JP2012141380A - 定着装置 - Google Patents

定着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012141380A
JP2012141380A JP2010292746A JP2010292746A JP2012141380A JP 2012141380 A JP2012141380 A JP 2012141380A JP 2010292746 A JP2010292746 A JP 2010292746A JP 2010292746 A JP2010292746 A JP 2010292746A JP 2012141380 A JP2012141380 A JP 2012141380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nip
main body
inner peripheral
peripheral surface
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010292746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5408123B2 (ja
Inventor
Noboru Suzuki
鈴木  登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010292746A priority Critical patent/JP5408123B2/ja
Priority to EP11192397.5A priority patent/EP2472335B1/en
Priority to US13/337,697 priority patent/US8737894B2/en
Priority to CN201110447703.5A priority patent/CN102566381B/zh
Publication of JP2012141380A publication Critical patent/JP2012141380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5408123B2 publication Critical patent/JP5408123B2/ja
Priority to US14/285,396 priority patent/US9195193B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】ニップ部材の摩耗を抑制することでニップ部材の長寿命化を図ることができる定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置100は、可撓性を有する金属製の定着フィルム110と、定着フィルム110の内側に配置されたハロゲンランプ120と、定着フィルム110の内周面110Aに摺接するように配置され、ハロゲンランプ120からの輻射熱を受けるニップ板130(ニップ部材)と、ニップ板130との間で定着フィルム110を挟むことで定着フィルム110との間にニップ部Nを形成する加圧ローラ150とを備える。ニップ板130は、金属製の本体部と、本体部の表面のうち少なくとも定着フィルム110の内周面110Aと摺接する面に形成された定着フィルム110の内周面110Aよりも硬い保護層とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録シート上の現像剤像を熱定着する定着装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置として、例えば、特許文献1に記載されているように、ベルトユニットと、ベルトユニットの内部に位置する加熱ユニットと、ベルトユニットを介して加圧ユニットとの間にニップを形成するニップ形成ユニットとを備えたものが知られている。また、特許文献1には、ベルトユニット(可撓製を有する筒状部材)がステンレス綱やニッケルなどの金属から形成できることや、ニップ形成ユニット(ニップ部材)がアルミニウムや銅などの金属またはその合金から形成されることが記載されている。
特開2009−93141号公報(段落0029,0031)
ところで、アルミニウムや銅は、ステンレス綱と比較して軟らかい金属であるため、アルミニウムや銅などの金属から形成されたニップ部材が、ステンレス綱などのニップ部材の材料よりも硬い金属から形成された筒状部材の内周面と摺接すると、比較的容易に摩耗すると考えられ、結果として、ニップ部材の寿命が短くなる可能性が懸念される。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、ニップ部材の摩耗を抑制することでニップ部材の長寿命化を図ることができる定着装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、可撓性を有する金属製の筒状部材と、前記筒状部材の内側に配置された発熱体と、前記筒状部材の内周面に摺接するように配置され、前記発熱体からの輻射熱を受けるニップ部材と、前記ニップ部材との間で前記筒状部材を挟むことで前記筒状部材との間にニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、前記ニップ部材は、金属製の本体部と、前記本体部の表面のうち少なくとも前記筒状部材の内周面と摺接する面に形成された前記筒状部材の内周面よりも硬い保護層とを有することを特徴とする。
このように構成された定着装置によれば、ニップ部材が、金属製の本体部の表面(少なくとも筒状部材の内周面と摺接する面)に筒状部材の内周面よりも硬い(硬度が高い)保護層を有するので、金属製の筒状部材の内周面と摺接しても、その摩耗を抑制することができる。これにより、ニップ部材の長寿命化を図ることができる。
