JP2012132990A - テープ心線分割工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】分割作業時に光ファイバに曲げなどが生じないテープ心線分割工具を提供する。
【解決手段】光ファイバ間の連結部が間欠的な間欠固定テープ心線を単心光ファイバに分割する工具1である。直線状のレール5とレール上をスライド可能な分割工具本体6とからなる。工具本体6は本体ベース8と蓋部9とを備え、本体ベース8と蓋部9との間をテープ心線が挿通する。蓋部9にコイルスプリング(分割作用部材)21を設ける。工具本体をスライドさせると、コイルスプリングが、テープ心線の長手方向同一位置に光ファイバ間の連結部3が1つもない非連結領域dにきたとき、コイルスプリングの線材21aが光ファイバ間に入り込む。工具本体をさらにスライドさせると、各連結部が線材21aで引裂かれて単心分割される。単心分割作業中に、光ファイバに光損失を生じさせる曲げ力などは作用しないので、テープ心線を活線状態で単心分割できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、互いに隣接する光ファイバ間の連結部がテープ心線長手方向に間欠的に設けられた間欠固定テープ心線を単心光ファイバに分割するテープ心線分割工具に関する。
例えば光加入者網において、幹線等の光ケーブルから光ファイバテープ心線を取り出して加入者側に引き落とす場合、通常光ファイバテープ心線を1心あるいは少心数の光ファイバ心線に分割する作業が必要となる。その作業においては、光ファイバテープ心線を構成する複数の光ファイバを傷付けることなく分割することが重要である。
また、活線の光ファイバテープ心線を活線状態のまま分割する必要が生じた場合には、単に光ファイバを傷付けないというだけでなく、光ファイバに作用した曲げや側圧によって一時的にでも伝送損失が生じて信号が乱れることもないことが求められる。
光ファイバテープ心線は一般に、光ファイバテープ心線を構成する複数の光ファイバが心線長手方向全体に亘ってテープ状をなしており、例えば、横1列に並べた複数の光ファイバ素線の全周にテープ化材となるUV樹脂を塗布して構成している。このような構成の光ファイバテープ心線を単心分割(単心線に分割)するには、光ファイバ素線の全周を覆っているUV樹脂被覆を除去する必要がある。
この種の光ファイバテープ心線を分割する工具として、特許文献1〜3などに示された分割工具がある。
特許文献1自体は光ファイバテープ心線についての発明であるが、特許文献1中に記載されている分割工具は、多数の短い可撓性線材をブラシ状に植え込んだ可撓性線材付き分割工具であり、光ファイバテープ心線を擦ることで外被のUV樹脂被覆を剥ぎ取って分割する。
特許文献2の光ファイバテープ心線の分割工具は、高分子樹脂製の略円形の複数の突起を持つ分割工具であり、この分割工具の前記複数の突起をテープ心線の上下面に当接させてテープ心線を長手方向にしごくことで、外被のテープ化樹脂を剥ぎ取って、複数の単心光ファイバに分割(単心分割と呼ぶ)するというものである。
特許文献3の光ファイバテープ心線の分割工具は、相対的にスライド可能に相接している移動分割部材と固定分割部材とで光ファイバテープ心線を保持し、移動分割部材をスライドさせることで、光ファイバテープ心線における移動分割部材と固定分割部材との境界位置にせん断力を与えて、光ファイバ素線間の境界面で分割するものである。
そして、その状態で分割工具を光ファイバテープ心線の長手方向にスライドさせることにより、所要の長さの分割が行われる。
上記従来の分割工具はいずれも、光ファイバテープ心線を構成する複数の光ファイバが心線長手方向全体に亘ってテープ状をなしている一般的な光ファイバテープを対象としているが、単心分割が容易な光ファイバテープ心線として、特許文献4などのように、互いに隣接する光ファイバ間の連結部がテープ心線長手方向に間欠的に設けられた間欠固定テープ心線が知られている。
特開2007−148270 特開2007−183515 特開平8−327829 特許4143651号
