JPS6339432A - 機器誤操作防止チエツク方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は機器誤操作防止チェック方式、特に電力系統を
集中監視制御する計算機システムで、マンマシンインタ
フェース装置、遠方監視制御装置を介して運転員が電力
系統機器を操作するに際して、誤操作を防止するための
機器誤操作防止チェック方式に関するものである。

（従来の技術） 電力系統にはしゃ断器、断路器及び保護装置等の設備が
数多く設置されており、これらを用いて電力系統の安定
運用がなされている。

又、これらの運用の省力化と、より高度な自動化を目的
として、電子計算機と遠方監視制御装置を用いて集中監
視制御！１１システムを実現している。

更に、集中監視制御技術の発達につれて監視制御を行な
う範囲が大ぎくなり、その結果、集中監視制御システム
の電子計算機が扱う情報聞は膨大なものとなっている。

そこで、前記電子４１１１１１のソフトウェアは、運転
員が日常膨大な情報量を扱・）ている中で機器操作を実
施する場合、この実施する機器操（’ｌが誤りのない操
作であるか否かを現在電力系統状態を用いて自動的に判
断し、運転員に知らＵるＪ、うにしている。

以下に第８図〜第１５図を用いて具体的に説明りる。

第８図は概略の電力系統を示し、１は変圧器、１０．２
０．３０．４０．５０．６０は各変電所を結ぶ）スミ線
、１００、１１０．１２０．１３０．１４０．１！＋０
．１（ｉ（１，１７０，１８＋１．　ＨＩｏ、　２００
゜２１０は変電所を示している。

第９図は、第８図の変電所１００ど変電所１３０を結ぶ
送電線１０の具体例ぐあり、ｊ）００は変゛市所１００
の、又、５０１は変電所１３０の各設備範囲、！ｉ１０
，５１１は母線、３００．３０１．３０４．３０．’＋
は変電所１０（］に設首の断路器、３０２．３０３は変
電所１　［１０に（８シミ行の１〕１５断器、３０６．
３０７は変電所１００に設置のアース、４００゜４０１
、４０４．４０５は変電所１３０に設置Ｎの断路：Ｓ、
４０２゜４０３は変電所１３０に設置のし１ｂ断器、ｌ
ｌ０Ｇ、　４０７は変電所１３０に設置のアースを示し
ている。

第１０図は、第８図に示した電力系統の状態を監視、制
御覆るための清算機システムで、１は電力系統を運転ｉ
が監視制御するためのマンマシンインタフェース装置、
２は遠方監視制御装置４．５経由で取込んだ電力系統機
器６の状態データを用いてデータ処理を行なう電子泪算
機、３は電子計輝機と遠方監視制御装置間の情報の受渡
しを行なうデータ中継装置、４．５は電力系統機器６の
監視、制御を行なうための情報を伝送する遠方監視制御
装置、６は第８図で示した電力系統を保護、監視、制御
づ−るために用いる電ノコ系統機器を示している。

第１１図は、第１０図の電子計算機２に対して、運転員
が前ｊボのマンマシンインタフェース装置１を介して電
力系統機器６の操作指令を行なう時に、機器操作処理を
行なうソフトウェア、ハードウェアの相関図で、２１は
機器操作プログラム２２が誤操作防止チェックデータ２
３を用いて誤操作防止チェックを行ない、これがチエッ
クエラーとなった時に、マンマシンインタフェース装置
１の表示装置１１にチェックエラー内容を表示するため
のメツセージを保存した条ｆｌＴラーメッセージ領域、
２２は運転し１がマンマシンインタ−ノ［−ス装四１の
ポインディングデバイス１２及び機器操作指定スイッチ
１３を用いて）穴型操作指令を行なった時に、この指令
内容を判断してＶｓ器操作処理をｉｊｈう機器操作プロ
グラム、２３４；Ｌ前記操作指令を機器操作ブ］」グラ
ム２２が受取った時に、当該機器の誤操作防止チェック
を行なうための条１′１を定義した誤操作防止チエック
データ、２４は機器操作プ１１グラム２２が操作要求を
行なった時、この操作要求内容を解析してデータ中継装
置３に対して操作符号の出力を行なう操作符号出力プロ
グラム、２５は状変データ領域２７に書込まれたデータ
より現在電力系統機器状態を作成し、瑣在機器状態領域
２６に対して保存ザるための状変処理プログラム、２６
は前述の現在電力系統機器状態を記憶Ｊる領域、２７は
データ中継装置３が受信した状態データのうち、状変検
出したデータを書込む記憶領域を示している。

第１２図は誤操作防止チェックデータ２３の構成図であ
る。図に示されるように、各電力系統機器（１・〜・ｎ
）に対応して当該機器の誤操作防止条件（後述リ−る）
と、条件エラー発生時のメツセージＮＯが設けられてい
る。

第１３図は条ｆ１エラーメツセージ領域２１の構成図で
あり、前記した条件エラ一時のメツセージＮｏに対応し
て、表示ｙｉ置への出力用のメツセージデータが設（Ｊ
られている。

第１４図は変電所１００のスケルトンをマンマシンイン
タフェース装置１の表示装置１１に表示した例を示して
いる。

又、第１５図は前述した変電所１００のスケルトンより
、運転０が機器操作指令を行なった時に、前述の機器操
作プログラム２２が当該機器の誤操作防止チェックを行
なってチエックエラーを検出した場合のメツセージの表
示例を示している。

４ｚお、図中の各符号は、第９図で示した機器番号に対
応している。

このようなシステムにおいて、例えば第９図の断路器３
０５を例にして一連の動作説明をづる。この場合、断路
器３０５の誤操作防［Ｌ条ｆ１が、「し昏断器３０３切
状態又は断路器４０５切状態」と、誤操作防止ヂＴツク
データ２３に定義されているとする。

先ず、表示装置１１に変電所１００のスケルトンを表示
し、ポインテイングデバーｒス１２を用いて断路器３０
５の機器操作指令を行なう。これにより機器操作プログ
ラム２２が動作し、断路器３０５に対応する誤操作防止
条件を誤操伯防止チー［ツクデー夕２３より取出し、誤
操作防出条件のチェックを行なう。

この誤操作防止条件で指定されるＩ！３状態のチェック
は、前記現在機器状態領域２６に記憶されているデータ
を用いて行なう。そして、この藺、現在機器状態領域２
６で記憶しでいる、しゃ断器３０３と断路器４０５がい
ずれも入状態となってい７ｊ場合は、チェックエラーと
なる。

即ち、第１２図で示した誤操作防止チー［ツクデータ２
３の当該項目の条例エラー１１．’ｌのメツセージＮｏ
を用いて、前記条件コニラーメッセージ領域２１（第１
３図）より表示装置１１への出力用メツレージデータを
取出し、表示装置１１のメツセージ表示エリアへメツセ
ージデータを出力する。このメツセージデータを出力し
た例が第１５図である。

なお、集中監視制御システムでは、殆んどが第１４図に
示すように、変電所単位のスケルトン画面を作成して表
示装置１１へ表示し、このスケルトンに、Ｌり機器操作
を行なっている。

（発明が解決しようとする問題点） 上記した従来方式にて機器操作を行なう時に、前記した
如く、しゃ断器３０３と断路器４０５がいずれも入状態
であるため、誤操作防止チェックの条件が成立せずエラ
ーとなってしまう。そして現状のように簡単なメツセー
ジの表示だけでは、エラーどなったことと、変電所１０
０のスケルトン画面上でしゃ断器３０３が入状態となっ
ているところまでは、即座に運転員にわかるが、他変電
所の断路器４０５、し入状態となついることは、当該変
電所１００のスケルトン画面上ではわからない。

このため運転員は、変電所１００のスケルトン画面を一
旦消去して、改めて変電所１３０のスケルトン画面を表
示し、ここで断路器４０５が入状態であることを確認し
た後、再爪、変電所１００のスケルトン画面を表示し直
す等のやっかいな操作が必要となる。

又、誤操作防止条件が３変電所以上に関係しでいる場合
に、誤操作防止条件チェックエラーとなると、運転員は
どの変電所のスケルトンを表示すれば良いかわからない
ため、全ての変電所のスク゛ルトンを表示して、状態確
認する必要がある。

従って、せっかく誤操作防止チェックを行なってエラー
を検出しても、運転日の判断にＪ：ってスケルトン画面
の切替えをしくＨノればならず、更に内容確認を行なっ
て操作の可否を判定しな（」ればならない。このため前
述のような誤操作防止チェックを行なっても、誤操作を
行なう危険性は非常に大きい。

本発明は上記問題点を解決するためにイエされたもので
あり、運転員が機器操作を実施して誤操作防止条件エラ
ーとなった０、１、自動的に誤操作防止条件エラーとな
っている部分のスケルトンを表示して運転員に知らせる
ことの可能な機器誤操作防止チェック方式を提供するこ
とを目的としている。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明では表示装置にマルチウィンドウエリアを設け、
機器の誤操作防止チェックでエラーを検出した時に、誤
操作防止チェックエラーとなっている部分のスケルトン
を前記当該表示中スケル［・ン画面のマルチウィンドウ
エリアに表示するよう構成した。

（作用） 従って、運転員が機器操作を実施例して誤操作防止チェ
ックエラーとなった時、現在表示している変電所のスケ
ルトン画面を切替えなくとも、マルチウィンドウエリア
に、誤操作防止チェック１ニラ−となっている部分のス
ケルトンを表示できる。

