JPS6338946B2 - - Google Patents

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JPS6338946B2
JPS6338946B2 JP56051812A JP5181281A JPS6338946B2 JP S6338946 B2 JPS6338946 B2 JP S6338946B2 JP 56051812 A JP56051812 A JP 56051812A JP 5181281 A JP5181281 A JP 5181281A JP S6338946 B2 JPS6338946 B2 JP S6338946B2
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Ryuzo Hirano
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6338946B2 publication Critical patent/JPS6338946B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0218Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults
    • G05B23/0224Process history based detection method, e.g. whereby history implies the availability of large amounts of data
    • G05B23/0227Qualitative history assessment, whereby the type of data acted upon, e.g. waveforms, images or patterns, is not relevant, e.g. rule based assessment; if-then decisions

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は電力系統のプラント状態を反映するオ
ンラインデータを常時、監視し、その状態変化の
検出及び解析を行う電力系統状態変化検出方式に
関する。 近年、種々のプラント設備において監視業務の
自動化が急速に進められている。監視業務の主な
機能はプラント設備の事故等の状態変化の監視及
び計測値の上下限、急速変化等の監視である。以
下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 上記プラント設備の監視装置の一例として電力
系統の監視装置について第1図に基づいて説明す
る。同図において電力系統の遮断器CB、断路器
LS等の2値情報及び電圧、潮流等の計測値は信
号伝送装置1によつて取込まれ、状態変化検出装
置2に送出され、該状態変化検出装置2で2値デ
ータは前回のデータと取込みデータとが比較さ
れ、状態変化が発生しているか否かが検出され
る。計測値はデータ処理装置3に送出され、工学
単位変換され、各種監視処理がなされる。状態変
化検出装置2で検出された状態変化情報は事故等
の解析処理がなされた後、データ処理装置3に送
出され、該データ処理装置3でフアイル処理及び
系統盤、CRTデイスプレイ表示器等により構成
される表示装置4に出力され、操作員に報知され
る。 次に第2図で従来の電力系統状態変化検出方式
を説明する。周知のように遮断器、母線や変圧器
等電力系統の主要機器は保護装置を備えており、
地絡、短絡等の事故が発生すると、この保護装置
が動作し主要機器を保護する。これら電力系統の
プラントの状態はリレー等の接点情報(以下2値
データという)にして、信号伝送装置1のデイジ
タル接点入力部を介して、データ取込み部5で取
込まれる。プラントの状態接点をデイジタル接点
入力部に接続する場合、主要機器動作接点グルー
プ、保護装置動作接点グループ等に分割して、あ
るいはグループが混在してワード単位(16ビツ
ト)あるいはバイト単位(8ビツト)に接続さ
れ、その単位にアドレスが与えられる(以下ワー
ドアドレスという)。データ取込み部5はこのワ
ードアドレスを順次走査して取込むため、主要機
器動作接点及び保護装置動作接点を分割して非同
期に取込む。状態変化検出部6はワード単位ある
いはバイト単位で取込まれたデータを前回の取込
データと比較し、取込み内容に変化があれば、取
込んだときのワードアドレスと今回取込みデータ
及び前回の取込みデータを組にして状態変化デー
タバツフアレジスタ11に登録する。そして状態
変化解析部7は前記バツフアレジスタ11の内容
をビツト単位で走査し、どの2値データで状態変
化があつたのが知り得る。状態変化があつた場合
は、前回データエリア12の該データが示すワー
ドアドレスの位置に今回データを格納する。一
方、電力系統プラントの状態は、ワード単位又は
バイト単位に分割されたワードアドレス単位に順
次走査して取込まれるため、状態変化解析部7は
状態変化があつたからといつて即座に処理するこ
とはできず、一定時間状態変化のあつた2値デー
タを保持し、その後、関係する多数の情報から
種々の解析処理を行う。例えば、しや断器の
OFFが事故により保護リレーが動作したためな
のか、操作によるためなのか判断を行う。この解
析編集された結果は、各処理部、8,9,10に
渡たされる。各処理部とはCRT表示処理であつ
たり、印字出力処理部であつたりする。例えば、
CRT表示処理ではしや断器がトリツプなら、当
該機器シンボル色をトリツプで指定された色に
し、ブリンクさせて、CRT表示する。以上述べ
たように、従来の電力系統状態変化値監視装置は
本来、主要機器の状態と保護装置の状態という密
接な関係があるにもかかわらず、信号伝送装置1
のデイジタル接点入力部に割りつけられたワード
アドレスの関係で、分割され非同期に順次走査さ
れ、送られてくるデータをその順序で保持するた
め、解析処理部やCRT表示処理等のデータを参
照する側は当該機器に関係する情報のワードアド
レスとどのビツトかを示すテーブルとを持つ必要
がある。例えば、前述のしや断器の状態情報は何
ワード目の何ビツト目にあるのか、保護リレー情
報は何ワード目の何ビツト目にあるのか等の主要
機器単位に関係する情報のワードアドレス及びビ
ツトアドレスを記入したテーブルで、主要機器の
状態を知るには、このアドレステーブルをインデ
ツクスにして参照しなければならないため、処理
が複雑になり、又各処理と状態を知るには毎回同
じように前記アドレステーブルをインデツクスに
して参照するため、処理側の負荷が大きくなり、
システムの応答性等に問題があつた。また、シス
テムごとに、監視対象となる電力系統の主要機器
の仕様、個数、接点グループの分割方法等の違い
により、前記アドレスの割りつけが異なるため、
解析処理部はシステム毎に設計変更等の手を加え
る必要があり、標準的な監視装置を製作すること
が困難であつた。 本発明の目的は、前記の各処理部及び解析処理
部が電力系統の主要機器の状態を知るのに機器仕
様の違い(例えば、制御可能なしや断器か等)や
情報の割付け位置を意識しないで状態を知り得る
ようにすることにより、システムの標準化及び応
答性の向上を図つた電力系統状態変化検出方式を
提供することにある。 本発明の特徴は電力系統のプラント状態を反映
するデータが不規則に物理的な固定位置にアドレ
スされている設備において、該データをオンライ
ンで取込む機能を備え、取込みデータを該データ
が示すワードアドレス順に記憶部に配置した(以
下配置したデータを2値単位(ビツト単位)に通
し番号をなし、これを物理アドレスという。又記
憶部のエリアを物理アドレスデータテーブル14
と称す。)オンラインデータを、状変解析処理や
CRT表示処理等の後処理の単純化、応答性を考
慮して、電力系統の設備単位にグループになるよ
うに設計した論理アドレスをもとに記憶部に再配
置し(以下、オンラインデータが設備単位にグル
ープになるように2値単位に再配置したアドレス
を論理アドレスと称し、又記憶部のエリアを論理
アドレスデータテーブル16と称す。)、更に前記
データの状態変化を検出して予め定められた複数
個の後処理に対して、処理の指示をするための処
理定義データを処理定義テーブルより求めイベン
ト情報として与えるとともに、該イベント情報を
解析し、この解析結果をデータ取込部5の入力側
に戻すように構成し、内部で作成した解析結果が
仮想的に電力系統プラントの当該設備から入力さ
れたようにすることにより、後処理が簡単になる
ようにした点にある。 ここで処理定義テーブル18とは物理アドレス
