JP2009059170A - 通信装置の構成管理装置および構成管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信装置の構成管理情報リストア時にバックアップファイルの確認編集を容易に行えるようにする。
【解決手段】通信装置の現在の構成管理情報をテキストファイルで記憶する第1の記憶手段と、通信装置の現在の構成管理情報をバイナリファイルで記憶する第2の記憶手段と、構成管理情報をテキストファイルからバイナリファイルへ、或いはバイナリファイルからテキストファイルへ、相互に変換するテキストバイナリ変換手段と、第1の記憶手段に記憶されるテキストファイルの構成管理情報に変更を加えた後でリストアする際に、変更後のテキストファイルをバイナリファイルに変換し、第2の記憶手段に記憶されるバイナリファイルとを比較するデータ比較手段と、データ比較手段の比較結果の異なる箇所のみを記憶する第3の記憶手段とを更に設け、バックアップ・リストア手段は、第3の記憶手段に記憶された変更箇所を通信装置にリストアする。
【選択図】図1
【解決手段】通信装置の現在の構成管理情報をテキストファイルで記憶する第1の記憶手段と、通信装置の現在の構成管理情報をバイナリファイルで記憶する第2の記憶手段と、構成管理情報をテキストファイルからバイナリファイルへ、或いはバイナリファイルからテキストファイルへ、相互に変換するテキストバイナリ変換手段と、第1の記憶手段に記憶されるテキストファイルの構成管理情報に変更を加えた後でリストアする際に、変更後のテキストファイルをバイナリファイルに変換し、第2の記憶手段に記憶されるバイナリファイルとを比較するデータ比較手段と、データ比較手段の比較結果の異なる箇所のみを記憶する第3の記憶手段とを更に設け、バックアップ・リストア手段は、第3の記憶手段に記憶された変更箇所を通信装置にリストアする。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信装置の構成管理情報のバックアップおよびリストアを行う構成管理装置に関し、特に通信を切断せずにリストアを行う構成管理方法に関する。
従来の通信装置は、通信装置の構成管理情報をバイナリファイル或いは制御コマンドで構成されたテキストファイルでバックアップされていた。このため、どの通信装置の構成管理情報をいつバックアップしたものかが分かるように、バックアップファイルのファイル名にバックアップした装置名や作成日時などを付けて管理していた。
また、バックアップしたデータを通信装置にリストアする場合、先ずバックアップファイルが保存されている制御端末のハードディスクドライブからバックアップファイルのファイル名を参照し、そのファイル名や作成日時からリストアすべきバックアップファイルを選択する。さらに、選択したバックアップファイルを制御端末から通信装置へ転送し、通信装置内部でバックアップファイルに記憶されている全データを読み出して、通信装置の設定の必要な箇所へデータの書き込みを行い、構成管理情報をリストアするようになっていた。
このような構成管理情報をネットワーク上でデータファイルをダウンロードして更新する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特願平06−006796号公報
ところが、従来の通信装置は、通信装置の構成管理情報をリストアする場合、バックアップファイルの全データを通信装置のICチップ等へ再設定するため、構成管理情報が変更されない箇所についても同じデータを書き込むことになり、再設定時に通信が一時的に切断され、回線を利用中のユーザに影響を与えるという問題があった。
また、通信装置の構成管理情報をバイナリファイル或いは制御コマンドで構成されたテキストファイルでバックアップされていたので、バックアップファイルの内容を容易に確認することが難しかった。特に、バックアップファイルのファイル名にバックアップした装置名や作成日時などを付けて管理する場合でも、バックアップファイルのファイル名や作成日時から詳細な設定内容を予め確認することはできなかった。このため、バックアップファイルを通信装置へリストアした後で、意図した設定とは異なる設定が行われたことに気づく場合があった。
さらに、バックアップファイルを編集する際に、バイナリファイルや制御コマンドで表示されるバックアップファイルの場合、表示される情報がバイナリデータやコマンドの羅列であるため、編集が必要な箇所を容易に見つけることができず、熟練した技術が必要であった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、通信装置の構成管理情報をリストアする際に、リストアに使用するバックアップファイルの確認、およびそのバックアップファイルの編集を容易に行えるようにすると共に、リストア時に通信装置の構成管理情報が変更されない部分については、再設定の際に通信を切断しないようにすることが可能な通信装置の構成管理装置および構成管理方法を提供することである。
