JP2002345173A - 変電所事故情報伝達システム - Google Patents

変電所事故情報伝達システム

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JP2002345173A
JP2002345173A JP2001330151A JP2001330151A JP2002345173A JP 2002345173 A JP2002345173 A JP 2002345173A JP 2001330151 A JP2001330151 A JP 2001330151A JP 2001330151 A JP2001330151 A JP 2001330151A JP 2002345173 A JP2002345173 A JP 2002345173A
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Takashi Kawamoto
孝志 川本
Yuichi Yasui
裕一 安居
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • Y04S40/00Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力系統の事故内容を速やかに中央監視指令
所のみならず作業員や関連メーカーに連絡できる変電所
事故情報伝達システムを提供することである。 【解決手段】 保護継電器2が事故を検出したとき、変
電所情報記憶伝送装置14は、事故発生時の変電所情報
を記憶すると共にその変電所情報をメール作成送信装置
8に伝送する。メール作成送信装置8は、変電所情報記
憶伝送装置14から伝送されてきた情報に既定情報を付
加してメールを作成し、中央監視指令所6、関連メーカ
ー11、作業員の携帯電話10にメールを送信する。こ
れにより、作業員は中央監視指令所6から離れた場所に
いても事故内容や事故状況等を知ることができ、事故に
対して迅速に対応することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変電所に設置され
る保護継電器の動作状態により判定される電力系統の事
故情報や機器の異常を遠隔の送信先へ通信する変電所事
故情報伝達システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、変電所には変圧器が設置される
と共に電力系統の事故時に応動する保護継電器も設置さ
れる。そして、保護継電器の動作状態を遠隔の中央監視
指令所に送信し、中央監視指令所で変電所の状態を監視
制御するようにしている。
【0003】図5は、そのような従来の変電所事故情報
伝達システムの構成図である。変電所1には保護継電器
2が設置されており、この保護継電器2には計器用変流
器CTで検出された電力系統3の系統電流および計器用
変圧器PTで検出された電力系統3の系統電圧が入力さ
れている。
【0004】電力系統3で事故が発生した場合には、保
護継電器2に事故電流や事故電圧が入力されることにな
り、これにより、保護継電器2は事故電流や事故電圧か
ら事故を検出して遮断器4をトリップさせるようになっ
ている。それと共に、保護継電器2は事故が発生したと
きの事故電流データを保存し、後に保護継電器2に記憶
された事故電流データを読み出し、事故電流波形を解析
できるようにしている。
【0005】また、保護継電器2が事故を検出した場
合、その事故内容は伝送装置5に伝えられ、伝送装置5
は伝送回路を用いて遠隔の中央監視指令所6に設置され
た中央監視装置7に送信される。
【0006】作業員は、この中央監視指令所6に設置さ
れた中央監視装置7に収集された事故内容を確認してか
ら事故現場に向かって事故状況を確認し、改修作業を行
っている。また、作業員は、保護継電器2に専用ケーブ
ル15によってパソコン端末装置16を接続し、保護継
電器2に記憶している事故電流データをパソコン端末装
置16にダウンロードして、専用の波形表示ソフトによ
り、事故電流データをパソコン端末装置16の表示部に
表示するようにしている。事故電流データの詳細な解析
はダウンロードしたパソコン端末装置16を持ち帰り、
中央管理指令所6において行うことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、中央監視指
令所6に作業員が常時待機しているとは限らず、また、
事故の復旧に当たっては関連メーカーの協力が必要な場
合もある。従って、事故が発生した場合には、作業員や
関連メーカーに速やかに事故内容を伝達することが適正
に事故の復旧を行う上で重要なことである。
