JPS5917648Y2 - 印字リボンの送り装置 - Google Patents
印字リボンの送り装置Info
- Publication number
- JPS5917648Y2 JPS5917648Y2 JP7308578U JP7308578U JPS5917648Y2 JP S5917648 Y2 JPS5917648 Y2 JP S5917648Y2 JP 7308578 U JP7308578 U JP 7308578U JP 7308578 U JP7308578 U JP 7308578U JP S5917648 Y2 JPS5917648 Y2 JP S5917648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- printing ribbon
- main body
- locking member
- ribbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタイムレコーダーとかタイムスタンプ等の各種
印字装置に実施して好適な印字リボンの送り装置に関す
る。
印字装置に実施して好適な印字リボンの送り装置に関す
る。
従来一般に使用されている印字リボンの送り装置は、モ
ータとかラチェット送り機構の如き複雑・課価な装置を
使用しているが、本考案はこれ等モータとかラチェット
送り機構の様な装置を全く使用せずに、極めて簡単な機
構で確実に印字リボンを送ることのできる印字リボンの
送り装置を提供せんとするものであって、本考案によれ
ば安価で故障の少い極めて実用的価値の高い送り装置を
提供することができる。
ータとかラチェット送り機構の如き複雑・課価な装置を
使用しているが、本考案はこれ等モータとかラチェット
送り機構の様な装置を全く使用せずに、極めて簡単な機
構で確実に印字リボンを送ることのできる印字リボンの
送り装置を提供せんとするものであって、本考案によれ
ば安価で故障の少い極めて実用的価値の高い送り装置を
提供することができる。
以下図面の記載に基づいて本考案の一実施例を詳しく説
明する。
明する。
図面に於いて１，２は印字リボンの繰出し側に設けたリ
ールで、３と４は該繰出し側リール１゜２に対向して設
けた巻取り側リールを示す。
ールで、３と４は該繰出し側リール１゜２に対向して設
けた巻取り側リールを示す。
５は両方のリール１，２と３，４の間に掛渡した印字１
ボンで、図面ではエンドレスリボンを使用しているが、
一方の繰出し側リール１に巻いた印字リボン５を、案内
リールとなる前記２つのリール２゜３を経て他方の巻取
り側リール４に繰出して巻取る一方同送りのリボンであ
ってもよい。
ボンで、図面ではエンドレスリボンを使用しているが、
一方の繰出し側リール１に巻いた印字リボン５を、案内
リールとなる前記２つのリール２゜３を経て他方の巻取
り側リール４に繰出して巻取る一方同送りのリボンであ
ってもよい。
また本考案で用いる送り機構はリボン５を第１図矢印の
方向にのみ送る構造で、反転送りは行なわない構成とな
っている。
方向にのみ送る構造で、反転送りは行なわない構成とな
っている。
６は前記繰出し側と巻取り側のリール間に配置したプリ
ンタ一本体で、これは両リール間で横方向に往復移動す
る仕組になっている。
ンタ一本体で、これは両リール間で横方向に往復移動す
る仕組になっている。
６ａは該プリンタ一本体６の印字部であって、プリンタ
一本体６がワイヤーを用いたドツトプリンターで゛ある
場合は該印字部６ａは印字用ワイヤーが突出するヘッド
となり、またプリンタ一本体６が活字を用いる活字プリ
ンターである場合は、該印字部は活字面となる。
一本体６がワイヤーを用いたドツトプリンターで゛ある
場合は該印字部６ａは印字用ワイヤーが突出するヘッド
となり、またプリンタ一本体６が活字を用いる活字プリ
ンターである場合は、該印字部は活字面となる。
前記両リール間に掛渡した印字リボン５の中間部は、図
面の如く若干緊張した状態で前記印字部６ａの部分に懸
掛され、従って印字リボン５の全体は印字部６ａの部分
を頂点として略三角形状に張設される。
面の如く若干緊張した状態で前記印字部６ａの部分に懸
掛され、従って印字リボン５の全体は印字部６ａの部分
を頂点として略三角形状に張設される。
次に７は前記繰出し側リール２と印字部６ａの略中間部
近傍に配設したレバー構造の押圧係止部材で、該部材７
は前記プリンタ一本体６のダイ（図示せず）に直接或は
間接的に取付けた軸７ａに回動自在に取付けられていて
、該プリンタ一本体６と共に両リール間を一体的に往復
動することができると共に、常時前記リール２と印字部
６ａ間の印字リボン５ａに対してテンションを加えてい
る。
近傍に配設したレバー構造の押圧係止部材で、該部材７
は前記プリンタ一本体６のダイ（図示せず）に直接或は
間接的に取付けた軸７ａに回動自在に取付けられていて
、該プリンタ一本体６と共に両リール間を一体的に往復
動することができると共に、常時前記リール２と印字部
６ａ間の印字リボン５ａに対してテンションを加えてい
る。
また該押圧係止部材７は下方に回動するとその先端７′
を前記プリンタ一本体６の一部に設けたストッパ一部６
ｂに接して印字リボン５ａの一部分を挟着し、プリンタ
一本体６の移動によって印字リボン５を繰出し側リール
１及び２より適宜繰出すことができる。
を前記プリンタ一本体６の一部に設けたストッパ一部６
ｂに接して印字リボン５ａの一部分を挟着し、プリンタ
一本体６の移動によって印字リボン５を繰出し側リール
１及び２より適宜繰出すことができる。
８は上記プリンタ一本体６が復動する時に行なわれる押
圧係止部材７の回動を途中で停止するストッパーピンで
、このピン８も上記ダイに取付けられてプリンタ一本体
６と一体的に往復動する仕組に戊っている。
圧係止部材７の回動を途中で停止するストッパーピンで
、このピン８も上記ダイに取付けられてプリンタ一本体
６と一体的に往復動する仕組に戊っている。
次に上記本考案の作用を説明する。
第１図は前記印字リボンの５ａ部分が回動した押圧係止
部材７によってプリンタ一本体６のストッパ一部６ｂに
挟着係止されている状態を示す。
部材７によってプリンタ一本体６のストッパ一部６ｂに
挟着係止されている状態を示す。
押圧係止部材７によって印字リボン５をストッパ一部６
ｂに係止するには、プリンタ一本体６の全体及び押圧係
止部材７を第１図矢印の如く巻取り側リール３及び４の
方向に印字移動（往動）すればよい。
ｂに係止するには、プリンタ一本体６の全体及び押圧係
止部材７を第１図矢印の如く巻取り側リール３及び４の
方向に印字移動（往動）すればよい。
往動が始まると印字部６ａと繰出し側ノール２との間に
掛渡されている印字リボン５ａの部分にテンションを加
えていた前記押圧係止部材７の先端７′は、繰出し側リ
ール２と印字部６ａとの間隔が序々に広がって、雨間に
掛渡された上記印字リボン５ａに少し緩みが生じる関係
上、軸７ａを中心にして第１図矢印方向（時計回転方向
）に回動し、先端７′が印字リボン５ａの部分をプリン
タ一本体６のストッパ一部６ｂに挟着係止する。
掛渡されている印字リボン５ａの部分にテンションを加
えていた前記押圧係止部材７の先端７′は、繰出し側リ
ール２と印字部６ａとの間隔が序々に広がって、雨間に
掛渡された上記印字リボン５ａに少し緩みが生じる関係
上、軸７ａを中心にして第１図矢印方向（時計回転方向
）に回動し、先端７′が印字リボン５ａの部分をプリン
タ一本体６のストッパ一部６ｂに挟着係止する。
この様に印字リボン５ａがストッパ一部６ｂに係止され
ている状態でプリンタ一本体６の往動が続けられると、
印字リボン５は繰出し側リール１及び２より順次引出さ
れ、印字リボンの送りが行なわれる。
ている状態でプリンタ一本体６の往動が続けられると、
印字リボン５は繰出し側リール１及び２より順次引出さ
れ、印字リボンの送りが行なわれる。
また第２図に示す如くプリンタ一本体６の全体及び押圧
係止部材７が矢印に示す繰出し側リール１．２の方向に
移動（復動）すると、印字リボン５ａの張力と摩擦力に
よって前記押圧係止部材７は軸７ａを支点にして図面の
矢印の如く反時計回転方向に回動し、ストッパ一部６ｂ
に対する印字リボン５ａの係止を解く。
係止部材７が矢印に示す繰出し側リール１．２の方向に
移動（復動）すると、印字リボン５ａの張力と摩擦力に
よって前記押圧係止部材７は軸７ａを支点にして図面の
矢印の如く反時計回転方向に回動し、ストッパ一部６ｂ
に対する印字リボン５ａの係止を解く。
従ってプリンタ一本体６が第２図の如く復動している時
は印字リボン５は送られない。
は印字リボン５は送られない。
尚図面に於いて押圧係止部材７はレバーを用いて、該レ
バーの先端を直接印字リボン５ａに当ててテンションを
加えているが、レバーの先端にゴム等で造った摩擦車を
取付けて、この車を印字リボン５ａの部分に当てるよう
に構成してもよい。
バーの先端を直接印字リボン５ａに当ててテンションを
加えているが、レバーの先端にゴム等で造った摩擦車を
取付けて、この車を印字リボン５ａの部分に当てるよう
に構成してもよい。
而して図中は印字ペーパーを示す。
本考案は以上述べた如き構成であるから、印字リボンを
掛渡した繰出し側リールと巻取り側リールの間でプリン
タ一本体と押圧係止部材を往復動すれば、往動時に押圧
