JP2012139323A - ゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】フェース部の厚さ分布を規定することにより、ミスショット時の反発性低下を抑制する。
【解決手段】逆式フレックスRyが、110〜160mmであるゴルフクラブ1である。基準状態の正面視において、小さい厚さのトウ・クラウン側薄肉部16の面積重心SAとフェース部6の背面6Bの面積重心SGとを通る第1の直線K1は、前記水平面HPに対する角度θAが10〜30度であり、かつ、小さい厚さのヒール・ソール側薄肉部17の面積重心SBとフェース部6の背面6Bの面積重心SGとを通る第2の直線K2は、水平面HPに対する角度θBが36〜40度である。
【選択図】図6

Description

本発明は、スイング時のトウダウンを考慮してフェース部の厚さ分布を規定することにより、ミスショット時の反発性能の低下を抑制しうるゴルフクラブ、特にヘッドスピードが40m/s以下のアベレージゴルファが好適に使用できるゴルフクラブに関する。
近年、厚さが大きい中央厚肉部と、該中央厚肉部の回りに設けられた厚さが小さい薄肉部とからなるフェース部を具えた中空構造のゴルフクラブヘッドが提案されている(下記特許文献1及び2参照)。このようなヘッドは、薄肉部により、ボールをフェースの中央から外れた位置で打撃するミスショット時においても、反発性の低下が抑えられる利点がある。
ところで、図11に示されるように、ゴルフクラブaの構造上、ヘッドbのヘッド重心Gは、シャフトcの軸中心線dから側方に離れた位置にある。このため、スイング時の遠心力により、ヘッドbは、グリップ位置を基準としたスイングプレーンに近づこうと変化するため、シャフトcが撓み、ヘッドbのトウb1がアドレス時よりも下(即ち、地面側)へと下がるトウダウンと呼ばれる現象が生じる。このようなトウダウンが大きい程、ボールの打点のばらつき(分布)がフェースのトウ・ヒール方向に広がることになる。発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、スイング時のトウダウン量を、逆式フレックスによって定量的に把握するとともに、このトウダウン量に応じて薄肉部の分布を調節することにより、ミスショット時でも反発性能の低下を最小限に抑え得ることを知見した。
特願2001−579915号公報 特開2010−104473号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、逆式フレックスに基づいた打点のバラツキに適した薄肉部の分布を規定することにより、ミスショット時の反発性低下を抑制するゴルフクラブを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、シャフトと、該シャフトの一端側に固着されかつボールを打撃するフェースを有するフェース部を含む中空構造のゴルフクラブヘッドとを具えたゴルフクラブであって、逆式フレックスが、110〜160mmであるとともに、前記フェース部は、中央領域に設けられた中央厚肉部と、該中央厚肉部のトウ側かつクラウン側に設けられた小さい厚さのトウ・クラウン側薄肉部と、前記中央厚肉部のヒール側かつソール側に設けられた小さい厚さのヒール・ソール側薄肉部とを含み、規定のライ角及びロフト角で水平面に載置された基準状態の正面視において、前記トウ・クラウン側薄肉部の面積重心と前記フェース部の背面の面積重心とを通る第1の直線は、前記水平面に対する角度θAが10〜30度であり、かつ、前記ヒール・ソール側薄肉部の面積重心と前記フェース部の背面の面積重心とを通る第2の直線は、前記水平面に対する角度θBが36〜40度であることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記トウ・クラウン側薄肉部及びヒール・ソール側薄肉部の厚さは、1.8〜2.4mmであり、かつ、前記トウ・クラウン側薄肉部の面積は、前記フェース部の背面の全面積の8〜20%、前記ヒール・ソール側薄肉部の面積は、前記フェース部の背面の全面積の3〜10%である請求項1記載のゴルフクラブである。