請求項1に係る発明は、通信装置の構成管理情報をバックアップまたはリストアするバックアップ・リストア手段を有する通信装置の構成管理装置において、前記通信装置の現在の構成管理情報をテキストファイルで記憶する第1の記憶手段と、前記通信装置の現在の構成管理情報をバイナリファイルで記憶する第2の記憶手段と、前記構成管理情報をテキストファイルからバイナリファイルへ、或いはバイナリファイルからテキストファイルへ、相互に変換するテキストバイナリ変換手段と、前記第1の記憶手段に記憶されるテキストファイルの構成管理情報に変更を加えた後でリストアする際に、前記変更後のテキストファイルをバイナリファイルに変換し、前記第2の記憶手段に記憶されるバイナリファイルとを比較するデータ比較手段と、前記データ比較手段の比較結果の異なる箇所のみを記憶する第3の記憶手段とを更に設け、前記バックアップ・リストア手段は、前記第3の記憶手段に記憶された変更箇所を前記通信装置にリストアすることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の通信装置の構成管理装置において、前記テキストバイナリ変換手段は、前記第2の記憶手段に記憶されたバイナリファイルの構成管理情報をテキストファイルに変換し、前記第1の記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の通信装置の構成管理装置において、前記バックアップ・リストア手段は、テキストファイル化したバックアップデータを表形式またはDefine形式で前記第1の記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1または2に記載の通信装置の構成管理装置において、前記バックアップ・リストア手段は、テキストファイル化したバックアップデータを表形式またはDefine形式で前記第1の記憶手段に記憶し、前記データ比較手段の比較結果に基づいて、異なる部分のみ更新することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、通信装置の構成管理情報をバックアップまたはリストアを行う通信装置の構成管理方法において、前記通信装置の現在の構成管理情報をテキストファイルで第1の記憶手段に記憶すると共に、前記通信装置の現在の構成管理情報をバイナリファイルで第2の記憶手段に記憶し、前記テキストファイルの構成管理情報に変更を加えた後でリストアする際に、前記変更後のテキストファイルをバイナリファイルに変換し、前記第2の記憶手段に記憶されるバイナリファイルとを比較して、異なる箇所のみを前記通信装置にリストアすることを特徴とする。
本発明では、通信装置の構成管理情報をテキストファイル、特に表形式またはDefine形式で管理することにより、リストアに使用する構成管理情報のバックアップファイルの確認、およびそのバックアップファイルの編集を容易に行うことができる。また、リストア時に通信装置の構成管理情報が変更された部分のみをリストアするようにしたので、通信を切断することなく構成管理情報の再設定が可能になる。
以下、本発明に係る「通信装置の構成管理装置および構成管理方法」の各実施形態について詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る通信装置における構成管理装置100の構成を示すブロック図である。図1の構成管理装置100は、通信装置101と、制御端末102とで構成される。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る通信装置における構成管理装置100の構成を示すブロック図である。図1の構成管理装置100は、通信装置101と、制御端末102とで構成される。
制御端末102は、通信装置101の構成管理情報を記憶するハードディスク103と、キーボード113と、表示用のモニタ104とで構成される。
通信装置101は、通信装置101の通信機能を提供するハードウェア105と、ハードウェア105上のICチップなどの動作設定を行う設定情報106と、制御端末102との間でデータの送受信を行う送受信バッファ107と、構成管理情報をテキストからバイナリ或いはバイナリからテキストに相互変換するバイナリ/テキスト変換部108と、バイナリの構成管理情報を一時的に保持するバッファ109と、制御端末102からの制御コマンドに基づいて通信装置101内のバックアップおよびリストア動作を制御する制御部110と、通信装置のハードウェアの現状の設定をバイナリデータで記憶する設定データ記憶部111と、制御端末102からのリストア指示によってバッファ109に記憶されているバイナリデータと設定データ記憶部111に記憶されている現状のバイナリデータとを制御部110が比較した結果を一時的に保持する更新データバッファ112とで構成される。尚、設定情報106は、通信装置101のハードウェア105を構成する各種ICチップのレジスタなどに相当し、制御部110によって直接読み書きされる。また、図1では、便宜上、設定情報106を一カ所にまとめて描いてあるが、実際には、ハードウェア105上に配置された各種ICチップに個々に設定されている。
次に、通信装置101のハードウェア105の設定情報106をバックアップする際の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)バックアップ処理を開始する。
(ステップS202)オペレータが制御端末102のキーボード113を操作して、通信装置101のハードウェア105の設定情報106のバックアップ開始コマンドを実行する。
(ステップS203)制御端末102からのバックアップ指示を受けた制御部110は、通信装置101のハードウェア105の設定情報106を読み取ってバッファ109に一時的に保持する。
(ステップS204)制御部110は、バイナリ/テキスト変換部108にバッファ109に保持されたバイナリデータをテキストデータに変換するように指令し、変換されたテキストデータは、送受信バッファ107に一時的に保持される。
(ステップS205)制御部110から処理終了の制御コマンドを受けた制御端末102は、送受信バッファ107に記憶されているテキストデータを読み取って、構成管理情報のバックアップファイルとしてハードディスク103に記憶する。
(ステップS206)バックアップ処理を終了する。
(ステップS201)バックアップ処理を開始する。
(ステップS202)オペレータが制御端末102のキーボード113を操作して、通信装置101のハードウェア105の設定情報106のバックアップ開始コマンドを実行する。
(ステップS203)制御端末102からのバックアップ指示を受けた制御部110は、通信装置101のハードウェア105の設定情報106を読み取ってバッファ109に一時的に保持する。
(ステップS204)制御部110は、バイナリ/テキスト変換部108にバッファ109に保持されたバイナリデータをテキストデータに変換するように指令し、変換されたテキストデータは、送受信バッファ107に一時的に保持される。
(ステップS205)制御部110から処理終了の制御コマンドを受けた制御端末102は、送受信バッファ107に記憶されているテキストデータを読み取って、構成管理情報のバックアップファイルとしてハードディスク103に記憶する。
(ステップS206)バックアップ処理を終了する。
このように、制御端末103は、通信装置101の構成管理情報をテキストファイルでバックアップしてハードディスク103に記憶して管理することができる。尚、本実施形態では、分かり易いように、制御端末102は管理する構成管理情報は、通信装置101だけで説明したが、ネットワークなどを介して複数の通信装置と接続して、複数の通信装置の構成管理情報をハードディスク103に記憶して管理するようにしても構わない。
次に、制御端末102でハードディスク103に記憶されている構成管理情報をモニタ104に表示して、設定内容を確認したり編集する動作について説明する。図3は、テキストファイルでハードディスク103に記憶されている通信装置101の構成管理情報を表形式でモニタ104に表示した例を示している。例えば、内部データパスの設定情報を示すINBAND情報は、IPアドレスが192.168.0.2、サブネットマスクが255.255.255.0、デフォルトゲートウェイが192.168.0.1であることが一目瞭然である。同様に、OUTBAND情報は、IPアドレスが172.20.20.3、サブネットマスクが255.255.0.0、デフォルトゲートウェイが172.20.20.1であることが容易に把握できる。従来技術のように設定情報のバイナリデータを16進数のダンプリストで表示しても、どこに何が書かれているのか把握することは難しい。また、従来のコマンド形式で表示しても、例えばconfig INBAND:192.168.0.2,255.255.255.0,192.168.0.1のように表示されることになり、直ぐに設定内容を把握することは容易ではない。
図3のVLAN情報を表形式で表示する例においても、VLAN−IDが1で、VLAN名がdefaultの10ポートは、全てがUNTAGポートであることが一目瞭然である。また、VLAN−IDが1000で、VLAN名がv1000の10ポートは、ポート1,9,0がTAGポートで、それ以外のポートには何も接続されていないことが容易に把握できる。同様に、VLAN−IDが2000で、VLAN名がv2000の10ポートは、ポート2,9,0がTAGポートで、それ以外のポートには何も接続されていないことが容易に把握できる。
このように、本実施形態に係る構成管理装置100は、通信装置101のハードウェア105の設定情報106を制御端末102のモニタ104に表形式で表示するので、オペレータが容易に設定内容を確認することができる。
図4は、INBAND、OUTBAND、VLANなど項目毎に分けてモニタ104にテキスト表示する例を示している。INBAND情報およびOUTBAND情報は、上から順に、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイが一目瞭然である。VLAN情報も、上から順に、VLAN−ID、VLAN名、TAGポート、UNTAGポートが一目瞭然である。VLAN−IDが複数個存在する場合でも、1,1000,2000の3つのVLAN−ID毎に”;”で区切られて記載され、それぞれのVLAN名、TAGポート、UNTAGポートがわかるようになっている。このように、オペレータは、図3の表形式と同様に、通信装置101のハードウェア105の設定情報106の内容を一目瞭然で確認することができる。
図5は、Define形式でテキストファイル化した構成管理情報をモニタ104に表示した例を示している。この場合も、従来のバイナリデータなどに比べて、分かり易く整理されて表示されており、オペレータは設定内容を容易に把握することができる。
次に、通信装置101のハードウェア105の設定内容106を変更してリストアする場合の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)リストア処理を開始する。
(ステップS302)オペレータが制御端末102のキーボード113を操作して、ハードディスク103に記憶されているテキストデータの構成管理情報のバックアップファイルの中から、通信装置101に該当するバックアップファイルを選択する。例えば、通信装置101の構成管理情報のバックアップファイルだけを記憶するフォルダからファイルAを選択する。選択されたファイルAの内容は、図3で説明したように、モニタ104上にテキストエディタで表形式にして表示される。尚、図4または図5のような表示形式でも構わない。
(ステップS303)オペレータは、モニタ104の画面を見ながら、マウス(非図示)などを操作しながら修正したい項目を選択してキーボード113から新しい設定情報を入力する。例えば、図3において、INBAND情報のIPアドレス:192.168.0.2を192.168.0.4に変更する場合は、(.2)の部分にマウスのカーソルを合わせてキーボード113から(.4)を入力するだけでよい。
(ステップS304)モニタ104に表示されている構成管理情報の内容を変更したら、ファイルBとしてハードディスク103に記憶する。尚、この時、通信装置101の最新情報であることが分かるように、通信装置101の構成管理情報のバックアップファイルだけを記憶するフォルダに最新ファイルフォルダを作成しておき、そのフォルダに記憶するようにしても構わない。或いは、ファイルAを消去して上書きするようにしても構わない。
(ステップS305)オペレータが制御端末102のキーボード113を操作して、作成したファイルBを通信装置101のハードウェア105にリストアするリストア開始コマンドを実行する。
(ステップS306)制御端末102から通信装置101の制御部110にリストアの開始を指示する制御コマンドが送られ、同時にテキストデータのファイルBは通信装置101の送受信バッファ107に送信されて一時的に保持される。
(ステップS307)制御部110は、バイナリ/テキスト変換部108に、送受信バッファ107にあるテキストデータをバイナリデータに変換するよう指令する。
(ステップS308)バイナリ/テキスト変換部108は、送受信バッファ107にあるテキストデータが所定のファイル形式になっているか否かをチェックし、所定のファイル形式になっている場合は、ステップS310に進み、所定のファイル形式になっていない場合は、ステップS309に進む。
(ステップS309)制御部110から制御端末102にファイル形式が違うことを示すエラーを返信し、ステップS313に進んで処理を終了する。尚、エラー応答を受けた制御端末102は、ファイルBを破棄して、ステップS302からの処理をやり直す必要がある。
(ステップS310)ファイルBのテキストデータをバイナリデータに変換してバッファ109に一時的に保持する。その後、制御部110は、現在のハードウェア105の設定情報106をバイナリデータで記憶する設定データ記憶部111に記憶されているバイナリデータとバッファ109に記憶されているファイルBのバイナリデータとを比較する。
(ステップS311)ステップS310での比較結果が異なっている場合は、ステップS312に進み、異なっていない場合は、ステップS313に進んで処理を終了する。
(ステップS312)比較結果の異なる部分のみ更新データバッファ112に一時的に記憶する。更新データバッファ112に一時的に記憶された異なる部分のみのデータで通信装置101のハードウェア105の設定情報106を書き換える。例えば、図3において、VLANの設定を変更する場合、VLAN2000のPort2の設定を削除し、Port3にtagを割り付けても、VLAN1000側の設定には変更が発生しない。つまり、制御部110は、VLAN2000のPort2とPort3の変更した部分だけを書き換える動作を行う。
(ステップS313)リストア処理を終了する。
(ステップS301)リストア処理を開始する。
(ステップS302)オペレータが制御端末102のキーボード113を操作して、ハードディスク103に記憶されているテキストデータの構成管理情報のバックアップファイルの中から、通信装置101に該当するバックアップファイルを選択する。例えば、通信装置101の構成管理情報のバックアップファイルだけを記憶するフォルダからファイルAを選択する。選択されたファイルAの内容は、図3で説明したように、モニタ104上にテキストエディタで表形式にして表示される。尚、図4または図5のような表示形式でも構わない。
(ステップS303)オペレータは、モニタ104の画面を見ながら、マウス(非図示)などを操作しながら修正したい項目を選択してキーボード113から新しい設定情報を入力する。例えば、図3において、INBAND情報のIPアドレス:192.168.0.2を192.168.0.4に変更する場合は、(.2)の部分にマウスのカーソルを合わせてキーボード113から(.4)を入力するだけでよい。
(ステップS304)モニタ104に表示されている構成管理情報の内容を変更したら、ファイルBとしてハードディスク103に記憶する。尚、この時、通信装置101の最新情報であることが分かるように、通信装置101の構成管理情報のバックアップファイルだけを記憶するフォルダに最新ファイルフォルダを作成しておき、そのフォルダに記憶するようにしても構わない。或いは、ファイルAを消去して上書きするようにしても構わない。
(ステップS305)オペレータが制御端末102のキーボード113を操作して、作成したファイルBを通信装置101のハードウェア105にリストアするリストア開始コマンドを実行する。
(ステップS306)制御端末102から通信装置101の制御部110にリストアの開始を指示する制御コマンドが送られ、同時にテキストデータのファイルBは通信装置101の送受信バッファ107に送信されて一時的に保持される。
(ステップS307)制御部110は、バイナリ/テキスト変換部108に、送受信バッファ107にあるテキストデータをバイナリデータに変換するよう指令する。
(ステップS308)バイナリ/テキスト変換部108は、送受信バッファ107にあるテキストデータが所定のファイル形式になっているか否かをチェックし、所定のファイル形式になっている場合は、ステップS310に進み、所定のファイル形式になっていない場合は、ステップS309に進む。
(ステップS309)制御部110から制御端末102にファイル形式が違うことを示すエラーを返信し、ステップS313に進んで処理を終了する。尚、エラー応答を受けた制御端末102は、ファイルBを破棄して、ステップS302からの処理をやり直す必要がある。
(ステップS310)ファイルBのテキストデータをバイナリデータに変換してバッファ109に一時的に保持する。その後、制御部110は、現在のハードウェア105の設定情報106をバイナリデータで記憶する設定データ記憶部111に記憶されているバイナリデータとバッファ109に記憶されているファイルBのバイナリデータとを比較する。
(ステップS311)ステップS310での比較結果が異なっている場合は、ステップS312に進み、異なっていない場合は、ステップS313に進んで処理を終了する。
(ステップS312)比較結果の異なる部分のみ更新データバッファ112に一時的に記憶する。更新データバッファ112に一時的に記憶された異なる部分のみのデータで通信装置101のハードウェア105の設定情報106を書き換える。例えば、図3において、VLANの設定を変更する場合、VLAN2000のPort2の設定を削除し、Port3にtagを割り付けても、VLAN1000側の設定には変更が発生しない。つまり、制御部110は、VLAN2000のPort2とPort3の変更した部分だけを書き換える動作を行う。
(ステップS313)リストア処理を終了する。
このように、本実施形態に係る構成管理装置100は、通信装置101のハードウェア105の設定情報106を変更する際に、制御端末102のモニタ104に表形式で表示されているので、オペレータが容易に設定内容を変更することができる。また、通信装置101のハードウェア105の設定情報106は、変更された部分のみ書き換えられるので、変更されない部分のICチップはデータの書き換えに伴う動作の中断がなくなる。特に、通信装置101のようなデータ通信を行っている装置においては、通信中のデータが一時的に途切れることは大きな障害につながるので、できるだけ中断しないように管理することが望まれており、本実施形態で説明した構成管理方法は有効である。
尚、通信装置101のハードウェア105の現状の設定情報は、設定データ記憶部111にバイナリデータで記憶されているが、バックアップ時の動作で説明したように、リストアが完了した時点で、設定データ記憶部111に記憶されているバイナリデータをテキストデータに変換して、制御端末102に送信して、ハードディスク103に現状の設定情報として記憶しておくようにしても構わない。
100・・・構成管理装置
101・・・通信装置
102・・・制御端末
103・・・ハードディスク
104・・・モニタ
105・・・ハードウェア
106・・・設定情報
107・・・送受信バッファ
108・・・バイナリ/テキスト変換部
109・・・バッファ
110・・・制御部
111・・・設定データ記憶部
112・・・更新データバッファ
113・・・キーボード
101・・・通信装置
102・・・制御端末
103・・・ハードディスク
104・・・モニタ
105・・・ハードウェア
106・・・設定情報
107・・・送受信バッファ
108・・・バイナリ/テキスト変換部
109・・・バッファ
110・・・制御部
111・・・設定データ記憶部
112・・・更新データバッファ
113・・・キーボード
Claims (5)
- 通信装置の構成管理情報をバックアップまたはリストアするバックアップ・リストア手段を有する通信装置の構成管理装置において、
前記通信装置の現在の構成管理情報をテキストファイルで記憶する第1の記憶手段と、
前記通信装置の現在の構成管理情報をバイナリファイルで記憶する第2の記憶手段と、
前記構成管理情報をテキストファイルからバイナリファイルへ、或いはバイナリファイルからテキストファイルへ、相互に変換するテキストバイナリ変換手段と、
前記第1の記憶手段に記憶されるテキストファイルの構成管理情報に変更を加えた後でリストアする際に、前記変更後のテキストファイルをバイナリファイルに変換し、前記第2の記憶手段に記憶されるバイナリファイルとを比較するデータ比較手段と、
前記データ比較手段の比較結果の異なる箇所のみを記憶する第3の記憶手段と
を更に設け、
前記バックアップ・リストア手段は、前記第3の記憶手段に記憶された変更箇所を前記通信装置にリストアする
ことを特徴とする通信装置の構成管理装置。 - 請求項1に記載の通信装置の構成管理装置において、
前記テキストバイナリ変換手段は、前記第2の記憶手段に記憶されたバイナリファイルの構成管理情報をテキストファイルに変換し、前記第1の記憶手段に記憶する
ことを特徴とする通信装置の構成管理装置。 - 請求項1または2に記載の通信装置の構成管理装置において、
前記バックアップ・リストア手段は、テキストファイル化したバックアップデータを表形式またはDefine形式で前記第1の記憶手段に記憶する
ことを特徴とする通信装置の構成管理装置。 - 請求項1または2に記載の通信装置の構成管理装置において、
前記バックアップ・リストア手段は、テキストファイル化したバックアップデータを表形式またはDefine形式で前記第1の記憶手段に記憶し、前記データ比較手段の比較結果に基づいて、異なる部分のみ更新する
ことを特徴とする通信装置の構成管理装置。 - 通信装置の構成管理情報をバックアップまたはリストアを行う通信装置の構成管理方法において、
前記通信装置の現在の構成管理情報をテキストファイルで第1の記憶手段に記憶すると共に、前記通信装置の現在の構成管理情報をバイナリファイルで第2の記憶手段に記憶し、前記テキストファイルの構成管理情報に変更を加えた後でリストアする際に、前記変更後のテキストファイルをバイナリファイルに変換し、前記第2の記憶手段に記憶されるバイナリファイルとを比較して、異なる箇所のみを前記通信装置にリストアすることを特徴とする通信装置の構成管理方法。
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