェクタ装置1に新たに装着したコントローラ基板40Aが、当該プロジェクタ装置1への組み付けに適切でないとして、このフローチャートによる一連の処理を終了させ、補正値コピー動作を終了させる。
一方、ステップS107で、比較した機種コードが一致すると判定した場合、MCU41Aは、処理をステップS108に移行させる。ステップS108で、MCU41Aは、、比較した機種コードが一致した場合は、プロジェクタ装置1に新たに装着したコントローラ基板40Aの不揮発メモリ44Aに対し、故障などで取り外したコントローラ基板40Bの不揮発メモリ44Bに記憶される補正値データをコピーしても問題ないものと判断できる。そのため、MCU41Aは、ステップS102でコントローラ基板40Bの不揮発メモリ44Bから読み込んだ補正値データを、コントローラ基板40Aの不揮発メモリ44Aに対して書き込む。
以上説明したように、本実施形態によれば、コントローラ基板40に、同じ構成の他のコントローラ基板40を直接的に接続可能な補正値コピーI/F51を設ける。プロジェクタ装置1に装着されるコントローラ基板40と、プロジェクタ装置1から取り外された他のコントローラ基板40とを、それぞれの補正値コピーI/F51を介して接続する。そして、この補正値コピーI/F51を介して、コントローラ基板40に実装される不揮発メモリ44に対して、他のコントローラ基板40に実装される不揮発メモリ44に記憶される補正値データをコピーするようにしている。
このとき、コントローラ基板40および他のコントローラ基板40は、主装置からシステム電源SysVが供給されている場合に、それぞれ自基板に実装されるMCU41と不揮発メモリ44とを接続し、主装置からシステム電源SysVが供給されていない場合に、MCU41と不揮発メモリ44とを切り離すようにしている。また、コントローラ基板40および他のコントローラ基板40にそれぞれ実装される不揮発メモリ44は、主装置からシステム電源SysVが供給されているか否かで異なるスレーブアドレスを設定するようにしている。
そのため、新たに主装置に装着したコントローラ基板40から、主装置から取り外した他のコントローラ基板40に対して、不揮発メモリ44の電源供給および不揮発メモリ44の制御を行うことが可能となる。したがって、他のコントローラ基板40のシステム起動の可否に関わらず、コントローラ基板40は、他のコントローラ基板40に実装される不揮発メモリ44から補正値データを読み込んで、自基板に実装される不揮発メモリ44に書き込むことが可能となる。また、この一連の処理は、パーソナルコンピュータや他の専用装置といった設備を必要としないため、補正値データのコピー処理を容易且つ迅速に行うことができる。
1 プロジェクタ装置
10 光学エンジン
20 ランプ
30 電源ユニット
40,40A,40B コントローラ基板
41,41A,41B MCU
51,51A,51B 補正値コピーI/F
52,52A,52B CopyV検出部
53,53A,53B 電源切替部
54,54A,54B バスSW
55,55A,55B アドレス切替部
特開2003−280619号公報

Claims (9)

  1. 主装置に対して脱着可能に組み込んで動作する電子機器であって、
    制御信号により制御され、データの書き換えが可能な不揮発の記憶手段と、
    電源の供給を行う電源端子と、前記制御信号を送受信する制御端子とを含む接続手段と、
    前記記憶手段を前記制御信号により制御する制御手段と、
    電源が前記主装置および前記電源端子のうち何れから供給されているかを判定する判定手段と、
    前記記憶手段の制御を、前記判定手段により電源が前記主装置から供給されていると判定された場合に、前記制御手段で行い、前記判定手段により電源が前記電源端子から供給されていると判定された場合に、前記制御端子から受信した前記制御信号により行うように切り替える切り替え手段と
    を備える
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、
    前記判定手段により電源が前記主装置から供給されていると判定された場合に、前記制御端子から受信した前記制御信号に含まれる書き込みデータを前記記憶手段に書き込む
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記判定手段により電源が前記主装置から供給されていると判定された場合と、電源が前記電源端子から供給されていると判定された場合とで、前記記憶手段に対して異なる識別情報を設定する設定手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記切り替え手段は、
    前記判定手段により電源が前記電源端子から供給されていると判定された場合に、前記制御手段を前記記憶手段から切り離す
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、
    前記電源が前記主装置から供給されていると判定された場合に、前記制御信号を前記制御端子から送信して、送信先に予め決められたアドレスを持つ他の記憶手段が存在するか否かを探索し、該他の記憶手段が探索された場合に、前記制御端子から受信した制御信号に含まれる書き込みデータを前記記憶手段に書き込む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記制御手段は、
    前記制御端子から受信した制御信号に含まれる誤り検出符号と、該制御信号に含まれる書き込みデータから算出した誤り検出符号とが一致した場合に、該書き込みデータを前記記憶手段に書き込む
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記制御手段は、
    前記制御端子から受信した制御信号に含まれる機種情報と、前記記憶手段に記憶される機種情報とが一致した場合に、前記制御端子から受信した制御信号に含まれる書き込みデータを前記記憶手段に書き込む
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の電子機器。
  8. 主装置に対して脱着可能に組み込んで動作する電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器は、
    制御信号により制御され、データの書き換えが可能な不揮発の記憶手段と、
    電源の供給を行う電源端子と、前記制御信号を送受信する制御端子とを含む接続手段と
    を有し、
    制御手段が、前記記憶手段を前記制御信号により制御する制御ステップと、
    判定手段が、電源が前記主装置および前記電源端子のうち何れから供給されているかを判定する判定ステップと、
    切り替え手段が、前記記憶手段の制御を、前記判定ステップにより電源が前記主装置から供給されていると判定された場合に、前記制御ステップにより行い、前記判定ステップにより電源が前記電源端子から供給されていると判定された場合に、前記制御端子から受信した前記制御信号により行うように切り替える切り替えステップと
    を備える
    ことを特徴とする電子機器の制御方法。
  9. 画像を投射する光学エンジンと、
    請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の電子機器と
    を備え、
    前記記憶手段に前記光学エンジンの補正値データが記憶される
    ことを特徴とするプロジェクタ装置。
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