JP2006220950A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006220950A
JP2006220950A JP2005034700A JP2005034700A JP2006220950A JP 2006220950 A JP2006220950 A JP 2006220950A JP 2005034700 A JP2005034700 A JP 2005034700A JP 2005034700 A JP2005034700 A JP 2005034700A JP 2006220950 A JP2006220950 A JP 2006220950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
fixing
recording material
guide member
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005034700A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4654704B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Uehara
康博 上原
Shigehiko Hasenami
茂彦 長谷波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005034700A priority Critical patent/JP4654704B2/ja
Priority to US11/208,891 priority patent/US7502585B2/en
Priority to KR1020050081631A priority patent/KR100741840B1/ko
Priority to CNB2005100987527A priority patent/CN100487603C/zh
Publication of JP2006220950A publication Critical patent/JP2006220950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4654704B2 publication Critical patent/JP4654704B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 ウォームアップタイムの短縮と画像形成装置の高速化とを同時に実現する。
【解決手段】 用紙Pに担持されたトナー像を定着する定着装置であって、用紙P搬送方向に長径が設定され、用紙P搬送方向とは直交する方向に短径が設定された状態で回動する定着ベルト62と、定着ベルト62の短径方向に位置する定着ベルト62の面に圧接して配置され、用紙Pが通過するニップ部Nを形成する加圧ロール61とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば電子写真方式を利用した画像形成装置においてトナー像を記録材に定着する定着装置等に関する。
電子写真方式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置では、例えばドラム状に形成された感光体(感光体ドラム)を一様に帯電し、この感光体ドラムを画像情報に基づいて制御された光で走査露光して感光体ドラム上に静電潜像を形成する。そして、この静電潜像をトナーによって可視像(トナー像)とし、このトナー像を感光体ドラム上から記録紙に直接転写した後に、或いは、このトナー像を一旦中間転写体に一次転写し、中間転写体から記録紙に二次転写紙した後に、定着装置によってこのトナー像を記録紙に定着している。
このような画像形成装置に用いられる定着装置は、例えば、円筒状の芯金の内部に加熱源が配設され、その芯金に耐熱性弾性体層と、その外周面に離型層とが積層されて形成された定着ロールと、この定着ロールに対して並行して圧接配置され、芯金に耐熱性弾性体層と、その外周面に耐熱性樹脂被膜あるいは耐熱性ゴム被膜による離型層とが積層されて形成された加圧ロールとで構成されている。そして、定着ロールと加圧ロールとの間に、未定着トナー像を担持した記録紙を通過させ、未定着トナー像に対して加熱と加圧とを行うことによって、記録紙にトナー像を定着している。このような定着装置は、2ロール定着方式と呼ばれて一般に広く利用されている。
ところが、かかる2ロール定着方式のような定着ロールを用いる従来の定着装置では、定着ロール自体が大きな熱容量を有するため、画像形成装置の電源をオンすると同時に定着装置に通電を開始したとしても、定着ロールを室温から定着可能温度に上昇させる(ウォームアップ)までには相当の時間が必要になるという不都合がある。また、このようなクイックスタートが困難であるという定着ロールの特性から、画像形成装置が待機状態にある場合には、画像形成動作の開始に備えて定着ロールの温度は常時、所定の温度に維持しておく必要もある。そのために、定着装置の電力消費量が大きくなるという問題もある。
そこで、このような問題を解消するため、定着ロールを用いる構成に代えて、無端状の定着ベルト部材を用いた定着装置が開発されている。定着ベルト部材は、フィルム状の耐熱性樹脂等を基体としているため、定着ロールのようなロール状部材に比べて熱容量が小さく、短い時間でウォームアップを行うことができるという利点を有している。さらに、クイックスタートが容易であることから、画像形成装置の待機時における電力消費量を小さなものとすることも可能である。
ここで、定着ベルト部材を用いた定着装置に関する従来技術として、内部空間にハロゲンヒータが配設されるとともに、支持部材によって回動自在に支持された加熱フィルム(定着ベルト部材)と、加熱フィルムに対して圧接して配置され、定着ニップを形成するとともに加熱フィルムを従動させて駆動する加圧ロール部材とで構成されており、ハロゲンヒータから放射される赤外線を定着ニップ部に集中させることで定着ニップ部における加熱フィルムを加熱して、定着ニップ部を通過する記録紙上のトナー像をオンデマンドに定着する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−223064号公報(第6−8頁)
ところで、上述したような定着ベルト部材を用いる定着装置においても、さらなるウォームアップタイムの短縮を求める市場ニーズが大きなものとなってきている。このような要求に対応していくには、定着ベルト部材をさらに低熱容量化することが必要となる。そして、そのためには定着ベルト部材の小径化を図ることが必要である。
しかしながら、定着ベルト部材を小径化すると、記録紙に熱を付与するニップ部の幅は構造上必然的に狭くなる。そのため、ニップ部を記録紙が通過する僅かな間に、トナー像を溶融させるだけの充分な熱量を記録紙に供給することが難しくなる。その結果、ニップ部における熱量を確保する必要からプロセススピードを遅くせざるを得ず、高速の画像形成装置においてはウォームアップタイムの短縮が困難であるという問題があった。
そこで本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ウォームアップタイムの短縮と画像形成装置の高速化とを同時に実現することにある。
かかる目的のもと、本発明の定着装置は、記録材に担持されたトナー像を定着する定着装置であって、記録材搬送方向に長径が設定され、記録材搬送方向とは直交する方向に短径が設定された状態で回動するベルト部材と、ベルト部材の短径方向に位置するベルト部材の面に圧接して配置され、記録材が通過するニップ部を形成する加圧部材とを備えたことを特徴としている。
ここで、ベルト部材を記録材搬送方向に長径が設定され、記録材搬送方向とは直交する方向に短径が設定された状態を維持しながらベルト部材を内部から支持するベルトガイド部材をさらに備えたことを特徴とすることができる。特に、ベルトガイド部材は、ニップ部にてベルト部材の面を支持することを特徴とすることができる。また、ベルトガイド部材のニップ部に対応する領域を加熱する加熱部材をさらに備えたことを特徴とすることもできる。さらには、ベルトガイド部材は、加圧部材側に向けて湾曲して形成されるとともに、ニップ部よりも記録材の搬送方向上流側に形成された上流側湾曲部と、下流側に形成された下流側湾曲部とを有することを特徴とすることもできる。
また、本発明の定着装置は、記録材に担持されたトナー像を定着する定着装置であって、回動可能なベルト部材と、ベルト部材の断面を略楕円形に変形させるとともに、変形したベルト部材を内部から支持するベルトガイド部材と、ベルトガイド部材によって変形したベルト部材の短径方向に位置する面に圧接して配置され、記録材が通過するニップ部を形成する加圧部材とを備えたことを特徴としている。
ここで、ベルトガイド部材は、記録材搬送方向に沿った長さ寸法がベルト部材を円筒体とした場合のベルト部材の直径よりも大きく形成されたことを特徴とすることができる。また、ベルトガイド部材は、加圧部材側に向けて湾曲して形成され、ニップ部を含む領域のベルト部材を内部から支持することを特徴とすることもできる。この場合に、ベルトガイド部材は、ニップ部に対応する領域が平面で形成された構成とすることができる。また、ベルトガイド部材は、ニップ部よりも記録材の搬送方向上流側に形成された上流側湾曲部と、下流側に形成された下流側湾曲部とを有し、下流側湾曲部の曲率半径が上流側湾曲部の曲率半径よりも小さく形成された構成とすることもできる。
さらに、ベルトガイド部材は、加圧部材側とは反対側の面が開放されて形成されていることを特徴とすることができる。また、ベルトガイド部材のニップ部に対応する領域の近傍に、ベルトガイド部材を加熱する加熱部材をさらに備えたことを特徴とすることもできる。この場合、ベルトガイド部材は、加圧部材側とは反対側の面が開放されて形成され、加熱部材は、加圧部材側とは反対側に輻射される熱量の一部を制限する半反射膜が形成されたことを特徴とすることもできる。
さらに、本発明を画像形成装置として捉え、本発明の画像形成装置は、トナー像を形成するトナー像形成手段と、トナー像形成手段によって形成されたトナー像を記録材上に転写する転写手段と、記録材上に転写されたトナー像を記録材に定着する定着手段とを含み、定着手段は、記録材搬送方向に長径が設定され、記録材搬送方向とは直交する方向に短径が設定された状態で回動するベルト部材と、ベルト部材の短径方向に位置するベルト部材の面に圧接して配置され、記録材が通過するニップ部を形成する加圧部材と、ベルト部材を記録材搬送方向に長径が設定され、記録材搬送方向とは直交する方向に短径が設定された状態に維持しながらベルト部材を内部から支持するベルトガイド部材とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、ウォームアップタイムの短縮と画像形成装置の高速化とを同時に実現することが可能となった。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、矢印A方向に回転するトナー像担持体の一例としての感光体ドラム10の周囲に、感光体ドラム10を帯電する帯電器11、感光体ドラム10上に静電潜像を書込むレーザ露光器12(図中、露光ビームを符号Bmで示す)、トナーが収容されて感光体ドラム10上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器13、転写部15における静電転写に先立ち感光体ドラム10上のトナー像を帯電する転写前帯電器14、感光体ドラム10上に形成されたトナー像を転写部15において記録材である記録紙(用紙)Pに転写する転写ユニット20、転写部15の下流側において感光体ドラム10に近接して配置された画像濃度の調整を行うための画像濃度センサ18、静電転写後の残留トナーの帯電量を低減するクリーニング前帯電器16、感光体ドラム10上の残留トナーが除去されるドラムクリーナ17等の電子写真用デバイスが配設されている。さらには、用紙Pに転写された未定着トナー像を定着する定着器60、各装置(各部)の動作を制御する制御部30を備えている。
ここで、転写ユニット20は、駆動ロール22とアイドルロール23とによって張架された転写搬送ベルト21と、転写搬送ベルト21の内側に配設され、転写搬送ベルト21を介して感光体ドラム10に圧接される転写ロール24とを備えている。そして、転写部15に搬送されてくる用紙Pに感光体ドラム10上のトナー像を転写する機能と、転写部15においてトナー像が転写された用紙Pを定着器60まで搬送する機能とを有している。
また、本実施の形態の画像形成装置は、用紙搬送系として、用紙Pを収容する用紙トレイ50、この用紙トレイ50に集積された用紙Pを所定のタイミングで取り出して搬送するピックアップロール51、ピックアップロール51により繰り出された用紙Pを搬送する搬送ロール52、搬送された用紙Pを所定のタイミングで転写部15に送り込むレジストロール54、搬送ロール52により搬送された用紙Pをレジストロール54に導く搬送シュート53、レジストロール54から送り出された用紙Pを転写部15に導くインレットシュート55、転写ユニット20によりトナー像が転写されて搬送されてくる用紙Pを定着器60へ導く定着入口ガイド56、定着器60から排出された用紙Pを排紙載置部(不図示)に搬送する排紙ロール57を備えている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。図1に示すような画像形成装置では、図示しない画像読取装置(IIT)や図示しないパーソナルコンピュータ(PC)等から出力される画像データは、図示しない画像処理装置により所定の画像処理が施される。かかる画像処理装置では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、ガンマ補正、枠消し編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。そして、画像処理装置によって画像処理が施された画像データは、レーザ露光器12に出力される。
画像形成装置において画像形成動作が開始されると、感光体ドラム10は回転を開始する。それと同時に、感光体ドラム10には、例えばステンレスやアルミニウム等の金属に高抵抗材料が被覆されたロール状部材からなる帯電器11によって、表面が所定の帯電電位に帯電される。そして、レーザ露光器12は、画像処理装置から入力された画像データに応じて、例えば半導体レーザから出射された露光ビームBmをポリゴンミラーによってスキャンしながら感光体ドラム10の表面を照射することで、感光体ドラム10上に静電潜像を形成する。
形成された静電潜像は、現像器13によってトナー像が黒色トナーによって現像される。すなわち、例えば黒色トナーとキャリアからなる現像剤を担持した現像剤担持体(現像スリーブ)13aに、図示しない電源から直流電圧からなる現像バイアス、または交流電圧に直流電圧が重畳された現像バイアスが印加されて、感光体ドラム10との間に現像電界が形成される。それによって、現像スリーブ13a上の黒色トナーが静電潜像の画像部に転移し、静電潜像が可視像化される。
ここで、本実施の形態の画像形成装置では、所定のサイクル毎にセットアップサイクルが実行される。すなわち、実際の画像形成動作に先立って、所定のパッチ領域が所定の条件で現像される。その際には、転写ユニット20の転写搬送ベルト21は感光体ドラム10から離隔した状態に設定される。その状態で、現像されたパッチ領域は転写部15をそのまま通過し、転写部15の下流側に配設された画像濃度センサ18によってパッチ領域のトナー像の濃度が計測される。画像濃度センサ18によって計測されたトナー濃度信号は制御部30に送られる。そして、画像濃度センサ18からの信号に基づく制御部30からの指示により、帯電器11による感光体ドラム10の帯電電位および/または現像器13に印加される現像バイアス値が調整され、所定の画像濃度が維持されるように設定されることとなる。
次に、通常の画像形成動作時では、感光体ドラム10上に形成されたトナー像は、感光体ドラム10と転写ユニット20とが当接する転写部15に搬送される。この場合には、転写ユニット20の転写搬送ベルト21は、予め感光体ドラム10に当接した状態に設定される。そして、トナー像が転写部15に搬送されると、用紙搬送系では、トナー像が転写部15に搬送されるタイミングに合わせてピックアップロール51が回転し、用紙トレイ50から所定サイズの用紙Pが供給される。ピックアップロール51により供給された用紙Pは、搬送ロール52により搬送され、搬送シュート53を経てレジストロール54に到達する。このレジストロール54においては、用紙Pは一旦停止され、トナー像が担持された感光体ドラム10の移動タイミングに合わせてレジストロール54が回転する。それによって、用紙Pの位置とトナー像の位置との位置合わせがなされ、用紙Pはインレットシュート55から転写部15に送り出される。
転写部15では、タイミングを合わせて搬送された用紙Pは、転写ユニット20の転写搬送ベルト21を介して、感光体ドラム10と転写ロール24との間に挟み込まれる。その際に、転写ロール24にはトナーの帯電極性(ここでは、マイナス極性とする。)と反対極性の電圧(転写バイアス)が印加されることで、転写ロール24から転写搬送ベルト21に感光体ドラム10上のトナー帯電極性とは反対極性の電荷が付与される。それにより、感光体ドラム10上に担持された未定着トナー像は、感光体ドラム10と転写ロール24とによって押圧される転写部15において、用紙P上に静電転写される。
その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、転写ユニット20の転写搬送ベルト21に静電吸着された状態で感光体ドラム10から剥離されて搬送され、転写ユニット20の用紙P搬送方向下流側に設けられた定着器60まで送られる。なお、用紙Pが感光体ドラム10から剥離されず、感光体ドラム10に吸着されたままの状態となった場合には、転写部15の下流側の感光体ドラム10表面近傍に配設された分離爪(不図示)によって、用紙Pは感光体ドラム10から分離され、転写搬送ベルト21に静電吸着されるように構成されている。
用紙Pが搬送される転写搬送ベルト21の定着器60側の後端部においては、転写搬送ベルト21が駆動ロール22に巻き付く際の曲率、および用紙P自身が有するコシによって、用紙Pは転写搬送ベルト21から剥離される。そして、用紙Pは、定着入口ガイド56に導かれて定着器60に搬送される。
定着器60に搬送された用紙P上の未定着トナー像は、定着器60において熱および圧力による定着処理を受けることにより用紙P上に定着される。そして、定着器60を通過した用紙Pは、排紙ロール57によって画像形成装置の排出部に設けられた排紙載置部(不図示)に搬送され、一連の画像形成動作が完了する。
なお、本実施の形態の画像形成装置では、単色(黒色)のトナー画像を形成する構成としたが、本発明は、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成するカラー画像形成装置に適用することも可能である。