係止部材が印字リボンをプリンタ一本体に設けたストッ
パ一部に挟着係止して印字リボンを送ることができるた
め、印字リボンの送りをモータとかラチェット送り機構
等を使用しなくても確実に送ることができ、また印字リ
ボンの一回の送り量もプリンタ一本体の移動量を調節す
ることにより自由に加減できるものであって、構成が簡
単で安価に製造でき実施も容易である等、各種印字装置
に実施して淘に好適である。
掛渡した繰出し側リールと巻取り側リールの間でプリン
タ一本体と押圧係止部材を往復動すれば、往動時に押圧
係止部材が印字リボンをプリンタ一本体に設けたストッ
パ一部に挟着係止して印字リボンを送ることができるた
め、印字リボンの送りをモータとかラチェット送り機構
等を使用しなくても確実に送ることができ、また印字リ
ボンの一回の送り量もプリンタ一本体の移動量を調節す
ることにより自由に加減できるものであって、構成が簡
単で安価に製造でき実施も容易である等、各種印字装置
に実施して淘に好適である。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は印字リボンを
送るプリンタ一本体の往動時の状態を示した正面図、第
２図は印字リボンの送りを行なわない復動時の状態を示
した正面図である。
送るプリンタ一本体の往動時の状態を示した正面図、第
２図は印字リボンの送りを行なわない復動時の状態を示
した正面図である。
Claims (1)
- 印字リボンの繰出し側リールと巻取り側リールとの間に
プリンタ一本体を往復移動自在に配置し、両リール間に
掛渡した印字リボンの中間部分を上記プリンタ一本体の
印字部に若干緊張した状態で懸掛して、印字リボンの全
体を上記印字部の部分を頂点とする略三角形状に張設す
る一方、上記繰出し側リールと印字部を結ぶ線上の略中
間部近傍には、上記プリンタ一本体と一体的に往復移動
し、且つ、上記繰出し側リールと印字部との間の印字リ
ボンに対し常時テンションを加えるレバー構造の押圧係
止部材と、この押圧係止部材の回動を途中で係止するス
トッパーピンを設けて、上記押圧係止部材は、上記プリ
ンタ一本体が巻取り側リールに向けて印字往動する時は
、プリンタ一本体側のストッパ一部に向けて回動され、
印字リボンを該ストッパ一部との間で挟圧してその引出
しを行ない、また、上記プリンタ一本体が繰出し側リー
ルの方向へ復動する時は、印字リボンの張力及び摩擦を
受けて上記ストッパーピンに係止する迄回動して上記ス
トッパ一部に対する挟圧を解く様に構成したことを特徴
とする印字リボンの送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7308578U JPS5917648Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 印字リボンの送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7308578U JPS5917648Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 印字リボンの送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54174417U JPS54174417U (ja) | 1979-12-10 |
| JPS5917648Y2 true JPS5917648Y2 (ja) | 1984-05-22 |
Family
ID=28985388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7308578U Expired JPS5917648Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 印字リボンの送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917648Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0139568Y2 (ja) * | 1980-12-11 | 1989-11-28 |
-
1978
- 1978-05-30 JP JP7308578U patent/JPS5917648Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54174417U (ja) | 1979-12-10 |
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