JP2014127915A - 表示制御装置、制御方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 シンプルな構成で表示制御装置と情報処理装置との通信システムを構成したい。
【解決手段】 情報処理装置により作成されたグループに参加し、グループ情報をネットワークに送信し、送信されたグループ情報に基づきネットワーク上の他の情報処理装置から送信される接続要求を受信し、受信された接続要求に基づき他の情報処理装置と接続した後、前記グループ情報を更新して前記ネットワークに送信する。
【選択図】 図3
【解決手段】 情報処理装置により作成されたグループに参加し、グループ情報をネットワークに送信し、送信されたグループ情報に基づきネットワーク上の他の情報処理装置から送信される接続要求を受信し、受信された接続要求に基づき他の情報処理装置と接続した後、前記グループ情報を更新して前記ネットワークに送信する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、例えばパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と表記する。)等の情報処理装置と、例えばプロジェクタなどの表示制御装置とのデータ通信に関する。
通常、PCとプロジェクタとはアナログRGBケーブルを用いたアナログ接続によって画像信号の送受信を行っていた。その一方で近年では、ネットワークを介してPCとプロジェクタを接続するネットワーク画面転送システムが注目されている。
このネットワーク画面転送システムにおいては、1台のPCから複数台のプロジェクタに対して、PCの映像をすべてのプロジェクタに同時投影する機能や、複数台のPCからの映像を1台のプロジェクタで多画面レイアウト表示する機能等が実現されている。また、複数台のPCから複数台のプロジェクタでネットワークを構築し、各PCから各プロジェクタに対して自由なレイアウトで投影表示をするといった形態も可能である。
さて、このように複数台のPCと複数台のプロジェクタでネットワークグループ(以下セッションと呼ぶ)を構成する場合には、各PCと各プロジェクタ間でお互いが通信可能な状態になっている必要がある。このようにセッションを管理する技術として、複数の情報端末間でセッション情報を管理して、全端末で相互に通信可能とする技術が知られている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、お互いが並列の関係にある情報端末間でのセッション情報の管理方法である。そのため、すべての情報端末間で相互通信を確保する必要があり、管理が煩雑であった。
本発明に係る表示制御装置は、ネットワーク上の情報処理装置と接続し、前記情報処理装置により作成されたグループに参加する参加手段と、前記グループに参加している装置に関する情報を含むグループ情報を前記情報処理装置から受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段により受信した前記グループ情報を前記ネットワークに送信する第1の送信手段と、前記第1の送信手段により送信されたグループ情報に基づき前記ネットワーク上の他の情報処理装置から送信される接続要求を受信する第2の受信手段とを有し、前記第2の受信手段により受信された接続要求に基づき前記他の情報処理装置と接続した後、前記第1の送信手段は前記グループ情報を更新して前記ネットワークに送信することを特徴とする。
本発明によれば、シンプルな構成による通信システムを実現することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
<第1の実施形態>
以下、図1、2を用いて本実施形態の画面転送システムを構成するPC100とプロジェクタ200の主要な構成を説明する。なお、本実施形態では情報処理装置の一例としてPCを、表示制御装置の一例としてプロジェクタを採用したが、必ずしもこれらには限定されない。例えば情報処理装置としては携帯電話、デジタルカメラ、いわゆるタブレット端末などを用いてもよい。また、表示制御装置としてディスプレイ、デジタルテレビ、携帯電話、いわゆるタブレット端末などを用いてもよい。
以下、図1、2を用いて本実施形態の画面転送システムを構成するPC100とプロジェクタ200の主要な構成を説明する。なお、本実施形態では情報処理装置の一例としてPCを、表示制御装置の一例としてプロジェクタを採用したが、必ずしもこれらには限定されない。例えば情報処理装置としては携帯電話、デジタルカメラ、いわゆるタブレット端末などを用いてもよい。また、表示制御装置としてディスプレイ、デジタルテレビ、携帯電話、いわゆるタブレット端末などを用いてもよい。
まず、PC100の主要な構成を説明する。CPU101は、入力信号やプログラムに従って各部を制御することで、表示制御、記録制御、画像処理制御、通信制御といったPC100の全体の制御を行う。RAM(ランダムアクセスメモリ)102は、データの格納を行うメインメモリである。RAM102は、主に、CPU101が実行するプログラムを格納、或いは展開する領域、プログラム実行中のワーク領域など、様々なデータの格納領域として使用される。VRAM103は、後述する表示部106に表示する画像を格納するための領域として使用される。なおRAM102の速度が十分高速であれば、RAM102をVRAM103として用いてもよい。フラッシュメモリ104は、CPU101が初期化時に実行するブートプログラムが格納されている。なお、ブートプログラムでは、後述するHDD105に記録されているOSをRAM102に展開して起動する処理が行われる。ハードディスクドライブ(以下HDD)105は、アプリケーションプログラムやOSなどの各種プログラムとデータを格納するために使用される。表示部106は、後述する表示制御部107より指示された画像の表示を行う。表示部106は例えば、液晶パネル、或いは有機ELパネルである。107は、表示制御部である。表示制御部107は、VRAM103に格納された画像を読み出し、これを表示部106に表示する処理を行う。108は、操作部であり、ユーザからの入力を受け付ける。操作部108は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等によって構成され、これらの入力操作はCPU101に送信される。タッチパネルを採用する場合は表示部106と一体的に形成し、表示面へのタッチ操作で捜査を入力することが可能である。109は、通信部であり、通信ネットワーク150を介して外部機器、具体的にはプロジェクタ200と通信を行う。通信部109は、例えば1ギガビットイーサネット等のインタフェースや、無線LANなどによって構成されるが、これらに限定されるものではない。110は、上述した各処理ブロック間を接続する内部バスである。なお、PC100の制御は必ずしも1つのハードウェアで行う必要はなく、例えば複数のハードウェアが処理を分担してPC100の各手段を実現してもよい。
次に、図2を用いてプロジェクタ200の主要な構成を説明する。CPU201、RAM202、フラッシュメモリ203、VRAM204、操作部208、通信部209、内部バス210のハードウェアとしての役割はPC100と同様であるので、ここでは説明を省略する。デコーダ205は、符合化された画像データ、例えばJPEG形式で圧縮された画像データをデコードする。投影部206は液晶パネル、レンズ、光源で構成され、後述する投影制御部207により指示された画像を投影する。投影制御部207は、VRAM204に格納された画像を読み出し、これを投影部107に投影するよう制御する。なお、CPU201が投影制御部207として動作してもよい。なお、プロジェクタ200の制御は必ずしも上述のハードウェアでのみ行う必要はなく、例えば複数のハードウェアが処理を分担してPC100の各手段を実現してもよい。
ここで、PC100とプロジェクタ200からなる本実施形態における画面転送システムを説明する。図3は本実施形態の画面転送システムの概要を示す図である。
画面転送システムの目的はPC100に表示されている画面をプロジェクタ200で投影することである。PC100は表示部106に表示されている画面をキャプチャしてJPEGなどの圧縮画像データを生成する。そしてこの圧縮画像データをプロジェクタ200に送信する。一方、圧縮画像データを受信したプロジェクタ200は、圧縮された画像データをデコードして投影する。この動作を、例えば一定間隔で実行することで、PC100の画面がプロジェクタ200により投影されることになる。
なお、本実施形態の画面転送システムは、複数のPC及び複数のプロジェクタで構成することが可能である。図3の例では、2台のPC100a,100bと、2台のプロジェクタ200a,200bがLAN150を介して通信している。
本実施形態における画面転送システムは、図3に示すようにPC100aの映像をプロジェクタ200aで投影することが可能である。もちろんプロジェクタ200aは、PC100bからの映像を投影することも可能である。
また図3に示すように、PC100aの映像とPC100bの映像とを2画面レイアウトでプロジェクタ200bに投影するといった、多画面レイアウトでの投影も可能である。なお、多画面レイアウト表示を行う場合は、複数のPCより受信した映像データをデコード結果の格納先を、各PC映像の表示位置を考慮したVRAM204のアドレスにする。なお、多画面レイアウトの際には、PC側で前記エンコードする前にリサイズ処理を実施してもよい。
なお、本実施形態における画面転送システムでは、通信対象のプロジェクタ選択、投影時の表示レイアウトなど表示形態の設定、画面転送の開始、停止などの各種指示はPC100側のプログラムが提供するGUIを介してPC100のユーザが指示するものとする。
ここで、本実施形態の画面転送システムの特徴的な動作について説明する。前述したように、本実施形態の画面転送システムは、映像送信装置間の通信や各映像表示装置間の通信を行わなくとも、一台以上の映像送信装置と一台以上の映像表示装置とで構成されるセッション情報を管理できる。なお、本実施形態におけるセッション情報はグループ情報の一例である。
まず、図4のセッション状態の概念図、図5の通信フロー図を用いて、セッション情報を管理する典型的なシーケンスについて説明する。
まず図4(a)に示すような、PC100aがプロジェクタ200a、プロジェクタ200bで構成されるセッションを作成するフローについて説明する。セッションの作成に成功すると、図4(a)に示すように、セッションの作成者であるPC100aと、プロジェクタ200aとの間の通信路(402)が確立される。さらに、PC100aとプロジェクタ200bとの間の通信路(403)も確立される。さらに、PC100aは各プロジェクタとセッション情報を共有することで、プロジェクタ200aが保持するセッション情報(400)と、プロジェクタ200bが保持するセッション情報(401)が同一のものとなる。当該セッション情報として、セッションに属するプロジェクタ数(ここでは2台)、セッションに所属する各プロジェクタの情報(ここではIPアドレス)が共有される。このようにして、PC100aがプロジェクタ200a、プロジェクタ200bで構成される、セッションと呼ばれるネットワークグループが作成される。
以下、ユーザaがPC100aを操作して、プロジェクタ200aとプロジェクタ200bで構成されるセッションを作成する具体的な通信シーケンスについて、図5を用いて説明する。
S500では、ユーザaはPC100a上のGUIアプリケーション(以下、GUIアプリ)を操作して、新しいセッションの作成を指示する。
S501では、GUIアプリは、セッションを構成するプロジェクタを選択するためのプロジェクタリストを表示する。なお、このプロジェクタリストはネットワークに対してプロジェクタからブロードキャストされるプロジェクタ情報コマンドを元に構成される。
本実施形態においては、ネットワーク上にプロジェクタ200a、プロジェクタ200bが存在しているので、S502、S504で、各プロジェクタはプロジェクタ情報コマンドをネットワーク上にブロードキャストしている。なおプロジェクタ情報コマンドには、例えば当該プロジェクタのIPアドレスが少なくとも含まれている。また、ここでは説明の簡単化のためにこのタイミングでプロジェクタ情報コマンドを送信するとしているが、セッション化される前のプロジェクタは一定時間毎に、このように自機の情報を含むプロジェクタ情報コマンドを配信している。この配信処理は第2の送信手段による送信の一例である。
S503、S505で、PC100aは、プロジェクタ情報コマンドを受信しているので、プロジェクタリストを更新する。具体的には、セッション作成時に選択可能なプロジェクタとして、プロジェクタ200a、プロジェクタ200bの情報がそれぞれ表示される。
S506では、ユーザaは、GUIアプリのプロジェクタリストからプロジェクタ200aとプロジェクタ200bを選択してセッションの作成を指示する。
S507、S508では、GUIアプリは、作成するセッションを構成するプロジェクタであるところの、プロジェクタ200a、プロジェクタ200bと自身(PC100a)の論理的な接続を確立する。なお、ここで接続を確立したPCとセッション化済みのプロジェクタ間では画面転送処理が可能になる。なお、接続に際しては各プロジェクタに設定されたパスワード認証が必要となる構成をとってもよい。
そして、S509、S510では、PC100aは、接続を確立したプロジェクタ200aと、プロジェクタ200bに対してセッション化要求コマンドをそれぞれ送信する。なお、セッション化要求コマンドには、セッションの名称、セッションを構成するプロジェクタ数および、セッションを構成するプロジェクタに関する情報が含まれており、S509とS510で送信したセッション化要求には、これらの同一の情報が格納されている。セッション化要求コマンドを受信したプロジェクタは自身をセッション化済の状態へと遷移させる。
そして、S511で、PC100aはセッション化したプロジェクタに対して投影制御を実施するための投射用GUIを表示する。
以上の処理によって、セッションの作成処理が完了する。つまり、プロジェクタ200a、プロジェクタ200bはそれぞれ、PC100aとの通信路が確立されている。また同一の情報を含むセッション化要求コマンドが各プロジェクタに送信されているので、プロジェクタ200aとプロジェクタ200bは共通のセッション情報を保持している。
続いて、図4(b)で示したような、PC100bが、作成済みのセッション(PC100aが作成したプロジェクタ200aとプロジェクタ200bで構成されるセッション)に参加するフローについて説明する。セッションの参加に成功すると図4(b)に示したように、作成済みのセッションを構成するプロジェクタ200a、プロジェクタ200bと、新たにセッションに参加したPC100bとの間の通信路(404、405)が確立される。
以下、ユーザbがPC100bを操作してプロジェクタ200aとプロジェクタ200bで構成される作成済みのセッションに参加する通信シーケンスについて、図5を用いて説明する。
S512では、ユーザbはPC100b上のGUIアプリを操作して、セッションへの参加を指示する。
S513では、GUIアプリは、参加可能なセッションを選択するためのセッションリストを表示する。なお、このセッションリストはネットワークを介してセッション化されたプロジェクタからブロードキャストされるセッション情報コマンドを元に構成される。
本実施形態においては、前述のセッション作成時のフローで説明したように、プロジェクタ200aとプロジェクタ200bが同一セッションに属するプロジェクタとしてセッション化されている。したがって、各プロジェクタは、S514、S516でセッション情報コマンドをブロードキャストしている。ここでの送信処理は第1の送信手段による送信の一例である。なお、セッション情報コマンドは前述のS509、S510でセッションを作成するPCから送信されたセッション要求コマンドを元に構成されている。セッション情報コマンドは、セッションの名称、セッションを構成するプロジェクタ数および、セッションを構成するプロジェクタに関する情報などが含まれている。また、ここでは説明の簡単化のためにこのタイミングでセッション情報コマンドを送信するとしているが、セッション化された後のプロジェクタは、一定時間毎に、このようにセッション情報コマンドを配信している。
S515、S517では、PC100bは、セッション情報コマンドを受信しているので、セッションリストを更新する。具体的には、参加可能なセッションとして、ユーザaが作成したセッションに関する情報(例えばセッション名)が表示される。なお、S514、S516でプロジェクタが送信するセッション情報コマンドに含まれるセッション及びセッションに属しているプロジェクタの情報は一致する。したがって、実際にはS517の時点ではセッションリストに表示するセッション一覧に変化は生じない。
S518では、ユーザbはGUIアプリのセッションリストから参加対象のセッション(ここでは、PC100aが作成したセッション)を選択してセッションへの参加を指示する。
S519、S520では、GUIアプリは参加対象のセッションを構成するプロジェクタであるところの、プロジェクタ200a、プロジェクタ200bと自身(PC100b)の論理的な接続を確立する。S507、S508で説明したように、接続を確立したPCとプロジェクタ間では画面転送処理が可能となる。ここでプロジェクタがPCから接続要求を受信する処理は第2の受信処理の一例である。
そして、S521で、PC100bはセッション化したプロジェクタに対して投影制御を実施するための投射用GUIを表示する。
続いて、図4(c)で示したような、PC100bが、セッション構成を変更し、セッションからプロジェクタ200bを削除するフローについて説明する。セッションからプロジェクタの削除に成功すると図4(c)に示したように、以前セッションを構成していたプロジェクタ200bからセッション情報が削除される。そしてセッションを構成する残りの1台のプロジェクタ200aのセッション情報は406のように変更される。さらにPC100aとPC100bとプロジェクタ200bとの通信路(407、408)が切断される。
以下、ユーザbがPC100bを操作してプロジェクタ200aとプロジェクタ200bで構成されるセッションから、プロジェクタ200bを削除する通信シーケンスについて図5を用いて説明する。
S522では、ユーザbはPC100b上のGUIアプリを操作して、当該セッションに属するプロジェクタの構成の変更を指示する。
S523では、GUIアプリは、自身が接続中のセッションに対して新たなプロジェクタを追加したり、セッションを構成するプロジェクタの削除を実施するためのプロジェクタリストを表示する。なお、このプロジェクタリストは、S501と同様にネットワークを介してセッション化前のプロジェクタからブロードキャストされるプロジェクタ情報コマンド及び、現在自身が接続を確立している各プロジェクタの情報から構成されている。
S524では、ユーザbは、GUIアプリのプロジェクタリストから接続中のプロジェクタ200bを削除対象として選択して、セッションからプロジェクタ200bの削除を指示する。
S525、S526では、PC100bのGUIアプリは、セッションを構成するプロジェクタ200a、200bに対して、セッション情報変更要求コマンドをそれぞれ送信する。なお、セッション情報変更要求コマンドは、前述のS509、S510のセッション化要求と同様の構成を持っており、この場合は、セッションに属するプロジェクタ台数は1台とし、セッションに属するプロジェクタ情報は、プロジェクタ200aのみとする。
そして、S527でPC100bのGUIアプリは、セッションから削除するとしたプロジェクタ200bとの通信路を切断する。
S528、S529では、プロジェクタ200aはS525で受信したセッション情報変更要求コマンドによって、自身の保持するセッション情報が変更されたことを、自身に接続中のPCに対して通知する。ここの時点では、プロジェクタ200aに対して、PC100a、PC100bが接続中であるので、これらのPCに対してセッション情報変更通知コマンドを配信している。
そして、S530でも、プロジェクタ200bが前述のプロジェクタ200aと同様に、S526で受信したセッション情報変更要求コマンドによって、自身の保持するセッション情報が変更されたことを、自身に接続中のPCに対して通知する。なおこの時点で、S527のPC100bからの切断要求によってPC100bとの通信路は切断されているため、セッション情報の変化通知の送信対象は、ここではPC100aだけとなっている。しかしながら、セッション情報変化通知コマンドの発行処理は、セッション情報変更要求コマンドに応じて、別々プロジェクタで並列に実行されるため、必ずしもここで記述したシーケンスになるとは限らない。つまり、S527で示したPC100bの切断要求をプロジェクタ200bが受信するより先に、セッション情報変化通知コマンドの発行処理を実施する場合も起こりえる。この場合には、セッション情報の変化通知先は、PC100aとPC100bとなる。
S529で、セッション情報変化通知コマンドを受信したPC100aは、当該セッションから、プロジェクタ200bが削除されたことを知る。そして、セッションの状態と自身が接続中のプロジェクタとが一致していないことを判断すると、ここで通知されたセッションの情報と一致するように接続、切断処理を実行する。ここでは、PC100bによってプロジェクタ200bがセッションから削除されているので、PC100aは、プロジェクタ200bとの通信路を切断する(S531)。ここでプロジェクタ200bと接続中のPCが無くなったので、プロジェクタ200bは自身をセッション化前の状態とし、保持しているセッション情報をすべてクリアする。
なお、S530によっても同様のセッション情報の変化を知ることとなるが、PCとしては、自身が接続中のプロジェクタと、セッション情報に含まれるプロジェクタとの、不一致を検知した場合のみ、接続、切断処理を実行する。つまり、S531の切断処理は、S529の通知がトリガになっており、S530のように同様の通知を受信したとしても、再度切断処理を実行する必要はない。
また、S528においてもS530と同様のことが言える。PC100bがセッション情報変化通知を受信しても、既にプロジェクタ200bとの通信路は切断しており、新たなセッション情報に含まれるプロジェクタ情報と、自身が接続中のプロジェクタとは既に一定している。つまり、再度プロジェクタ200bとの切断処理を実行することはない。
以上の処理によって、セッションの変更処理としてプロジェクタ200bをセッションから削除する処理が完了した。つまり、プロジェクタ200bと、PC100a、PC100bとの間の通信路は切断され、プロジェクタ200bがセッション化前の状態に戻っている。
なお、ここではセッションの変更処理としてプロジェクタを削除するシーケンスを例にとって説明した。この他にも、プロジェクタを追加する場合や、プロジェクタの追加、削除を同時に実施する場合に、セッション作成時に述べたシーケンスとここで述べたシーケンスの組み合わせで実現可能である。
次に、本発明を実現するための具体的な動作フローについてPC側とプロジェクタ側のフローに分けてそれぞれ説明する。
まず、PC側のフローを図6A、B、Cを用いて説明する。
図6A、B、Cはの各処理フローは、PC100で実行されるGUIアプリのプロセスとして実行されるフローである。
最初に、PC上でセッションを作成する際のフローを説明する。説明の簡単化のために、図4(a)に記載の状況を具体例とし、PC100a(PC名称“PC−A”)上でGUIアプリから、プロジェクタ200a、プロジェクタ200bの2台のプロジェクタでセッションを作成するフローを説明する。なお、プロジェクタ200aはプロジェクタ名称を“Projector 1”、IPアドレスを“192.168.1.10”とする。、また、プロジェクタ200bはプロジェクタ名称を“Projecotr 2”、IPアドレスを“192.168.1.20”とする。
PC100a上で、本実施形態に記載のGUIアプリを起動すると、図6Aの処理フローが開始される。
S600において、GUIアプリは図8A(a)に示したような、セッションを新たに作成するか、作成済みのセッションに参加するか、を選択させるためのUIを表示する。ユーザによりセッション作成ボタン800が押下されると、S601に進む。そしてセッション参加ボタン801が押下されるとS610に進む。
まず、ユーザが800を押下して、セッションを作成する場合のフローについて説明する。S601で、GUIアプリは、図8A(b)の様態のプロジェクタリストUIを表示する。このUIは、セッション化対象として選択可能なプロジェクタの情報を表示する領域802をリスト表示する構造となっている。そして、802と対応付いたチェックボックス803を備えており、ユーザはセッション化対象のプロジェクタを1台以上選択できる。
またスクロールバー804を備えており、セッション化前のプロジェクタが多数発見された場合には、当該スクロールバーを操作することで、すべてのプロジェクタの情報を確認できる。
S602で、GUIアプリは、プロジェクタ情報コマンドを受信しているかどうかをチェックする。受信があれば、S603に遷移し、受信がなけれえばS604に遷移する。
なお、プロジェクタ情報コマンドとは、前述の通信フローS502、S503でセッション化前のプロジェクタがネットワーク上にブロードキャストするコマンドである。当該コマンドは、図9(a)のようにプロジェクタ情報コマンドであることを示すcommandIDタグ900。当該コマンドの発行元であるプロジェクタのIPアドレスを示すIPAddressタグ901。当該プロジェクタに設定されているプロジェクタ名称を示すPJNameタグ902で構成されるパケット構造である。
S603で、GUIアプリは、受信したプロジェクタ情報コマンドを解析して、プロジェクタ名とプロジェクタのIPアドレスを取得し、図8A(b)のプロジェクタリストUIの表示を更新して、S604に遷移する。S602、S603の処理を繰り返すことで、ネットワーク上に存在するセッション化前のプロジェクタ情報を一覧表示することができる。
なお、プロジェクタがブロードキャストするプロジェクタ情報コマンドだけでは、サブネット外のプロジェクタから当該コマンドを受信することができない。したがって、サブネット外のプロジェクタを当該プロジェクタリストUIに表示することができない。この課題に対応するため、サブネット外のプロジェクタのIPアドレスを直接打ち込んで、プロジェクタ情報を直接プロジェクタから取得するための検索UIを、図8A(b)のUIに組み込んでもよい。
S604で、GUIアプリは、ユーザが803のチェックボックスをチェックすることで、セッション化対象のプロジェクタを1つ以上選択し、さらに805の確定ボタンが押下されるのを待ち受ける。これにより、セッション化対象のプロジェクタ選択が完了すれば、S605に遷移し、一定時間経っても完了しなければ、S602の処理を繰り返す。
S605で、GUIアプリは、S604でユーザがセッション化対象と指定した各プロジェクタに対して接続処理を実行してS606に遷移する。これは前述の通信フローS507、S508で説明したように、プロジェクタと論理的な接続を確立することである。
また、通信フローの説明では省略したが、接続処理を実施する際には、接続を確立した直後に、図9(b)の構成のPC情報コマンドをプロジェクタに送信する。本コマンドは、PC情報コマンドであることを示すCommandIDタグ903、接続処理を実行したPC自体に割り当てられている名称を示すPCNameタグ904から構成されるパケット構造である。なお、PCNameタグ904に格納する文字列は、OSから取得可能なコンピュータ名を用いてもよいし、GUIアプリから設定可能な構成とし、ユーザが設定した任意の文字列を用いてもよい。本実施形態においては、図9(b)の例のように、PC100aの名称である“PC−A”を接続処理を実施したプロジェクタに対して送信する。
S606は、GUIアプリは、S604でユーザが指定した全プロジェクタとの接続が完了したかどうかをチェックする。すべてのプロジェクタとの接続が完了していれば、S607に遷移し、まだであれば、S605に戻り、ユーザが指定した次のプロジェクタとの接続処理を実行する。S605と、S606の処理を図8A(b)の状態を例にとって説明する。図8A(b)では、ユーザはセッション化対象のプロジェクタとして、“Projector 1”と“Projector 2”の2台のプロジェクタを選択している。したがって、S605の処理は計2回、“Projector 1”と、“Projector 2”に対して実行されることとなる。
なお不図示であるが、セッション化対象のプロジェクタとの接続にはパスワード認証が必須であるとし、図8A(b)の各プロジェクタリスト802にパスワード入力欄を設けてもよい。こうした場合には、接続要求に先だってパスワード認証のための通信を実施する。
S607で、GUIアプリは、図8A(c)の態様のセッション設定UIを表示し、ユーザが805のエディットボックスに、任意のセッション名を入力し、807の確定ボタンを押下すると、S608に遷移する。
S608で、GUIアプリは、セッション化対象のプロジェクタ情報と、S607のセッション設定でユーザが入力した情報からセッション化要求コマンドを作成する。そして、S605で通信路を確立したすべてのプロジェクタに対してセッション化要求コマンドを送信して、S609に遷移する。なお、セッション化要求コマンドとは、前述のS509、S510で説明したようにPCがセッション化対象のプロジェクタに対して送信するコマンドである。当該コマンドはパケット構造をとり、図9(b)のようにセッション化要求コマンドであることを示すcommandIDタグ905、作成するセッションの名称を示すSessionNameタグ906を含む。さらに当該コマンドはセッション化対象のプロジェクタ数を示すnumOfPJタグ907、セッション化対象のプロジェクタ毎に確保するプロジェクタ情報フィールド908(909)を含む。またプロジェクタ情報フィールド908(909)は、セッション化対象のプロジェクタのIPアドレスを示すIPAddressタグ910、プロジェクタ名称を示すPJNameタグ911から構成されている。
