JP2013254301A - 情報処理装置、情報処理端末、プログラム、および情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理端末、プログラム、および情報処理システム Download PDF

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嘉征 峯尾
Takeshi Ishikawa
毅 石川
Yoshihito Oki
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Hiroyuki Mizunuma
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Abstract

【課題】よりフレキシブルな情報共有を実現させることが可能な、情報処理装置、情報処理端末、プログラム、および情報処理システムを提供する。
【解決手段】制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報と、制御対象の装置ごとにユーザ操作に基づいて設定される、制御対象の装置における情報共有に関する条件とに基づいて、制御対象の装置との間における情報共有が許可される装置の候補である、1または2以上の候補装置を制御対象の装置ごとに決定し、決定された候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示す共有範囲情報120,122を、制御対象の装置ごとに管理する情報管理部110と、共有範囲情報120,122に基づいて、制御対象の装置と候補装置との間における情報共有を制御する共有制御部112と、を備える、情報処理装置100が提供される。
【選択図】図7

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理端末、プログラム、および情報処理システムに関する。
例えば、画像および/または音声などのコンテンツを示すコンテンツデータなどのデータを、複数の装置で共有するデータ共有が可能となっている。また、複数の装置をグループ化する技術が開発されている。複数の装置をグループ化する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が挙げられる。
特開2002−300162号公報
上記のようなデータ共有の共有範囲の制御は、例えば、ユーザ単位や、ユーザグループ単位で行われているが、よりフレキシブルな共有範囲の制御が望まれている。
本開示では、よりフレキシブルな情報共有を実現させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理端末、プログラム、および情報処理システムを提案する。
本開示によれば、制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報と、上記制御対象の装置ごとにユーザ操作に基づいて設定される、上記制御対象の装置における情報共有に関する条件とに基づいて、上記制御対象の装置との間における上記情報共有が許可される装置の候補である、1または2以上の候補装置を上記制御対象の装置ごとに決定し、決定された上記候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示す共有範囲情報を、上記制御対象の装置ごとに管理する情報管理部と、上記共有範囲情報に基づいて、上記制御対象の装置と上記候補装置との間における上記情報共有を制御する共有制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する条件設定部と、上記情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報共有を制御する装置に対して送信させる送信制御部と、外部装置との間における情報共有に関する処理を行う共有処理部と、を備える、情報処理端末が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータを、ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する手段、上記情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報共有を制御する装置に対して送信させる手段、外部装置との間における情報共有に関する処理を行う手段、として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本開示によれば、複数の情報処理端末と、上記情報処理端末間における情報共有を制御する情報処理装置と、を有し、上記情報処理端末は、ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する条件設定部と、上記情報共有に関する条件を示す条件情報を、上記情報処理装置に対して送信させる送信制御部と、外部装置との間における情報共有に関する処理を行う共有処理部と、を備え、上記情報処理装置は、上記情報処理端末それぞれに対応する位置関係に関する情報と、上記情報処理端末それぞれから取得された上記条件情報が示す情報共有に関する条件とに基づいて、上記情報処理端末との間における上記情報共有が許可される装置の候補である、1または2以上の候補装置を上記情報処理端末ごとに決定し、決定された上記候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示す共有範囲情報を、上記情報処理端末ごとに管理する情報管理部と、上記共有範囲情報に基づいて、上記情報処理端末と上記候補装置との間における上記情報共有を制御する共有制御部と、を備える、情報処理システムが提供される。
本開示によれば、よりフレキシブルな情報共有を実現させることができる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例を示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理装置における情報管理処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理の一例を示す流れ図である。 本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理の他の例を示す流れ図である。 本実施形態に係る情報処理端末における条件設定処理を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法に係る処理の一例を示す流れ図である。 本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理端末の構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下では、下記に示す順序で説明を行う。
1.本実施形態に係る情報処理システムにおける処理
2.本実施形態に係る情報処理装置
3.本実施形態に係る情報処理端末
4.本実施形態に係るプログラム
(本実施形態に係る情報処理システムにおける処理)
本実施形態に係る情報処理装置、情報処理端末の構成について説明する前に、本実施形態に係る情報処理装置と本実施形態に係る情報処理端末とを有する、本実施形態に係る情報処理システムにおける処理について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例を示す説明図である。本実施形態に係る情報処理システムは、本実施形態に係る情報処理装置100と、複数の本実施形態に係る情報処理端末200A、200B、200C、…(以下、総称して「情報処理端末200」、または、各本実施形態に係る情報処理端末を「情報処理端末200」と示す場合がある。)とを有する。
情報処理装置100は、例えば、情報処理端末200それぞれを、情報共有を制御する制御対象の装置とし、情報処理端末200間における情報共有を制御する。また、情報処理端末200それぞれは、情報処理装置100が情報共有を制御する制御対象の装置である。なお、情報処理装置100は、例えば、情報共有に係るアプリケーションなど、特定のアプリケーションが実行されている情報処理端末200を、制御対象の装置としてもよい。情報処理装置100による情報共有の制御が行われることによって、情報処理端末200それぞれは、例えば、情報処理装置100による制御される共有範囲内で、他の情報処理端末200との間で情報共有を行うことが可能となる。
ここで、本実施形態に係る情報共有としては、例えば、画像および/または音声などのコンテンツを示すコンテンツデータなどの様々なデータを装置間で共有するデータ共有や、装置間におけるメッセージなどのデータの送受信などが挙げられる。
また、本実施形態に係る情報処理装置100における情報共有の制御としては、例えば、情報共有の共有範囲の制御が挙げられる。なお、本実施形態に係る情報処理装置100における情報共有の制御は、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、情報処理端末200間におけるデータ共有やメッセージなどのデータの送受信を制御することも可能である(例えば、本実施形態に係る情報共有が、サーバ・クライアント型(または、クラウド型)で行われる場合)。
以下、本実施形態に係る情報処理システムを構成する情報処理装置100、情報処理端末200それぞれにおける処理の一例について、より具体的に説明する。
[1]情報処理装置100における情報処理方法に係る処理
情報処理装置100は、情報処理端末200それぞれを、情報共有を制御する制御対象の装置とする。また、情報処理装置100は、制御対象の装置(一の情報処理端末200。以下、同様とする。)と、当該制御対象の装置との間における情報共有が許可される装置の候補である、1または2以上の候補装置(他の情報処理端末200。以下、同様とする。)との間における情報共有を制御する。
より具体的には、情報処理装置100は、制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報(データ)と、制御対象の装置ごとの情報共有に関する条件とに基づいて、1または2以上の候補装置を決定し、決定された候補装置に関する情報(データ)を含む共有範囲情報(データ)を、制御対象の装置ごとに管理する(情報管理処理)。そして、情報処理装置100は、共有範囲情報に基づいて、制御対象の装置と候補装置との間における情報共有を制御する(共有制御処理)。
ここで、本実施形態に係る位置関係に関する情報とは、制御対象の装置の位置関係(制御対象の装置(一の情報処理端末200)と、他の情報処理端末200との位置関係)を、直接的、または、間接的に示すデータである。例えば、本実施形態に係る、制御対象の装置の位置関係を間接的に示す位置関係に関する情報としては、例えば、超音波センサや、レーダーセンサなどのような、装置間の距離の特定に用いることが可能なセンサデバイスの検出値を示す距離データが挙げられる。また、本実施形態に係る、制御対象の装置の位置関係を間接的に示す位置関係に関する情報としては、例えば、GPS(Global Positioning System)デバイスなどのような、制御対象の装置の位置の特定に用いることが可能なセンサデバイスの検出値を示す位置データが挙げられる。
情報処理装置100は、例えば、情報処理端末200それぞれから取得される位置関係に関する情報に基づいて、制御対象の装置それぞれの位置関係を特定する。ここで、情報処理装置100は、例えば、情報処理端末200から定期的/非定期的に送信される位置関係に関する情報を、情報処理装置100が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスが受信することによって、位置関係に関する情報を取得するが、本実施形態に係る情報処理装置100における位置関係に関する情報の取得方法は、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、位置関係に関する情報を送信させる送信要求を、情報処理装置100が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスに、各情報処理端末200に対して送信させることによって、位置関係に関する情報を、情報処理端末200それぞれから取得することも可能である。
より具体的には、例えば、情報処理装置100は、本実施形態に係る位置関係に関する情報として距離データが取得された場合には、当該距離データが示す装置間の距離に基づいて、制御対象の装置の位置関係を特定する。また、例えば、情報処理装置100は、本実施形態に係る位置関係に関する情報として位置データが取得された場合には、位置データに基づいて、制御対象の装置と他の情報処理端末200との距離を算出する。そして、情報処理装置100は、算出された制御対象の装置と他の情報処理端末200との距離に基づいて、制御対象の装置の位置関係を特定する。
また、情報処理装置100は、例えば、情報処理端末200それぞれから取得される、情報共有に関する条件を示す条件情報に基づいて、制御対象の装置それぞれにおける情報共有に関する条件を特定する。本実施形態に係る条件情報が示す情報共有に関する条件は、例えば、情報処理端末200それぞれにおいて、ユーザ操作に基づいて設定される。ここで、本実施形態に係る情報共有に関する条件としては、例えば、下記に示す条件が挙げられる。
・装置間の距離に関する条件
・装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件
・共有範囲情報に含まれる候補装置に関する情報の更新に係る更新処理(後述する)が許可される回数に関する条件
なお、本実施形態に係る条件情報が示す情報共有に関する条件は、上記に示す例に限られない。例えば、本実施形態に係る条件情報が示す情報共有に関する条件は、データが生成された位置(例えば、画像データが撮像された位置)と、装置との間の距離に関する条件であってもよい。また、本実施形態に係る条件情報が示す情報共有に関する条件は、例えば、上記に示す各条件が組み合わされた条件であってもよい。上記に示す条件の具体例と、情報処理装置100における上記に示す条件に基づく情報管理処理の例とについては、後述する。
また、本実施形態に係る共有範囲情報とは、決定された候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示すデータである。共有範囲情報に対応する制御対象の装置と、共有範囲情報に含まれる候補装置とは、例えば、同一のグループに属していることを意味する。なお、本実施形態に係る共有範囲情報には、例えば、共有範囲情報に対応する制御対象の装置に関する情報が含まれていてもよい。
ここで、本実施形態に係る候補装置に関する情報としては、例えば、候補装置のIDやMACアドレス(Media Access Control address)、IPアドレス(Internet Protocol address)などの候補装置を特定することが可能なデータが挙げられる。また、本実施形態に係る共有範囲情報に対応する制御対象の装置に関する情報としては、上記本実施形態に係る候補装置に関する情報と同様に、IDやMACアドレス、IPアドレスなどの制御対象の装置を特定することが可能なデータが挙げられる。また、本実施形態に係る共有範囲情報としては、例えば、テーブル形式やリスト形式のデータが挙げられる。
なお、本実施形態に係る共有範囲情報に含まれる情報は、候補装置に関する情報に限られない。例えば、本実施形態に係る共有範囲情報には、候補装置に関する情報と、情報共有の内容を制御するための制御情報(データ)とが、候補装置ごとに対応付けられていてもよい。ここで、本実施形態に係る制御情報としては、例えば、候補装置に関する情報が共有範囲情報に含まれることとなったときにおける、本実施形態に係る更新処理(後述する)の実行回数を示すデータが挙げられる。なお、本実施形態に係る制御情報は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る条件情報が示す情報共有に関する条件が、複数の条件の組み合わせである場合には、本実施形態に係る制御情報は、複数の条件のうちの各候補装置が満たしている条件を示すデータであってもよい。また、本実施形態に係る制御情報は、例えば、情報処理端末200においてユーザ操作に基づいて設定される、情報共有を許可するか否かを示すデータであってもよい。
また、本実施形態に係る共有範囲情報には、例えば、候補装置に関する情報と、当該候補装置に関する情報が示す候補装置に対応する、位置関係に関する情報が示す内容(例えば、位置や装置間の距離)とが、候補装置ごとに対応付けられていてもよい。また、本実施形態に係る共有範囲情報には、例えば、候補装置に関する情報と、当該候補装置に関する情報が示す候補装置が共有範囲情報に含まれた時間(例えば、時刻)とが、候補装置ごとに対応付けられていてもよい。
(1)情報管理処理
情報処理装置100は、制御対象の装置の位置関係に関する情報と、制御対象の装置における情報共有に関する条件とに基づいて、1または2以上の候補装置を決定する。そして、情報処理装置100は、決定された候補装置に関する情報を含む共有範囲情報を、制御対象の装置ごとに管理する。ここで、情報処理装置100における情報管理処理は、情報共有の共有範囲の制御に係る処理に該当する。
以下では、一の制御対象の装置に対する情報管理処理を例に挙げて、情報処理装置100における情報管理処理の一例について説明する。なお、情報処理装置100は、下記に示す一の制御対象の装置に対する情報管理処理を、制御対象の装置それぞれに対して行うことによって、各制御対象の装置における情報共有の共有範囲を制御する。
情報処理装置100は、制御対象の装置に対応する情報共有に関する条件を満たす情報処理端末200を、候補装置として決定する。そして、情報処理装置100は、例えば、決定された候補装置に関する情報を含む共有範囲情報を新規生成すること(共有範囲情報が存在しない場合、または、都度、共有範囲情報を生成する場合)、または、既に存在する共有範囲情報を、決定された候補装置に関する情報を含む共有範囲情報に更新することによって、制御対象の装置に対応する共有範囲情報を管理する。つまり、制御対象の装置に対応する情報共有に関する条件を満たす情報処理端末200を候補装置として決定されることによって、共有範囲情報に含まれる候補装置に関する情報は、動的に変化する。したがって、情報処理装置100が、制御対象の装置に対応する情報共有に関する条件を満たす情報処理端末200を候補装置として決定することによって、情報処理装置100は、情報共有の共有範囲を動的に変更することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置100における情報管理処理は、上記に限られない。
例えば、情報処理装置100は、共有範囲情報に含まれる候補装置に関する情報の更新に係る更新処理を行ってもよい。
情報処理装置100は、例えば、本実施形態に係る情報処理システムを構成する情報処理端末200(制御対象の装置)それぞれに対応する位置関係に関する情報と、一の制御対象の装置に対応する情報共有に関する条件とに基づいて、当該一の制御対象の装置に対応する共有範囲情報である第1共有範囲情報に含まれる候補装置における、候補装置をさらに決定する。つまり、情報処理装置100は、例えば、第1共有範囲情報に含まれる候補装置それぞれを基準として、当該候補装置を決定したときと同様の条件を用いて、候補装置をさらに決定する。そして、情報処理装置100は、例えば、新たに決定された候補装置に関する情報が含まれるように、第1共有範囲情報に含まれる候補装置に関する情報を更新する。
ここで、情報処理装置100は、例えば、更新前の第1共有範囲情報に含まれる候補装置に関する情報と、新たに決定された候補装置に関する情報とを比較する。そして、情報処理装置100は、例えば、新たに決定された候補装置に関する情報のうちの、更新前の第1共有範囲情報に含まれない候補装置に関する情報が、更新後の第1共有範囲情報に含まれるように、新たに決定された候補装置に関する情報の一部または全部を更新前の第1共有範囲情報に統合することによって、第1共有範囲情報を更新する。よって、本実施形態に係る更新処理によって更新された第1共有範囲情報には、新たに決定された候補装置に関する情報の一部または全部が含まれることとなる。なお、情報処理装置100における共有範囲情報の更新に係る処理が、上記に限られないことは、言うまでもない。
なお、本実施形態に係る更新処理は、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、上記に示すような本実施形態に係る更新処理を、複数回行ってもよい。より具体的には、情報処理装置100は、例えば、制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報と、一の制御対象の装置に対応する情報共有に関する条件とに基づいて、一の更新処理によって更新された第1共有範囲情報に含まれる候補装置における、候補装置をさらに決定する。そして、情報処理装置100は、例えば、一の更新処理によって更新された第1共有範囲情報に含まれる候補装置に関する情報を、さらに更新する。
情報処理装置100は、例えば、上記のような更新された第1共有範囲情報に含まれる候補装置に関する情報の更新に係る更新処理を、第1共有範囲情報が更新されるごとに繰り返し行う。ここで、情報処理装置100は、例えば、第1共有範囲情報に新たに追加される候補装置に関する情報が存在しなくなるまで、本実施形態に係る更新処理を繰り返し行うが、本実施形態に係る更新処理は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る情報共有に関する条件として、更新処理が許可される回数に関する条件が設定されている場合には、情報処理装置100は、当該更新処理が許可される回数に関する条件が満たされなくなるまで、本実施形態に係る更新処理を繰り返し行ってもよい。
情報処理装置100が、例えば上記のような本実施形態に係る更新処理を複数回行うことによって、情報処理装置100は、制御対象の装置と、制御対象の装置における情報共有に関する条件を満たす情報処理端末200とを、連鎖的に結び付けることができる。また、情報処理装置100が、例えば上記のような本実施形態に係る更新処理を複数回行うことによって、情報処理装置100は、制御対象の装置における情報共有の共有範囲を、よりフレキシブルに制御することができる。
また、情報処理装置100は、情報管理処理において、候補装置に関する情報と、制御情報とが、候補装置ごとに対応付けられて記録される共有範囲情報を新規生成すること(共有範囲情報が存在しない場合、または、都度、共有範囲情報を生成する場合)、または、既に存在する共有範囲情報を更新することによって、制御対象の装置に対応する共有範囲情報を管理してもよい。
例えば、本実施形態に係る制御情報が、候補装置に関する情報が共有範囲情報に含まれることとなったときにおける、本実施形態に係る更新処理の実行回数を示すデータである場合には、情報処理装置100は、候補装置に関する情報と本実施形態に係る更新処理の実行回数とが対応付けて記録された共有範囲情報を管理する。
また、例えば、本実施形態に係る条件情報が示す情報共有に関する条件が、複数の条件の組み合わせであり、本実施形態に係る制御情報が、複数の条件のうちの各候補装置が満たしている条件を示すデータである場合には、情報処理装置100は、例えば、制御対象の装置以外の他の情報処理端末200が、各条件を満たしているか否かを判定して、候補装置を決定する。そして、情報処理装置100は、例えば、候補装置に関する情報と、複数の条件のうちの候補装置が満たしている条件とが、候補装置ごとに対応付けられて記録される共有範囲情報を新規生成すること(共有範囲情報が存在しない場合、または、都度、共有範囲情報を生成する場合)、または、既に存在する共有範囲情報を更新することによって、制御対象の装置に対応する共有範囲情報を管理する。
また、例えば、IDやMACアドレスなどの装置を特定することが可能なデータ(候補装置に関する情報に対応するデータ)と、情報共有を許可するか否かを示すデータとを含むデータが、取得された場合には、情報処理装置100は、例えば、当該装置を特定することが可能なデータに対応する候補装置に関する情報と、情報共有を許可するか否かを示すデータとを含むデータとが対応付けて記録された共有範囲情報を管理する。
例えば、情報処理装置100が、候補装置を特定することが可能なデータと、制御情報とが、候補装置ごとに対応付けられて記録される共有範囲情報を管理する場合には、情報処理装置100は、後述する共有制御処理において、共有範囲情報に含まれる制御情報に基づいて、情報共有の内容を変えることが可能となる。
以下、情報共有に関する条件の具体例を挙げて、情報処理装置100における情報管理処理の一例について説明する。
(1−1)情報共有に関する条件の第1の例:装置間の距離に関する条件
情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件である場合、情報処理装置100は、位置関係に関する情報に基づく、情報共有に関する条件に対応する制御対象の装置(一の情報処理端末200)と他の情報処理端末200(制御対象の装置以外の他の装置)との距離と、装置間の距離に関する条件とに基づいて、候補装置を決定する。
より具体的には、情報処理装置100は、例えば、位置関係に関する情報に基づく上記距離が、装置間の距離に関する条件が示す距離以下である場合(または、装置間の距離に関する条件が示す距離より短い場合。以下、同様とする。)に、他の情報処理端末200を候補装置として決定する。ここで、装置間の距離に関する条件が示す距離には、0(ゼロ)が含まれていてもよい。装置間の距離に関する条件が示す距離が0(ゼロ)である場合には、例えば、情報処理端末200が接触する距離が、情報共有が可能な共有範囲となる。
そして、情報処理装置100は、例えば、決定された候補装置に関する情報を含む共有範囲情報を新規生成する(共有範囲情報が存在しない場合、または、都度、共有範囲情報を生成する場合)、または、既に存在する共有範囲情報を決定された候補装置に関する情報を含む共有範囲情報に更新する。
また、情報処理装置100は、例えば、上述した本実施形態に係る更新処理を行ってもよい。本実施形態に係る更新処理が行われる場合には、例えば、“位置関係に関する情報に基づく制御対象の装置と他の情報処理端末200との距離が装置間の距離に関する条件が示す距離以下である情報処理端末200”、および、“共有範囲情報に含まれる候補装置と他の情報処理端末200との距離が装置間の距離に関する条件が示す距離以下である情報処理端末200”が、候補装置として決定される。そして、更新された共有範囲情報には、決定された上記候補装置に関する情報が含まれることとなる。
情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件である場合には、情報処理装置100は、例えば上記にように、各制御対象の装置に対応する共有範囲情報を管理する。したがって、情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件である場合には、情報処理装置100は、例えば、装置間の距離に関する条件に対応する一定距離以内(または、一定距離より短い距離)に存在する情報処理端末200を、情報共有が可能な共有範囲とすることができる。
(1−2)情報共有に関する条件の第2の例:装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件
情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件である場合、情報処理装置100は、例えば、位置関係に関する情報、装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件に基づいて、候補装置を決定する。
より具体的には、情報処理装置100は、例えば、位置関係に関する情報に基づく、情報共有に関する条件に対応する制御対象の装置(一の情報処理端末200)と他の情報処理端末200(制御対象の装置以外の他の装置)との距離が、装置間の距離に関する条件が示す距離以下の状態(または、装置間の距離に関する条件が示す距離より短い状態。以下、同様とする。)が、時間に関する条件が示す所定の第1時間以上維持された場合(または、所定の第1時間より長く維持された場合。以下、同様とする。)に、他の情報処理端末200を候補装置として決定する。ここで、本実施形態に係る時間に関する条件が示す所定の第1時間としては、例えば、L(Lは、正の整数)[分]や、M(Mは、正の整数)[時間]、または、これらを組み合わせた時間(期間)などが挙げられる。
そして、情報処理装置100は、例えば、決定された候補装置に関する情報を含む共有範囲情報を新規生成する(共有範囲情報が存在しない場合、または、都度、共有範囲情報を生成する場合)、または、既に存在する共有範囲情報を決定された候補装置に関する情報を含む共有範囲情報に更新する。
また、情報処理装置100は、例えば、上述した本実施形態に係る更新処理を行ってもよい。本実施形態に係る更新処理が行われる場合には、例えば、“位置関係に関する情報に基づく制御対象の装置と他の情報処理端末200との距離が装置間の距離に関する条件が示す距離以下の状態が、時間に関する条件が示す所定の第1時間以上維持された情報処理端末200”、および、“共有範囲情報に含まれる候補装置と他の情報処理端末200との距離が装置間の距離に関する条件が示す距離以下の状態が、時間に関する条件が示す所定の第1時間以上維持された情報処理端末200”が、候補装置として決定される。そして、更新された共有範囲情報には、決定された上記候補装置に関する情報が含まれることとなる。
したがって、情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件である場合に、例えば上記のように候補装置を管理することによって、情報処理装置100は、例えば、装置間の距離に関する条件に対応する一定距離以内(または、一定距離より短い距離)に、時間に関する条件に対応する一定時間(または、一定時間より長い時間)存在する情報処理端末200を、情報共有が可能な共有範囲とすることができる。
なお、情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件である場合における、情報管理処理は、上記に限られない。
例えば、情報処理装置100は、上記(1−1)に示す、情報共有に関する条件の第1の例と同様に、装置間の距離に関する条件に対応する一定距離以内(または、一定距離より短い距離)に存在する情報処理端末200を、候補装置として決定する。そして、情報処理装置100は、さらに、情報共有に関する条件に対応する制御対象の装置(一の情報処理端末200)と、一旦候補装置として決定された他の情報処理端末200(制御対象の装置以外の他の装置)との距離が、装置間の距離に関する条件が示す距離より長い場合(または、装置間の距離に関する条件が示す距離以上の場合。以下、同様とする。)であっても、時間に関する条件が示す所定の第2時間内は、一旦候補装置として決定された他の情報処理端末200を、候補装置として決定し続ける。ここで、本実施形態に係る時間に関する条件が示す所定の第2時間としては、例えば、L(Lは、正の整数)[分]や、M(Mは、正の整数)[時間]、N(Nは、正の整数)[日]、または、これらを組み合わせた時間(期間)などが挙げられる。
ここで、例えば、情報処理装置100が、既に存在する共有範囲情報を決定された候補装置に関する情報を含む共有範囲情報に更新する場合には、情報処理装置100は、例えば、時間に関する条件が示す所定の第2時間内、一旦候補装置として決定された装置間の距離に関する条件を満たさない他の情報処理端末200を示すデータが、共有範囲情報に含まれるように共有範囲情報に更新することによって、共有範囲情報を管理する。情報処理装置100は、例えば、装置間の距離に関する条件を満たさなくなった時刻と、現時点の時刻との時間間隔を算出し、算出された時間間隔と、時間に関する条件が示す所定の第2時間とを比較することによって、上記のような共有範囲情報の管理を行う。
上記の場合には、情報処理装置100は、直近に更新された共有範囲情報を参照することによって、装置間の距離に関する条件を満たす他の情報処理端末200を候補装置として特定することができる。また、情報処理装置100は、直近に更新された共有範囲情報を参照することによって、さらに、一旦候補装置として決定された装置間の距離に関する条件を満たさない他の情報処理端末200を、時間に関する条件が示す所定の第2時間内、候補装置として特定することができる。
また、例えば、情報処理装置100が、都度、共有範囲情報を新規生成する場合には、情報処理装置100は、例えば、現時点の時刻と、既に生成された共有範囲情報(すなわち、過去に生成された共有範囲情報)のタイムスタンプが示す生成時刻との時間間隔を算出する。そして、情報処理装置100は、例えば、算出された時間間隔と、時間に関する条件が示す所定の第2時間とを比較し、時間に関する条件を満たしている1または2以上の共有範囲情報を参照することによって、候補装置を決定する。
上記の場合には、情報処理装置100は、直近に更新された共有範囲情報を参照することによって、装置間の距離に関する条件を満たす他の情報処理端末200を候補装置として特定することができる。また、情報処理装置100は、時間に関する条件を満たしている1または2以上の共有範囲情報を参照することによって、さらに、一旦候補装置として決定された装置間の距離に関する条件を満たさない他の情報処理端末200を、時間に関する条件が示す所定の第2時間内、候補装置として特定することができる。
情報処理装置100は、例えば上記のように、一旦候補装置として決定された他の情報処理端末200を、時間に関する条件(第2時間に係る条件)に基づいて候補装置として決定し続ける。したがって、情報処理装置100は、例えば、装置間の距離に関する条件を満たす他の情報処理端末200に加え、現時点において装置間の距離に関する条件を満たしていないが、時間に関する条件に対応する一定時間内(または、一定時間以内)に候補装置として決定された他の情報処理端末200を、情報共有が可能な共有範囲とすることができる。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置100における情報管理処理の一例を説明するための説明図である。ここで、図2は、情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件である場合(上記情報共有に関する条件の第1の例の場合。図2に示すI1)と、情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件である場合(上記情報共有に関する条件の第2の例の場合。図2に示すI2)とにおける、情報共有が可能な共有範囲の一例を示している。また、図2では、本実施形態に係る時間に関する条件が、“5[分]以内は、情報共有が可能”である場合を示している。また、図2では、制御対象の装置を“A”と示し、候補装置となりうる他の情報処理端末200を“B”、“C”、“D”と示している。また、図2では、制御対象の装置である“A”と、他の情報処理端末200である“B”との間の距離が、装置間の距離に関する条件を満たさなくなった場合を示している。
情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件である場合には、情報処理装置100は、装置間の距離に関する条件を満たさなくなった他の情報処理端末200である“B”を、候補装置として決定しない。よって、情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件である場合には、図2のI1に示すように、制御対象の装置である“A”の情報共有が可能な共有範囲には、装置間の距離に関する条件を満たさなくなった他の情報処理端末200である“B”が含まれないこととなる。
一方、情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件である場合には、情報処理装置100は、装置間の距離に関する条件を満たさなくなった他の情報処理端末200である“B”を、時間に関する条件が示す5[分]以内は、候補装置として決定し続ける。よって、情報共有に関する条件が装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件である場合には、図2のI2に示すように、制御対象の装置である“A”の情報共有が可能な共有範囲には、装置間の距離に関する条件を満たさなくなった他の情報処理端末200である“B”が5[分]以内は含まれることとなる。
例えば図2に示すように、情報処理装置100は、設定される情報共有に関する条件に基づいて、情報共有が可能な共有範囲をフレキシブルに制御することができる。なお、本実施形態に係る情報処理装置100における情報共有が可能な共有範囲の制御結果が、図2に示す例に限られないことは、言うまでもない。
(1−3)情報共有に関する条件の第3の例:本実施形態に係る更新処理が許可される回数に関する条件
情報共有に関する条件が、本実施形態に係る更新処理が許可される回数に関する条件である場合、情報処理装置100は、例えば、当該回数に関する条件を満たす場合に、更新処理を行う。例えば、本実施形態に係る更新処理が許可される回数に関する条件が、“N回まで更新処理を許可する”ことを示す場合には、情報処理装置100は、本実施形態に係る更新処理を最大N回行う。なお、情報処理装置100は、例えば、共有範囲情報に新たに追加することが可能な候補装置が存在しない場合には、更新処理がN回行われる前であっても、更新処理の実行を停止する。
上記のように、情報処理装置100が、本実施形態に係る更新処理が許可される回数に関する条件に基づいて、更新処理を行うことによって、情報処理装置100は、制御対象の装置と、制御対象の装置における情報共有に関する条件を満たす情報処理端末200との間における、連鎖的な結び付けを制御することができる。つまり、本実施形態に係る更新処理が許可される回数に関する条件が示す、更新処理を許可される回数は、制御対象の装置と、制御対象の装置における情報共有に関する条件を満たす情報処理端末200との連鎖数を制御する条件に相当する。
したがって、上記のように、情報処理装置100が、本実施形態に係る更新処理が許可される回数に関する条件に基づいて、更新処理を行うことによって、情報処理装置100は、制御対象の装置における情報共有の共有範囲を、よりフレキシブルに制御することができる。
(1−4)情報共有に関する条件の他の例:
なお、本実施形態に係る条件情報が示す情報共有に関する条件は、上記に示す例に限られない。例えば、本実施形態に係る条件情報が示す情報共有に関する条件は、例えば、上記第1の例と上記第3の例を組み合わせた条件や、上記第2の例と上記第3の例を組み合わせた条件など、上記に示す複数の条件が組み合わされた条件であってもよい。
上記に示す複数の条件が組み合わされた条件である場合、情報処理装置100は、上記に示す各条件に対応する処理を組み合わせた処理を行うことによって、共有範囲情報を管理し、情報共有が可能な共有範囲を制御する。
情報処理装置100は、情報管理処理として、例えば上記第1の例〜第4の例に示す処理を行う。なお、本実施形態に係る情報管理処理が、上記第1の例〜第4の例に示す処理の例に限られないことは、言うまでもない。
(2)共有制御処理
情報処理装置100は、上記(1)の処理(情報管理処理)において管理されている共有範囲情報に基づいて、共有範囲情報に対応する制御対象の装置と、共有範囲情報に含まれる候補装置との間における情報共有を制御する。
ここで、本実施形態に係る情報処理装置100における、情報共有を制御する処理としては、例えば、情報処理端末200から送信される、コンテンツデータ(情報共有の対象のデータの一例)の送信を要求するコンテンツデータ送信要求(情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求の一例)に基づいて、当該情報処理端末200に対応する情報共有の制御範囲内のコンテンツデータを、当該情報処理端末200に対して送信させることが挙げられる(本実施形態に係る情報共有が、サーバ・クライアント型(または、クラウド型)で行われる場合)。
本実施形態に係る情報共有が、サーバ・クライアント型で行われる場合には、情報処理装置100は、例えば、取得されたコンテンツデータ(情報共有の対象のデータの一例)の送信を要求するコンテンツデータ送信要求に含まれる、IDやMACアドレスなどの装置を特定することが可能なデータに基づいて、コンテンツデータ送信要求を送信した情報処理端末200に対応する共有範囲情報を特定する。また、情報処理装置100は、例えば、共有範囲情報に含まれる候補装置に関する情報(他の情報処理端末200を特定することが可能なデータ)に基づいて、各候補装置に対応するコンテンツデータを特定する。ここで、上記コンテンツデータは、例えば、情報処理装置100が備える記憶部(後述する)や、外部記録媒体、サーバや候補装置(他の情報処理端末200)などの外部装置に記憶される。そして、情報処理装置100は、例えば、特定したコンテンツデータを、記憶部(後述する)などから読み出し、読み出したコンテンツデータを、情報処理装置100が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスに、コンテンツデータ送信要求を送信した情報処理端末200に対して送信させる。
なお、情報処理装置100は、例えば、特定された各候補装置に対応するコンテンツデータの一覧を示すデータ(例えば、サムネイルデータや、コンテンツデータそれぞれのURL(Uniform Resource Locator)リストデータなど)を、コンテンツデータ送信要求を送信した情報処理端末200に対して送信させてもよい。特定された各候補装置に対応するコンテンツデータの一覧を示すデータを送信させる場合には、情報処理装置100は、例えば、情報処理端末200から送信される、特定のコンテンツデータの送信を要求するコンテンツデータ送信要求に基づいて、当該コンテンツデータ送信要求に対応するコンテンツデータを、当該コンテンツデータ送信要求を送信した情報処理端末200に対して送信させる。
また、本実施形態に係る情報共有がサーバ・クライアント型で行われる場合における、情報共有を制御する処理は、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、情報共有を制御する処理として、例えば、一の情報処理端末200から送信されたメッセージ(装置間において送受信されるデータの一例)を受信し、当該メッセージを、候補装置(他の情報処理端末200)に対して送信してもよい。情報処理装置100は、例えば、取得されたメッセージに含まれる、IDやMACアドレスなどの装置を特定することが可能なデータに基づいて、メッセージを送信した情報処理端末200に対応する共有範囲情報を特定する。また、取得されたメッセージに、IDやMACアドレスなどの送信対象の装置を特定することが可能なデータ(候補装置に関する情報に対応するデータ)が含まれる場合には、情報処理装置100は、例えば、特定された共有範囲情報の中から、特定の候補装置を特定してもよい。そして、情報処理装置100は、例えば、取得されたメッセージを、情報処理装置100が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスに、特定された共有範囲情報に含まれる候補装置、または、特定された特定の候補装置に対して送信させる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置100における共有制御処理は、上記に限られない。
例えば、情報処理装置100は、上記(1)の処理(情報管理処理)において生成、または更新された共有範囲情報を、情報処理装置100が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスに、当該共有範囲情報に対応する制御対象の装置(情報処理端末200)に対して送信させてもよい。
情報処理装置100が、共有範囲情報を対応する情報処理端末200(制御対象の装置)に対して送信させることによって、情報処理端末200のユーザは、共有範囲情報が示す候補装置(他の情報処理端末200)のうちの、特定の候補装置との間で、情報共有を行うことが可能となる。また、情報処理装置100が、共有範囲情報を対応する情報処理端末200(制御対象の装置)に対して送信させることによって、例えば、本実施形態に係る情報処理システムを構成する情報処理端末200間で、連鎖的なネットーワークを構築して行われる情報共有を実現することが可能となる(いわゆる、P2P(Peer to Peer)型の情報共有)。
また、共有範囲情報に制御情報が含まれる場合には、情報処理装置100は、制御情報に基づいて、情報共有の内容を変えてもよい。
例えば、本実施形態に係る制御情報が、候補装置に関する情報が共有範囲情報に含まれることとなったときにおける、本実施形態に係る更新処理の実行回数を示すデータである場合には、情報処理装置100は、制御情報が示す本実施形態に係る更新処理の実行回数に基づいて、情報共有の内容を変える。本実施形態に係る更新処理の実行回数に基づく情報共有の内容としては、例えば、“本実施形態に係る更新処理の実行回数が1回以下(連鎖レベル1)であれば全てのデータが共有可能”、“本実施形態に係る更新処理の実行回数が2回(連鎖レベル2)であれば一部のデータを共有可能”、“本実施形態に係る更新処理の実行回数が3回以上(連鎖レベル3)であればデータの共有不可”などが挙げられる。なお、本実施形態では、上記本実施形態に係る更新処理の実行回数は、例えば、上記のように、制御対象の装置と、制御対象の装置における情報共有に関する条件を満たす情報処理端末200との間における、連鎖的な結び付きのレベル(連鎖レベル)で表されていてもよい。
また、例えば、本実施形態に係る条件情報が示す情報共有に関する条件が、複数の条件の組み合わせであり、本実施形態に係る制御情報が、複数の条件のうちの各候補装置が満たしている条件を示すデータである場合には、満たしている条件に基づいて、情報共有の内容を変える。ここで、上記の場合における本実施形態に係る制御情報には、本実施形態に係る更新処理の実行回数を示すデータが含まれていてもよい。満たしている条件に基づいて情報共有の内容を変えることによって、例えば、“本実施形態に係る更新処理の実行回数が1回以下であり、かつ、位置関係に関する情報に基づく制御対象の装置と他の情報処理端末200との距離が装置間の距離に関する条件が示す距離以下の状態が、10[分]以上(時間に関する条件が示す所定の第1時間以上)維持された場合に、データの共有が許可される”ことなどを実現することができる。
また、例えば、本実施形態に係る制御情報が、情報共有を許可するか否かを示すデータである場合には、情報処理装置100は、制御情報が示す情報共有を許可するか否かに基づいて、情報共有の内容(情報共有を許可するか否か)を変える。上記の場合には、情報処理端末200のユーザは、ユーザ操作によって、情報共有の共有範囲を手動で制御することができる。
本実施形態に係る情報処理装置100は、情報処理装置100における情報処理方法に係る処理として、例えば、上記(1)の処理(情報管理処理)、および上記(2)の処理(共有制御処理)を行う。ここで、情報処理装置100は、上記(1)の処理(情報管理処理)において、例えば、位置関係に関する情報と、情報共有に関する条件とに基づいて、共有範囲情報を生成または更新することによって、情報共有の共有範囲を管理する。また、情報処理装置100は、上記(2)の処理(共有制御処理)において、上記(1)の処理(情報管理処理)において生成、更新された共有範囲情報に基づいて、制御対象の装置(一の情報処理端末200)と候補装置(他の情報処理端末200)との間における情報共有を制御する。
よって、情報処理装置100は、例えば、上記(1)の処理(情報管理処理)、および上記(2)の処理(共有制御処理)を行うことによって、よりフレキシブルに情報共有を制御することができる。したがって、情報処理装置100が、例えば、上記(1)の処理(情報管理処理)、および上記(2)の処理(共有制御処理)を行うことによって、よりフレキシブルな情報共有を実現させることができる。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置100における情報処理方法に係る処理の一例を示す流れ図である。ここで、図3は、一の制御対象の装置(一の情報処理端末200)に対する処理の一例を示している。なお、情報処理装置100は、図3に示す一の制御対象の装置に対する処理を、制御対象の装置それぞれに対して行うことによって、各制御対象の装置における情報共有の共有範囲、および制御対象の装置(一の情報処理端末200)と候補装置(他の情報処理端末200)との間における情報共有を制御することが可能である。
また、図3に示すステップS100〜S104の処理が、上記(1)の処理(情報管理処理)に該当し、図3に示すステップS106の処理が、上記(2)の処理(共有制御処理)に該当する。
情報処理装置100は、位置関係に関する情報が取得されたか否かを判定する(S100)。ステップS100において位置関係に関する情報が取得されたと判定されない場合には、情報処理装置100は、位置関係に関する情報が取得されたと判定されるまで処理を進めない。
また、ステップS100において位置関係に関する情報が取得されたと判定された場合には、情報処理装置100は、制御対象の装置に対応する、情報共有に関する条件が設定されているか否かを判定する(S102)。ここで、情報処理装置100は、例えば、制御対象の装置から取得される、制御対象の装置に対応する情報共有に関する条件を示す条件情報に基づいて、制御対象の装置における情報共有に関する条件を特定する。例えば、情報共有に関する条件が特定された場合には、情報処理装置100は、情報共有に関する条件が設定されていると判定する。また、例えば、制御対象の装置に対応する条件情報が存在しないときなど、情報共有に関する条件が特定されない場合には、情報処理装置100は、情報共有に関する条件が設定されていると判定しない。
ステップS102において情報共有に関する条件が設定されていると判定されない場合には、情報処理装置100は、例えば、ステップS100からの処理を繰り返す。
また、ステップS102において情報共有に関する条件が設定されていると判定された場合には、情報処理装置100は、ステップS100において取得された位置関係に関する情報と、ステップS102において特定された情報共有に関する条件とに基づいて、共有範囲情報を生成、または更新する(S104)。
情報処理装置100は、ステップS104において生成または更新された共有範囲情報に基づいて、メッセージなどのデータの送受信や、装置間におけるデータ共有を制御する(S106)。なお、図3では、情報処理装置100が、ステップS104の処理の後に、ステップS106の処理を行う例を示しているが、情報処理装置100における情報処理方法に係る処理は、上記に限られない。例えば、情報処理装置100は、情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求が取得された場合や、メッセージなどの送信対象のデータが取得された場合には、当該データ送信要求や当該送信対象のデータに基づいて、ステップS104の処理を行うことが可能である。
情報処理装置100は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば図3に示す処理を行う。例えば図3に示す処理を行うことによって、情報処理装置100は、情報共有の共有範囲を管理すると共に、サーバ・クライアント型(または、クラウド型)の情報共有を実現することができる。
なお、情報処理装置100における情報処理方法に係る処理は、図3に示す処理に限られない。図4は、本実施形態に係る情報処理装置100における情報処理方法に係る処理の他の例を示す流れ図である。ここで、図4は、図3と同様に、一の制御対象の装置に対する処理の一例を示している。また、図4は、本実施形態に係る情報処理システムにおいて、本実施形態に係る情報処理システムを構成する情報処理端末200間で、連鎖的なネットーワークを構築して行われる情報共有(いわゆる、P2P型の情報共有)が行われる場合における、情報処理方法に係る処理の一例を示している。
また、図4に示すステップS200〜S204の処理が、上記(1)の処理(情報管理処理)に該当し、図4に示すステップS206の処理が、上記(2)の処理(共有制御処理)に該当する。
情報処理装置100は、位置関係に関する情報が取得されたか否かを判定する(S200)。ステップS200において位置関係に関する情報が取得されたと判定されない場合には、情報処理装置100は、位置関係に関する情報が取得されたと判定されるまで処理を進めない。
また、ステップS200において位置関係に関する情報が取得されたと判定された場合には、情報処理装置100は、図3のステップS102と同様に、制御対象の装置に対応する、情報共有に関する条件が設定されているか否かを判定する(S202)。
ステップS202において情報共有に関する条件が設定されていると判定されない場合には、情報処理装置100は、例えば、ステップS200からの処理を繰り返す。
また、ステップS202において情報共有に関する条件が設定されていると判定された場合には、情報処理装置100は、ステップS200において取得された位置関係に関する情報と、ステップS202において特定された情報共有に関する条件とに基づいて、共有範囲情報を生成、または更新する(S204)。
情報処理装置100は、ステップS204において生成または更新された共有範囲情報を、制御対象の装置に対して送信させる(S206)。
情報処理装置100は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば図4に示す処理を行う。例えば図4に示す処理を行う場合には、情報処理装置100は、例えば図3に示す処理を行う場合と同様に、情報共有の共有範囲を管理することができる。また、情報処理装置100は、ステップS206において、生成または更新された共有範囲情報を制御対象の装置に対して送信させることによって、本実施形態に係る情報処理システムを構成する情報処理端末200間で連鎖的なネットーワークを構築して行われる情報共有(いわゆる、P2P型の情報共有)を実現させることができる。
なお、情報処理装置100における情報処理方法に係る処理は、図3、図4に示す処理に限られない。例えば、情報処理装置100は、図3のステップS104において生成または更新した共有範囲情報を、制御対象の装置に対して送信させてもよい。
[2]情報処理端末200における情報処理方法に係る処理
次に、本実施形態に係る情報処理システムを構成する情報処理端末200における情報処理方法に係る処理の一例について説明する。
情報処理端末200は、ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する(条件設定処理)。また、情報処理端末200は、設定された情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報処理装置100(情報共有を制御する装置)に対して送信させる(送信制御処理)。また、情報処理端末200は、他の情報処理端末200などの外部装置との間における情報共有に関する処理を行う(共有処理)。
(I)条件設定処理
情報処理端末200は、ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する。
図5は、本実施形態に係る情報処理端末200における条件設定処理を説明するための説明図である。ここで、図5は、情報処理端末200において表示画面に表示される、情報共有に関する条件を設定するためのUI(User Interface)の一例を示している。
情報処理端末200のユーザは、例えば図5のAのA1に条件を入力することによって、時間に関する条件を設定することができる。また、情報処理端末200のユーザは、例えば図5のAのA2に条件を入力することによって、連鎖レベルに係る条件(更新処理の実行が許可される回数に関する条件)を設定することができる。また、情報処理端末200のユーザは、例えば図5のAのA3に条件を入力することによって、装置間の距離に関する条件を設定することができる。
また、例えば図5のAのA4に示す共有ボタンが選択された場合には、情報処理端末200は、送信制御処理を行うことによって、情報処理端末200が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスに、設定された情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報処理装置100に対して送信させる。また、情報処理端末200は、例えば図5のAのA4に示す共有ボタンが選択された場合には、共有処理を行うことによって、情報処理端末200が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスに、画像データ(情報共有の対象のデータの一例)の送信を要求する画像データ送信要求(情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求の一例)を、情報処理装置100に対して送信させる。ここで、上記“情報処理端末200が、通信部(後述する)に、設定された情報共有に関する条件を示す条件情報や画像データ送信要求を、情報処理装置100に対して送信させる”を別の観点から捉えると、上記の記載は、例えば“情報処理端末200が、通信部(後述する)を介して、設定された情報共有に関する条件を示す条件情報や画像データ送信要求を、情報処理装置100に対して送信する”と捉えることが可能である。そして、本実施形態に係る情報処理システムでは、上述した本実施形態に係る情報処理装置100によって、情報処理端末200(制御対象の装置)と候補装置(他の情報処理端末200)との間における情報共有が制御される。よって、情報処理端末200の表示画面には、例えば図5のBに示すように、データ共有された画像データが示す画像が、表示される。ここで、上記表示画面には、1つの画像が表示されてもよいし、複数の画像がスライドショー表示されてもよい。
なお、本実施形態に係る情報共有に関する条件を設定するためのUIは、図5に示す例に限られない。例えば、本実施形態に係る情報共有に関する条件を設定するためのUIは、データが生成された位置(例えば、画像データが撮像された位置)と、装置との間の距離に関する条件が、設定可能であってもよい。また、本実施形態に係る情報共有に関する条件を設定するためのUIには、情報共有に関する条件を設定するためのボタン(例えば、条件情報を送信させるためのボタン)と、情報共有を開始するためのボタン(例えば、情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求を送信させるためのボタン)とが、別々に設けられていてもよい。
(II)送信制御処理
情報処理端末200は、情報処理端末200が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスに、上記(I)の処理(条件設定処理)において設定された情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報処理装置100(情報共有を制御する装置)に対して送信させる。
なお、情報処理端末200における送信制御処理は、上記に限られない。例えば、情報処理端末200は、情報処理端末200が備える超音波センサや、レーダーセンサ、GPSデバイスなどの各種センサデバイスや、外部センサデバイスから得られるデータ(例えば、距離データや、位置データ)を、定期的/非定期的に、情報処理装置100に対して送信させてもよい。また、情報処理端末200は、例えば、取得された位置関係に関する情報を送信させる送信要求に基づいて、上記各種センサデバイスや外部センサデバイスから得られるデータを、情報処理装置100に対して送信させることも可能である。
(III)共有処理
情報処理端末200は、他の情報処理端末200などの外部装置との間における情報共有に関する処理を行う。例えば、情報処理端末200は、情報処理装置100(情報共有を制御する装置)から送信される共有範囲情報が取得された場合には、共有範囲情報に基づいて、共有範囲情報が示す候補装置(他の情報処理端末200)との間における情報共有に関する処理を行う。情報処理端末200は、情報処理端末200が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスが、情報処理装置100から送信される共有範囲情報を受信することによって、共有範囲情報を取得する。
ここで、本実施形態に係る情報処理端末200における共有処理としては、例えば、メッセージなどの装置間において送受信されるデータを、情報処理装置100に対して送信させる処理や、情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求を、情報処理装置100に対して送信させる処理などが挙げられる。情報処理端末200は、例えば、図5のAのA4に示す共有ボタンが選択されたときなど、所定のユーザ操作が行われたときに、上記のような処理を行うが、情報処理端末200における共有処理は、上記に限られない。例えば、情報処理端末200は、所定のユーザ操作が行われた後、情報共有が終了するまで、定期的/非定期的に上記のような処理を行ってもよい。情報処理端末200が上記のような共有処理を行うことによって、本実施形態に係る情報処理システムでは、サーバ・クライアント型(または、クラウド型)の情報共有が実現される。
なお、本実施形態に係る情報処理端末200における共有処理は、上記に限られない。例えば、情報処理端末200は、情報処理装置100から取得された共有範囲情報が示す、候補装置それぞれに対応するIPアドレスを用いて、本実施形態に係る情報処理システムを構成する他の情報処理端末200との間で、連鎖的なネットーワークを構築してもよい。そして、情報処理端末200は、構築された連鎖的なネットーワークによって、他の情報処理端末200との間で情報共有を行う。情報処理端末200が上記のような共有処理を行うことによって、本実施形態に係る情報処理システムでは、P2P型の情報共有が実現される。
本実施形態に係る情報処理端末200では、例えば、上記(I)の処理(条件設定処理)、上記(II)の処理(送信制御処理)、および上記(III)の処理(共有処理)が行われる。情報処理端末200は、上記(II)の処理(送信制御処理)において、上記(I)の処理(条件設定処理)においてユーザ操作に基づいて設定される情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報処理装置100(情報共有を制御する装置)に対して送信させる。ここで、本実施形態に係る情報処理システムでは、上述したように、情報処理装置100において、条件情報が示す情報共有に関する条件に基づいて情報共有の共有範囲が制御され、また、情報共有が制御される。よって、情報処理端末200が、上記(III)の処理(共有処理)を行うことによって、情報処理端末200は、情報処理装置100において制御される情報共有の共有範囲内において、他の情報処理端末200との間で、情報共有を行うことができる。
したがって、情報処理端末200が、例えば、上記(I)の処理(条件設定処理)〜上記(III)の処理(共有処理)を行うことによって、よりフレキシブルな情報共有が可能な、本実施形態に係る情報処理システムが実現される。
図6は、本実施形態に係る情報処理端末200における情報処理方法に係る処理の一例を示す流れ図である。ここで、図6は、情報処理端末200が、例えば図5のAに示すUIに対するユーザ操作に基づいて処理を行い、データ共有を行う例を示している。
また、図6では、ステップS300の一部の処理が、上記(I)の処理(条件設定処理)に該当し、ステップS300の一部の処理、S302、S304の処理が、上記(II)の処理(送信制御処理)に該当する。また、図6では、ステップS300の一部の処理、S306、S308の処理が、上記(III)の処理(共有処理)に該当する。
情報処理端末200は、例えば、情報共有に関する条件が設定され、情報共有が開始されたか否かを判定する(S300)。ここで、情報処理端末200は、例えば、図5のAに示すようなUIにおいて、情報共有に関する条件が設定された状態で共有ボタンが選択されたときに、情報共有に関する条件が設定され、情報共有が開始されたと判定する。
ステップS300において、情報共有に関する条件が設定され、情報共有が開始されたと判定されない場合には、情報処理端末200は、情報共有に関する条件が設定され、情報共有が開始されたと判定されるまで、処理を進めない。
また、ステップS300において、情報共有に関する条件が設定され、情報共有が開始されたと判定された場合には、情報処理端末200は、情報処理端末200が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスに、設定された条件を示す条件情報と、情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求とを、情報処理装置100に対して送信させる(S302)。ここで、ステップS302における“情報処理端末200が、通信部(後述する)に、設定された条件を示す条件情報と、情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求とを、情報処理装置100に対して送信させる”を別の観点から捉えると、上記の記載は、例えば“情報処理端末200が、通信部(後述する)を介して、設定された条件を示す条件情報と、情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求とを、情報処理装置100に対して送信する”と捉えることが可能である。
情報処理端末200は、情報処理端末200が備える通信部(後述する)や外部通信デバイスに、情報処理端末200が備える各種センサデバイスや外部センサデバイスから得られるデータ(例えば、距離データや、位置データ)を、情報処理装置100に対して送信させる(S304)。ここで、ステップS304における“情報処理端末200が、通信部(後述する)に、情報処理端末200が備える各種センサデバイスや外部センサデバイスから得られるデータを、情報処理装置100に対して送信させる”を別の観点から捉えると、上記の記載は、例えば“情報処理端末200が、通信部(後述する)を介して、情報処理端末200が備える各種センサデバイスや外部センサデバイスから得られるデータを、情報処理装置100に対して送信する”と捉えることが可能である。
情報処理端末200は、ステップS302において送信させたデータ送信要求に基づくデータが取得されたか否かを判定する(S306)。ステップS306においてデータ送信要求に基づくデータが取得されたと判定されない場合には、情報処理端末200は、後述するステップS310の処理を行う。
また、ステップS306においてデータ送信要求に基づくデータが取得されたと判定された場合には、情報処理端末200は、取得されたデータを処理する(S308)。例えば、取得されたデータが、画像データである場合には、情報処理端末200は、当該画像データが示す画像を、情報処理端末200が備える表示部(後述する)または外部表示デバイスの表示画面に表示させる。また、例えば、取得されたデータが、情報処理端末200がアクセス可能な画像を示すURLリストデータである場合には、情報処理端末200は、URLリストデータが示すURLリストに基づいて、URLリストに含まれるURLに順次アクセスし、画像データを取得する。そして、情報処理端末200は、取得された画像データが示す画像を、情報処理端末200が備える表示部(後述する)または外部表示デバイスの表示画面に、順次表示させる。なお、ステップS308における処理は、画像データの表示に係る処理に限られない。例えば、情報処理端末200は、取得された音声データが示す音声を、情報処理端末200が備える音声出力デバイス(例えば、スピーカなど)または外部音声出力デバイスから出力させてもよい。
ステップS306においてデータ送信要求に基づくデータが取得されたと判定されない場合、または、ステップS308の処理が行われた場合には、情報処理端末200は、情報共有を終了するか否かを判定する(S310)。情報処理端末200は、例えば、情報共有を終了する所定のユーザ操作を示す操作信号が検出された場合に、情報共有を終了すると判定する。なお、情報処理端末200は、例えば、ステップS308において取得されたURLリストデータが示すURLリストに基づく画像の表示が全て完了した場合など、ステップS308の処理が完了した場合には、情報共有を終了すると判定してもよい。
ステップS310において情報共有を終了すると判定されない場合には、情報処理端末200は、例えば、ステップS304からの処理を繰り返す。また、ステップS310において情報共有を終了すると判定された場合には、情報処理端末200は、情報処理方法に係る処理を終了する。
情報処理端末200は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば図6に示す処理を行う。情報処理端末200が例えば図6に示す処理を行うことによって、本実施形態に係る情報処理システムでは、サーバ・クライアント型(または、クラウド型)の情報共有が実現される。
なお、情報処理端末200における情報処理方法に係る処理は、図6に示す処理に限られない。上述したように、情報処理端末200は、例えば、情報処理装置100から取得された共有範囲情報に基づいて、本実施形態に係る情報処理システムを構成する他の情報処理端末200との間で、連鎖的なネットーワークを構築し、構築された連鎖的なネットーワークによって、他の情報処理端末200との間で情報共有を行ってもよい。また、情報処理端末200は、例えば、図6のステップS304の処理を、ステップS300の処理の結果によらずに、定期的/非定期的に行ってもよい。
本実施形態に係る情報処理システムでは、本実施形態に係る情報処理システムを構成する情報処理装置100、情報処理端末200それぞれにおいて、上述したような処理が行われる。
本実施形態に係る情報処理システムでは、情報処理装置100(情報共有を制御する装置)が、情報処理端末200(制御対象の装置)ごとにユーザ操作に基づいて設定される情報共有に関する条件に基づいて、情報共有の共有範囲を制御し、また、情報共有を制御する。よって、本実施形態に係る情報処理システムが用いられることによって、情報処理端末200のユーザは、情報共有に関する条件を設定することによって、情報共有の範囲を間接的に制御することができる。つまり、情報処理端末200のユーザは、場所や場面に応じて、情報共有の範囲を間接的に制御することができる。ここで、場所や場面に応じた情報共有の範囲の制御としては、例えば、“結婚式などにおいて写真共有を目的とする場合に設定する装置間の距離の値(情報共有に関する条件の一例)を、観光地などにおいて写真共有を目的とする場合に設定する装置間の距離の値よりも小さくすること”などが挙げられる。
よって、本実施形態に係る情報処理システムが用いられることによって、例えば、行動を共にする、または、同じ場所に訪れた不特定多数のユーザが所有する情報処理端末200間で、手間なく情報を共有することが可能となる。
したがって、情報処理装置100、情報処理端末200それぞれにおいて、上述したような処理が行われることによって、よりフレキシブルな情報共有が可能な情報処理システムを実現することができる。
ここで、本実施形態に係る情報処理端末200が、デジタルスチルカメラなどの撮像装置であり、情報処理装置100がサーバである場合を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理システムにおける情報共有の一例を示す。以下では、本実施形態に係る情報処理システムにおける情報共有の一例として、画像データのデータ共有を例に挙げる。
情報処理端末200は、撮像が行われた場合には、撮像に基づく画像を示す画像データを、情報処理装置100へ送信する(情報処理装置100へのアップロード)。また、例えば、図5のAのA4に示すような共有ボタンが選択されると、情報処理装置100において情報処理端末200(制御対象の装置)と候補装置(他の情報処理端末200)との間における情報共有が、ユーザ操作により設定された情報共有に関する条件に基づいて制御される。よって、情報処理端末200は、例えば、ユーザ操作により設定された情報共有に関する条件に基づいて、装置間の距離が10[m]以内の他の情報処理端末200が保有する画像データであり、かつ、情報処理端末200の現在位置から50[m]以内で撮像された画像データに、アクセスすることが可能となる。そして、情報処理端末200は、例えば、アクセス可能になった画像データを取得し、取得された画像データを、スライドショーで表示画面に表示させる。
なお、本実施形態に係る情報処理システムにおける情報共有の例が、上記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
(本実施形態に係る情報処理装置)
次に、上述した本実施形態に係る情報処理システムを構成する、本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例について説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置100は、例えば、通信部102と、記憶部104と、制御部106とを備える。
また、情報処理装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory。図示せず)や、RAM(Random Access Memory。図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス(bus)により上記各構成要素間を接続する。
ここで、ROM(図示せず)は、制御部106が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部106により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。また、操作部(図示せず)としては、後述する操作入力デバイスが挙げられ、表示部(図示せず)としては、後述する表示デバイスが挙げられる。
[情報処理装置100のハードウェア構成例]
図8は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。情報処理装置100は、例えば、MPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作入力デバイス160と、表示デバイス162と、通信インタフェース164とを備える。また、情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス166で各構成要素間を接続する。
MPU150は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)や、各種処理回路などで構成され、情報処理装置100全体を制御する制御部106として機能する。また、MPU150は、情報処理装置100において、例えば、後述する情報管理部110、および共有制御部112の役目を果たす。
ROM152は、MPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM154は、例えば、MPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体156は、記憶部104として機能し、例えば、共有範囲情報や、コンテンツデータなどの情報共有の対象となるデータ、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記録媒体156としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記録媒体156は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
入出力インタフェース158は、例えば、操作入力デバイス160や、表示デバイス162を接続する。操作入力デバイス160は、操作部(図示せず)として機能し、また、表示デバイス162は、表示部(図示せず)として機能する。ここで、入出力インタフェース158としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子、各種処理回路などが挙げられる。また、操作入力デバイス160は、例えば、情報処理装置100上に備えられ、情報処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。操作入力デバイス160としては、例えば、ボタン、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。また、表示デバイス162は、例えば、情報処理装置100上に備えられ、情報処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。表示デバイス162としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic ElectroLuminescence display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode display)ともよばれる。)などが挙げられる。
なお、入出力インタフェース158が、情報処理装置100の外部装置としての、操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や、表示デバイス、通信デバイスなどの、外部デバイスと接続することもできることは、言うまでもない。また、表示デバイス162は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
通信インタフェース164は、情報処理装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、情報処理端末200やサーバなどの外部装置と無線/有線で通信を行うための通信部102として機能する。ここで、通信インタフェース164としては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11bポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。また、本実施形態に係るネットワークとしては、例えば、LANやWAN(Wide Area Network)などの有線ネットワーク、無線LAN(WLAN;Wireless Local Area Network)や基地局を介した無線WAN(WWAN;Wireless Wide Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられる。
情報処理装置100は、例えば図8に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う。
なお、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成は、図8に示す構成に限られない。例えば、外部通信デバイスが通信インタフェース164と接続されている場合など、外部通信デバイスを介して外部装置と通信を行うことが可能な場合には、情報処理装置100は、通信デバイス164を備えていなくてもよい。
また、情報処理装置100は、例えば、操作デバイス160や表示デバイス162を備えない構成をとることも可能である。また、情報処理装置100は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)および音声出力デバイスをさらに備えていてもよい。本実施形態に係る音声出力デバイスとしては、例えば、増幅器(アンプ)およびスピーカなどが挙げられる。
再度図7を参照して、情報処理装置100の構成の一例について説明する。通信部102は、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、情報処理端末200やサーバなどの外部装置と無線/有線で通信を行う役目を果たす。また、通信部102における外部装置との間の通信は、例えば、制御部106によって制御される。ここで、通信部102としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路(無線通信)や、LAN端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。
通信部102を備えることによって、情報処理装置100は、例えば、位置関係に関する情報や、情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求、メッセージなどの装置間において送受信されるデータを受信することができる。また、通信部102を備えることによって、情報処理装置100は、例えば、データ送信要求に基づく情報共有の対象のデータや、メッセージなどの装置間において送受信されるデータなどを送信することができる。
記憶部104は、情報処理装置100が備える記憶手段であり、例えば、共有範囲情報や、コンテンツデータなどの情報共有の対象となるデータ、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、図7では、情報処理端末200Aに対応する共有範囲情報A120、情報処理端末200Bに対応する共有範囲情報B122、…が記憶部104に記憶されている例を示しているが、記憶部104に記憶される情報は、図7に示す例に限られない。
また、記憶部104としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられる。なお、記憶部104は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
制御部106は、例えばMPUや各種処理回路などで構成され、情報処理装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部106は、例えば、情報管理部110と、共有制御部112とを備え、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
情報管理部110は、上記(1)の処理(情報管理処理)を主導的に行う役目を果たし、情報処理端末200(制御対象の装置)それぞれに対応する位置関係に関する情報と、制御対象の装置それぞれにおける情報共有に関する条件とに基づいて、1または2以上の候補装置を制御対象の装置ごとに決定する。そして、情報管理部110は、決定された候補装置に関する情報を含む共有範囲情報を、制御対象の装置ごとに管理する。
共有制御部112は、上記(2)の処理(共有制御処理)を主導的に行う役目を果たし、情報管理部110において管理される共有範囲情報に基づいて、制御対象の装置と候補装置との間における情報共有を制御する。
制御部106は、例えば、情報管理部110、および共有制御部112を備えることによって、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
なお、本実施形態に係る情報処理装置が備える制御部の構成は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、図7に示す制御部を構成する情報管理部110、および共有制御部112のうちの一方、または双方を個別に備える(例えば、それぞれを個別の処理回路で実現する)こともできる。
情報処理装置100は、例えば図7に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理(例えば、上記(1)の処理(情報管理処理)、および上記(2)の処理(共有制御処理))を行う。したがって、情報処理装置100は、例えば図7に示す構成によって、よりフレキシブルな情報共有を実現させることができる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置の構成は、図7に示す構成に限られない。例えば、外部通信デバイスと接続され、接続されてる外部通信デバイスを介して外部装置と通信を行うことが可能である場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、通信部102を備えていなくてもよい。
また、図7では、記憶部104に共有範囲情報が記憶されている例を示しているが、情報処理装置100は、例えば、外部記録媒体や、外部装置が備える記録媒体に共有範囲情報を記録させてもよい。上記の場合には、情報処理装置100は、例えば、記憶部104を備えない構成をとることも可能である。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法に係る処理を行うことが可能な構成であってもよい。つまり、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理端末の役目を果たすことも可能である。本実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法に係る処理を行うことが可能な構成である場合、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、後述する本実施形態に係る情報処理端末に係る構成をさらに備える。
(本実施形態に係る情報処理端末)
次に、上述した本実施形態に係る情報処理システムを構成する、本実施形態に係る情報処理端末の構成の一例について説明する。図9は、本実施形態に係る情報処理端末200の構成の一例を示すブロック図である。情報処理端末200は、例えば、通信部202と、検出部204と、制御部206とを備える。
また、情報処理端末200は、例えば、ROM(図示せず)や、RAM(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。情報処理端末200は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ここで、ROM(図示せず)は、制御部206が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部206により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。また、操作部(図示せず)としては、上述した操作入力デバイスが挙げられ、表示部(図示せず)としては、上述した表示デバイスが挙げられる。
[情報処理端末200のハードウェア構成例]
情報処理端末200は、例えば、図8に示す情報処理装置100のハードウェア構成例と同様の構成をとる。
なお、情報処理端末200のハードウェア構成は、図8に示す情報処理装置100のハードウェア構成例と同様の構成に限られない。例えば、情報処理端末200は、超音波センサや、レーダーセンサ、GPSデバイスなど、位置関係に関する情報に係る検出値を得ることが可能なセンサデバイス(1または、2以上のセンサデバイス)をさらに備えていてもよい。上記のようなセンサデバイスを備える場合、上記のようなセンサデバイスは、検出部204の役目を果たすこととなる。
再度図9を参照して、情報処理端末200の構成の一例について説明する。通信部202は、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、情報処理装置100や、他の情報処理端末200などの外部装置と無線/有線で通信を行う役目を果たす。また、通信部202における外部装置との間の通信は、例えば、制御部206によって制御される。ここで、通信部202としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路(無線通信)や、LAN端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。
通信部202を備えることによって、情報処理端末200は、例えば、位置関係に関する情報や、情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求、メッセージなどの装置間において送受信されるデータを送信することができる。また、通信部202を備えることによって、情報処理端末200は、例えば、データ送信要求に基づく情報共有の対象のデータや、メッセージなどの装置間において送受信されるデータなどを受信することができる。
検出部204は、例えば、情報処理端末200と他の情報処理端末200のとの間の距離や、情報処理端末200の位置など、位置関係に関する情報に係る値を、定期的/非定期的に検出する。ここで、検出部204としては、例えば、超音波センサや、レーダーセンサ、GPSデバイスなど、位置関係に関する情報に係る検出値を得ることが可能なセンサデバイス(1または、2以上のセンサデバイス)が挙げられる。
検出部204を備えることによって、情報処理端末200は、例えば、位置関係に関する情報を、通信部202を介して送信することができる。
制御部206は、例えばMPUや各種処理回路などで構成され、情報処理端末200全体を制御する役目を果たす。また、制御部206は、例えば、条件設定部210と、送信制御部212と、共有処理部214とを備え、本実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
条件設定部210は、上記(I)の処理(条件設定処理)を主導的に行う役目を果たし、ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する。
条件設定部210は、例えば、操作部(図示せず)から伝達されるユーザ操作に応じた操作信号や、通信部202が受信した、リモート・コントローラなどの外部操作デバイスから送信されるユーザ操作に応じた外部操作送信に基づいて、条件の設定に係るユーザ操作を検出する。そして、条件設定部210は、検出された条件の設定に係るユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する。
送信制御部212は、上記(II)の処理(送信制御処理)を主導的に行う役目を果たし、条件設定部210において設定された情報共有に関する条件を示す条件情報を、例えば通信部102に、情報処理装置100(情報共有を制御する装置)に対して送信させる。また、送信制御部212は、例えば、位置関係に関する情報を、例えば通信部102に、情報処理装置100(情報共有を制御する装置)に対して送信させる。例えば上記のように、送信制御部212が、設定された情報共有に関する条件を示す条件情報や位置関係に関する情報などを、通信部102に、情報処理装置100(情報共有を制御する装置)に対して送信させることによって、情報処理端末200は、例えば通信部102を介して、設定された情報共有に関する条件を示す条件情報や位置関係に関する情報などを、情報処理装置100に対して送信することができる。
共有処理部214は、上記(III)の処理(共有処理)を主導的に行う役目を果たし、他の情報処理端末200などの外部装置との間における情報共有に関する処理を行う。
ここで、共有処理部214における共有処理としては、例えば、メッセージなどの装置間において送受信されるデータを、情報処理装置100に対して送信させる処理や、情報共有の対象のデータの送信を要求するデータ送信要求を、情報処理装置100に対して送信させる処理などが挙げられる(例えば、サーバ・クライアント型(または、クラウド型)の情報共有に係る処理)。また、共有処理部214は、例えば、通信部202が受信した共有範囲情報が示す候補装置それぞれに対応するIPアドレスを用いて、他の情報処理端末200との間で、連鎖的なネットーワークを構築し、構築された連鎖的なネットーワークによって、他の情報処理端末200との間で情報共有を行ってもよい(例えば、P2P型の情報共有に係る処理)。
制御部206は、例えば、条件設定部210、送信制御部212、および共有処理部214を備えることによって、本実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
なお、本実施形態に係る情報処理端末が備える制御部の構成は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理端末は、図9に示す制御部を構成する条件設定部210、送信制御部212、および共有処理部214のうちの1または2以上を個別に備える(例えば、それぞれを個別の処理回路で実現する)こともできる。
情報処理端末200は、例えば図9に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法に係る処理(例えば、上記(I)の処理(条件設定処理)〜上記(III)の処理(共有処理))を行う。したがって、情報処理端末200は、例えば図9に示す構成によって、よりフレキシブルな情報共有が可能な、本実施形態に係る情報処理システムを実現することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理端末の構成は、図9に示す構成に限られない。例えば、外部通信デバイスと接続され、接続されてる外部通信デバイスを介して外部装置と通信を行うことが可能である場合には、本実施形態に係る情報処理端末は、通信部202を備えていなくてもよい。
また、例えば、超音波センサや、レーダーセンサ、GPSデバイスなどの外部センサデバイスとと接続されている場合には、本実施形態に係る情報処理端末は、検出部204を備えていなくてもよい。
また、本実施形態に係る情報処理端末は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理を行うことが可能な構成であってもよい。つまり、本実施形態に係る情報処理端末は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置の役目を果たすことも可能である。本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理を行うことが可能な構成である場合、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、図7に示す本実施形態に係る情報処理装置に係る構成をさらに備える。
以上、本実施形態に係る情報処理システムを構成する構成要素として、情報処理装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置や、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機、PC(Personal Computer)やサーバなどのコンピュータ、デジタルカメラなどの撮像装置など、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理IC(Integrated Circuit)に適用することもできる。
また、本実施形態に係る情報処理システムを構成する構成要素として、情報処理端末を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置や、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機、PCなどのコンピュータ、デジタルカメラなどの撮像装置など、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。
また、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理は、例えばクラウドコンピューティングなどのように、ネットワークへの接続(または各装置間の通信)を前提とした、複数の装置からなるシステムにより実現されてもよい。
(本実施形態に係るプログラム)
[1]本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム
コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(例えば、上記(1)の処理(情報管理処理)、および上記(2)の処理(共有制御処理)など、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、よりフレキシブルに情報共有を制御することができる。よって、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラムが、コンピュータにおいて実行されることによって、よりフレキシブルな情報共有を実現させることができる。
[2]本実施形態に係る情報処理端末として機能させるためのプログラム
コンピュータを、本実施形態に係る情報処理端末として機能させるためのプログラム(例えば、上記(I)の処理(条件設定処理)〜上記(III)の処理(共有処理)など、本実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、よりフレキシブルな情報共有が可能な、本実施形態に係る情報処理システムを実現することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置、本実施形態に係る情報処理端末それぞれとして機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本実施形態は、さらに、上記プログラムをそれぞれ記憶させた記録媒体や、上記プログラムを共に記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
上述した構成は、本実施形態の一例を示すものであり、当然に、本開示の技術的範囲に属するものである。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報と、前記制御対象の装置ごとにユーザ操作に基づいて設定される、前記制御対象の装置における情報共有に関する条件とに基づいて、前記情報共有に関する条件それぞれに対応する前記制御対象の装置との間における前記情報共有が許可される装置の候補である、1または2以上の候補装置を前記制御対象の装置ごとに決定し、決定された前記候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示す共有範囲情報を、前記制御対象の装置ごとに管理する情報管理部と、
前記共有範囲情報に基づいて、前記制御対象の装置と前記候補装置との間における前記情報共有を制御する共有制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記情報管理部は、
制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報と、一の制御対象の装置に対応する前記情報共有に関する条件とに基づいて、前記一の制御対象の装置に対応する前記共有範囲情報である第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置における、前記候補装置をさらに決定し、
前記第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置に関する情報を更新する、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記情報管理部は、
制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報と、一の制御対象の装置に対応する前記情報共有に関する条件とに基づいて、更新された前記第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置における、前記候補装置をさらに決定し、
更新された前記第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置に関する情報を、さらに更新する、(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記情報共有に関する条件は、前記第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置に関する情報の更新に係る更新処理の実行が許可される回数に関する条件であり、
前記情報管理部は、前記回数に関する条件を満たす場合に、前記更新処理を行う、(2)、または(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記情報共有に関する条件は、装置間の距離に関する条件であり、
前記情報管理部は、前記位置関係に関する情報に基づく、前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置以外の他の装置との間の距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離以下である場合、または、前記装置間の距離に関する条件が示す距離より短い場合に、前記他の装置を、前記候補装置として決定する、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(6)
前記情報共有に関する条件は、装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件であり、
前記情報管理部は、前記位置関係に関する情報、前記装置間の距離に関する条件、および前記時間に関する条件に基づいて、前記候補装置を決定する、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(7)
前記情報管理部は、
前記位置関係に関する情報に基づく、前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置以外の他の装置との間の距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離以下の状態が、前記時間に関する条件が示す所定の第1時間以上、もしくは、前記所定の第1時間より長く維持された場合、または、
前記位置関係に関する情報に基づく、前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置以外の他の装置との間の距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離より短い状態が、前記所定の第1時間以上、もしくは、前記所定の第1時間より長く維持された場合に、
前記他の装置を、前記候補装置として決定する、(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記情報管理部は、
前記位置関係に関する情報に基づく、前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置以外の他の装置との間の距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離以下である場合、または、前記装置間の距離に関する条件が示す距離より短い場合に、前記他の装置を、前記候補装置として決定し、
前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と、一旦前記候補装置として決定された他の装置との距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離より長い場合、または、前記装置間の距離に関する条件が示す距離以上である場合であっても、前記時間に関する条件が示す所定の第2時間内は、一旦前記候補装置として決定された他の装置を、前記候補装置として決定し続ける、(6)に記載の情報処理装置。
(9)
前記情報管理部は、前記候補装置に関する情報と、情報共有の内容を制御するための制御情報とが、前記候補装置ごとに対応付けられる前記共有範囲情報を管理し、
前記共有制御部は、前記制御情報に基づいて、前記情報共有の内容を変える、(1)〜(8)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(10)
前記共有制御部は、前記共有範囲情報を、対応する制御対象の装置に対して送信させる、(1)〜(9)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(11)
ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する条件設定部と、
前記情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報共有を制御する装置に対して送信させる送信制御部と、
外部装置との間における情報共有に関する処理を行う共有処理部と、
を備える、情報処理端末。
(12)
前記共有処理部は、
前記情報共有を制御する装置から送信される、前記情報共有が許可される装置の候補である候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示す共有範囲情報に基づいて、前記外部装置である前記候補装置との間における情報共有に関する処理を行う、(11)に記載の情報処理端末。
(13)
コンピュータを、
ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する手段、
前記情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報共有を制御する装置に対して送信させる手段、
外部装置との間における情報共有に関する処理を行う手段、
として機能させるためのプログラム
(14)
複数の情報処理端末と、
前記情報処理端末間における情報共有を制御する情報処理装置と、
を有し、
前記情報処理端末は、
ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する条件設定部と、
前記情報共有に関する条件を示す条件情報を、前記情報処理装置に対して送信させる送信制御部と、
外部装置との間における情報共有に関する処理を行う共有処理部と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記情報処理端末それぞれに対応する位置関係に関する情報と、前記情報処理端末それぞれから取得された前記条件情報が示す情報共有に関する条件とに基づいて、前記情報処理端末との間における前記情報共有が許可される装置の候補である、1または2以上の候補装置を前記情報処理端末ごとに決定し、決定された前記候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示す共有範囲情報を、前記情報処理端末ごとに管理する情報管理部と、
前記共有範囲情報に基づいて、前記情報処理端末と前記候補装置との間における前記情報共有を制御する共有制御部と、
を備える、情報処理システム。
100 情報処理装置
102、202 通信部
104 記憶部
106、206 制御部
110 情報管理部
112 共有制御部
200、200A、200B、200C 情報処理端末
204 検出部
210 条件設定部
212 送信制御部
214 共有処理部

Claims (14)

  1. 制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報と、前記制御対象の装置ごとにユーザ操作に基づいて設定される、前記制御対象の装置における情報共有に関する条件とに基づいて、前記制御対象の装置との間における前記情報共有が許可される装置の候補である、1または2以上の候補装置を前記制御対象の装置ごとに決定し、決定された前記候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示す共有範囲情報を、前記制御対象の装置ごとに管理する情報管理部と、
    前記共有範囲情報に基づいて、前記制御対象の装置と前記候補装置との間における前記情報共有を制御する共有制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記情報管理部は、
    制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報と、一の制御対象の装置に対応する前記情報共有に関する条件とに基づいて、前記一の制御対象の装置に対応する前記共有範囲情報である第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置における、前記候補装置をさらに決定し、
    前記第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置に関する情報を更新する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報管理部は、
    制御対象の装置それぞれに対応する位置関係に関する情報と、一の制御対象の装置に対応する前記情報共有に関する条件とに基づいて、更新された前記第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置における、前記候補装置をさらに決定し、
    更新された前記第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置に関する情報を、さらに更新する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報共有に関する条件は、前記第1共有範囲情報に含まれる前記候補装置に関する情報の更新に係る更新処理の実行が許可される回数に関する条件であり、
    前記情報管理部は、前記回数に関する条件を満たす場合に、前記更新処理を行う、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報共有に関する条件は、装置間の距離に関する条件であり、
    前記情報管理部は、前記位置関係に関する情報に基づく、前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置以外の他の装置との間の距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離以下である場合、または、前記装置間の距離に関する条件が示す距離より短い場合に、前記他の装置を、前記候補装置として決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報共有に関する条件は、装置間の距離に関する条件、および時間に関する条件であり、
    前記情報管理部は、前記位置関係に関する情報、前記装置間の距離に関する条件、および前記時間に関する条件に基づいて、前記候補装置を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報管理部は、
    前記位置関係に関する情報に基づく、前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置以外の他の装置との間の距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離以下の状態が、前記時間に関する条件が示す所定の第1時間以上、もしくは、前記所定の第1時間より長く維持された場合、または、
    前記位置関係に関する情報に基づく、前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置以外の他の装置との間の距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離より短い状態が、前記所定の第1時間以上、もしくは、前記所定の第1時間より長く維持された場合に、
    前記他の装置を、前記候補装置として決定する、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報管理部は、
    前記位置関係に関する情報に基づく、前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置以外の他の装置との間の距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離以下である場合、または、前記装置間の距離に関する条件が示す距離より短い場合に、前記他の装置を、前記候補装置として決定し、
    前記情報共有に関する条件に対応する前記制御対象の装置と、一旦前記候補装置として決定された他の装置との距離が、前記装置間の距離に関する条件が示す距離より長い場合、または、前記装置間の距離に関する条件が示す距離以上である場合であっても、前記時間に関する条件が示す所定の第2時間内は、一旦前記候補装置として決定された他の装置を、前記候補装置として決定し続ける、請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報管理部は、前記候補装置に関する情報と、情報共有の内容を制御するための制御情報とが、前記候補装置ごとに対応付けられる前記共有範囲情報を管理し、
    前記共有制御部は、前記制御情報に基づいて、前記情報共有の内容を変える、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記共有制御部は、前記共有範囲情報を、対応する制御対象の装置に対して送信させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する条件設定部と、
    前記情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報共有を制御する装置に対して送信させる送信制御部と、
    外部装置との間における情報共有に関する処理を行う共有処理部と、
    を備える、情報処理端末。
  12. 前記共有処理部は、
    前記情報共有を制御する装置から送信される、前記情報共有が許可される装置の候補である候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示す共有範囲情報に基づいて、前記外部装置である前記候補装置との間における情報共有に関する処理を行う、請求項11に記載の情報処理端末。
  13. コンピュータを、
    ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する手段、
    前記情報共有に関する条件を示す条件情報を、情報共有を制御する装置に対して送信させる手段、
    外部装置との間における情報共有に関する処理を行う手段、
    として機能させるためのプログラム
  14. 複数の情報処理端末と、
    前記情報処理端末間における情報共有を制御する情報処理装置と、
    を有し、
    前記情報処理端末は、
    ユーザ操作に基づいて、情報共有に関する条件を設定する条件設定部と、
    前記情報共有に関する条件を示す条件情報を、前記情報処理装置に対して送信させる送信制御部と、
    外部装置との間における情報共有に関する処理を行う共有処理部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記情報処理端末それぞれに対応する位置関係に関する情報と、前記情報処理端末それぞれから取得された前記条件情報が示す情報共有に関する条件とに基づいて、前記情報処理端末との間における前記情報共有が許可される装置の候補である、1または2以上の候補装置を前記情報処理端末ごとに決定し、決定された前記候補装置に関する情報を含み情報共有の範囲を示す共有範囲情報を、前記情報処理端末ごとに管理する情報管理部と、
    前記共有範囲情報に基づいて、前記情報処理端末と前記候補装置との間における前記情報共有を制御する共有制御部と、
    を備える、情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018505480A (ja) * 2015-01-19 2018-02-22 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 取引対象物情報共有方法及び装置
JP2018077736A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理システム

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