続いて、本実施の形態の画像形成装置に配設される定着器60について説明する。
図2は、本実施の形態における定着器60の構成を説明する側断面図である。図2に示すように、本実施の形態の定着器60では、加圧部材の一例としての加圧ロール61、用紙Pのトナー像担持面側に配置されたベルト部材の一例としての定着ベルト62、定着ベルト62の内周面を支持するとともに、定着ベルト62を介して加圧ロール61から押圧される支持部材の一例としてのベルトガイド部材63、定着ベルト62の内部に配設されて、定着ベルト62を加熱する加熱部材の一例としてのハロゲンヒータ64により主要部が構成されている。
加圧ロール61は定着ベルト62に並行するように配置されるとともに、定着ベルト62を押圧するように設定されている。そして、図示しない駆動モータにより矢印C方向に回転し、定着ベルト62と加圧ロール61との間の摩擦力により定着ベルト62を加圧ロール61に従動して回転するように構成されている。
ここで、加圧ロール61は、支持体と回転軸とを兼ねるコア (円柱状芯金)611と、コア611の外周面に被覆した耐熱性弾性体層612と、さらに耐熱性樹脂被覆または耐熱性ゴム被覆による離型層613とが積層されて構成されている。
また、定着ベルト62は、原形が円筒形状に形成された無端ベルトであり、熱硬化性ポリイミド樹脂、熱可塑性ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリベンゾイミダゾール樹脂等を主成分とするベース層621と、このベース層の加圧ロール61側の面(外周面)に被覆され、離型性および耐久性に優れたPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等のフッ素樹脂等からなる離型層622とで構成されている。ベース層621の厚さは40〜80μmであり、離型層622の厚さは1〜30μmに設定している。ここで、ベース層621には例えばカーボンブラックが混合されており、ハロゲンヒータ64からの輻射熱を定着ベルト62が吸収し易くして、熱の利用効率を高めている。したがって、ベース層621は熱吸収層としての機能をも併有している。なお、ベース層621にはカーボンブラックを混合せずに、PFAにカーボンブラックを混合した熱吸収層を、ベース層621の内周面にベース層621とは別途に被覆した構成を用いることもできる。
そして、このような構成の定着ベルト62は、定着ベルト62の内部に配置されたベルトガイド部材63と、定着ベルト62の両端部に配置されたエッジガイド部材80(図3参照)とによって回動自在に支持されている。
ここで、定着ベルト62の幅方向両端部を支持するエッジガイド部材80の構成について説明する。図3は定着ベルト62の端部が支持される構成を説明する構成図であり、用紙Pの搬送方向下流側から見た定着器60の一方の端部領域を示している。
図3に示したように、定着ベルト62の幅方向両端部は、定着ベルト62の内部に配置されたベルトガイド部材63の両端部に固設されたエッジガイド部材80によって支持されている。エッジガイド部材80は、ニップ部Nとその近傍に対応する部分に切り欠きが形成された円筒状、すなわち断面がC形状に形成されたベルト走行ガイド部801、このベルト走行ガイド部801の外側に設けられ、定着ベルト62の外径よりも大きな外径で形成されたフランジ部802、さらにエッジガイド部材80の外側面に設けられ、エッジガイド部材80を定着器60本体に位置決めして固定するための保持部803で構成されている。
そして、本実施の形態のエッジガイド部材80では、ベルト走行ガイド部801の外周面が、定着ベルト62の幅方向両端部の内周面の一部を支持している。そして、定着ベルト62の両端部はベルト走行ガイド部801の外周面の一部に支持されながら回動する。その際に、定着ベルト62には幅方向へ移動する力(スラスト力)が加わり、いずれかの端部方向に片寄る所謂ベルトウォークが生じる場合がある。その際には、エッジガイド部材80のフランジ部802によって定着ベルト62のベルトウォークが制限されて、定着ベルト62に片寄りが生じるのを規制している。
また、エッジガイド部材80のフランジ部802は、その対向する内側面によって上述したようにベルトガイド部材63の両端部を支持するとともに、ハロゲンヒータ64の両端部も支持し、ハロゲンヒータ64を定着ベルト62内部の所定の位置に固定配置している。
次に、ベルトガイド部材63は、図2に示すように、定着ベルト62の内部に配置されて、定着ベルト62の加圧ロール61側の略下半分の内周面を支持している。すなわち、ベルトガイド部材63は、略半楕円筒体(ハーフパイプ状)で形成されており、加圧ロール61が配置された側とは反対側の領域が開放されるとともに、加圧ロール61側に向かって湾曲して形成されている。そして、ベルトガイド部材63は、用紙Pの搬送方向に関して、ニップ部Nを中心して上流側に形成される湾曲部(上流側湾曲部)63bと、下流側に形成される湾曲部(下流側湾曲部)63cとを有している。さらに、本実施の形態の定着器60では、ベルトガイド部材63の上流側湾曲部63bと下流側湾曲部63cとは、ニップ部Nを中心して対称形となるように形成されている。このように形成されたベルトガイド部材63は、定着ベルト62の内部に配置されることで、定着ベルト62の断面形状が、用紙Pの搬送方向に長軸(長径)を有し、用紙Pの搬送方向と直交する方向に短軸(短径)を有する略楕円形となるように変形させながら定着ベルト62を支持している。
そして、定着ベルト62の内部に配置されたベルトガイド部材63は、ハロゲンヒータ64からの輻射熱を受けて熱せられ、その熱を定着ベルト62に伝達して定着ベルト62を加熱する機能を有している。また、定着ベルト62が加圧ロール61から押圧される際に、加圧ロール61からの押圧力に対抗して、定着ベルト62を内部から支持する機能も有している。そのため、ベルトガイド部材63を形成する材質としては、ハロゲンヒータ64からの輻射熱を効率的に定着ベルト62に伝達すると同時に、加圧ロール61からの押圧力に対して撓みが生じないように、例えばアルミニウム等のように熱伝導性が高く、機械的強度や剛性に優れた材質で形成されている。
さらには、ベルトガイド部材63のニップ部Nに相当する領域周辺の内周面には、黒色化処理が施されている。それによって、ベルトガイド部材63のニップ部Nに相当する領域周辺では、ハロゲンヒータ64からの輻射熱を効率良く吸収することが可能となる。
加えて、ベルトガイド部材63が定着ベルト62と摺動するベルトガイド部材63の外周面には、定着ベルト62との摺動抵抗を低減するため、摩擦係数が小さく、耐摩耗性・耐熱性のある材質を被覆することが望ましい。具体的には、テフロン(登録商標)シート、フッ素樹脂シート、フッ素樹脂塗膜等を用いることができる。
また、ベルトガイド部材63と定着ベルト62との摺動抵抗をさらに低減するため、定着ベルト62の内周面には、アミノ変性シリコーンオイル等の潤滑剤を塗布することも効果的である。
次に、ハロゲンヒータ64は、定格出力500〜1000Wに設定された加熱源である。そして、ハロゲンヒータ64は、湾曲したベルトガイド部材63の内部領域に配設されている。具体的には、ハロゲンヒータ64は、ニップ部Nの用紙P搬送方向における中央部の上方であって、ベルトガイド部材63の開口面63a(図2参照)よりも7mm程度だけ加圧ロール61側(ベルトガイド部材63側)に近づけた位置に設置されている。そして、ベルトガイド部材63の近傍にあって、主としてニップ部N位置周辺のベルトガイド部材63を加熱している。
また、ハロゲンヒータ64には、ニップ部N側の面とは反対側の面に、ハロゲンヒータ64のランプフィラメントからの輻射熱の一部を反射させるための、白色セラミックからなる半反射膜65が被覆されている。半反射膜65は、ハロゲンヒータ64のランプフィラメントからの輻射熱の数10%を反射するように設定されている。本実施の形態の定着器60では、ハロゲンヒータ64の全発熱量に対して、約60%の熱量を反射する半反射膜65を用いている。ハロゲンヒータ64をこのように構成することで、半反射膜65が被覆されていないニップ部N側の面では、ハロゲンヒータ64のランプフィラメントから放射された輻射熱は、ニップ部N位置周辺のベルトガイド部材63を加熱し、加熱されたベルトガイド部材63からの熱伝導によって定着ベルト62が間接的に加熱される。一方、半反射膜65が被覆されたニップ部N側とは反対側の面では、半反射膜65から一部(全発熱量の約40%)の輻射熱のみが透過され、この透過した輻射熱によって定着ベルト62が直接的に加熱される。このようにして、定着ベルト62はハロゲンヒータ64によって短時間で、所定の温度まで加熱されることとなる。
ここで、ハロゲンヒータ64に被覆される半反射膜65においては、定着ベルト62およびベルトガイド部材63のニップ部N周辺において所定の温度上昇率が得られるように、白色セラミックのコーティング量が調整されている。したがって、ベルトガイド部材63を構成する材質、材質の厚さ、熱容量、さらにはハロゲンヒータ64の定格出力等に対応させて、定着ベルト62およびベルトガイド部材63のニップ部N周辺が所定の温度上昇率で加熱されるように、白色セラミックのコーティング量は最適に設定されている。
また、ハロゲンヒータ64に被覆される半反射膜65は、ハロゲンヒータ64の中心軸を中心として、中心角が180〜270°となる領域に被覆されている。このような領域を被覆することで、ハロゲンヒータ64は、ベルトガイド部材63のニップ部Nに相当する領域に対しては積極的に加熱するが、ベルトガイド部材63のニップ部Nに相当する領域以外を過剰に加熱したり、定着ベルト62を直接的に加熱する熱量が過度に多くなることを抑制している。そのため、ハロゲンヒータ64からの熱を効率的に使用することが可能となるとともに、定着ベルト62に熱的なダメージが生じることを抑えることができる。
