JP5670935B2 - 分散データ管理システムおよびその動作方法 - Google Patents

分散データ管理システムおよびその動作方法 Download PDF

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本発明は、分散データ管理システムおよびその動作方法に関するものである。
従来において、分散データ管理システムは、複数のデータを複数の内部装置で分散して記憶し、これにより、各内部装置への負荷を軽減している。
図6は、従来の分散データ管理システムの動作方法を示すシーケンス図である。
内部装置1a、1bは、互いに整合すべき複数のデータを分散して記憶している。ここでは、内部装置1aはデータA、Bを記憶し、内部装置1bはデータCを記憶し、データA、B、Cは互いに整合すべきものとする。内部装置1a、1bは、この他にも、同様なデータの組み合わせを多数記憶している。バックアップ装置10aは、これらのデータのバックアップファイルを記憶している。
内部装置1aは、自身で障害が発生すると(S101)、障害発生通知を保守運用装置3に送信する(S103)。障害により、例えば、データCが消失する。
保守運用装置3は、復旧指示をバックアップ装置10aに送信する(S105)。
バックアップ装置10aは、内部装置1bに記憶される全データをバックアップファイルからリストアする(S107)。これにより、データCは復旧するが、最新でない可能性があり、その場合、データA、B、Cの整合性が失われる。
内部装置1bは、復旧完了通知を保守運用装置3に送信する(S109)。
保守運用装置3は、予め記憶した更新履歴において、最後のデータ投入時刻と最後のバックアップ時刻を比較し(S121)、最後のバックアップ時刻より最後のデータ投入時刻の方が遅い場合は、例えば、内部装置1aに対し、データA、B、Cについてデータ更新要求を送信する(S123)。
内部装置1aは、内部装置1bにデータ更新要求を転送する(S125)。
内部装置1bは、データA、B、CにアクセスするAPL処理装置4にデータ更新要求を転送する(S127)。
APL処理装置4は、データA、B、Cに関する自身のデータを更新し(S129)、データ更新結果を内部装置1bに送信する(S131)。
内部装置1bは、データCを更新し(S133)、データ更新結果を内部装置1aに送信する(S135)。これにより、データCは最新のものとなる。
内部装置1aは、データA、Bを更新し(S137)、データ更新結果を保守運用装置3に送信する(S139)。これにより、データA、Bは最新のものとなる。つまり、データA、B、Cは整合状態となる。
なお、障害検出の方法については、上記のように、内部装置自らが行う方法の他に、特許文献1および2に記載のような専用のヘルスチェックサーバが行う方法もある。
特開2001−282761号公報 特開2001−156778号公報
上記のように、従来においては、保守運用装置3は、最後のデータ投入時刻と最後のバックアップ時刻を比較するので、データ量が多い場合は、処理に長時間を要する。また、内部装置と保守運用装置3への負荷が高くなり、メモリ等のリソースを大量に消費しなければならない。
また、チェック中は、不整合なデータはそのままなので、APL処理装置4がデータにアクセスすると、処理エラーや誤処理になる可能性がある。しかも、チェックは長時間を要するので、処理エラー等の原因究明にも長時間を要する。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、互いに整合すべき複数のデータが整合しているか否かを短時間かつ小さい処理負荷にて検出できる分散データ管理システムおよびその動作方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、互いに整合すべき複数のデータを分散
して記憶する複数の内部装置ならびに前記各内部装置に記憶されるデータのバックアップ
ファイルを記憶するバックアップ装置を備える分散データ管理システムであって、前記各
内部装置は、前記複数のデータが互いに整合している状態でいずれかが更新される際は、
当該内部装置に記憶されるデータに対し、前記複数のデータが互いに整合していることを
示す情報を構成するパラメータを更新する一方、他の内部装置は当該他の内部装置に記憶
されたデータに付与された前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報を構成
するパラメータを更新し、当該内部装置に記憶されるデータが外部装置から参照される際
、他の内部装置から当該他の内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータを取
得し、当該各パラメータならびに当該内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメー
タからなる情報が前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報に一致するか否
かを判定する信号制御部を備え、前記バックアップ装置は、前記各内部装置に記憶される
データならびに当該データに付与されたパラメータのバックアップファイルを記憶し、い
ずれかの前記内部装置に障害が発生した際は、前記障害が発生した内部装置に記憶される
データならびに当該データに付与されたパラメータのバックアップファイルにより、当該
内部装置に記憶されるデータならびに当該データに付与されたパラメータを復旧すること
を特徴とする分散データ管理システムをもって解決手段とする。
例えば、前記パラメータは、前記複数のデータが互いに整合している状態でいずれかが更新された場合の当該更新回を示すシリアル番号である。
例えば、前記信号制御部は、前記取得された各パラメータならびに当該信号制御部を備える内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータからなる情報が前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報に一致しないなら、当該複数のデータが互いに整合していないことを所定の保守運用装置に通知し、当該保守運用装置からのデータ更新要求により前記複数のデータが互いに整合している状態になった際は、当該信号制御部を備える内部装置に記憶されるデータに対し、前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報を構成するパラメータを付与する。
例えば、前記信号制御部は、前記取得された各パラメータならびに当該信号制御部を備える内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータからなる情報が前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報に一致しないなら、当該複数のデータが互いに整合していないことを前記外部装置に通知する。
第2の本発明は、互いに整合すべき複数のデータを分散して記憶する複数の内部装置な
らびに前記各内部装置に記憶されるデータのバックアップファイルを記憶するバックアッ
プ装置を備える分散データ管理システムの動作方法であって、前記各内部装置の信号制御
部が、前記複数のデータが互いに整合している状態でいずれかが更新される際は、当該内
部装置に記憶されるデータに対し、前記複数のデータが互いに整合していることを示す情
報を構成するパラメータを更新する一方、他の内部装置は当該他の内部装置に記憶された
データに付与された前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報を構成するパ
ラメータを更新し、当該内部装置に記憶されるデータが外部装置から参照される際、他
の内部装置から当該他の内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータを取得し、
当該各パラメータならびに当該内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータから
なる情報が前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報に一致するか否かを判
定し、前記バックアップ装置は、前記各内部装置に記憶されるデータならびに当該データ
に付与されたパラメータのバックアップファイルを記憶し、いずれかの前記内部装置に障
害が発生した際は、前記障害が発生した内部装置に記憶されるデータならびに当該データ
に付与されたパラメータのバックアップファイルにより、当該内部装置に記憶されるデー
タならびに当該データに付与されたパラメータを復旧することを特徴とする分散データ管
理システムの動作方法をもって解決手段とする。
本発明によれば、互いに整合すべき複数のデータが整合しているか否かを短時間かつ小さい処理負荷にて検出することができる。
本実施の形態に係る分散データ管理システムを含む通信システムの構成図である。 内部装置の構成を示す機能ブロック図である。 データA、B、Cが互いに整合している状態(整合状態)から、障害発生およびリストアにより、互いに整合していない状態(不整合状態)になり、データA、B、CがAPL処理装置4から参照される際、不整合状態が検出され、その後、整合状態になる様子を示す図である。 整合状態のデータA、B、Cの中のデータCが障害発生により消失されたが、リストアにより、データCおよびデータA、B、Cの整合状態が復元され、それらデータがAPL処理装置4から参照される際、整合状態が検出される様子を示す図である。 分散データ管理システム1の動作方法を示すシーケンス図である 従来の分散データ管理システムの動作方法を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る分散データ管理システムを含む通信システムの構成図である。
分散データ管理システム1は、互いに整合すべき複数のデータを分散して記憶する内部装置1A、1Bおよび他の内部装置(図示せず)と、各内部装置1A、1B等に記憶されるデータ等のバックアップファイルを記憶し、いずれかの内部装置に障害が発生した際は、バックアップファイルにより、内部装置に記憶されるデータ等を復旧(リストア)するバックアップ装置10と、これらを接続する内部ネットワーク20とを備える。
内部装置1A、1B等は、上記のような互いに整合すべき複数のデータ(データの組み合わせ)を複数記憶している。各組み合わせについては、上記のような方法で、つまり、その中の複数のデータを複数の内部装置で分散して記憶するようになっている。
内部ネットワークDは、外部ネットワーク2を介して、複数の外部装置つまり、複数の保守運用装置3および複数のアプリケーション処理装置(以下、APL処理装置)4に接続されている。
図2は、内部装置の構成を示す機能ブロック図である。図2は内部装置1Aのものであるが、他の内部装置も同様な構成であり、以下の説明は、他の内部装置にも適用できる。
内部装置1Aは、データを記憶するためのデータ記憶部11と、各内部装置1A、1B等の内部装置名と、当該内部装置名の内部装置に記憶されるデータのデータ名とを対応づけたデータ格納先リスト12と、互いに整合すべき複数のデータが内部装置1Aを含む複数の内部装置に記憶され、これらが互いに整合している状態でいずれかが更新される際は、内部装置1Aに記憶されるデータに対し、これらのデータが互いに整合していることを示す情報を構成するパラメータを付与する信号制御部13を備える。
また、信号制御部13は、互いに整合すべき複数のデータがAPL処理装置4から参照される際、内部装置1A以外の各内部装置1B等から該内部装置1B等に記憶されたデータに付与されたパラメータを取得し、当該各パラメータならびに内部装置1Aに記憶されたデータに付与されたパラメータからなる情報が前述の複数のデータが互いに整合していることを示す情報に一致するか否かを判定するようになっている。
以下の説明では、例として、互いに整合すべき3つのデータ(データA、B、Cという)が内部装置1A、1Bに分散して記憶される場合について説明する。つまり、内部装置1AはデータA、Bを記憶し、内部装置1BはデータCを記憶することとする。
また、バックアップ装置10は、毎日、午前4:00にバックアップファイルを作成することとする。以下、時間については、24時間表記を用いる。
図3は、データA、B、Cが互いに整合している状態(整合状態)から、障害発生およびリストアにより、互いに整合していない状態(不整合状態)になり、データA、B、CがAPL処理装置4から参照される際、不整合状態が検出され、その後、整合状態になる様子を示す図である。
(a)更新時
内部装置1Aの信号制御部13は、整合状態のデータA、B、Cの中の、例えば、データCが、10月27日11:00に更新される際、データA、Bのそれぞれに、その更新回を示すパラメータ(シリアル番号であり、以下、「50」と表記する。また他のパラメータについても同様な形式で表記する。)を付与する。一方、内部装置1Bの信号制御部13は、データCに「50」を付与する。つまり、各パラメータは互いに等しく、これにより、データA、B、Cが整合状態であることがわかるようになっている。
(b)障害発生時
その後、内部装置1Bにおいて、10月27日11:30に障害が発生し、データCおよび「50」が例えば消失してしまった場合、10月27日の4:00に作成されたバックアップファイルから、例えば、データCおよび「40」が内部装置1Bにリストアされる。
(c)参照時
例えば、10月27日12:00において処理に使用すべく、APL処理装置4からデータCが参照される際、内部装置1Bの信号制御部13は、内部装置1Aに記憶されたデータA、Bに付与された「50」、「50」を取得する。
内部装置1Bの信号制御部13は、この「50」、「50」ならびにデータCに付与された「40」からなる情報(「50」、「50」、「40」)が整合状態を示す情報(つまり同一の3パラメータからなる情報)に一致するか否かを判定する。
この場合、一致しないので、内部装置1Bの信号制御部13は、そのこと、つまり、データA、B、Cが不整合状態であることを、APL処理装置4ならびに、例えば、1つの保守運用装置3に通知する。
(d)再更新時
その後、「40」を付与されたデータC、つまり、古いデータCは、保守運用装置3から送信されるデータ更新要求により、例えば、10月27日12:00に更新される。
前述の10月27日11:00の更新と同様な方法により、各データA、B、Cには、データCの更新回を示す「51」が付与される。
図4は、整合状態のデータA、B、Cの中のデータCが障害発生により消失されたが、リストアにより、データCおよびデータA、B、Cの整合状態が復元され、それらデータがAPL処理装置4から参照される際、整合状態が検出される様子を示す図である。
(a)更新時
内部装置1Aの信号制御部13は、整合状態のデータA、B、Cの中の、例えば、データCが、10月26日10:00に更新される際、データA、Bのそれぞれに「40」を付与する。一方、内部装置1Bの信号制御部13は、データCに「40」を付与する。
(b)障害発生時
その後、内部装置1Bにおいて、10月27日11:30に障害が発生し、データCおよび「40」が例えば消失してしまった場合、10月27日の4:00に作成されたバックアップファイルから、例えば、データCおよび「40」が内部装置1Bにリストアされる。
(c)参照時
例えば、10月27日12:00において処理に使用すべく、APL処理装置4からデータCが参照される際、内部装置1Bの信号制御部13は、内部装置1Aに記憶されたデータA、Bに付与された「40」、「40」を取得する。
内部装置1Bの信号制御部13は、この「40」、「40」ならびにデータCに付与された「40」からなる情報(「40」、「40」、「40」)が整合状態を示す情報(つまり同一の3パラメータからなる情報)に一致するか否かを判定する。
この場合、一致するので、データCは、APL処理装置4から参照される。
図5は、分散データ管理システム1の動作方法を示すシーケンス図である。
ある保守運用装置3は、例えば、内部装置1B内のデータを更新する際、例えば、内部装置1Aにデータ更新要求を送信する(S1)。
内部装置1Aの信号制御部13は、内部装置1Aに記憶されたデータ格納先リスト12において、このデータ更新要求の対象であるデータのデータ名に対し、内部装置1Bの内部装置名が対応づけられている場合は、その内部装置名に対応する内部装置つまり内部装置1Bに対し、データ更新要求を送信する(S3)。
内部装置1Bの信号制御部13は、内部装置1Bに記憶されたデータ格納先リスト12において、データ更新要求の対象であるデータのデータ名に対し、内部装置1Bの内部装置名が対応づけられている場合は、そのデータを参照するAPL処理装置4にデータ更新要求を送信する(S5)。
APL処理装置4は、自身のデータを更新し(S7)、データ更新結果を内部装置1Bに送信する(S9)。
内部装置1Bの信号制御部13は、上記のようにデータ名に内部装置1Bの内部装置名が対応づけられている場合は、データ記憶部11に記憶されたデータを更新し、更新後のデータに対し、上記のようなシリアル番号(パラメータ)を付与し(S11)、データ更新結果を内部装置1Aに送信する(S13)。
内部装置1Aの信号制御部13は、上記のようにデータ名に内部装置1Bの内部装置名が対応づけられている場合は、そのデータに整合すべきデータを更新し、更新後のデータに対し、上記のようなシリアル番号(パラメータ)を付与し(S15)、データ更新結果を保守運用装置3に送信する(S17)。
一方、バックアップ装置10は、例えば、毎日、所定の時刻になると、各内部装置1A、1Bに記憶されるデータおよびパラメータのバックアップファイルを作成し、記憶する(S21)。
例えば、内部装置1Bは、自身で障害が発生すると(S31)、障害発生通知を保守運用装置3に送信する(S33)。
これにより、保守運用装置3は、復旧指示をバックアップ装置10に送信する(S35)。
バックアップ装置10は、内部装置1Bに記憶される全データをバックアップファイルからリストアする(S37)。
内部装置1Bは、復旧完了通知を保守運用装置3に送信する(S39)。
APL処理装置4は、例えば、内部装置1Bに記憶されたデータを参照すべく、内部装置1Bにアクセスする(S41)。
内部装置1Bの信号制御部13は、そのデータに整合すべきデータを記憶している内部装置(例えば、内部装置1A)からパラメータを取得する(S43)。
内部装置1Bの信号制御部13は、この取得したパラメータならびに参照されるデータに付与されたパラメータからなる情報が整合状態を示す情報(つまり同一の3パラメータからなる情報)に一致するか否かを判定する(S45)。
例えば、一致しない場合、内部装置1Bの信号制御部13は、整合すべき複数のデータが互いに整合していない旨のデータ不整合通知を保守運用装置3およびAPL処理装置4に送信する(S47、S49)。これにより、APL処理装置4はデータ参照を中止することができる。
一方、保守運用装置3は、例えば、ステップS45で一致しないと判定される原因である、例えば、内部装置1Bでの古いデータを更新すべく、ステップS1と同様に、内部装置1Aにデータ更新要求を送信する(S51)。以降、ステップS3〜S17と同様に、ステップS53〜S67が実行される。これにより、整合すべき複数のデータには、同一のパラメータが付与されることとなり、次回のアクセスにおいてステップS45と同様の判定がなされた際は一致すると判定される。
したがって、本実施の形態に係る分散データ管理システム1は、互いに整合すべき複数のデータを分散して記憶する複数の内部装置(1A、1B、…)ならびに各内部装置に記憶されるデータのバックアップファイルを記憶するバックアップ装置10を備える分散データ管理システムであって、各内部装置(1A、1B、…)は、複数のデータ(A、B、C)が互いに整合している状態でいずれかが更新される際は、自身に記憶されるデータに対し、複数のデータ(A、B、C)が互いに整合していることを示す情報を構成するパラメータ(シリアル番号)を付与する一方、自身に記憶されるデータが外部装置(APL処理装置4)から参照される際、他の内部装置から当該他の内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータを取得し、当該各パラメータならびに自身に記憶されたデータに付与されたパラメータからなる情報が、複数のデータが互いに整合していることを示す情報(同一の3パラメータからなる情報)に一致するか否かを判定する信号制御部13を備え、バックアップ装置10は、各内部装置に記憶されるデータならびに当該データに付与されたパラメータのバックアップファイルを記憶し、いずれかの内部装置に障害が発生した際は、当該内部装置に記憶されるデータならびに当該データに付与されたパラメータのバックアップファイルにより、当該内部装置に記憶されるデータならびに当該データに付与されたパラメータを復旧する。
例えば、障害が発生せず、これにより、各パラメータが同一であれば、データは整合しており、つまり、整合性を検出できる。
一方、例えば、障害が発生し、バックアップファイルにより、古いデータとパラメータが復旧されれば、各パラメータは同一でなくなり、つまり、データは整合していないことがわかる。すなわち、整合性を検出できる。
このように、整合性の有無の検出を全てまとめて行うのでなく、参照されるデータのみについて参照の際に整合の有無を検出するので、整合の有無を短時間かつ小さい処理負荷にて検出することができる。
よって、内部装置と保守運用装置3への負荷が軽減され、メモリ等のリソースを少量にできる。また、不整合なデータが長時間放置されることなく、APL処理装置4がデータにアクセスした際に、処理エラーや誤処理になる可能性を低減できる。
また、信号制御部13は、取得された各パラメータならびに信号制御部13を備える内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータからなる情報が、複数のデータが互いに整合していることを示す情報(同一の3パラメータからなる情報)に一致しないなら、当該複数のデータが互いに整合していないことを保守運用装置3に通知し、保守運用装置3からのデータ更新要求により、複数のデータが互いに整合している状態になった際は、信号制御部13を備える内部装置に記憶されるデータに対し、複数のデータが互いに整合していることを示す情報を構成するパラメータを付与するので、このように整合したデータが、その後において、再び整合しなくなっても、それを検出することができる。
また、信号制御部13は、取得された各パラメータならびに信号制御部13を備える内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータからなる情報が、複数のデータが互いに整合していることを示す情報(同一の3パラメータからなる情報)に一致しないなら、当該複数のデータが互いに整合していないことを外部装置(APL処理装置4)に通知するので、外部装置はデータ参照を中止でき、処理エラーや誤処理を未然に防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、パラメータとしてシリアル番号を用いたが、パラメータはシリアル番号に限らず、例えば、更新時を示すタイムスタンプとしてもよい。また、特開2005−339091号公報に開示されるようなデータ更新の開始有無情報とデータ更新の終了有無情報を各内部装置でパラメータとして管理し、不整合を検出してもよい。
また、内部装置1A、1Bなどとしてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1 分散データ管理システム
1A、1B 内部装置
3 保守運用装置
4 APL処理装置
10 バックアップ装置
11 データ記憶部
12 データ格納先リスト
13 信号制御部

Claims (6)

  1. 互いに整合すべき複数のデータを分散して記憶する複数の内部装置ならびに前記各内部
    装置に記憶されるデータのバックアップファイルを記憶するバックアップ装置を備える分
    散データ管理システムであって、
    前記各内部装置は、
    前記複数のデータが互いに整合している状態でいずれかが更新される際は、当該内部装置に記憶されるデータに対し、前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報を構成するパラメータを更新する一方、他の内部装置は当該他の内部装置に記憶されたデータに付与された前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報を構成するパラメータを更新し、当該内部装置に記憶されるデータが外部装置から参照される際、他の内部装置から当該他の内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータを取得し、当該各パラメータならびに当該内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータからなる情報が前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報に一致するか否かを判定する信号制御部を備え、
    前記バックアップ装置は、
    前記各内部装置に記憶されるデータならびに当該データに付与されたパラメータのバッ
    クアップファイルを記憶し、いずれかの前記内部装置に障害が発生した際は、前記障害が発生した内部装置に記憶されるデータならびに当該データに付与されたパラメータのバックアップファイルにより、当該内部装置に記憶されるデータならびに当該データに付与されたパラメータを復旧することを特徴とする分散データ管理システム。
  2. 前記パラメータは、前記複数のデータが互いに整合している状態でいずれかが更新され
    た場合の当該更新回を示すシリアル番号であることを特徴とする請求項1記載の分散デー
    タ管理システム。
  3. 前記信号制御部は、
    前記取得された各パラメータならびに当該信号制御部を備える内部装置に記憶されたデ
    ータに付与されたパラメータからなる情報が前記複数のデータが互いに整合していること
    を示す情報に一致しないなら、当該複数のデータが互いに整合していないことを所定の保
    守運用装置に通知し、当該保守運用装置からのデータ更新要求により前記複数のデータが
    互いに整合している状態になった際は、当該信号制御部を備える内部装置に記憶されるデ
    ータに対し、前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報を構成するパラメー
    タを付与する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の分散データ管理システム。
  4. 前記信号制御部は、
    前記取得された各パラメータならびに当該信号制御部を備える内部装置に記憶されたデ
    ータに付与されたパラメータからなる情報が前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報に一致しないなら、当該複数のデータが互いに整合していないことを前記外部装置に通知する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の分散データ管理システム。
  5. 互いに整合すべき複数のデータを分散して記憶する複数の内部装置ならびに前記各内部
    装置に記憶されるデータのバックアップファイルを記憶するバックアップ装置を備える分
    散データ管理システムの動作方法であって、
    前記各内部装置の信号制御部が、
    前記複数のデータが互いに整合している状態でいずれかが更新される際は、当該内部装
    置に記憶されるデータに対し、前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報を
    構成するパラメータを更新する一方、他の内部装置は当該他の内部装置に記憶されたデー
    タに付与された前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報を構成するパラメ
    ータを更新し、当該内部装置に記憶されるデータが外部装置から参照される際、他の内
    部装置から当該他の内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータを取得し、当該
    各パラメータならびに当該内部装置に記憶されたデータに付与されたパラメータからなる
    情報が前記複数のデータが互いに整合していることを示す情報に一致するか否かを判定し、
    前記バックアップ装置は、前記各内部装置に記憶されるデータならびに当該データに付
    与されたパラメータのバックアップファイルを記憶し、いずれかの前記内部装置に障害が
    発生した際は、前記障害が発生した内部装置に記憶されるデータならびに当該データに付
    与されたパラメータのバックアップファイルにより、当該内部装置に記憶されるデータな
    らびに当該データに付与されたパラメータを復旧することを特徴とする分散データ管理シ
    ステムの動作方法。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の分散データ管理システムの内部装置としてコンピ
    ュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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