JP3132770B2 - 電力系統監視制御装置 - Google Patents
電力系統監視制御装置Info
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- JP3132770B2 JP3132770B2 JP03280873A JP28087391A JP3132770B2 JP 3132770 B2 JP3132770 B2 JP 3132770B2 JP 03280873 A JP03280873 A JP 03280873A JP 28087391 A JP28087391 A JP 28087391A JP 3132770 B2 JP3132770 B2 JP 3132770B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力系統機器を遠方から
監視制御するシステムにおける電力系統監視制御装置に
関する。
監視制御するシステムにおける電力系統監視制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電力系統監視制御装置では、電力
系統事故を復旧するに際して、運転員が復旧手順を記入
したマニュアルを参照しながら復旧操作を行なわなけれ
ばならなかった。以下、従来の技術の一例を図9〜図13
を用いて説明する。図9において、電子計算機10は電力
系統の監視制御を行なう電子計算機であり、記憶装置10
4 は電力系統機器設備情報201 や電力系統機器状態テー
ブル202 を記憶しておく装置である。電力系統状態の変
化は変電所SS1 ,SS2 ,…SSn より遠方監視制御装置10
1を経由し、電力系統機器入力手段11にまず入力され
る。この電力系統機器入力手段は入力情報を電力系統状
態解析手段15へ通知すると共に、電力系統機器状態テー
ブル202 へも出力し現在状態を反映させる。この電力系
統機器状態テーブル202 の状態は電力系統表示手段12を
介して図13に示すような系統図をモニター例えばCRT
(Cathode Ray Tube)102 に表示される。電力系統状態
解析手段15はその状態変化が電力系統事故か否か判定し
電力系統機器状態テーブル202 へ反映すると共に、その
旨、電力系統表示手段12へ通知する。運転員が電力系統
事故を復旧するには、CRT102 の表示によって、供給
支障個所及び現在の電力系統状態等、状況を十分に把握
した上で復旧方針を決定し、電力系統機器の操作を行な
う。電力系統機器の操作は運転員が電力系統機器状態を
確認後、電力系統機器に対し、入や切等の制御指令を制
御卓103 を使用して行なう。制御卓入力手段13は運転員
からの制御指令を受取り、電力系統機器制御手段14へ制
御指令を渡す。電力系統機器制御手段14は電力系統機器
設備情報201 を基に制御可能か否か判断し、条件が一致
した場合に遠方監視制御装置101 を経由し電力系統機器
へ制御信号を出力する。
系統事故を復旧するに際して、運転員が復旧手順を記入
したマニュアルを参照しながら復旧操作を行なわなけれ
ばならなかった。以下、従来の技術の一例を図9〜図13
を用いて説明する。図9において、電子計算機10は電力
系統の監視制御を行なう電子計算機であり、記憶装置10
4 は電力系統機器設備情報201 や電力系統機器状態テー
ブル202 を記憶しておく装置である。電力系統状態の変
化は変電所SS1 ,SS2 ,…SSn より遠方監視制御装置10
1を経由し、電力系統機器入力手段11にまず入力され
る。この電力系統機器入力手段は入力情報を電力系統状
態解析手段15へ通知すると共に、電力系統機器状態テー
ブル202 へも出力し現在状態を反映させる。この電力系
統機器状態テーブル202 の状態は電力系統表示手段12を
介して図13に示すような系統図をモニター例えばCRT
(Cathode Ray Tube)102 に表示される。電力系統状態
解析手段15はその状態変化が電力系統事故か否か判定し
電力系統機器状態テーブル202 へ反映すると共に、その
旨、電力系統表示手段12へ通知する。運転員が電力系統
事故を復旧するには、CRT102 の表示によって、供給
支障個所及び現在の電力系統状態等、状況を十分に把握
した上で復旧方針を決定し、電力系統機器の操作を行な
う。電力系統機器の操作は運転員が電力系統機器状態を
確認後、電力系統機器に対し、入や切等の制御指令を制
御卓103 を使用して行なう。制御卓入力手段13は運転員
からの制御指令を受取り、電力系統機器制御手段14へ制
御指令を渡す。電力系統機器制御手段14は電力系統機器
設備情報201 を基に制御可能か否か判断し、条件が一致
した場合に遠方監視制御装置101 を経由し電力系統機器
へ制御信号を出力する。
【0003】前記復旧方針決定にあたって、例えば、図
12に示すような電力系統を変圧器51で母線71と変圧器52
に電力を供給し、送電線61で母線72に電力を供給し運用
している場合に、母線71に地絡事故が発生し、開閉器
1,開閉器2,開閉器10が保護継電器の働きにより切状
