JP2012131431A - 成形玉縁セット、及びシート - Google Patents

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Abstract

【課題】振動や張力の作用によって線状発光体がソケットに対して動くことのない成形玉縁セットを提供する。
【解決手段】シートに用いる成形玉縁セット28は、玉縁24とソケット26から構成されている。玉縁24は、線状導光体からなる玉縁芯24Aが光を透過する材料からなる玉縁外皮部材24Bに一体成形されており、その端部にソケット26が連結されている。玉縁24のソケット嵌合部25がソケット26の第1の部材26A、及び第1の部材26Bのシート接合部嵌合凹部38Bに嵌合しているので、振動や張力によって玉縁24の玉縁芯24Aがソケット26に大して動くことは無く、玉縁芯24Aの光量の低下や玉縁芯24Aが発光しない等の不具合を生じる虞が無い。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートの玉縁に用いられ玉縁部分が発光する成形玉縁セット、及び成形玉縁セットを用いたシートに関する。
例えば、自動車等の車両に用いられるシートとして、特許文献1には、線状導光体を発光させて装飾効果を得るものが提案されている。
特開2009−184503号公報
従来技術では、線状発光体の端部をソケット(発光ユニット)の取付孔に差し込んでいるが、振動や何らかの張力が作用することで線状発光体がソケット内の光源から離れたり、場合によっては線状発光体がソケットから抜け出ることにより、線状発光体の発光量が低下したり、線状発光体が発光しなくなる等の不具合を生じる虞がある。線状発光体をソケットに接着剤で固定することも考えられるが、作業が煩雑となる。
本発明は、上記事実を考慮し、振動や張力の作用によって線状発光体がソケットに対して動くことのない成形玉縁セット、及びシートを提供することを目的とする。
請求項1に記載の成形玉縁セットは、端部から光を入射させて外周部から前記光を出射する線状導光体と、前記線状導光体の外周部を覆うと共に前記線状導光体の外周部から出射された光を透過する被覆部、及び前記被覆部から外側に突出してシート材に接合されるシート接合部を含んで成形された玉縁部材と、前記線状導光体の端部に光を照射する光源を収容する光源収容部を備えると共に、前記玉縁部材の端部を保持するソケットと、前記ソケット、及び前記玉縁部材の少なくとも一方に設けられ、前記ソケットと前記玉縁部材とを互いに連結する連結手段と、を有し、前記線状導光体と前記ソケットとが前記連結手段で互いに連結されている。
次に、請求項1に記載の成形玉縁セットの作用を説明する。
玉縁部材は、例えば、シート接合部をシート材の端部等に接合することで、シートの玉縁として用いることができる。
請求項1に記載の成形玉縁セットでは、玉縁部材をシート材と接合してシートを完成させた後に、ソケットの光源収容部に光源を収容することができる。なお、玉縁部材のソケットを取り付ける端部は、目立たない部位等において、予めシート表面よりも突出させておくことが好ましい。
光源収容部に収容した光源を点灯すると、光源から出射された光は線状導光体の端部に照射され、線状導光体の外周部から光が出射される。そして、線状導光体の外周部から出射された光は玉縁部材の被覆部を介して外部へ出射される。
請求項1に記載の成形玉縁セットは、線状導光体、玉縁部材、及びソケットが一体にされているので、シートの表皮を縫製する際に玉縁部材のシート接合部をシート材の端部等に縫製等で接合すれば玉縁が出来上がり、例えば、完成したシートを車体に取り付けた後は、車体側の配線に接続された光源をソケットに収容するという簡単な作業のみで線状導光体を発光させることが出来る。
線状導光体の端部は、ソケット保持部で保持されているので、振動や張力の作用によって線状発光体がソケットに対して動くことは無い。