図8A(b)、図8A(c)を具体例にとって、セッション化要求コマンドの構成を説明すると、図8A(c)でユーザは、セッション名を“ミーティングX”としているので、SessionNameタグ906にはこれが格納される。そして、図8A(b)でセッション化対象のプロジェクタとしての2台をユーザが選択しているため、numOfPJタグ907には「2」が格納される。また、2つのプロジェクタ情報フィールドには、S602で受信したプロジェクタ情報コマンドに基づく情報が格納される。具体的には、それぞれのプロジェクタのIPアドレス(192.168.1.10と192.168.1.20)がIPAddressタグに格納される。また、それぞれのプロジェクタ名称(“Projector 1”と“Projecotr 2”)がPJNameタグに格納される。このようにして作成したセッション化要求コマンドを“Projector 1”と“Projector 2”に対してそれぞれ同一の内容で送信する。
ここで、セッション化対象としたプロジェクタにいづれかが、他のPCからの指示によって既にセッション化済みになっている場合がある。こうした状況においては、不図示ではあるが、S608の処理が失敗することがある。S608の処理が失敗する場合には、“セッション化に失敗した”としてすべてのセッション化対象のプロジェクタとの接続を解除して、S601にもどる。
S609で、GUIアプリは、図8A(d)の態様の投射制御UIを表示する。投射制御UIは、セッション名表示エリア808、セッション化済みプロジェクタ選択タブ809(810)、当該GUIアプリを起動しているPC自身を表示するMyPC表示エリア811、投射レイアウト設定エリア812などから構成されている。具体的にこの投射制御UIをGUIアプリがどのように生成するかを説明する。上述のように、あるPCが“Projector 1”、“Projector 2”をセッション化しているので、セッション化済みのプロジェクタタブが2つ(809と810)表示されている。ユーザはこのタブを選択することで、そのタブに対応付いたプロジェクタの投射レイアウト設定エリア812を表示させ、制御することができる。また、このタブはセッション化を構成するプロジェクタ毎に表示される。
そして、当該セッションには図8A(c)で示したように、“ミーティングX”という名称をつけたので、808の領域にはその名称が表示されている。
811のMyPC表示エリアには、当該GUIアプリを起動しているPC自身を示す情報が表示されている。セッション作成直後は、セッションを作成したPC自身しかセッションに所属する各プロジェクタに接続していないため、このようにMyPC表示エリアのみが表示されている状態となる。この領域に表示される情報は、S605でPC情報として、セッション化対象の各プロジェクタに送信した内容と同一であり、実施形態では、“PC−A”となる。
以上がPC上で新たにセッションを作成するフローである。
続いて、PC上で既存のセッションに参加する際のフローを説明する。説明の簡単化のために、図4(b)に記載の状況を具体例とし、PC100b(PC名称“PC−B”)上でGUIアプリから、前述のフローでPC100aが作成したセッションに参加するフローを説明する。
セッション参加時の処理フローの開始は、前述のセッション参加時と同様である。まず、PC100b上で、GUIアプリを起動すると図6Aの処理フローが開始される。
S600で、GUIアプリは図8A(a)のUIを表示し、ユーザがセッション作成を指示するか、セッション参加を指示するかを待ち受ける。そして、ユーザがボタン801を押下することで、セッション参加時のフローとなり、S610に遷移する。
S610で、GUIアプリは、図8B(e)の態様のセッションリストUIを表示する。このUIは、参加可能なセッションとして選択可能なセッションの情報を表示する領域813をリスト表示する構造となっており、前述の図8A(b)と同様にスクロールバー815を備えている。これによって、ユーザはネットワーク上の参加可能なセッションを一覧表示することができる。また813に対応付いたラジオボックス814を備えており、ユーザは、これを選択することで参加対象のセッションを1つ選択することができる。
S611で、GUIアプリは、セッション情報コマンドを受信しているかどうかをチェックする。受信があればS612に遷移し、受信がなければS613に遷移する。
なお、セッション情報コマンドはとは、前述の通信フローS514、S516でセッション化後のプロジェクタがネットワーク上にブロードキャストするコマンドである。当該コマンドはパケット構造をとり、図9(d)のように、セッション情報コマンドであることを示すcommandIDタグ912、セッション名称を示すSessionNameタグ913を含む。また、セッションを構成するプロジェクタ数を示すNumOfPJタグ914、セッションに属するプロジェクタ毎に確保するプロジェクタ情報フィールド915(916)を含む。また、プロジェクタ情報フィールド915(916)は、セッションに属するプロジェクタのIPアドレスを示すIPAddressタグ917、プロジェクタ名称を示すPJNameタグ918を含む。
S612で、GUIアプリは、受信したセッション情報コマンドを解析して、セッション名を取得し、図8B(e)のセッションリストUIの表示を更新して、S613に遷移する。S611、S612の処理を繰り返すことで、ネットワーク上に存在するセッションを一覧表示することができる。なお、S603で前述したのと同様に、サブネット外のセッション情報は受信できない。そうした場合のために、当該セッションに属しているプロのIPアドレスを直接入力する検索UIを設けても良い。
S613で、GUIアプリは、ユーザが814のラジオボックスを選択し、さらに817の確定ボタンが押下されるのを待ち受ける。これにより、参加対象のセッション選択が完了すれば、S614に遷移し、一定時間経っても完了しなければ、S611の処理を繰り返す。
S614で、GUIアプリは、S613でユーザが選択したセッションを構成するプロジェクタに対して接続処理を実行して、S615に遷移する。これは前述の通信フローS519、S520で説明したように、プロジェクタと論理的な接続確立を行うことである。なお、セッションを構成するプロジェクタは、S611で受信したセッション情報コマンドにその情報が含まれており、そこから確定できる。
また、前述の通信フローの説明では省略したが、接続処理を実施する際には、S605と同様に、接続確立の直後に、図9(b)に示したPC情報コマンドをプロジェクタに送信する。なお本実施形態では、PC100bの名称“PC−B”がPCNameタグ904に格納される。
S615で、GUIアプリは、S613でユーザが選択したセッションを構成するプロジェクタ全てとの接続が完了したかどうかをチェックする。すべてのプロジェクタとの接続が完了していれば、S609に遷移し、まだであれば、S614に戻りセッションを構成する次のプロジェクタとの接続処理を実行する。
S609で、GUIアプリは、図8B(f)の態様の投射制御UIを表示する。この投射制御UIは、前述のPC100aがセッションを作成するシーケンスで表示した図8A(d)と同じものであるが、本シーケンスでは、当該UIは、PC100bが作成済みのセッションに参加を完了した際のものである。そのため、当該GUIアプリを起動しているPC自身を表するるMyPC表示エリア818は、PC100bの名称である、“PC−B”が表示されている。また、自身以外のセッションに接続中のPC一覧を示す接続中PCリスト819には、本セッションの作成者である“PC−A”が表示されている。
ここで、GUIアプリが819の接続中PCリストを構成する方法について説明する。詳細はプロジェクタ側の処理フローで後述するが、セッション化済みのプロジェクタは接続処理においてPC情報コマンドを受信すると、接続中の全てのPCに対して、接続PC情報変化通知コマンドを発行する。これは、発行元のプロジェクタに接続中のPCの構成が変化したことを通知するためのコマンドであり、図9(e)に示した構成である。当該コマンドは、接続PC情報変化通知コマンドであることを示すCommandIDタグ919、当該プロジェクタに接続中のPC数を示すnumOfPCタグ920を含む。さらに接続中のPC毎に確保されるPC情報フィールド921(922)を含み、PC情報フィールド921(922)は、接続中のPC名称を示す、PCNameタグ923を含む。セッション参加フローにおいて、S609に到達したGUIアプリは、S614において、セッション化済みのプロジェクタに接続処理を実行している。そのため、S614以降のタイミングで、参加したセッションを構成するプロジェクタより、接続PC情報変化通知コマンドを受信することとなる。このコマンドを受信したGUIアプリは、当該コマンドに含まれる自身以外のPC名称を、PC情報フィールド921(922)のPCNameタグ923から取得し、これを接続中PCリスト819に表示する。
具体例を挙げると、本処理フローにおいてPC100bは、図9(e)に示したような構成の接続PC情報変化通知コマンドを、プロジェクタ200aとプロジェクタ200bから受信することになる。このうち、PCNameタグが自身を示す“PC−B”以外のものを、図8B(f)の819の領域に表示することになる。
また、同様の状態がPC100aにおいても発生することになり、こちらの場合には、自身以外のPCが“PC−A”となるので、図8B(g)の821のような表示となる。
以上が、PC上で既存のセッションを参加するフローである。また補足として、他のPC上でセッションに接続中のPC数が変化した場合に、接続中PCリストを更新するフローについて述べた。
続いて、PC上で自身が参加中のセッションの構成を変更する際のフローを説明する。なおここでは、説明の簡単化のために、図4(c)に記載の状況を具体例として取り上げながら説明を実施する。つまり、PC100b上でGUIアプリを制御して、自身の参加中のセッションからプロジェクタ200bを削除する処理フローを説明する。