上記特許文献1に記載の可撓性線材付き分割工具、あるいは特許文献2の多数の樹脂製突起付き分割工具では、テープ心線を擦ってあるはしごいて外被のテープ化樹脂を剥ぎ取る際に、光ファイバに曲がりが加わり易く、分割作業時に光ファイバに一時的にでも大きな伝送損失が生じる恐れがある。
また、テープ化材を剥ぎ取るまで、何度もテープ心線を擦ったりしごいたりしなければならず、単心分割に時間がかかり、作業性が良好でないという問題もある。
特許文献3の分割工具は、テープ心線にせん断力を与えて分割する際、テープ心線の幅方向位置が少しでもずれると、分割しようとする光ファイバ素線境界面の位置からずれた位置にせん断力が作用して、光ファイバ素線に傷を与える恐れがある。
また、1回の分割作業でのせん断個所は一箇所のみであり、テープ心線を2分割することしかできないので、テープ心線を単心分割したい場合には2段階あるいはそれ以上の複数段階の分割作業をしなければならず、単心分割には不向きである。
また、分割作業後にテープ化樹脂が光ファイバ心線の周囲に残ってしまうので、それを除去する必要がある場合に、その処理に手間がかかる場合もある。
上記の各テープ心線分割工具の分割手段はいずれも、曲げ力などの光損失の原因となる力が作用し易く、活線状態の光ファイバテープ心線に対しては不向きである。
また、特許文献1に記載の分割工具や特許文献2の分割工具の場合は、工具及びテープ心線を手で持って分割操作をするものであり、その点でも光ファイバに曲げ力などの光損失の原因となる力が作用し易い。
一方、特許文献4の間欠固定テープ心線は、特別な分割工具を用いなくても、手作業で単心光ファイバに分割することができる。
しかし、光ファイバテープ心線を単心分割する必要が生じるのは、主としてクロージャにおいて中間後分岐作業をする場合などであり、その場合、通常、活線状態の光ファイバテープ心線(活線状態の光ファイバを含む光ファイバテープ心線)について単心分割することになるが、手作業による作業では光ファイバに曲げ力などを作用させ易いという問題がある。
また、前記のように特許文献1〜3の分割工具は光損失の原因となる力が作用し易いが、また、間欠固定テープ心線に対して適切とは言い難い。
本発明は上記背景のもとになされたもので、特に、間欠固定テープ心線を対象として、分割作業時に光ファイバに光損失を発生させる曲げなどが生じず、かつ、作業性が良好で、例えばクロージャにおける活線状態の光ファイバテープ心線の分割作業に適用して好適なテープ心線分割工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明は、複数の光ファイバをテープ状に連結した光ファイバテープ心線における互いに隣接する光ファイバ間の連結部がテープ心線長手方向に間欠的に設けられた間欠固定テープ心線を単心光ファイバに分割するテープ心線分割工具であって、
直線状のレールとこのレールに案内されてスライド可能な分割工具本体とからなり、前記分割工具本体は、レールに案内されてスライド可能な本体ベースと、この本体ベースに開閉可能又は着脱可能に取り付けられた蓋部とを備え、前記本体ベースと蓋部との間にはテープ心線を挿通させるテープ心線挿通通路が形成されており、前記蓋部又は本体ベースには、テープ心線の心線長手方向の同一位置に光ファイバ間の連結部が1つも存在しない非連結領域において、前記隣接する光ファイバ間に入り込むことが可能な幅の狭い引裂き用薄片を間隔をあけて複数設けた分割作用部材を備えており、前記分割工具本体をレールに沿ってスライドさせることにより、前記テープ心線挿通通路に挿通させたテープ心線が前記分割作用部材の引裂き用薄片により単心分割されるようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1のテープ心線分割工具において、分割作用部材がスプリングコイルであり、スプリングコイルの螺旋状をなす線材のコイル直径方向端部においてレール幅方向に並ぶ個々の線材部がそれぞれ引裂き用薄片を構成していることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2のテープ心線分割工具において、分割作用部材が蓋部に設けられるとともに、前記分割作用部材を弾性的にテープ心線側に押し付けるバネを備えたことを特徴とする。
請求項4は、請求項3のテープ心線分割工具において、蓋部が本体ベースの側部にレールと平行に設けたヒンジにより開閉可能に設けられていることを特徴とする。
請求項5は、請求項4のテープ心線分割工具において、蓋部が、本体ベースの側部にレールと平行に設けたヒンジにより開閉可能に設けられた蓋部本体と、前記分割作用部材を備えるとともにレール幅方向と平行なヒンジにより蓋部本体に回動可能に設けられた回動可能部材と、この回動可能部材をテープ心線側に弾性的に付勢するバネとからなることを特徴とする。
請求項6は、請求項1〜5のいずれか1項のテープ心線分割工具において、レールの一端側に、対象とする光ファイバテープ心線をレール長手方向に移動しないように保持するテープ心保持具を設けたことを特徴とする。
請求項7は、請求項1〜6のいずれか1項のテープ心線分割工具において、レールに当該レールを、単心分割処理対象の光ファイバテープ心線が収納されている筐体内の部材に引っ掛け可能な吊り下げ手段を設けたことを特徴とする。
本発明のテープ心線分割工具において、テープ心線(光ファイバテープ心線)を、分割工具本体に形成されたテープ心線挿通通路に挿通した状態でテープ心線をレールの一端側で保持し、この状態で分割工具本体をレールの沿って他端側にスライドさせると、テープ心線の心線長手方向の同一位置に光ファイバ間の連結部が1つも存在しない非連結領域にきたときには、分割作用部材の引裂き用薄片が、テープ心線におけるすべての隣接する光ファイバ間(互いに隣接する光ファイバどうしの境界)に入りこむ。例えば4心テープ心線の場合で言えば、テープ幅方向の3箇所の光ファイバ間に入り込む。さらに分割工具本体をスライドさせると、分割工具本体が移動した範囲におけるテープ心線の隣接する光ファイバ間の連結部はすべて、引裂き用薄片により引裂かれる。これにより、概ねレールの長さに近い範囲において、テープ心線が単心分割される。
このように、分割工具本体をレールに沿って直線的にスライドさせることで、分割工具本体のテープ心線挿通通路に通されたテープ心線が単心分割されるので、テープ心線は真っ直ぐの姿勢のままで単心分割され、光損失の原因となる曲げ力が光ファイバに作用することを防止できる。
テープ心線の単心分割は、分割作用部材における幅の狭い引裂き用薄片が隣接する光ファイバ間に入り込み、引き続きレールに沿って直線状に移動することで行われるので、単心分割作用を果たす分割力の方向が、光ファイバの断面方向でなく光ファイバ長手方向なので、この点でも光ファイバに光損失となる力が作用する恐れは少ない。
請求項2のように分割作用部材としてコイルスプリングを利用した場合、スプリングコイルの螺旋状をなす線材のコイル直径方向端部においてレール幅方向に並ぶ個々の線材部がそれぞれ引裂き用薄片を構成するが、線材の光ファイバ間に入り込む部分は外面に丸みを有するとともに螺旋の一部であるので、心線長手方向に移動しながら光ファイバ間に入り込む作用を有効に果たすことができる。
請求項5の構成にように、蓋部本体が本体ベースの側部にヒンジにより開閉可能に取り付けられ、この蓋部本体にレール幅方向と平行なヒンジにより回動可能に設けられた回動可能部材に分割作用部材が設けられ、この分割作用部材がバネでテープ心線側に弾性的に付勢される構成は、分割作用部材にテープ心線を単心分割する作用を果たさせる構成として、また、単心分割作業をする作業性として、極めて適切である。
単心分割作業に際して、テープ心線の保持を手で行うことも可能であるが、請求項6のようにレールの一端側にテープ心線保持具を設けると、単心分割作業中にテープ心線がみだりに動かず安定し、光損失の原因となる力を発生させないために有効である。また、単心分割作業の作業性も良好である。
請求項7のようにレールに吊り下げ手段を設けると、例えば架空光クロージャにおける光ケーブル後分岐作業などの際に、レールをクロージャ内部のフレーム等に引っ掛けて、活線状態のテープ心線の単心分割作業をすることができるので、本発明の分割工具の作業性のよさが一層顕著に発揮される。
本発明の一実施例のテープ心線分割工具の斜視図である。 上記テープ心線分割工具の全体構成を模式的に示したもので、(a)は平面図、(b)は正面図である。 上記のテープ心線分割工具における分割工具本体の平面図である。 図3の分割工具本体の正面図である。 図4の一部を省略した左側面図である。 図4の一部を省略した右側面図である。 上記分割工具本体における蓋部の詳細を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)の左側面図である。 図6で蓋部を開いた状態を示す図である。 図1のテープ心線分割工具におけるテープ心線固定具を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)の左側面図である。 上記のテープ心線分割工具において分割作用部材の引裂き薄片として用いたコイルスプリングの機能を説明する図であり、(a)はコイルスプリングの個々の線材が隣接する光ファイバ間に入り込めない状態、(b)はコイルスプリングの個々の線材が隣接する光ファイバ間に入り込むことができる状態をそれぞれ示し、(c)は(b)の状態の時にコイルスプリングの個々の線材が隣接する光ファイバ間に入り込んだ状態を示す図である。 (a)〜(d)はそれぞれ、隣接する光ファイバ間の連結部が1箇所でもあると、コイルスプリングの線材が隣接する光ファイバ間に入り込むことができないことを説明する図である。 (a)は上記のテープ心線分割工具を架空光クロージャにおける活線光ファイバテープ心線のテープ心線分割作業に用いる状態を説明する図であり、(a)は架空光クロージャの模式的な正面図、(b)は(a)におけるテープ心線分割工具の側面図である。
以下、本発明を実施したテープ心線分割工具について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例のテープ心線分割工具1の斜視図、図2はテープ心線分割工具1の全体構成を模式的に示したもので、(a)は平面図、(b)は正面図である。
本発明のテープ心線分割工具は、複数の光ファイバをテープ状に連結した光ファイバテープ心線2における互いに隣接する光ファイバ2a間の連結部3がテープ心線長手方向に間欠的に設けられた間欠固定テープ心線2を単心光ファイバに分割するテープ心線分割工具である。
図示例の光ファイバテープ心線(以下、場合により単にテープ心線という)2は、直径0.25mmのいわゆるUV素線(光ファイバ2a)からなる4心テープ心線であり、連結部3は例えば紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂による連結部である。
このテープ心線分割工具1は、直線状のレール5と、このレール5に案内されてスライド可能な分割工具本体6と、テープ心線が移動しないように保持するテープ心線保持具7とを備えている。
レール5はやや扁平な下向きコ字形断面をなす長さ60〜80cm程度の部材で、上面に両端部を残して案内溝5aを形成している。
図示例のレール5には、例えば架空光クロージャの内部のフレーム等に引っ掛け可能な吊り棒(吊り下げ手段)10を設けている。
前記分割工具本体6の詳細構造を図3〜図8に示す。図3は分割工具本体6の平面図、図4は同正面図、図5は図4の要部の左側面図、図6は図4の要部の右側面図である。
この分割工具本体6は、レール5に案内されてスライド可能な本体ベース8と、この本体ベース8に開閉可能に取り付けられた蓋部9とを備えている。
本体ベース8の下面には、下向きに突出してレール5の前記案内溝5aにスライド可能に嵌合する被案内凸部8aが形成されている。
本体ベース8と蓋部9との間にはテープ心線2を挿通させるテープ心線挿通通路11が形成されている。
蓋部9は、本体ベース8の側部にレール5の長手方向と平行に設けたヒンジ軸12により開閉可能に設けられた蓋部本体13と、レール幅方向(レール長手方向と直交する方句)と平行なヒンジ軸14により蓋部本体13に回動可能に設けられた回動可能部材15とを備え、この回動可能部材15をテープ心線側(図4等で下向きに)に弾性的に付勢する捩りバネ16を備えている。図7(a)、(b)、(c)は、蓋部9を本体ベース8から外した状態のそれぞれ平面図、正面図、要部左側面図を示す。13aはヒンジ軸12が嵌合するヒンジ軸穴を示す。
前記蓋部本体13は、図8に示すように、回動可能部材15とともにヒンジ軸12を中心として開閉可能であり、本体ベース8側に倒した時、本体ベース8の上面に埋め込んだマグネット13bに吸着されて、本体ベース8上に閉じた状態で保持される。
前記回動可能部材15は、2つのスイングアーム17、17からなる。2つのスイングアーム17は対称形状であり、それぞれの基端部が前記前記ヒンジ軸14に回動可能に取り付けられているとともに、それぞれの前記ヒンジ軸14と反対側にあけたレール幅方向の貫通穴17aに共通の軸18が嵌合して、両者が前記ヒンジ軸14を中心として一体に上下に首振り回動可能にされている。そして、前記軸18に分割作用部材であるコイルスプリング21が保持されている。
このコイルスプリング21の螺旋状をなす線材のコイル直径方向端部においてレール幅方向に並ぶ個々の線材部が、次に述べるようにそれぞれ引裂き用薄片を構成する。図10はコイルスプリング21の一部をテープ心線2とともに拡大して示したもので、コイルスプリング21の螺旋状をなす線材のコイル直径方向端部(図10の下端部)においてレール幅方向(図10で左右方向)に並ぶ個々の線材部21aがそれぞれ、テープ心線の心線長手方向の同一位置に光ファイバ間の連結部が1つも存在しない非連結領域(図2において例えばdで示す領域)において、前記隣接する光ファイバ2a間に入り込むことが可能な幅の狭い引裂き用薄片を構成する。
コイルスプリング21のサイズは例えば、コイル径が3.45mm、線材21aの径が0.26mmである。
前記テープ心線保持具7は、図9にも示すように、溝状のテープ心線挿通通路23を有しレール5の一端部に取り付けられる保持具ベース24と、この保持具ベース24の側部にヒンジ軸25により回動可能に取り付けられた押さえ蓋26とからなり、テープ心線挿通通路23に挿通させたテープ心線2を保持することができる。押さえ蓋26は、保持具ベース24の上面に埋め込んだマグネット24aに吸着されて、テープ心線2を押さえ保持する。
上記のテープ心線分割工具1によりテープ心線2を単心分割する場合、図2に示すように、分割工具本体6をレール5の端部のテープ心線保持具7の近傍に位置させておく。
テープ心線2を、押さえ蓋26を開いたテープ心線保持具7のテープ心線挿通通路23、及び蓋部9を開いた分割工具本体6のテープ心線挿通通路11に挿通させる。テープ心線保持具7の押さえ蓋26を閉ざしてテープ心線2を保持(固定)し、次いで、分割工具本体6の蓋部9を閉ざす。
この状態で、2つのスイングアーム17からなる回動可能部材15は、蓋部本体13とともに本体ベース8上に被せられ、捩りバネ16で下向きの回動力を付勢された回動可能部材15に保持されたコイルスプリング21が、テープ心線の上に弾性的に押し付けられる状態となる。
この状態で分割工具本体6をレール5に沿って他端側にスライドさせると、コイルスプリング21が、テープ心線の心線長手方向の同一位置に光ファイバ間の連結部が1つも存在しない非連結領域にきたときには、コイルスプリング21の螺旋状をなす線材のコイル直径方向端部(図10の下端部)においてレール幅方向(図10で左右方向)に並ぶ個々の線材部21aがそれぞれ、連結部が1つも存在しない前記非連結領域おいて、隣接する光ファイバ2a間に入り込む。図示例の4心テープ心線の場合では、テープ幅方向の3箇所の光ファイバ間に入り込む。
さらに分割工具本体6をスライドさせると、分割工具本体6が移動した範囲におけるテープ心線の光ファイバ間の連結部3はすべて、コイルスプリング21の線材(引裂き用薄片)21aにより引裂かれる。これにより、概ねレール5の長さに近い範囲において、テープ心線2が個々の光ファイバ2aに単心分割される。
