JP2012139988A - スクイージングヘッドを有する塗膜転写具 - Google Patents
スクイージングヘッドを有する塗膜転写具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012139988A JP2012139988A JP2011010254A JP2011010254A JP2012139988A JP 2012139988 A JP2012139988 A JP 2012139988A JP 2011010254 A JP2011010254 A JP 2011010254A JP 2011010254 A JP2011010254 A JP 2011010254A JP 2012139988 A JP2012139988 A JP 2012139988A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- coating film
- slider
- tape
- transferred
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Abstract
【課題】従来の塗膜転写具は使いはじめにスリップして転写開始が出来ないことや、短い長さの揃った転写が難しいという欠点があった。本発明は引きながら長い転写をする従来の使い方に加え、スタンプのように押し付ける操作で矩形状の短い転写を可能にした。
【解決手段】塗膜を転写するための押圧部が配設されたヘッドを、本体に対しスライド可能なスライダーによって回転可能に保持し、押圧部を被転写面に強く押しこむと、スライダー、ヘッドともに本体内側にスライドし、同時に押圧部が被転写面に沿ってわずかに回転し短い矩形状の転写を可能にした。さらにスライダーの戻りで、供給リールを蹴って回転させ、転写終了時に常にテープが繰り出された状態となるようにした。
【選択図】図13
【解決手段】塗膜を転写するための押圧部が配設されたヘッドを、本体に対しスライド可能なスライダーによって回転可能に保持し、押圧部を被転写面に強く押しこむと、スライダー、ヘッドともに本体内側にスライドし、同時に押圧部が被転写面に沿ってわずかに回転し短い矩形状の転写を可能にした。さらにスライダーの戻りで、供給リールを蹴って回転させ、転写終了時に常にテープが繰り出された状態となるようにした。
【選択図】図13
Description
本発明は、使用者が手に持って押し付けたり引いたりする操作によって塗膜を転写するための塗膜転写具に関するものである。
粘着剤や文字等をカバーして修正する塗膜を転写するための塗膜転写具は、一般的にひろく用いられている。これらの塗膜転写具に於いては、ローラーで構成された押圧部やスクィージーのような先端が尖ったヘラ形状をなした押圧部で塗膜が塗られたテープ基材を塗膜と反対側から被転写面に押圧転写する方法が多く用いられている。
ローラーの場合、テープ基材面に接触して転がるために転写性は良好で操作も軽いが、反面、塗膜先端位置がローラー外径の円周上でばらつくため、転写を始めるべき位置からずれて転写開始される不具合が多々発生し、正確な位置決めや短い転写が容易に出来ないという不都合がある。
また、スクウィージーのような先端が尖ったヘラ形状の場合、短い転写をするときには押圧する力を保持しながら本体をわずかに動かす微妙な操作が必要とされる。
上記の不具合に対して、押圧部を有するヘッドあるいは単独のスライド部材を本体内方向に移動可能に構成して、その移動あるいは復帰に連動して巻き取り部材あるいは供給リールを駆動し、短い転写を容易にすると同時につねに塗膜面が押圧部直下に存在するように構成された従来例がある。
特許第3998221号公報(特許文献1)では、弾性体で形成された矩形状の押圧部を有するヘッドで転写をすると同時に本体内方向に移動させ、その復帰によって使用済みテープ基材を収納する収納手段を連動させる提案がなされている。
実用新案登録第3137300号公報(特許文献2)では、ローラーを覆うようにスライダーを設け、そのスライダーを被転写面に当接させて退避させることによって供給リールを蹴り上げ回転させてテープを送り、ローラーによって転写する提案がなされている。
又、特開2008−279622号公報(特許文献3)では、ローラーで構成された第1の転写部と矩形状の押圧面を有する第2の転写部をひとつの転写ヘッドとして構成し、かつその転写ヘッドの一端が揺動可能にケースに枢着され、その揺動の戻り方向の動きによって供給リールを回転させ、使用終了時につねに第1及び第2転写部の直下まで塗膜が繰り出される提案がなされている。
実用新案登録第3137300号公報(特許文献2)では、ローラーを覆うようにスライダーを設け、そのスライダーを被転写面に当接させて退避させることによって供給リールを蹴り上げ回転させてテープを送り、ローラーによって転写する提案がなされている。
又、特開2008−279622号公報(特許文献3)では、ローラーで構成された第1の転写部と矩形状の押圧面を有する第2の転写部をひとつの転写ヘッドとして構成し、かつその転写ヘッドの一端が揺動可能にケースに枢着され、その揺動の戻り方向の動きによって供給リールを回転させ、使用終了時につねに第1及び第2転写部の直下まで塗膜が繰り出される提案がなされている。
従来の塗膜転写具の場合、押圧部直下に塗膜先端があるときは押圧部を被転写面に接触させた位置から転写を始めることが可能であるが、前回の終了時に塗膜が粘着性により引っ張られて、いわゆるのり引きして押圧部直下より手前で切れた場合、あたらしく引き始める時、押圧部直下には塗膜が存在せず、塗膜のないテープ基材を被着面に押し付けることになる。
そのため、被転写面とテープ基材がスリップしてテープ基材上の塗膜先端を引き出すことが出来ない現象が多々発生する。この場合、押圧部を被転写面により強く押し付けながら引く操作を繰り返してテープ基材上の塗膜先端を引き出さなければならない。
このような不具合は、被転写面が長く例えば封筒の耳のような場合は差し支えない場合もあるが、被転写面が例えば切手大のように小さい場合、塗膜が被転写面をはみだす場合も多々あり大きな問題を有する。
特に短い転写を繰り返すような場合、塗膜先端位置が一定でないため使用者が腕を動かしてひく操作では転写長さがばらつき、実用にならない大きな問題を有する。
またその操作は、一定の力で押圧しながら引く微妙な勘が要求され、使用者にとっては、非常に大きい負担となる。
本発明は、本体にスライド可能に支持されたスライダーの一端でヘッドを回転可能に保持し、さらにそのヘッドの下側の一端を押圧部とし、使用者が軽い力で押圧部を被転写面に押し付けながら本体を傾けて引くと、従来どおりの連続した長い転写ができ、かつ使用者が押圧部を被転写面にまっすぐ当て強く押しこむことで、スライダーとヘッドがベース内に移動すると同時にスライダーに回転可能に軸支されたヘッドが回転して押圧部を短い長さで被転写面に摺動させ、押圧部直下の塗膜を短い長さで転写可能な構成とした。
使用者が転写を終了し、本体を被転写面から持ち上げて離すと、スライダーが本体内に引っ込んだ位置から元の位置まで復帰するが、その動きによって、スライダー他端に設けられたラチェット爪が、巻き取りリールと一体に回転するラチェットホイールと係合して巻き取りリールを一定角度回転させ、テープ基材を送って塗膜先端位置を転写ヘッド直下まで前進させる。
さらにラチェット爪を常にラチェットホイールに当接させて、使用者が逆方向に動かしてもテープ基材が送られない逆回転防止を同時に実現した。
本発明の塗膜転写具によれば、押圧部を被転写面に軽く押し付けながら手前に傾けて引くと従来通りの連続転写が可能であり、また押圧部を被転写面に真上から強く押しこむと押圧部がテープ基材を押し付けながら被転写面にそって回転し、矩形の短いスタンプ転写も可能となる。また上記二つの操作は、それぞれ単独のやり方に限らず、スタンプ転写した後に傾けて手前に引き連続転写を行う、といった組み合わせた使い方も可能である。
以上のように、ひとつの押圧部で、連続した長い転写と矩形状の短い転写が可能であり、部品点数の増加と構成の複雑化を避けることが可能である。また、押圧部は、常に被転写面に接触して使用者が押し付ける力が加わっているので、押付力不足等の問題が無く、連続使用、スタンプ使用の別に拘わらず、常に確実な転写が可能となる。
さらに、転写を終了し、押圧部を被転写面から離すと、ヘッド及びスライダーの復帰に伴い、供給リールを一定角度回転させて、テープ基材を繰り出し塗膜先端位置を押圧部直下まで進めるので、次回の使用に際して、スリップ等の不具合が無い。
スタンプ転写後にテープ基材を繰り出す場合、供給リールを回転駆動してテープ基材をテープロール外周から繰り出しながら、同時に供給リールに同期して回転する巻き取りリールによって巻き取る方法と、巻き取りリールを回転駆動して引っ張り出しながら繰り出す方法の二つのやりかたがあるが、後者の場合、少なくとも繰り出し初めに於いては供給リールの回転部の抵抗に抗しながら引っ張ることになるので、テープロール外周から離れて押圧部を周回し巻き取りリールに至るテープパスには大きなテンションが発生する。このテンションは使用につれて累積され、テープロール終盤の使用に於いては、非常に大きい抵抗となる。
さらに、押圧部を被転写面に押し付けながら引く連続転写の場合には、繰り出されるテープ基材によって回される供給リールを駆動側とし供給リールと同期して回転する巻き取りリールを従動側として、駆動側と従動側での巻き径の変化による回転速度差を吸収相殺するスリップ機構を設定することが必要であるが、前記の後者のようにスタンプ転写において巻き取りリールを外部から回転駆動する場合も想定すると、駆動側と従動側が連続転写とスタンプ転写で逆転した関係になり、スリップ機構の主要素である摩擦力の設定が難しくなり、かつ同期した回転をさせるギア噛合や摩擦によるベルト伝動に伴う効率ロスまで含んで、強い摩擦力を設定しなければならない。
上記の問題を改善するため、本発明に於いては、スタンプ転写後のテープ基材の繰り出しに於いても、供給リールを回転駆動する方法を採り、上記のテンションの増加と効率ロスを抑え、簡単な設定を可能にした。
さらに、本発明に於いては押圧部が使用者によって被転写面に直接押しあてられるので、押圧部をローラーで構成しても、あるいは矩形状やヘラ状の弾性体で構成しても、いずれも可能である。
以下、本発明の実施の形態を、図を基に説明する。
図1から図6は本発明の第一実施例の構成である。
フリクションホイール6は供給ギア7を介してベース2の供給リール軸部2aで回転可能に保持される。同様に巻き取りギア9はベース2の巻き取り軸部2bで回転可能に保持される。
テープロール4は供給リール4の外周に巻装されて一体となり、カバー3の供給リール保持軸部3aで回転可能に保持される。同様に巻き取りリール8の外周にはテープパス4aの先端が留められカバー3の巻き取りリール保持軸部3bで回転可能に保持される。
ベース2とカバー3が組み合わされた状態が本体1(図示せず)となるが、この状態に於いては、巻き取りリール5の内面のリブがフリクションホイール6の外周のリブに当接し両者が同軸一体となって回転する。同様に巻き取りリール8の内面のリブが巻き取りギア9の外周のリブに当接し両者が同軸一体となって回転する。また供給ギア7のギア部7aと巻き取りギアは噛合する。
フリクションホイール6の腕部分6aは巻き取りギア7の内径部分7cに嵌められ、腕先端の接触抵抗によりスリップ可能である。巻き取りリール8に使用済みテープ基材が巻かれて径が大きくなったとき、このスリップで小さくなったテープロール4の外径と巻かれた使用済みテープ基材外径の周速の違いが吸収される。
以上は公知で広く使われている構成である。
スライダー10は長穴10aがベース2のスライダーガイド部2cに挿入されスライド可能に保持される。またスライドばねフック10eとスライドばねかけ2eの間でスライドばね12が掛けられており、スライダー10は常に下方向に付勢されている。
スライダー10の下側のヘッド軸部10cにはヘッド11の回転穴11aが挿入され、ヘッド11は回転可能に保持される。またヘッド軸部10cの先端はカバー3のスライダー保持穴3cで案内規制され、スライダー10の振れを排除しスライド移動を確実にしている。またヘッド11の下端には押圧部11が設けられている。この例ではローラー形状であるが、先端が尖ったヘラ形状でも問題はない。またローラー形状、ヘラ形状いずれも被転写面14(図示せず)に接触する部分を弾性体とするのが、転写性から好ましい。
ヘッド11の他端には従動ボス11bが設けられ、カバー2の規制穴2dに勘合して案内される。従動ボス11bと規制穴2dはすべり対偶をなす。ベース側に固定ボスを、カバー側に規制穴を設けてもよく、また規制穴は溝形状でもよいのは言うまでも無い。
