JP2012147031A - 磁性部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】導線の両端を端子に絡ませる工程を省略可能で、導線と端子との接続が安定している磁性部品の提供を可能とする。
【解決手段】少なくとも1つの鍔部を有し、かつ、導線がα巻きに巻回される巻枠部3を有するコア2と、導線3の両端が接続される外部端子4、5を有し、外部端子4、5は、巻解く方向への導線3の端末の移動を受け止めることが可能な突起部(端末固定部)4C、5Cを有し、端末固定部4C、5Cで位置決めを行い導線3の端末が外部端子4、5に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁性部品に関する。
磁性部品は、コアに巻回したエナメル線等の導線の両端を端子に1巻きから3巻き程度絡げ、その絡げた部分をはんだによって接続する工程を経て構成されるものが多い。この導線の両端を端子に絡げる工程は煩雑であるため、そのような絡げ作業を省いて導線を端子に溶接する技術が提案されている(特許文献1参照)。また、上記の溶接以外にも、絡げ作業を省いて導線をはんだ接続する場合も存在する。
特開平6−36961号公報
しかしながら、上述のように絡げ作業を省く場合、表面で溶接による接続が為されるだけであるか、または表面ではんだ接続されているだけであるため、接続の信頼性および安定性に欠ける。したがって、磁性部品が表面実装されるまでの間に導線と端子との接続が解かれる場合がある。
そこで、本発明の課題は、導線の両端を端子に絡ませる工程を省略可能で、導線と端子との接続が安定している磁性部品の提供を可能とすることである。
上記の課題を解決するため、本発明の磁性部品は、導線が巻回される巻枠部を有するコアと、導線の両端が接続される外部端子を有する磁性部品において、外部端子は、巻解く方向への導線の端末の移動を受け止めることが可能な端末固定部を有し、端末固定部で位置決めを行い導線の端末が外部端子に接続されている。
本発明の磁性部品では、巻解く方向への導線の端末の移動を受け止める端末固定部が設けられている。このため、この端末固定部によって、導線の端末が所定の位置で動かないように位置決めされた状態で、外部端子と接続される。よって、導線と外部端子との電気接続が安定している。このため、導線の両端を端子に絡ませる工程を省略することもできる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、端末固定部の高さL1は、導線の端末の断面の高さL2、よりも大きい。この構成を採用することで、導線の端末が、巻解く方向と異なる方向に多少移動したとしても、導線の端末と外部端子との接続が維持できるため、導線と外部端子との電気接続を安定して維持できる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、導線の両端は、ともにコアから同じ方向に向かって突出している。この構成を採用することで、導線と外部端子とをはんだや溶接を利用して接続する工程を容易に行うことができる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、外部端子は、実装基板接続部と、コアの外周に張り出すと共にコアの軸方向と略直交する平面と板面が略平行な板状の突出部と、突出部から所定の角度で起立して突起部を形成するように設けられた板状の端末固定部とを有する。この構成を採用することで、コアの外周側で外部端子と導線の端末とが接続されるため、接続作業が容易である。また、外部端子の突出部から所定の角度で起立して突起部を形成するように設けられた端末固定部、および、突出部の双方に導線を接触させることで、導線と外部端子との接触面積を増やして接続強度を向上させることができる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、突出部と端末固定部とのなす角度は、30°〜80°の範囲である。この構成を採用することで、導線の端末に巻解く方向へと動く力が作用しても、導線の端末と外部端子との接触部での滑りが起こり難くなる。