そして、このように構成された本実施の形態の定着器60では、図1に示した画像形成装置の転写部15においてトナー像が静電転写された用紙Pは、定着入口ガイド56によって定着器60のニップ部Nに導かれる。用紙Pがニップ部Nを通過する際には、用紙P上のトナー像は、ニップ部Nに作用する圧力と、定着ベルト62から供給される熱とによって定着される。
定着処理が終了してニップ部Nを通過した用紙Pは、ニップ部Nの出口領域において定着ベルト62の曲率の変化によって定着ベルト62から剥離されて、画像形成装置の排出部に設けられた排紙載置部に搬送される。その際に、定着後の用紙Pを定着ベルト62から完全に分離するための補助手段として、定着ベルト62のニップ部Nの下流側に、剥離補助部材70を配設することも可能である。剥離補助部材70は、剥離バッフル71が定着ベルト62の回転方向と対向する向き(カウンタ方向)に定着ベルト62と近接する状態でバッフルホルダ72によって保持されている。
ここで、本実施の形態の定着器60においては、上述したように、定着ベルト62の内部に配設されたベルトガイド部材63は、定着ベルト62の断面形状を、用紙Pの搬送方向に長軸(長径)を有し、用紙Pの搬送方向と直交する方向に短軸(短径)を有する略楕円形に変形させている。そして、定着ベルト62の短軸と直交する側の面(短径方向に位置する面)に加圧ロール61を圧接して配置している。このように定着ベルト62を用紙Pの搬送方向に長く扁平した略楕円形に変形させ、定着ベルト62の短軸と直交する側の面に加圧ロール61を圧接させることにより、加圧ロール61との当接面において、定着ベルト62の曲率は小さく(曲率半径は大きく)なるように形成することが可能となる。
そのため、定着ベルト62を小径化した場合においても、加圧ロール61と定着ベルト62とが当接するニップ部Nの幅を広く設定することが可能となる。すなわち、定着ベルト62の曲率半径が大きな領域で加圧ロール61と当接するので、定着ベルト62と加圧ロール61との当接面積を広く設定することが可能となる。それによって、用紙Pがニップ部Nを通過する間にトナー像を溶融するための充分な熱量を用紙Pに付与することができるので、小径化した定着ベルト62を用いた画像形成装置のプロセススピードを高速化した場合においても、良好な定着性能を維持することが可能となる。
また、ニップ部Nの幅を広く設定できるので、定着ベルト62とベルトガイド部材63とが接触する時間も増やすことができる。そのため、定着ベルト62から用紙Pへの熱の伝導によって温度が低下した定着ベルト62に対して、ベルトガイド部材63から速やかに熱が補充されるので、定着ベルト62の温度を略一定に維持することも容易となる。
この場合、ベルトガイド部材63が定着ベルト62を介して加圧ロール61に押圧される面を、用紙Pの搬送方向に沿って例えば8〜9mm幅の略平面部63d(図2参照)によって形成することもできる。このようにベルトガイド部材63を構成することで、定着ベルト62を略楕円形に変形させることで幅が広がったニップ部Nにおいて、用紙Pが通過する経路を略平坦な面で形成することができる。このようにニップ部Nが平面で形成されることによって、ニップ部Nを通過する用紙Pには、幅が広がったニップ部Nの全域に亘って均一かつ充分なニップ圧が付与されることとなる。それによって、ニップ部Nにおいて用紙Pを定着ベルト62と同速度で搬送することが可能となるので、例えば、用紙Pが重なって形成されているエンベロープのような記録紙であっても、紙しわやカールが生じることを抑制することも可能となる。
このように、本実施の形態の定着器60では、定着ベルト62は、定着ベルト62の内部に配設されたベルトガイド部材63によって、用紙Pの搬送方向に長軸を有し、用紙Pの搬送方向と直交する方向に短軸を有する略楕円形に変形されている。そして、定着ベルト62の短軸と直交する側の面(短径方向に位置する面)に加圧ロール61を圧接して配置している。そのため、定着ベルト62を小径化した場合でも、加圧ロール61と定着ベルト62とが当接するニップ部Nの幅を広く設定することが可能となる。それによって、用紙Pがニップ部Nを通過する間にトナー像を溶融するための充分な熱量を用紙Pに付与することができるので、画像形成装置のプロセススピードを高速化しても、良好な定着性能を維持することが可能となる。
また、定着ベルト62を小径化することにより、定着ベルト62の熱容量を小さくすることが可能となる。そのため、少量の熱によって定着ベルト62全体を定着可能温度まで上昇させることができることから、ウォームアップタイムを短縮することも同時に可能となる。
ここで、小径の定着ベルト62を用いて幅広のニップ部Nを形成する方法について述べる。図4は、定着ベルト62とベルトガイド部材63との大きさの関係を示す図であり、(a)は、ベルトガイド部材63を定着ベルト62の内部に配設する前の状態を示し、(b)は、ベルトガイド部材63を定着ベルト62の内部に配設した状態を示している。
図4(a)に示したように、定着ベルト62は原形が例えば直径(r)30mmの円筒体である。これに対して、ベルトガイド部材63は、長軸(図中m)が33mm、短軸(図中n)が14mmの半楕円筒体である。すなわち、ベルトガイド部材63の長軸(用紙P搬送方向に沿った長さ)は、定着ベルト62を円筒体とした場合(原形)の直径よりも大きく形成されている。このようなベルトガイド部材63を定着ベルト62の内部に配設すると、図4(b)に示したように、ベルトガイド部材63によって定着ベルト62の断面形状を図中横方向に長く、縦方向に短い略楕円形に変形させることができる。
すなわち、原形が直径r=30mmの円筒体である定着ベルト62に対して、原形の直径よりも小さな長軸(例えば、28mm)を有するベルトガイド部材63を内部に配設した場合には、定着ベルト62の断面形状は略円形に維持される。そして、その際には、加圧ロール61を圧接させることで、定着ベルト62と加圧ロール61との最大ニップ幅は8.5mm程度となる。これに対して、本実施の形態の定着器60のように、原形が直径r=30mmの円筒体である定着ベルト62の内部に、断面が長軸m=33mm、短軸n=14mmである半楕円筒体で形成されたベルトガイド部材63を配設した場合には、定着ベルト62は、図4(b)に示したように、長軸(図中q)が33mm、短軸(図中p)が26.5mmの楕円筒体に変形させられる。そして、その状態で加圧ロール61を圧接させることにより、定着ベルト62と加圧ロール61との最大ニップ幅は13mm程度にまで拡大させることが可能となる。
このように、定着ベルト62の原形の直径よりも大きな長軸を有する半楕円筒体を定着ベルト62の内部に配設することで、ベルトガイド部材63によって定着ベルト62を図中横方向に長く、縦方向に短い楕円形に変形させることができる。その結果、小径の定着ベルト62を使用した場合においても、加圧ロール61との間の最大ニップ幅を大きく広げて設定することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態の定着器60では、定着ベルト62は、定着ベルト62の内部に配設されたベルトガイド部材63によって、用紙Pの搬送方向に長軸を有し、用紙Pの搬送方向と直交する方向に短軸を有する略楕円形に変形されている。そして、定着ベルト62の短軸と直交する側の面(短径方向に位置する面)に加圧ロール61を圧接して配置している。そのため、定着ベルト62を小径化した場合においても、加圧ロール61と定着ベルト62とが当接するニップ部Nの幅を広く設定することが可能となる。それによって、用紙Pがニップ部Nを通過する間にトナー像を溶融するための充分な熱量を用紙Pに付与することができるので、小径化された定着ベルトを用いた画像形成装置のプロセススピードを高速化しても、良好な定着性能を維持することが可能となる。
また、本実施の形態の定着器60では、小径の定着ベルト62を用いることができることから、定着ベルト62の熱容量を小さくすることが可能となる。そのため、少量の熱によって定着ベルト62全体を定着可能温度まで上昇させることができるので、ウォームアップタイムを短縮することも同時に可能となる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、ニップ部Nを中心して、用紙Pの搬送方向に関して上流側と下流側とで対称形となるように形成されたベルトガイド部材63を用い、ベルトガイド部材63が定着ベルト62を内部から支持することで、定着ベルト62の断面を略楕円形に変形させた構成の定着器60について説明した。実施の形態2では、ニップ部Nを中心として、用紙Pの搬送方向に関して上流側と下流側とで非対称形となるように形成されたベルトガイド部材63を用い、ベルトガイド部材63が定着ベルト62を内部から支持することで、定着ベルト62の断面を略楕円形ではあるが、上流側の湾曲部の曲率と下流側の湾曲部の曲率とを異なるように変形させた定着器90について説明する。なお、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
図5は、本実施の形態における定着器90の構成を説明する側断面図である。図5に示したように、本実施の形態の定着器90では、基本的な構成は実施の形態1に示した定着器60を同様であるが、定着ベルト62の内部に配設され、定着ベルト62を支持するベルトガイド部材63は、ニップ部Nを中心して、用紙Pの搬送方向に関して上流側と下流側とで非対称形となるように形成されている。すなわち、ベルトガイド部材63は、ニップ部Nの上流側に形成された湾曲部(上流側湾曲部)63bの曲率が小さく(曲率半径が大きく)形成されており、その一方で、ニップ部Nの下流側に形成された湾曲部(下流側湾曲部)63cの曲率が大きく(曲率半径が小さく)形成されている。
このようにベルトガイド部材63を形成することで、定着ベルト62は、ニップ部Nの上流側で曲率が小さく(曲率半径が大きく)、ニップ部Nの下流側で曲率が大きい(曲率半径が小さく)略楕円形に変形させることができる。そのため、本実施の形態の定着器90においても、定着ベルト62を小径化した場合でも、加圧ロール61と定着ベルト62とが当接するニップ部Nの幅を広く設定することが可能となる。それによって、用紙Pがニップ部Nを通過する間にトナー像を溶融するための充分な熱量を用紙Pに付与することができるので、画像形成装置のプロセススピードを高速化しても、良好な定着性能を維持することが可能となる。また、小径の定着ベルト62を用いることができることから、定着ベルト62の熱容量を小さくすることが可能となる。そのため、少量の熱によって定着ベルト62全体を定着可能温度まで上昇させることができるので、ウォームアップタイムを短縮することも同時に可能となる。
さらに、本実施の形態の定着器90では、定着ベルト62は、ニップ部Nの下流側において曲率が大きい(曲率半径が小さく)なるように設定されている。このように構成することで、ニップ部Nから排出される用紙Pを定着ベルト62から容易に剥離することが可能となる。
すなわち、用紙Pがニップ部Nを通過する際には、用紙P上のトナー像は定着ベルト62からの熱を受けて溶融した状態となるため、トナー像が結着剤となって用紙Pは定着ベルト62に貼り付いた状態でニップ部Nから排出される。しかし、本実施の形態の定着器90では、ベルトガイド部材63のニップ部Nの下流側に形成された湾曲部63cによって、ニップ部Nを通過した定着ベルト62の進行方向が急激に上方に湾曲することとなる。そのため、ニップ部Nにおいて定着ベルト62に貼り付いた状態で搬送される用紙Pは、ニップ部Nを通過した後、定着ベルト62の進行方向が急激に変化するので、用紙Pが定着ベルト62の進行方向の変化に追随できなくなり、用紙Pと定着ベルト62とが貼り付いた状態は、用紙P自身のコシによって定着ベルト62から確実に剥離されることとなる。
このように、本実施の形態の定着器90では、画像形成装置のプロセススピードを高速化しても、ウォームアップタイムを短縮しながら良好な定着性能を維持することが可能となる。さらに加えて、用紙Pを定着ベルト62から確実に剥離することも可能となる。
本発明の活用例として、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置への適用、例えば記録紙(用紙)上に担持された未定着トナー像を定着する定着装置への適用がある。また、インクジェト方式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置への適用、例えば記録紙(用紙)上に担持された未乾燥インク像を乾燥する定着装置への適用がある。
本発明の画像形成装置を示した概略構成図である。 実施の形態1に係る定着装置の構成を示す側断面図である。 定着ベルトの端部が支持される構成を説明する構成図である。 定着ベルトとベルトガイドとの大きさの関係を示す図である。 実施の形態2に係る定着装置の構成を示す側断面図である。
符号の説明
10…感光体ドラム、11…帯電器、12…レーザ露光器、13…現像器、15…転写部、17…ドラムクリーナ、18…画像濃度センサ、20…転写ユニット、21…転写搬送ベルト、22…駆動ロール、23…アイドルロール、24…転写ロール、30…制御部、60,90…定着器、61…加圧ロール、62…定着ベルト、63…ベルトガイド部材、64…ハロゲンヒータ、65…半反射膜、70…剥離補助部材、80…エッジガイド部材、801…ベルト走行ガイド部、802…フランジ部、803…保持部

Claims (14)

  1. 記録材に担持されたトナー像を定着する定着装置であって、
    記録材搬送方向に長径が設定され、記録材搬送方向とは直交する方向に短径が設定された状態で回動するベルト部材と、
    前記ベルト部材の短径方向に位置する当該ベルト部材の面に圧接して配置され、前記記録材が通過するニップ部を形成する加圧部材と
    を備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記ベルト部材を記録材搬送方向に長径が設定され、記録材搬送方向とは直交する方向に短径が設定された状態を維持しながら当該ベルト部材を内部から支持するベルトガイド部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記ベルトガイド部材は、前記ニップ部にて前記ベルト部材の面を支持することを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 前記ベルトガイド部材の前記ニップ部に対応する領域を加熱する加熱部材をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  5. 前記ベルトガイド部材は、前記加圧部材側に向けて湾曲して形成されるとともに、前記ニップ部よりも前記記録材の搬送方向上流側に形成された上流側湾曲部と、下流側に形成された下流側湾曲部とを有することを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  6. 記録材に担持されたトナー像を定着する定着装置であって、
    回動可能なベルト部材と、
    前記ベルト部材の断面を略楕円形に変形させるとともに、変形した当該ベルト部材を内部から支持するベルトガイド部材と、
    前記ベルトガイド部材によって変形した前記ベルト部材の短径方向に位置する面に圧接して配置され、前記記録材が通過するニップ部を形成する加圧部材と
    を備えたことを特徴とする定着装置。
  7. 前記ベルトガイド部材は、記録材搬送方向に沿った長さ寸法が前記ベルト部材を円筒体とした場合の当該ベルト部材の直径よりも大きく形成されたことを特徴とする請求項6記載の定着装置。
  8. 前記ベルトガイド部材は、前記加圧部材側に向けて湾曲して形成され、前記ニップ部を含む領域の前記ベルト部材を内部から支持することを特徴とする請求項6記載の定着装置。
  9. 前記ベルトガイド部材は、前記ニップ部に対応する領域が平面で形成されたことを特徴とする請求項8記載の定着装置。
  10. 前記ベルトガイド部材は、前記ニップ部よりも前記記録材の搬送方向上流側に形成された上流側湾曲部と、下流側に形成された下流側湾曲部とを有し、前記下流側湾曲部の曲率半径が前記上流側湾曲部の曲率半径よりも小さく形成されたことを特徴とする請求項8記載の定着装置。
  11. 前記ベルトガイド部材は、前記加圧部材側とは反対側の面が開放されて形成されていることを特徴とする請求項6記載の定着装置。
  12. 前記ベルトガイド部材の前記ニップ部に対応する領域の近傍に、当該ベルトガイド部材を加熱する加熱部材をさらに備えたことを特徴とする請求項6記載の定着装置。
  13. 前記ベルトガイド部材は、前記加圧部材側とは反対側の面が開放されて形成され、前記加熱部材は、当該加圧部材側とは反対側に輻射される熱量の一部を制限する半反射膜が形成されたことを特徴とする請求項12記載の定着装置。
  14. トナー像を形成するトナー像形成手段と、
    前記トナー像形成手段によって形成されたトナー像を記録材上に転写する転写手段と、
    前記記録材上に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着手段とを含み、
    前記定着手段は、
    記録材搬送方向に長径が設定され、記録材搬送方向とは直交する方向に短径が設定された状態で回動するベルト部材と、
    前記ベルト部材の短径方向に位置する当該ベルト部材の面に圧接して配置され、前記記録材が通過するニップ部を形成する加圧部材と、
    前記ベルト部材を記録材搬送方向に長径が設定され、記録材搬送方向とは直交する方向に短径が設定された状態に維持しながら当該ベルト部材を内部から支持するベルトガイド部材と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2005034700A 2005-02-10 2005-02-10 定着装置および画像形成装置 Expired - Fee Related JP4654704B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005034700A JP4654704B2 (ja) 2005-02-10 2005-02-10 定着装置および画像形成装置
US11/208,891 US7502585B2 (en) 2005-02-10 2005-08-23 Fixing device with elliptically-shaped belt member and image forming apparatus using the same
KR1020050081631A KR100741840B1 (ko) 2005-02-10 2005-09-02 정착 장치 및 화상 형성 장치
CNB2005100987527A CN100487603C (zh) 2005-02-10 2005-09-05 定影装置和图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005034700A JP4654704B2 (ja) 2005-02-10 2005-02-10 定着装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006220950A true JP2006220950A (ja) 2006-08-24
JP4654704B2 JP4654704B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=36780080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005034700A Expired - Fee Related JP4654704B2 (ja) 2005-02-10 2005-02-10 定着装置および画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7502585B2 (ja)
JP (1) JP4654704B2 (ja)
KR (1) KR100741840B1 (ja)
CN (1) CN100487603C (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008129092A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2008233900A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Samsung Electronics Co Ltd 定着装置、及びそれを備えた画像形成装置
JP2009229679A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2010145592A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Canon Inc 画像加熱装置
EP2309337A1 (en) 2009-09-10 2011-04-13 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus employing the fixing device
JP2011137933A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Brother Industries Ltd 定着装置
JP2011137931A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Brother Industries Ltd 定着装置
JP2012141380A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2012194590A (ja) * 2012-07-13 2012-10-11 Brother Ind Ltd 定着装置
US8351807B2 (en) 2008-09-11 2013-01-08 Ricoh Company, Ltd. Fixing unit including heating area adjustor and image forming apparatus using same
JP2013114036A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Canon Inc 像加熱装置
JP2013137475A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2013145417A (ja) * 2013-05-01 2013-07-25 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2013174917A (ja) * 2013-05-08 2013-09-05 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2014106520A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Ricoh Co Ltd 定着装置およびこれを備えた画像形成装置
US8983349B2 (en) 2009-10-30 2015-03-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device
US8983350B2 (en) 2009-10-30 2015-03-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device
JP2015166888A (ja) * 2015-07-01 2015-09-24 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP2019124737A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101331221B1 (ko) * 2006-11-29 2013-11-18 삼성전자주식회사 정착유니트 및 이를 포함하는 화상형성장치
KR101111903B1 (ko) * 2007-02-20 2012-02-14 삼성전자주식회사 정착유니트 및 이를 채용한 화상형성장치
KR101145216B1 (ko) * 2007-05-21 2012-05-25 삼성전자주식회사 정착유니트 및 이를 채용한 화상형성장치
US8428499B2 (en) * 2007-05-22 2013-04-23 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, and fixing apparatus having a heating member to heat a fixing member
KR101116616B1 (ko) 2007-06-19 2012-03-07 삼성전자주식회사 정착장치 및 이를 구비한 전자사진방식 화상형성장치
KR101155990B1 (ko) 2007-07-13 2012-06-18 삼성전자주식회사 정착장치 및 이를 구비하는 화상형성장치
KR100864716B1 (ko) * 2007-10-04 2008-10-23 삼성전자주식회사 정착장치 및 이를 구비한 화상형성장치
JP5061357B2 (ja) * 2007-11-05 2012-10-31 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US8369719B2 (en) * 2008-01-04 2013-02-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus, fusing device thereof and method of controlling fusing device
JP4766107B2 (ja) * 2008-12-15 2011-09-07 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置およびこれを備える画像形成装置
JP5556236B2 (ja) * 2010-02-26 2014-07-23 株式会社リコー 定着装置、及び、これを備える画像形成装置
KR101737419B1 (ko) * 2010-07-09 2017-05-18 에스프린팅솔루션 주식회사 정착장치 및 이를 구비하는 화상형성장치
KR101812748B1 (ko) * 2011-07-12 2018-01-31 에스프린팅솔루션 주식회사 화상형성장치 및 그 구동 방법
JP5761524B2 (ja) 2012-01-13 2015-08-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6093723B2 (ja) * 2014-02-28 2017-03-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP6185877B2 (ja) * 2014-04-15 2017-08-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP6185876B2 (ja) * 2014-04-15 2017-08-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP2016014867A (ja) * 2014-06-09 2016-01-28 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
CN110389503A (zh) * 2018-04-16 2019-10-29 柯尼卡美能达办公系统研发(无锡)有限公司 纸张导向单元、定影装置以及图像形成装置
US11126119B2 (en) * 2019-05-31 2021-09-21 Kyocera Document Solutions Inc. Fixing device including heater holding member that holds heater for heating belt

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08106233A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Sanyo Electric Co Ltd 加熱定着装置
JPH09185273A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JPH10223352A (ja) * 1997-02-05 1998-08-21 Canon Inc 加熱体及び加熱装置
JP2003223064A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Canon Inc 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JP2003280412A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Canon Inc 定着装置
JP2003337490A (ja) * 2002-03-14 2003-11-28 Ricoh Co Ltd 定着装置・画像形成装置・ニップ形成方法
JP2003337483A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Konica Minolta Holdings Inc 定着装置
JP2003337481A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Canon Inc 加熱定着装置
JP2004094146A (ja) * 2002-09-04 2004-03-25 Canon Inc 定着装置
JP2004191514A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2004258484A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2004325750A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Minolta Co Ltd ベルト定着装置
JP2005037678A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 熱定着装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6193476A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 熱ロ−ラ定着装置
US5262834A (en) * 1988-12-06 1993-11-16 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus
EP0461595B1 (en) * 1990-06-11 1996-03-13 Canon Kabushiki Kaisha Heating apparatus using endless film
JPH05127436A (ja) * 1991-03-21 1993-05-25 Gold Star Co Ltd カラービデオプリンターの熱定着装置
JP3066097B2 (ja) * 1991-04-09 2000-07-17 キヤノン株式会社 定着装置
JPH05303294A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP3062519B2 (ja) 1993-11-19 2000-07-10 シャープ株式会社 トナー画像の加熱定着装置
JPH11316507A (ja) * 1998-04-30 1999-11-16 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JP3738615B2 (ja) * 1999-03-26 2006-01-25 コニカミノルタホールディングス株式会社 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置
JP2002108119A (ja) 2000-09-27 2002-04-10 Canon Inc 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JP2002139932A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Sumitomo Electric Ind Ltd 加熱定着装置
JP3950692B2 (ja) 2002-01-16 2007-08-01 キヤノン株式会社 定着装置
US6649874B2 (en) * 2002-02-22 2003-11-18 Hewlett-Packard Development Company L.P. System and method for utilizing a user non-perceivable light source in a machine
JP2004037764A (ja) 2002-07-02 2004-02-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像定着装置、およびそれを用いた電子写真装置
JP2004054072A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Canon Finetech Inc 定着装置
JP2004184446A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP4010233B2 (ja) * 2002-12-02 2007-11-21 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置
JP2004302449A (ja) * 2003-03-20 2004-10-28 Konica Minolta Business Technologies Inc ベルト定着装置
JP2005338724A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2006235462A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 定着装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08106233A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Sanyo Electric Co Ltd 加熱定着装置
JPH09185273A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JPH10223352A (ja) * 1997-02-05 1998-08-21 Canon Inc 加熱体及び加熱装置
JP2003223064A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Canon Inc 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JP2003337490A (ja) * 2002-03-14 2003-11-28 Ricoh Co Ltd 定着装置・画像形成装置・ニップ形成方法
JP2003280412A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Canon Inc 定着装置
JP2003337483A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Konica Minolta Holdings Inc 定着装置
JP2003337481A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Canon Inc 加熱定着装置
JP2004094146A (ja) * 2002-09-04 2004-03-25 Canon Inc 定着装置
JP2004191514A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2004258484A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2004325750A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Minolta Co Ltd ベルト定着装置
JP2005037678A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 熱定着装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008129092A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2008233900A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Samsung Electronics Co Ltd 定着装置、及びそれを備えた画像形成装置
JP2009229679A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
US8351807B2 (en) 2008-09-11 2013-01-08 Ricoh Company, Ltd. Fixing unit including heating area adjustor and image forming apparatus using same
JP2010145592A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Canon Inc 画像加熱装置
EP2309337A1 (en) 2009-09-10 2011-04-13 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus employing the fixing device
US8428502B2 (en) 2009-09-10 2013-04-23 Ricoh Company, Limited Belt-type fixing device and image forming apparatus using same
US8983350B2 (en) 2009-10-30 2015-03-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device
US8983349B2 (en) 2009-10-30 2015-03-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device
JP2011137931A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Brother Industries Ltd 定着装置
US8737893B2 (en) 2009-12-28 2014-05-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device
US9541870B2 (en) 2009-12-28 2017-01-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device
US9146510B2 (en) 2009-12-28 2015-09-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device
JP2011137933A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Brother Industries Ltd 定着装置
US9195193B2 (en) 2010-12-28 2015-11-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device having flexible fusing member
US8737894B2 (en) 2010-12-28 2014-05-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device having flexible fusing member
JP2012141380A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Brother Ind Ltd 定着装置
US9310725B2 (en) 2011-11-29 2016-04-12 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus
JP2013114036A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Canon Inc 像加熱装置
JP2013137475A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2012194590A (ja) * 2012-07-13 2012-10-11 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2014106520A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Ricoh Co Ltd 定着装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2013145417A (ja) * 2013-05-01 2013-07-25 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2013174917A (ja) * 2013-05-08 2013-09-05 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2015166888A (ja) * 2015-07-01 2015-09-24 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP2019124737A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP7073728B2 (ja) 2018-01-12 2022-05-24 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7502585B2 (en) 2009-03-10
CN100487603C (zh) 2009-05-13
KR20060090740A (ko) 2006-08-16
KR100741840B1 (ko) 2007-07-24
CN1818810A (zh) 2006-08-16
US20060177251A1 (en) 2006-08-10
JP4654704B2 (ja) 2011-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4654704B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
US10935911B2 (en) Fixing device capable of enhancing durability of endless belt and image forming apparatus incorporating the same
JP5737520B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5796711B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5737531B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4280664B2 (ja) 像加熱装置
JP6111657B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2005234294A (ja) 像加熱装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4586392B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2007171372A (ja) 定着装置、画像形成装置及び画像形成方法
JP5812425B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4600100B2 (ja) ベルト部材を駆動するロール部材を備えた装置、定着装置および画像形成装置
JP6127580B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6232715B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6044856B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2011047995A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007333991A (ja) 画像形成装置、定着装置、及び装置
JP4701051B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6859994B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6648558B2 (ja) 定着装置と画像形成装置
JP5999530B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6128368B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2016033687A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6103262B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5930281B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4654704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees