JPH04205492A - 故障検出表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、例えばプラント制御システムの機器の運転
監視などに使用される故障検出表示装置に関する。

【従来の技術】

第２図、第３図は例えば従来のこの種の故障検出表示装
置を示す図であり、第２図において、１は故障検出手段
としての故障検出回路、２は検出された故障を表示する
故障表示回路、３は故障データと発生時刻とをプリンタ
に印字する故障印字回路である。また、第３図において
、４は故障検出回路ｌで検出された故障データをメモリ
に記憶するバッファリング回路である。 次に動作について説明する。まず、第２図において故障
検出回路１は、検出対象とする機器の状態を常に監視し
ていて、正常状態から異常状態への変化をとらえて故障
を検出する。故障が検出されると、故障表示回路２によ
り、監視の対象とする機器それぞれに対応するランプを
点灯したり、ディスプレイ上でその対応する機器の表示
窓の色を変化させるなどすることによって、どの機器が
故障したかが関係者にわかるように表示する。また、故
障した機器の名称及び発生時刻を、故障印字回路３によ
って、故障発生順にタイプライタ−によって印字し出力
する。 また、第３図において、故障検出回路１によって検出さ
れた故障は、バッファリング回路４によってメモリ上に
記憶され、バッファがいっばいになると上書きされ古い
故障情報は捨てられていくＦＩＦＯ（先入れ先出し）方
式か、又は故障が復帰したものだけを消して残ったデー
タを先詰めにする方式などによって処理される。故障情
報は発生順に故障印字回路３によってタイプライタ−に
よって印字し出力する。

【発明が解決しようとする課題】

故障監視の対象となる機器に個々に表示ランプ又はディ
スプレイ上の窓を割り当てると、機器の数が多い場合に
は表示盤の面数、又は表示画面数が多くなる。又、故障
検出対象が増えた場合には、表示画面数を増やす改造に
手間がかかるという課題があった。また、バッファリン
グ回路から故障復帰したデータを消して残ったデータを
先詰めにするのに効率の悪いプログラムで実行している
などの課題があった。 この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、検出された故障情報を１つのディスプレイ上に
表示し、操作スイッチによって、バッファリング回路上
にある故障情報の任意の部分を表示し、また故障が復帰
し不要となった場合には不要データを効率良く消去でき
る故障検出表示装置を得ることを目的とする。

【課題を解決するための手段】

この発明に係る故障検出表示装置は、機器の故障状態を
検出する故障検出手段と、その故障検出手段から出力さ
れた故障内容や故障の発生時刻を格納しておく記憶手段
と、前記故障内容や故障の発注時刻を表示し、新規に起
きた故障をオペレータが記憶ずみであるか否かを表示す
る故障表示出力手段と、前記オペレータが故障を認識し
たことをディスプレイに出力する故障認識出力手段と、
前記記憶手段に格納された故障情報のうちオペレータが
未認識のものを出力する新規故障表示出力手段と、前記
表示手段上に表示しきれず記憶手段に格納ずみの故障情
報を順次表示する次画面表示出力手段と、前記記憶手段
に格納された故障情報のうち故障復帰したものだけを該
記憶手段から消去してデータを先詰めにする消去手段と
、前記記憶手段や表示手段及び各出力手段の情報を切替
操作する入力手段とを設けたものである。

【作用】

この発明における故障検出表示装置は、オペレータが既
に故障認識ずみのものと、未認識のものとを区別する符
号を付けて記憶手段に格納し、先頭から順にページ送り
で表示できるようにすると共に、オペレータが未認識の
故障を即座に表示できるようにする。また、記憶手段に
格納された故障復帰ずみ機器で、かつ表示手段に表示中
の機器の故障情報が格納されているアドレスをリストア
ツブして効率良くバッファ内の該復帰ずみ不要データを
消去し、先詰めにできるようにする。

【実施例】

以下、この発明の一実施例を図について説明する。図中
、第３図と同一部分は同一の符号をもって図示した第１
図において、５は機器単位ごとにデータを格納する記憶
手段としてのバッファリング回路、１００は制御手段と
しての表示制御回路を示し、例えば、故障表示（出力手
段）回路６、故障認識（出力手段）回路７、新規故障表
示（出力手段）回路８、次画面表示（出力手段）回路９
及び消去（手段）回路１０などから構成されている。１
１は表示手段としてのＣＲＴ、１２は記憶手段や表示手
段及び各出力手段の情報を切替操作する入力手段として
のスイッチ群である。 次に動作について説明する。まず、記憶手段としてのバ
ッファリング回路５は故障した機器固有のナンバーと故
障発生時刻及び新規発生の故障か、又は既にオペレータ
にＬＦ＆された故障であるか等を区別するための情報等
を機器単位でバッファリングしている。制御手段１００
の表示回路６では、前記記憶手段５の内のどの場所から
どの場所までを表示するかをポインタで管理しており、
そのポインタで示した範囲の故障情報をＣＲＴＩＩに表
示し、新規故障発生でオペレータが認識したという入力
手段１２のスイッチを押すまでは点滅表示をしている。 故障認識回路７はＣＲＴＩ　ｌ上で点滅している故障情
報に関してオペレータが認識したというｆｌＩ認の信号
を入力手段１２のスイッチから入力すると点滅状態から
常時点灯状態に表示が切替わる。これと同時にオペレー
タの認識前後を示すバッファリング回路５の内容が認識
後の情報に切替わる。新規故障表示回路８では入力手段
１２のスイッチ操作により前記バッファリング回路５内
の故障情報のうちオペレータが未認識のものだけを発生
順に表示する。次画面表示回路９では同様にスイッチ操
作により現在表示している情報の次からの故障情報を表
示する。また、消去回路１０は、ＣＲＴＩ　１に表示中
のもので、かつ故障が復帰したものだけをバッファリン
グ回路５から消去し、空いた番地を先詰めしている。こ
のとき、消去すべき故障情報が入っているバッファのア
ドレスをまず先にリストアツブしておき、その後、この
アドレスによりハ゛ツファリング回ＮＩ５内の空き領域
を詰めて行く。

【発明の効果】

以上のようにこの発明によれば、検出対象機器の故障認
識が容易に可能なように符号を付けて記憶手段に格納す
ると共に、その故障機器の区別と未認識の故障とを表示
できるようにしたので、故障復帰の不要データを消去し
、短時間で効率よく必要な情報を先詰めできる。また、
必要な情報を直ちに表示して見ることができるので、見
たい故障監視情報を短時間で得ることができる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による故障検出表示装置を
示すブロック図、第２図、第３図は従来の故障検出装置
のブロック図である。 図において、ｌは故障検出（手段）回路、５はバッファ
リング回路（記憶手段）、６は故障表示（出力手段）回
路、７は故障認識（出力手段）回路、８は新規故障表示
（出力手段）回路、９は次画面表示（出力手段）回路、
１０は消去（手段）回路、１１はＣＲＴ　（表示手段）
、１２はスイッタ群（入力手段）。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 °特許出願人　三菱電機株式会社 代理人　弁理士　　１）　澤　　博　　昭（外２名） ｉｓ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機器の故障状態を検出する故障検出手段と、前記故障検
   出手段から出力された故障内容や故障の発生時刻を格納
   しておく記憶手段と、前記故障内容や故障の発生時刻を
   表示し、新規に起きた故障をオペレータが認識済である
   か否かを表示する故障表示手段と、前記オペレータが故
   障を認識したことをディスプレイに出力する故障認識出
   力手段と、前記記憶手段に格納された故障情報のうちオ
   ペレータが未認識のものを出力する新規故障表示出力手
   段と、前記表示手段上に表示しきれず記憶手段に格納ず
   みの故障情報を順次表示する次画面表示出力手段と、前
   記記憶手段に格納された故障情報のうち故障復帰したも
   のだけを該記憶手段から消去してデータを先詰めにする
   消去手段と、前記記憶手段や表示手段及び各出力手段の
   情報を切替操作する入力手段とを備えた故障検出表示装
   置。