【0008】また、系統事故後の解析のため事故電流デ
ータの取得は、作業員が変電所に行ってパソコン端末装
置16にダウンロードする必要がある。しかも専用ケー
ブル15によりパソコン端末装置16を継電器2に接続
して事故電流データを読み出し、それを持ち帰って事故
電流の波形解析を行うことになるので、事故電流の波形
解析に時間がかかっていた。さらに、事故電流の波形デ
ータは作業員がダウンロードしてきたデータのみである
ため、持ち帰った場所でしか波形解析を行うことができ
ない。このように、複数の場所での解析が困難であり、
さらに専用の波形表示ソフトが必要であった。
【0009】本発明の目的は、電力系統の事故内容や事
故電流データを速やかに中央監視指令所のみならず作業
員や関連メーカーに連絡できる変電所事故情報伝達シス
テムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る変
電所事故情報伝達システムは、変電所に設けられ電力系
統の事故を検出して遮断器をトリップさせる保護継電器
と、前記保護継電器が事故を検出したとき事故発生時の
変電所情報を記憶すると共に前記変電所情報を伝送する
変電所情報記憶伝送装置と、前記変電所情報記憶伝送装
置から伝送されてきた変電所情報に既定情報を付加して
メールを作成し、中央監視指令所、関連メーカ、作業員
の携帯電話にメールを送信するメール作成送信装置とを
備えたことを特徴とする。
【0011】請求項1の発明に係る変電所事故情報伝達
システムにおいては、保護継電器が事故を検出したと
き、変電所情報記憶伝送装置は、事故発生時の変電所情
報を記憶すると共にその変電所情報をメール作成送信装
置に伝送する。メール作成送信装置は、変電所情報記憶
伝送装置から伝送されてきた情報に既定情報を付加して
メールを作成し、中央監視指令所、関連メーカー、作業
員の携帯電話にメールを送信する。これにより、作業員
は中央監視指令所から離れた場所にいても事故内容や事
故状況等を知ることができ、事故に対して迅速に対応す
ることが可能となる。
【0012】請求項2の発明に係る変電所事故情報伝達
システムは、請求項1の発明において、前記変電所情報
は、事故発生時の事故電流、事故電圧、トリップ状況で
あり、前記既定情報は、変電所名、事故発生回線、事故
発生日時であることを特徴とする。
【0013】請求項2の発明に係る変電所事故情報伝達
システムにおいては、請求項1の発明の作用に加え、事
故発生時の事故電流、事故電圧、トリップ状況等の変電
所情報、および変電所名、事故発生回線、事故発生日時
等の既定情報が作業員に迅速に伝達できる。
【0014】請求項3の発明に係る変電所事故情報伝達
システムは、請求項1または請求項2の発明において、
電力系統に事故が発生したときその事故点を評定する事
故点評定装置と、前記電力系統に一定の間隔で配置され
事故が発生したときに前記事故点評定装置で評定された
事故現場を撮影して前記変電所情報記憶伝送装置に事故
現場の映像を送る監視カメラとを備え、前記メール作成
送信装置は監視カメラで撮影された事故現場の映像に既
定情報を付加してメールを作成し中央監視指令所や関連
メーカの携帯電話にメールを送信することを特徴とす
る。
【0015】請求項3の発明に係わる変電所事故情報伝
達システムにおいては、請求項1または請求項2の発明
の作用に加え、事故点評定装置で評定された事故現場を
監視カメラで撮影して変電所情報記憶伝送装置に事故現
場の映像を送る。従って、作業員は中央監視指令所から
離れた場所にいても事故内容や事故状況等を知ることが
でき、事故に対して迅速に対応でき、さらに事故現場の
映像から事故現場の状況や事故改修に必要な準備等を迅
速に行うことができる。
【0016】請求項4の発明に係る変電所事故情報伝達
システムは、変電所に設けられ電力系統の事故を検出し
て遮断器をトリップさせると共に事故電流データをデー
タ記憶部に保存する保護継電器と、前記保護継電器のデ
ータ記憶部に記憶された事故電流データをLAN回線を
介して入力し数表データに変換すると共に変換した数表
データをインターネットのメールに添付し電話回線によ
り送信する変電所側パソコン端末装置と、前記電話回線
より送られてきたメールの添付ファイルを汎用の表計算
ソフトにより処理し表示部に波形表示を行う受信側パソ
コン端末装置とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項4の発明に係る変電所事故情報伝達
システムにおいては、変電所側パソコン端末装置は、保
護継電器のデータ記憶部に記憶された事故電流データを
LAN回線を介して入力し数表データに変換すると共