このため、導線と外部端子との電気接続をより安定させることができる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、突出部と端末固定部とのなす角度は、60°〜70°の範囲である。この構成を採用することで、導線の端末に巻解く方向へと動く力が作用しても、導線の端末と外部端子との接触部での滑りが起こり難い。これに加えて、導線の端末が巻解く方向へと動く力を、端末固定部でより確実に受け止めることができるため、導線の端末が外部端子により確実に固定される。このため、導線と外部端子との電気接続を更に安定させることができる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、端末固定部の先端部は、突出部側に折れ曲がっている。この構成を採用することで、導線の端末が、端末固定部の先端部と突出部との間に位置することになる。このため、導線の端末が、巻解く方向以外に移動することがより困難となる。従って、導線と外部端子との電気接続を非常に安定させることができる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、実装基板接続部の両端部に端末固定部を有する突出部が各々設けられている。この構成を採用することで、巻枠部に巻回された導線の両端末を、互いにほぼ反対の方向に突出させることができる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、端末固定部の外部端子における付け根から頂上部までの高さ寸法は、導線の両端の高さ寸法よりも大きく設けられている。この構成を採用することで、導線の先端が巻回する方向とは反対側の方向へ移動するのをより確実に抑制できる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、コアは、ドラムコアから構成され、更にドラムコアの外周にリングコアが配置されている。この構成を採用することで、導線から発生する磁束の漏出を抑制し、AL値(導線の単位巻数あたりのインダクタンス値)を向上させることができる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、導線の端末と外部端子とが、はんだ、および、溶接から選択されるいずれかの接続方法で接続されている。この構成を採用することで、導線の端末が外部端子の所定の位置に確実に固定されるため、導線と外部端子との電気接続を非常に安定させることができる。特に、導線の端末と外部端子とが接触した状態で接続されている部分に、はんだ付けする場合、リフロー等の際に導線の先端が巻回する方向とは反対側の方向へ移動するのを抑制でき、実装された状態の電気接続をより安定的なものとすることができる。
また、他の本発明に係る磁性部品は、上述の発明に加え、端末固定部の面は、巻解く方向に対して垂直となる位置に設けられるものである。この構成を採用することで、導線の端末に対して巻解く方向に作用する力を、端末固定部の面で確実に受け止めることができる。このため、導線の端末が、端末固定部の面上を、端末固定部の高さ方向にスライドするのを抑制できる。従って、導線と外部端子との電気接続を非常に安定させることができる。
以上のように、本発明によって、導線の両端を端子に絡ませる工程を省略可能で、導線と端子との接続が安定している磁性部品の提供を可能とすることができる。
(A)は、本発明の実施の形態に係る磁性部品の平面(実装基板と対向する側とは反対側の面)、正面(導線の先端が突出している側の面)および右側面を示す斜視図である。である。(B)は、本発明の実施の形態に係る磁性部品の底面(実装基板と対向する側の面)、背面および右側面を示す斜視図である。 図1に示す磁性部品の右側面図である。 図1(A)の部分拡大図であって、切り欠き部および突起部(端末固定部)が形成された突出部の先端面の上に、導線の先端部が載置されている状態の一例を示す図である。 (A)は、図1(A)に示す本形態に係る磁性部品の正面図の部分拡大図であって、外部端子の先端面および突起部(端末固定部)と導線とがはんだによって接続されている状態を示す図である。(B)は、従来の磁性部品の(A)に相当する図であって、突起部(端末固定部)を存在させない従来の外部端子と導線とがはんだによって接続されている状態を示す図である。 