（・実施例） 以下図面を参照して実施例を説明する。

第１図は本発明による機器誤操作防止チェック−１０＝ 方式を説明づる一実施例のブ［１ツク構成図であり、電
力系統の状態を監視、制御刀−る訓克機シスアムとして
示している。１１Ａはマルブーウインド「り］二リす表
示可能な表示装置であり、萌記表示装胃の表示画面内に
は、マルチウィンドウエリア１１Ｂを設置ノでいる。そ
の他のバー１ζ構成＃３１第１０図と同様である。

第２図は本発明による機器操作時のソフ１〜つＪア、ハ
ードウェアの相関図である。２２Ａ＋よ機器操作プ［１
グラムで、運転０がマンマシンインタフ「−ス装置１−
１のポインティングデバイス１２及び機器操作指定スイ
ッチ１３を用いて機器操作指令を行なった時に、この指
令内容を判断し、先ず、誤操作防止ヂ］ツクデータ２３
と現在Ｉ穴型状態領域２６とを用いて誤操作防止条ｆ１
チェックを行ない、ここで条件二［ラーを検出した時、
マルチウィンドウゴーリア指示データ２８と部分系統の
スプル１〜２表示用データ２９どを用いて、条ｆｔ−１
−ラーとなっ−Ｃいる部分のスプル１ヘンを表示する機
能を右づ−る。２８は表示装置１１八に表示する変電所
スプル１−２画面旬に　１１一 定義したマルチウィンドウエリアを指示するデータ、２
９は誤操作防止チェックデータ２３に対応してａ３す、
誤操作防止条イ′１ヂエツクを行なう部分のスプル１ヘ
ンを表示するための表示データ、２１．２３〜２７は第
１１図に示した内容と同一である。

第３図は表示装置１１八に変電所スケルトン画面を表示
した時のマルチウィンドウエリアの例を示したもので、
表示装置１１への横方向をχ軸、縦方向をχ軸と定義し
た場合、χ方向がχ１からχ２、ｙ方向がｙｌからｙ２
までのエリアがマルチウィンドウエリアであることを意
味している。

第１図はマルチウィンドウエリア指示データ２８の構成
図である。図に示されるように、各変電所１υにマルチ
ウィンドウエリアの座標χ、ｙが決められている。

第５図は部分系統のスケルトン表示用データ２９の構成
図である。図に示すように、各機器用部分系統スケルト
ンデータに対して、当該機器の誤操作防止条件条件でチ
ェックする部分に対応した部分系統のスケルトン表示用
データが設Ｕられている。

第６図は機器操作１１．１に誤操竹防１１−ヂ」−ツク
−［ラーとなった場合の表示例を承り図て・ある、。

第７図は動作説明の）Ｉ−Ｉ−チｌ−−１・であり、こ
れによって処理内容を説明覆る。この場合の各変電所の
構成は、第９図のｂのを用い−７：　４１％う。ぞして
、断路器３０５が切状態に（（ウリ、しゃ断器３０３及
び断路器４０５が入状態である時、断路器３　［１！ｉ
の誤操作防止条件が［しゃ断器３０３切状態又は断路器
４０５切状態−１と定義してある場合を考える。

ステップ７１では、断路器３０５の入操作指令を行なう
。即ち、運転員はンンマシンインタノ王−ス装置１−１
の表示装置１１＾に変電所１００のスケルトン（第１４
図）を表示してａ３き、ポインティングデバイス１２及
び機器操作指定スイッチ１３を用いて断路器３０５に対
して操作指令をりる。

ステップ７２では、操作指令された断路器３０５に対応
Ｊる誤操作防止条１！１を取出Ｊ０この場合、機器操作
プログラム２２八は誤操作防止チエックデータ２３より
、断路器３０５に対応り−る誤操作防止架着［しゃ断器
３０３切状態又は断路器４０５　Ｖ）状態１を取出１゜ ステップ７；３では、この取出した誤操作防止条件と現
在機器状態領域２６に記憶してある現在電力系統機器状
態とを用いて条件デートツクを行なう。現在、検器して
いる第９図では、しゃ断器３０３及び断路器４０５が入
状態となついるため、当該機器操作プログラム２２八は
チエックエラーであることを検出し、ステップ７：）へ
移って誤操作防止チエックデータ２３の当該項目に対応
する条件エラ一時のメツレージＮＯを取出Ｊ。そして、
このメツセージＮ。

を用いて、条件エラーメツセージ領域２１よりメツレー
ジデータを取出し、表示装置１１八に表示する。

又、このメツセージの表示処理と共に、ステップ７６に
Ｊ３いて、マルチウィンドウエリア指示データ２８より
、当該表示中変電所スケルトン画面に対応Ｊるマルチウ
ィンドウエリア（χ方向χ１〜χ２、ｙ方向ｙ１〜Ｖ２
　）のデータを取出す。

