JP2006323703A - 組立作業支援システム、そのサーバ、作業者端末、プログラム - Google Patents

組立作業支援システム、そのサーバ、作業者端末、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワーク等に障害が発生した場合でも、作業者端末側で最新版のデータに基づく作業指示を行える可能性を非常に高くする。
【解決手段】 作業者端末20において、指示データ選択部21は、作業者に所望の作業を選択させると、その作業指示データが指示データ一時記憶部24に記憶されているか否かに係らず、サーバ10に対して作業指示データの送信を要求する。サーバ10の指示データ送信部12は、要求された作業の作業指示データが更新されているか否かを判別し、更新されている場合には、当該更新版の作業指示データを要求元の作業者端末20に送信して記憶させ表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子化された作業指示情報を表示させることにより、作業者に組立手順の指示や使用部品の選択指示等を行う、組立作業支援システムに関する。
従来の組立工程では、大量生産に対応する為、数人以上の作業者が組立ての手順を分割し、工程として役割分担し、コンベア等の流動形式の作業場において各分担の作業手順を繰り返す、ライン生産方式が一般的であった。ところが、昨今では、顧客要求の多様化に伴い、多品種少量生産への対応が望まれており、長大なコンベアや高速自動機等を使わずに、少人数の活動単位で多工程の作業をこなす多品種少量生産に適したセル生産方式が適用されるようになってきた。
ここで、特許文献1では、セル生産方式において、工程の作業内容をデータ化し、この作業内容データを保管する装置と作業内容データを使用する装置とを接続するネットワークシステムを構築することで、作業内容データを使用する装置が遠方にある場合でも、作業内容データを作成してから運用されるまでの時間差を減少させることが提案されている。
また、特許文献2では、一人の作業者が一連の複数の工程を行って製品の組立作業を完了させるような製造工程において、作業者による作業内容と作業日時とを含む工程データを記憶する処理と、この処理において記憶された工程データに基づいて工程毎の所要時間を算出する算出処理とを有し、少なくとも工程毎の所要時間を把握することが提案されている。
特開2004−45738号公報 特開2004−272538号公報
上記特許文献1で提案されているシステムでは、作業内容データを使用する装置(パソコン)から転送要求があったとき、当該要求元のパソコンに対して又は作業内容データの使用が予想されるパソコンに対して、イントラネット又はエクストラネットを介して、作業内容データを保管して配信する装置(サーバ)から、作業内容データの送信を行うものである。
しかしながら、イントラネット又はエクストラネットに障害が発生した場合、作業内容データを配信できなくなり、また予め配信されていても、1つの作業内容データのみしか使用できないという問題があった。
また、上記特許文献2で提案されているシステム・方法によれば、作業者は自己の端末(クライアント)において作業内容と作業日時とを含む工程データ(作業履歴データ)を入力し、クライアントはこの工程データ(作業履歴データ)をネットワークを介してサーバに送信し、サーバにおいて上記所要時間の算出処理等を実行する為、ネットワークに障害が発生した場合、算出処理等が実行できなくなるという問題があった。
上記特許文献1の問題に対しては、例えば、予め、全ての作業内容データをパソコン側に配信して記憶させておくことが考えられる。しかしながら、その後にサーバ側において作業内容データが更新される場合がある為、上記ネットワーク等の障害時に、パソコン側に記憶しておいた作業内容データを用いて作業指示を表示すること自体は出来るが、これが更新後(最新版)のデータではない場合があり得る。これは、更新の頻度にもよるが、作業内容データが頻繁に更新される環境下等では、上記の状況が発生する可能性が高くなる。
上記特許文献2の問題に対しては、基本的には、ネットワーク障害中にクライアントからサーバに対して作業履歴データを送ることはできない(FD(フレキシブルディスク)等の可搬型記録媒体に格納して、サーバ側に運搬するしかないが、手間が掛かる)。しかし、作業履歴に基づく算出処理は、通常、緊急に行わなければならないものではない。よって、ネットワークの障害が復旧した後に、サーバに作業履歴データを渡せれば良い。
しかしながら、通常、クライアント側では、障害等が発生していない正常時には、自己のメモリ等に一時的に記憶した作業履歴データを、サーバ宛に送信したら、この作業履歴データをメモリ上から消去する。もし消去せずに保存しておくと、作業履歴データがメモリ上に蓄積されていく為、大きなメモリ容量が必要となるからである。しかし、これは、ネットワークやサーバに障害が発生している場合でも関係なく送信後に消去する為、サーバ側で受取ることなく消去されてしまう作業履歴データが存在することになる。
本発明の課題は、サーバと各作業者端末がネットワークに接続され、ネットワークを介して作業指示データを配信したり作業実績データを収集・処理する組立作業支援システムであって、ネットワーク等に障害が発生した場合でも、作業者端末側で作業指示を表示できるものであって特に最新版のデータに基づく作業指示を行える可能性を非常に高くすることができ、あるいはサーバ側に格納されたことが確認された作業履歴データでなければ消去しないようにすることで、ネットワーク障害時においても作業実績を残すことが可能となる組立作業支援システムを提供することである。
本発明の組立作業支援システムは、第1の形態として、各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおいて、前記サーバは、各作業毎の作業指示データを記憶する指示データ記憶手段と、予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、該要求された作業の作業指示データ又は全ての作業の作業指示データを該要求元の作業者端末に配信する指示データ送信手段を有し、前記各作業者端末は、任意の作業を選択させ、前記サーバに対して該選択された作業の作業指示データの配信要求を行う指示データ選択手段と、前記指示データ送信手段により配信された各作業指示データを一時的に記憶する指示データ一時記憶手段と、前記配信要求に対して前記サーバから作業指示データの配信があったか否かに係らず、該指示データ選択手段において選択された作業の作業指示データを前記指示データ一時記憶手段から取得して、該取得した作業指示データを用いて作業指示を表示する指示データ表示手段とを有するように構成する。
また、本発明の組立作業支援システムは、第2の形態として、各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおいて、前記サーバは、各作業毎の作業指示データを記憶すると共に、該記憶された各作業指示データが更新版であるか否かを示す更新情報を記憶する指示データ記憶手段と、予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、全ての作業の作業指示データの前記更新情報をチェックし、更新版である作業指示データは全て要求元の作業者端末に配信する指示データ送信手段を有し、前記各作業者端末は、任意の作業を選択させ、前記サーバに対して該選択された作業の作業指示データの配信要求を行う指示データ選択手段と、前記指示データ送信手段により配信された各作業指示データを一時的に記憶する指示データ一時記憶手段と、前記配信要求に対して前記サーバから作業指示データの配信があったか否かに係らず、該指示データ選択手段において選択された作業の作業指示データを前記指示データ一時記憶手段から取得して、該取得した作業指示データを用いて作業指示を表示する指示データ表示手段とを有するように構成する。
また、本発明の組立作業支援システムは、第3の形態として、各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおいて、前記サーバは、各作業毎の作業指示データを記憶すると共に、該記憶された各作業指示データが更新版であるか否かを示す更新情報を記憶する指示データ記憶手段と、予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、該要求された作業指示データの前記更新情報をチェックし、更新版である場合のみ、該要求された作業指示データを要求元の作業者端末に配信する指示データ送信手段を有し、前記各作業者端末は、任意の作業を選択させ、前記サーバに対して該選択された作業の作業指示データの配信要求を行う指示データ選択手段と、前記指示データ送信手段により配信された各作業指示データを一時的に記憶する指示データ一時記憶手段と、前記配信要求に対して前記サーバから作業指示データの配信があったか否かに係らず、該指示データ選択手段において選択された作業の作業指示データを前記指示データ一時記憶手段から取得して、該取得した作業指示データを用いて作業指示を表示する指示データ表示手段とを有するように構成する。
あるいは、本発明による組立作業支援システムは、各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおいて、前記各作業者端末は、作業実績データを収集して一時的に記憶する作業実績収集・一時記憶手段と、該作業実績収集・一時記憶手段に記憶された作業実績データを前記サーバに送信すると共に、前記サーバから確認応答があった場合のみ、該作業実績収集・一時記憶手段に記憶された作業実績データを消去する作業実績送信手段とを有し、前記サーバは、任意の作業者端末が送信した前記作業実績データを記憶すると、該送信元の作業者端末に対して前記確認応答を送信する作業実績収集記憶手段を有するように構成する。
また、例えば、前記作業実績送信手段は、前記作業実績データ送信の際に、該送信したデータ件数を記憶しておき、前記作業実績収集記憶手段は、前記記憶した作業実績データのデータ件数を前記確認応答に含め、前記作業実績送信手段は、前記記憶したデータ件数と前記確認応答に含まれるデータ件数とが一致した場合のみ、前記作業実績データの消去を行うようにしてもよい。
また、本発明は、上記組立作業支援システムにおける上記サーバや作業者端末として構成してもよい。
すなわち、各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおける前記サーバにおいて、各作業毎の作業指示データを記憶すると共に、該記憶された各作業指示データが更新版であるか否かを示す更新情報を記憶する指示データ記憶手段と、予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、全ての作業の作業指示データの前記更新情報をチェックし、更新版である作業指示データは全て要求元の作業者端末に配信する指示データ送信手段とを有するように構成する。
すなわち、各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおける前記各作業者端末において、作業実績データを収集して一時的に記憶する作業実績収集・一時記憶手段と、該作業実績収集・一時記憶手段に記憶された作業実績データを前記サーバに送信すると共に、前記サーバから確認応答があった場合のみ、該作業実績収集・一時記憶手段に記憶された作業実績データを消去する作業実績送信手段とを有するように構成する。
あるいは、本発明は、各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおける前記サーバとしてのコンピュータに、各作業毎の作業指示データを記憶すると共に、該記憶された各作業指示データが更新版であるか否かを示す更新情報を記憶する機能と、予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、全ての作業の作業指示データの前記更新情報をチェックし、更新版である作業指示データは全て要求元の作業者端末に配信する機能とを実現させる為のプログラムとして構成する。
または、本発明は、各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおける前記各作業者端末としてのコンピュータに、作業実績データを収集して一時的に記憶する機能と、該記憶された作業実績データを前記サーバに送信すると共に、前記サーバから確認応答があった場合のみ、前記記憶された作業実績データを消去する機能とを実現させる為のプログラムとして構成する。
本発明の組立作業支援システムあるいは該システムを構成するサーバ、作業者端末、プログラムによれば、サーバと各作業者端末がネットワークに接続され、ネットワークを介して作業指示データを配信したり作業実績データを収集・処理する組立作業支援システムにおいて、ネットワーク等に障害が発生した場合でも、作業者端末側で作業指示を表示できるものであって特に最新版のデータに基づく作業指示を行える可能性を非常に高くすることができる。あるいは、本発明の組立作業支援システムによれば、サーバ側に格納されたことが確認された作業実績データでなければ消去しないようにすることで、ネットワーク障害時においても作業実績を残すことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、組立作業支援システムの機能ブロック図である。
図示の組立作業支援システムは、サーバ10と各作業者端末20がネットワーク30に接続されている。尚、図1では、作業者端末20は1つのみ示すが、実際には、図2に示すように、例えば各作業場にそれぞれ作業者端末20が設置されている。作業者端末20は例えばパソコン等である。
サーバ10は、指示データ記憶部11、指示データ送信部12、作業実績収集・記憶部13、及び指示データ作成部14の各機能部を有する。これら各機能部の機能は、サーバ10が有する不図示の記憶装置(ハードディスク、メモリ等)に格納されているアプリケーション・プログラムを、不図示のCPU等が読出し・実行することにより実現される。
指示データ記憶部11は、例えば指示データ作成部14によって作成された任意の作業指示データを記憶する。指示データ作成部14は、例えば所定の指示データ作成支援画面(不図示)をサーバ10のディスプレイに表示して、管理者等に所望の作業指示データを入力させる機能部である。作業指示データは、各作業毎に作成されるものであり、例えば後述する簡単な例では、ユニットA洗浄作業、ユニットB洗浄作業、ユニットC洗浄作業という3種類の作業について、それぞれ、作業指示データが作成されている。
指示データ送信部12は、本発明の第1の特徴に係る機能部であり、詳しくは後述するが、簡単に述べるならば、指示データ記憶部11に記憶されている作業指示データを、各作業者端末20に対してネットワーク30を介して配信して記憶させるものであって、特に、各作業者端末20に、全ての作業指示データを記憶させるものであって更に最新の(修正、バージョンアップ後等の)作業指示データが記憶されているようにすることで、万が一、ネットワーク30に障害等が発生した場合でも、作業者が問題なく作業を続けられるようにするものである。
作業実績収集・記憶部13は、ネットワーク30を介して、各作業者端末20から作業実績データを収集して記憶する機能部である。
また、各作業者端末20は、指示データ選択部21、作業実績収集一時記憶部22、指示データ表示部23、指示データ一時記憶部24、及び作業実績送信部25の各機能部を有する。尚、これら各機能部も、上記サーバ10の場合と同様、作業者端末20(パソコン等)が有する不図示の記憶装置(ハードディスク、メモリ等)に格納されているアプリケーション・プログラムを、不図示のCPU等が読出し・実行することにより実現される。
指示データ一時記憶部24は、上記指示データ送信部12によって送られてくる各作業指示データを記憶する。
指示データ選択部21は、指示データ一時記憶部24に記憶された各作業指示データの作業名等(上記ユニットA洗浄作業等)を、作業者端末20のディスプレイに一覧表示して、作業者に任意の作業名を選択させる機能部である。指示データ表示部23は、指示データ選択部21によって選択された作業名の作業指示データを、指示データ一時記憶部24から取得して、該取得した作業指示データを用いてディスプレイ等に作業指示を表示する。
作業者は、指示データ表示部23によってディスプレイ等に表示された作業指示に従って順次作業を行う。作業実績収集一時記憶部22は、この各作業に係る作業実績データ(例えば、各作業に掛かった時間等;作業ログ)を収集して、一時的に記録する。
作業実績送信部25は、作業実績収集一時記憶部22に記録された作業実績データをサーバ10側に送信して、作業実績収集・記憶部13に記録させた後、作業実績収集一時記憶部22に記録された作業実績データを消去する。但し、本システムでは、作業実績データが作業実績収集・記憶部13に記録されたことが確認されない限り、作業実績収集一時記憶部22に記録された作業実績データを消去しない。よって、ネットワーク30に何らかの障害が発生した為にサーバ10側に作業実績データが届かなかった場合や一部のデータが欠落した場合等に、誤って作業実績データを消去することなく保存しておけるので、その後、ネットワーク30の障害復旧したときに、作業実績データを送信し直せば済む。また、作業者端末20に作業実績データを全て保存するようにした場合、作業者端末20では、サーバ10側に保存させたデータとそうでないデータとの区別が付かない(よって、全データ(場合によっては膨大なデータ量となる)をサーバに送信してサーバ側で区別させる必要がある)。しかし、本手法では、作業実績収集一時記憶部22に記録された作業実績データは全て、未だサーバ10側に保存されていないデータであることになるので、復旧の際には全データをサーバ10側に送信してそのまま記憶させればよい。また、作業者端末20に作業実績データを全て保存するようにした場合、長時間経過すれば、保存している作業実績データは膨大な量になってしまうが、本手法ではサーバ10側に保存させたデータは消去されるので、この様な事にはならないで済む。以上が、本システムの第2の特徴である。
図3は、作業者端末20の外観図である。
図示の作業者端末20は、作業スペース近くに設置されるパソコン等であり、ディスプレイ41、キーボード42、パソコン本体43、マウス44等より成る。パソコン本体43には上記CPU、記憶装置や、その他、入出力インタフェース、通信部等が内臓され、上記各機能部の機能を実行する。ディスプレイ41には、上記作業名一覧や、選択された作業名の作業指示データが表示される。作業者は、キーボード42やマウス44を操作して、上記任意の作業を選択したり、作業指示データの表示画面の切換え等を指示する。
図4は、指示データ記憶部11又は指示データ一時記憶部24に記憶される作業指示データの一例である。
図示の作業指示データは、テーブル形式のデータ構成となっており、このテーブル50は、各レコード毎に、作業名51、作業手順52、作業手順名53、及び作業図ファイル54の各データ項目より成る。ある1つの作業に係る作業指示データは、作業名51が同じである複数のレコードにより構成される。図示の例では、例えばユニットA洗浄作業の作業指示データは、テーブルの先頭から3番目までの3つのレコードより成る。換言すれば、1つの作業は複数の作業ステップより成り、各レコードは各作業ステップに対応するものであり、各作業ステップ毎にそのレコードを用いて作業指示画面が表示される。
