JP2012135757A - 複合半透膜、複合半透膜エレメントおよび複合半透膜の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複合膜に、ポリグリセリン類、またはポリグリセリン類およびグリセリンを含有させる。
【選択図】なし
Description
(1)ポリグリセリン類を含有することを特徴とする複合半透膜。
(2)ポリグリセリン類およびグリセリンを含有することを特徴とする複合半透膜。
(3)前記複合半透膜が基材、多孔性樹脂および分離機能層から構成されることを特徴とする(1)または(2)に記載の複合半透膜。
(4)前記分離機能層が架橋ポリアミドであることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の複合半透膜。
(5)前記ポリグリセリン類が、ポリグリセリンまたはポリグリセリン脂肪酸エステルであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の複合半透膜。
(6)形成後の複合半透膜を、ポリグリセリン類を含む溶液に接触させて得られることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の複合半透膜。
(7)形成後の複合半透膜を、ポリグリセリン類およびグリセリンの重量比が10:90〜90:10で調整された溶液に接触させて得られることを特徴とする(2)〜(6)のいずれかに記載の複合半透膜。
(8)形成後の複合半透膜を、ポリグリセリン類を含む溶液およびグリセリンを含む溶液に接触させて得られることを特徴とする(2)〜(7)のいずれかに記載の複合半透膜。
(9)前記基材が長繊維不織布である(1)〜(8)のいずれかに記載の複合半透膜。
(10)前記長繊維不織布の前記多孔性支持層とは反対側の表層における繊維が、前記多孔性支持層側の表層の繊維よりも縦配向である、(10)に記載の複合半透膜。
(11)(1)〜(10)のいずれかに記載の複合半透膜を備えた複合半透膜エレメント。
(12)複合半透膜の製造後にポリグリセリン類を含有する溶液に接触させることを特徴とする複合半透膜の製造方法。
複合半透膜は分離膜の一種であり、分離膜とは、分離膜表面に供給される原流体中の成分を分離し、分離膜を透過した透過流体を得ることができる膜である。複合半透膜は、例えば、分離機能層、多孔性支持層、基材を備えることができる。分離機能層としては、孔径制御、耐久性の点で架橋高分子が好ましく使用され、成分の分離性能の点で、多孔性支持層上に、多官能アミンと多官能酸ハロゲン化物とを重縮合させてなる分離機能層、有機無機ハイブリッド機能層などが好適に用いることができる。
分離機能層の厚みとしては限定されないが、分離性能と透過性能の点で5〜3000nmであることが好ましい。特に逆浸透膜、正浸透膜、ナノろ過膜では5〜300nmであることが好ましい。
分離機能層はポリアミドを主成分として含有するポリアミド膜であってもよい。ポリアミド膜は、多官能アミンと多官能酸ハロゲン化物との界面重縮合により形成することができる。ここで、多官能アミンまたは多官能酸ハロゲン化物の少なくとも一方が3官能以上の化合物を含んでいることが好ましい。
分離機能層は、Si元素などを有する有機−無機ハイブリッド構造を有してもよい。このような分離機能層を備える複合半透膜を有機無機ハイブリッド膜と称する。有機無機ハイブリッド膜は、成形性および耐薬品性の点で優れる。有機無機ハイブリッド構造を有する分離機能層の組成は、特に限定されないが、分離機能層は、例えば、(A)エチレン性不飽和基を有する反応性基および加水分解性基がケイ素原子に直接結合したケイ素化合物、ならびに(B)前記化合物(A)以外の化合物であってエチレン性不飽和基を有する化合物を含有することができる。具体的には、分離機能層は、化合物(A)の加水分解性基の縮合物ならびに化合物(A)および/または(B)のエチレン性不飽和基の重合物を含有してもよい。すなわち、分離機能層は、
・化合物(A)のみが縮合および/または重合することで形成された重合物、
・化合物(B)のみが重合して形成された重合物、並びに
・化合物(A)と化合物(B)との共重合物
のうちの少なくとも1種の重合物を含有することができる。なお、重合物には縮合物が含まれる。また、化合物(A)と化合物(B)との共重合体中で、化合物(A)は、加水分解性基を介して縮合していてもよい。
Si(R1)m(R2)n(R3)4−m−n ・・・(a)
(R1はエチレン性不飽和基を含む反応性基を示す。R2はアルコキシ基、アルケニルオキシ基、カルボキシ基、ケトオキシム基、ハロゲン原子またはイソシアネート基のいずれかを表す。R3はHまたはアルキル基を表す。m、nはm+n≦4を満たす整数であり、m≧1、n≧1を満たすものとする。R1、R2、R3それぞれにおいて2以上の官能基がケイ素原子に結合している場合、同一であっても異なっていてもよい。)
R1はエチレン性不飽和基を含む反応性基であり、上で説明したとおりである。
多孔性支持層として、分離機能層を支持する機能を有する膜を用いることができる。
さらに複合半透膜の強度、寸法安定性、の点で、複合半透膜は基材を備えてもよい。基材としては、強度、流体透過性の点で繊維状基材を用いることが好ましい。基材としては、長繊維不織布及び短繊維不織布のいずれも好ましく用いることができる。特に、長繊維不織布は、優れた製膜性を有するので、高分子重合体の溶液を流延した際に、その溶液が過浸透により裏抜けすること、多孔性支持層が剥離すること、さらには基材の毛羽立ち等により膜が不均一化すること、及びピンホール等の欠点が生じたりすることを抑制できる。また、基材が熱可塑性連続フィラメントより構成される長繊維不織布からなることにより、短繊維不織布を用いたときに起こる、毛羽立ちによって生じる高分子溶液流延時の不均一化や、膜欠点を抑制することができる。また、複合半透膜を連続製膜する場合は、製膜方向に対し張力がかけられることからも、基材にはより寸法安定性に優れる長繊維不織布を用いることが好ましい。
本発明の複合半透膜は、ポリグリセリン類またはポリグリセリン類およびグリセリンを含んでいる。ポリグリセリン類またはポリグリセリン類およびグリセリンは、複合半透膜の表面にだけ塗布されていても、内部にまで浸透していても構わない。また、複合半透膜の表面とは、平膜であればその片側又は両側の表面を、中空糸膜であれば外表面と内表面の片方又は両方を示す。複合半透膜の内部のうち、特に水等の液体が触れる部分にポリグリセリン類が含まれていればよい。
複合半透膜エレメントは、上述した複合半透膜のいずれかを備えることができる。複合半透膜エレメントの構成の一例について、図1を参照しながら説明する。
このように製造される複合半透膜エレメントは、さらに、直列または並列に接続して圧力容器に収納されることで、複合半透膜モジュールとして使用されてもよい。
供給水(かん水)の膜エレメント透過水量について、膜エレメントあたり、1日あたりの透水量(立方メートル)を造水量(m3/日)として表した。なお、加圧ろ過開始から1時間後の測定値と8時間後の測定値が1m3/日以上あった場合に、8時間後の測定値を付記した。
TDS脱塩率(%)=100×{1−(透過水中のTDS濃度/供給水中のTDS濃度)}として算出した。
複合半透膜をポリグリセリン類またはポリグリセリン類およびグリセリンを含む溶液に接触させて乾燥して得られた膜エレメントについて、加圧ろ過開始から8時間後の膜エレメント透過水量について膜エレメントあたり、1日あたりの透水量(立方メートル)を乾燥処理後の造水量(m3/日)とした。再通水性は乾燥処理前後における造水量の変化率であり、(乾燥処理後の造水量)/(乾燥処理前の造水量)×100(%)で表現され、数値が100%に近い膜ほど乾燥による影響が小さい膜であり、再通水性が高い膜となる。
複合半透膜を10cm×10cmに切り取って重量測定し、絶乾処理前の複合半透膜重量とした。次に、この複合半透膜を105℃で2時間乾燥し、その時の複合半透膜重量を絶乾状態の複合半透膜重量として、(絶乾処理前の複合半透膜重量−絶乾状態の複合半透膜重量)/絶乾状態の複合半透膜重量×100(%)を含水率とした。
複合半透膜をポリグリセリン類またはポリグリセリン類およびグリセリンを含む溶液に接触させて乾燥して得られた膜エレメントについて、加圧ろ過開始から8時間後と100時間後の膜エレメント透過水量について膜エレメントあたり、1日あたりの透水量(立方メートル)を測定した。この測定結果に基づいて、安定性として、(加圧ろ過開始から100時間後の造水量)/(加圧ろ過開始から1時間後の造水量)×100(%)を算出した。数値が100%に近い膜ほど造水量の経時変化が小さく、安定性が高い膜である。
ポリエステル繊維からなる不織布(糸径:1デシテックス、厚み:約90μm、通気度:1cc/cm2/sec)上にポリスルホンの15.0重量%、ジメチルホルムアミド(N,N−ジメチルホルムアミド)溶液を180μmの厚みで室温(25℃)にてキャストし、ただちに純水中に浸漬して5分間放置することによって繊維補強ポリスルホン支持膜からなる多孔性支持膜(厚さ130μm)ロールを作製した。
参考例1と同じ方法で複合半透膜ロールを作製した後、25℃の7%ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)水溶液に2分間浸漬処理し、さらに80℃で5分間の乾燥処理を行い実施例1の複合半透膜ロールを得た。なお、乾燥処理後の複合半透膜ロールの含水率は5.0%であった。
7%ポリグリセリン水溶液を3%ポリグリセリン水溶液へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
7%ポリグリセリン水溶液を14%ポリグリセリン水溶液へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
7%ポリグリセリン水溶液を30%ポリグリセリン水溶液へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
乾燥処理温度を80℃から120℃へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
乾燥処理温度を80℃から160℃へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)をポリグリセリン(10量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL 10)へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)をポリグリセリン(6量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL 06)へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)をポリグリセリン脂肪酸(ステアリン酸)エステル(阪本薬品工業社製、商品名:TS−7S)へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)を7%ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)および7%グリセリン(和光純薬工業社製)混合水溶液へと変更したこと以外は、全て実施例5と同様に複合半透膜ロールを作製した。なお、ポリグリセリンおよびグリセリンの濃度は、混合水溶液における濃度である。また、表のとおり、120℃という高温で乾燥を行った。
ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)を7%ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)および3%グリセリン(和光純薬工業社製)混合水溶液へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
7%ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)および3%グリセリン(和光純薬工業社製)水溶液をそれぞれ調整し、7%ポリグリセリンを実施例1と同様の条件で浸漬を行い、その後、3%グリセリンを実施例1と同様の条件で浸漬して乾燥させた以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
3%グリセリン(和光純薬工業社製)水溶液および7%ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)をそれぞれ調整し、3%グリセリンを実施例1と同様の条件で浸漬を行い、その後、7%ポリグリセリンを実施例1と同様の条件で浸漬して乾燥させた以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)を3%ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)および7%グリセリン(和光純薬工業社製)混合水溶液へと変更したこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
基材をポリエステル長繊維からなる不織布(糸径:1デシテックス、厚み:約90μm、通気度:1cc/cm2/sec、繊維配向度:多孔性支持層側表層40°、多孔性支持層とは反対側の表層20°)に変更した以外は全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
7%ポリグリセリン水溶液に接触させなかったこと以外は、全て実施例1と同様に複合半透膜ロールを作製した。
ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)を和光純薬工業社製グリセリンへと変更したこと以外は、全て実施例5と同様に複合半透膜ロールを作製した。
ポリグリセリン(20量体)(ダイセル化学社製、商品名:PGL X)を和光純薬工業社製ポリエチレングリコール200へと変更したこと以外は、全て実施例5と同様に複合半透膜ロールを作製した。
100 複合半透膜エレメント
101 供給水
102 透過流体
103 濃縮流体
28 巻囲体
3 ネット
4 トリコット
6 集水管
7 第1端板
8 第2端板
Claims (12)
- ポリグリセリン類を含有することを特徴とする複合半透膜。
- ポリグリセリン類およびグリセリンを含有することを特徴とする複合半透膜。
- 前記複合半透膜が基材、多孔性樹脂および分離機能層から構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の複合半透膜。
- 前記分離機能層が架橋ポリアミドであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の複合半透膜。
- 前記ポリグリセリン類が、ポリグリセリンまたはポリグリセリン脂肪酸エステルであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の複合半透膜。
- 形成後の複合半透膜を、ポリグリセリン類を含む溶液に接触させて得られることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の複合半透膜。
- 形成後の複合半透膜を、ポリグリセリン類およびグリセリンの重量比が10:90〜90:10で調整された溶液に接触させて得られることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の複合半透膜。
- 形成後の複合半透膜を、ポリグリセリン類を含む溶液およびグリセリンを含む溶液に接触させて得られることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の複合半透膜。
- 前記基材が長繊維不織布である請求項1〜8のいずれかに記載の複合半透膜。
- 前記長繊維不織布の前記多孔性支持層とは反対側の表層における繊維が、前記多孔性支持層側の表層の繊維よりも縦配向である、請求項9に記載の複合半透膜。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の複合半透膜を備えた複合半透膜エレメント。
- 形成後の複合半透膜を、ポリグリセリン類を含有する溶液に接触させることを特徴とする複合半透膜の製造方法。
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