本発明によれば、ニップ部材が、金属製の本体部の表面(少なくとも筒状部材の内周面と摺接する面)に筒状部材の内周面よりも硬い保護層を有するので、ニップ部材の摩耗を抑制してニップ部材の長寿命化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を備えたレーザプリンタの概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の概略構成を示す図である。 ニップ板の拡大断面図である。 ハロゲンランプ、ニップ板、反射板およびステイの斜視図である。 ニップ板、反射板およびステイを搬送方向から見た図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の実施形態に係る定着装置100を備えたレーザプリンタ1(画像形成装置)の概略構成について説明した後、定着装置100の構成を詳細に説明する。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙P(記録シート)を供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙P上にトナー像(現像剤像)を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙P上のトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
なお、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ31と、用紙Pの前側を持ち上げる用紙押圧板32と、給紙ローラ33と、給紙パット34と、紙粉取りローラ35,36と、レジストローラ37とを主に備えている。給紙トレイ31内の用紙Pは、用紙押圧板32によって給紙ローラ33に寄せられ、給紙ローラ33と給紙パット34によって1枚ずつ分離され、紙粉取りローラ35,36およびレジストローラ37を通ってプロセスカートリッジ5に向けて搬送される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、レーザ発光部(図示せず)と、回転駆動するポリゴンミラー41と、レンズ42,43と、反射鏡44,45,46とを主に備えている。露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、ポリゴンミラー41、レンズ42、反射鏡44,45、レンズ43、反射鏡46の順に反射または通過して、感光体ドラム61の表面で高速走査される。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナー(現像剤)を収容するトナー収容部74とを主に備えている。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Pが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ5の後方に設けられている。用紙P上に転写されたトナー像(トナー)は、定着装置100を通過することで用紙P上に熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
<定着装置の詳細構成>
図2に示すように、定着装置100は、筒状部材の一例としての定着フィルム110と、発熱体の一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、反射板140と、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ150と、ステイ160とを主に備えている。
定着フィルム110は、可撓性を有する金属製かつ無端状(筒状)のフィルムであり、ハロゲンランプ120、ニップ板130、反射板140およびステイ160を囲むように配置されている。本実施形態において、定着フィルム110は、ステンレス綱(例えば、SUS304など)から形成されている。この定着フィルム110は、その両端部が図示しないガイド部材により回転が案内されている。
ハロゲンランプ120は、輻射熱を発してニップ板130および定着フィルム110(ニップ部N)を加熱することで用紙P上のトナーを加熱する公知の発熱体であり、定着フィルム110の内側において定着フィルム110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、ハロゲンランプ120からの輻射熱を受ける板状の部材であり、筒状の定着フィルム110の内周面110Aに摺接するように配置されている。そして、このニップ板130は、ハロゲンランプ120から受けた輻射熱を定着フィルム110を介して用紙P上のトナーに伝達する。
図3に示すように、ニップ板130は、金属製の本体部130Aと、本体部130Aの表面全体を覆うように形成され、定着フィルム110の内周面110Aと実際に摺接する保護層130Bとを有して構成されている。
本体部130Aは、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、アルミニウム合金製(例えば、A5052など)の板状部材(アルミニウム合金板)であり、このアルミニウム合金板を断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
より詳細に、本体部130A(ニップ板130)は、断面視において、前後方向(用紙Pの搬送方向)に沿うように延びるベース部131と、上方(加圧ローラ150からニップ板130に向かう方向)に向けて折り曲げられた折曲部132とを有している。また、図4に示すように、本体部130A(ニップ板130)は、ベース部131の右端部から平板状に延びる挿入部133と、ベース部131の左端部に形成された係合部134とを有している。係合部134は、側面視U形状に形成されており、上に向けて折り曲げて形成された側壁部134Aには係合孔134Bが設けられている。
図3に戻り、保護層130Bは、ステンレス綱製の定着フィルム110の内周面110Aよりも硬い層である。より詳細に、保護層130Bは、その硬度が、ステンレス綱製の定着フィルム110の内周面110Aの硬度(例えば、SUS304製であればHv硬度でおよそ400)よりも高くなっている。
本実施形態において、保護層130Bは、本体部130Aの表面に、ステンレス綱よりも硬い(硬度が高い)材料であって、かつ、本体部130Aの材料(アルミニウム合金)とは別の材料の層を形成する処理を行って形成した層である。より具体的に、保護層130Bは、本体部130Aの表面に、公知の無電解のニッケル−リンめっき処理を行って形成した、ニッケル−リン合金のめっき層である。さらに、本実施形態において、保護層130Bは、本体部130Aの表面に無電解ニッケル−リンめっき処理を行った後に、ベーキング処理(一例として、200℃、1時間)を行って形成されている。これにより、保護層130Bの硬度(Hv硬度)は、およそ500〜700となっている。