上記のように、分割工具本体6をレール5に沿って直線的にスライドさせることで、分割工具本体6のテープ心線挿通通路11に通されたテープ心線が単心分割されるので、テープ心線2は真っ直ぐの姿勢のままで単心分割され、光損失の原因となる曲げ力が光ファイバ2aに作用することを防止できる。
テープ心線の単心分割は、コイルスプリング21のコイル直径方向端部の個々の線材21aが隣接する光ファイバ間に入り込み、引き続きレールに沿って直線状に移動することで行われるので、単心分割作用を果たす分割力の方向が、光ファイバの断面方向でなく光ファイバ長手方向であり、この点でも光ファイバに光損失となる力が作用する恐れは少ない。
特に、分割作用部材として実施例のようにコイルスプリングを用いた場合、線材21aの光ファイバ間に入り込む部分は、外面に丸みを有するとともに螺旋の一部である(心線長手方向に僅かに角度を有する)ので、心線長手方向に移動しながら光ファイバ間に入り込み易い。
分割工具本体6をある程度の距離スライドさせると、コイルスプリング21のコイル直径方向端部の個々の線材21aが必ず光ファイバ間に入り込む動作をすることについて図10、図11を参照して説明する。
図10(a)はコイルスプリング21が、テープ心線2の4本の光ファイバ2aのうちの図で左側の2本の連結部3の位置(例えば図2で矢印Kで示した連結部3の位置)にある場合を示す。この状態では、コイルスプリング21の線材2aが連結部3で受け止められる。
この状態では、図11に模式的に示すように、コイルスプリング21の線材21aとテープ心線2の2本の光ファイバ2aの連結部3とのレール幅方向相対位置関係によらず、コイルスプリング21は連結部3で受け止められる。
間欠固定テープ心線2は、隣接する光ファイバ間の連結部がテープ心線長手方向に間欠的に設けられており、心線長手方向の同一位置に連結部が1つも存在しないおける非連結領域が必ず存在するので、コイルスプリング21をスライドさせていくと、テープ心線2の各光ファイバ2aが図10(b)のようにすべて分離している箇所に必ず達する。
この時、コイルスプリング21の線材21aは、下降することを妨げられず捩りバネ14の下向きの付勢力で押し下げられ、図10(c)のように光ファイバ間に入り込むことができる。
その後は、分割工具本体6をさらにスライドさせることで、前記の通り、テープ心線の単心分割が行われる。
レール5に取り付けた前述の図2の吊り棒10は、これを例えば、図13(a)、(b)に模式的に示したように、架空光クロージャ30の内部のフレーム31に引っ掛けることで、例えば光ケーブル32の後分岐作業などの際に、テープ心線分割工具1をクロージャ30内のフレーム31に引っ掛けて、活線状態のテープ心線の単心分割作業をすることができる。
これにより、本発明のテープ心線分割工具1の作業性のよさが一層顕著に発揮される。
上述の実施例では、分割作用部材としてコイルスプリング21を用いたが、これに限らず、テープ心線の心線長手方向の同一位置に連結部が1つも存在しない非連結領域において、前記隣接する光ファイバ間に入り込むことが可能な幅の狭い引裂き用薄片を間隔をあけて複数備えたものであればよく、例えば櫛歯状のものを用いることも考えられる。
また、実施例では、レール5の一端部にテープ心線保持具7を設けたので、単心分割作業中にテープ心線がみだりに動かず安定し、光損失の原因となる力を発生させないために有効であり、単心分割作業の作業性も良好であるが、テープ心線保持具を特に設けずに、テープ心線の保持を例えば手で行うことも可能である。
また、実施例では分割作用部材を蓋部9側に設けているが、本体ベース8側に設けることも考えられる。
また、実施例では蓋部9を本体ベース8に対してヒンジにより開閉可能に取り付けているが、単に着脱可能な構造とすることも考えられる。
本発明で対象とするテープ心線を構成する光ファイバは、実施例の直径0.25mmのUV素線に限らず、一般にテープ心線を構成するために用いられる種々の光ファイバを用いることができる。