以上の構成により、スライダー10とヘッド11が本体内方向に上に移動すると、同時にヘッド11は規制穴2dに案内されて反時計方向にわずかに回される。
図6はこの状態を反対側のベース側からみているが、スライダー10のラチェット爪10bは供給ギア7のラチェットホイール7bの外周に当接している。スライダー10がスライドばね12によって下方向に復帰するとき、ラチェット爪10bがラチェットホイール7bを掻き下げるので、テープロール4は時計方向に回転駆動される。なお、この反対方向では弾性腕部10dが弾性変形しながらラチェットホイール7bの外周をすべるので、テープロール4は回転駆動されない。公知のワンウェイ構造である。
図5はスライダー11が下に下げられた状態であるが、この状態でもラチェット爪10bはラチェットホイール7bの溝に入っているので、逆転防止が可能である。
図7、図8は、使用者の手15で本体1が保持されて、この第一実施例が使われる状態を示している。
本体1の片側をなすカバー3の表面には、方向指示矢印3eが刻印されている。
本体1の片側をなすカバー3の表面には、方向指示矢印3eが刻印されている。
図7は本体1をわずかに手前に傾けて水平方向に引く連続した転写を行う状態であるが、このとき、手前に傾いていることで、本体1を被転写面4に押し付ける力の反力はスライダーのスライド方向とは角度を有し、スライド方向の力は減じられるため、容易にスライダーは動かない。
図8は本体1を傾けず真っ直ぐ上から下に強く押しこむスタンプ転写を行う状態である。図7に於けるヘッド11の位置を二点鎖線で示しているが、本体1を押し始めると、ヘッド11は、押圧部11dと被転写面14が接触したまま、この位置から反時計方向にわずかに回転させられ、押し切った実線で示す位置では、約9.6mm手前に移動し、結果的にこの長さの転写が行われる。
以上二つの状態は、図7から図8に、あるいは図8から図7に途中で状態移動して連続的に転写を行うことも可能である。
この第一実施例の配置に於いては、図3に示す通り、内巻きテープパス4aは巻き取りリールの右側外周を周回しながら押圧部11dを周回、折り返して巻き取りリール8にその先端を留められる。テープ基材は塗膜面を内側にして供給リール5に巻装されている。
また図4に示すとおり、スタンプ転写時は、押圧部が本体内方向に移動する分、内巻きテープパス4aが大きく弛むが、テープロール外周から離れて押圧部に至る右側では、同時に押圧部も右側に大きく張り出すので、弛みはほとんど相殺される。
押圧部で折り返され巻き取りリールに至る左側では、図3のように弛んだ分が蛇行するが、この部分は塗膜が転写された後なので基本的にはテープ基材上に塗膜が残っておらず、また、残っていたとしても転写後のごくわずかな量なので蛇行が及ぼす問題は無い。
さらに、スタンプ転写後のスライダー11の復帰に伴って、緩みも再び元の状態に戻るので、スタンプ転写を繰り返しても、何ら問題は無い。
図9から図13において、本発明の第二実施例を示す。
基本的な部品構成は第一実施例と同様であるが、スライダー3の配置が右側に変わり、テープロール4は塗膜面を外側にして巻かれた外巻きに変わり、それに伴ってアイドルギア13とアイドルギア軸部2gが追加されている。またベース2には規制穴2dに代わって規制ボス2eが、ヘッド11には従動ボス11bに代わって従動穴11cが配設されている。外巻きテープパス4bはテープロール4の外周から離れた後、押圧部11dを周回し折り返して巻き取りリール8に留められる。使用時には供給リール5、巻き取りリール8ともに、カバー3側からみて、時計方向に回転する。
第二実施例に示されるように、本発明の実施形態はひとつに限られるものではなく、テープロール4の巻装方法や外形に応じて、様々な展開が考えられる。
本発明は、塗膜転写具の使用者に対し使い勝手を大幅に向上させ、あらゆる分野でひろく利用されるものである。
1 本体
2 ベース
2a 供給リール軸部 2e 規制ボス
2b 巻き取りリール軸部 2f スライドばねかけ
2c スライダーガイド部 2g アイドルギア軸部
2d 規制穴
3 カバー
3a 供給リール保持軸部 3c スライダー保持穴
3b 巻き取りリール保持軸部 3e 方向指示矢印
4 テープロール
4a 内巻きテープパス 4b 外巻きテープパス
5 供給リール
6 フリクションホイール
6a 腕部分
7 供給ギア
7a ギア部 7b ラチェットホイール
7c 内径部分
8 巻き取りリール
9 巻き取りギア
10 スライダー
10a 長穴 10d 弾性腕部
10b ラチェット爪 10e スライドばねフック
10c ヘッド軸部
11 ヘッド
11a 回転穴 11c 従動穴
11b 従動ボス 11d 押圧部
12 スライドばね
13 アイドルギア
14 被転写面
15 使用者の手
2 ベース
2a 供給リール軸部 2e 規制ボス
2b 巻き取りリール軸部 2f スライドばねかけ
2c スライダーガイド部 2g アイドルギア軸部
2d 規制穴
3 カバー
3a 供給リール保持軸部 3c スライダー保持穴
3b 巻き取りリール保持軸部 3e 方向指示矢印
4 テープロール
4a 内巻きテープパス 4b 外巻きテープパス
5 供給リール
6 フリクションホイール
6a 腕部分
7 供給ギア
7a ギア部 7b ラチェットホイール
7c 内径部分
8 巻き取りリール
9 巻き取りギア
10 スライダー
10a 長穴 10d 弾性腕部
10b ラチェット爪 10e スライドばねフック
10c ヘッド軸部
11 ヘッド
11a 回転穴 11c 従動穴
11b 従動ボス 11d 押圧部
12 スライドばね
13 アイドルギア
14 被転写面
15 使用者の手
Claims (3)
- 片面に塗膜が塗布されたテープ基材と、該テープ基材が巻装され回転可能な供給リールと、該テープ基材が該供給リールに巻装されて成すテープロールの外周から繰り出された該テープ基材を被転写面に押し付けて該塗膜を転写する押圧部と、該塗膜が転写された後の使用済みテープ基材を回転して巻き取る巻き取りリール、が本体内に配設され、該供給リールと該巻き取りリールが同期して回転し、手持ちで使用される塗膜転写具であって、
該本体内方向に移動可能なスライダーと、該スライダーに回転可能に支持され一端が該本体外に突出した該押圧部を有するヘッドとからなり、通常は該押圧部が該本体より大きく突出した位置で該押圧部を該被転写面に押し当てながら動かすことで該テープ基材の該塗膜を転写し、該押圧部を該被転写面にあてて強く押し込むことで該スライダー及び該ヘッドを該本体内方向に移動させると同時に、該ヘッドの該押圧部が該被転写面に沿って回転し該テープ基材の一定の長さの該塗膜を該被転写面に押し付けて転写可能なことを特徴とする塗膜転写具。 - 前期スライダーの一端にラチェット爪部を設け、前記供給リールあるいは前記供給リールと同軸に回転する部材には該ラチェット爪部と係合するラチェットホイールが形成され、前記スライダーが本体内に移動した位置から復帰する動きで前記供給リールを一定角度だけ強制回転させ、前記テープロールの外周から前記テープ基材を繰り出すことを特徴とする請求項1記載の塗膜転写具。
- 前記ラチェット爪部は前記ラチェットホイールに常に当接しており、前記供給リールの回転方向を一方向において阻止していることを特徴とする請求項2記載の塗膜転写具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011010254A JP2012139988A (ja) | 2011-01-04 | 2011-01-04 | スクイージングヘッドを有する塗膜転写具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011010254A JP2012139988A (ja) | 2011-01-04 | 2011-01-04 | スクイージングヘッドを有する塗膜転写具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012139988A true JP2012139988A (ja) | 2012-07-26 |
Family
ID=46676758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011010254A Pending JP2012139988A (ja) | 2011-01-04 | 2011-01-04 | スクイージングヘッドを有する塗膜転写具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012139988A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018154135A (ja) * | 2018-06-11 | 2018-10-04 | 株式会社トンボ鉛筆 | 塗膜転写具 |
CN110065330A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-07-30 | 刘杰林 | 一种新型修字工具 |
JP2020090043A (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | 株式会社トンボ鉛筆 | 塗膜転写具 |
CN118641181A (zh) * | 2024-08-13 | 2024-09-13 | 广东力达新材料科技有限公司 | 一种涂料辊筒涂刷性能检测装置 |
-
2011
- 2011-01-04 JP JP2011010254A patent/JP2012139988A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018154135A (ja) * | 2018-06-11 | 2018-10-04 | 株式会社トンボ鉛筆 | 塗膜転写具 |
JP2020090043A (ja) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | 株式会社トンボ鉛筆 | 塗膜転写具 |
JP7210005B2 (ja) | 2018-12-06 | 2023-01-23 | 株式会社トンボ鉛筆 | 塗膜転写具 |
CN110065330A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-07-30 | 刘杰林 | 一种新型修字工具 |
CN118641181A (zh) * | 2024-08-13 | 2024-09-13 | 广东力达新材料科技有限公司 | 一种涂料辊筒涂刷性能检测装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1025030B1 (en) | Material transfer device | |
US7766066B2 (en) | Coating film transfer tool | |
JP2012139988A (ja) | スクイージングヘッドを有する塗膜転写具 | |
TWI725245B (zh) | 塗膜轉印具 | |
WO2010038604A1 (ja) | 転写具 | |
JP2009255330A (ja) | 塗膜転写具 | |
US8746316B2 (en) | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism | |
JP3520138B2 (ja) | 塗布膜転写具及び塗布膜転写具における転写テープ詰替方法 | |
JP5164582B2 (ja) | 塗布膜転写具 | |
JP3822934B2 (ja) | ハンドラベラー | |
JP2010083086A (ja) | テープ繰出し装置 | |
JP2012106466A (ja) | スライディングスタンプ塗膜転写具 | |
JP7341802B2 (ja) | テープカッター | |
CN203818766U (zh) | 打印机 | |
JP3137300U (ja) | スライダーを備えた粘着テープ転写具。 | |
JP2004188804A (ja) | 転写具の転写ヘッド部構造および転写具 | |
CN109968877B (zh) | 一种定距式涂层带体按压转印器 | |
JP7330496B2 (ja) | 塗膜転写具 | |
GB1365826A (en) | Labelling machine | |
CN219988871U (zh) | 具有辅助压固装置的薄膜涂抹器 | |
JP2000318278A (ja) | 捺印機 | |
JP2012162067A (ja) | 浮動ベースを有する塗膜転写具 | |
JPH03152059A (ja) | 粘着剤等のフィルムの移転装置 | |
JP2000016415A (ja) | 印字体付きラベル貼着機 | |
JPS5917648Y2 (ja) | 印字リボンの送り装置 |