また請求項3記載の発明は、前記ゴルフクラブヘッドの体積は、400〜470cm3である請求項1又は2記載のゴルフクラブである。
また請求項4記載の発明は、前記ゴルフクラブヘッドは、ウッド型である請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブである。
本発明のゴルフクラブは、シャフトと、該シャフトの一端側に固着されかつボールを打撃するフェースを有するフェース部を含む中空構造のゴルフクラブヘッドとを具えたゴルフクラブであって、逆式フレックスが、110〜160mmに規定される。このようなゴルフクラブは、例えば、ヘッドスピードが40m/s以下、さらに詳しくは34〜40m/sでスイングされたときのトウダウン量がほぼ一定の範囲に収まり、これに基づいたフェース部のトウ・ヒール方向の打点のバラツキ範囲を推定し得る。従って、本発明では、クラブを規定のライ角及びロフト角で水平面に載置した基準状態の正面視において、フェース部のトウ・クラウン側薄肉部の面積重心とフェース部の背面の面積重心とを通る第1の直線の水平面に対する角度θAを10〜30度に、かつ、ヒール・ソール側薄肉部の面積重心とフェース部の背面の面積重心とを通る第2の直線の水平面に対する角度θBを36〜40度にそれぞれ規定する。このようなゴルフクラブヘッドは、フェース部が、トウダウン量によって生じ得る打点のバラツキ範囲に応じて、反発性の高い薄肉部を最適な分布として配置し得るため、ミスショット時の反発性低下を最小限に抑制できる。
本発明の一実施形態のゴルフクラブの基準状態の正面図である。 図1のゴルフクラブの部分平面図である。 ゴルフクラブヘッドの組立前の分解斜視図である。 逆式フレックスの測定方法を説明する線図である。 (a)乃至(c)は、各ヘッドスピードにおける逆式フレックスと打球の飛距離及び方向性の相関関係を示す線図である。 図2の正面図である。 フェース背面を示すフェース部材の背面図である。 図6のA−A拡大断面図である。 アベレージゴルファの打点位置の分布の一例を示す線図である。 本発明の他の実施形態のゴルフクラブヘッドの正面図である。 トウダウンを説明する正面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1及び図2に示されるように、本実施形態のゴルフクラブ(以下、単に「クラブ」ということがある。)1は、シャフト2と、該シャフト2の一端側2Aに固着されたゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)3と、前記シャフト2の他端側2Bに設けられかつプレーヤに握られるグリップ4とを含んで構成される。本実施形態のへッド3は、ドライバー(#1)やスプーン(#3)などを含むウッド型ゴルフクラブヘッドとして構成されている。
また、図1及び図2のゴルフクラブ1は、基準状態に保たれている。前記基準状態とは、シャフト2の軸中心線CLを任意の垂直面VP内に配しかつ水平面HPに対して規定のライ角α(当該ゴルフクラブヘッドに定めれたライ角)で傾けるとともに、フェース5のスイートスポットSSを規定のロフト角(当該ゴルフクラブヘッドに定めれたロフト角)に保持(フェース角は零にセットされる)して水平面HPに接地させた状態とする。なお、本明細書では、以後、特に断りがない場合、ゴルフクラブ1はこのような基準状態にあるものとして説明される。また、ロフト角は0度よりも大きい角度として与えられる。また、前記スイートスポットSSは、ヘッド重心Gからフェース5に立てた法線nが該フェース5と交わる点とする。
本実施形態のゴルフクラブ1のクラブ全長Lは、特に限定されるものではないが、大きくなるとスイングバランスが悪化し、打点のばらつきが大きくなる。また、逆にクラブ全長Lが小さくなると、クラブの長さを利用したヘッドスピードの向上が十分に期待できない。このような観点より、クラブ1の全長Lは、好ましくは45インチ以上、より好ましくは45.5インチ以上が望ましく、また、好ましくは47インチ以下、より好ましくは46.5インチ以下が望ましい。
なお、クラブ全長Lは、図1に示される基準状態において、シャフト2のグリップ側の端2eから、水平面HPとシャフト2の軸中心線CLの交点Xまでをシャフト2の軸中心線CLに沿って測定した長さである。
前記シャフト2は、繊維強化樹脂材料で構成されるのが望ましい。このようなシャフト2は、軽量のため振りぬき易く、かつ、重量バランスや撓み量の調整等の設計自由度が高い点で好ましい。但し、シャフト2には、金属材料が用いられても良い。
図2及び3に示されるように、前記ヘッド3は、ボールを打撃する打撃面をなすフェース5を有するフェース部6と、このフェース部6に連なりヘッド上面をなすクラウン部7と、前記フェース部6に連なりヘッド底面をなすソール部8と、前記クラウン部7とソール部8との間を継ぎ前記フェース5のトウ側縁5cからバックフェースBFを通り前記フェース5のヒール側縁5bにのびるサイド部9と、前記クラウン部7のヒール側に設けられかつシャフト2の先端が挿入される円筒状のシャフト差込孔10eを有するホーゼル部10とを具える。本実施形態のヘッド3は、金属材料からなり、かつ、内部に中空部iが設けられた中空構造で構成されている。
図3に示されるように、本実施形態のヘッド3は、前記フェース部6を構成するフェース部材3Aと、前側にフェース部材3Aが固着されるヘッド本体3Bとから形成された2ピース構造である。ただし、ヘッド3は、2ピース構造に限定されるものではなく、例えば3ないし4ピース構造等であっても良いのは言うまでもない。フェース部材3A及びヘッド本体3Bを形成する金属材料としては、特に限定はされないが、例えばチタン合金やステンレスなどの1種ないし2種以上を用いることができる。なお、ヘッド3の一部に前記金属材料より比重の小さい例えば、繊維強化樹脂材料が用いられても良い。
前記フェース部材3Aは、例えばフェース部6の全域と、フェース5の各縁5a乃至5dからヘッド後方に小長さでのびる延長部11とを含む略カップ状で形成される。前記延長部11は、クラウン側の延長部11a、ソール側の延長部11b、トウ側の延長部11c及びヒール側の延長部11dを含む。本実施形態のフェース部材3Aは、例えば、圧延材をプレスして塑性変形させることにより、各部が一体に形成される。
前記ヘッド本体3Bは、ヘッド3から前記フェース部材3Aを除いた部分、即ちクラウン部7、ソール部8及びサイド部9それぞれの後側の主要部を形成するクラウン後部7b、ソール後部8b及びサイド後部9bを一体に有するとともに、ホーゼル部10を含んで構成される。該ヘッド本体3Bは、例えば鋳造によって一体成形される。
ヘッド3の体積Vが著しく小さくなると、スイートエリアが小さくなって打点がばらついた際に反発性が低下し易い。逆に、前記体積Vが著しく大きくなると、ヘッド質量が増加するため、振り切るのが困難となり、ヘッドスピードが低下する。このような観点より、前記体積Vは、好ましくは400cm3以上、より好ましくは410cm3以上が望ましく、また好ましくは470cm3以下、より好ましくは460cm3以下が望ましい。
また、ヘッド3の質量は、著しく小さくなるとヘッドの運動エネルギーが小さくなり、飛距離の向上が期待できない傾向がある。逆に、ヘッド3の質量が著しく大きくなると、振り切るのが困難となり、飛距離が低下する傾向がある。このような観点より、ヘッド3の質量は、好ましくは180g以上、より好ましくは185g以上が望ましく、また好ましくは210g以下、より好ましくは200g以下が望ましい。
また、前記グリップ4は、例えば天然ゴムに、オイル、カーボンブラック、硫黄及び酸化亜鉛を配合して混練した材料を所定形状に成形しかつ加硫することにより作られる。このようなグリップ4の質量は、例えば、38〜46gが望ましい。