に、変換した数表データをインターネットのメールに添
付し電話回線により送信する。受信側パソコン端末装置
は、電話回線より送られてきたメールの添付ファイルを
汎用の表計算ソフトにより処理し表示部に波形表示を行
う。これにより、保護継電器が設置された変電所から中
央監視指令所や関連メーカ等の離れた複数の場所で、迅
速に事故電流を卓上の受信側パソコン端末装置に表示で
き解析できる。
【0018】請求項5の発明に係る変電所事故情報伝達
システムは、請求項4の発明において、受信側パソコン
端末装置は、表計算ソフトのマクロ機能を使用して事故
電流に含まれる高調波含有率の減衰を演算し表示部に表
示することを特徴とする。
【0019】請求項5の発明に係る変電所事故情報伝達
システムにおいては、請求項4の発明の作用に加え、受
信側パソコン端末装置は、表計算ソフトのマクロ機能を
使用して事故電流に含まれる高調波含有率の減衰を演算
し表示部に表示する。
【0020】これにより、保護継電器が設置された変電
所から中央監視指令所や関連メーカ等の離れた複数の場
所で、迅速に事故電流を卓上の受信側パソコン端末装置
に表示でき、さらに高調波の含有率から事故原因の解析
を迅速に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる変電所
事故情報伝達システムの構成図である。変電所1の保護
継電器2には、計器用変流器CTで検出された電力系統
3の系統電流および計器用変圧器PTで検出された電力
系統3の系統電圧が入力され、電力系統の事故判定を行
う。そして、電力系統3で事故が発生した場合には、保
護継電器2は事故電流または事故電圧に応動して遮断器
4をトリップさせる。
【0022】保護継電器2が電力系統の事故を検出した
ときは、変電所情報記憶伝送装置14は、その事故時の
事故電流、事故電圧、トリップ状況などの変電所情報を
変電所情報記憶伝送装置14内に記憶すると共に、メー
ル作成送信装置8にその変電所情報を転送する。メール
作成送信装置8は転送された事故内容、事故電流、事故
電圧、トリップ状況などの変電所情報に、変電所名、事
故発生回線、事故発生日時などの既定情報を付加してメ
ールを作成する。そして、携帯電話のメールサービス9
を利用し、中央監視指令所6、関連メーカー11、作業
員の携帯電話10に送信する。
【0023】この第1の実施の形態によれば、電力系統
の事故時に変電所情報や既定情報が携帯電話のメールで
伝達されるので、作業員は中央監視指令所から離れた場
所にいても事故内容や事故状況等を知ることができ、事
故に対して迅速に対応することが可能となる。また、関
連メーカも迅速に対応できる。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図2は本発明の第2の実施の形態に係わる変
電所事故情報伝達システムの構成図である。この第2の
実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、
電力系統3に事故が発生したときその事故点を評定する
事故点評定装置12と、事故点評定装置12で評定され
た事故現場を撮影して変電所情報記憶伝送装置14に事
故現場の映像を送る監視カメラ13とを追加して設けた
ものである。
【0025】電力系統3には監視カメラ13が設けられ
ている。なお、図2では1個の監視カメラ13しか示し
ていないが、電力系統の送電線に沿って複数個の監視カ
メラ13がある一定の間隔で設けられている。
【0026】保護継電器2は、計器用変流器CTで検出
された電力系統3の系統電流および計器用変圧器PTで
検出された電力系統3の系統電圧に基づいて事故判定を
行っている。そして、電力系統に事故が発生すると遮断
器4をトリップさせる。
【0027】変電所情報記憶伝送装置14は、保護継電
器2が電力系統の事故を検出したときは、その事故時の
事故電流、事故電圧、トリップ状況などの変電所情報を
変電所情報記憶伝送装置14内に記憶する。一方、事故
点評定装置12は、電力系統に事故が発生したときは事
故点の評定を行う。そして、監視カメラ13のうち事故
点付近の監視カメラ13で事故現場を撮影し、その事故
現場の映像を変電所情報記憶伝送装置14に転送し記憶
する。
【0028】変電所情報記憶伝送装置14は記憶した変
電所情報および事故現場の映像をメール作成送信装置8
に転送する。メール作成送信装置8は転送された事故内
容、事故電流、事故電圧、トリップ状況などの変電所情
報および事故現場の映像に、変電所名、事故発生回線、
事故発生日時などの既定情報を付加してメールを作成す
る。そして、携帯電話のメールサービス9を利用し、中
央監視指令所6、関連メーカー11、作業員の携帯電話
10に送信する。
【0029】この第2の実施の形態によれば、第1の実
施の形態の効果に加え、さらに事故現場の映像から事故
現場の状況や事故改修に必要な準備等を迅速に把握する
ことができるので、事故復旧を迅速に行うことができ
る。
【0030】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第3の実施の形態に係わる系統事故
電流処理システムの構成図である。変電所2には保護継
電器2が設置されている。この保護継電器2はデジタル
型の保護継電器であり、保護演算手段17は、電力系統
の計器用変流器CTから入力した系統電流および計器用
変圧器PTから入力した系統電圧に基づいて系統事故で
あるか否かの判定を行う。そして、系統事故であると判
定したときは遮断器4にトリップ指令を出力する。デー
タ記憶部18には、保護演算手段17が事故であると判
定したときにその事故電流データが保存される。また、
事故電流データ送信手段19はデータ記憶部18に記憶
された事故電流データをLAN回線20に送出する。
【0031】すなわち、保護継電器2は事故を検出して
遮断器4をトリップさせると共に、その時の事故電流デ
ータ(ディジタル値)を保護継電器2内のデータ記憶部
18に保存し、事故電流データ送信手段19は、その事
故電流データをLAN回線20に送出する。
【0032】そして、LAN回線20に送出された事故
電流データは、変電所内に設けられたパソコン端末装置
16Aの演算処理部21Aに取り込まれ、演算処理部2
1Aのデータ変換手段22により数表データに変換され
る。パソコン端末装置16Aで変換された数表データは
必要に応じて表示部23Aに表示される。例えば、作業
員が事故原因の究明のために変電所に来たときに、その
数表データを表示部23Aに表示する。通常、変電所は
無人であるので、その場合には表示させない。
【0033】また、変電所2に設置されたパソコン端末
装置16Aはメール手段24を備えており、このメール
手段24は電話回線25と接続されている。データ変換
手段22で変換された数表データは、メール手段24に
より、電話回線25を介してインターネットのメールの
添付ファイルとして指定されているアドレスに送信され
る。
【0034】電話回線25には、中央監視指令所6や関
連メーカ等の複数のパソコン端末装置16Bが接続され
ており、アドレスを指定されたパソコン端末装置16B
がこのメールを受信する。そして、ファイルである数表
データは、パソコン端末装置16Bの演算処理部21B
における波形表示手段26に取り込まれ、汎用の表計算
ソフトを使用して波形表示処理が行われ、その結果を表
示部23Bに表示する。
【0035】このように、第1の実施の形態では、イン
ターネットのメールサービスを利用して、変電所から離
れた遠隔地の中央監視指令所や作業員さらには関連メー
カー等に電力系統の事故電流データを送信し、汎用の表
計算ソフトにて、パソコン端末装置16Bの表示部23
Bに事故電流を表示する。これにより、いち早く変電所
から離れた複数の場所に事故電流を提供できるので、事
故電流の表示や解析が迅速に行える。
【0036】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第4の実施の形態に係わる系統事故
電流処理システムの構成図である。この第4の実施の形
態は、図3に示した第3の実施の形態に対し、中央監視
指令所6や関連メーカ11に設置されるパソコン端末装
置16Bに、表計算ソフトのマクロ機能を使用して事故
電流に含まれる高調波含有率の減衰を演算し表示部に表
示する高調波表示手段27を追加して設けたものであ
る。その他の構成は、図3に示した第3の実施の形態と
同一であるので、同一要素には同一符号を付し重複する
説明は省略する。
【0037】高調波表示手段27は、電話回線15を介
して送信された来たメールの添付ファイルに事故電流デ
ータがあるときは、表計算ソフトのマクロ機能を使用し
て高調波含有率の減衰を演算し、表示部23Bに表示す
る。
【0038】これにより、変電所1から複数の場所で、
迅速に事故電流に含まれる高調波をパソコン端末装置1
6Bの表示部23Bに表示できる。さらに高調波の含有
率から事故原因の解析を迅速に行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
力系統に事故が発生した場合、中央監視指令所から離れ
た場所であっても、事故内容等の情報が関連する人に送
信されるので事故の対応を迅速に行うことができる。ま
た、事故内容等の情報に加え事故現場の映像が関連する
人に送信されるので、改修に必要な工具の準備や事故改
修も迅速に行うことができる。
【0040】一方、事故が発生した場合、事故電流デー
タがインターネットのメールにより送信されるため、変
電所に行って波形データをダウンロードしなくとも、中
央監視指令所等の変電所から離れた複数の場所で迅速に
事故電流をパソコン端末装置に表示できる。また、高調
波含有率の表示により事故要因の解析を迅速に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる変電所事故
情報伝達システムの構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わる変電所事故
情報伝達システムの構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わる変電所事故
情報伝達システムの構成図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係わる変電所事故
情報伝達システムの構成図。
【図5】従来の変電所事故情報伝達システムの構成図。
【符号の説明】
1…変電所、2…保護継電器、3…電力系統、4…遮断
器、5…伝送装置、6…中央監視指令所、7…中央監視
装置、8…メール作成送信装置、9…携帯電話メールサ
ービス、10…携帯電話、11…関連メーカ、12…事
故点評定装置、13…監視カメラ、14…変電所情報記
憶伝送装置、15…専用ケーブル、16…パソコン端末
装置、17…保護演算手段、18…データ記憶部、19
…事故電流データ送信手段、20…LAN回線、21…
演算処理部、22…データ変換手段、23…表示部、2
4…メール手段、25…電話回線、26…波形表示手
段、27…高調波表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変電所に設けられ電力系統の事故を検出
    して遮断器をトリップさせる保護継電器と、前記保護継
    電器が事故を検出したとき事故発生時の変電所情報を記
    憶すると共に前記変電所情報を伝送する変電所情報記憶
    伝送装置と、前記変電所情報記憶伝送装置から伝送され
    てきた変電所情報に既定情報を付加してメールを作成
    し、中央監視指令所、関連メーカ、作業員の携帯電話に
    メールを送信するメール作成送信装置とを備えたことを
    特徴とする変電所事故情報伝達システム。
  2. 【請求項2】 前記変電所情報は、事故発生時の事故電
    流、事故電圧、トリップ状況であり、前記既定情報は、
    変電所名、事故発生回線、事故発生日時であることを特
    徴とする請求項1に記載の変電所事故情報伝達システ
    ム。
  3. 【請求項3】 電力系統に事故が発生したときその事故
    点を評定する事故点評定装置と、前記電力系統に一定の
    間隔で配置され事故が発生したときに前記事故点評定装
    置で評定された事故現場を撮影して前記変電所情報記憶
    伝送装置に事故現場の映像を送る監視カメラとを備え、
    前記メール作成送信装置は監視カメラで撮影された事故
    現場の映像に既定情報を付加してメールを作成し、中央
    監視指令所、関連メーカ、作業員の携帯電話にメールを
    送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の変電所事故情報伝達システム。
  4. 【請求項4】 変電所に設けられ電力系統の事故を検出
    して遮断器をトリップさせると共に事故電流データをデ
    ータ記憶部に保存する保護継電器と、前記保護継電器の
    データ記憶部に記憶された事故電流データをLAN回線
    を介して入力し数表データに変換すると共に変換した数
    表データをインターネットのメールに添付し電話回線に
    より送信する変電所側パソコン端末装置と、前記電話回
    線より送られてきたメールの添付ファイルを汎用の表計
    算ソフトにより処理し表示部に波形表示を行う受信側パ
    ソコン端末装置とを備えたことを特徴とする変電所事故
    情報伝達システム。
  5. 【請求項5】 受信側パソコン端末装置は、表計算ソフ
    トのマクロ機能を使用して事故電流に含まれる高調波含
    有率の減衰を演算し表示部に表示することを特徴とする
    請求項4に記載の変電所事故情報伝達システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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