このような保護層130Bの厚さDは、およそ5〜15μmであることが望ましい。5μm以上であれば十分な耐久性を得ることができ、また、15μm以下であれば生産性を保ちつつ安定した層(均一な層)を形成することができる。一例として、本体部130A(アルミニウム合金板)の厚さを0.6mmとしたとき、保護層130Bの厚さは10μmなどとすることができる。なお、図3では、保護層130Bを図示するために、その厚さDを強調して厚く示している。
図示は省略するが、ニップ板130と定着フィルム110との間には、例えば、耐熱性フッ素グリスなどの潤滑剤が保持されている。これにより、定着フィルム110とニップ板130との摺動抵抗が低減されるので、定着フィルム110を良好に回転させることができるようになっている。
なお、ニップ板130は、ベース部131の内面(上側の保護層130Bの上面)に、黒色の塗装を施したり、熱吸収部材を設けたりしてもよい。これによれば、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く吸収することができる。
図2に示すように、反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱(主に前後方向や上方向に向けて放射された輻射熱)をニップ板130(ベース部131の内面)に向けて反射する部材であり、定着フィルム110の内側においてハロゲンランプ120を取り囲むように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
このような反射板140によってハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に集めることで、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く利用することができ、ニップ板130および定着フィルム110を速やかに加熱することができる。
反射板140は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に湾曲させて形成されている。より詳細に、反射板140は、湾曲形状(断面視略U形状)をなす反射部141と、反射部141の前後方向における両端部から前後方向外側に沿って延びるフランジ部142とを主に有している。なお、熱反射率を高めるため、反射板140は、鏡面仕上げを施したアルミニウム板などを用いて形成してもよい。
図4に示すように、反射板140の左右方向両端部にはフランジ状の係止部143が合計4つ形成されている(3つのみ図示)。係止部143は、フランジ部142より上方に位置し、図5に示すように、ニップ板130、反射板140およびステイ160が組み立てられたときに、後述するステイ160の複数の接触部163を挟む(左右方向において最も外側の接触部163Aと隣接する)ように配置される。
これにより、定着装置100が駆動したときの振動などで反射板140が左右に動こうとしても、係止部143が接触部163Aに当接することで、反射板140の左右方向の位置が規制される。その結果、反射板140の左右方向における位置ずれを抑制することができる。
図2に示すように、加圧ローラ150は、弾性変形可能な部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。そして、この加圧ローラ150は、弾性変形した状態でニップ板130との間で定着フィルム110を挟むことで定着フィルム110との間にニップ部Nを形成している。なお、ニップ部Nを形成するためには、バネなどの付勢手段により、加圧ローラ150およびニップ板130の一方を他方に向けて付勢すればよい。
この加圧ローラ150は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することで定着フィルム110(または用紙P)との摩擦力により定着フィルム110を従動回転させる。
トナー像が転写された用紙Pは、加圧ローラ150と加熱された定着フィルム110の間(ニップ部N)を搬送されることでトナー像(トナー)が熱定着されることとなる。
ステイ160は、前後方向におけるニップ板130(ベース部131)の両端部131Bを反射板140のフランジ部142を介して支持することでニップ板130の剛性を確保する部材である。ステイ160は、反射板140(反射部141)の外面形状に沿った形状(断面視略U形状)を有して反射板140を覆うように配置されている。このようなステイ160は、比較的剛性が高い、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
ステイ160の前壁161および後壁162の下端には、図4に示すように、略櫛歯状をなすように形成された複数の接触部163が設けられている。
また、ステイ160の前壁161および後壁162の右端部には、下方に向けて延び、さらに左方へ向けて延びる略L形状の係止部165が設けられている。さらに、ステイ160の左端には、上壁166から左方に向けて延び、側面視略U形状に折り曲げられた保持部167が設けられている。保持部167の各側壁部167Aの内面には、内側に向けて突出する係合ボス167B(一方のみ図示)が設けられている。
図2および図4に示すように、ステイ160の前壁161および後壁162の内面の左右方向両端部には、内側に向けて突出する当接ボス168が合計4つ設けられている。この当接ボス168は、前後方向において反射板140(反射部141)に当接する。これにより、定着装置100が駆動したときの振動などで反射板140が前後に動こうとしても、当接ボス168に当接することで、反射板140の前後方向の位置が規制される。その結果、反射板140の前後方向における位置ずれを抑制することができる。
以上説明したステイ160に、反射板140とニップ板130を組み付ける場合、まず、ステイ160に反射板140を嵌め込むようにして取り付ける。ステイ160の前壁161および後壁162の内面には当接ボス168が設けられているので、この当接ボス168が反射板140に当接することで、反射板140はステイ160に仮保持される。
その後、図5に示すように、ニップ板130の挿入部133をステイ160の係止部165の間に挿入してベース部131(両端部131B)を各係止部165に係合させ、次いで、ニップ板130の係合部134(係合孔134B)とステイ160の保持部167(係合ボス167B)とを係合させる。
これにより、ニップ板130は、ベース部131の両端部131Bが係止部165に支持され、係合部134が保持部167に保持されることで、ステイ160に保持される。また、反射板140は、フランジ部142がニップ板130とステイ160に挟まれた状態で、ステイ160に保持される。
このような構成により、定着装置100が駆動したときの振動などで反射板140が上下に動こうとしても、フランジ部142がニップ板130とステイ160とに挟まれていることで、反射板140の上下方向の位置が規制される。その結果、反射板140の上下方向における位置ずれを抑制することができ、ニップ板130に対する反射板140の位置を固定することができる。
なお、図示は省略するが、ニップ板130および反射板140を保持するステイ160と、ハロゲンランプ120は、定着フィルム110の回転を案内するガイド部材に保持されている。そして、このガイド部材が定着装置100の図示しない筐体に固定されることで、定着フィルム110、ハロゲンランプ120、ニップ板130、反射板140およびステイ160が定着装置100の筐体に保持されている。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
ニップ板130が、金属製の本体部130Aの表面に定着フィルム110の内周面110Aよりも硬い保護層130B(Hv硬度でおよそ500〜700)を有するので、ステンレス綱製の定着フィルム110の内周面110A(例えば、SUS304製であればHv硬度でおよそ400)と摺接しても、その摩耗を抑制することができる。これにより、ニップ板130の長寿命化を図ることができ、結果として、定着装置100の長寿命化も図ることができる。
なお、念のために述べておくと、ニップ板130の表面(保護層130B)がステンレス綱製の定着フィルム110の内周面110Aよりも硬い場合であっても、本実施形態に係る定着装置100において、定着フィルム110の摩耗はほとんど問題とはならない。なぜならば、一般に、ステンレス綱(特にSUS304)は、硬さに比較して、摩耗しにくい(切削されにくい)金属だからである。
また、定着装置100では、ニップ板130は、常に同じ面が定着フィルム110の内周面110Aと摺接するため摩耗しやすくなるので、本体部130Aの表面に定着フィルム110の内周面110Aよりも硬い保護層130Bを設けているが、回転する定着フィルム110は、ニップ板130との摺接面が常に移動するため、もともと摩耗しにくくなっている。さらに、定着フィルム110とニップ板130との間には潤滑剤が保持されているため、定着フィルム110はより摩耗しにくくなっている。
本実施形態では、金属製の本体部130Aと金属製の定着フィルム110の間に保護層130Bが設けられているので、金属製の本体部130Aと金属製の定着フィルム110との直接接触を避けることができる。これにより、イオン化傾向の違いによる一方の異種金属接触腐食(電食)を抑制することができる。
補足すると、異種金属同士が接触するとき、結露の発生などに伴って、イオン化傾向の違いにより一方が腐食する可能性が懸念される。例えば、定着フィルムが鉄製であり、本体部がアルミニウム製である場合、定着フィルムと本体部とが直接接触すると、イオン化傾向が大きいアルミニウム製の本体部が腐食する可能性がある。本実施形態では、本体部130Aの表面に保護層130Bを形成したことにより、特に本体部130Aの異種金属接触腐食を抑制することができる。
なお、本発明においては、定着フィルム110(筒状部材)や保護層130Bの異種金属接触腐食を抑制するため、定着フィルム110の内周面110Aと保護層130Bのイオン化傾向が近くなるような材料をそれぞれ選択することがより望ましい。
本実施形態では、本体部130Aの表面にめっき処理(本体部130Aとは別の材料層を形成する処理)を行うことで保護層130Bを形成しているので、保護層130Bの材料として、種々の材料をある程度自由に選択することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、保護層130Bは、本体部130Aの表面にめっき処理を行った後に、ベーキング処理を行って形成した層であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、保護層は、ベーキング処理を行わずに、本体部の表面にめっき処理だけを行って形成した層であってもよい。なお、例えば、無電解のニッケルめっきなどにおいては、ベーキング処理(熱処理)を行うことで、硬度が高くなるので、より硬い保護層を形成することができる。
また、保護層の形成は、めっき処理(本体部の表面に本体部とは別の材料層を形成する処理)だけに限定されるものではない。例えば、保護層は、本体部の表面の硬度を定着フィルム(筒状部材)の内周面の硬度よりも硬く変質させた層(硬度を高めた層)であってもよい。なお、本体部の表面の硬度を筒状部材の内周面の硬度よりも硬く変質させる処理(硬度を高める処理)としては、例えば、酸化処理や窒化処理などを挙げることができる。一例として、本体部がアルミニウム合金製である場合、保護層は、本体部の表面にアルマイト処理(硬質アルマイト処理)を行って当該面の硬度を筒状部材の内周面よりも硬く変質させることで形成することができる。言い換えると、アルミニウム合金製の本体部の表面にアルマイト処理を行ってできた被膜層が保護層となる。
前記実施形態では、保護層130Bが、本体部130Aの表面全体を覆うように形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明において、保護層は、本体部の表面のうち少なくとも筒状部材の内周面と摺接する面に形成されていればよい。
前記実施形態では、本体部130Aがアルミニウム合金製であったが、本発明はこれに限定されず、例えば、本体部はアルミニウム製であってもよい。また、本体部は銅製であってもよいし、銅合金製であってもよい。
前記実施形態では、反射板140やステイ160を設けたが、本発明はこれに限定されず、反射板やステイを設けない構成としてもよい。
前記実施形態では、発熱体としてハロゲンランプ120(ハロゲンヒータ)を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、赤外線ヒータやカーボンヒータなどであってもよい。
前記実施形態では、ニップ部材として、ベース部131の剛性を向上させるためや定着フィルム110の摩耗を防止するために、ベース部131の前後方向の両端縁から上方に折り曲げて形成した折曲部132を有するニップ板130を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ニップ部材は、折曲部132を有しない構成であってもよいし、板状でなくてもよい。
前記実施形態では、バックアップ部材として加圧ローラ150を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルト状の加圧部材などであってもよい。
前記実施形態では特に説明していないが、本発明は、筒状部材がその表面に被覆層を有していてもよい。このような被覆層としては、例えば、筒状部材の摺動抵抗を低減するためのテフロン(登録商標)の層などを挙げることができる。なお、本発明において、筒状部材が被覆層を有する場合、保護層は、筒状部材の内周面を形成する被覆層よりも硬いものとする。
前記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、LEDによって露光を行うLEDプリンタであってもよいし、プリンタ以外の複写機や複合機などであってもよい。また、前記実施形態では、モノクロ画像を形成する画像形成装置を例示したが、これに限定されず、カラー画像を形成する画像形成装置であってもよい。
100 定着装置
110 定着フィルム
110A 内周面
120 ハロゲンランプ
130 ニップ板
130A 本体部
130B 保護層
150 加圧ローラ
N ニップ部

Claims (7)

  1. 可撓性を有する金属製の筒状部材と、
    前記筒状部材の内側に配置された発熱体と、
    前記筒状部材の内周面に摺接するように配置され、前記発熱体からの輻射熱を受けるニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記筒状部材を挟むことで前記筒状部材との間にニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、
    前記ニップ部材は、金属製の本体部と、前記本体部の表面のうち少なくとも前記筒状部材の内周面と摺接する面に形成された前記筒状部材の内周面よりも硬い保護層とを有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記保護層は、前記本体部の表面のうち少なくとも前記筒状部材の内周面と摺接する面にめっき処理を行って形成した層であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記保護層は、前記本体部の表面のうち少なくとも前記筒状部材の内周面と摺接する面にめっき処理を行った後に、ベーキング処理を行って形成した層であることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記本体部は、アルミニウム製またはアルミニウム合金製であり、
    前記保護層は、ニッケル−リン合金の層であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記保護層は、前記本体部の表面のうち少なくとも前記筒状部材の内周面と摺接する面の硬度を前記筒状部材の内周面よりも硬く変質させた層であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  6. 前記本体部は、アルミニウム製またはアルミニウム合金製であり、
    前記保護層は、前記本体部の表面のうち少なくとも前記筒状部材の内周面と摺接する面にアルマイト処理を行って当該面の硬度を前記筒状部材の内周面よりも硬く変質させた層であることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記保護層の厚さは、5〜15μmであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
JP2010292746A 2010-12-28 2010-12-28 定着装置 Active JP5408123B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010292746A JP5408123B2 (ja) 2010-12-28 2010-12-28 定着装置
EP11192397.5A EP2472335B1 (en) 2010-12-28 2011-12-07 Fixing device having flexible fusing member
US13/337,697 US8737894B2 (en) 2010-12-28 2011-12-27 Fixing device having flexible fusing member
CN201110447703.5A CN102566381B (zh) 2010-12-28 2011-12-28 具有柔性熔融构件的定影装置
US14/285,396 US9195193B2 (en) 2010-12-28 2014-05-22 Fixing device having flexible fusing member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010292746A JP5408123B2 (ja) 2010-12-28 2010-12-28 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012141380A true JP2012141380A (ja) 2012-07-26
JP5408123B2 JP5408123B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=45098943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010292746A Active JP5408123B2 (ja) 2010-12-28 2010-12-28 定着装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US8737894B2 (ja)
EP (1) EP2472335B1 (ja)
JP (1) JP5408123B2 (ja)
CN (1) CN102566381B (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013068661A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2014038311A (ja) * 2012-07-19 2014-02-27 Canon Inc 画像加熱装置
JP2015087432A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 富士ゼロックス株式会社 摺動部材、定着装置及び画像形成装置
JP2015143814A (ja) * 2013-12-25 2015-08-06 株式会社リコー 加熱部材、定着装置、画像形成装置
JP2018077383A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
WO2019146870A1 (en) * 2018-01-23 2019-08-01 Hp Printing Korea Co., Ltd. Image forming apparatus having long-life fixing device
JP2020144352A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社リコー ニップ形成部材、定着装置、画像形成装置
US11422489B2 (en) 2020-07-15 2022-08-23 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus and image forming apparatus
US11681250B2 (en) 2021-09-22 2023-06-20 Ricoh Company, Ltd. Nip former, fixing device, and image forming apparatus

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5879859B2 (ja) * 2011-09-20 2016-03-08 ブラザー工業株式会社 定着装置
US8938193B2 (en) * 2011-11-29 2015-01-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fuser unit
JP5921296B2 (ja) * 2012-04-05 2016-05-24 キヤノン株式会社 像加熱装置及びベルト部材
JP5553931B1 (ja) * 2012-12-19 2014-07-23 キヤノン株式会社 電子写真用定着部材、定着装置及び電子写真画像形成装置
JP6500510B2 (ja) * 2015-03-06 2019-04-17 ブラザー工業株式会社 定着装置
KR20160112465A (ko) * 2015-03-19 2016-09-28 삼성전자주식회사 정착 장치 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
TWI668531B (zh) * 2017-10-25 2019-08-11 虹光精密工業股份有限公司 用以將碳粉固定於列印媒體上之定影裝置以及其列印設備
KR20230039288A (ko) * 2021-09-14 2023-03-21 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 윤활제에 의한 부식 방지를 위한 보호막이 형성된 정착 장치의 가압 부재

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001068261A (ja) * 1999-08-24 2001-03-16 Canon Inc 加熱装置および画像形成装置
JP2003263060A (ja) * 2002-03-11 2003-09-19 Seiko Epson Corp 定着装置
JP2004287078A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP2006047769A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP2006220950A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5262834A (en) * 1988-12-06 1993-11-16 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus
JP2003131502A (ja) 2001-08-10 2003-05-09 Canon Inc イミド系摺動層を有するヒータ及びこのヒータを用いた像加熱装置
JP2003168542A (ja) 2001-11-29 2003-06-13 Harison Toshiba Lighting Corp ヒータおよび画像形成装置
US7215916B2 (en) * 2003-11-12 2007-05-08 Canon Kabushiki Kaisha Endless metal belt, fixing belt and heat fixing device
EP1564604B1 (en) 2004-02-16 2013-06-19 Ricoh Company, Ltd. Fixing device with cleaning member, and image forming apparatus using the fixing device
JP4490474B2 (ja) * 2006-12-21 2010-06-23 キヤノン株式会社 電子写真用定着部材、定着装置および電子写真画像形成装置
KR100864716B1 (ko) 2007-10-04 2008-10-23 삼성전자주식회사 정착장치 및 이를 구비한 화상형성장치

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001068261A (ja) * 1999-08-24 2001-03-16 Canon Inc 加熱装置および画像形成装置
JP2003263060A (ja) * 2002-03-11 2003-09-19 Seiko Epson Corp 定着装置
JP2004287078A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP2006047769A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP2006220950A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013068661A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2014038311A (ja) * 2012-07-19 2014-02-27 Canon Inc 画像加熱装置
JP2015087432A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 富士ゼロックス株式会社 摺動部材、定着装置及び画像形成装置
JP2015143814A (ja) * 2013-12-25 2015-08-06 株式会社リコー 加熱部材、定着装置、画像形成装置
JP2018077383A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
US11378903B2 (en) 2018-01-23 2022-07-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Image forming apparatus having long-life fixing device
WO2019146870A1 (en) * 2018-01-23 2019-08-01 Hp Printing Korea Co., Ltd. Image forming apparatus having long-life fixing device
JP2020144352A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社リコー ニップ形成部材、定着装置、画像形成装置
JP7251350B2 (ja) 2019-03-04 2023-04-04 株式会社リコー ニップ形成部材、定着装置、画像形成装置
US11422489B2 (en) 2020-07-15 2022-08-23 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus and image forming apparatus
US11609516B2 (en) 2020-07-15 2023-03-21 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus and image forming apparatus
US11829089B2 (en) 2020-07-15 2023-11-28 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus and image forming apparatus
US11681250B2 (en) 2021-09-22 2023-06-20 Ricoh Company, Ltd. Nip former, fixing device, and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
CN102566381B (zh) 2015-09-02
JP5408123B2 (ja) 2014-02-05
US20140255066A1 (en) 2014-09-11
EP2472335B1 (en) 2018-12-05
EP2472335A1 (en) 2012-07-04
US20120163886A1 (en) 2012-06-28
US9195193B2 (en) 2015-11-24
CN102566381A (zh) 2012-07-11
US8737894B2 (en) 2014-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5408123B2 (ja) 定着装置
JP5440097B2 (ja) 定着装置
JP5273137B2 (ja) 定着装置
JP5120391B2 (ja) 定着装置
JP2011095550A (ja) 定着装置
JP5263206B2 (ja) 定着装置
JP5515630B2 (ja) 定着装置
US8892016B2 (en) Nip surface configuration for a fixing device
JP2012137517A (ja) 定着装置
JP6164017B2 (ja) 定着装置
JP5273138B2 (ja) 定着装置
JP2011180229A (ja) 定着装置
JP2015197541A (ja) 定着装置
JP6536055B2 (ja) 定着装置
JP6361234B2 (ja) 定着装置
US8886100B2 (en) Fuser unit
JP4992988B2 (ja) 定着装置
JP6206454B2 (ja) 定着装置
JP6056907B2 (ja) 定着装置
JP2013238897A (ja) 定着装置
JP2012194590A (ja) 定着装置
JP2016109723A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5757351B2 (ja) 定着装置
JP5887882B2 (ja) 定着装置
JP2014160286A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5408123

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150