更に、ステップ７７では、部分系統のスケルトン表示用
データ２９より、断路器３０５の誤操作防止条（！１で
チェックする部分に対応した部分系統のスケルトン表示
用データのうち、表示装置１１＾に表示していない部分
のスケル１−ン表示用データを抽出し、前記取出したマ
ルチウィンドウニ［リアのデータに従がい、変電所１０
０のスケルトン画面トに誤操作防止条件となっている変
電所１３０の部分系統スケルトンを表示する（第６図）
。

以上の処理により、他の変電所に関係Ｊる誤操作防止条
件で条件エラーどなった場合で゛も、伯の変電所のスケ
ルトン画面を表示して、条件エラ一時内容を確認するこ
となく、表示中の変電所スケルトン画面上で、条件エラ
ーとなつ−（いる部分のエラー内容を確認覆ることが出
来る。

従って、変電所のスプル１〜ン画面を表示し直−リ等の
やっかいな操作が不要どなり、かつ、誤操作防止条件に
関係する系統状態を同一スケルトン画面−ヒで確認でき
るため、誤操作を’ｈ　＜’ｒう危険性もなくなる。

［発明の効果］ 以上説明した如く、本発明によれば変電所のスケルトン
画面をマンマシンインタフｒ−スＨｔａに表示し、この
装置を介して電力系統機器を操作する時、当該機器毎に
予め指定してある誤操作防止チエックデータと電力系統
の全機器の現在状態データとを用いて誤操作防止チェッ
クを行ない、チェックエラーとなった時には、前記チェ
ックエラーとなっている部分のスケルトンの表示と共に
、前記条件に関係する系統状態を同一スケルトン画面上
で確認できるにうにしたため、電力系統の監視制ｍｓ囲
が拡大したとしても、運転員が系統構成を意識覆ること
なく、条件エラ一時の内容確認を容易に行なうことが可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による機器誤操作防止チェック方式を説
明する一実施例の全体構成図、第２図は本発明による機
器操作時のラフ１〜ウエア、ハードウェアの相関図、第
３図はマルチウィンドウエリアの例を示す図、第４図は
マルチウィンドウエリア指示データの構成図、第５図は
部分系統のスケルトン表示用データの構成図、第６図は
機器操作時に誤操作防止チェックエラーとなった場合の
表示例図、第７図は動作説明のフローチト一ト、第８図
は電力系統の一例図、第９図は変電所間を結ぶ送電線、
電力系統１［の例を示１図、第１０図は従来の電力系統
を監視、制御する集中監視制御システムの相関を示す図
、第１１図は従来の機器操作を行なう時のプログラム、
データ等の相関を示す図、第１２図は機器の誤操作防１
に条ｆ＋のデータ構成例図、第１３図は条件エラーとな
った時のメツレージのデータ構成例図、第１４図は変電
所のスケルトンを表示した例を示η図、第１５図は従来
の機器操作時に、誤操作防止チェック［ツクＪラーどな
った場合の表示例を示づ図である。 １．１−１・・・マンマシンインタフ１−スＭＷ２．２
−１・・・電子ｇｉ算Ｒ３・・・データ中継装置４．５
・・・遠方監視制御装置 ６・・・電力系統機器　　　　１１，１１Ａ・・・表示
装置１１Ｂ・・・マルチウィンドウエリア １２・・・ポインティングデバイス １３・・・機器操作指定スイッチ ２１・・・条件エラーメツレージ領域 ２２、２２＾・・・機器操作プログラム２３・・・誤操
作防止チェックデータ ２４・・・操作符号出力プログラム ２５・・・状変処理プログラム ２６・・・現在機器状態領域　・ ２７・・・状変データ領域

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表示装置を有するマンマシンインタフェース装置と、監
   視対象電力系統の全機器の現在状態データ及び各機器毎
   に指定してある誤操作防止チェックデータが記憶された
   電子計算機と、遠方監視制御装置とからなり、前記マン
   マシンインタフェース装置に変電所のスケルトン画面を
   表示し、各機器の操作に際して前記誤操作防止チェック
   データと電力系統の全機器の現在状態データとを用いて
   当該機器の誤操作防止チェックを行なう電力系統監視制
   御装置において、前記表示装置にはマルチウィンドウエ
   リアを設け、機器の誤操作防止チェックでエラーを検出
   した時に、誤操作防止チェックエラーとなつている部分
   のスケルトンを前記当該表示中スケルトン画面のマルチ
   ウィンドウエリアに表示することを特徴とする機器誤操
   作防止チェック方式。