態となり、図13に示すような電力系統状態となった場合
を考える。この場合、四角を黒く塗りつぶしたものは開
閉器(しゃ断器)の入状態を示し、菱形を黒く塗りつぶ
したものは開閉器(断路器)の入状態を示す。なお、白
地は切状態を示す。この電力系統事故を復旧するには、
開閉器3を切,開閉器8を切,開閉器12を入とし送電線
61より再加圧し母線71が健全であれば、開閉器8を入,
開閉器10を入とし復旧するか、又は開閉器8を切,開閉
器9を入,開閉器10を入とし母線72より復旧する等、何
通りかの復旧手順が考えられる。運転員は何通りもある
復旧手順の中からどの復旧手順が最適か、又、一つの復
旧手順が失敗した場合、次に行なうべき復旧手順はどれ
かなど、予め用意してある復旧手順や系統運用方針等、
電力系統事故時の復旧操作に関する手引きを記入したマ
ニュアルを参照し、復旧方針を決めなければならなかっ
た。図10は電力系統機器状態テーブル202 の構成例であ
る。電力系統機器の状態(1:入,0:切など)が、一
連の機器番号の並びで格納されているテーブルであり、
電力系統機器状態を認識するために使用される。図11は
電力系統機器設備情報201 の構成例である。図11で示す
ように、電力系統機器設備の種別単位(送電線,母線,
変圧器といった単位)に格納されている情報であり、当
該電力系統機器が何であるか(二重化母線のブスタイ開
閉器,変圧器の2次側開閉器等の情報)、検圧設備があ
るか、どこと接続されているか等を示すものである。
12に示すような電力系統を変圧器51で母線71と変圧器52
に電力を供給し、送電線61で母線72に電力を供給し運用
している場合に、母線71に地絡事故が発生し、開閉器
1,開閉器2,開閉器10が保護継電器の働きにより切状
態となり、図13に示すような電力系統状態となった場合
を考える。この場合、四角を黒く塗りつぶしたものは開
閉器(しゃ断器)の入状態を示し、菱形を黒く塗りつぶ
したものは開閉器(断路器)の入状態を示す。なお、白
地は切状態を示す。この電力系統事故を復旧するには、
開閉器3を切,開閉器8を切,開閉器12を入とし送電線
61より再加圧し母線71が健全であれば、開閉器8を入,
開閉器10を入とし復旧するか、又は開閉器8を切,開閉
器9を入,開閉器10を入とし母線72より復旧する等、何
通りかの復旧手順が考えられる。運転員は何通りもある
復旧手順の中からどの復旧手順が最適か、又、一つの復
旧手順が失敗した場合、次に行なうべき復旧手順はどれ
かなど、予め用意してある復旧手順や系統運用方針等、
電力系統事故時の復旧操作に関する手引きを記入したマ
ニュアルを参照し、復旧方針を決めなければならなかっ
た。図10は電力系統機器状態テーブル202 の構成例であ
る。電力系統機器の状態(1:入,0:切など)が、一
連の機器番号の並びで格納されているテーブルであり、
電力系統機器状態を認識するために使用される。図11は
電力系統機器設備情報201 の構成例である。図11で示す
ように、電力系統機器設備の種別単位(送電線,母線,
変圧器といった単位)に格納されている情報であり、当
該電力系統機器が何であるか(二重化母線のブスタイ開
閉器,変圧器の2次側開閉器等の情報)、検圧設備があ
るか、どこと接続されているか等を示すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電力系統システムの集
中制御化と、被制御所となる変電所の規模の拡大化によ
って、運転員が管轄する電力系統情報は拡大し、運転員
の負荷は益々重くなってきている。又、電力系統事故発
生時には迅速な系統復旧が要求される。このような状況
の中で、電力系統事故発生時に電力系統の状態を把握
し、系統復旧方針を決定し決定復旧途中の電力系統の状
態を確認しながら電力系統機器の操作を行なわなければ
ならないということは、運転員の負担を重くし、又、操
作ミスを誘発し電力系統事故の拡大を起こす可能性があ
った。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、
電力系統事故発生時、自動的にCRTへ系統復旧手順ガ
イドを表示すると共に系統復旧操作の経過状態も表示
し、運転員の負担を軽減し操作ミスを防止するための電
力系統監視制御装置を提供することを目的としている。
中制御化と、被制御所となる変電所の規模の拡大化によ
って、運転員が管轄する電力系統情報は拡大し、運転員
の負荷は益々重くなってきている。又、電力系統事故発
生時には迅速な系統復旧が要求される。このような状況
の中で、電力系統事故発生時に電力系統の状態を把握
し、系統復旧方針を決定し決定復旧途中の電力系統の状
態を確認しながら電力系統機器の操作を行なわなければ
ならないということは、運転員の負担を重くし、又、操
作ミスを誘発し電力系統事故の拡大を起こす可能性があ
った。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、
電力系統事故発生時、自動的にCRTへ系統復旧手順ガ
イドを表示すると共に系統復旧操作の経過状態も表示
し、運転員の負担を軽減し操作ミスを防止するための電
力系統監視制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は変電所の母線電圧状態,送電線線路電圧状
態,しゃ断器の開閉状態などの系統情報を遠方監視制御
装置101 を介して入力する電力系統機器入力手段11と、
入力した系統情報から各種事故種別を解析する電力系統
状態解析手段15と、系統情報を運転員へ示す電力系統表
示手段12と、電力系統機器の操作を行なうため、運転員
からの制御指令を受取る制御卓入力手段13と、運転員か
らの制御指令を遠方監視制御装置を経由し電力系統機器
へ制御信号を出力する電力系統機器制御手段14を有する
電力系統監視制御装置において、予め準備してある各種
系統事故時毎の事故復旧手順をその順序に従って表示し
た復旧手順ガイドを記憶する復旧手順ガイドファイル20
3 と、系統事故発生時その事故種別に対応した前記復旧
手順ガイドを抽出する復旧手順ガイド編集手段17と、前
記制御卓入力手段により入力した制御指令に基づき復旧
操作の経過状態を識別して前記復旧手順ガイドをモニタ
ーに表示する復旧手順ガイド表示手段16とを設け、前記
識別して表示された復旧手順ガイドと現在の系統状態と
をモニターに表示することを特徴とする。
め、本発明は変電所の母線電圧状態,送電線線路電圧状
態,しゃ断器の開閉状態などの系統情報を遠方監視制御
装置101 を介して入力する電力系統機器入力手段11と、
入力した系統情報から各種事故種別を解析する電力系統
状態解析手段15と、系統情報を運転員へ示す電力系統表
示手段12と、電力系統機器の操作を行なうため、運転員
からの制御指令を受取る制御卓入力手段13と、運転員か
らの制御指令を遠方監視制御装置を経由し電力系統機器
へ制御信号を出力する電力系統機器制御手段14を有する
電力系統監視制御装置において、予め準備してある各種
系統事故時毎の事故復旧手順をその順序に従って表示し
た復旧手順ガイドを記憶する復旧手順ガイドファイル20
3 と、系統事故発生時その事故種別に対応した前記復旧
手順ガイドを抽出する復旧手順ガイド編集手段17と、前
記制御卓入力手段により入力した制御指令に基づき復旧
操作の経過状態を識別して前記復旧手順ガイドをモニタ
ーに表示する復旧手順ガイド表示手段16とを設け、前記
識別して表示された復旧手順ガイドと現在の系統状態と
をモニターに表示することを特徴とする。
【作用】電力系統状態の変化は変電所より遠方監視制御
装置101 を経由し、電力系統機器入力手段11を介して電
力系統状態解析手段15へ通知されると共に、電力系統機
器状態テーブル202 へ現在状態が反映される。又、電力
系統機器状態テーブル202 の状態より電力系統表示手段
12を介してCRT102 へ系統図を表示する。電力系統状
態解析手段15はその状態変化が電力系統事故か否か判定
し、電力系統機器状態テーブル202 へ反映すると共に、
その旨、電力系統表示手段12と復旧手順ガイド編集手段
17へ通知する。復旧手順ガイド編集手段17は復旧手順ガ
イドファイル203 から電力系統事故の内容に該当する復
旧手順を、電力系統機器状態テーブル202 から現在の電
力系統状態を取り出して編集し、復旧手順ガイド表示手
段16へ受け渡す。復旧手順ガイド表示手段16はこの編集
結果によりCRT102 へ復旧手順ガイドを表示する。運
転員が電力系統事故を復旧するには、CRT102 に表示
されている復旧手順ガイドにしたがって復旧操作を行な
えばよい。電力系統機器の操作は電力系統機器状態を確
認後、電力系統機器に対し入や切等の制御指令を制御卓
103 を使用して行なう。制御卓入力手段13は運転員から
の制御指令を受取り、電力系統機器制御手段14へ制御指
令を渡す。電力系統機器制御手段14は電力系統機器設備
情報201 を基に制御可能か否か判断し、条件が一致した
場合に遠方監視制御装置101 を経由し電力系統機器へ制
御信号を出力する。
装置101 を経由し、電力系統機器入力手段11を介して電
力系統状態解析手段15へ通知されると共に、電力系統機
器状態テーブル202 へ現在状態が反映される。又、電力
系統機器状態テーブル202 の状態より電力系統表示手段
12を介してCRT102 へ系統図を表示する。電力系統状
態解析手段15はその状態変化が電力系統事故か否か判定
し、電力系統機器状態テーブル202 へ反映すると共に、
その旨、電力系統表示手段12と復旧手順ガイド編集手段
17へ通知する。復旧手順ガイド編集手段17は復旧手順ガ
イドファイル203 から電力系統事故の内容に該当する復
旧手順を、電力系統機器状態テーブル202 から現在の電
力系統状態を取り出して編集し、復旧手順ガイド表示手
段16へ受け渡す。復旧手順ガイド表示手段16はこの編集
結果によりCRT102 へ復旧手順ガイドを表示する。運
転員が電力系統事故を復旧するには、CRT102 に表示
されている復旧手順ガイドにしたがって復旧操作を行な
えばよい。電力系統機器の操作は電力系統機器状態を確
認後、電力系統機器に対し入や切等の制御指令を制御卓
103 を使用して行なう。制御卓入力手段13は運転員から
の制御指令を受取り、電力系統機器制御手段14へ制御指
令を渡す。電力系統機器制御手段14は電力系統機器設備
情報201 を基に制御可能か否か判断し、条件が一致した
場合に遠方監視制御装置101 を経由し電力系統機器へ制
御信号を出力する。
【0006】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による電力系統監視制御装置の一実施例の構成
図である。図1において、図9と同一部分ついては同一
符号を付して説明を省略する。17は復旧手順ガイド編集
手段で電力系統機器入力手段11と電力系統状態解析手段
15,電力系統機器状態テーブル202 及び後述する復旧手
順ガイドファイル203 から入力を得、復旧手順ガイド表
示手段16に対して出力を与える。復旧手順ガイド表示手
段16は前記した復旧手順ガイド編集手段17と制御卓入力
手段13からの入力を得、CRT102 に対して入力を与え
る。なお、モニターとしてはCRTに代えて液晶ディス
プレイを用いてもよい。203 は復旧手順ガイドファイル
であり図4に示すように、電力系統事故発生時その事故
に対応した復旧手順ガイドを判断するための条件である
起動条件と、複数存在する電力系統事故を復旧するため
の復旧手順と、CRT102 へ復旧手順ガイドを表示する
ための画面情報からなる。
は本発明による電力系統監視制御装置の一実施例の構成
図である。図1において、図9と同一部分ついては同一
符号を付して説明を省略する。17は復旧手順ガイド編集
手段で電力系統機器入力手段11と電力系統状態解析手段
15,電力系統機器状態テーブル202 及び後述する復旧手
順ガイドファイル203 から入力を得、復旧手順ガイド表
示手段16に対して出力を与える。復旧手順ガイド表示手
段16は前記した復旧手順ガイド編集手段17と制御卓入力
手段13からの入力を得、CRT102 に対して入力を与え
る。なお、モニターとしてはCRTに代えて液晶ディス
プレイを用いてもよい。203 は復旧手順ガイドファイル
であり図4に示すように、電力系統事故発生時その事故
に対応した復旧手順ガイドを判断するための条件である
起動条件と、複数存在する電力系統事故を復旧するため
の復旧手順と、CRT102 へ復旧手順ガイドを表示する
ための画面情報からなる。
【0007】なお、起動条件は電力系統事故に対応した
復旧手順ガイドを判断するための条件であり、電力系統
事故と断定する機器(母線の検圧機器など)の機器番号
と機器の状態(1:電圧なし,0:電圧ありなど)が格
納されている。又、系統状態チェック情報は電力系統事
故の復旧操作対象機器、及び復旧操作に関連する機器の
機器番号と復旧時の機器の状態、及び操作方向が格納さ
れている。確認条件情報は系統状態チェック情報に格納
されている復旧操作が終了した場合、復旧操作結果が良
好か否か判断し、次の復旧手順へ移るための条件(母線
の検圧機器の機器番号と状態など)が格納されている。
良好時の次手順NO. は確認条件を判定した結果、良好で
あった場合の次の復旧手順ガイドの番号を示す。復旧が
終了する場合は−1とする。不良時の次手順NO. は確認
条件を判定した結果、不良であった場合の次の復旧手順
ガイドの番号を示す。復旧が終了する場合は−1とす
る。そして、電力系統状態解析手段15は電力系統機器入
力手段11より通知された電力系統機器の状態変化が電力
系統事故か否か判定し、電力系統機器状態テーブル202
へ反映すると共に、その旨、電力系統表示手段12と復旧
手順ガイド編集手段17へ通知する手段である。復旧手順
ガイド表示手段16は復旧手順ガイド編集手段17が編集し
た復旧操作手順を示した復旧手順ガイドを、CRT102
へ表示する手段である。
復旧手順ガイドを判断するための条件であり、電力系統
事故と断定する機器(母線の検圧機器など)の機器番号
と機器の状態(1:電圧なし,0:電圧ありなど)が格
納されている。又、系統状態チェック情報は電力系統事
故の復旧操作対象機器、及び復旧操作に関連する機器の
機器番号と復旧時の機器の状態、及び操作方向が格納さ
れている。確認条件情報は系統状態チェック情報に格納
されている復旧操作が終了した場合、復旧操作結果が良
好か否か判断し、次の復旧手順へ移るための条件(母線
の検圧機器の機器番号と状態など)が格納されている。
良好時の次手順NO. は確認条件を判定した結果、良好で
あった場合の次の復旧手順ガイドの番号を示す。復旧が
終了する場合は−1とする。不良時の次手順NO. は確認
条件を判定した結果、不良であった場合の次の復旧手順
ガイドの番号を示す。復旧が終了する場合は−1とす
る。そして、電力系統状態解析手段15は電力系統機器入
力手段11より通知された電力系統機器の状態変化が電力
系統事故か否か判定し、電力系統機器状態テーブル202
へ反映すると共に、その旨、電力系統表示手段12と復旧
手順ガイド編集手段17へ通知する手段である。復旧手順
ガイド表示手段16は復旧手順ガイド編集手段17が編集し
た復旧操作手順を示した復旧手順ガイドを、CRT102
へ表示する手段である。
【0008】次に作用について説明する。電力系統機器
入力手段11は変電所などの電力系統機器の状態を遠方監
視制御装置101 から入力し、電力系統機器状態テーブル
202 を更新する。電力系統機器状態テーブル202 は電力
系統機器番号の並びに従って構成されており、他の手段
がこのテーブルを参照し電力系統機器の状態を認識する
ことができる。運転員が電力系統機器の状態を認識する
場合は、制御卓103 に設けられている各変電所に対応す
る押釦を押す。この情報を入力した制御卓入力手段13
は、電力系統機器状態テーブル202 から電力系統機器の
状態を取り出し、画面表示情報と共に電力系統表示手段
12へ出力を行ないCRT102 へ表示を行なう。こうして
運転員は、電力系統機器の状態を認識することができ
る。又、運転員が電力系統機器の制御を行なう場合は、
CRT102 に表示されている系統図を見ながら制御卓10
3 の押釦で操作する。この情報を入力した制御卓入力手
段13は、電力系統機器制御手段14へ受け渡す。電力系統
機器制御手段14は電力系統機器設備情報201 の情報によ
り運転員が制御しようとしている電力系統機器を判断
し、遠方監視制御装置101 を経由して電力系統機器へ制
御信号を出力する。
入力手段11は変電所などの電力系統機器の状態を遠方監
視制御装置101 から入力し、電力系統機器状態テーブル
202 を更新する。電力系統機器状態テーブル202 は電力
系統機器番号の並びに従って構成されており、他の手段
がこのテーブルを参照し電力系統機器の状態を認識する
ことができる。運転員が電力系統機器の状態を認識する
場合は、制御卓103 に設けられている各変電所に対応す
る押釦を押す。この情報を入力した制御卓入力手段13
は、電力系統機器状態テーブル202 から電力系統機器の
状態を取り出し、画面表示情報と共に電力系統表示手段
12へ出力を行ないCRT102 へ表示を行なう。こうして
運転員は、電力系統機器の状態を認識することができ
る。又、運転員が電力系統機器の制御を行なう場合は、
CRT102 に表示されている系統図を見ながら制御卓10
3 の押釦で操作する。この情報を入力した制御卓入力手
段13は、電力系統機器制御手段14へ受け渡す。電力系統
機器制御手段14は電力系統機器設備情報201 の情報によ
り運転員が制御しようとしている電力系統機器を判断
し、遠方監視制御装置101 を経由して電力系統機器へ制
御信号を出力する。
【0009】電力系統事故発生時、電力系統状態の変化
が変電所より遠方監視制御装置101を経由し、電力系統
機器入力手段11を介して電力系統状態解析手段15へ通知
されると同時に、電力系統機器状態テーブル202へ現在
状態が反映される。又、電力系統機器状態テーブル202
の状態より電力系統表示手段12を介して、CRT102の
系統図へその旨表示更新する。電力系統状態解析手段15
はその状態変化が電力系統事故か否かを判定して電力系
統機器状態テーブル202 へ反映すると共に、その旨、電
力系統表示手段12と復旧手順ガイド編集手段17へ通知す
る。復旧手順ガイド編集手段17は図3に示した後述する
処理の如く、復旧手順ガイドファイル203 から電力系統
事故の内容に該当する復旧手順を、電力系統機器状態テ
ーブル202 から現在の電力系統状態を取り出して編集
し、復旧手順ガイド表示手段16へ受け渡す。復旧手順ガ
イド表示手段16はこの編集結果により、CRT102 へ復
旧手順ガイドを自動表示する。
が変電所より遠方監視制御装置101を経由し、電力系統
機器入力手段11を介して電力系統状態解析手段15へ通知
されると同時に、電力系統機器状態テーブル202へ現在
状態が反映される。又、電力系統機器状態テーブル202
の状態より電力系統表示手段12を介して、CRT102の
系統図へその旨表示更新する。電力系統状態解析手段15
はその状態変化が電力系統事故か否かを判定して電力系
統機器状態テーブル202 へ反映すると共に、その旨、電
力系統表示手段12と復旧手順ガイド編集手段17へ通知す
る。復旧手順ガイド編集手段17は図3に示した後述する
処理の如く、復旧手順ガイドファイル203 から電力系統
事故の内容に該当する復旧手順を、電力系統機器状態テ
ーブル202 から現在の電力系統状態を取り出して編集
し、復旧手順ガイド表示手段16へ受け渡す。復旧手順ガ
イド表示手段16はこの編集結果により、CRT102 へ復
旧手順ガイドを自動表示する。
【0010】運転員はCRT102 に表示されている復旧
手順ガイドに従って、電力系統事故を復旧するための復
旧操作を行なう。運転員が操作した結果は変電所より遠
方監視制御装置101 を経由し、電力系統機器入力手段11
を介して復旧ガイド編集手段17へ通知されると共に、電
力系統機器状態テーブル202 へ反映される。復旧手順ガ
イド編集手段17は図3に従い、電力系統機器状態テーブ
ル202 から取り出した現在の電力系統状態と、復旧手順
ガイドファイル203 の系統状態チェック情報とをチェッ
クすることにより、復旧手順ガイド表示手段16を介して
CRT102 へ図8に示すような復旧操作がどこまで進ん
でいるか、その結果が良好か否かが認識できる復旧手順
ガイドを表示する。なお、太線部は復旧手順がどこまで
進んでいるかを、色替えをしている状態を示す。又、電
力系統機器状態テーブル202 の状態より、電力系統表示
手段12を介してCRT102へ系統図を表示する。
手順ガイドに従って、電力系統事故を復旧するための復
旧操作を行なう。運転員が操作した結果は変電所より遠
方監視制御装置101 を経由し、電力系統機器入力手段11
を介して復旧ガイド編集手段17へ通知されると共に、電
力系統機器状態テーブル202 へ反映される。復旧手順ガ
イド編集手段17は図3に従い、電力系統機器状態テーブ
ル202 から取り出した現在の電力系統状態と、復旧手順
ガイドファイル203 の系統状態チェック情報とをチェッ
クすることにより、復旧手順ガイド表示手段16を介して
CRT102 へ図8に示すような復旧操作がどこまで進ん
でいるか、その結果が良好か否かが認識できる復旧手順
ガイドを表示する。なお、太線部は復旧手順がどこまで
進んでいるかを、色替えをしている状態を示す。又、電
力系統機器状態テーブル202 の状態より、電力系統表示
手段12を介してCRT102へ系統図を表示する。
【0011】次に図3を用いて復旧手順ガイド編集手段
17の処理内容を説明する。 (ステップS1) 復旧手順ガイドの表示が初回か否か判
断し、既に復旧手順ガイドが表示されていれば、ステッ
プS4へ分岐する。 (ステップS2) 初回の場合は、当該電力系統事故に対
応した復旧手順ガイドを、電力系統状態解析手段15より
通知された電力系統事故機器と、復旧手順ガイドファイ
ル203 の起動条件を比較し一致する復旧手順ガイドを復
旧手順ガイド1からnの中で選び出す。そして当該電力
系統事故に対応した復旧手順ガイドがなければ終了とす
る。 (ステップS3) 実行手順NO. を1とする。 (ステップS4) 実行手順NO. より現在実行中手順を決
定する。 (ステップS5) 復旧手順ガイドファイル203 よりステ
ップS4で求めた手順の系統状態チェック情報に格納され
ている機器番号の機器について、電力系統機器状態テー
ブル202 より現在状態を取り出す。 (ステップS6) ステップS5で取り出した機器の現在状
態が、復旧手順ガイドファイル203 の系統状態チェック
情報に格納されている機器の状態と一致している機器に
ついて、表示色を変えてCRT画面情報を編集し、CR
T102 へ図2に示すような復旧手順ガイドを表示するた
めに、復旧手順ガイド表示手段16へ受け渡す。
17の処理内容を説明する。 (ステップS1) 復旧手順ガイドの表示が初回か否か判
断し、既に復旧手順ガイドが表示されていれば、ステッ
プS4へ分岐する。 (ステップS2) 初回の場合は、当該電力系統事故に対
応した復旧手順ガイドを、電力系統状態解析手段15より
通知された電力系統事故機器と、復旧手順ガイドファイ
ル203 の起動条件を比較し一致する復旧手順ガイドを復
旧手順ガイド1からnの中で選び出す。そして当該電力
系統事故に対応した復旧手順ガイドがなければ終了とす
る。 (ステップS3) 実行手順NO. を1とする。 (ステップS4) 実行手順NO. より現在実行中手順を決
定する。 (ステップS5) 復旧手順ガイドファイル203 よりステ
ップS4で求めた手順の系統状態チェック情報に格納され
ている機器番号の機器について、電力系統機器状態テー
ブル202 より現在状態を取り出す。 (ステップS6) ステップS5で取り出した機器の現在状
態が、復旧手順ガイドファイル203 の系統状態チェック
情報に格納されている機器の状態と一致している機器に
ついて、表示色を変えてCRT画面情報を編集し、CR
T102 へ図2に示すような復旧手順ガイドを表示するた
めに、復旧手順ガイド表示手段16へ受け渡す。
【0012】(ステップS7) ステップS5で取り出した
機器の現在状態が、復旧手順ガイドファイル203 の系統
状態チェック情報に格納されている機器の状態と全て一
致した場合はステップS8へ、全て一致しない場合は一旦
終了する。 (ステップS8) ステップS5で取り出した機器の現在状
態が、復旧手順ガイドファイル203 の系統状態チェック
情報に格納されている機器の状態と全て一致した場合
は、一つの復旧操作が終了したとみなし、復旧操作結果
が良好か否か、確認条件情報に格納されている条件を満
たしていれば、良好時の次手順NO. を実行中手順NO. と
する。確認条件情報に格納されている条件を満たしてい
なければ、不良時の次手順NO. を実行中手順NO. とす
る。 (ステップS9) ステップS8で求めた次手順復旧操作が
進んだ旨を表すために、表示中復旧手順ガイドの表示色
を変えるようCRT画面情報を編集し、復旧手順ガイド
表示手段16へ受け渡し、図8のように母線71を加圧する
手順を全て色替えした復旧ガイドを表示する。 (ステップS10 )ステップS8で求めた次手順NO. が−1
であれば一連の復旧手順は終了する。−1でなければス
テップS4へ戻る。
機器の現在状態が、復旧手順ガイドファイル203 の系統
状態チェック情報に格納されている機器の状態と全て一
致した場合はステップS8へ、全て一致しない場合は一旦
終了する。 (ステップS8) ステップS5で取り出した機器の現在状
態が、復旧手順ガイドファイル203 の系統状態チェック
情報に格納されている機器の状態と全て一致した場合
は、一つの復旧操作が終了したとみなし、復旧操作結果
が良好か否か、確認条件情報に格納されている条件を満
たしていれば、良好時の次手順NO. を実行中手順NO. と
する。確認条件情報に格納されている条件を満たしてい
なければ、不良時の次手順NO. を実行中手順NO. とす
る。 (ステップS9) ステップS8で求めた次手順復旧操作が
進んだ旨を表すために、表示中復旧手順ガイドの表示色
を変えるようCRT画面情報を編集し、復旧手順ガイド
表示手段16へ受け渡し、図8のように母線71を加圧する
手順を全て色替えした復旧ガイドを表示する。 (ステップS10 )ステップS8で求めた次手順NO. が−1
であれば一連の復旧手順は終了する。−1でなければス
テップS4へ戻る。
【0013】次に電力系統事故発生時、復旧手順ガイド
がCRT102 へどのように表示されるかを説明する。図
5に示すような電力系統状態で運用している場合に、母
線71に母線地絡事故が発生し、開閉器1,開閉器2,開
閉器10が保護継電器の働きにより切状態となったとする
と、CRT102へは図2に示す復旧手順ガイドを自動表
示する。なお、四角部分を黒く塗りつぶした状態は開閉
器(しゃ断器)の入状態を示し、菱形部分を黒く塗りつ
ぶした状態は開閉器(断路器)の入状態を示す。白地は
切状態を示す。又、運転員が電力系統機器の状態を認識
するために制御卓103 の変電所毎に設けられている押釦
を押すと、CRT102 へは図6に示すように開閉器1,
開閉器2,開閉器10が切となった後の系統図が表示され
る。運転員がCRT102に表示されている復旧手順ガイ
ドを見ながら、開閉器3を切,開閉器8を切,開閉器12
を入と復旧操作を行なう。その結果、良好(母線71に母
線地絡事故が再度発生しない)であれば、CRT102 に
表示されている復旧手順ガイドは図8に示すように表示
される。又、CRT102 に表示されている系統図は、図
7に示すような復旧操作後の系統状態が表示される。な
お、図8のように手順を色替えする代りに、フリッカー
させるとか、太線,太枠で手順を示してもよい。
がCRT102 へどのように表示されるかを説明する。図
5に示すような電力系統状態で運用している場合に、母
線71に母線地絡事故が発生し、開閉器1,開閉器2,開
閉器10が保護継電器の働きにより切状態となったとする
と、CRT102へは図2に示す復旧手順ガイドを自動表
示する。なお、四角部分を黒く塗りつぶした状態は開閉
器(しゃ断器)の入状態を示し、菱形部分を黒く塗りつ
ぶした状態は開閉器(断路器)の入状態を示す。白地は
切状態を示す。又、運転員が電力系統機器の状態を認識
するために制御卓103 の変電所毎に設けられている押釦
を押すと、CRT102 へは図6に示すように開閉器1,
開閉器2,開閉器10が切となった後の系統図が表示され
る。運転員がCRT102に表示されている復旧手順ガイ
ドを見ながら、開閉器3を切,開閉器8を切,開閉器12
を入と復旧操作を行なう。その結果、良好(母線71に母
線地絡事故が再度発生しない)であれば、CRT102 に
表示されている復旧手順ガイドは図8に示すように表示
される。又、CRT102 に表示されている系統図は、図
7に示すような復旧操作後の系統状態が表示される。な
お、図8のように手順を色替えする代りに、フリッカー
させるとか、太線,太枠で手順を示してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば事
故発生時、事故種別に応じた復旧手順を表示するように
したので、以下に列挙する効果を奏する。 運転員は電力系統事故発生時、復旧手順を記入した
マニュアルの中から該当する復旧手順を探す手間を省略
することができる。このため、運転員が復旧操作を行な
うときの作業を簡略化でき、類似復旧手順を誤って使用
する等の誤操作を防止できる。 複数考えられる復旧手順の中から、現在どの手順を
実施しているのか、又、一つの復旧手順が失敗した場
合、次に行なうべき復旧手順がどれかが即座に運転員へ
知らせることができる。このため、運転員が復旧操作を
行なうときの負担が減ることになり、誤操作を防止でき
る。
故発生時、事故種別に応じた復旧手順を表示するように
したので、以下に列挙する効果を奏する。 運転員は電力系統事故発生時、復旧手順を記入した
マニュアルの中から該当する復旧手順を探す手間を省略
することができる。このため、運転員が復旧操作を行な
うときの作業を簡略化でき、類似復旧手順を誤って使用
する等の誤操作を防止できる。 複数考えられる復旧手順の中から、現在どの手順を
実施しているのか、又、一つの復旧手順が失敗した場
合、次に行なうべき復旧手順がどれかが即座に運転員へ
知らせることができる。このため、運転員が復旧操作を
行なうときの負担が減ることになり、誤操作を防止でき
る。
【図1】本発明による電力系統監視制御装置の一実施例
の構成図。
の構成図。
【図2】CRT102 へ表示する復旧手順ガイドの一例。
【図3】復旧手順ガイド編集手段17の動作の流れを示す
図。
図。
【図4】復旧手順ガイドファイル203 の構成図。
【図5】電力系統機器の状態図。
【図6】CRT102 へ表示する系統図の一例図。
【図7】CRT102 へ表示する系統図の一例図。
【図8】CRT102 へ表示する復旧手順ガイドの一例。
【図9】従来方式の構成例図。
【図10】電力系統機器状態テーブル202 の構成図。
【図11】電力系統機器設備情報201 の構成図。
【図12】運用時の電力系統図。
【図13】母線71に事故が発生した場合の電力系統図。
【符号の説明】 10 電子計算機 11 電力系統機器入力手段 12 電力系統表示手段 13 制御卓入力手段 14 電力系統機器制御手段 15 電力系統状態解析手段 16 復旧手順ガイド表示手段 17 復旧手順ガイド編集手段 101 遠方監視制御装置 102 モニター 103 制御卓 104 記憶装置 201 電力系統機器設備情報 202 電力系統機器状態テーブル 203 復旧手順ガイドファイル
Claims (1)
- 【請求項1】 系統情報を遠方監視制御装置を介して入
力する電力系統機器入力手段と、入力した系統情報から
各種事故種別を解析する電力系統状態解析手段と、系統
情報を運転員へ示すモニターに対し表示情報信号を出力
する電力系統表示手段と、電力系統機器の操作を行なう
ため運転員からの制御指令を受取る制御卓入力手段と、
運転員からの制御指令を、遠方監視制御装置を経由し電
力系統機器への制御信号を出力する電力系統機器制御手
段を有する電力系統監視制御装置において、予め準備し
てある各種系統事故時毎の事故復旧手順をその順序に従
って表示した復旧手順ガイドを記憶する復旧手順ガイド
ファイルと、系統事故発生時その事故種別に対応した前
記復旧手順ガイドを抽出する復旧手順ガイド編集手段
と、前記制御卓入力手段により入力した制御指令に基づ
き復旧操作の経過状態を識別して前記復旧手順ガイドを
モニターに表示する復旧手順ガイド表示手段とを設け、
前記識別して表示された復旧手順ガイドと現在の系統状
態とをモニターに表示することを特徴とする電力系統監
視制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03280873A JP3132770B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 電力系統監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03280873A JP3132770B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 電力系統監視制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595631A JPH0595631A (ja) | 1993-04-16 |
JP3132770B2 true JP3132770B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17631145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03280873A Expired - Fee Related JP3132770B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 電力系統監視制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132770B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3822432B2 (ja) * | 2000-11-01 | 2006-09-20 | 三菱電機株式会社 | 事故時運転支援装置および電力系統監視・運転支援システム |
US9634490B2 (en) | 2011-02-08 | 2017-04-25 | General Electric Company | Dynamic voltage restoration system and method |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP03280873A patent/JP3132770B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0595631A (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |