JPH05161244A - ディジタルリレーの解析装置 - Google Patents

ディジタルリレーの解析装置

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Publication number
JPH05161244A
JPH05161244A JP3316091A JP31609191A JPH05161244A JP H05161244 A JPH05161244 A JP H05161244A JP 3316091 A JP3316091 A JP 3316091A JP 31609191 A JP31609191 A JP 31609191A JP H05161244 A JPH05161244 A JP H05161244A
Authority
JP
Japan
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digital relay
data
modem
informations
panels
Prior art date
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Pending
Application number
JP3316091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensaku Sumiya
憲作 炭谷
Yoshihiro Kawasaki
好博 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH05161244A publication Critical patent/JPH05161244A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気設備所(変電所等)の無人化を図るよう
にしたものである。 【構成】 ディジタルリレー本体11A,11Bは電圧
や電流情報等が入力される入力盤121,122と、この
入力盤121,122から入力される情報を処理する中央
処理部を備えたCPU盤13と、このCPU盤13で処
理された情報を遠方に送出するための出力盤14とから
構成される。CPU盤13にはモデム15を介して専用
通信回線16が接続される。この回線16はモデム17
を介して情報解析システム18に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は系統のデータ収集、装
置状態のチェック等を遠隔制御できるようにしたディジ
タルリレーの解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルリレーでは系統動揺発生時の
状況を把握するため、系統の電圧,電流,装置内蔵のリ
レーデバイスの動作、演算値などを記憶する、いわゆる
データセーブ機能を備えている。この機能はディジタル
リレー本体に実装されたメモリに、例えば系統動揺が発
生したことを記憶させたもので、その後、リレー本体に
プリンタを接続してメモリに記憶させたデータを打ち出
し、打ち出されたデータを用いて系統解析やディジタル
リレーの動作を解析するための情報源として活用する手
段を採ってる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディジタルリレーは電
気設備所(中間変電所等)に設置されている。電気設備
所は、近年、保守点検等を省略化して無人化を図ろうと
する手段が講じられている。しかし、電気設備所を無人
化にしてもディジタルリレーの系統動揺を把握するため
のデータ収集、ディジタルリレーの状態チェックや整定
値変更といった作業のためには、作業員が一定期間、電
気設備所に常駐したり、出向く必要があるので、電気設
備所を無人化とすることができない一因となっている。
【0004】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、遠方にてディジタルリレーのデータ収集、状態チ
ェックや整定値変更の作業ができるようにして電気設備
所の無人化を図るようにしたディジタルリレーの解析装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、ディジタルリレー本体の中央処理部に
第1モデムを設け、この第1モデムに専用通信回線の一
端を接続し、専用通信回線の他端に第2モデムを介して
情報解析システムを接続したものである。
【0006】
【作用】情報解析システムからディジタルリレーの中央
処理部に向けて記憶トリガ、現在データ要求、記憶デー
タ要求や整定値送信のコマンドが送られる。記憶トリガ
コマンドはディジタルリレーに系統状態、リレー動作状
態等の内容を記憶させるものであり、現在データ要求コ
マンドは機器名、起動年月日や点検時間等からなる管理
フィールドを要求するものである。記憶データ要求コマ
ンドは記憶された管理フィールドとデータとを要求する
ものである。整定値送信コマンドは整定値をディジタル
リレーへ送信するものである。
【0007】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、11A,11Bはディジタルリ
レー本体で、このディジタルリレー本体11A,11B
は電圧情報、電流情報やしゃ断器等の開閉器の開閉情報
が入力される入力盤121,122と、この入力盤1
1,122から入力される情報や後述の出力盤等からの
情報を処理する中央処理部13aを備えたCPU盤13
と、このCPU盤13で処理された情報を遠方に送出す
るための出力盤14とから構成されている。ディジタル
リレー本体11AのCPU盤13にはモデム15が設け
られている。このモデム15は専用通信回線16の一端
に接続され、その他端は遠方に配設されるモデム17を
介して情報解析システム18に接続される。情報解析シ
ステム18はパーソナルコンピュータ,CRT,プリン
タから構成される。図1中、二点鎖線で囲んだ部分は電
気設備所に設けられる。
【0008】なお、図1において、CBはしゃ断器、L
Sは断路器、B1〜B2は母線、PTは電圧情報を得る変
圧器、CTは電流情報を得る変流器、INFは外部イン
ターフェース盤である。
【0009】次に上記の実施例の動作を述べる。情報解
析システム18から次のコマンドがディジタルリレー本
体11Aに送られる。コマンドの第1は記憶トリガで、
このトリガがディジタルリレー本体11Aに送られる
と、ディジタルリレー本体では系統状態、リレー動作状
態(送電線主保護、送電線後備保護、変圧器保護等)、
リレー演算、リレー異常、整定値、トリガのあった年月
日、時分秒やトリガ条件をメモリに記憶する。
【0010】コマンドの第2は現在データ要求で、この
コマンドは次表に示す伝送フォーマット中の現在の管理
フィールドを要求するものである。
【0011】
【表1】
【0012】表1中の管理フィールドの詳細な内容は次
の表2のようになる。
【0013】
【表2】
【0014】表2における項目中の異常内容と整定値を
除いたものが、表1における「一般」の詳細内容であ
る。
【0015】コマンドの第3は記憶データ要求で、この
コマンドは表2に示す記憶された管理フィールドとデー
タとを要求するものである。コマンドの第4は整定値送
信で、このコマンドは整定値をディジタルリレー本体1
1Aへ送信するものである。これらのコマンドは情報解
析システム18を操作する者がマンマシン機能により選
択し、コマンドを受け取ったディジタルリレー本体11
Aはコマンドに応じた対応を処理する。なお、伝送方式
は次表に示す。
【0016】
【表3】
【0017】次に情報解析システム18の基本機能につ
いて述べる。情報解析システム18の基本機能は、a:
ディジタルリレー本体11A(以下本体と称す)との通
信、b:データ解析(図示しないCRT表示及びプリン
タ出力)の2項目に分類される。
【0018】a:本体との通信には次の(1),
(2),(3)を行う。
【0019】(1)まず、情報解析システム18(パー
ソナルコンピュータ)から本体へ、現在の状況を把握す
るためにトリガをかける。
【0020】(2)貯えているデータを要求するには次
の(イ),(ロ),(ハ)を行う。
【0021】(イ)本体が貯えているデータ記憶回数を
確認し、管理フィールドの部分だけを受信し確認する。
【0022】(ロ)記憶データを要求する。要求できる
データ数は、1回のコマンド送信につき最も古いデータ
1ケース分のみとする。受信データは、ファイル化して
RAMディスクに書き込む。本体は送信正常終了にて最
も古いデータ1ケースを消去する。
【0023】(ハ)受信データの保存のために、受信デ
ータを自動的にハードディスクへ書き込む。書き込みエ
ラー時は、作業者がMS−DOS機能により、RAMデ
ィスクからフロッピーディスクへ書き込む。
【0024】(3)データ(整定値)の送信には次の
(イ),(ロ),(ハ)を行う。
【0025】(イ)本体が現在使用している整定値を受
信するため、管理データを要求し、(ロ)データを変更
する場合は編集モードに入ってデータを変更し、(ハ)
データを本体へ送信し、整定値を書き換え、送信後、本
体から整定値を受信し、送信データとの一致を確認し
て、不一致の場合は表示する。
【0026】b:データ解析は次のように行う。
【0027】(1)ファイル読み込み、 コマンド入力によりハードディスクにセーブされている
ファイルを一覧表示し、作業者が選択したファイルをテ
ンポラリファイルへ読み込む。ディレクトリの変更機能
を持たせる。(フロッピー、RAMディスクからの読み
込みを可能とする。) (2)CRT表示、 テンポラリファイルに読み込まれたファイルはCRTへ
表示する。
【0028】(3)プリンタ打ち出し、 作業者が打ち出すファイルを選択し、プリンタへ打ち出
す。ファイルを打ち出しているときは当該フォーマット
名をCRT上に表示する。(但し、画面は停止したまま
となる。)
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
系統のデータ収集、装置状態のチェック、整定値の変更
の作業が遠方から行えるので、複数の地域に散在する電
気設備所のディジタルリレーの情報を1ケ所に集中させ
て管理できるようになり、以て電気設備所の無人化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図。
【符号の説明】
11A,11B…ディジタルリレー、121,122…入
力盤、13…CPU盤、14…出力盤、15,17…モ
デム、16…専用通信回線、18…情報解析システム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルリレー本体の中央処理部に第
    1モデムを設け、この第1モデムに専用通信回線の一端
    を接続し、専用通信回線の他端に第2モデムを介して情
    報解析システムを接続したことを特徴とするディジタル
    リレーの解析装置。
JP3316091A 1991-11-29 1991-11-29 ディジタルリレーの解析装置 Pending JPH05161244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316091A JPH05161244A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 ディジタルリレーの解析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316091A JPH05161244A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 ディジタルリレーの解析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05161244A true JPH05161244A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18073143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3316091A Pending JPH05161244A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 ディジタルリレーの解析装置

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JP (1) JPH05161244A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201252A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Toshiba Corp ディジタル形保護制御装置
JP2012018568A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Fujitsu Telecom Networks Ltd 通信装置および構成管理方法
KR102712765B1 (ko) * 2024-01-29 2024-09-30 (주)피에이엔지니어링 보호계전기의 정정치 검증 방법, 장치 및 시스템

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