なお、シート製造時には、通常の玉縁と同様に、玉縁部材をシート材に接合するのみで良く、シートに光源や光源の電気配線をする必要が無いため、シート製造作業が煩雑になることは無い。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の成形玉縁セットにおいて、前記シート接合部の玉縁部材長手方向端部側に形成されたソケット嵌合部と、前記ソケットに設けられ前記ソケット嵌合部と嵌合することで前記玉縁部材を保持する被嵌合部と、を含んで構成されている。
次に、請求項2に記載の成形玉縁セットの作用を説明する。
請求項2に記載の成形玉縁セットでは、シート接合部のソケット嵌合部がソケットの被嵌合部に嵌合しているので、振動や張力によって玉縁部材がソケットに対して動くことが無い。
なお、シート接合部のソケット嵌合部をソケットの被嵌合部に嵌合させることで玉縁部材をソケットに簡単に固定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の成形玉縁セットにおいて、前記ソケットは、第1の部材、第2の部材、前記第1の部材と前記第2の部材とを連結するヒンジ部、及び前記第1の部材と前記第2の部材とを閉じた状態で固定する固定手段、を備え、前記被嵌合部、及び前記光源保持部は、前記第1の部材の突合せ面側、及び前記第2の部材の突合せ面側の少なくとも一方に設けられている。
次に、請求項3に記載の成形玉縁セットの作用を説明する。
請求項3に記載の成形玉縁セットでは、突合せ面側に被嵌合部、及び光源収容部が設けられているので、第1の部材と第2の部材とを閉じることで、被嵌合部に嵌合したシート結合部のソケット嵌合部、及び光源収容部に収容された光源は、第1の部材と第2の部材とで挟まれた格好となり、固定手段で第1の部材と第2の部材とを突き合わせた状態で固定すれば、第1の部材と第2の部材とが開くことは無く、玉縁部材、及び光源がソケットから抜け出ることが確実に防止される。
請求項1に記載の成形玉縁セットによれば、振動や張力の作用によって線状発光体がソケットに対して動くことのない、という優れた効果を有する。また、完成したシートに光源を簡単に取り付けることが出来る。
請求項2に記載の成形玉縁セットによれば、シート接合部のソケット嵌合部をソケットの被嵌合部に嵌合させるという簡単な作業でもって、接着剤等と用いずに、玉縁部材をソケットに簡単に固定することができる。
請求項3に記載の成形玉縁セットによれば、ソケットから玉縁部材、及び光源が抜け出ることが確実に防止される。
請求項4に記載のシートによれば、振動や張力の作用によって線状発光体がソケットに対して動くことのない、という優れた効果を有する。また、シートには、光源を簡単に取り付けることが出来る。
本発明の実施形態に係る成形玉縁セットを用いたシートの斜視図である。 (A)は図1に示すシートの2A−2A線断面図であり、(B)は図1に示すシートの2B−2B線断面図である。 成形玉縁セットの分解斜視図である。 ソケットの側面図である。 その他の実施形態に係る成形玉縁セットの分解斜視図である。 その他の実施形態に係るソケットの側面図である。
図1示すように、本実施形態のシート10は、自動車等の車両用の座席であり、その形状、構造等は特に問わない。シート10は、乗員が着座するシートクッション12と、このシートクッション12の後端部に設けられ傾倒可能に設けられ乗員の背もたれとして用いられるシートバック14と、シートバック14の上端部に高さ調整可能に配置されるヘッドレスト16等を含んで構成されている。
図2(A)は図1のシートバック14の2A−2A線断面図であり、図2(B)は図1のシートクッション12の2B−2B線断面図である。
図2(A)、(B)に示すように、シートクッション12の表皮、シートバック14の表皮、及びヘッドレスト16の表皮は、各々複数枚のシート表皮材料18に分割されており、一方のシート表皮材料18と他方のシート表皮材料18とは、縫製糸20によって縫製されている。なお、シート表皮材料同士が縫製糸20によって縫製されている部分を、縫製部22と呼ぶ。