対象とするテープ心線(間欠固定テープ心線)における隣接する光ファイバ間の連結部の配置の態様は、実施例のような態様に限らず、例えば心線長手方向の同一位置で3本の光ファイバが連結されている態様などでもよい。要するに、連結部が心線長手方向に間欠的に設けられており、少なくともテープ心線の心線長手方向の同一位置に連結部が1つも存在しない非連結領域がある態様であればよい。
また、隣接する光ファイバ間を連結する連結手段は、実施例では接着剤によるものとしたが、種々の連結手段を採用することができる。
また、
1 テープ心線分割工具
2 テープ心線(間欠固定テープ心線)
2a 光ファイバ
3 (隣接する光ファイバ間の)連結部
5 レール
5a 案内溝
6 分割工具本体
7 テープ心線保持具
8 本体ベース
8a 被案内凸部
9 蓋部
10 吊り棒(吊り下げ手段)
11、23 テープ心線挿通通路
12 ヒンジ軸
13 蓋部本体
13a ヒンジ軸穴
14 ヒンジ軸
15 回動可能部材
16 捩りバネ
17 スイングアーム
17a 貫通穴
18 軸
21 コイルスプリング
21a (コイルスプリングのコイル直径方向端部の)線材部(引裂き用薄片)
24 保持具ベース
25 ヒンジ軸
26 押さえ蓋
30 光クロージャ
31 フレーム
d 非連結領域

Claims (7)

  1. 複数の光ファイバをテープ状に連結した光ファイバテープ心線における互いに隣接する光ファイバ間の連結部がテープ心線長手方向に間欠的に設けられた間欠固定テープ心線を単心光ファイバに分割するテープ心線分割工具であって、
    直線状のレールとこのレールに案内されてスライド可能な分割工具本体とからなり、前記分割工具本体は、レールに案内されてスライド可能な本体ベースと、この本体ベースに開閉可能又は着脱可能に取り付けられた蓋部とを備え、前記本体ベースと蓋部との間にはテープ心線を挿通させるテープ心線挿通通路が形成されており、前記蓋部又は本体ベースには、テープ心線の心線長手方向の同一位置に光ファイバ間の連結部が1つも存在しない非連結領域において、前記隣接する光ファイバ間に入り込むことが可能な幅の狭い引裂き用薄片を間隔をあけて複数設けた分割作用部材を備えており、前記分割工具本体をレールに沿ってスライドさせることにより、前記テープ心線挿通通路に挿通させたテープ心線が前記分割作用部材の引裂き用薄片により単心分割されるようにしたことを特徴とするテープ心線分割工具。
  2. 前記分割作用部材がスプリングコイルであり、スプリングコイルの螺旋状をなす線材のコイル直径方向端部においてレール幅方向に並ぶ個々の線材部がそれぞれ引裂き用薄片を構成していることを特徴とする請求項1記載のテープ心線分割工具。
  3. 前記分割作用部材が蓋部に設けられるとともに、前記分割作用部材を弾性的にテープ心線側に押し付けるバネを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のテープ心線分割工具。
  4. 前記蓋部が本体ベースの側部にレールと平行に設けたヒンジにより開閉可能に設けられていることを特徴とする請求項3記載のテープ心線分割工具。
  5. 前記蓋部は、本体ベースの側部にレールと平行に設けたヒンジにより開閉可能に設けられた蓋部本体と、前記分割作用部材を備えるとともにレール幅方向と平行なヒンジにより蓋部本体に回動可能に設けられた回動可能部材と、この回動可能部材をテープ心線側に弾性的に付勢するバネとからなることを特徴とする請求項4記載のテープ心線分割工具。
  6. レールの一端側に、対象とする光ファイバテープ心線をレール長手方向に移動しないように保持するテープ心保持具を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のテープ心線分割工具。
  7. レールに当該レールを、単心分割処理対象の光ファイバテープ心線が収納されている筐体内の部材に引っ掛け可能な吊り下げ手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のテープ心線分割工具。
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