まず、セッションに参加中のPC100bは図8B(f)に表示の状態となっている。ここで823ボタンを押下することで、セッションの構成を変更する処理フローを開始することができる。セッション構成の変更フローは図6Bで示したものであり、以降の説明は当該処理フローに従って実施する。
前述したようにPC100b上のGUIアプリを制御し、823のセッション構成変更ボタンを押下すると、図6BのS620に遷移する。
S620で、GUIアプリは前述のS601で表示したものと同様のプロジェクタリストUIを表示して、S621に遷移する。
当該プロジェクタリストUIは、ネットワーク上のプロジェクタを一覧することができる。本フローのように、セッションに参加済みのPC上のGUIから表示した場合には、自身が参加しているセッションを構成するプロジェクタのチェックボックスにはチェックが入った状態で表示する。具体例を挙げて説明する。本実施形態では、当該プロジェクタリストを表示させたPC100bは、プロジェクタ200a、プロジェクタ200bで構成されるセッションに参加している。したがって図8A(b)に示した状態のように、プロジェクタ200aを示す“Projecotr 1”と、プロジェクタ200bを示す“Projector 2”の各チェックボックスがそれぞれチェックされた状態で表示される。
S621で、GUIアプリは、前述のS602と同様に、ネットワーク上のプロジェクタからのプロジェクタ情報コマンドを待ち受け、これを受信した場合には、S622に遷移し、受信しない場合には、S623に遷移する。
S622の処理は、S603で前述したものと同様である。
S623で、GUIアプリは、ユーザがプロジェクタリストUIのチェックボックス803のチェックの入切及び、805確定ボタンの押下によって、セッションを構成するプロジェクタ群が確定するのを待ち受ける。確定を検知するとS624に遷移し、一定時間経っても確定されない場合には、S621に戻り、処理をプロジェクタリストの更新処理を繰り返す。なお、セッションを構成するすべてのプロジェクタのチェックボックスを外す操作はここで許可しないものとする。この処理はすなわち、セッションの終了処理に相当するため、後述の別UIから実施させるためである。また、不図示であるが、セッション構成の変更を中断する場合には、本プロジェクタリストを閉じればよい。その場合には、GUIアプリは、再度投影制御UIを表示する。
ここでの処理をPC100bが、プロジェクタ200aとプロジェクタ200bで構成されるセッションからプロジェクタ200bを削除する場合を例にとって説明する。まず、S620で説明した用に、PC100bがプロジェクタリストを表示した直後は、図8A(b)のように、プロジェクタ200aとプロジェクタ200bと接続中であるため、双方のチェックボックスが“入”になっている。ここからユーザが図8B(h)のように、プロジェクタ200bとの接続を解除するために、チェックボックスを824のように“切”状態にする。そして、805の確定ボタンを押下することで、ユーザからのセッション構成の変更指示が確定する。また、セッションに所属していないプロジェクタを新規に追加する場合には、図8B(h)の825、826のようなセッションに未所属の状態のプロジェクタに対応するチェックボックスを選択して“入”状態にすればよい。
S624で、GUIアプリは、S623の処理によってセッションに新たに追加するプロジェクタがあるかどうかを判定する。追加対象のプロジェクタがあれば、S625に遷移し、なければS627に遷移する。
S625で、GUIアプリは、S605、S614で前述した処理と同様にして接続処理を実行して、S626に遷移する。
S626で、GUIアプリは、S623でユーザが追加対象としてすべてのプロジェクタと接続処理が完了したかどうかを判定する。すべてのプロジェクタとの接続処理が完了していればS627に遷移し、まだであれば、S625に戻り、別の追加対象のプロジェクタとの接続処理を実行する。
S627で、GUIアプリは、この時点で接続を確立しているすべてのプロジェクタに対してセッション変更要求コマンドを発行して、S628に遷移する。セッション変更要求コマンドは、前述の通信フローS525、S526で説明したように、PCがセッション構成の変更をする際に、接続中の全てのプロジェクタに送信するコマンドでる。当該コマンドはパケット構造をとり、図9(f)のように、セッション変更要求コマンドであることを示すCommandIDタグ924を含む。さらに変更後のセッションに属するプロジェクタ数を示すNumOfPJタグ925、変更後のセッションに属するプロジェクタ毎に確保するプロジェクタ情報フィールド926も含む。またプロジェクタ情報フィールド926は、変更後のセッションに属するプロジェクタのIPアドレスを示すIPAddressタグ927、プロジェクタ名称を示すPJNameタグ928から構成されている。なお本コマンドの作成方法は、S608でセッション化要求コマンドを作成する場合と同様である。
具体例を挙げて説明する。本実施では、PC100bがセッションからプロジェクタ200bを削除する処理を実行したとしている。こうした場合においては、図9(f)に示したように、セッションに残るプロジェクタは200aの1台であるので、NumOfPJタグには“1”が格納される。そして、セッションを構成するプロジェクタ200aの情報としてIPAddressタグに“192.168.1.10”を、PJNameタグに“PC−A”を格納して、セッション変更要求コマンドを作成する。当該コマンドをこのタイミングPC100bが接続中であるすべてのプロジェクタ、すなわちプロジェクタ200aとプロジェクタ200bに対して送信する。
S628で、GUIアプリは、S623の処理によってセッションから削除するプロジェクタがあるかどうかを判定する。削除対象のプロジェクタがあれば、S629に遷移し、なければS628に遷移する。
S629で、GUIアプリは、セッションから削除対象のプロジェクタと確立している通信路を切断し、S630へ遷移する。この処理は、セッションに属する個々のプロジェクタとS605や、S614の処理によって確立した論理的な接続を解消することである。
S630で、GUIアプリは、セッションから削除対象としたすべてのプロジェクタと、の通信路の切断処理が完了したかどうかを判定し、完了していれば本処理フロー終了し、そうでなけれS629の処理を繰り返す。つまり実施形態では、PC100bがセッションからプロジェクタ200bを削除するので、このプロジェクタとの通信路を切断する。
本処理フローが完了すると、GUIアプリは、投射用UIをを再度表示する。ここで、本実施形態でPC100bが、プロジェクタ200bをセッションから削除した後の投射制御UIは図8C(i)の態様である。これは、前述の処理によって、セッションに属していたプロジェクタ200bを削除した処理に従い、当該プロジェクタに対応したプロジェクタ選択タブ“Projector 2”も削除したためである。
以上が、PC上で自身が参加中のセッション構成を変更するフローである。なお、本実施形態では、セッション構成の変更として、セッションに属しているプロジェクタの削除を例にとったが、セッションに新たなプロジェクタを追加する場合、また追加と削除を同時に実施する場合も、同様の処理フローで実現可能である。
続いて、PC上で自身が参加中のセッションの構成が、他のPCによって変更された際のフローを説明する。説明の簡単化のために、ここでも図4(c)の状況を具体例として取り上げる。つまり、PC100aが、PC100bが実行したセッション変更(プロジェクタ200bの削除)を検知して、新しいセッション構成に同期する処理フローを説明する。まず、セッションに参加中のPC100aは図8B(g)に表示の状態となっている。ここで、GUIアプリは、前述の通信フローS528、S529、S530で説明したセッション変化通知コマンドの受信を検知すると、図6C(a)の処理フローを開始する。
S631で、GUIアプリは、受信したセッション変化通知コマンドを解析し、通知された新しいセッションの構成と、現在の自身が保持しているセッション構成を比較する。そして、新しいセッション構成に一致させるために、追加対象のプロジェクタがあった場合には、S632に進み、なければS634に遷移する。
なお、プロジェクタが接続中のPCに対して送信する。セッション変化通知コマンドは、図9(g)に示した構成である。本コマンドは、セッション変化通知コマンドであることを示すCommandIDタグ929、変更されたセッションを構成するプロジェクタ数を示すnumOfPJタグ930を含む。さらに変更されたセッションを構成するプロジェクタ毎に確保されるプロジェクタ情報フィールド931も含む。ここでプロジェクタ情報フィールドは、各プロジェクタのIPアドレスを示すIPAddressタグ932、各プロジェクタの名称を示すPJNameタグ933から構成されている。
このように、セッション変化通知コマンドには、変化後のセッションを構成するプロジェクタの情報が格納されている。そのため、GUIアプリはこの情報と、現在自身が接続中のプロジェクタの情報を比較することで、セッションの状態と同期するために、接続すべきプロジェクタ、削除すべきプロジェクタを算出することができる。
S632で、GUIアプリは、前記S605、S614、S625と同様の、プロジェクタとの接続処理を実行し、S633へ遷移する。
S633で、GUIアプリは、受信したセッション変化通知コマンドの解析より追加対象となっているすべてのプロジェクタと接続が完了したかどうかを判定する。そして、すべてのプロジェクタとの接続処理が完了していればS634に遷移し、まだであれば、S633に戻り、別の追加対象のプロジェクタとの接続処理を実行する。
S634で、GUIアプリは、受信したセッション変更通知コマンド通知に記載された新たなセッション構成と、現在の自分が保持しているセッション構成を比較する。そして、新しいセッション構成に一致させるために、削除対象のプロジェクタがあった場合には、S635に進み、なければS636に遷移する。
S635で、GUIアプリは、前記S629と同様の、プロジェクタとの切断処理を実行し、S636に遷移する。
S636で、GUIアプリは、受信したセッション変化通知コマンドの解析より、削除対象としたすべてのプロジェクタとの、切断処理が完了したかどうかを判定し、完了していればS637に遷移し、そうでなけれS635の処理を繰り返す。
具体例で説明すると、本実施形態においては、PC100aがプロジェクタ200a、プロジェクタ200bから受信するセッション変更通知コマンドは、図9(g)に示した内容となる。当該内容は、前述のS627でPC100aがプロジェクタ200a、プロジェクタ200bの双方に対して送信したセッション構成変更コマンドを各プロジェクタが処理し、その結果を各プロジェクタが通知するものである。詳細はプロジェクタ側の処理で記述するが、変更後の各プロジェクタが保持するセッション情報であるため、セッションを構成するプロジェクタ数はプロジェクタ200aの1台であり、numOfPJタグ930には“1”格納されている。そして、プロジェクタ200aの情報として、IPAddressタグ932に“192.168.1.10”が、PJNameタグ933に“Projector 1”が格納されている。PC100bは、このセッション変化通知コマンドと、自身のプロジェクタ接続状況(プロジェクタ200a、プロジェクタ200bと接続中)を比較する。そして通知されたセッション構成に同期するためには、プロジェクタ200bとの通信路を切断する必要があると判断し、これを実行する。
S637で、GUIアプリは、上述の処理フローによって、接続したプロジェクタがあれば、そのプロジェクタに対応したプロジェクタ選択タブを表示し、切断したプロジェクタがあれば、そのプロジェクタに対応したプロジェクタ選択タブを消去する。そして本処理フローを終了する。
ここも具体例で説明すると、上述の処理によりPC100bはプロジェクタ200bとの通信路を切断しており、PC100bが接続中のプロジェクタは200aのみである。よってPC100bのGUIアプリでの投影制御UIは図8C(j)の状態となる。
以上が、PC上で自身が参加中のセッションの構成が、他のPCによって変更された際のフローである。
続いて、PC上で、自身が参加中のセッションを当該PCが離脱する場合の処理フローを説明する。ここでPCがセッションを離脱する処理とは、セッションに参加する処理の対向となる処理であり、セッション自体は継続する。
なお、説明の簡単化のため、図4(b)の状態から、PC100aがセッションから離脱する場合を例にとって説明する。
この状態において、PC100a上のGUIアプリの態様は、前述したように図8B(g)の状態である。ここで829のセッション離脱指示ボタンを押下することで、図6C(b)のセッションからの離脱処理フローが開始される。
セッションの離脱フローは、S638、S639で当該PCが接続中のすべてのプロジェクタとの切断処理を実行するものであり、前述のS629、S630の処理や、S635、S636で説明した内容と同様である。
最後に、S640にて、GUIアプリは、当該GUIアプリの終了処理を実施する。
具体例で説明すると、図4(b)の状態で、PC100aは、プロジェクタ200aとプロジェクタ200bとの接続を確立している。セッションからの離脱処理を実施した場合には、これらの接続中の2台のプロジェクタとの切断処理を実施して、GUIアプリを終了する。また、当該セッションに残るPC100bにおいては、各プロジェクタから送信される接続PC情報変化通知に基づき、接続中PCリストを更新する。つまり、PC100aがセッションから離脱する前は、図8B(f)819の態様であった接続中PCリストからPC−Aの情報を削除し、図8C(k)831の態様に更新する。
以上が、PC上で、自身が参加中のセッションを離脱するフローである。また補足として、当該セッションに残る他のPC上で、セッションから離脱したPCを検知した場合に、接続中PCリストを更新するフローについて述べた。
続いて、PC上で、自身が参加中のセッションを終了させる場合の処理フローを説明する。なおセッションを終了する処理とは、セッションを作成する処理の対向となる処理である。この場合は、セッションを参加するすべてのPCとセッションを構成するすべてのプロジェクタとの関係が解消される。
なお、説明の簡単化のために、図4(b)の状態からPC100aがセッションを終了させる場合を例にとって説明する。
この状態において、PC100a上のGUIアプリの態様は前述したように図8B(g)の状態である。ここで830のセッション終了指示ボタン押下することで、図6C(c)のセッション終了フローが開始される。
まず、S641で、GUIアプリは自身が接続中のすべてのプロジェクタに対してセッション終了要求コマンドを発行して、S642に遷移する。セッション終了要求コマンドは、図9(h)に示したような構成であり、セッション終了コマンドであることを示すCommandID934のみから構成されている。詳細はプロジェクタの処理で後述するが、本コマンドをすべてのプロジェクタに送信することで、前述のセッション変更シーケンスと同様のシーケンスを開始することができる。結果として、すべてのプロジェクタがセッション化前の状態に変更される。そして、プロジェクタからの通知経由でセッションの終了を検知した他のPCにおいても、全てのプロジェクタとの切断処理が実行されGUIアプリも終了する。
S642、S643、S644の処理は、前述のセッションからの離脱フローと同様であるため省略する。
具体例で説明すると、図4(b)の状態で、PC100aがセッションの終了処理を実行した場合には、まずPC100aが、セッション終了コマンドを接続中のプロジェクタ200a、プロジェクタ200bに送信する。そしてこれらのプロジェクタと自身の通信路を切断してGUIアプリを終了する。セッション終了コマンドを受信したプロジェクタ200a、プロジェクタ200bは、セッション変更通知コマンド図9(g)をnumOfPJタグ930に“0”を格納し、そしてプロジェクタ情報フィールド931は空欄とする。そして自身と接続中のPCであるPC100a、PC100bに対して送信する。一方、PC100bは、当該コマンドの受信により、図6C(a)の他のPCによるセッション構成の変更フローが開始されることとなる。このフローによって、変更後のセッション構成においてプロジェクタが存在しないこと、すなわちセッションが終了したことを検知できるので、全プロジェクタとの切断処理を実施する。そして全プロジェクタとの通信路が切断したので、PC100bでも、GUIアプリを終了する。
以上が、PC上で自身が参加中のセッションを終了させるフローである。また補足として、他のPC上でセッションの終了を検知した場合に、GUIアプリを終了するフローについて述べた。
次に、プロジェクタ側のフローを図7を用いて説明する。
図7の各処理フローは、プロジェクタ200で実行される画面転送処理を実施するプログラムのプロセスとして実行されるフローである。
最初に、セッション化前のプロジェクタの処理フローを説明する。セッション化前のプロジェクタでは、図7Aの処理フローが開始される。
S700において、プロジェクタは、前述の通信フローS502、S503で述べたプロジェクタ情報コマンドをネットワーク上にブロードキャストして、S701に遷移する。当該コマンドは前述のS602で説明したように、図9(a)のようなパケット構成のコマンドであり、当該コマンドの発行元のプロジェクタ情報を格納している。本コマンドの生成方法を詳細に説明する。セッション化前のプロジェクタ200は、プロジェクタ情報コマンドを生成するために、自身のRAM202もしくはフラッシュメモリ203に格納されているIPアドレス、及びプロジェクタ名称を取得する。そしてそれぞれの値を、図9(a)のIPAdressタグ901、PJNameタグ902に格納することで、プロジェクタ情報コマンドを作成する。
S701で、プロジェクタは、PCからの論理的な接続を確立する要求あるかどうかをチェックする。これがあればS702に遷移し、一定時間経ってもこれがなけれbS700の処理を繰り返す。
S702で、プロジェクタは、S701で接続要求のあったPCとの論理的な接続を確立し、S703に遷移する。
S703で、プロジェクタは、PCから送信される図9(b)のような構成のPC情報コマンドを待ち受け、当該コマンドの受信を検知すると、S704に遷移する。なお、PCが通信路の確立の直後の、PC情報コマンドを送信するのは、前述のS605で説明した通りである。
S704で、プロジェクタは、PCから送信される図9(c)のような構成のセッション作成要求コマンドを待ち受け、当該コマンドの受信を検知すると、S705に遷移する。なお、PCが送信するセッション作成要求コマンドの詳細は、前述のS608で説明した通りである。
S705で、プロジェクタは、自身の状態をセッション化済みとする。この際に、S704で受信したセッション作成要求コマンドの内容を、自身が所属するセッション情報としてRAM202に格納する。さらに、S702〜S704の処理を行った際の通信相手であるPCをS703で受信したPC情報と関連付けてRAM202の接続PCリストに追加する。なお接続PCリストとは、当該プロジェクタに接続中のPCを管理するためのリストである。S705の後は、次に説明するセッション化後の処理フローが実行される。
以上がセッション化前のプロジェクタの処理フローである。このようにセッション化前のプロジェクタの処理フローは、S701におけるPCからの接続要求をトリガとして処理が進み、PCからの要求が正常に終了すれば当該プロジェクタはセッション化済みとなる。つまり、セッション化前のプロジェクタと接続を確立可能なPCは1台に限定される。
なお、S702で接続を確立したPCから一定時間が経ってもPC情報コマンドやセッション作成要求コマンドを受信しなかった場合、当該PCとの間にネットワーク障害が発生したとして、当該PCとの接続を解除し、S700に戻るようにしてもよい。またS702の接続処理の前にパスワード認証が必要な構成を取っても良い。
続けて、セッション化後のプロジェクタの処理フローを説明する。セッション化後のプロジェクタでは、図7Bの処理フローが開始される。
S706において、プロジェクタは、前述の通信フローS514、S516で述べたセッション情報コマンドをネットワーク上にブロードキャストして、S707に遷移する。当該コマンドは前述のS611で説明したように、図9(d)のようなパケット構成のコマンドであり、当該コマンドの発行元もプロジェクタが所属しているセッションの情報が格納されている。当該コマンドの詳細な作成方法を説明する。S705で前述したように、セッション化された際にプロジェクタは、RAM202上にセッション情報を保持している。これを取得し、SessionNameタグ913、numOfPJタグ914、プロジェクタ情報フィールド915(916)に格納することでセッション情報コマンドを作成する。なおRAM202上に保持ししているセッション情報は、後述するセッション変更コマンド受信時にも書きかえる値である。
S707で、プロジェクタは、PCからセッション変更要求コマンドを受信していないかをチェックする。受信があればS708に遷移し、なければS710に遷移する。
S708で、プロジェクタは、S707で受信したセッション変更要求コマンドに従って、自身の所属するセッション情報を変更し、S709に遷移する。この処理を詳細に説明する。セッション変更要求コマンドは、前述のS627で説明した通り、PCが自身の参加中のセッションを構成するプロジェクタを変更する場合に、自身が接続中の全てのプロジェクタに対して送信するコマンドである。当該コマンドは、図9(f)のような構成であり、変更後のセッションを構成するプロジェクタ数および、変更後のセッションを構成する各プロジェクタの情報が格納されている。プロジェクタはこれらの情報で、S705でRAM202に格納したセッション情報を更新する。
S709で、プロジェクタは、セッション変化通知コマンドを作成し、これを自身に接続中のすべてのPCに対して送信して、S710に遷移する。セッション変化通知コマンドはS631で前述したように、図9(g)の構成のコマンドである。本コマンドは、S708でRAM202上に格納した更新後のセッション情報を読み出し、numOfPJタグ930、プロジェクタ情報フィールド931に格納することで作成する。
S710で、プロジェクタは、PCからセッション終了要求コマンドを受信していなかをチェックする。受信していればS711に遷移し、なければS712に遷移する。なお、セッション終了要求コマンドとは、S641で前述した図9(h)の構成のパケットである。
S711で、プロジェクタは、セッション終了を接続中のPCに通知するためのセッション変化通知コマンドを作成し、これを接続中のすべてのPCに送信して、S712に遷移する。ここで作成するセッション変化通知コマンドは、前記PC上でのセッション終了処理フローでも述べたが、図9(g)のセッション変更通知コマンドのnumOfPJタグを“0”に、そしてプロジェクタ情報フィールドが無いコマンド構成である。当該コマンドをすべてのPCに送信することで、各PC側でセッションの終了を検知することが可能となる。
S712で、プロジェクタは、自身に接続中の全てのPCとの論理的接続を解消し、本処理フローを終了する。つまり自身をセッション化前の状態へと遷移させる。よってその後は、図7Aのセッション化前の処理フローを開始する。
S713で、プロジェクタは、前述のS702と同様にPCからの論理的な接続を確立する要求があるかどうかをチェックし、これがあればS714へ、なければS717へ遷移する。
S714、S715の処理は、それぞれ前述のS703、S704の処理と同様であるため省略する。
S716で、プロジェクタは、接続中のPCから論理的な接続を解消する要求があるかをチェックし、あればS717へ、なければS718へ遷移する。
S717で、プロジェクタは、S716にて接続の解消を要求したPCとの接続を解消し、S705で前述したRAM202にある接続PCリストから当該PCの情報を削除する。そしてS718に遷移する。
S718で、プロジェクタは、RAM202の接続PCリストをチェックし、自身に接続中のPC数をチェックする。そして接続中のPCがなければ、本処理フローを終了する。なお、このフローを通る場合は、自身に接続中のすべてのPCが、前述したセッションの離脱フローを実行した場合である。一方、接続中のPCがあれば、S719に遷移する。
S719で、プロジェクタは、S714、S716のPCからの接続、切断要求によって、自身に接続中のPCの構成が、S713時点から変化したかどうかをチェックする。変化があればS720に遷移し、なければS721に遷移する。
S720で、プロジェクタは、前記S614で説明した接続PC情報変化通知コマンドを、自身に接続中のすべてのPCに対して送信し、S721に遷移する。当該コマンドは、図9(e)に示した構成であり、当該コマンドをPCが受信することで、各PCは自身が参加中のセッションに所属している他のPCの情報を知ることができる。また、当該コマンドの生成方法は、RAM202に保持している接続PCリストを取得し、図9(e)のnumOfPCタグ920に現在接続中のPC数を格納し、PC情報フィールド921(922)に各PC毎の情報を格納することである。
S721で、プロジェクタは、自身に接続中のPCからの映像データを、受信、デコード、投射する画面転送処理に一般的なプロセスを実行する。本プロセスは、後述の実施形態2で説明する。
以上のようにすれば、各種情報(セッション情報、接続PC情報)の情報を、セッションを構成するプロジェクタ経由で、セッションに属するすべてのPCが取得可能となる。したがって、1台以上のPCと1台以上のプロジェクタ間で構成される画面転送ネットワークにおいて、PC間、もしくはプロジェクタ間で通信を実施することなく、セッション情報を管理することが可能となる。
<第2の実施形態>
本実施形態では、第1の実施形態で説明した方法によって、セッションを構成したPCとプロジェクタが、図3に示したような自由なレイアウトでの表示を実現する方法について説明する。
本実施形態では、第1の実施形態で説明した方法によって、セッションを構成したPCとプロジェクタが、図3に示したような自由なレイアウトでの表示を実現する方法について説明する。
説明の簡単化のために、既に図4(b)の状況、すなわち、PC100aとPC100bがプロジェクタ200a、プロジェクタ200bで構成されるセッションに参加済みの状況を例にとって説明する。また、第1の実施形態で述べたようにこの状況において、PC100a上のGUIアプリは、図8B(g)の態様であり、PC100b上のGUIアプリは図8B(f)の態様である。また、本実施形態においてプロジェクタ200a、プロジェクタ200bに解像度は双方とも(1920×1200)であるとして以降の説明を実施する。
まず、図10を用いて、ユーザがGUIアプリを操作することで、セッションを構成する各プロジェクタに対してどのようにして図3に示したようなレイアウト投射を指示するのかを説明する。
まず、第一の例として、PC100a上のGUIを制御してプロジェクタ200aに対して、PC100aの1画面レイアウト投射を指示する方法を説明する。
図10(a)がPC100a上のGUIアプリである。
ユーザは、制御対象のプロジェクタとしてプロジェクタ200aを選択するため、これを示す制御プロジェクタ選択タブ1000を選択する。このようにした時に、GUIアプリは、投射レイアウト設定領域812は接続中の各プロジェクタに対応付けて更新する。
そして、ユーザは、本GUIアプリのMyPC表示エリアのPCアイコンを1001に示したように、投射レイアウト設定領域812にドラッグ&ドロップする。当該操作をGUIアプリが検知すると、投射レイアウト設定領域812に、PC100aを示すアイコンを表示させることで1002のように表示更新する。さらに1003のように、PC100aを示す領域がすでにレイアウト済であることを明示するために、これをグレーアウト表示に更新する。
その後、ユーザが、投射開始ボタン1004を押下すると、これを検知したGUIアプリが、プロジェクタ200aに対して、当該レイアウト設定での投射開始を指示する。
第二の例として、PC100b上のGUIを制御してプロジェクタ200bに対して、PC100aとPC100bの2画面レイアウト投射を指示する方法を具体例として説明する。
図10(a)がPC200a上のGUIアプリである。
ユーザは、制御対象のプロジェクタとしてプロジェクタ200bを選択するためこれを示す制御プロジェクタ選択タブ1006を選択する。
そして、上記と同様にユーザは、1007で示したように、MyPC表示領域から自身(PC100b)を示すPCアイコン及び、接続中PCリストの中からPC100aを示すPCアイコンを、投射レイアウト設定領域にドラッグ&ドロップする。当該操作をGUIアプリが検知すると、投射レイアウト設定領域に、PC100aとPC100bの各PCアイコンを表示させることで、1008のように表示更新する。ここでも上記と同様にに各PCアイコンの領域はグレーアウトしすでにレイアウト済であることを明示する。そして、上記と同様にゆーざが、投射開始ボタンを押下することで、プロジェクタ200bに対して当該レアウト設定での投射開始を指示する。
また、投射レイアウト設定領域に配置されたPCアイコンを当該領域から外すようにドラッグ&ドロップすることで、当該PCアイコンをもとのMyPC表示エリアや、PCリスト領域に戻すことができる。
また、投射レイアウト設定領域に配置されたPCアイコンの位置を相互に入れ替えることで投射位置を変更することも可能である。
また、投射開始後に、投射停止ボタン1005を押下することで、プロジェクタに対して、当該レイアウト設定での投射を停止し、前面をクリアする指示を行うことができる。
また、セッションに参加中のPCが2台以上であれば、そのPCを示すPCアイコンをさらに投射レイアウト設定領域にドラッグ&ドロップすることで、2画面レイアウト表示以外も指示可能である。また、本実施形態では、ドラッグ&ドロップした時点で領域を等間隔に分割するとしたが、これを可変に設定可能なようにGUIを構成することも可能である。
続けて、当該投射制御UIを表示中のPCアプリが実行する処理フローを、図11のAを用いて説明する。
S1100で、GUIアプリは、投射制御UIにおいて投射開始ボタン1004、または投射停止ボタン1005が押下されたかどうかをチェックする。押下を検知した場合にはS1101へ、そうでなければ、S1102へ遷移する。
S1101で、GUIアプリは、自身の投射レイアウト領域にユーザが設定したレイアウトの情報を取得し、これを図12(a)に示した投射レイアウト設定コマンドに変換して、当該レイアウト領域に対応付いたプロジェクタに送信する。そして、本処理フローを終了し、再度本処理フローが開始される。投射レイアウト設定コマンドは、図12(a)に示したパケット構成をとる。投射レイアウト設定コマンドであることを示すCommandIDタグ1200、レイアウトしたPC数を示すnumOfPCタグ1201、そしてPC毎に割り当てた領域を示すPC領域フィールド1202を含む。そしてPC領域フィールド1202は、当該領域に映像を表示するPCを示すPCNameタグ1203、当該表示領域のプロジェクタ座標系における表示位置を示す、Disp_Xタグ1204、Disp_Yタグ1205、Disp_Wタグ1206、Disp_Hタグ1207を含む。
レイアウト設定コマンドの作成方法について詳細に説明する。ここで前提とてセッションに参加中のPCは、セッションを構成する全てのプロジェクタの解像度を既に知っているものとする。不図示のプロジェクタ解像度を取得するコマンドによって、接続中のプロジェクタに問い合わせることで実現してもよいし、また、図9(a)に記載のプロジェクタ情報コマンドに解像度情報を付加することで実現してもよい。
GUIアプリは、投射対象のプロジェクタ解像度の幅と高さを、自身の投射レイアウト領域にユーザがレイアウトしたPCアイコンの数から等分に分割することで、各PC毎に割り当てる領域サイズを決定する。図10(d)の状況を例にとると、PC100bはプロジェクタ200bの解像度(1920×1200)を保持しており、ユーザが2台のPCの左右への分割レイアウトを指示したことを検知している。これらの情報から、PC100aの映像を、プロジェクタ座標系において(0、0)から幅960、高さ600の領域にレイアウトすること、そしてPC200bの映像を、(960、0)から幅960、高さ600の領域に投射することを計算する。この結果を投射レイアウト設定コマンドの各タグに配置した結果が図9(a)である。
また、投射停止ボタン押下時には、当該レイアウト設定コマンドを、numOfPCタグに“0”をいれ、PC領域フィールド無しで構成する。
S1102で、GUIアプリは、接続中のプロジェクタからレイアウト更新通知コマンドを受信したかどうかをチェックする。受信していれば、S1103へ、受信していなければ本処理フローを終了し、再度本処理フローが開始されることになる。なお、レイアウト更新通知コマンドは、図12(b)の態様のコマンドであり、プロジェクタが接続中のPCに対して、自身に対する投影レイアウト設定が変更されたことを通知するコマンドである。つまり、S1101で、PCが送信したコマンド構成とCommandIDタグ1208のみが異なる構成であり、PCから受信した設定コマンドを、自身に接続中のすべてのPCに知らせる効果をもつ。
S1103で、GUIアプリは、S1102にて受信したレイアウト更新通知コマンドを解析し、当該コマンドの送信元のプロジェクタに対して、後述のS1108の処理により、当該PC自身が映像データ送信を送信中であるかをチェックする。送信中であればS1104へ、そうでなければ、S1105に遷移する。
S1104で、GUIアプリは、映像データの送信を停止し、プロジェクタへの自身の画面の投影を停止する。S1103、S1104の処理は、すなわち、自身以外のPCアプリから発行された投射レイアウト設定コマンドによって、自身が投影中のプロジェクタのレイアウトが更新されたために、一旦送信を停止する処理である。
S1105で、GUIアプリは、S1102にて受信した、レイアウト更新通知コマンドを解析し、当該コマンドの送信元のプロジェクタに対して、自身が映像データの送信を実施する必要があるかどうかをチェックする。送信の必要あれば、S1108に、送信の必要がなければ処理を終了し、再度本フローを開始する。当該チェックは図12(b)のPCNameタグに自身のPC名称が含まれているかどうかで判断する。
S1106で、GUIアプリは、S1102にて受信したレイアウト更新通知コマンドの発行元であるプロジェクタに対して、映像送信処理プロセスを開始する。映像送信処理プロセスにおいては、当該レイアウト更新通知コマンドにおける自身のPC名称が含まれるPC領域フィールドの内容に従って、送信する映像データのリサイズ、エンコード処理を実行し、そのデータをプロジェクタに送信する。また、映像送信処理プロセスを停止するトリガは、S1104である。
続いて、セッションに所属中のプロジェクタが前述の図7BのS721にて実行する投射プロセスを図11のBを用いて説明する。
S1107において、プロジェクタは、PCからの映像データの受信があるかどうかを判定する、あればS1103へなければS1108へ遷移する。
S1108で、プロジェクタは、投射レイアウト設定要求コマンドの受信をチェックする。受信があれば本コマンドの内容を投射レイアウト設定として保持し、S1109へ遷移する。なければ本処理を終了する。ここでの投射レイアウト設定要求コマンドの受信は、第4の受信手段による受信の一例である。
S1109で、プロジェクタは、自身が投影表示中の映像データの表示をクリアしS1110へ遷移する。
S1110で、プロジェクタは、図12(b)に記載の投射レイアウト変更通知コマンドを自身に接続中のすべてのPCに対して送信し、本処理を修了する。
S1111で、プロジェクタは、S1110にて受信した映像データの送信元が、S1108で保存した、投射レイアウト設定にのPCNameタグに対応付いたPCであるかをチェックする。これがそうでなければ、映像データを読み捨てて本処理を修了する。そうであれば、S1112にて、映像データのエンコード処理および、投影表示処理を実行し、本処理を終了する。
<他の実施形態>
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (10)
- 表示制御装置であって、
ネットワーク上の情報処理装置と接続し、前記情報処理装置により作成されたグループに参加する参加手段と、
前記グループに参加している装置に関する情報を含むグループ情報を前記情報処理装置から受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段により受信した前記グループ情報を前記ネットワークに送信する第1の送信手段と、
前記第1の送信手段により送信されたグループ情報に基づき前記ネットワーク上の他の情報処理装置から送信される接続要求を受信する第2の受信手段とを有し、
前記第2の受信手段により受信された接続要求に基づき前記他の情報処理装置と接続した後、前記第1の送信手段は前記グループ情報を更新して前記ネットワークに送信することを特徴とする表示制御装置。 - 前記参加手段により前記グループに参加した場合に、前記グループに属する情報処理装置から画像データを受信して表示するよう制御する制御手段をさらに有する請求項1に記載の表示制御装置。
- 前記参加手段は、前記情報処理装置からの通知に基づき、前記グループへの参加及び前記グループの終了を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
- いずれのグループにも参加していない場合、自機の情報を前記ネットワークに送信する第2の送信手段と、
前記第2の送信手段により送信された自機の情報に基づき前記ネットワーク上の情報処理装置から送信される接続要求を受信する第3の受信手段とをさらに有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記グループに参加している情報処理装置との接続が切断されたと判断した場合、前記第1の送信手段は前記グループ情報を更新して前記ネットワークに送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
- 接続中の情報処理装置から表示形態に関する指示を受信する第4の受信手段と、
前記第4の受信手段により受信した指示に基づき表示形態を変更する表示制御手段とをさらに有し、
前記第1の送信手段は、更新された表示形態に関する情報を前記ネットワークに送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示形態に関する指示は、前記情報処理装置から受信した画像データの表示レイアウトに関する指示であることを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
- 前記ネットワークは、無線による通信のネットワークであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
- 表示装置の制御方法であって、
ネットワーク上の情報処理装置と接続し、前記情報処理装置により作成されたグループに参加する参加工程と、
前記グループに参加している装置に関する情報を含むグループ情報を前記情報処理装置から受信する第1の受信工程と、
前記第1の受信工程で受信した前記グループ情報を前記ネットワークに送信する第1の送信工程と、
前記第1の送信工程により送信されたグループ情報に基づき前記ネットワーク上の他の情報処理装置から送信される接続要求を受信する第2の受信工程と、
前記第2の受信工程で受信された接続要求に基づき前記他の情報処理装置と接続した後、前記グループ情報を更新して前記ネットワークに送信する第2の送信工程とを有する表示装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示制御装置の各手段として機能させるコンピュータが実行することが可能なプログラム。
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