シートクッション12の表皮、シートバック14の表皮、及びヘッドレスト16の表皮は、一般的に公知のシート材料、例えば、各種ファブリック、ビニール(PVC等)レザー、本皮、合成皮革等を用いることができる。
本実施形態のシート10では、稜線部分及びその他の部分に縫製部22が配置されており、稜線部分に配置される縫製部22には、図3(B)に示す成形玉縁セット28の玉縁24が配置されている。なお、成形玉縁セット28は、玉縁24と後述するソケット26から構成されているものである。
図2、及び図3(A)に示すように、玉縁24は、玉縁芯24Aと玉縁外皮部材24Bとで構成されている。本実施形態では、玉縁芯24Aに線状導光体が用いられている。本実施形態の玉縁芯24Aに用いられる線状導光体は、長手方向端部から光を入射させることで、外周部から光が出射されるタイプのものであり、側面出射型光伝送体等と呼ばれているものである。線状導光体としては、例えば、ポリウレタン系の透明な合成樹脂等の材料に光散乱剤を含有させたタイプのもの、光の屈折率の大きいコア層の外側にコアよりも光の屈折率の小さいクラッド層を配したタイプのもの等、周知のものを用いることができる。
玉縁外皮部材24Bは、光を透過する柔軟な熱可塑性樹脂(例えば、PVC等)等で形成されており、内部に玉縁芯24Aを配する円筒部24Baと、円筒部24Baから径方向外側へ突出すると共に長手方向に沿って延びる一定幅、一定厚さのヒレ状のシート接合部24Bbとを一体的に備えている。
なお、玉縁外皮部材24Bは、例えば、押し出し成形等により成形することができる。玉縁外皮部材24Bは、無色透明であっても良く、着色されていても良い。
この玉縁24は、例えば、玉縁芯24Aを成形した後、成形した玉縁芯24Aを溶融した熱可塑性樹脂と共に口金から押し出すことで、玉縁外皮部材24Bと玉縁芯24Aとが一体化した状態で連続的に成形可能である。なお、玉縁24は、玉縁外皮部材24Bを成形した後、円筒部24Baに玉縁芯24Aを挿入ないし圧入することにより形成することもできる。
図2に示すように、玉縁外皮部材24Bのシート接合部24Bbは、シート表皮材料18と共に縫製糸20で縫製されている。なお、シート表皮材料18が熱可塑性材料の場合、シート表皮材料18とシート接合部24Bbとを溶着にて接合することもできる。
図3(A)に示すように、シート接合部24Bbの玉縁長手方向端部側には、三角波状の凹凸形状にカットされたソケット嵌合部25が形成されている。
(ソケット)
図3、及び図4に示すように、玉縁24の端部には、合成樹脂製等で成形されたソケット26が設けられている。
ソケット26は、インテグラルヒンジ32を介して互いに連結される第1の部材26A、及び第2の部材26Bを備えている。
第1の部材26Aには、LED34の軸線を境にしてLED34の一方の半分が嵌合する光源嵌合凹部36及び、玉縁24の軸線を境にして玉縁24の一方の半分が嵌合する玉縁嵌合凹部38が形成されている。本実施形態で用いているLED34は砲弾型であるが、他の形状のものであっても良い。
光源嵌合凹部36は、LED34の本体部34Aが嵌合する本体嵌合凹部36A、及びリード線34Bが嵌合するリード線嵌合凹部36Bを備えている。
玉縁嵌合凹部38は、断面略半円状の溝形状とされ玉縁外皮部材24Bの円筒部24Baが嵌合する玉縁本体嵌合凹部38A、及びシート接合部24Bbのソケット嵌合部25が嵌合するシート接合部嵌合凹部38Bを備えている。本実施形態のシート接合部嵌合凹部38Bは、ソケット嵌合部25と同様に平面視で三角波状の凹凸形状とされている。
第2の部材26Bには、LED34の軸線を境にしてLED34の他方の半分が嵌合する光源嵌合凹部36及び、玉縁24の軸線を境にして玉縁24の他方の半分が嵌合する玉縁嵌合凹部38が形成されている。第2の部材26Bの光源嵌合凹部36及び、玉縁嵌合凹部38は、各々第1の部材26Aの光源嵌合凹部36及び、玉縁嵌合凹部38と同様の形状である。
なお、第1の部材26Aにはインテグラルヒンジ32とは反対側に穴42が形成されており、第2の部材26Bには穴42へ圧入される突起40が形成されている。
したがって、図4に示すように、第1の部材26Aと第2の部材26Bとが互いに向かい合わされて第1の部材26Aと第2の部材26Bとが互いに密着したソケット26では、図示はしないがLED34が第1の部材26Aの光源嵌合凹部36と第2の部材26Bの光源嵌合凹部36に嵌合され、玉縁24の端部が第1の部材26Aの玉縁嵌合凹部38と第2の部材26Bの玉縁嵌合凹部38に嵌合され、LED34の光軸と、玉縁芯24Aの軸心とが一致される。
図1に示すように、このソケット26及び玉縁24の一部は、シート10の外側に突出しているが、通常は乗員から見えないように、シートクッション12の下面や、シートクッション12の側部に配置されるサイドカバー52等で隠れる部位に配置されている。
図3(A)に示すように、LED34の端子には配線44が接続されており、LED34及び配線44は、車両のシート取り付け部位に予め配置されているものである。配線44は、図示しないバッテリー等の電源、スイッチ、制御装置等に接続されている。
(作用、効果)
本実施形態のシート10では、LED34を発光させると、LED34の先端から出射した光が、線状導光体である玉縁芯24Aの端部に入射し、玉縁芯24Aの外周から玉縁芯24Aの外側へ光が出射する。そして、玉縁芯24Aから出射した光は玉縁外皮部材24Bの円筒部24Baを介して外部へ放射される。本実施形態のシート10は、玉縁24から種々の方向へ光を放射させるため、光の視認性に優れ、発装飾効果を高めることが出来る。
次に、車両の製造過程の一例を以下に説明する。
先ず、成形玉縁セット28の製造について説明する。
成形玉縁セット28は、予め成形しておいたソケット26を開き、同じく予め成形しておいた玉縁24を、その端部が光源嵌合凹部36に近接し、かつソケット嵌合部25が第1の部材26Aのシート接合部嵌合凹部38Bに嵌合するように玉縁24の端部側を第1の部材26Aの玉縁嵌合凹部38に配置し、その後、第1の部材26Aに第2の部材26Bを重ね合わせて突起40を穴42に圧入して玉縁24の端部をソケット26に固定することで完成される。なお、玉縁24の端部は、先に第2の部材26Bのシート接合部嵌合凹部38Bに嵌合させても良い。
そして、この成形玉縁セット28を用いて、シート10を製造(車体とは別に)する。なお、シート10は、玉縁24の端部側が予め決められた寸法分だけシート外方へ突出させておく。
一方、車体にはLED34及び配線44をシート取付部位に予め配置しておく。
そして、通常通り、完成したシート10を車体のシート取付部位に取り付け、その後、ソケット26を開き、LED34をソケット26の例えば第1の部材26Aの光源嵌合凹部36に配置し、その後、第1の部材26Aに第2の部材26Bを重ね合わせて突起40を穴42に圧入する。これによって、LED34ソケット26に固定され、LED34の光軸と線状導光体である玉縁芯24Aの軸心とが一致する。なお、LED34を取り付けた後のソケット26は、シート10の目立たない場所に配置する。
このように、本実施形態では、シート10を車体に取り付けた後、工具や複数の部材を用いずに、LED34をソケット26に簡単に固定することができ、しかもLED34の光軸と玉縁芯24Aの軸心とを面倒な調整作業等をせずに一致させることができ、LED34の光を効率的に玉縁芯24Aの端部に入射させることができる。
また、玉縁24は、ソケット26の玉縁嵌合凹部38に嵌合しているので、振動や玉縁24に張力が作用しても、玉縁24がソケット26に対してずれたり、玉縁24がソケット26から抜けることは無い。同様に、LED34も光源嵌合凹部36に嵌合しているので配線44に張力が作用してもLED34がソケット26から抜けることは無い。
これにより、玉縁芯(線状発光体)24Aの発光量が低下したり、玉縁芯24Aが発光しなくなる等の不具合を生じる虞が無い。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、玉縁24のシート接合部24Bb、及びソケット26のシート接合部嵌合凹部38Bが、各々平面視で三角波状の凹凸形状とされていたが、サイン波状、矩形波状等の他の凹凸形状であっても良い。また、図5に示すように、シート接合部24Bbを三角波形状に形成する代わりに玉縁24のシート接合部24Bbに孔46を形成し、ソケット26においてはシート接合部嵌合凹部38Bを一定幅に形成し、孔46に挿入される突起48をソケット26のシート接合部嵌合凹部38Bに形成しても良い。
上記実施形態のソケット26では、第1の部材26Aの突起40を第2の部材26Bの穴42に圧入することで、第1の部材26Aと第2の部材26Bとを固定したが、本発明はこれに限らず、図6に示すように、第1の部材26Aに弾性変形可能なフック50を形成し、フック50を第2の部材26Bに引っ掛けることで第1の部材26Aと第2の部材26Bを固定することもできる。
上記実施形態では、玉縁24の端部のソケット嵌合部2を嵌合する玉縁嵌合凹部38が第1の部材26A及び第2の部材26Bの両方に形成されていたが、何れか一方に形成されていれば良い。なお、LED34が嵌合する光源嵌合凹部36も第1の部材26A及び第2の部材26Bの何れか一方に形成されていれば良い。玉縁嵌合凹部38及び光源嵌合凹部36を第1の部材26A及び第2の部材26Bの何れか一方のみに形成する場合、これらの深さを図3に示すものより深く形成する。
上記実施形態では、玉縁外皮部材24Bが光を透過する合成樹脂材料で形成されていたが、光を透過しない合成樹脂材料で形成されていても良い。この場合には、玉縁外皮部材24Bに多数の孔を形成すれば良い。
上記実施形態の成形玉縁セット28では、玉縁24の一端にソケット26を設けていたが、玉縁24の両端にソケット26を設けても良い。
上記実施形態では、光源としてLED34を用いたが、本発明はこれに限らず、レーザーダイオード、白熱電球等の他の種類の光源を用いても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 シート
24 玉縁
24A 玉縁芯(線状発光体)
24B 玉縁外皮部材
24Ba 円筒部(被覆部)
24Bb シート接合部
26 ソケット
26A 第1の部材
26B 第2の部材
28 成形玉縁セット
32 インテグラルヒンジ(ヒンジ部)
36 光源嵌合凹部(光源収容部)
38B シート接合部嵌合凹部(保持部)
40 突起(固定手段)
42 穴(固定手段)
50 フック(固定手段)

Claims (4)

  1. 端部から光を入射させて外周部から前記光を出射する線状導光体と、
    前記線状導光体の外周部を覆うと共に前記線状導光体の外周部から出射された光を透過する被覆部、及び前記被覆部から外側に突出してシート材に接合されるシート接合部を含んで成形された玉縁部材と、前記線状導光体の端部に光を照射する光源を収容する光源収容部を備えると共に、前記玉縁部材の端部を保持するソケットと、
    前記ソケット、及び前記玉縁部材の少なくとも一方に設けられ、前記ソケットと前記玉縁部材とを互いに連結する連結手段と、
    を有する成形玉縁セット。
  2. 前記連結手段は、前記シート接合部の玉縁部材長手方向端部側に形成されたソケット嵌合部と、前記ソケットに設けられ前記ソケット嵌合部と嵌合することで前記玉縁部材を保持する被嵌合部と、を含んで構成されている、請求項1に記載の成形玉縁セット。
  3. 前記ソケットは、第1の部材、第2の部材、前記第1の部材と前記第2の部材とを連結するヒンジ部、及び前記第1の部材と前記第2の部材とを閉じた状態で固定する固定手段、を備え、
    前記被嵌合部、及び前記光源保持部は、前記第1の部材の突合せ面側、及び前記第2の部材の突合せ面側の少なくとも一方に設けられている、請求項2に記載の成形玉縁セット。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の成形玉縁セットの前記玉縁部材を玉縁として用いているシート。
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