また、本発明では、例えば、ヘッドスピードが34〜40m/sの高齢者や女性等の非力なゴルファに好適なもので、これらのアベレージゴルファのミスショット時の飛距離の低下の抑制を目的としている。そして、このような観点から、ゴルフクラブ1の逆式フレックスRyが、110〜160mmに設定される。
前記逆式フレックスRyとは、図4に示されるように、シャフト2の軸中心線CLが水平となるようにクラブ1のヘッド3側を支点S1及びS2で支えるとともに、グリップ4側の荷重点P1に1.25kgfの錘W1を吊り下げたときの前記荷重点P1における垂直方向のたわみ量である。ここで、支点S1はヘッド3の前記交点X(図1に示す)から40mmの位置、支点S2は支点S1から140mmの位置にそれぞれ設定される。また、支点S2から荷重点P1までの距離Ldは、クラブの番手に応じて次の通りとする。
ドライバー(#1):860mm
プラッシー(#2):847mm
スプーン (#3):835mm
バフィ (#4):822mm
クリーク (#5):809mm
(#7):796mm
図5(a)乃至(c)には、平均ヘッドスピード34、40及び42m/sのそれぞれ10名のゴルファについて実打テストを行った結果を示す(クラブ全長47インチ、ロフト角11度、クラブ質量300g、ヘッド体積455cm3及びフェースの厚肉部厚さ3.4mm、薄肉部の厚さ2.0mm)。この結果から明らかなように、逆式フレックスRyが110mm未満であると、シャフト2が硬くなるため、ヘッドスピードの遅いゴルファの上記ヘッドスピードでは、シャフト2を十分にしならせることが困難になり、基本的な飛距離が十分に得られない他、フェース5の向きがアドレスした状態まで返り難く、打球の方向安定性が悪化する。逆に、逆式フレックスが160mmを超えると、シャフト2が柔らかくなるため、上述のような非力なゴルファのヘッドスピードでも、かえってフェース5の向きが安定しなくなるなど打球の方向安定性が著しく低下する。このような観点より、前記逆式フレックスは、より好ましくは120mm以上が望ましく、またより好ましくは150mm以下が望ましい。このように、本発明では、逆式フレックスRyを非力なゴルファのヘッドスピードに合わせて最適化することにより、基本的な打球の飛距離と方向性とが確保される。
このような逆式フレックスRyは、シャフト2の材料やその弾性率を変えることで上記範囲内に容易に調節することができる。
次に、本発明では、上記逆式フレックスRyの値を前提として、種々実験を重ねたところ、該逆式フレックスRyと、フェース部6の薄肉部の分布とを関連付けることが、ミスショット時の飛距離の低下に非常に有効であることを知見した。即ち、上述のヘッドスピード(34〜40m/s)のゴルファが、逆式フレックスが110〜160mmのゴルフクラブ1を使用すると、そのトウダウン量がほぼ一定の範囲に収まる。このため、フェース部6において、このトウダウン量に応じた打点のバラツキ範囲を集中的に高反発化することで、ミスショット時でも飛距離(反発性能)の低下を最小限に抑え得ることができる。具体的には、フェース部6の反発性を高め得る薄肉部の分布を、以下詳述するように改善するものである。
図6には、基準状態におかれた前記フェース部材3Aの正面図が、図7には図6の背面図が、図8には、図6のA−A部分端面図がそれぞれ示される。図から明らかなように、フェース5は、フェース溝やパンチマーク(いずれも図示省略)等を除いて実質的に平滑面で形成される。他方、フェース部6の背面6Bは、非平坦で形成される。これにより、フェース部6の厚さは、各部で異なっている。
本実施形態において、フェース部6は、その中央領域に設けられた中央厚肉部15と、該中央厚肉部15のトウ側かつクラウン側に設けられた小さい厚さのトウ・クラウン側薄肉部16と、前記中央厚肉部15のヒール側かつソール側に設けられた小さい厚さのヒール・ソール側薄肉部17と、前記中央厚肉部15のヒール側に設けられたヒール中肉部18と、前記中央厚肉部15のトウ側に設けられたトウ中肉部19とを含む。
前記中央厚肉部15は、フェース部6の中で最も大きい厚さを持っている。フェース部6の中央領域は、打球時に大きな衝撃力を受ける。したがって、該中央領域に厚さが最も大きい中央厚肉部15が設けられることにより、フェース部6の耐久性が向上する。ここで、フェース部6の中央領域とは、フェース部6の中空部i側を向くフェース背面周縁部5eの輪郭形状の面積重心SGを含む一定の面積を持つ領域である。なお、前記フェース背面周縁部5eは、図7及び8に示されるように、フェース部6の背面6Bと、クラウン部7、ソール部8及びサイド部9の各内側面との間の境界線とし、本実施形態では、クラウン側をのびるクラウン側フェース背面周縁部5e1とソール側をのびるソール側フェース背面周縁部5e2とを含んで構成される。ただし、前記背面6Bと前記各部7ないし9の内側面とが応力集中を防止するための面取り状の円弧を介して接続される場合、フェース背面周縁部5eは、ヘッド断面における当該円弧Rの長さの中間点として便宜的に定められる。
また、本実施形態の中央厚肉部15は、フェース背面周縁部5eの輪郭形状に沿って略横長の長円状をなす基部15aと、該基部15aの上部かつヒール側からクラウン側フェース背面周縁部5e1までヒール側に傾斜してのびる上向きリブ15bと、前記基部15aの下部かつトウ側からソール側フェース背面周縁部5e2までトウ側に傾斜してのびる下向きリブ15cとから構成される。このような中央厚肉部15は、前記基部15aによって、フェース5において最も撓み易い中央部の耐久性を確保できるという利点を有するとともに、両リブ15b及び15cが、シャフトの軸中心線CLと平行に形成されているため、該軸中心線CL回りの慣性モーメントをバランスさせて振り易さを確保している。
フェース部6の耐久性をより確実に向上させるために、中央厚肉部15の厚さtcは、好ましくは3.1mm以上、より好ましくは3.2mm以上が望ましい。他方、中央厚肉部15の厚さtcが過度に大きくなると、反発性の悪化やフェース重量の増大によりスイングバランスが悪化して打点のバラツキが大きくなるおそれがある。このような観点より、中央厚肉部15の厚さtcは、好ましくは3.7mm以下、より好ましくは3.6mm以下が望ましい。なお、前記中央厚肉部15は、実質的に一定の厚さで形成されるのが望ましい。
また、本実施形態の上向きリブ15b及び下向きリブ15cの厚さは、基部15aの厚さと実質的に一定の厚さで形成されているが、ヘッド3の質量を小さくする観点から、例えば上向きリブ15bは、クラウン側に向かって厚さが小さくなるとともに、下向きリブ15cは、ソール側に向かって厚さが小さくなる態様でも構わない。
また、フェース部6の耐久性の確保と反発性の悪化やフェース重量の増大を抑制する観点より、中央厚肉部15の面積MCは、フェース部6の背面6Bの全面積MGの好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上が望ましく、また好ましくは30%以下、より好ましくは25%以下が望ましい。なお、フェース部6の背面6Bや中央厚肉部15の面積(これ以外にも後記する各部16乃至19の面積も同様)は、便宜上、該当する領域ないし部分を図2に示した垂直面VP(又はこれと平行な垂直面)に投影した二次元形状から求められる面積とする。
なお、前記背面6Bの全面積MGは、ヘッド3の体積に基づいて決定されるが、好ましくは33cm2以上、より好ましくは35cm2以上が望ましく、また好ましくは53cm2以下、より好ましくは47cm2以下が望ましい。
前記トウ・クラウン側薄肉部16及びヒール・ソール側薄肉部17は、本実施形態では一定の厚さで形成され、かつフェース部6の中で最も小さい厚さを有する。これにより、フェース5のトウ側及びヒール側でボールを打撃するミスショット時においても、フェース部6を十分に撓ませ、ひいては反発性の低下を最小限に抑制できる。従って、ミスショット時でも飛距離の低下を小さくできる。
発明者らの種々の実験の結果、ヘッドスピードが上述のように34〜40m/sのゴルファが、逆式フレックスRyが110〜160mmに設定されたゴルフクラブ1を使用すると、そのトウダウン量は、ほぼ一定の範囲に収まることが判明している。図9には、このようなゴルファの打撃位置が示される。図9から明らかなように、ヘッドスピードの遅いゴルファの打撃位置は、前記背面6Bの面積重心SGからトウ側、ヒール側に特定の角度範囲に集中する傾向がある。従って、本発明のゴルフクラブ1では、打点のバラツキによるヘッド3の反発性の低下を最小限に抑制するために、厚さの小さいトウ・クラウン側薄肉部16及びヒール・ソール側薄肉部17をこの分布に合わせて配置することとした。
具体的に述べると、図6に示される前記正規状態における正面視において、トウ・クラウン側薄肉部16の面積重心SAとフェース部6の背面6Bの面積重心SGとを通る第1の直線K1は、前記水平面HPに対する角度θAが10〜30度に設定される必要がある。また、ヒール・ソール側薄肉部17の面積重心SBと前記面積重心SGとを通る第2の直線K2は、前記水平面HPに対する角度θBが36〜40度に設定される必要がある。これにより、トウ・クラウン側薄肉部16及びヒール・ソール側薄肉部17を、前記逆式フレックスによるゴルフクラブ1のトウダウン量に応じた打撃のバラツキ範囲に対して最適な位置に配することができる。なお、上記正面視とは、図2に符号Fで示されるように、フェース5を前記垂直面VPと直交する方向から見たヘッド3の形状として特定される。なお、前記各面積重心SA、SB及びSGは、後述する各面積MA、MB及びMGを基準として求められる。
ここで、前記角度θAが、10度未満の場合又は30度を超える場合、或いは前記角度θBが、36度未満の場合又は40度を超える場合、トウダウン量に応じた打点の位置と前記薄肉部16及び17の位置とが合致せず、ミスショット時の反発性能が低下する。このような観点より、前記角度θAは、好ましくは15度以上が望ましく、また好ましくは25度以下が望ましい。同様に前記角度θBは、好ましくは37度以上が望ましく、また好ましくは39度以下が望ましい。
また、トウ・クラウン側薄肉部16の厚さta及びヒール・ソール側薄肉部17の厚さtbは、過度に小さくなると、フェース5の耐久性が悪化するおそれがあり、逆に、過度に大きくなると、反発性が低下するおそれがある。従って、前記各薄肉部16及び17の厚さta及びtbは、好ましくは1.8mm以上、より好ましくは1.9mm以上が望ましく、また好ましくは2.4mm以下、より好ましくは2.2mm以下が望ましい。なお、フェース5にフェースライン等のインパクトエリアマーキングが設けられている場合、フェース部6の各部の厚さは、これらのインパクトエリアマーキングを埋めた状態で測定されるものとする。
また、トウ・クラウン側薄肉部16の面積MA及びヒール・ソール側薄肉部17の面積MBが小さくなると、ヘッドの反発性を十分に向上できないおそれがある。逆に、前記面積MA及びMBが大きくなると、ヘッド3の耐久性が悪化するおそれがある。このような観点より、トウ・クラウン側薄肉部16の面積MAは、前記背面6Bの全面積MGの好ましくは8%以上、より好ましくは10%以上が望ましく、また好ましくは20%以下、より好ましくは18%以下が望ましい。また、ヒール・ソール側薄肉部17の面積MBは、前記全面積MGの好ましくは3%以上、より好ましくは5%以上が望ましく、また、好ましくは10%以下、より好ましくは8%以下が望ましい。とりわけ、トウ・クラウン側薄肉部16の面積MAが、ヒール・ソール側薄肉部17の面積MBよりも大きいのが望ましい。