作業手順52は、1つの作業における各作業ステップの作業順番を示す。ある作業について作業指示を表示する場合、最初は、作業手順52が‘1’であるレコードを用いて、作業指示画面を表示させることになる。
作業手順名53は、各作業ステップの作業手順の簡単な説明等が記述される。
作業図ファイル54には、各作業ステップの作業を視覚的に説明する為の画像データファイルのファイル名が格納されている。この画像データファイルは、別途、記憶されている。この画像データファイルは、静止画像ファイルや動画像ファイル等であり、画像の内容は、作業者が作業内容を容易に理解できる形で(例えば作業を行う上で気をつけなければならない点を赤字で強調する)作成されていることが望ましい。
サーバ10から各作業者端末20に作業指示データを配信する際には、図4に示すテーブルのデータだけでなく、作業図ファイル54のファイル名の画像データファイルも一緒に送信されて、指示データ一時記憶部24に記憶される。
作業者端末20側において作業者が作業開始を指示すると、まず、指示データ一時記憶部24に記憶された図4のテーブルの作業名51を用いて、図5(a)に示すような作業名一覧より成る作業名選択画面60が表示される。作業者は、この画面60を見ながら上記キーボード42、マウス44等を操作して、まず、自己の作業者番号(社員番号等)を入力し、続いて所望の作業名を選択する。これによって、選択された作業名の最初の作業ステップの作業指示画面が表示される。すなわち選択された作業名に係る作業手順52が‘1’であるレコードを用いて、作業指示画面が作成・表示される。ここでは仮に、ユニットA洗浄作業が選択されたものとすると、図4に示すテーブルの先頭レコードに基づいて、例えば図5(b)に示すような作業指示画面70が表示される。この画面70には、先頭レコードの作業名51、作業手順52、作業手順名53の内容が、それぞれ、エリア71、72、73に表示され、作業図ファイル54の画像が、エリア74に表示される。
また、画面70には次の作業ステップに移る為の「次へ」ボタン75も表示される。すなわち、作業者は、この最初の作業ステップの作業が完了したら、「次へ」ボタン75を押す。これより、ユニットA洗浄作業の作業手順52が‘2’であるレコードに基づいて、次の作業ステップの作業指示画面が表示される。尚、最後の作業ステップの作業指示画面には、「次へ」ボタン75の代わりに「完了」ボタンが表示され、作業者がこの「完了」ボタンを押すと、ユニットA洗浄作業が完了したものと判定される。また、各作業ステップの作業実行に掛かった時間が、作業実績データとして記録される。例えば、図6に示す作業実績テーブル80が予め用意されており、1つの作業ステップが完了する毎に、テーブル80に新たなレコードが追加される。
図6に示す作業実績テーブル80は、作業名81、作業手順82、作業者番号83、作業時間84の各データ項目より成り、各作業ステップ毎に、その作業に掛かった時間が作業時間84に記録される。作業名81及び作業手順82は、作業者が行った作業及びその作業ステップを示す。作業者番号83は、この作業を行った作業者の作業者番号であり、上記図5(a)の画面60上で入力された作業者番号である。作業時間84は、作業者番号83の作業者が、上記作業手順82の作業ステップを実行完了するまでに掛かった時間である。
尚、図5(a)の画面において、特に図示しないが、作業者に作業名を直接入力させる為のテキストボックスを表示させるようにしてもよい。当然、テキストボックスを用いる場合には、作業名一覧からの選択は行われない。
また、上記説明では、作業図ファイル54は静止画像ファイル(JPEG)としたが、この例に限らず、動画像ファイルとしてもよい。この場合には、画像表示アプリケーションまたは動画再生アプリケーションによって、上記画面70のエリア74に、動画を再生・表示することになる。
以上説明した組立作業支援システムにおける本発明の特徴について、以下に説明する。
まず、上記第1の特徴について説明する。
まず、図7について説明する。
図7には、サーバ10の指示データ記憶部11に記憶される作業指示データを、作業者端末20に配信してその指示データ一時記憶部24に記憶させることを示す図である。
図7において、サーバ10側に記憶される作業指示データは、図4に示すものと同じであるが、ここでは簡単の為、ユニットA洗浄作業とユニットB洗浄作業の作業指示データのみを示すものとし、また、作業指示データは各作業単位で格納・配信・更新することから、ユニットA洗浄作業の作業指示データ91、ユニットB洗浄作業の作業指示データ92という様に区別して示す。
また、サーバ10の指示データ記憶部11には、各作業指示データ以外に、指示データ更新チェックテーブル93が格納されている。このテーブル93には、各作業名に対応付けて作業指示更新フラグが格納される。ここでは、フラグがOFFであれば更新なし、フラグがONであれば更新ありを意味するものとする。ここで、指示データ記憶部11に記憶される各作業指示データは、一部修正やバージョンアップ等によって更新される場合がある。この様な更新版の作業指示データが指示データ作成部14において作成された場合には、指示データ作成部14は、更新版の作業指示データを指示データ記憶部11に格納し(上書きする;よって旧版の作業指示データは消去される)、更に、指示データ更新チェックテーブル93において、更新した作業の作業名に対応する作業指示変更フラグをONにする。図7に示す例では、ユニットA洗浄作業の作業指示データ91は更新されていないが、ユニットB洗浄作業の作業指示データ92は更新されている。
そして、作業指示データ91,92が、ネットワーク30を介して作業者端末20に送信されて、その指示データ一時記憶部24に記憶されたものが、図示の作業指示データ101、102である。但し、配信後に上記の通りサーバ10側で作業指示データの更新が行われることがあるので、作業指示データ101、102が更新版では無い可能性もある。
以上のことから、本例の組立作業支援システムにおける第1の特徴に係る指示データ送信部12は、まず、予め、指示データ記憶部11に記憶されている全ての作業指示データを、全ての作業者端末20に配信して、各々の指示データ一時記憶部24に記憶させる。この様にすることで、万が一、ネットワーク30に障害等が発生して作業指示データの配信が行えなくなった場合でも、各作業者端末20では、指示データ一時記憶部24に記憶された作業指示データを用いて、作業指示画面等を表示させることができる。
但し、上記の通り、配信後に、作業指示データが更新される場合があるので、旧版の作業指示データによる作業指示画面が表示されてしまう場合も有り得る。しかし、作業指示データが無い為に作業指示画面が表示されないことに比べれば有利である。
しかしながら、出来るだけ更新後の作業指示データが指示データ一時記憶部24に記憶されているようにする為に、定期的に(例えば毎日始業前に)全作業指示データを全ての作業者端末20に配信することが望ましい。
しかし、この様に例えば毎日始業前に全作業指示データを配信した場合でも、その後、就業時間中に任意の1又は複数の作業指示データが更新されてしまう場合も有り得る。よって、ネットワーク30に障害等が発生した場合でも作業者端末20側で更新版の作業指示データを用いて作業指示画面を表示できる確率を極めて高くする為に、本例の指示データ送信部12、指示データ選択部21は、以下に述べる第1の処理、又は図8に示す第2の処理を実行する。
まず、第1の処理について説明する。第1の処理については特にフローチャート図等は示さずに説明する。第1の処理では、上記指示データ更新チェックテーブル93は使用しない。まず、指示データ選択部21は、上記の通り図5(a)の作業名選択画面60を表示させて作業者に任意の作業名を選択させると、選択された作業名の作業指示データが指示データ一時記憶部24に記憶されているか否かは関係なく、また旧版であるか更新版であるか否かに関係なく、サーバ10に対して、選択された作業名の作業指示データの配信要求を送信する。指示データ送信部12は、この配信要求を受信すると、指示データ記憶部11に記憶されている全ての作業指示データを、要求元の作業者端末20に配信して、その指示データ一時記憶部24に記憶(上書き)させる。
この様に、第1の処理例によれば、作業者が任意の作業を選択する毎に全作業指示データが配信されるので、ネットワーク30の障害時等に、指示データ一時記憶部24に記憶されている作業指示データが最新版である可能性は極めて高くなる。尚、最新版とは、サーバ側で更新があった作業指示データに関してはその更新版を意味し、更新がない作業指示データに関しては旧版を意味する。
その一方で、この様にすると、特に全作業指示データのデータ量が非常に多い場合には、ネットワーク30のトラフィックが増大するし、サーバ10、作業者端末20とも、送信や受信に掛かる処理負荷が増大する。よって、選択された作業名の作業指示データのみを配信するようにしてもよい。しかし、この場合でも、作業指示データの更新がない作業が繰返し選択された場合等には、本来配信の必要がない(既に作業者端末20に記憶されている)作業指示データを、繰返し配信することになり、無駄な処理が多くなる。
これより、以下に説明する第2の処理では、上記指示データ更新チェックテーブル93を用いて、図8に示すフローチャートの処理を実行する。第2の処理によれば、ネットワーク30のトラフィックや処理負荷の増大等の問題を生じさせることなく、且つ、ネットワーク30の障害時等に、指示データ一時記憶部24に記憶されている作業指示データが最新版である可能性を極めて高くすることができる。これについて以下に説明する。
尚、図8に示す処理は、予め、全ての作業指示データを、全ての作業者端末20に配信して記憶させておくことを前提としている。そして、この全データ配信の直後に、指示データ更新チェックテーブル93のフラグを全てOFFにする処理を実行する。その後、指示データ作成部14によって任意の作業の作業指示データの更新版が作成された場合には、この作業指示データが指示データ記憶部11に格納(上書き)されると共に、指示データ更新チェックテーブル93における該当するフラグがONに切り換えられる。
図8において、まず、上記第1の処理と同様、指示データ選択部21は、図5(a)の作業名選択画面60を表示させて作業者に任意の作業名を選択させると(ステップS11)、選択された作業名の作業指示データの配信要求を、サーバ10に送信する(ステップS12)。
サーバ10の指示データ送信部12は、この配信要求を受信すると(ステップS21)、指示データ更新チェックテーブル93を参照して、要求された作業名に対応する作業指示更新フラグがONであるか否かをチェックし(ステップS22)、ONである場合のみ(ステップS23,YES)、要求された作業名の作業指示データを、要求元の作業者端末20に送信する(ステップS24)。フラグがOFFであった場合には(ステップS23、NO)、要求元の作業者端末20に対して何も応答しない。
一方、要求元の作業者端末20は、上記配信要求を送信したら、サーバ10のレスポンスを一定時間待つ(ステップS13,S14)。そして、一定時間内にサーバ10からのレスポンスがあった場合、つまり上記ステップS24の処理によって作業指示データが送られてきた場合には(ステップS13,YES)、受信した作業指示データを指示データ一時記憶部24に記憶(上書き)する(ステップS15)。続いて、指示データ表示部23は、指示データ一時記憶部24に記憶されている作業指示データを用いて、作業指示画面を表示する(ステップS16)。この場合は、最新版の作業指示データに基づく作業指示画面が表示されることになる。
一方、一定時間(例えば10秒程度)経過してもサーバ10からのレスポンスが無ければ(ステップS14,YES)、指示データ一時記憶部24に記憶されている作業指示データの更新は行われない。そして、指示データ表示部23は、指示データ一時記憶部24に記憶されている作業指示データを用いて作業指示画面を表示する(ステップS16)。この場合は、作業指示データは、最新版ではない可能性もある。しかし、作業を選択する毎に作業指示データの配信要求を行っているので、この場合でも、最新版ではない可能性は極めて低くなる。
但し、図8に示す処理例では、サーバ10からのレスポンスがない原因が、フラグがOFFであった為なのか、ネットワーク30に障害が発生した為なのか分からないので、上記ステップS23の判定がNOであった場合には、サーバ10は要求元の作業者端末20に対して、例えば「更新なし」メッセージを通知するようにしてもよい。そして、この場合には、作業者端末20は、「更新なし」メッセージを受信した場合には、そのままステップS16の処理を実行し、ネットワーク30に障害が発生した等の理由で「更新なし」メッセージすら受信せずに一定時間経過した場合には(ステップS14,YES)、ステップS16の処理を実行すると共に、例えば「ネットワークに障害が発生した可能性がある為、この作業指示画面は古いバージョンである可能性があります」等のメッセージを画面上に表示することで、作業者に注意を促すようにすることが望ましい。
あるいは、上記図8に示す処理例は、一例であり、この例に限るものではない。例えば、指示データ送信部12は、上記ステップS21〜S23の処理に代えて、以下に述べる処理を実行してもよい。
すなわち、指示データ送信部12は、上記配信要求を受信すると、指示データ更新チェックテーブル93を参照して、全ての作業名に対応する作業指示更新フラグをチェックし、フラグがONである作業名全てについて、その作業指示データを要求元の作業者端末20に送信するようにしてもよい。この様にすることで、指示データ一時記憶部24に記憶されている全ての作業指示データが、最新版である可能性が、より高いものとなる。これは、特に、作業者が1つの作業を長時間連続して行っている場合には、極めて有効なものとなる。
また、上記指示データ更新チェックテーブル93は、各作業者端末20毎にそれぞれ用意するようにしてもよい。この場合は、任意の作業の作業指示データを更新したときには、全てのテーブル93の該当するフラグをONにし、任意の作業者端末20からの要求に対して、フラグがONである作業の作業指示データを配信したら、そのフラグをOFFにする。この様にすることで、更新版の作業指示データを既に配信済みの作業者端末20から要求があったら、配信済みの作業指示データを配信しなくて済むので、無駄な配信処理が行われない。
また、上記第2の処理は、予め全ての作業指示データを、全ての作業者端末20に配信して記憶させておくことを前提としているが、これは、例えば夜間等、ネットワーク30のトラヒックが混んでいない時に行っておくことが望ましい。また、この全データの配信処理は、定期的に(例えば1日一回、上記夜間や始業前等)行うことが望ましい。
次に、本システムの第2の特徴について説明する。
上記の通り、第2の特徴は、作業実績データの収集に係るものである。
まず、図9に、サーバ10の作業実績収集・記憶部13や作業者端末20の作業実績収集・一時記憶部22に記憶される作業実績データの一例を示す。
図9に示す作業実績データは、図6に示すものと同様であるが、ここでは、作業実績データを、1つの作業についての1回の作業について1件の作業実績データを作成・格納するものとして扱うので、1件毎に示してある。これより、図9の例では、サーバ10の作業実績収集・記憶部13には2件の作業実績データ111、112が格納されており、作業者端末20の作業実績収集・一時記憶部22には1件の作業実績データ121が格納されている。また、作業実績収集・記憶部13に格納されている作業実績データ112は、作業実績収集・一時記憶部22の作業実績データ121が、作業者端末20からネットワーク30を介して送られてきたものであるが、これを受信・格納した直後の状態であり、その意味で枠線を点線で示してある。そして、この状態では、図示の通り、未だ作業実績収集・一時記憶部22の作業実績データ121は消去されていないが、作業実績データ121がサーバ10側で受信され記憶されたことが確認されたら、消去されることになる。
尚、作業実績データ111は、以前に作業者端末20から送られてきて記憶されたものであり、既に作業実績収集・一時記憶部22からは削除されている。
以上の処理について、図10を参照して説明する。
図10において、作業者端末20の作業実績送信部25は、定期的に(例えば5秒毎に)作業実績収集・一時記憶部22に作業実績データが溜まっているか否かをチェックし(ステップS31)、データが溜まっている場合には(ステップS31、YES)、ステップS32以降の処理に移る。尚、ここでは、1件以上の作業実績データが記憶されている場合には、作業実績データが溜まっていると判定するものとして説明するが、1件ではなくk件(k;予め設定される整数)としてもよい。
ステップS31の判定がYESの場合には、作業実績収集・一時記憶部22に記憶されている全ての作業実績データをサーバ10に送信すると共に、送信したデータ件数mを保存しておく(ステップS32)。そして、サーバ10からのレスポンスを待つ(ステップS33)。
サーバ10の作業実績収集・記憶部13は、上記作業実績データを受信すると(ステップS41)、この作業実績データを新たに記憶すると共に(ステップS42)、新たに記憶したデータ件数nを作業者端末20に送信する(ステップS43)。
作業者端末20の作業実績送信部25は、上記データ件数nを含むサーバ10からのレスポンスを受信すると(ステップS33、YES)、このデータ件数nと、上記保存しておいたデータ件数mとを比較して、m=nであった場合には(ステップS34,YES)、作業実績収集・一時記憶部22に記憶されている全ての作業実績データを消去する(ステップS35)。一方、m≠nであった場合には(ステップS34,NO)、何らかの原因で、送信した作業実績データの一部がサーバ側に記憶されなかったことになるので、作業実績データは消去しないで、処理を終了する。
また、図示していないが、ステップS33のレスポンス待ちの状態になってから一定時間経過しても、サーバ10からのレスポンスが無かった場合には、ネットワーク30に障害が発生した等の理由で、送信した作業実績データがサーバ10側に届いていない可能性があるので、この場合も作業実績データは消去しないで、処理を終了する。
また、上記のように、データ件数を比較・チェックする手法は、一例であり、これに限るものではない。第2の特徴は、送信した作業実績データがサーバ10側に届いて記憶されたことが確認されない限り、作業実績収集・一時記憶部22に記憶されている作業実績データは消去しないようにするものであり、基本的には、サーバ10側で作業実績データを受信して記憶したら、何らかの確認応答を送信元の作業者端末20に返信し、作業者端末20はこの確認応答を受信したら、作業実績収集・一時記憶部22に記憶されている作業実績データは消去すればよい。但し、この場合、送信した作業実績データの一部がサーバ10側に届かなかった場合には対応できないので、図10の処理を行うことが望ましい。
以上述べたように、第2の特徴では、送信した作業実績データがサーバ10側で保存されたことを確認できた場合のみ、作業実績収集・一時記憶部22の作業実績データを消去する。従って、たとえ作業実績データがサーバ10に届かなかった場合でも、障害復旧後に再度送信すれば済む。一方、従来のように確認せずに消去する場合には、この様に再度送信することはできないので、サーバ側で作業実績データに基づいて何らかの処理を行う際に、データが一部欠損してしまうことになる。また、従来の様に全ての作業実績データを作業者端末側で記憶する場合には、記憶される作業実績データの件数が、膨大な数になってしまうが、第2の特徴では、この様な問題は生じない。
図11は、上記組立作業支援システムを構成するサーバ10又は作業者端末20(パソコン等)のコンピュータ200のハードウェア構成の一例を示す図である。
図示の例のコンピュータ200は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶部204、インタフェース部205、操作入力部206、表示部207等を有し、これらはバス208を介して相互に接続されており、CPU201による管理の元で相互にデータのやりとりを行うことができる。
CPU(Central Processing Unit)201は、コンピュータ200全体の動作制御を司る中央処理装置である。
ROM202は、一応図示してあるが、無くてもよく、ここでは特に説明しない。
RAM(Random Access Memory)203は、記憶部204に格納されている各種のアプリケーションプログラム(特に図1に示す各種機能部の機能、図8や図10に示すフローチャート図の処理を実現させる為のプログラム)をCPU201が実行するときにワークメモリとして使用され、また各種のデータの一時的な格納領域として必要に応じて用いられるメインメモリとしても使用されるメモリである。
記憶部204は、上記各種のアプリケーションプログラムや図4、図6等に示す各種データを格納する記憶装置であり、例えばハードディスク装置であり、あるいはFD(フレキシブルディスク)、CD−ROM、CD−R、MO、DVD−ROM等の携帯可能記録媒体である。尚、ここでいう携帯可能とは、コンピュータ200とは独立して持ち運び可能であるという意味である。
インタフェース部205は、例えば任意のネットワークを介して外部の他の何らかの装置とデータ送受信を行う為の通信制御部である。例えばインタフェース部205を介して、外部の他の情報処理装置から上記各種のアプリケーションプログラムをダウンロードするようにしてもよい。
操作入力部206は、例えばキーボード、マウス等である。
表示部207は、ディスプレイである。
図12に、例えば図1に示す各種機能を上記コンピュータにより実現させる為のアプリケーションプログラムを記憶した記録媒体、記憶装置、そのダウンロードの例を示す。
図12において、上記各種のアプリケーションプログラム(特に図1に示す各種機能部の機能、図8や図10に示すフローチャート図の処理を実現させる為のプログラム)や各種データ(例えば図4等に示す作業指示データ)は、コンピュータ200内の記憶部204(ハードディスク装置311、ROM312等)に格納してあってもよいし、携帯可能記録媒体320(フレキシブルディスク321、CD−ROM322、MO323、DVD−ROM324等)に記録されていてもよいし、外部の他の情報処理装置330内の記憶装置331に格納されていてもよい。そして、例えば、携帯可能記録媒体320をコンピュータ200に挿入して、この携帯可能記録媒体320に記録されている上記プログラムを読み出す。あるいは、記憶装置731に格納されているプログラムを、任意のネットワーク340(公衆回線網、インターネット、ケーブルテレビ網、何等かの専用線等)を介してダウンロードしてもよい。
組立作業支援システムの機能ブロック図である。 組立作業支援システム全体の概略構成図である。 作業者端末の外観図である。 作業指示データの一例である。 (a)は作業名選択画面、(b)は作業指示画面の一例である。 作業実績テーブルの一例である。 作業指示データの配信例、及び指示データ更新チェックテーブルの一例である。 第1の特徴の第2の処理を説明する為のフローチャート図である。 作業実績データの収集例を示す図である。 第2の特徴の処理を説明する為のフローチャート図である。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 アプリケーションプログラムを記憶した記録媒体、記憶装置、そのダウンロードの例を示す図である。
符号の説明
10 サーバ
11 指示データ記憶部
12 指示データ送信部
13 作業実績収集・記憶部
14 指示データ作成部
20 作業者端末
21 指示データ選択部
22 作業実績収集一時記憶部
23 指示データ表示部
24 指示データ一時記憶部
25 作業実績送信部
30 ネットワーク
41 ディスプレイ
42 キーボード
43 パソコン本体
44 マウス
50 テーブル
51 作業名
52 作業手順
53 作業手順説明
54 作業図ファイル
60 作業名選択画面
70 作業指示画面
71、72、73、74 エリア
75 「次へ」ボタン
80 作業実績テーブル
81 作業名
82 作業手順
83 作業者番号
84 作業時間
91 ユニットA洗浄作業の作業指示データ
92 ユニットB洗浄作業の作業指示データ
93 指示データ更新チェックテーブル
101,102 作業指示データ
111,112,121 作業実績データ
200 コンピュータ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 記憶部
205 インタフェース部
206 操作入力部
207 表示部
208 バス
311 ハードディスク装置
312 ROM
320 携帯可能記録媒体
321 フレキシブルディスク
322 CD−ROM
323 MO
324 DVD−ROM
330 他の情報処理装置
331 記憶装置
340 ネットワーク

Claims (10)

  1. 各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおいて、
    前記サーバは、
    各作業毎の作業指示データを記憶する指示データ記憶手段と、
    予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、該要求された作業の作業指示データ又は全ての作業の作業指示データを該要求元の作業者端末に配信する指示データ送信手段を有し、
    前記各作業者端末は、
    任意の作業を選択させ、前記サーバに対して該選択された作業の作業指示データの配信要求を行う指示データ選択手段と、
    前記指示データ送信手段により配信された各作業指示データを一時的に記憶する指示データ一時記憶手段と、
    前記配信要求に対して前記サーバから作業指示データの配信があったか否かに係らず、該指示データ選択手段において選択された作業の作業指示データを前記指示データ一時記憶手段から取得して、該取得した作業指示データを用いて作業指示を表示する指示データ表示手段とを有する、
    ことを特徴とする組立作業支援システム。
  2. 各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおいて、
    前記サーバは、
    各作業毎の作業指示データを記憶すると共に、該記憶された各作業指示データが更新版であるか否かを示す更新情報を記憶する指示データ記憶手段と、
    予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、全ての作業の作業指示データの前記更新情報をチェックし、更新版である作業指示データは全て要求元の作業者端末に配信する指示データ送信手段を有し、
    前記各作業者端末は、
    任意の作業を選択させ、前記サーバに対して該選択された作業の作業指示データの配信要求を行う指示データ選択手段と、
    前記指示データ送信手段により配信された各作業指示データを一時的に記憶する指示データ一時記憶手段と、
    前記配信要求に対して前記サーバから作業指示データの配信があったか否かに係らず、該指示データ選択手段において選択された作業の作業指示データを前記指示データ一時記憶手段から取得して、該取得した作業指示データを用いて作業指示を表示する指示データ表示手段とを有する、
    ことを特徴とする組立作業支援システム。
  3. 各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおいて、
    前記サーバは、
    各作業毎の作業指示データを記憶すると共に、該記憶された各作業指示データが更新版であるか否かを示す更新情報を記憶する指示データ記憶手段と、
    予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、該要求された作業指示データの前記更新情報をチェックし、更新版である場合のみ、該要求された作業指示データを要求元の作業者端末に配信する指示データ送信手段を有し、
    前記各作業者端末は、
    任意の作業を選択させ、前記サーバに対して該選択された作業の作業指示データの配信要求を行う指示データ選択手段と、
    前記指示データ送信手段により配信された各作業指示データを一時的に記憶する指示データ一時記憶手段と、
    前記配信要求に対して前記サーバから作業指示データの配信があったか否かに係らず、該指示データ選択手段において選択された作業の作業指示データを前記指示データ一時記憶手段から取得して、該取得した作業指示データを用いて作業指示を表示する指示データ表示手段とを有する、
    ことを特徴とする組立作業支援システム。
  4. 前記指示データ送信手段による前記全作業者端末に対する全作業指示データの配信は、定期的に行われることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の組立作業支援システム。
  5. 各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおいて、
    前記各作業者端末は、
    作業実績データを収集して一時的に記憶する作業実績収集・一時記憶手段と、
    該作業実績収集・一時記憶手段に記憶された作業実績データを前記サーバに送信すると共に、前記サーバから確認応答があった場合のみ、該作業実績収集・一時記憶手段に記憶された作業実績データを消去する作業実績送信手段とを有し、
    前記サーバは、任意の作業者端末が送信した前記作業実績データを記憶すると、該送信元の作業者端末に対して前記確認応答を送信する作業実績収集記憶手段を有する、
    ことを特徴とする組立作業支援システム。
  6. 前記作業実績送信手段は、前記作業実績データ送信の際に、該送信したデータ件数を記憶しておき、
    前記作業実績収集記憶手段は、前記記憶した作業実績データのデータ件数を前記確認応答に含め、
    前記作業実績送信手段は、前記記憶したデータ件数と前記確認応答に含まれるデータ件数とが一致した場合のみ、前記作業実績データの消去を行うことを特徴とする請求項5記載の組立作業支援システム。
  7. 各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおける前記サーバにおいて、
    各作業毎の作業指示データを記憶すると共に、該記憶された各作業指示データが更新版であるか否かを示す更新情報を記憶する指示データ記憶手段と、
    予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、全ての作業の作業指示データの前記更新情報をチェックし、更新版である作業指示データは全て要求元の作業者端末に配信する指示データ送信手段と、
    を有することを特徴とする組立作業支援システムにおけるサーバ。
  8. 各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおける前記各作業者端末において、
    作業実績データを収集して一時的に記憶する作業実績収集・一時記憶手段と、
    該作業実績収集・一時記憶手段に記憶された作業実績データを前記サーバに送信すると共に、前記サーバから確認応答があった場合のみ、該作業実績収集・一時記憶手段に記憶された作業実績データを消去する作業実績送信手段と、
    を有することを特徴とする組立作業支援システムにおける作業者端末。
  9. 各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおける前記サーバとしてのコンピュータに、
    各作業毎の作業指示データを記憶すると共に、該記憶された各作業指示データが更新版であるか否かを示す更新情報を記憶する機能と、
    予め全ての作業の作業指示データを全ての作業者端末に配信し、任意の作業者端末から任意の作業の作業指示データの配信要求がある毎に、全ての作業の作業指示データの前記更新情報をチェックし、更新版である作業指示データは全て要求元の作業者端末に配信する機能と、
    を実現させる為のプログラム。
  10. 各作業者が使用する各作業者端末とサーバとがネットワークに接続された組立作業支援システムにおける前記各作業者端末としてのコンピュータに、
    作業実績データを収集して一時的に記憶する機能と、
    該記憶された作業実績データを前記サーバに送信すると共に、前記サーバから確認応答があった場合のみ、前記記憶された作業実績データを消去する機能と、
    を実現させる為のプログラム。


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