(ビツト情報)単位に準備し、1つの2値情報に
状態変化が発生したら、どういう処理をするか指
示するためのテーブルで、この内容を処理定義デ
ータと称しており、第6図に示す。例えば、後述
する第1表の短絡動作保護Ry情報が0→1に変
化したら、CB状態情報をチエツクするように状
態変化解析部7に指示するデータとかあるいは
TRIP信号が0→1になれば、表示出力に対し
て、シンボルの色を橙にしてブリンクさせるよう
に指示するデータをいう。 また、イベント情報とは、各処理に対して起動
信号とし与える処理定義テーブル18の情報をい
う。 周知のように電力系統情報は機器状態を表わす
接点2値情報(ON/OFF情報で以下、デイジタ
ル情報と称す)と、電圧、電流、有効電力等のよ
うなセンサーによつて測定される計測情報(以下
アナログ情報と称す)がある。これらの情報を論
理アドレスに置き替え、情報解析処理に使用する
が、以下本発明において最も効果の大きいデイジ
タル情報について説明する。 電力系統において1つの例を送電線等の遮断器
にとつてみると、遮断器状態、短絡、地絡、最終
遮断、欠相遮断情報等の保護リレー接点情報があ
る。 一方遮断器は入、切の操作があり、操作指示を
外部から監視装置に与える必要がある。また遮断
器(以下CBと称す)の動作のみに注目してみる
と、操作によるON/OFF、事故によるトリツプ
に起因するOFF状態からON(再閉路使用中)状
態になり、更に再閉路失敗によるOFF状態に移
行する等の動作があり、監視装置ではCBの一連
の動きを動作条件によつて解析し、操作、トリツ
プ(TRIP)、あるいは再閉路成功等の判断を行
う。 更にこれらの情報に密接な情報として信号伝送
装置1が正常動作中か否かの情報が必要となる。
何故ならば信号伝送装置1が正常動作をしてない
限り機器の制御は不可能であり、取込み情報に関
しても信頼できないからである。これらの情報を
解析して得られた結果は本来、電力系統のプラン
ト側で判断されるべき情報であると仮定すると、
監視装置はこれらの情報を取込み、表示装置に出
力するのみとなり、簡単でかつ規格化された論理
になる。 従つて解析された結果を入力側に戻すことによ
りすべてのプラント情報が入つてきたのと同等の
扱いにするのが本発明の特徴である。 ここでプラント側という意味は、電力系統のし
や断器のみに着目すると、しや断器とこれを事故
時に保護する保護リレーと、事故であることを検
出するセンサー及び、しや断器の操作する制御回
路から構成され、更にしや断器とか変圧器とか送
電線とかが組み合わされて電力系統が構成されて
おり、これら全体を電力系統プラント側と呼んで
いる。監視装置は、これらプラント側から送られ
てくる信号をもとに、事故等の判断をし、運転員
に報知する。 上記本発明の特徴を後述する第1表で説明す
る。 第1表の内容は1つのしや断器について、どう
いう信号があるかを示した1例である。電力系統
の1つのしや断器からリアルタイムで送られてく
る情報は、C〜Fであり、AとBは信号伝送装置
1の異常情報で、信号伝送装置1が異常なら、送
られてくる情報は信用できなくなるため、各しや
断器の情報と同じ扱いになつている。信号伝送装
置1から10ケのしや断器の情報が送られていると
すると、信号伝送装置1が異常になつた場合、10
ケのどのしや断器にもA,Bがセツトされる。
(各しや断器の論理アドレスデータテーブル16
にセツトされる。) これらC〜Fの情報を組み合わせて、他のJ〜
Lの情報を状態変化解析部7で作成する。例え
ば、事故を例にとると、CのCB状態情報かOFF
になり、Dの地絡又はFの短絡動作Ryが動作し
ておれば、事故と判断し、JのTRIP信号を作成
する。一方、電力系統のプラント側は地絡又は短
絡検出Ryが動作してCBをTRIPさせているわけ
であり、このTRIPしたという信号を監視装置側
に送り出しているなら、前記の判断は不要とな
り、監視装置側は、TRIPに対して予め決められ
た処理、例えば、プリンターにXXCB TRIPと
印字したり、系統監視盤あるいはCRT画面に、
当該CBのシンボルをブリンクさせたりするのみ
でよくなり、処理が非常に簡単になる。(従来は、
印字出力要求があつたとき、前回データエリア
(最新情報エリア)のまとまりのない情報を参照
し、組みあわせて、Tripしたと判断していた。
又、系統盤表示処理、CRT表示出力処理等も同
様、前回データエリア(最新情報エリア)を参照
して自から判断していた。) 本発明は、監視装置で解析した結果を、プラン
ト側から入力したようにさせて、印字出力とか、
表示出力等の後処理を簡単にし、かつ簡単になつ
た結果高速化を実現したものである。 次に第3図に本発明に係る電力系統状態変化検
出方式の構成を示す。同図において英文字の信号
の内容は第1表に示すものである。
【表】
【表】 本来は遮断器の動作状態を写像(計算機に現在
のプラント情報を保持させること)する信号とし
て第1表のHとIを除く信号が必要であるが、伝
送速度、伝送装置の価格増及び遮断器と直接イン
ターフエースをとる配電盤の性能の関係で全ての
信号を写像するのは困難であり、第1表のC,
D,E,Fの最小限の信号を状態変化検出装置に
送信しているのが現状である。以下、本発明の実
施例に詳細について説明する。 本実施例は上記信号を送信する信号伝送装置1
と、電子計算機で、状態変化検出装置機能及びデ
ータ処理装置機能をもたせたものと、表示装置と
を接続したもので、第3図において上記した情報
(今回、取り込んだオンラインデータ)をデータ
取込部5で、上記情報を取り込むのと同一のフオ
ーマツトで前回、物理アドレスデータテーブル1
4の第4図に示す情報ワード内のワードアドレス
で示される位置に取り込んでいるデータと、内容
をワードフオーマツトの単位で比較し、ワードフ
オーマツト内のいずれかの情報で変化があれば、
指示情報テーブル15の該当する情報ワードアド
レスに指示フラグをセツトし、当該アドレスのい
ずれかの2値情報(データ)で状態変化が発生し
ていることが示される。ここで指示情報テーブル
15とは、ワードアドレスで取込んで、順次ワー
ド単位に物理アドレスデータテーブル14に書き
込んだときのワードアドレスで状態変化があつた
かを示すビツト情報である。第5図に物理アドレ
スデータテーブル14と指示情報テーブル15と
の関係を示す。 例えば、物理アドレスデータテーブル14の5
ワード目のいずれかのビツト(複数ビツトでもよ
い)で状態変化(1→0又は0→1)あつたとす
ると指示情報テーブル15のビツトNo.5番目の位
置に指示フラグをセツトする。こうしておくこと
により、状態変化検出部6は、指示フラグをチエ
ツクすることにより、物理アドレスデータテーブ
ル14のどのワードアドレスで状態変かあつたか
を知り、以下、当該ワードアドレスより、物理ア
ドレスを計算(計算式は後述する(1)式)して、物
理アドレス順に作成並べられている第6図に示す
処理定義テーブル18を索引し、処理定義テーブ
ル18の論理アドレスより論理アドレスデータテ
ーブル16を参照して、物理アドレスの示す情報
と論理アドレスの示す情報とを比較して情報の変
化があつたかをチエツクする。情報の変化がない
場合は、物理アドレスを1カウントアツプして同
様のチエツクをする。このチエツクは指示情報フ
ラグ1個に対して16ビツトあるなら、16回繰の返
す。16回の中には必らず、1ビツト以上の状態変
化が存在する。なお、物理アドレスが割りつけら
れていても、論理アドレスがない場合は、処理定
義テーブル18の論理アドレスを“0”にしてお
くことにより、無視する。 指示情報テーブル15の役割りは、全点物理ア
ドレスデータテーブル14の内容と論理アドレス
データテーブル16の内容を比較するのをやめ、
状態変化が発生している範囲を早く示すのに使用
している。このため、状態変化ビツトを早く検出
できる。 即ち、指示情報テーブル15は電力系統のプラ
ント状態を反映するオンラインデータが順次、格
納される物理アドレスデータテーブル14のデー
タの情報ワード数に対応するビツト数を有し、該
情報ワードの1ワードに対して1つの指示をも
ち、情報ワード内の1〜15のいずれかのビツトの
2値情報(データ)に状態変化がある場合、当該
ビツト位置の指示フラグをセツトする。 物理アドレスデータテーブル14では2値単位
に物理アドレス番号を通し番号でつけておく。ま
た物理アドレスデータテーブル14と論理アドレ
スデータテーブル16の結びつきを第6図に示
す。処理定義テーブル18には論理アドレス番号
を設けているがこの処理定義テーブル18は物理
アドレス順に配列してある。 第3図において状態変化検出部6は、指示情報
テーブル15を検索し、指示フラグがセツトされ
ている情報ワードアドレスを取り出す。情報ワー
ドアドレスがわかると、情報ワードにつけられた
先頭2値データに付された物理アドレスAPHは情
報ワードアドレスをAIWとすると、 APH=(AIW−1)×16+1 …(1) で求めることができる。但し1情報ワードを16ビ
ツトで表わすとする。 上式(1)で求めた物理アドレスAPHから物理アド
レス順に並べられている第6図に示す処理定義テ
ーブル18の論理アドレスを引き出し、論理アド
レスデータテーブル16から論理アドレスの示す
前回の保持データと取り込みデータを比較する。
変化がなければ前記式(1)で求めた物理アドレスを
順次、更新して同様の比較をしていく。物理アド
レスの更新は1情報が16ビツトで表わされている
場合16回行なわれる。 変化がある場合は論理アドレス番号順に各2値
データに対して第6図に示す処理定義テーブル1
8内に処理定義(各処理を実行すべき旨の指令)
がしてある各処理イベント情報(例えば状変解析
処理に第しては第6図の2番目の状変解析イベン
ト情報)の内容に、状態変化検出時刻、現在の2
値データの状態を付加して各処理ごとにイベント
情報として各処理部にわたす。 1例として第2表に示すように、第6図の3種
類のイベントを各処理に分割してわたす。
【表】 以上の状態変化検出部6の処理をフローチヤー
にしたものを第7図に示す。 各処理の状態変化解析部7および各処理部17
(記録編集出力、表示出力等)は、各々のイベン
ト情報の内容に応じた処理を行う。 上述した物理アドレスデータテーブル14、指
示情報テーブル15、論理アドレスデータテーブ
ル16、物理アドレスと論理アドレスの対照関係
を示す論理アドレス番号テーブル及び処理定義テ
ーブル18は記憶部(特に図示されていない)に
設けられている。 以下電力系統の具体例について説明すると前述
のしや断器(CB)の事故例としてしや断器がト
リツプ(TRIP)によりオフ状態からオン状態
(再閉路使用中)となり、更に再閉路失敗に起因
するオフ状態に移行する場合の各機器の動作状態
をタイムチヤートで表わすと、第8図のようにな
る。 電力系統のプラントデータとしては同図Aに示
すCB状態データ、同図Bに示すCBまたは系統を
事故から保護するための保護リレーデータ及び同
図Cに示す再閉路指令が実行されたことを示す再
閉路リレーデータがある。第8図において時刻
T1のタイミングで電力系統に短絡、地絡等の事
故が発生し、保護リレーにより時刻T2で当該CB
がトリツプ(TRIP)したとする。この場合、各
データは第3図のデータ取込部5で取り込まれ、
前回値と比較し、それぞれ物理アドレスデータテ
ーブル14のCB状態情報Cを含んでいるアドレ
スと、地絡動作保護リレーデータD、短絡動作保
護リレーデータF、を含むアドレスで状態変化が
生じていることを知り、指示情報テーブル15の
当該アドレスに対応する位置に指示フラグをセツ
トする。状態変化検出部6のデータ取込部5から
起動を受けると、指示情報テーブル15を検索
し、当該アドレスを取り出した後、上述のルール
に従つてデータCとD,Fのいずれの情報(取り
込みデータ)で状態変化が発生しているか物理ア
ドレスデータテーブル14と処理定義テーブル1
8の論理アドレスより論理アドレスデータテーブ
ル16とを順次比較して知る。今データCとFで
状態変化が発生しておれば論理アドレスデータテ
ーブル16を新しいデータに書き換えると同時
に、状態変化解析部7に対してイベント情報を流
す。このときデータCとFの処理定義テーブル1
8の状変記録イベント情報と、表示出力イベント
情報は定義しないでおく。何故なら、CとFのデ
ータは信号伝送装置1の取り込みタイミングによ
り送られるため同期がとれておらず、データCの
みまたはデータFのみでは事故であるか否か判定
できないため、記録出力及び表示出力ができなか
らである。状態変化解析部7はCとFのデータを
同期化した後、トリツプ(TRIP)事故であると
判断すると物理アドレスデータテーブル14にト
リツプ信号データJをセツトし且つ指示情報テー
ブル15のJの位置に該当する指示フラグをセツ
トし状態変化検出部6を起動する。状態変化検出
部6は前述と同様にトリツプ信号データJに対す
る状態変化を検出すると、処理定義テーブル18
を参照し、各処理部17に対してイベント情報を
渡す。トリツプ信号データJは状態変化解析結果
であり、処理定義テーブル18の状変解析イベン
ト情報はセツトせず、状変記録イベント情報と表
示出力イベント情報をセツトしておく。各処理部
17はデータJに対するイベント情報を受けとる
と、データJは予め“TRIP”と定義されている
ため、記録編集をし“××時××分 CB、
TRIP 短絡”と印字処理する。一方データ取込
部5は電力系統ブラント情報を取りこぼしのない
よう信号伝送装置1に同期した処理を実行してい
る。状態変化検出部6は第8図のT3のタイミン
グで第3図に示すデータCが再度ONに状態変化
したことを知り、処理定義テーブル18により状
態変化解析部7にイベント情報を与える。状態変
化解析部7は時刻T2のタイミングでデータEが
ずでに動作したイベントを受けとつており、しや
断器CBが再閉路によりオン状態にあることを知
り、再閉路成功か否かの監視をしている。再閉路
動作監視中タイムアウトになれば状態変化解析部
7は物理アドレスデータテーブル14にK信号を
出力する。再閉路動作監視中に第8図のT4,T5
のタイミングで再びA,Fの状態変化が発生し、
データ取込部5、状態変化検出部6で上述の処理
部、イベント情報が状態変化解析部7に与えられ
れば、該状態変化解析部7はE,A,Fのデータ
をもとに、再閉路が失敗したと判定し、物理アド
レスデータテーブル14のL信号を出力する。
K,Lの信号は、状態変化検出部6で上述の状態
変化検出処理後、J信号と同様、処理定義テーブ
ル18で各処理部17に対してのみイベント情報
が与えられるように定義されており、それぞれ、
再閉路成功、再閉路失敗と印字するよう処理がな
される。 又、運転員がしや断器を制御する場合、当該し
や断器の選択指令をするが、該選択指令を操作指
令処理部13で読み込み、当該しや断器に対して
予め決められた物理アドレスデータテーブル14
のHの位置に情報をセツト(ビツト情報1をセツ
ト)すると同時に指示情報テーブル15の当該ワ
ードアドレスに対応するビツト位置に指示フラグ
をセツトし、状態変化検出部6に起動をかける。
状態変化検出部6は前記説明したルールに従つ
て、論理アドレスデータテーブル16のCBポジ
シヨン選択出力信号Hの位置で状態変化があつた
ことを知り、状態変化解析部7に状変解析イベン
ト情報がわたされ、しや断器選択処理がなされ
る。つづいて選指令と同様に選択したしや断器に
対して、入・切指令が指令されると状態変化解析
部7より、入・切信号が出力される。この結果は
当該しや断器の応動として、前記説明したルール
に従つて、論理アドレスデータテーブル14の
CB状態情報Cの位置に反映される。以下状態変
化解析部7で論理アドレスデータテーブル16の
H,I,Cの信号のチエツクにより、操作による
しや断器の状態変化であることがわかり、当該し
や断器に対して予め決められている物理アドレス
データテーブル14のGの位置に情報をセツト
し、TRIPと同様のルールにより“××時××分
CB 入操作”と印字処理される。 本実施例では物理的に不規則にアドレツシング
された情報を一定の規則に基づいて正規化された
論理アドレスに再配置するように構成したので電
力系統の同種類の機器は同じパターンにすること
ができる。従つて電力系統プラントの状態を表示
装置に出力したり、記録装置に印字したりする各
種の処理は複雑なテーブル等の参照をすることな
く単純にパターン的認識を繰り返して行うことが
でき、処理の単純化及び高速化が図れる。 ここで同種類の機器は同じパターンにすること
ができるということにつき詳しく説明すると、本
実施例では、CBに対して、CBの状態と、再閉路
動作状態と短絡、地絡の情報がある場合を説明し
たが、CBでも、再閉路動作状態がない機器とか、
電力系統プラント側で、短絡、地絡を判断して、
トリツプのみを監視装置に送信される場合があ
る。これら、各機器の仕様不揃に対して、後処理
側は、論理アドレスデータテーブル16の同じパ
ターンで、同様の処理を繰り返すのみで、不揃で
あることを意識する処理はない。何故ならば論理
アドレスデータテーブル16は、しや断器なら、
しや断器の特性が全て含まれており、送られてこ
ない情報は、セツトされないだけであり、逆に、
トリツプのように、プラント側から送られてくる
情報は、当該CBの論理アドレスデータテーブル
16のトリツプの位置(実施例の中ではJの位
置)に情報がセツトされるように処理定義テーブ
ル18の論理アドレスを定義し、記録出力イベン
ト情報及び表示出力イベント情報を定義すること
で実現できるからである。 以上、説明したように、論理アドレスデータテ
ーブル16に機器特性を全部反映しておくことに
より電力系統プラントから入力される情報とは無
関係になり、同じパターンとすることができる。 また本実施例では電力系統のプラント状態変化
時あるいは電力系統プラントに対して指令を与え
る等の装置内における能動的に処理に対して論理
アドレスに情報を再配置する時に個々の情報に定
義した処理イベントで処理要求を発行するように
構成したので他機能との処理インターフエースが
簡単になり、このイベントデータをデータバスに
接続することによりデータバス結合による機能分
散型マルチプロセツサーのオンライン入出力、状
態変化検出、状態変化解析処理を含んだフロント
エンドプロセツサーのソフトウエアに容易に適応
でき、システムの標準化が図れる。 以上に説明した如く本発明によればシステムの
標準化及び応答性の向上を図つた電力系統状態変
化検出方式を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電力系統監視装置の構成を示すブロツ
ク図、第2図は従来の電力系統状態変化検出方式
を示す説明図、第3図は本発明に係る電力系統状
態変化検出方式の内容を示す説明図、第4図は信
号伝送装置の情報フオーマツトの1例を示す説明
図、第5図は物理アドレスデータテーブルと指示
情報テーブルの関係を示す説明図、第6図は物理
アドレス順に配列された処理定義テーブルの1例
を示す図、第7図は本発明に係る電力系統状態変
化検出方式における状態変化検出処理部の処理内
容を示すフローチヤート、第8図は遮断器事故の
場合の電力系統の各装置の動作状態を示すタイム
チヤートである。 5…データ取込部、6…状態変化検出部、7…
状態変化解析部、13…操作指令処理部、14…
物理アドレスデータテーブル、15…指示情報テ
ーブル、16…論理アドレスデータテーブル、1
7…処理部、18…処理定義テーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電力系統のプラント状態を反映するオンライ
    ンデータが順次、格納される物理アドレスデータ
    デーブルと該テーブルに格納されたデータの情報
    ワード数に対応するビツト数を有し該情報ワード
    内のデータにおける状態変化の有無を判別するた
    めの指示情報テーブルと一定の規則に基づいて前
    記物理アドレスデータテーブルに格納されたデー
    タが転送、格納される論理アドレスデータテーブ
    ルと該テーブルの物理アドレス順に処理定義が配
    列された処理定義テーブルと物理アドレスと論理
    アドレスの対照関係を示す論理アドレス番号テー
    ブルとを有する記憶部と、オンラインデータを取
    込み該取込みデータと前記物理アドレスデータテ
    ーブルに格納された前回のデータとを情報ワード
    単位で比較し、いずれかのデータに変化がある場
    合に前記指示情報テーブルの該当する情報ワード
    アドレスに指示フラグをセツトするデータ取込み
    部と、前記指示情報テーブルを検索し、指示フラ
    グがセツトされた情報ワードアドレスから物理ア
    ドレスを求め、該物理アドレスに対応する論理ア
    ドレスを論理アドレス番号テーブルを参照して求
    め、前記論理アドレスデータテーブルから求めた
    論理アドレスの示す前回の保持データと今回の取
    込みデータとを比較し、変化がある場合に該論理
    アドレスにおける前記イベント処理テーブルのイ
    ベント情報を送出する状態変化検出部と、該状態
    変化検出部からイベント情報を受けとり電力系統
    の変化状態を解析しその解析結果を前記物理アド
    レスデータテーブルに入力する状態変化解析部
    と、前記イベント情報の内容に応じた処理を実行
    する処理部とを含んで構成される電力系統状態変
    化検出方式。
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