本実施形態において、前記トウ・クラウン側薄肉部16の形成領域は、前記面積重心SGを通る二直線の挟む角度αAで表され、この角度αAは、好ましくは60°以上、より好ましくは75°以上が望ましく、また好ましくは120°以下、より好ましくは100°以下に配設されるのが望ましい。同様に、ヒール・ソール側薄肉部17の形成領域は、前記面積重心SGを通るニ直線の挟む角度αBで表され、該角度αBは、好ましくは60°以上、より好ましくは70°以上が望ましく、また好ましくは120°以下、より好ましくは100°以下に配設されるのが望ましい。これにより、反発性とフェース5の耐久性とがバランス良く向上することができる。
前記中肉部18及び19は、薄肉部16及び17と中央厚肉部15との間に大きな剛性段差が形成されるのを抑制し、そこへの応力集中を効果的に防止しうる。これにより、フェース部6の耐久性の悪化がより確実に防止される。
また、各中肉部18及び19の合計面積MSは、フェース部6の耐久性とヘッド3の質量増加の抑制とをバランス良く確保させるため、好ましくはフェース部6の背面6Bの全面積MGに対して10%以上、より好ましくは20%以上が望ましく、また、好ましくは60%以下、より好ましくは50%以下が望ましい。
同様の観点より、前記各中肉部18及び19の厚さは、前記中央厚肉部15の厚さtcの好ましくは45%以上、より好ましくは50%以上が望ましく、また好ましくは85%以下、より好ましくは80%以下が望ましい。
また、前記中央厚肉部15のトウ側には、フェース背面周縁部5eに向かって厚さが滑らかに減少しかつ半環状にのびるトウ側中央厚さ移行部20aが設けられる。また、中央厚肉部15のヒール側には、フェース背面周縁部5eに向かって厚さが滑らかに減少しかつ半環状にのびるヒール側中央厚さ移行部20bが設けられる。
また、上向きリブ15bとヒール中肉部18との間、上向きリブ15bとトウ・クラウン側薄肉部16との間、下向きリブ15cとトウ中肉部19との間及び下向きリブ15cとヒール・ソール側薄肉部17との間には、中央厚肉部15から厚さが滑らかに減少して変化する外側厚さ移行部21aが設けられる。また、ヒール中肉部18とヒール・ソール側薄肉部17との間及びトウ・クラウン側薄肉部16とトウ中肉部19との間には、前記外側厚さ移行部21aよりも幅の小さい小外側厚さ移行部21bが設けられる。これらの各厚さ移行部20及び21は、各部の厚さの差に伴う大きな剛性段差が生じるのを防止し、応力集中などを防いでフェース部6の耐久性を高めるのに役立つ。なお、本実施形態の各厚さ移行部20、21は、一定の幅で形成されている。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定させることなく、必要に応じて種々の態様に変更しうる。例えば、図10に示されるように、上側リブ15bとトウ・クラウン側薄肉部16との間であって、前記フェース背面周縁部5eに沿ってのびるトウ・クラウン中肉部22が配されても良い。
本発明の効果を確認するために、図6及び表1の仕様に基づいたウッド型ゴルフクラブヘッド(ドライバー)にSRIスポーツ社製のカーボンシャフト(SP600、フレックスR)を装着して、45〜47インチのクラブ全長のウッド型クラブが試作され、反発性能についてテストが行なわれた。各ヘッドは、Ti−6Al−4Vのロストワックス精密鋳造品からなるヘッド本体と、Ti−6Al−4Vのプレス成形品からなるカップ状のフェース部材とをレーザー溶接することにより形成された2ピース構造である。表1に示すパラメータ以外はすべて同一であり、主な共通仕様は次の通りである。また、前記角度θA及びθBは、クラブ質量を一定としつつ変化させた。
ライ角α:58°
ロフト角β:10.5°
ヘッド体積V:455cm3
ヘッド質量:190g
フェース背面の全面積MG:46.4cm2
中央厚肉部の厚さtc:3.35mm
中央厚肉部とフェース部の背面との面積比MC/MG:18〜22%
トウ・クラウン側薄肉部の厚さta:2.0mm
トウ・クラウン側薄肉部とフェース部の背面との面積比MA/MG:10〜16%
ヒール・ソール側薄肉部の厚さtb:2.0mm
ヒール・ソール側薄肉部とフェース部の背面との面積比MB/MG:5〜10%
ヒール中肉部及びトウ中肉部厚さ/中央厚肉部の厚さ:50〜70%
中肉部の合計面積とフェース部の背面との面積比MS/MG:15〜25%
各厚さ移行部は、滑らかに厚さが変化している。
テスト方法は、次の通りである。
<反発性能>
上記の各供試クラブで、10名のテスター(アベレージゴルファ)(ヘッドスピード34〜40m/s)が、好みの長さのゴルフクラブを用いて各10球ずつ実打テストを行い、打撃直前のヘッドスピードHSとボールの打ちだし初速BSとを計測し、その速度比BS/HSの平均を算出した。なお、ゴルフボールには、市販の3ピースゴルフボール(SRIスポーツ(株)製の「XXIO」(同社の登録商標))が用いられた。結果は、数値が大きいほど良好である。テストの結果などを表1に示す。なお、表1中の「トウ部重心角度θA」とは、トウ・クラウン側薄肉部16の面積重心SAとフェース部6の背面6Bの面積重心SGとを通る第1の直線K1の水平面HPに対する角度をいい、「ヒール部重心角度θB」とは、ヒール・ソール側薄肉部17の面積重心SBとフェース部6の背面6Bの面積重心SGとを通る第2の直線K2の水平面HPに対する角度をいう。また、テスターの平均ヘッドスピード及び使用したクラブ全長は表2の通りである。
Figure 2012139323
Figure 2012139323
Figure 2012139323
Figure 2012139323
テストの結果、実施例のゴルフクラブは、比較例に比べて反発性能が有意に向上していることが確認できる。なお、トウ・クラウン側薄肉部とヒール・ソール側薄肉部との面積比MA/MBを200〜60%の範囲で変化させて反発性能を確認したが、表1と同様の傾向を示していた。
1 ゴルフクラブ
2 シャフト
3 ゴルフクラブヘッド
5 フェース
6 フェース部
6B 背面
15 中央厚肉部
16 トウ・クラウン側薄肉部
17 ヒール・ソール側薄肉部
HP 水平面
K1 第1の直線
K2 第2の直線
SA トウ・クラウン側薄肉部の面積重心
SB ヒール・ソール側薄肉部の面積重心
SG フェース部の背面の面積重心
Ry 逆式フレックス

Claims (4)

  1. シャフトと、該シャフトの一端側に固着されかつボールを打撃するフェースを有するフェース部を含む中空構造のゴルフクラブヘッドとを具えたゴルフクラブであって、
    逆式フレックスが、110〜160mmであるとともに、
    前記フェース部は、中央領域に設けられた中央厚肉部と、該中央厚肉部のトウ側かつクラウン側に設けられた小さい厚さのトウ・クラウン側薄肉部と、前記中央厚肉部のヒール側かつソール側に設けられた小さい厚さのヒール・ソール側薄肉部とを含み、
    規定のライ角及びロフト角で水平面に載置された基準状態の正面視において、
    前記トウ・クラウン側薄肉部の面積重心と前記フェース部の背面の面積重心とを通る第1の直線は、前記水平面に対する角度θAが10〜30度であり、かつ、
    前記ヒール・ソール側薄肉部の面積重心と前記フェース部の背面の面積重心とを通る第2の直線は、前記水平面に対する角度θBが36〜40度であることを特徴とするゴルフクラブ。
  2. 前記トウ・クラウン側薄肉部及びヒール・ソール側薄肉部の厚さは、1.8〜2.4mmであり、かつ、
    前記トウ・クラウン側薄肉部の面積は、前記フェース部の背面の全面積の8〜20%、
    前記ヒール・ソール側薄肉部の面積は、前記フェース部の背面の全面積の3〜10%である請求項1記載のゴルフクラブ。
  3. 前記ゴルフクラブヘッドの体積は、400〜470cm3である請求項1又は2記載のゴルフクラブ。
  4. 前記ゴルフクラブヘッドは、ウッド型である請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブ。
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