切り欠き部および突起部(端末固定部)が形成された突出部の先端面の上に、導線の先端部が載置されている状態の他の例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る磁性部品の平面(実装基板と対向する側とは反対側の面)、正面(導線の先端が突出している側の面)および右側面を示す斜視図である。である。 本発明の他の実施の形態に係る磁性部品の平面(実装基板と対向する側とは反対側の面)、正面(導線の先端が突出している側の面)および右側面を示す斜視図である。である。 図7に示す磁性部品20をリングコア16、ドラムコア12および外部端子14,15に分解した状態について、平面(実装基板と対向する側とは反対側の面)、正面(導線の先端が突出している側の面)および右側面を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(磁性部品の構成)
図1(A)は、本発明の実施の形態に係る表面実装用の磁性部品1の平面(実装基板と対向する側とは反対側の面)、正面(導線の先端が突出している側の面)および右側面を示す斜視図である。図1(B)は、本発明の実施の形態に係る磁性部品1の底面(実装基板と対向する側の面)、背面および右側面を示す斜視図である。図2は、図1に示す磁性部品1の右側面図である。
コア2は、たとえばMn−Zn系フェライトまたはNi−Zn系フェライト等の磁性材料で形成されている。また、コア2は、それぞれ円盤状の上鍔部2A、下鍔部2Bを有していて、その外観がドラム状に形成されている。
導線3の金属部分は、銅等の導電性線状材料からなっている。また導線3の両端である先端部3A,3Bを除き、導線3の側面は絶縁被覆されている。また導線3は、断面が円形である。導線3は、上鍔部2A、下鍔部2Bを除くコア2の巻枠部に沿って、いわゆるα巻きの巻き方で多数回巻かれている。よって、導線3の先端部3A,3Bが突出する向きは異なっている。先端部3Aは、図1(A)の図から見て(磁性部品1の平面から見て)反時計回り、先端部3Bは、図1(A)の図から見て時計回りを向くように突出している。導線3の先端部3A,3Bは、コア2から略平行、すなわち同方向に突出している。コア2の周面に多数回に渡って巻かれた導線3は、そのばね性によって巻回方向とは反対側の方向に緩もうとする。しかし、その巻かれた状態を維持するように、多数回に渡って巻かれた導線3は、例えば巻枠部に接着剤を塗布する等によって固定されている。
磁性部品1の底面には、所定形状の板状の外部端子4,5が互いの短絡を防ぐように一定だけ離れて2つ平行に配置されている。この配置・固定には接着剤が用いられている。外部端子4,5の端部であって、コア2から突出している板状の突出部4A,5Aは、まずコア2の底面(導線3が存する側の面とは反対側の下鍔部2Bの面)の端部位置でコア2を包み込む方向に向かって折り曲げられている。そして、その折り曲げ位置よりも先端に近い突出部4A,5Aの位置では、下鍔部2Bの他方の面(導線3が存する側の面)と略同一平面上に突出部4A,5Aの先端の平坦な先端面4B,5Bが位置するように、コア2を包み込む方向とは逆側の方向(下鍔部2Bの中心から径方向に沿って離れる向き)に向かって、外部端子4,5の端部が折り曲げられている。言い換えれば、突出部4A,5Aは、その先端部の平面が、コア2の軸方向とは略直交するように設けられる。
さらに図1(A)に示す手前側の先端面4B,5Bの一端には、それぞれ2つの先端面4B,5B同士が対向する端部とは反対側の端部に切り欠き部4A1,5A1が形成されている。この切り欠き部4A1,5A1から突出部4A,5Aの先端に位置する端面までの部位には、後述するように板状の突起部(端末固定部)4C,5Cが設けられている。すなわち、切り欠き部4A1,5A1よりもコア2から離れた先端面4B,5Bの部分は、先端面4B,5Bから上鍔部2Aの方向に略垂直に伸び、かつ図1(B)で矢示A方向を折れ線として、折り曲げられている。その折り曲げられた部分が突起部4C,5Cとなる。その一端を有する一方の先端面4Bには導線3の先端部3Aが、他方の先端面5Bには導線3の先端部3Bが固定されている。これらの固定をより確実なものとするためには、例えば、はんだや溶接を用いることが好ましい。そして、それぞれの外部端子4,5の長手方向の他端(図1(B)の矢示Aのベクトルの向きの端部)に存在する突出部4A,5Aには、切り欠き部4A1,5A1および突起部4C,5Cが形成されておらず、導線3も固定されていない。
導線3は、先端面4Bの上に先端部3A、先端面5Bの上に先端部3Bが載置される。なお、導線3は、接着剤で固定された状態であっても、導線3が巻回されることにより、当該導線3の引き出し部分(先端部3A,3B)は、拡径する向き(ほどける向き)に向かうバネ性を有するため、先端面4Bの上に先端部3A、先端面5Bの上に先端部3Bを載置すると先端部3Aは突出部4Cに、先端部3Bは突出部5Cに、それぞれ押し付けられる。その押し付けられる突出部4C,5Cの部分は対向している。
図3は、図1(A)の部分拡大図であって、切り欠き部5A1および突起部5Cが形成された突出部5Aの先端面5Bの上に、導線3の先端部3Bが載置されている状態を示す図である。
以上のように、導線3の先端部3Aは、先端面4Bおよび突起部4Cに接触するように配置されている。また導線3の先端部3Bは、先端面5Bおよび突起部5Cに接触するように配置されている。ここで突起部4C,5Cは、当該導線3の引き出し部分(先端部3A,3B)が拡径する向き(ほどける向き)に向かう先端部3A,3Bの移動を受け止めている。なお、突起部4Cの頂上部は、先端部3A,3Bの頂上部よりも高い位置にある。しかしながら、導線3の断面形状は円形であることから、突起部4Cの頂上部は、先端部3A,3Bの半径以上の高さ寸法に設定されていればよい。また、端末固定部として機能する突起部5Cの高さL1は、導線3の先端部3Bの断面の高さL2、よりも大きい。このため、導線3の先端部3Bが、巻解く方向Dと異なる方向に多少移動したとしても、導線3の先端部3Bと外部端子5との接続が維持できるため、導線3と外部端子5との電気接続を安定して維持できる。これに加えて、端末固定部として機能する突起部5Cの面(導線3と接触する面)は、巻解く方向Dに対して垂直となる位置に設けられるものである。このため、導線3の先端部3Bに対して巻解く方向Dに作用する力を、端末固定部として機能する突起部5Cの面で確実に受け止めることができる。このため、導線3の先端部3Bが、突起部5Cの面上を、突起部5Cの高さ方向にスライドするのを抑制できる。従って、導線3と外部端子5との電気接続を非常に安定させることができる。
(磁性部品の製造方法)
上述のように構成された磁性部品1は、以下のように製造される。
まず導線3を、上鍔部2Aおよび下鍔部2Bに挟まれたコア2の巻枠部に沿って、いわゆるα巻きする。そして導線3を巻いた部分を固定するために、接着剤を巻枠部に塗布し、当該接着剤の硬化によって巻枠部に導線3を固定する。
そして、上述の所定形状(切り欠き部4A1,5A1、突出部4A,5Aの折り曲げ部分、先端面4B,5B、突起部4C,5Cを有する形状)に予め折り曲げ加工した2つの外部端子4,5が、下鍔部2Bの下面側で互いに平行となる状態で配置すると共に、下鍔部2Bと外部端子4,5の間に接着剤を介在させて、両者を接着固定する(図1、図2)。その後、導線3の先端部3A,3Bが、突起部4C,5Cによって導線3の引き出し部分(先端部3A,3B)が拡径する向き(巻解く方向、又は、ほどける向き)へ移動しないように位置決めをする。詳述すると、先端部3A,3Bが、それぞれ先端面4B,5Bおよび突起部4C,5Cに接触するように先端部3A,3Bを配置する。そして、導線3が存する側の下鍔部2Bの面と略同一平面上に、先端面4B,5Bが位置するようにする。これにより導線の先端部3A、3Bが、外部端子4,5に接続されることになる。以上の過程を経ることで、本実施の形態に係る磁性部品1が製造される。
なお、導線の先端部3A、3Bと、外部端子4,5との接続をより確実なものとするために、さらに、はんだや溶接を利用してもよい。例えば、はんだを利用する場合、先端部3Aと先端面4Bおよび突起部4C、同様に先端部3Bと先端面5Bおよび突起部5Cとを同時にはんだ槽の溶融はんだに接触させる。すると、導線3(先端部3A,3B)のエナメル部分が溶融すると共に、先端部3A,3Bと先端面4B,5Bおよび突起部4C,5Cが、電気的に導通する状態ではんだ付けされる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、外部端子4と導線3とが接続されているが、外部端子4,5に突起部4C,5Cが存在することにより、導線3の引き出し部分(先端部3A,3B)が拡径する向き(ほどける向き)に向かうばね性を有していても、当該突起部4C,5Cで受け止めることが可能となる。それにより、先端部3A,3Bと外部端子4,5との間の電気接続を安定的なものとすることができる。また本形態では、導線の両端を端子に絡ませる煩雑な工程を経ないため、製造を容易にすることができる。
また本形態では、突起部4C,5Cの頂上部を、導線3の両端の頂上部よりも高い位置に配置しているため、導線3の引き出し部分(先端部3A,3B)が拡径する向き(ほどける向き)に向かって移動するのをより確実に抑制できる。
また本形態では、導線3の先端部3A,3Bは、コア2から同方向に突出している。このため、接続の更なる安定化のためにはんだや溶接を利用する場合、先端部3A,3Bと外部端子4,5とを同時にはんだまたは溶接で接続することができ、製造工程を容易に行うことができる。
また本形態では、先端面4B,5Bと突起部4C,5Cとが存在する。このため、接続の更なる安定化のためにはんだを利用する場合、以下に説明するメリットが得られる。すなわち、導線3と外部端子4,5とのはんだ接合面積が増えるため、両者間の接続強度を更に向上させることができる。図4(A)は、図1(A)に示す本形態に係る磁性部品1の正面図の部分拡大図であって、外部端子5の先端面5Bおよび突起部5Cと導線3とがはんだ8によって接続されている状態を示す図である。また図4(B)は、従来の磁性部品の、図4(A)に相当する部分を示す図であって、突起部4C,5Cを存在させない従来の外部端子6と導線7とがはんだ8によって接続されている状態を示す図である。図4(B)は、導線7の下方の部分が主として外部端子6に支持されている状態を示している。これはリフロー等を経た場合に、はんだ8の自重によって下方へはんだ8が向かい易く、導線7の側面および上面に向かい難いためである。よって、従来の磁性部品は導線7と外部端子6とのはんだ8接合面積が小さいため、その接続強度は小さい。一方、本形態に係る磁性部品1では、はんだを利用する場合、図4(A)に示すように、外部端子5の先端面5Bおよび突起部5Cによって、導線3の下方のみならず側面および上面にまではんだ8を存在させることができる。よって導線3と外部端子5との接合面積を従来に比べて飛躍的に増加させることができ、その接続強度は大きくなる。またはんだを更に利用した本形態では、先端面4B,5Bと突起部4C,5Cの間に、大きなはんだフィレットを形成しやすく、はんだによる接続強度をさらに高めることができる。
(他の実施の形態)
上述した本実施の形態に係る磁性部品は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において以下のように種々変形実施が可能である。
上述した形態では、磁性部品1を表面実装用としている。しかし磁性部品1は、特に表面実装用に限定されない。なお、磁性部品1が、表面実装用である場合、外部端子は、実装基板接続部と、コアの外周に張り出すと共にコアの軸方向と略直交する平面と板面が略平行な板状の突出部と、この突出部から所定の角度で起立して突起部を形成するように設けられた端末固定部とを有することが好ましい。ここで、実装基板接続部とは、図1,図2に示す外部端子5を例に挙げて説明すれば、外部端子5中で、外部端子5のうち、コア2の内周側に位置する部分に該当する。また、端末固定部を有する突出部は、図1、図2等に例示するように実装基板接続部の片側だけに設けてもよいが、両端部に設けることもできる。端末固定部を有する突出部を、実装基板接続部の両端部に設けた場合、巻枠部に巻回された導線の両端末を、互いにほぼ反対の方向に突出させることができるし、又、2つのコイルを巻回することも可能である。
上述した形態では、コア2は、Mn−Zn系フェライトやNi−Zn系フェライト等の磁性材料で形成されている。
上述した形態では、導線3は、断面が円形の導体であるが、帯状の導体等、断面が長方形の導体のものを用いることができる。また導線3は、いわゆるα巻きの状態で多数回巻かれているが、α巻きに限定されず、通常のらせん状の巻き方等の他の巻き方を採用しても良い。ただし、断面が長方形の導線3を用い、かつ図1(A)に示すように導線3の先端部3A,3Bの巻回方向を異ならせる場合には、α巻きとすることが簡易であり、好ましい。
さらに上述した形態では、導線3の両端(先端部3A,3B)の部分の巻回方向を異ならせているが、導線3の両端の巻回方向を同じ方向(例えば、先端部3A,3Bが共に時計回りとなる巻回方向等)としても良い。その場合には、先端部3A,3Bが先端面4Bおよび突起部4Cの双方に接触するように、一方の突起部4Cまたは5Cの配置位置を本形態とは異ならせ、その突起部4Cを先端面4Bの幅方向における反対側の端部に配置することが好ましい。そのようにすれば、先端部3A,3Bが先端面4Bおよび突起部4C、または先端面5Bおよび突起部5Cの双方に接触すると、先端部3A,3Bが安定して配置されるためである。
上述した形態では、先端面4Bと先端面5Bとが対向する端部とは反対側の端部に突起部4C,5Cを有している。しかし突起部4C,5Cは、先端面4Bと先端面5Bとが対向する端部に配置されていても良い。このような構成では、先端部3Aと先端部3Bが配置される外部端子4,5を逆にすることが好ましい。その理由は、先端部3Aが先端面5Bと突起部5Cに、また先端部3Bが先端面4Bと突起部4Cに接触して、安定的な状態となるためである。
上述した形態では、突起部4C,5Cの頂上部は、先端部3A,3Bの頂上部よりも高い位置にある。しかし突起部4C,5Cの頂上部は、先端部3A,3Bの頂上部よりも低い位置もしくは同じ位置にあっても良い。しかし、導線3と外部端子4,5との電気接続を安定させるためには、本形態のように突起部4C,5Cの頂上部は、先端部3A,3Bの頂上部よりも高い位置とすることが好ましい。たとえば突起部4C,5Cの頂上部は、導線3の直径の1.5倍以上の高さとすることが好ましい。
上述した形態では、導線3の先端部3A,3Bは、コア2から略平行、すなわち同方向に突出しているが、このような突出方向には限定されず、たとえば180°異なる方向へと突出させることとしても良い。しかし、先端部3A,3Bと突出部4A,5Aとを、コア2に対して同方向に突出させることが好ましい。この場合、はんだを利用して先端部3A,3Bを外部端子4,5に固定する場合、2つの接続部(先端部3Aと外部端子4との接続部、および、先端部4Aと外部端子5との接続部)、同一のはんだ槽の溶融はんだに同時に接触させることができる。さらに上述した形態では、コア2の周面に多数回に渡って巻かれた導線3は、接着剤によって固定されているが、その接着剤は必須の構成要素ではないため、省略することができる。
上述した形態では、突起部4C,5Cは、先端面4B,5Bの一端を上鍔部2Aの方向に略垂直に伸びるように折り曲げて形成されている。しかし、突起部はたとえば先端面4B,5Bの中央部から突出するもの、先端面4B,5Bの中央部を隆起させるように折り曲げたもの等であっても良い。また突起部は、先端面4B,5Bから上鍔部2Aの方向に略垂直に伸びるものでなく、たとえば導線3を包み込む方向に折り曲げられているものであっても良い。図5は、図3に示す形態の一変形例であり、切り欠き部および突起部が形成された突出部の先端面の上に、導線3の先端部が載置されている状態の他の例を示す図である。なお、図5中、図3と同一の機能・構成を有する部材については同一の符号を付してある。図5に示す形態は、図3に示す形態において、突起部5Cの先端部5C1が、突出部5A側に折れ曲がっている。この場合、先端部5C1は、図5に示すように先端面5Bと平行となるように突出部5A側に折り曲げられていてもよい。図5に示す形態では、導線3の端末が、巻解く方向(図5中、右側方向)のみならず、図5中の上下方向にも移動できなくなる。このため、導線3と外部端子4,5との電気接続を非常に安定させることができる。なお、切り欠き部4A1,5A1は、磁性部品1の必須の構成要素ではないため省略することができる。
上述した形態において、はんだ付けする場合、先端部3Aと突起部4Cおよび先端部3Bと突起部5Cを同時にはんだ付けしている。しかし、先端部3Aと突起部4Cのはんだ付け、および先端部3Bと突起部5Cのはんだ付けは、別々の時期に行っても良い。
上述した形態では、磁性部品1の製造に際し、導線3の先端部3A,3Bが、導線3の引き出し部分(先端部3A,3B)が拡径する向き(巻解く方向、又は、ほどける向き)に向かって移動しないように位置決めをした後に先端部3A,3Bを切断する工程を有していない。しかし、予め先端部3A,3Bを長くしておき、上述の位置合わせの後に必要な長さへと切断することとしても良い。またこの切断は、その後に必要に応じて行われる、先端部3Aと突起部4Cおよび先端部3Bと突起部5Cをはんだ付け(または溶接)した後に行っても良い。
なお、突出部5Aと突起部5Cを形成するように設けられた端末固定部とのなす角度は、図3に示すように90°前後であってもよいが、90°よりも小さい角度(鋭角)であることが好ましく、具体的には、30°〜80°の範囲がより好ましく、60°〜70°の範囲が特に好ましい。角度を80°以下とすることにより導線3の先端部3Bに巻解く方向へと動く力が作用しても、導線3の先端部3Bと端末固定部との接触部での滑りが起こり難くなる。特に、巻解く方向が巻軸に対して垂直でない場合、上記角度が鋭角であることで、導線3の先端部3Bの移動を、端末固定部として機能する突起部5Cと先端面5Bとにより受け止めることができる。このため、導線3と外部端子5との電気接続をより安定させることができる。また、角度を70°以下とすることにより、導線3の先端部3Bが巻解く方向へと動く力を、端末固定部でより確実に受け止めることができるため、導線3の先端部3Bが外部端子5により確実に固定される。このため、導線3と外部端子5との電気接続を更に安定させることができる。なお、角度の下限値は、30°以上であることが好ましく、60°以上であることがより好ましい。この理由は、突出部5Aと端末固定部との間に導線3の先端部3Bを配置するために、突出部5Aの幅方向のサイズが増大するのを抑制するたである。
以上に説明したような突出部5Aと突起部5Cを形成するように設けられた端末固定部とのなす角度が60°〜70°程度である外部端子を備えた磁性部品の一例を図6に示す。図6は、本発明の他の実施の形態に係る磁性部品の平面(実装基板と対向する側とは反対側の面)、正面(導線の先端が突出している側の面)および右側面を示す斜視図である。図6中、図1と同様の機能・構成を有する部材については、同じ符号を付してある。また、図6中、導線3については記載を省略してある。図6に示す磁性部品10は、図1に示す磁性部品1の外部端子4,5を、外部端子14、15に置き換えた以外は、磁性部品1と同様の構成を有するものである。この外部端子14(15)は、その両端に突出部14A(15A)を有し、図6中、手前側の突出部14A(15A)には突起部14C(15C)が設けられている点で、外部端子4(5)と同様の構成を有する。但し、外部端子14(15)では、突出部14A(15A)と突起部14C(15C)を形成するように設けられた端末固定部との成す角度が、図1等に示すように90°ではなく、60°〜70°程度の鋭角である点で異なっている。
コアとしては、図1,6に例示した態様以外に、例えば、図7、図8に示すようにドラムコア12と、このドラムコア12の外周に配置されたリングコア16とを組み合わせた態様なども採用できる。図7に示す磁性部品20は、ドラムコア12と、このドラムコア12の上鍔部12Aの外周に配置されたリングコア16と、を有している。そして、ドラムコア12の下鍔部12B側には、図6に例示した磁性部品10で用いられているものと同様の外部端子14,15が取り付けられている。ここで、図7は磁性部品20の外観全体を示す斜視図であり、図8は、図7に示す磁性部品20を分解した状態を示す斜視図である。なお、図7、図8中、図1、図6に示すものと同じ機能・構成を有する部材には、同じ符号が付してある。また、図7中、導線3については記載を省略してある。図7、図8に示す磁性部品20は、円盤状の上鍔部12Aの直径が下鍔部12Bの直径よりも小さく、且つ、この上鍔部12Aの外周に、上鍔部12Aの直径よりもやや大きい直径を有する円形状のリング孔を有するリングコア16が配置されている点を除けば、図6に示す磁性部品10と同様の構成を有するものである。磁性部品20では、導線3から発生する磁束の漏出が抑制され、AL値(導線3の単位巻数あたりのインダクタンス値)を向上させることができる。
このリングコア16の高さは、下鍔部12Bの上鍔部12Aが設けられた側の面から、上鍔部12Aの下鍔部12Bが設けられた側と反対側の面までの高さとほぼ同じである。また、リングコア16の平面方向の形状は、略矩形状である。一方、コア12の巻枠部に沿ってα巻きされた導線3の先端部3A、3Bは、コア2から同方向に突出させて、外部端子14,15に接続する必要がある。このため、リングコア16の正面(導線3の先端が突出している側の面)側且つ下鍔部12B側の部分に導線引出溝16Aが設けられている。なお、リングコア16は、コア2と同様に磁性材料から構成される。
また、端末固定部は、図1,2,6に例示するように、外部端子の一部を構成する突出部から所定の角度で起立して突起部を形成するように設けられる形態に限定されない。例えば、外部端子の本体部分に対して直接結合するように端末固定部のみを設けることができる。このような態様としては、例えば、外部端子が、実装基板接続部と、コアの外周に張り出す(板状の)突出部とから構成されている場合、この突出部の先端部を、この先端部の平面が、コアの軸方向と略平行となるように捻った部分を、端末固定部として利用できる。
また、(1)上述したように外部端子の本体部分に対して直接結合するように端末固定部のみが設けられている場合、又は、(2)図1,2,6に例示するように、端末固定部が、外部端子の一部を構成する突出部から所定の角度で起立して突起部を形成するように設けられている場合のいずれにおいても、端末固定部と導線の端末とは、以下の関係を満たすことが好ましい。すなわち、端末固定部の高さL1は、前記導線の端末の断面の高さL2、よりも大きいことが好ましい。この場合、導線の端末が、巻解く方向と異なる方向に多少移動したとしても、導線の端末と外部端子との接続が維持できるため、導線と外部端子との電気接続を安定して維持できる。
1 磁性部品
2 コア
3 導線
3A,3B 先端部(導線の両端)
4,5 外部端子
4C,5C 突起部
8 はんだ

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの鍔部を有し、かつ、導線がα巻きに巻回される巻枠部を有するコアと、上記導線の両端が接続される外部端子を有する磁性部品において、
    上記外部端子は、巻解く方向への上記導線の端末の移動を受け止めることが可能な端末固定部を有し、
    上記端末固定部で位置決めを行い上記導線の端末が上記外部端子に接続されていることを特徴とする磁性部品。
  2. 請求項1に記載の磁性部品において、
    前記導線は、接着剤を介して前記巻枠部に固定されていることを特徴とする磁性部品。
  3. 請求項1または2に記載の磁性部品において、
    前記導線の両端は、ともに前記コアから同じ方向に向かって突出していることを特徴とする磁性部品。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の磁性部品において、
    一対の外部端子を備え、
    各々の外部端子が、少なくとも1つの鍔部から選択される一の鍔部の中心から径方向に沿って離れる向きに突出している板状の端末固定部を有することを特徴とする磁性部品。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の磁性部品において、
    一対の外部端子を備え、
    各々の外部端子が、少なくとも1つの鍔部から選択される一の鍔部の中心から径方向に沿って離れる向きに突出している板状の突出部を有することを特徴とする磁性部品。
  6. 請求項4または5に記載の磁性部品において、
    前記突出部は前記コアの外周に張り出すと共に、前記突出部の板面と前記コアの軸方向と略直交する平面とが略平行を成し、
    かつ、前記端末固定部が、前記突出部から所定の角度で起立して突起部を形成していることを特徴とする磁性部品。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の磁性部品において、
    前記導線の端末と前記外部端子とが、はんだにより接続されていることを特徴とする磁性部品。
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