JP5520720B2 - 通信装置および構成管理方法 - Google Patents

通信装置および構成管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5520720B2
JP5520720B2 JP2010155816A JP2010155816A JP5520720B2 JP 5520720 B2 JP5520720 B2 JP 5520720B2 JP 2010155816 A JP2010155816 A JP 2010155816A JP 2010155816 A JP2010155816 A JP 2010155816A JP 5520720 B2 JP5520720 B2 JP 5520720B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage means
binary data
register
circuit board
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010155816A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012018568A (ja
Inventor
広司 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Telecom Networks Ltd filed Critical Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority to JP2010155816A priority Critical patent/JP5520720B2/ja
Publication of JP2012018568A publication Critical patent/JP2012018568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5520720B2 publication Critical patent/JP5520720B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、通信装置のハードウェア回路に対する構成管理情報を管理する技術に関する。
一般的な通信装置は、通信装置本来の通信動作(ユーザーフレームのルーティングなど)を行う回路が搭載された複数のIF(インターフェース)盤と、通信装置全体の動作を監視および制御すると共に制御端末との間で制御情報を送受信する監視制御盤(CPU盤とも呼ばれる)とを有している。そして、IF盤やCPU盤に搭載されたハードウェア回路は動作設定のためのレジスタを持っており、これらのレジスタの設定(構成管理情報)を管理する必要がある。このために、従来の通信装置では、ハードウェア回路に設定されている構成管理情報を制御端末側に吸い上げてBUファイル(バックアップファイル)として管理している。そして、通信装置の交換,IF盤やCPU盤の入れ替えなどを行った場合には、オペレータが制御端末側に吸い上げておいたBUファイルを通信装置側にリストアして、通信装置を前と同じ状態に容易に設定できるようになっている。或いは、設定変更を行うなど場合は、オペレータが新たなBUファイルを作成して、制御端末から通信装置に新たな構成管理情報を送信するようになっている。
特に、バックアップしたBUファイルを通信装置にリストアする場合、先ずBUファイルが保存されている制御端末のハードディスクドライブからBUファイルを選択し、選択したBUファイルを通信装置へ転送する。そして、通信装置内部でファイルイメージのBUファイルからIF盤やCPU盤のハードウェア回路のレジスタに設定可能なメモリマップイメージのバイナリデータに展開して、各ハードウェア回路のレジスタに書き込むようになっている。
このような構成管理情報を通信装置にダウンロードして更新する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特願平06−006796号公報
ところが、従来の通信装置は、制御端末から受信したBUファイルをバイナリファイルに展開する際に展開ミスが生じたり、展開後のデータをEEPROMなどのメモリに記憶する際にノイズやメモリの経年変化などにより、展開後のデータがBUファイルの構成管理情報とは異なる場合がある。
そこで、従来は展開されたバイナリデータを再び制御端末側に読み出し、オペレータが設定値を1つずつ確認したり、展開されたバイナリデータを再びBUファイルに戻して制御端末側に転送し、制御端末側で保持しているBUファイルと比較して誤りがあるか否かを確認していた。
或いは、正常に動作しているか否かによって構成管理情報が誤っていないかを確認する方法が用いられていた。
このように、従来は、制御端末から通信装置にリストアした情報が正常に復元されているか否かの確認を行うために多大な手間と時間が必要であった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、通信装置のIF盤やCPU盤の入れ替え、設定変更などを行った場合に、構成管理情報が正常に設定されているか否かを容易に確認できる通信装置および構成管理方法を提供することである。
請求項1に係る発明は、外部の制御端末から読み書き可能で、自装置の構成管理情報をテキストデータで記憶する第1記憶手段と、自装置のハードウェア回路のレジスタに設定される設定値をバイナリデータで記憶する第2記憶手段と、前記第1記憶手段のテキストデータをバイナリデータに展開して前記第2記憶手段に記憶する展開処理と、前記第2記憶手段に記憶されるバイナリデータを前記ハードウェア回路のレジスタに設定する設定処理と、テキストデータとバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較処理とを実行する制御手段とを有する。
そして、前記通信装置は、異なるハードウェア回路を有する第1回路基盤と複数の第2回路基盤とで構成され、前記第1回路基盤は、前記第1記憶手段と、前記第2記憶手段と、前記制御手段とを有し、前記第2回路基盤は、前記第2記憶手段から転送されるバイナリデータ記憶される第3記憶手段と、前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータが設定される前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタとを有し、前記制御手段は、前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第3記憶手段のいずれかに記憶されているバイナリデータと、前記第2記憶手段のバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較処理を実行することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に記載の通信装置において、前記制御手段は、前記第1回路基盤が交換されたことを検出する検出処理を更に実行し、前記第1回路基盤が交換されたことを検知した場合、前記第2回路基盤の前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータを前記第2記憶手段に転送する転送処理と、前記第2記憶手段に転送されたバイナリデータを前記第1回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定する設定処理と、前記第1回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第2記憶手段のいずれかに記憶されるバイナリデータと前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較処理とを実行することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に記載の通信装置において、前記制御手段は、前記第2回路基盤が交換されたことを検出する検出処理を更に実行し、前記第2回路基盤が交換されたことを検知した場合、前記第1回路基盤の前記第2記憶手段に記憶されているバイナリデータを前記第2回路基盤の前記第3記憶手段に転送する転送処理と、前記第3記憶手段に転送されたバイナリデータを前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定する設定処理と、前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第3記憶手段のいずれかに記憶されるバイナリデータと前記第2記憶手段に記憶されているバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較処理とを実行することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置において、前記制御手段は、前記比較処理の比較結果が不一致の場合に前記制御端末に不一致であることを示す情報を通知する通知処理を実行することを特徴とする。
請求項に係る発明は、外部の制御端末から読み書き可能で、自装置の構成管理情報をテキストデータで記憶する第1記憶手段と、自装置のハードウェア回路のレジスタに設定される設定値をバイナリデータで記憶する第2記憶手段とを有する通信装置の構成管理情報を管理する構成管理方法において、前記第1記憶手段のテキストデータをバイナリデータに展開して前記第2記憶手段に記憶する展開手順と、前記第2記憶手段に記憶されるバイナリデータを前記ハードウェア回路のレジスタに設定する設定手順と、テキストデータとバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較手順とを有する。
そして、前記通信装置が異なるハードウェア回路を有する第1回路基盤と複数の第2回路基盤とで構成され、前記第1回路基盤は、前記第1記憶手段と、前記第2記憶手段とを有し、前記第2回路基盤は、前記第2記憶手段から転送されるバイナリデータ記憶される第3記憶手段とを有し、前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータ前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定される場合に、前記比較手順は、前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第3記憶手段のいずれかに記憶されているバイナリデータと、前記第2記憶手段に記憶されているバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項9に記載の通信装置の構成管理方法において、前記第1回路基盤が交換されたことを検出する検出手順と、前記第1回路基盤が交換されたことを検知した場合、前記第2回路基盤の前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータを前記第2記憶手段に転送する転送手順と、前記第2記憶手段に転送されたバイナリデータを前記第1回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定する設定手順とを更に設け、前記比較手順は、前記第1回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第2記憶手段のいずれかに記憶されるバイナリデータと、前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に記載の通信装置の構成管理方法において、前記第2回路基盤が交換されたことを検出する検出手順と、前記第2回路基盤が交換されたことを検知した場合、前記第1回路基盤の前記第2記憶手段のバイナリデータを前記第3記憶手段に転送する転送手順と、前記第3記憶手段に転送されたバイナリデータを前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定する設定手順とを更に設け、前記比較手順は、前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第3記憶手段のいずれかに記憶されるバイナリデータと、前記第2記憶手段のバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項からのいずれか一項に記載の通信装置の構成管理方法において、前記比較手順の比較結果が不一致の場合に前記制御端末に不一致であることを示す情報を通知する通知手順を更に設けたことを特徴とする。
本発明に係る通信装置および構成管理方法は、通信装置のIF盤やCPU盤の入れ替え、設定変更などを行った場合に、構成管理情報が正常に設定されているか否かを容易に確認することができる。
通信装置101の構成を示すブロック図である。 BUファイルダウンロード時の処理を示すフローチャートである。 CPU盤201交換時の処理を示すフローチャートである。 IF盤202交換時の処理を示すフローチャートである。 BUファイルリストア時のデータの流れを示す説明図である。 CPU盤201のレジスタ設定時のデータの流れを示す説明図である。 IF盤202のレジスタ設定時のデータの流れを示す説明図である。 IF盤202のレジスタ設定時のデータの流れを示す説明図である。 CPU盤201交換時のデータの流れを示す説明図である。 CPU盤201交換時のデータの流れを示す説明図である。
以下、本発明に係る「通信装置および構成管理方法」の実施形態について詳しく説明する。
図1は、通信装置101の構成を示すブロック図である。図1において、通信装置101は制御端末102に接続されている。管理者は制御端末102を操作して通信装置101の保守管理を行う。特に本実施形態では、通信装置101の構成管理情報を制御端末102側にバックアップしておき、制御端末102に保持されている構成管理情報を通信装置101にリストアする。
ここで、構成管理情報は、通信装置101のハードウェア回路のレジスタ値やソフトウェア動作に必要なパラメータなどの情報で、制御端末102にバックアップしておくことからBU(バックアップ)ファイルとも呼ばれている。尚、本実施形態では、BUファイルは、ファイルイメージのテキストデータであるものとし、通信装置101側で各ハードウェア回路に対応するメモリマップイメージのバイナリデータに展開するものとする。ここで、ファイルイメージのテキストデータとは、ファイル名や作成日時などのヘッダ情報が付加され、どの構成管理情報がどのような設定内容になっているかを容易に判読可能なデータである。また、メモリマップイメージのバイナリデータとは、例えばハードウェア回路に搭載されているICチップのレジスタなどがメモリのアドレスマップのように割り当てられ、アドレスに対応させて設定値(バイナリ値)が記憶されているデータである。例えば、アドレス(00h(hは16進数を示す))にデータ(FFh)が記憶されているだけなので、どの構成管理情報がどのような設定内容になっているかは容易に判読できない。
通信装置101は、CPU盤(監視制御盤)201と、複数のIF盤(インターフェース盤)202とを有する。尚、本実施形態の特徴を説明するのに必要な基盤のみ図1に記載してあるが、FAN盤など他の機能の基盤が搭載されていても構わない。
制御端末102は、通信装置101の構成管理情報を記憶する設定データDB(データベース)111と、キーボードを含む本体112と、モニタ113とで構成される。
通信装置101において、CPU盤201は、通信装置101に搭載されている基盤の動作を制御する。また、CPU盤201は制御端末102に接続され、制御端末102との間でBUファイルのダウンロードやアップロードが行われる。尚、制御端末102側から見た場合、ダウンロードはバックアップに対応し、アップロードはリストアに対応する。
IF盤202は、通信装置101が本来の通信装置として機能する基盤で、例えば通信装置101がルーターである場合はユーザーデータフレームを宛先に応じてルーティングする。尚、通信装置101には、同様の機能を有する複数のIF盤202が搭載されている。図1の例では、1からn個のIF盤202のうちIF盤202(1),202(2)および202(n)が描かれている。ここで、複数のIF盤202を個別に指す場合はIF盤202の末尾に(1)から(n)の符号を付加して、IF盤202(1)から202(n)のように記載するが、複数のIF盤202全体を指す場合は単純にIF盤202と称する。
[CPU盤201]
次に、図1に示したCPU盤201の構成について詳しく説明する。CPU盤201は、端末通信IF(インターフェース)251と、制御部252と、処理バッファ253と、設定データ記憶部254と、ハードウェア回路255と、入出力部256とを有している。尚、図1に示したCPU盤201は、本実施形態の特徴を説明するのに必要なブロックのみ記載し、例えばIF盤202の通信動作などを制御するためのブロックは省略してある。
端末通信IF251は、制御端末102に接続するためのインターフェースである。例えば、シリアルインターフェースであっても構わないし、ネットワークなどのインターフェースであっても構わない。いずれの場合でも、制御端末102との間でファイルや制御コマンドを送受信できればよい。尚、本実施形態では、端末通信IF251は、TELNETなどのプロトコルを利用して、制御端末102のキーボードから入力される制御コマンド(CLIコマンドなど)を受信したり、FTPなどのプロトコルを使用してBUファイルのダウンロードやアップロードを行ったり、後で説明する差分ファイルの送信を行う。或いは、障害発生時の警報を送信する。尚、端末通信IF251は、制御端末102を接続するための物理的な通信インターフェースを提供するだけで、送信データや受信データは、制御部252から入出力される。
制御部252は、CPUなどで構成され、予め内部に記憶されたプログラムに従って動作し、CPU盤201全体の動作だけでなく、通信装置101全体の動作も制御する。特に本実施形態では、BUファイルのバックアップやリストアなどを行うので、BUファイル処理部と称しても構わない。尚、制御部252の処理については後で詳しく説明する。
処理バッファ253は、例えば揮発性のRAMなどで構成される。処理バッファ253は、例えば制御端末102との間で送受信するBUファイル281や、後で説明する差分ファイル282を一時的に保持する。尚、処理バッファ253は、各請求項の第1記憶手段に相当する。
設定データ記憶部254は、例えば不揮発性のEEPROMなどで構成される。設定データ記憶部254には、各ハードウェア回路に設定可能なメモリマップイメージのバイナリデータが記憶される。このバイナリデータは、処理バッファ253に保持されているBUファイル281を制御部252が展開したものである。尚、このバイナリデータは、正常時は処理バッファ253に保持されているBUファイル281に対応したデータが記憶されるが、展開時のエラーや設定データ記憶部254の書き込みエラーなどによってデータの一部が誤って記憶される恐れがある。本実施形態に係る通信装置101および構成管理方法では、このような誤りを容易に検出できるようになっている。ここで、設定データ記憶部254の書き込みエラーは、例えばノイズなどの影響だけでなく、EEPROMの経年変化や寿命などによって生じる場合がある。尚、設定データ記憶部254は、各請求項の第2記憶手段に相当する。
ハードウェア回路255は、CPU盤201内のハードウェア回路である。図1ではわかり易いように1つのブロックとしてまとめてあるが、実際には端末通信IF251から設定データ記憶部254などCPU盤201内の全てのハードウェア回路に対応する。さらに、図1では、ハードウェア回路255は、構成管理情報に基づいて設定されるレジスタなどをまとめてレジスタ261として描いてある。従って、レジスタ261のブロックは複数のICチップのレジスタを含めて表記されており、例えばICチップAのレジスタとICチップBのレジスタとが含まれる。
入出力部256は、各IF盤202とCPU盤201との間で制御コマンドやデータの入出力を行うための物理的なインターフェースである。例えば、制御部252は入出力部256を介してIF盤202にバイナリデータを出力したり(書き込み(WR))、逆にIF盤202に保持されているバイナリデータを入力する(読み出し(RD))。
[制御部252]
次に、制御部252の処理について詳しく説明する。制御部252は、本実施形態に必要な処理ブロックとして、端末通信処理部271と、バイナリ展開処理部272と、レジスタR/W処理部273と、比較差分処理部274とを有する。さらに、図1に示すように、交換時処理部275を設けても構わない。
端末通信処理部271は、端末通信IF251を介して制御端末102との間でファイルや制御コマンドを送受信する処理を行う。例えば、処理バッファ253に記憶されているBUファイル281や差分ファイル282を制御端末102に送信したり、制御端末102から受信するBUファイルをBUファイル281として処理バッファ253に記憶する。尚、送受信処理は、TELNETやFTPなどのプロトコルを使用する。或いは、端末通信IF251を介して制御端末102にシリアルインターフェースで直接接続して、専用のプロトコルでファイルや制御コマンドを送受信してもよい。
バイナリ展開処理部272は、処理バッファ253に保持されているファイルイメージのテキストデータのBUファイル281を各ハードウェア回路に設定可能なメモリマップイメージのバイナリデータに展開して設定データ記憶部254に記憶する。例えば、ファイルイメージのBUファイルは、ファイル名,作成日時,バージョン番号などのヘッダ情報が付加されており、さらに構成管理情報もICチップ毎や機能毎に分けて格納されている。
例えば、ファイルイメージとメモリマップイメージの各例を以下に示す。
−−−−−−(ファイルイメージの例)−−−−−−−
ファイル名:XYZ
作成日時:2010年1月1日 12時12分12秒
バージョン番号:Ver 2.1
CPU盤ICチップA:機能123=オン
CPU盤ICチップA:機能456=オフ


CPU盤ICチップB:機能246=有り
IF盤ICチップC:機能357=無し
IF盤ICチップD:機能789=オン
IF盤ICチップE:機能135=オフ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
これに対して、メモリマップイメージの場合は以下のようになる。
−−−−−−(メモリマップイメージの例)−−−−−−−−
アドレス データ
0000h 34h
0001h FFh
0002h A5h
0003h DEh


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
このように、ファイルイメージの場合は、制御端末102のモニタ113に表示して管理者が容易に設定内容を確認できるが、メモリマップイメージの場合はどのアドレスがどのICチップのどのレジスタに対応するものであるかを直ぐに判別できないし、設定内容もデータだけで判別するのは難しい。
レジスタR/W処理部273は、設定データ記憶部254に展開されたメモリマップイメージのバイナリデータを各ハードウェア回路のレジスタに書き込んだり、逆に各ハードウェア回路のレジスタ値を読み出す処理を実行する。例えば、レジスタR/W処理部273は、CPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261に設定データ記憶部254のデータを書き込む。或いは、CPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261に書き込まれたレジスタ値を読み出す。
尚、レジスタR/W処理部273は、ハードウェア回路255のレジスタ261の機能などを判別する必要はなく、単にハードウェア回路255のレジスタ261に対応するアドレスのデータを設定データ記憶部254から読み出して書き込むだけである。
また、レジスタR/W処理部273は、入出力部256を介して接続されているIF盤202のメモリ258(請求項の第3記憶手段に相当)やIF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260に対して、設定データ記憶部254のデータを書き込む。或いは、レジスタR/W処理部273は、入出力部256を介して、IF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260に書き込まれたレジスタ値を読み出す。
尚、レジスタR/W処理部273は、ハードウェア回路259のレジスタ260の機能などを判別する必要はなく、単にハードウェア回路259のレジスタ260に対応するアドレスのデータを設定データ記憶部254から読み出して書き込むだけである。
比較差分処理部274は、先に説明した第1記憶手段(処理バッファ253)に記憶されているBUファイル281と、第2記憶手段(設定データ記憶部254)のバイナリデータと、ハードウェア回路255のレジスタ261に書き込まれたレジスタ値とのいずれかを比較して、その差分データを差分ファイル282として処理バッファ253に記憶する。さらに、第2記憶手段(設定データ記憶部254)のバイナリデータと、IF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260に書き込まれたレジスタ値と、第3記憶手段(メモリ258)のバイナリデータとのいずれかを比較して、これらの差分データを差分ファイル282として第1記憶手段(処理バッファ253)に記憶する。
ここで、比較差分処理部274は、第1記憶手段(処理バッファ253)に記憶されているファイルイメージのBUファイル281と、その他のメモリマップイメージのバイナリデータとを比較する場合、ファイルイメージをメモリマップイメージに変換して比較しても構わないし、メモリマップイメージをファイルイメージに変換して比較しても構わない。また、差分ファイル282は、比較した2つのデータの異なっている部分のデータが格納されたファイルであるが、メモリマップイメージで比較した場合でも先に説明したファイルイメージのように直読可能なフォーマットに変換して、第1記憶手段(処理バッファ253)に記憶するものとする。
−−−−−−(差分ファイルの例)−−−−−−−−−
ファイル名:差分X
作成日時:2010年1月2日 10時10分10秒
比較元:CPU盤ICチップA:機能123=オン
比較先:CPU盤ICチップA:機能123=オフ


比較元:IF盤ICチップC:機能357=無し
比較先:IF盤ICチップC:機能357=有り
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
このように、差分ファイルは、比較元と比較先のデータが異なる部分のみ抽出する。例えば、比較元が第2記憶手段(設定データ記憶部254)のバイナリデータ、比較先がハードウェア回路255のレジスタ261に書き込まれたレジスタ値とした場合、CPU盤ICチップA:機能123と、IF盤ICチップC:機能357が誤っていることがわかる。
管理者は、制御端末102を操作して、差分ファイル282を通信装置101から読み出してモニタ113に表示することにより、構成管理情報の設定誤りを知ることができる。これにより、管理者は、再度、展開指示やリストアなどを行うことができ、設定誤りをなくすことができる。尚、設定誤りが無い場合は、上記の差分ファイルのデータが無い場合である。この場合は、差分ファイル自体を生成しないようにしても構わないし、生成した差分ファイルに誤り無しの情報を付加するようにしても構わない。
或いは、比較差分処理部274は、誤りの有無または誤りがあった場合にこれらの比較結果を警報情報として制御端末102に送信するようにしても構わない。
交換時処理部275は、保守者がCPU盤201または各IF盤202を交換した時に、基盤が交換されたことを自動的に検出し、交換されていない基盤(CPU盤201または各IF盤202)に記憶されている構成管理情報のバイナリデータを交換された基盤に転送して前と同じ状態に設定する処理を行う。例えば、CPU盤201が交換された場合は、複数のIF盤202のいずれかの第3記憶手段(メモリ258)に記憶されているバイナリデータを新たなCPU盤201の第2記憶手段(設定データ記憶部254)に転送し、ハードウェア回路255のレジスタ261に設定する。これにより、新たなCPU基盤201は前の基盤と同じ設定にすることができる。逆に、複数のIF盤202のいずれかが交換された場合は、CPU盤201の第2記憶手段(設定データ記憶部254)に記憶されているバイナリデータを新たなIF盤202の第3記憶手段(メモリ258)に転送し、ハードウェア回路259のレジスタ260に設定する。これにより、新たなIF盤202は前の基盤と同じ設定にすることができる。
[IF盤202]
次に、IF盤202について説明する。IF盤202は、CPU盤201との間でファイルや制御コマンドを入出力するための入出力制御部257と、メモリ258と、ハードウェア回路259とを有する。
入出力制御部257は、CPU盤201との間で制御コマンドやデータの入出力を行い、例えばメモリ258に記憶されたデータをハードウェア回路259のレジスタ260に書き込んだり、逆にハードウェア回路259のレジスタ260に書き込まれたレジスタ値を読み出してメモリ258に記憶する。或いは、入出力制御部257は、ハードウェア回路259のレジスタ260に書き込まれたレジスタ値やメモリ258に記憶されたデータを読み出してCPU盤201側に出力する。
メモリ258は、例えば不揮発性のEEPROMなどで構成される。メモリ258には、CPU盤201側から出力された各ハードウェア回路に設定可能なメモリマップイメージのバイナリデータが記憶される。尚、このバイナリデータは、設定データ記憶部254に記憶されたデータを同じものが記憶されるようになっているが、CPU盤201からIF盤202への転送時のエラーやメモリ258への書き込みエラーなどによってデータの一部が誤って記憶される恐れがある。本実施形態に係る通信装置101および構成管理方法では、このような誤りを検出できるようになっている。ここで、メモリ258の書き込みエラーは、先に説明した設定データ記憶部254と同様に、例えばノイズなどの影響だけでなく、EEPROMの経年変化や寿命などによって生じる場合がある。尚、メモリ258は、各請求項の第3記憶手段に相当する。
ハードウェア回路259は、IF盤202内のハードウェア回路である。図1ではわかり易いように、CPU盤201のハードウェア回路255と同様に1つのブロックとしてまとめてあるが、実際にはユーザーデータフレームをルーティングする回路などIF盤202内の全てのハードウェア回路に対応する。さらに、図1では、ハードウェア回路259は、構成管理情報に基づいて設定されるレジスタなどをまとめてレジスタ260として描いてある。従って、レジスタ260のブロックは複数のICチップのレジスタを含めて表記されており、例えばICチップAのレジスタとICチップBのレジスタとが含まれる。
尚、図1では、IF盤202(1)の構成のみ描かれているが、IF盤202(2),202(n)も同じ構成である。
[BUファイルのダウンロード処理]
次に、BUファイルを制御端末102から通信装置101にダウンロードする処理(リストア時の処理)について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)BUファイルのダウンロード処理を開始する。
(ステップS102)管理者が制御端末102のキーボードを操作して、通信装置101にダウンロード(リストア)する処理の開始コマンドを実行する。尚、リストアするBUファイルは、設定データDB111の中から既に選択されているものとする。
(ステップS103)制御端末102の本体112は、設定データDB111から選択されたBUファイルを読み出して通信装置101に送信する。尚、FTPプロトコルを利用する場合は、予め通信装置101側にログインしているものとする。この場合は、通信装置101の制御部252の端末通信処理部271がFTPサーバの機能を提供し、処理バッファ253に対してFTPプロトコルを利用して、制御端末102側からファイルをget/putできるものとする。
(ステップS104)制御部252は、制御端末102から受信したBUファイルを処理バッファ253(第1記憶手段)に取り込み、新たなBUファイル281として記憶する。尚、この処理は、制御部252の端末通信処理部271が実行する。
(ステップS105)制御部252は、処理バッファ253(第1記憶手段)に新たに取り込んだBUファイル281をメモリマップイメージのバイナリデータに展開する処理を開始する。尚、この処理は、制御部252のバイナリ展開処理部272が実行する。
(ステップS106)制御部252は、ステップS105で展開されたメモリマップイメージのバイナリデータを設定データ記憶部254(第2記憶手段)に記憶する。尚、この処理は、制御部252のバイナリ展開処理部272が実行する。
(ステップS107)制御部252は、処理バッファ253(第1記憶手段)と設定データ記憶部254(第2記憶手段)のデータを比較し、差分データをテキストファイル化(先に説明したファイルイメージ化)して処理バッファ253(第1記憶手段)に記憶する。尚、この処理は、制御部252の比較差分処理274が実行する。
ここで、制御部252は、差分データから比較対象ファイルが一致しているか否かを判別できるので、不一致の場合に制御端末102側にアラーム通知するようにしても構わない。また、不一致の場合は、ステップS111に進んで処理を終了するようにしても構わないし、ステップS105からステップS107までの処理を複数回実行するようにしても構わない。これは一時的なノイズやメモリの不具合などが原因の場合に、上記の処理を複数回実行することによって正常に展開されることが期待できるからである。
(ステップS108)制御部252は、通信装置101を自動的にリセットする。或いは、CPU盤201のみを自動的にリセットしてもよい。尚、リセットによって、
(ステップS109)制御部252は、設定データ記憶部254(第2記憶手段)に記憶されたメモリマップイメージのバイナリデータをCPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261に設定する。また、制御部252は、設定データ記憶部254(第2記憶手段)に記憶されたメモリマップイメージのバイナリデータをIF盤202のメモリ258(第3記憶手段)に書き込む(ダウンロード)。さらに、制御部252は、入出力制御部257を介してメモリ258(第3記憶手段)に記憶されたメモリマップイメージのバイナリデータをIF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260に設定する。
(ステップS110)制御部252は、設定データ記憶部254(第2記憶手段)のデータと、CPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261またはIF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260とを比較し、差分データをテキストファイル化(先に説明したファイルイメージ化)して処理バッファ253(第1記憶手段)に記憶する。尚、この処理は、制御部252の比較差分処理274が実行する。
(ステップS111)BUファイルのダウンロード処理を終了する。
ここで、制御部252は、ステップS110において、差分データから比較対象ファイルが一致しているか否かを判別できるので、ステップS107と同様に、不一致の場合に制御端末102側にアラーム通知するようにしても構わない。また、不一致の場合は、ステップS108に進んで処理を終了するようにしても構わないし、ステップS109からS110までの処理を複数回実行するようにしても構わない。これは一時的なノイズやメモリの不具合などが原因の場合に、複数回実行することによって正常に展開されることが期待できるからである。
尚、上記のようにアラーム通知を行わない場合でも、オペレータは制御端末102から第1記憶手段に相当する処理バッファ253から差分ファイル282を読み出すことにより、容易に正常に設定されたか否かを知ることができる。ここで、正常に設定された場合は、差分ファイルが生成されないか、或いは比較差分処理274が差分ファイルを生成する際に、「エラー無し」などの記載をしても構わない。
このように、本実施形態に係る通信装置101および構成管理方法は、通信装置101のCPU盤201やIF盤202の入れ替え、或いは設定変更などにより、構成管理情報をリストアした場合に、通信装置101のハードウェア回路やメモリなどにリストアした構成管理情報が正常に設定されているか否かを容易に確認することができる。
[CPU盤201交換時の処理]
次に、通信装置101のCPU盤201を交換する場合の処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)CPU盤201の交換時の処理を開始する。具体的には、保守者によって交換された新たなCPU盤201の電源が投入されると、制御部252の交換時処理部275は、新たなCPU盤201は交換されたことを自動的に検知して交換時の処理を開始する。尚、新たなCPU盤201と交換前の古いCPU盤201は、ここでは同じ機能の基盤なので、便宜上、同符号の201を使用するが基盤自体は異なる基盤である。また、交換されたことを自動的に検知する方法は、例えば内部の不揮発性のメモリにフラグを設けておき、始めて通電されたときにこのフラグを立てることで判別できる。この場合、例えばフラグが立っていれば過去に使用されたことを示し、フラグが立っていなければ新たに搭載されたことを示す。
(ステップS202)制御部252は、IF盤202のメモリ258(第3記憶手段)に記憶されたメモリマップイメージのバイナリデータをCPU盤201の設定データ記憶部254(第2記憶手段)にアップロード後、CPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261に設定する。
(ステップS203)制御部252は、設定データ記憶部254(第2記憶手段)のデータと、CPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261のデータとを比較し、差分データをテキストファイル化(先に説明したファイルイメージ化)して処理バッファ253(第1記憶手段)に記憶する。尚、この処理は、制御部252の比較差分処理274が実行する。
(ステップS204)CPU盤201の交換時の処理を終了する。
ここで、制御部252は、ステップS203において、差分データから比較対象ファイルが一致しているか否かを判別できるので、ステップS107およびS111と同様に、不一致の場合に制御端末102側にアラーム通知するようにしても構わない。
尚、上記のようにアラーム通知を行わない場合でも、オペレータは制御端末102から第1記憶手段に相当する処理バッファ253から差分ファイル282を読み出すことにより、容易に正常に設定されたか否かを知ることができる。ここで、正常に設定された場合は、差分ファイルが生成されないか、或いは比較差分処理274が差分ファイルを生成する際に、「エラー無し」などの記載をしても構わない。
また、上記の説明では、複数のIF盤202のどのメモリ258からバイナリデータをアップロードするのかは明記しなかったが、例えば図1において、複数のIF盤202の中で(1)から(n)までの番号の小さいIF盤(例えばIF盤202(1))のメモリ258からバイナリデータをアップロードするように予め決めておいてもよい。さらに、IF盤202(1)からアップロードしたバイナリデータに対して、ステップS203の比較結果が一致していない場合は、次のIF盤202(2)からバイナリデータをアップロードするようにしてもよい。これにより、例えば特定のIF盤に固有のノイズによってアップロード時にエラーが発生するような場合の問題を解決することができる。
このように、本実施形態に係る通信装置101および構成管理方法は、通信装置101のCPU盤201の取り替えを行った場合でも、通信装置101のハードウェア回路やメモリなどにリストアした構成管理情報が正常に新たなCPU盤201に設定されているか否かを容易に確認することができる。
[IF盤202交換時の処理]
次に、通信装置101のIF盤202を交換する場合の処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)IF盤202の交換時の処理を開始する。具体的には、保守者によって交換された新たなIF盤202の電源が投入されると、CPU盤201の制御部252の交換時処理部275は、古いIF盤202が新たなIF盤202に交換されたことを自動的に検知して交換時の処理を開始する。尚、新たなIF盤202と交換前の古いIF盤202は、ここでは同じ機能の基盤なので、便宜上、同符号の202を使用するが基盤自体は異なる基盤である。また、交換されたことを自動的に検知する方法は、先のCPU盤201の交換時と同様に、例えばCPU盤201の内部の不揮発性のメモリにIF盤202の識別番号(シリアル番号や製造番号など)を記憶しておき、始めて通電されたときに新たなIF盤202の識別番号を読み取って内部の不揮発性メモリに記憶されている識別番号と比較することで判別できる。この場合、各IF盤202の識別番号は例えばメモリ258の予め決めた領域に製造時などに記憶されているものとする。
(ステップS302)制御部252は、CPU盤201の設定データ記憶部254(第2記憶手段)に記憶されたメモリマップイメージのバイナリデータをIF盤202のメモリ258(第3記憶手段)にダウンロード後、IF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260に設定する。尚、交換されたIF盤202が複数ある場合は、同様の処理を繰り返す。
(ステップS303)制御部252は、設定データ記憶部254(第2記憶手段)のデータと、IF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260のデータとを比較し、差分データをテキストファイル化(先に説明したファイルイメージ化)して処理バッファ253(第1記憶手段)に記憶する。尚、この処理は、制御部252の比較差分処理274が実行する。
(ステップS304)IF盤202の交換時の処理を終了する。
ここで、制御部252は、ステップS303において、差分データから比較対象ファイルが一致しているか否かを判別できるので、ステップS107,S111およびS203と同様に、不一致の場合に制御端末102側にアラーム通知するようにしても構わない。
尚、上記のようにアラーム通知を行わない場合でも、オペレータは制御端末102から第1記憶手段に相当する処理バッファ253から差分ファイル282を読み出すことにより、容易に正常に設定されたか否かを知ることができる。ここで、正常に設定された場合は、差分ファイルが生成されないか、或いは比較差分処理274が差分ファイルを生成する際に、「エラー無し」などの記載をしても構わない。
このように、本実施形態に係る通信装置101および構成管理方法は、通信装置101のIF盤202の取り替えを行った場合でも、通信装置101のハードウェア回路やメモリなどにリストアした構成管理情報が正常に新たなIF盤202に設定されているか否かを容易に確認することができる。
[BUファイル,バイナリデータおよび差分データの流れについて]
次に、上記の実施形態で説明した通信装置101および構成管理方法におけるBUファイル,バイナリデータおよび差分データの流れについて詳しく説明する。尚、以下の説明においては、請求項と記載要件との対比を行い易いように、処理バッファ253は第1記憶手段253、設定データ記憶部254は第2記憶手段254、メモリ258は第3記憶手段258とそれぞれ称する。
(a)BUファイル展開時
図5(a)および図5(b)は、制御端末102から通信装置101のCPU盤201へBUファイルをリストアするときのBUファイル,バイナリデータおよび差分データの流れをそれぞれ示している。
図5(a)において、以下の手順で処理される。
(1)制御端末102からCPU盤201の第1記憶手段253にBUファイルが転送される。
(2)第1記憶手段253のBUファイルは、バイナリ展開処理部272によってメモリマップイメージのバイナリデータに展開され、第2記憶手段254に記憶される。
(3)比較差分処理部274は、第1記憶手段253のBUファイルと、第2記憶手段254のバイナリデータとを比較し、差分データを第1記憶手段253に記憶する。尚、比較差分処理部274は、比較する際に、第1記憶手段253のBUファイルをメモリマップイメージのバイナリデータに展開するか、或いは第2記憶手段254のバイナリデータをファイルイメージのテキストデータに変換して比較するものとする。
(4)制御端末102からCPU盤201の第1記憶手段253に記憶されている差分データを読み取る。
このようにして、制御端末102を操作している管理者は、通信装置101にリストアしたBUファイルが正常にバイナリデータに展開されて第2記憶手段254に記憶されているか否かを知ることができる。
ここで、図5(b)は、比較差分処理部274が第1記憶手段253のBUファイルと第2記憶手段254のバイナリデータとを比較した際に、誤りがあったことを制御端末102側にアラーム通知する場合の処理の流れを追加した図である。この部分以外は、図5(a)と全く同じである。
(b)CPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261に設定時
図6(a)および図6(b)は、第2記憶手段254に展開されたバイナリデータをCPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261に設定する時の様子を示している。
図6(a)において、以下の手順で処理される。
(1)レジスタR/W処理部273は、第2記憶手段254に展開されたバイナリデータを読み出して、CPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261に設定する。
(2)比較差分処理部274は、第2記憶手段254のバイナリデータとハードウェア回路255のレジスタ261のデータとを比較し、差分データを第1記憶手段253に記憶する。
(3)制御端末102からCPU盤201の第1記憶手段253に記憶されている差分データを読み取る。
このようにして、制御端末102を操作している管理者は、通信装置101の内部で展開され第2記憶手段254に記憶されているバイナリデータが正常にハードウェア回路255のレジスタ261に設定されたか否かを知ることができる。
ここで、図6(b)は、先の図5(b)と同様に、比較差分処理部274の比較結果に誤りがあった場合に制御端末102側にアラーム通知する場合の処理の流れを追加した図である。この部分以外は、図6(a)と全く同じである。
(c)IF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260に設定時またはIF盤202の交換時
図7(a)および図7(b)は、IF盤202の交換時など、第2記憶手段254に展開されたバイナリデータをIF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260に設定する時の様子を示している。
図7(a)において、以下の手順で処理される。
(1)レジスタR/W処理部273は、第2記憶手段254に展開されたバイナリデータを読み出して、IF盤202の第3記憶手段257に転送する。そして、第3記憶手段257に記憶されたバイナリデータをIF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260に設定する。
(2)比較差分処理部274は、第2記憶手段254のバイナリデータとIF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260のデータとを比較し、差分データを第1記憶手段253に記憶する。
(3)制御端末102からCPU盤201の第1記憶手段253に記憶されている差分データを読み取る。
このようにして、制御端末102を操作している管理者は、第2記憶手段254に記憶されているバイナリデータが正常にIF盤202のハードウェア回路259のレジスタ260に設定されたか否かを知ることができる。
ここで、図7(b)は、先の図5(b)および図6(b)と同様に、比較差分処理部274の比較結果に誤りがあった場合に制御端末102側にアラーム通知する場合の処理の流れを追加した図である。この部分以外は、図7(a)と全く同じである。
尚、図8(a)に示すように、第3記憶手段257に記憶されたバイナリデータをハードウェア回路259のレジスタ260に設定する前の段階で、比較差分処理部274は、第2記憶手段254と第3記憶手段257のそれぞれのバイナリデータを比較しても構わない。
或いは、図8(b)に示すように、第2記憶手段254のバイナリデータの代わりに、比較差分処理部274は、第1記憶手段253のBUファイルと、第3記憶手段257のバイナリデータとを比較しても構わない。この場合、比較差分処理部274は、比較する際に、第1記憶手段253のBUファイルをメモリマップイメージのバイナリデータに展開するか、或いは第3記憶手段257のバイナリデータをファイルイメージのテキストデータに変換して比較するものとする。
(d)CPU盤201の交換時
図9(a)および図9(b)は、CPU盤201の交換時など、IF盤202の第3記憶手段257に記憶されているバイナリデータをCPU盤201の第2記憶手段254およびハードウェア回路255のレジスタ261に設定する時の様子を示している。
図9(a)において、以下の手順で処理される。
(1)レジスタR/W処理部273は、IF盤202の第3記憶手段257に記憶されているバイナリデータをCPU盤201の第2記憶手段254に転送する。
(2)比較差分処理部274は、第2記憶手段254と第3記憶手段257のそれぞれのバイナリデータを比較し、差分データを第1記憶手段253に記憶する。
(3)制御端末102からCPU盤201の第1記憶手段253に記憶されている差分データを読み取る。
このようにして、制御端末102を操作している管理者は、第3記憶手段257に記憶されているバイナリデータが正常にCPU盤201の第2記憶手段254に転送されたか否かを知ることができる。
ここで、図9(b)は、CPU盤201の第2記憶手段254に転送されたバイナリデータをCPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261に設定する処理の流れを示している。
図9(b)において、以下の手順で処理される。
(1)レジスタR/W処理部273は、第2記憶手段254に転送されたバイナリデータを読み出して、CPU盤201のハードウェア回路255のレジスタ261に設定する。
(2)比較差分処理部274は、IF盤202の第3記憶手段257のバイナリデータとハードウェア回路255のレジスタ261のデータとを比較し、差分データを第1記憶手段253に記憶する。
(3)制御端末102からCPU盤201の第1記憶手段253に記憶されている差分データを読み取る。
このようにして、制御端末102を操作している管理者は、IF盤202の第3記憶手段257に記憶されているバイナリデータが正常にハードウェア回路255のレジスタ261に設定されたか否かを知ることができる。
ここで、図10(a)および図10(b)は、それぞれ図9(a)および図9(b)に対応する図で、先の図5(b),図6(b)および図7(b)と同様に、比較差分処理部274の比較結果に誤りがあった場合に制御端末102側にアラーム通知する場合の処理の流れを追加した図である。
このように、本実施形態に係る通信装置101および構成管理方法は、通信装置101のCPU盤201やIF盤202の入れ替え、設定変更などを行った場合に、構成管理情報が正常に設定されているか否かを容易に確認することができる。
以上、本発明に係る通信装置および構成管理方法について、実施例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
100・・・構成管理装置
101・・・通信装置
102・・・制御端末
111・・・設定データDB(データベース)
112・・・本体
113・・・モニタ
201・・・CPU盤(監視制御盤)
202・・・IF盤(インターフェース盤)
251・・・端末通信IF(インターフェース)
252・・・制御部
253・・・処理バッファ
254・・・設定データ記憶部
255・・・ハードウェア回路
256・・・入出力部
257・・・入出力制御部
258・・・メモリ
259・・・ハードウェア回路
260・・・レジスタ
261・・・レジスタ
271・・・端末通信処理部
272・・・バイナリ展開処理部
273・・・レジスタR/W処理部
274・・・比較差分処理部
281・・・BUファイル
282・・・差分ファイル

Claims (8)

  1. 外部の制御端末から読み書き可能で、自装置の構成管理情報をテキストデータで記憶する第1記憶手段と、
    自装置のハードウェア回路のレジスタに設定される設定値をバイナリデータで記憶する第2記憶手段と、
    前記第1記憶手段のテキストデータをバイナリデータに展開して前記第2記憶手段に記憶する展開処理と、前記第2記憶手段に記憶されるバイナリデータを前記ハードウェア回路のレジスタに設定する設定処理と、テキストデータとバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較処理とを実行する制御手段と
    を有する通信装置において、
    前記通信装置は、異なるハードウェア回路を備える第1回路基盤と複数の第2回路基盤とで構成され、
    前記第1回路基盤は、前記第1記憶手段と、前記第2記憶手段と、前記制御手段とを有し、
    前記第2回路基盤は、
    前記第2記憶手段から転送されるバイナリデータが記憶される第3記憶手段と、
    前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータが設定される前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタと
    を有し、
    前記制御手段は、前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第3記憶手段のいずれかに記憶されているバイナリデータと、前記第2記憶手段のバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較処理を実行する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 請求項に記載の通信装置において、
    前記制御手段は、前記第1回路基盤が交換されたことを検出する検出処理を更に実行し、前記第1回路基盤が交換されたことを検知した場合、前記第2回路基盤の前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータを前記第2記憶手段に転送する転送処理と、前記第2記憶手段に転送されたバイナリデータを前記第1回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定する設定処理と、前記第1回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第2記憶手段のいずれかに記憶されるバイナリデータと前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較処理とを実行する
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項に記載の通信装置において、
    前記制御手段は、前記第2回路基盤が交換されたことを検出する検出処理を更に実行し、前記第2回路基盤が交換されたことを検知した場合、前記第1回路基盤の前記第2記憶手段に記憶されているバイナリデータを前記第2回路基盤の前記第3記憶手段に転送する転送処理と、前記第3記憶手段に転送されたバイナリデータを前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定する設定処理と、前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第3記憶手段のいずれかに記憶されるバイナリデータと前記第2記憶手段に記憶されているバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較処理とを実行する
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置において、
    前記制御手段は、前記比較処理の比較結果が不一致の場合に前記制御端末に不一致であることを示す情報を通知する通知処理を実行する
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 外部の制御端末から読み書き可能で、自装置の構成管理情報をテキストデータで記憶する第1記憶手段と、自装置のハードウェア回路のレジスタに設定される設定値をバイナリデータで記憶する第2記憶手段とを有する通信装置の構成管理情報を管理する構成管理方法において、
    前記第1記憶手段のテキストデータをバイナリデータに展開して前記第2記憶手段に記憶する展開手順と、
    前記第2記憶手段に記憶されるバイナリデータを前記ハードウェア回路のレジスタに設定する設定手順と、
    テキストデータとバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する比較手順と
    を有し、
    前記通信装置が異なるハードウェア回路を有する第1回路基盤と複数の第2回路基盤とで構成され、前記第1回路基盤は、前記第1記憶手段と、前記第2記憶手段とを有し、前記第2回路基盤は、前記第2記憶手段から転送されるバイナリデータが記憶される第3記憶手段とを有し、前記第3記憶手段に記憶されているバイナリデータが前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定される場合に、
    前記比較手順は、前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第3記憶手段のいずれかに記憶されているバイナリデータと、前記第2記憶手段のバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする通信装置の構成管理方法。
  6. 請求項に記載の通信装置の構成管理方法において、
    前記第1回路基盤が交換されたことを検出する検出手順と、
    前記第1回路基盤が交換されたことを検知した場合、前記第2回路基盤の前記第3記憶手段のバイナリデータを前記第2記憶手段に転送する転送手順と、
    前記第2記憶手段に転送されたバイナリデータを前記第1回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定する設定手順と
    を更に設け、
    前記比較手順は、前記第1回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第2記憶手段のいずれかに記憶されるバイナリデータと、前記第3記憶手段のバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする通信装置の構成管理方法。
  7. 請求項に記載の通信装置の構成管理方法において、
    前記第2回路基盤が交換されたことを検出する検出手順と、
    前記第2回路基盤が交換されたことを検知した場合、前記第1回路基盤の前記第2記憶手段のバイナリデータを前記第3記憶手段に転送する転送手順と、
    前記第3記憶手段に転送されたバイナリデータを前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタに設定する設定手順と
    を更に設け、
    前記比較手順は、前記第2回路基盤のハードウェア回路のレジスタまたは前記第3記憶手段のいずれかに記憶されるバイナリデータと、前記第2記憶手段のバイナリデータとを比較して差分データを前記第1記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする通信装置の構成管理方法。
  8. 請求項からのいずれか一項に記載の通信装置の構成管理方法において、
    前記比較手順の比較結果が不一致の場合に前記制御端末に不一致であることを示す情報を通知する通知手順を更に設けた
    ことを特徴とする通信装置の構成管理方法。
JP2010155816A 2010-07-08 2010-07-08 通信装置および構成管理方法 Expired - Fee Related JP5520720B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010155816A JP5520720B2 (ja) 2010-07-08 2010-07-08 通信装置および構成管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010155816A JP5520720B2 (ja) 2010-07-08 2010-07-08 通信装置および構成管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012018568A JP2012018568A (ja) 2012-01-26
JP5520720B2 true JP5520720B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=45603769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010155816A Expired - Fee Related JP5520720B2 (ja) 2010-07-08 2010-07-08 通信装置および構成管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5520720B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016021667A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 富士通株式会社 伝送装置及び設定方法
KR102544304B1 (ko) 2015-08-03 2023-06-15 엔제루 구루푸 가부시키가이샤 유기장에 있어서의 부정 검지시스템

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05161244A (ja) * 1991-11-29 1993-06-25 Meidensha Corp ディジタルリレーの解析装置
JPH1040469A (ja) * 1996-07-26 1998-02-13 Nec Corp Pos端末間におけるデータ転送機能
JP2003124997A (ja) * 2001-10-17 2003-04-25 Fujitsu Ltd パケット処理を行う伝送路終端装置
JP2004164072A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Hitachi Ltd ディスク制御装置およびディスク制御装置の制御方法
JP2006254137A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nec Corp ユーザ端末管理装置とユーザ端末管理プログラム及びユーザ端末管理システム
JP2007318572A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Max Co Ltd 電子機器
JP2009059170A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Fujitsu Telecom Networks Ltd 通信装置の構成管理装置および構成管理方法
JP4595999B2 (ja) * 2007-11-29 2010-12-08 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012018568A (ja) 2012-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10545469B2 (en) Systems and methods for self provisioning building equipment
US9021462B2 (en) Systems and methods for provisioning equipment
EP2456257B1 (en) Method and system for upgrading wireless data card
JP5413514B2 (ja) 管理装置、情報処理装置、制御方法及びプログラム
US9519786B1 (en) Firmware integrity ensurance and update
JP6613723B2 (ja) 電子機器
US9864596B2 (en) Network switch system and operating method thereof
JP5520720B2 (ja) 通信装置および構成管理方法
CN109375953B (zh) 一种操作系统启动方法及装置
WO2014182159A1 (en) Providing a maintenance interface on wireless device in the event of firmware upgrade failure
US20170346963A1 (en) Managing system, intermediate apparatus, and managing method
JP2017062537A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2006113754A (ja) ソフトウェア更新装置及び方法
JP2006302174A (ja) 端末機能更新システム
JP4721689B2 (ja) 電子機器にファームウエアをインストールする方法およびプリント基板
JP2006146655A (ja) 設定情報編集処理方法及び設定情報編集処理システム
JP6582438B2 (ja) 情報処理装置、システム設定方法、及び、コンピュータ・プログラム
JP2007072695A (ja) フラッシュメモリへの冗長保存方法及びプログラム
JP6745586B2 (ja) プログラマブルデバイス、情報処理装置、およびプログラマブルデバイスにおける処理回路の制御方法
JP6694145B2 (ja) 情報処理装置および管理プログラム
JP2004252800A (ja) 計算機管理方法
JP5670935B2 (ja) 分散データ管理システムおよびその動作方法
US9223584B2 (en) Information processing apparatus, restoring method of BIOS setup, restoring program
JP6752651B2 (ja) 情報処理システム、情報処理システムにおける方法、及びプログラム
JP4258312B2 (ja) 画像形成装置およびそのプログラム更新履歴管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5520720

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees