JP2012127480A - 樹脂製筒部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立不良の発生を防止できる樹脂性筒部材を提供する。
【解決手段】内部に液体又は気体が流通する流通路10を備える。流通路10の両端には、液体又は気体が流入・流出する開口部10aを有す。第1分割体3及び第2分割体5は、互いに組み合わせた状態で当接接合される環状の板状フランジ31を有す。板状フランジ31の一部には、幅広な板状可撓性延出部31aが設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体又は気体を通過させる樹脂製筒部材に関する。
従来より、例えば、車両各部には、動力装置内部を循環するオイルに含まれる不純物を除去するオイルストレーナや、内燃機関の吸気ポートに吸気を導入する吸気管といった液体や気体を通過させる流通孔を備えた樹脂製筒部材が配設されていて、該樹脂製筒部材の両端には、液体又は気体を流入・流出させる開口部が設けられている。
このような樹脂製筒部材として、特許文献1には、第1分割体及び第2分割体からなる樹脂製筒部材が開示されている。上記樹脂製筒部材は、上記第1分割体に一方の開口部を形成する開口端縁を含むように、且つ、上記第2分割体に他方の開口部を形成する開口端縁を含むように、側面視で段差状に分割されていて、その分割面は環状をなしている。
特開平7−80938号公報(段落0014、図2)
ところで、各分割体をそれぞれ成形する際に、成形収縮等により変形が生じてしまうと、各分割体を組み合わせたときに互いの分割面が沿わず、組立不良が発生してしまうおそれがある。
これを回避するために、各分割体をそれぞれ強制的に撓ませることにより分割面を互いに馴染ませて組み合わせることも考えられる。
しかし、特許文献1のように、第1分割体及び第2分割体の分割面が環状で全周に亘って開口端縁が設けられていると、第1分割体及び第2分割体の剛性が高くなって撓みにくく、組み合わせる際に分割面を沿わせ難い。
また、特許文献1のように、樹脂製筒部材を分割構造とすると、組立時に各分割体の分割面がずれたまま接合されてしまうと、接合面積が狭くなって強度低下を招くおそれもある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、2つの分割体の各々の分割面を合わせて接合することにより組み立てられる樹脂性筒部材において、組立不良の発生を防止できる樹脂性筒部材を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、樹脂製筒部材の分割面に幅広な板状の可撓性領域を設けたことを特徴とする。
具体的には、内部に液体又は気体が流通する流通路を備え、液体又は気体が流入・流出する開口部を上記流通路の両端に有する樹脂製筒部材を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、互いに組み合わせた状態で当接接合される環状の分割面を少なくとも一方側に有する第1分割体及び第2分割体からなり、上記第1分割体及び第2分割体の少なくとも一方の分割面の一部が、幅広な板状をなす可撓性部分を構成していることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、分割ラインが、上記各開口部を形成する2つの開口端縁をそれぞれ第1分割体側及び第2分割体側に1つずつ含ませるように、且つ、上記流通路内の液体又は気体の流通方向に対して傾斜設定され、上記第1分割体及び上記第2分割体の少なくとも一方の分割面における可撓性部分が、上記第1分割体及び上記第2分割体の少なくとも一方の先細形状部分に設けられていることを特徴とする。
第3の発明では、第1の発明において、分割ラインが、上記各開口部を形成する2つの開口端縁を上記第1分割体及び第2分割体のいずれか一方にのみ含むように設定されて、上記第1分割体及び第2分割体の各々の分割面が、上記第1分割体及び第2分割体のいずれか他方の流通方向両端側に先細形状を有するように略楕円状をなし、上記第1分割体及び上記第2分割体のいずれか他方の分割面における可撓性部分が、上記第1分割体及び上記第2分割体のいずれか他方における上記先細形状部分に設けられていることを特徴とする。
第4の発明では、第1の発明において、上記流通路には、当該流通路を通過する液体を濾過する板状フィルタが設けられていることを特徴とする。
第5の発明では、第4の発明において、分割ラインが、上記各開口部を形成する2つの開口端縁をそれぞれ第1分割体側及び第2分割体側に1つずつ含ませるように設定され、上記フィルタは、上記第1分割体及び第2分割体の互いの分割面を合わせて両者間に一体に挟着されることを特徴とする。
第6の発明では、第4の発明において、分割ラインが、上記各開口部を形成する2つの開口端縁を上記第1分割体及び第2分割体のいずれか一方にのみ含むように設定されて、上記第1分割体及び第2分割体のいずれか一方には、上記フィルタが分割面と交差するように、且つ、上記フィルタによって区切られる流通路の上流側と下流側とに上記開口部が1つずつ位置するように上記フィルタ周縁を嵌合可能なフィルタ嵌合部が設けられ、上記第1分割体及び第2分割体のいずれか他方の分割面の一部が可撓性部分を構成し、該可撓性部分が、分割面側の上記フィルタ周縁に接していることを特徴とする。
第7の発明では、第5又は第6の発明において、上記第1分割体及び第2分割体の少なくとも一方には、中途部に湾曲部が設けられ、該湾曲部が、可撓性部分を構成していることを特徴とする。
第1の発明では、第1分割体及び第2分割体を互いに組み合わせたときに、第1分割体及び第2分割体の成形収縮等による変形により互いの分割面間に隙間が生じても、分割面の一部の可撓性部分を撓ませることにより互いの分割面が隙間なく沿うようになるので、組立不良をなくすことができる。また、分割面の一部が可撓性部分により幅広となるので、第1分割体と第2分割体とを組み合わせるときに、第1分割体と第2分割体との相対位置がずれても、上記分割面の幅広な可撓性部分によりそのずれを吸収して接合面積を十分に確保することができる。
第2の発明では、分割ラインが傾斜設定されることにより形成された第1分割体及び第2分割体の先細形状部分が、可撓性部分により補強されるようになり、当該部分の剛性を高めることができる。
第3の発明では、一方の分割体に2つの開口端縁を含むように分割ラインを設定したことにより形成された他方の分割体の先細形状が、可撓性を有する幅広板状部分により補強されるようになり、当該部分の剛性を高めることができる。
第4の発明では、オイルストレーナのように樹脂製筒部材が流通路にフィルタを有する場合においても、第1の発明と同様の効果を得ることができる。
第5の発明では、剛性の高い第1分割体又は第2分割体の湾曲部を板状とすることで当該部分が撓みやすくなり、第1分割体及び第2分割体を互いに組み合わせたときに、第1分割体及び第2分割体の互いの分割面を容易に沿わせることができ、所期の目的通りに樹脂製筒部材を確実に組み立てることができる。
第6の発明では、可撓性部分が撓むことによって、当該可撓性部分とフィルタとの合わせ面が隙間なく沿うようになるので、合わせ面からの流体の漏れがなくなり、濾過機能が十分に発揮されるようになる。
第7の発明では、第1分割体及び第2分割体とフィルタとの合わせ面が隙間なく沿うようになるので、合わせ面からの流体の漏れがなくなり、濾過機能が十分に発揮されるようになる。
本発明の実施形態1に係る樹脂製筒部材の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る樹脂製筒部材の分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る樹脂製筒部材の正面図である。 本発明の実施形態1の変形例1に係る図3相当図である。 本発明の実施形態1の変形例2に係る図3相当図である。 本発明の実施形態2に係る図1相当図である。 本発明の実施形態2に係る図2相当図である。 本発明の実施形態2に係る図3相当図である。 本発明の実施形態2の変形例1に係る図7相当図である。 本発明の実施形態2の変形例2に係る図8相当図である。 本発明の実施形態2の変形例3に係る図8相当図である。 本発明の実施形態2の変形例4に係る図8相当図である。 本発明の実施形態2の変形例5に係る図8相当図である。 本発明の実施形態2の変形例6に係る図8相当図である。 本発明の実施形態2の変形例7に係る図8相当図である。 本発明の実施形態2の変形例8に係る図8相当図である。 本発明の実施形態2の変形例9に係る図8相当図である。 本発明の実施形態3に係るオイルストレーナの斜視図である。 (a)は、図18のA−A線断面図であり、(b)は、第2分割体の斜視図である。 本発明の実施形態3の変形例1に係る図19(b)相当図である。 本発明の実施形態3の変形例2に係る図19(b)相当図である。 (a)は、本発明の実施形態3の変形例3に係る図19(a)相当図であり、(b)は、図19(b)相当図である。 本発明の実施形態4の図18相当図である。 (a)は、図23のB−B線断面図であり、(b)は第2分割体の斜視図である。 図23のC−C線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1乃至図3は、本発明の実施形態1に係る樹脂製筒部材1を示す。該樹脂製筒部材1は、直線状の円筒パイプであり、内部に液体又は気体が流通する流通路10を備えていて、その長手方向両端には、液体又は気体が流入・流出する開口部10aが設けられている。
上記樹脂製筒部材1は、長手方向の一方に位置する第1分割体3と、他方に位置する第2分割体5とを互いに組み合わせて当接接合することにより形成されるようになっていて、その分割ラインLは、第1分割体3に一方の開口部10aを形成する開口端縁を含むように、且つ、第2分割体5に他方の開口部10aを形成する開口端縁を含むように、上記流通路10内の液体又は気体の流通方向に対して傾斜設定されている。
上記第1分割体3の反開口部10a側は、側面視及び平面視で先細形状をなしていて、その端縁には、外側方に延出する楕円形状の板状フランジ31が形成され、該板状フランジ31の反開口部10a側が分割面31cとなっている。上記第1分割体3の先細部分の板状フランジ31には、流通方向に沿って第2分割体5側に延びる幅広な板状可撓性延出部(可撓性部分)31aが設けられ、上記板状フランジ31の開口部10a側には、第1分割体3の外面に沿って開口部10a側に延びる略矩形板状の幅広接合部31bが形成されている。
上記第2分割体5は、上記第1分割体3と同一の構造をしているので、上記第1分割体3と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
そして、上記第2分割体5を上記第1分割体3に対して軸心周りに180度回転させた状態で、上記第1分割体3の可撓性延出部31aを上記第2分割体5の接合部31bに対応させるとともに上記第2分割体5の可撓性延出部31aを上記第1分割体3の接合部31bに対応させて、互いの分割面31cを振動溶着又は熱板溶着で当接接合することにより、上記第1分割体3及び第2分割体5が互いに組み合わされるようになっている。
上記第1分割体3及び第2分割体5を互いに組み合わせる際、上記第1分割体3及び第2分割体5の成形時に当該第1分割体3及び第2分割体5が成形収縮等により変形していても、上記可撓性延出部31aを剛性のある接合部31bに撓ませることにより互いの分割面31cが隙間なく沿うようになるので、組立不良をなくすことができる。
また、上記可撓性延出部31a及び接合部31bにより分割面31cの一部が幅広となるので、第1分割体3と第2分割体5とを組み合わせるときに、第1分割体3と第2分割体5との相対位置がずれても、上記可撓性延出部31a及び接合部31bによりそのずれを吸収して接合面積を十分に確保することができる。
さらに、分割ラインLが傾斜設定されることにより形成された第1分割体3及び第2分割体5の先細形状部分が、可撓性を有する可撓性延出部31aにより補強されるようになり、当該部分の剛性を高めることができる。
尚、本実施形態1では、第1分割体3及び第2分割体5のそれぞれに可撓性延出部31aを設けているが、第1分割体3及び第2分割体5の少なくとも一方に設けられていればよい。
また、上記第1分割体3及び第2分割体5の分割面31cは、平面視で楕円形状をなしているが、矩形状であってもよい。
また、上記可撓性延出部31aは、平面視で矩形状をなしているが、三角形状や半円形状であってもよいし、台形状であってもよい。
《実施形態1の変形例1》
図4は、本発明の実施形態1の変形例1を示す。この変形例1は、以下の点が上記で詳述した実施形態1と異なっている。すなわち、この変形例1では、分割ラインLの略中央部分に流通方向に沿って延びる部分が設定されていて、当該分割ラインLが側面視で段差状となっている。
したがって、上述した実施形態1に比べて分割面31cの接合面積を広くすることができ、第1分割体3及び第2分割体5を互いに強固に組み合わせることができる。
《実施形態1の変形例2》
図5は、本発明の実施形態1の変形例2を示す。この変形例2は、以下の点が上記で詳述した実施形態1と異なっている。すなわち、この変形例2では、樹脂製筒部材1の長手方向略中央部分が上下に膨出している。
したがって、上述した実施形態1に比べて分割ラインLの傾斜が緩くなるので、先細形状部分の剛性を高めることができる。
《発明の実施形態2》
図6乃至図8は、本発明の実施形態2を示す。この実施形態2では、樹脂製筒部材1の長手方向略中央部分が傾斜している点と、分割ラインLが上記各開口部10aを形成する2つの開口端縁を上記第2分割体5にのみ含むように設定されている点とが異なるだけで、その他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを詳細に説明する。
実施形態2の樹脂製筒部材1は、長手方向略中央部分に緩やかに傾斜する傾斜部1aを有していて、上記樹脂製筒部材1の長手方向の一方及び他方は、上記傾斜部1aの両端に連続して略水平方向に延びる水平部1b、1cとなっている。
上記第1分割体3は、下方に開口する断面凹状をなしていて、その開口端縁には、外側方に延出する板状フランジ31が形成されている。該板状フランジ31の下面は、分割面31cとなっていて、該分割面31cは、上記第1分割体3の流通方向両端側に先細形状を有するように楕円状をなしている。そして、上記第1分割体3の各先細部分における板状フランジ31には、流通方向に沿って外側方に延びる幅広な板状の可撓性延出部31aがそれぞれに設けられていて、この2つの可撓性延出部31aは、互いに略平行に延びている。
上記第2分割体5の長手方向略中央上面には、図7に示すように、流通方向に延びる長孔5cが形成されている。該長孔5cは、傾斜部1aを中心に水平部1b及び水平部1cの一部まで延びていて、その開口周縁には、環状突条部51が上記板状フランジ31に対応するように設けられていて、上記環状突条部51の上面が分割面51cとなっている。上記環状突条部51の長手方向両端側には、上記第1分割体3の両可撓性延出部31aに対応する位置に略矩形板状の幅広接合部51aが設けられ、この2つの接合部51aは、互いに略平行に延び、それぞれの中央部分には、平面視で略矩形状の凹部51bが形成されている。
したがって、本発明の実施形態2に係る樹脂製筒部材1では、当該樹脂製筒部材1の長手方向略中央に傾斜部分が設けられているが、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
また、上記2つの可撓性延出部31aが互いに略平行に延び、上記2つの接合部51aが互いに略平行に延びているので、第1分割体3及び第2分割体5の互いの分割面31a、51aを当接させた状態で、第1分割体3に対して第2分割体5を可撓性延出部31a及び接合部51aの延びる方向にスライド移動させ易くなる。したがって、第1分割体3に対して第2分割体5の位置決めが行い易くなり、組み立てが簡単容易となる。
《実施形態2の変形例1》
図9は、本発明の実施形態2の変形例1を示す。この変形例1は、以下の点が上記で詳述した実施形態2と異なっている。すなわち、この変形例1では、上記接合部51a中央に略矩形状の凹部51bが形成されていない。
したがって、上述した実施形態2に比べて接合部51aの接合面積が広くなり、第1分割体3及び第2分割体5を強固に組み合わせることができる。
《実施形態2の変形例2》
図10は、本発明の実施形態2の変形例2を示す。この変形例2は、以下の点が上記で詳述した実施形態2と異なっている。すなわち、この変形例1では、樹脂製筒部材1が側面視で階段形状をなしていて、当該部分に対応するように上記分割ラインLが階段形状をなしている。
したがって、樹脂製筒部材1の長手方向略中央部分が複雑に変化している場合においても、実施形態2と同様の効果を得ることができる。
《実施形態2の変形例3》
図11は、本発明の実施形態2の変形例3を示す。この変形例3は、以下の点が上記で詳述した実施形態2の変形例2と異なっている。すなわち、この変形例3では、変形例2のように、樹脂製筒部材1長手方向略中央の段差部分が水平方向に延びるのではなく、樹脂製筒部材1の長手方向の他方に行くにつれて上方に位置するように傾斜している。
したがって、樹脂製筒部材1の略中央部分が大きく変形している場合においても実施形態2の変形例2と同様の効果を得ることができる。
《実施形態2の変形例4》
図12は、本発明の実施形態2の変形例4を示す。この変形例4は、以下の点が上記で詳述した実施形態2と異なっている。すなわち、この変形例4では、樹脂製筒部材1の水平部1cが、長手方向の他方に行くにつれて上方に位置するように傾斜している。
したがって、樹脂製筒部材1の長手方向の他方が傾斜している場合においても実施形態2と同様の効果を得ることができる。
《実施形態2の変形例5》
図13は、本発明の実施形態2の変形例5を示す。この変形例5は、以下の点が上記で詳述した実施形態2と異なっている。すなわち、この変形例5では、傾斜部1aの一部のみが第1分割体3となるように分割ラインLが設定されている。
したがって、第1分割体3が傾斜部1aの一部のみで構成されている場合においても、実施形態2と同様の効果を得ることができる。
《実施形態2の変形例6》
図14は、本発明の実施形態2の変形例6を示す。この変形例6は、以下の点が上記で詳述した実施形態2と異なっている。すなわち、この変形例6では、樹脂製筒部材1が略くの字状に屈曲していて、分割ラインLが、当該屈曲部分を横切るように傾斜設定されている。
したがって、樹脂製筒部材1が略くの字状に屈曲する場合においても、実施形態2と同様の効果を得ることができる。
《実施形態2の変形例7》
図15は、本発明の実施形態2の変形例7を示す。この変形例7は、以下の点が上記で詳述した実施形態2と異なっている。すなわち、この変形例7では、樹脂製筒部材1の長手方向の他方が下向きに折れ曲がって略L字形状をなしていて、分割ラインLが、樹脂製筒部材1の長手方向一端寄りの上面から長手方向の他方に向かって下傾し、樹脂製筒部材1の下面寄りの位置から長手方向の他方に向かって水平に延びている。そして、上記可撓性延出部31a及び接合部51aは、樹脂製筒部材1の長手方向の一方にのみ設けられている。
したがって、樹脂製筒部材1が略L字状に折れ曲がった形状であっても、実施形態2と同様の効果を得ることができる。
《実施形態2の変形例8》
図16は、本発明の実施形態2の変形例8を示す。この変形例8は、以下の点が上記で詳述した実施形態2と異なっている。すなわち、この変形例8では、樹脂製筒部材1が直線状をなしていて、分割ラインLが、樹脂製筒部材1の長手方向一端寄りの上面から長手方向の他方に向かって下傾し、樹脂製筒部材1の上下略中央の位置から長手方向の他方に向かって水平に延び、樹脂製筒部材1の長手方向他端寄りの位置から長手方向の他方に向かって上傾して、樹脂製筒部材1の上面に達している。
したがって、樹脂製筒部材1が直線状であっても、実施形態2と同様の効果を得ることができる。
尚、実施形態2の変形例6,7,8では、樹脂製筒部材1の管径が流通方向に沿って略均一である場合について説明しているが、樹脂製筒部材1の管径が流通方向に沿って変化していて、分割構造にしなければアンダーカット部が発生してしまうような場合において、上述した分割ラインLを設定すれば特に効果的である。
《実施形態2の変形例9》
図17は、本発明の実施形態2の変形例9を示す。この変形例9は、以下の点が上記で詳述した実施形態2と異なっている。すなわち、この変形例9では、樹脂製筒部材1が側面視で逆U状をなしていて、分割ラインLが、側面視で樹脂製筒部材1の長手方向の一方の湾曲部1dから長手方向の他方の湾曲部1dまで略水平に延びている。
したがって、樹脂製筒部材1が略U字形状であっても、実施形態2と同様の効果を得ることができる。
《発明の実施形態3》
図18は、本発明の実施形態3に係る樹脂製筒部材1を示していて、この実施形態3の樹脂製筒部材1は、車両内部のエンジンを循環するオイルを濾過する所謂オイルストレーナである。尚、実施形態3では、実施形態1と同一部分には同一の符号を付し、以下、異なる部分を詳細に説明する。
上記樹脂製筒部材1は、図18及び図19に示すように、細長くて扁平な角筒状体9と、オイルを濾過する板状フィルタ7とを備えている。
上記角筒状体9は、内部にオイルが流通する流通路10を備えていて、上方に位置する第1分割体3と、下方に位置する第2分割体5とからなり、側面視で略S字状となるように長手方向の中途部に湾曲部9aが設けられている。
上記第1分割体3は、下方に開放する断面凹状をなし、その開放端縁には、外側方に延出する環状の板状フランジ31が形成され、該板状フランジ31の下面が分割面31cとなっている。
上記第1分割体3の開放端縁内方には、上記フィルタ7の周縁が嵌合可能な段差状のフィルタ嵌合部33が形成されていて、上記第1分割体3の長手方向一端側上部には、オイルを上記流通路10から流出させる流出孔(開口部)37aを備えた流出パイプ37が突設され、該流出パイプ37の突出端には、樹脂製筒部材1をエンジン下部に取り付けるための板状取付部39が樹脂製筒部材1の幅方向に延出している。
一方、上記第2分割体5は、図19(b)に示すように、側面視で略S字状をなす板状本体部53と、該本体部53中途部の両側端縁から上方に向かって並設された一対の側壁部55とを備えている。上記本体部53の長手方向一端側及び他端側には、幅広な可撓性板状部(可撓性部分)53aが設けられていて、可撓性板状部53aの周縁と側壁部55の延出端縁とが上記第1分割体3の開放端縁に対応している。尚、第2分割体5の分割面5aは、上記可撓性板状部53aの上面と側壁部55の上端面とで構成されている。
また、上記本体部53の長手方向他端側下部には、オイルを上記流通路10へ流入させる流入孔(開口部)57aを備えた流入パイプ57が突設されている。
上記フィルタ7は、図19(a)に示すように、角筒状体9の湾曲部9aに対応するように、側面視で略S字状をなしていて、外周縁に沿って形成された外周フレーム7aと、該外周フレーム7aの内方において、長手方向及び幅方向に格子状に延びる内側フレーム7bとを備えていて、上記外周フレーム7aの下端側は、下方に延出し、歩留まりを良くするための切欠部7cが複数形成されている。
上記フィルタ7の長手方向一端側及び他端側には、上記外周フレーム7a及び内側フレーム7bで囲まれたオイルを濾過する網目部71が形成されていて、当該網目部71のフィルタ7全面に対する割合は、オイルストレーナとしての濾過機能を十分果たせるものとなっている。また、上記フィルタ7の略中央部分には、上記網目部71に連続し、オイルを上流側から下流側に沿って案内する板状の非網目部73が形成されている。
そして、上記フィルタ嵌合部33に上記フィルタ7を嵌合させた状態で、上記第1分割体3及び第2分割体5の互いの分割面31a、5aを合わせて両者間に一体に上記フィルタ7を挟着することにより、角筒状体9が組み立てられるようになっていて、その分割ラインLは、第1分割体3に流出孔37aを形成する流出パイプ37を含むように、且つ、第2分割体5に流入孔57aを形成する流入パイプ57を含むように設定されている。また、上記フィルタ7のフィルタ面(網目部71及び非網目部73)は、上記角筒状体9の上下方向略中央部分に配設されるようになっている。
以上より、本発明の実施形態3によれば、実施形態1と同様の効果が得られるとともに、オイルストレーナのように樹脂製筒部材1が流通路10にフィルタ7を有する場合においても、第1分割体3及び第2分割体5とフィルタ7との挟着面が隙間なく沿うようになるので、挟着面からのオイルの漏れがなくなり、濾過機能が十分に発揮されるようになる。
尚、実施形態3では、第1分割体3及び第2分割体5の互いの分割面31a、5aを合わせて両者間に一体に上記フィルタ7を挟着しているが、分割面31a、5a間に上記フィルタ7を挟着させないで当該フィルタ7を上記流通路10内に配設するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態3では、フィルタ7に非網目部73を設けているが、当該非網目部73を設けずに、網目部71のみで構成するようにしてもよい。
さらに、本発明の実施形態3では、側面視で略S字状に湾曲する湾曲部9aが設けられているが、側面視だけでなく平面視でも略S字状に湾曲するような複雑な形状であってもよい。
《実施形態3の変形例1》
図20は、本発明の実施形態3の変形例1を示す。この変形例1は、以下の点が上記で詳述した実施形態3と異なっている。すなわち、この変形例1では、本体部53の長手方向他端から中途部までの両側端縁に一対の側壁部55が設けられていて、上記本体部53の長手方向の一方にのみ幅広な可撓性板状部53aが設けられている。
したがって、本体部53の長手方向の一方にのみ可撓性板状部53aが設けられている場合においても、実施形態3と同様の効果を得ることができる。
《実施形態3の変形例2》
図21は、本発明の実施形態3の変形例2を示す。この変形例2は、以下の点が上記で詳述した実施形態3と異なっている。すなわち、この変形例2では、本体部53全てが板状をなしていて、本発明の可撓性部分53aを構成している。
したがって、本体部53全てが可撓性部分53aである場合においても、実施形態3と同様の効果を得ることができる。
《実施形態3の変形例3》
図22は、本発明の実施形態3の変形例3を示す。この変形例3は、以下の点が上記で詳述した実施形態3と異なっている。すなわち、この変形例3では、外周フレーム7aの長手方向の一方が下方に延出しておらず、また、本体部53の長手方向の一方及び他方に流通方向に沿って延びる凹部53bが形成されていて、上記湾曲部9aに対応する本体部53中途部が、板状をなし、本発明の可撓性部分53aを構成している。
したがって、実施形態3の変形例3によれば、実施形態1と同様の効果が得られるとともに、剛性の高い湾曲部9aに対応する本体部53中途部を板状とすることで当接部分が撓みやすくなり、第1分割体3及び第2分割体5の互いの分割面31a、5aを容易に沿わせることができ、所期の目的通りに樹脂製筒部材1を確実に組み立てることができる。
《発明の実施形態4》
図23乃至図25は、本発明の実施形態4を示す。この実施形態4では、樹脂製筒部材1が平面視で湾曲している点と、実施形態3の樹脂製筒部材1の如き上下2つの分割体を組み合わせるのではなく、水平方向に分割された2つの分割体を組み合わせてなる点とが実施形態3と異なっているだけで、その他は実施形態3と同じであるため、以下、実施形態3と異なる部分のみを詳細に説明する。
実施形態4の樹脂製筒部材1は、図23に示すように、実施形態3よりも厚みのある角筒状体9を備えていて、その長手方向の他方には、平面視で略くの字状に湾曲する湾曲部9aが設けられ、該湾曲部9aは、図24(a)に示すように、長手方向他端側に向かって下傾している。
上記角筒状体9の上記第1分割体3及び第2分割体5は、樹脂製筒部材1の幅方向に縦割りした形状をなしていて、上記第1分割体3の長手方向一端側上部に流出孔37aを備えた流出パイプ37が突設され、他端側下部に流入孔57aを備えた流入パイプ57が突設されている。
上記第1分割体3は、樹脂製筒部材1の幅方向の一方に開放する断面凹状をなしていて、その上下方向略中央部内側には、図24(a)に示すように、上記フィルタ7周縁が嵌合可能な溝状のフィルタ嵌合部31dが形成されている。
一方、第2分割体5は、図24(b)に示すように、平面視で略くの字状をなす本体部53を備えている。該本体部53の長手方向の一方には、上記第1分割体3側に開放する凹部53bが流通方向に沿って形成されていて、本体部53の上記湾曲部9aに対応する位置が、板状をなし、本発明の可撓性部分53aを構成している。
上記フィルタ7は、図25に示すように、湾曲部9aに対応する部分が平面視で略くの字状に湾曲していて、実施形態3とは異なり非網目部73が設けられていない。
上記フィルタ7は、分割面5a、31cと交差するように、且つ、上記フィルタ7によって区切られる流通路10の上流側と下流側とに流出孔37a及び流入孔57aが1つずつ位置するように上記フィルタ嵌合部31dに嵌合するようになっていて、その分割ラインLは、流出孔37a及び流入孔57aを形成する流出パイプ37及び流入パイプ57を上記第1分割体3にのみ含むように設定されている。
そして、上記フィルタ7をフィルタ嵌合部31dに嵌合させた状態で、上記第1分割体3及び第2分割体5の互いの分割面31a、5aを合わせ、且つ、上記可撓性部分53が分割面31a、5a側の上記フィルタ7周縁に接するようにして上記角筒状体9が組み立てられるようになっている。
したがって、本発明の実施形態4では、実施形態3と同様の効果が得られるとともに、可撓性部分53aが撓むことによって、当該可撓性部分53aとフィルタ7との合わせ面が隙間なく沿うようになるので、合わせ面からの流体の漏れがなくなり、濾過機能が十分に発揮されるようになる。
尚、本発明の実施形態4では、平面視で略くの字状に湾曲する湾曲部9aが設けられているが、平面視だけでなく側面視でも略くの字状に湾曲するような複雑な形状であってもよい。
また、本発明の実施形態4では、フィルタ7を角筒状体9に固定するためにフィルタ嵌合部31dを設けているが、例えば、当該フィルタ嵌合部31dを設けずに、上記フィルタ7周縁の分割面31a、5a側から当該分割面31a、5aに沿って延びる延出板を形成し、上記第1分割体3及び第2分割体5の互いの分割面31a、5aを合わせて両者間に一体に上記延出板を挟着することにより上記フィルタ7を角筒状体9に固定するようにしてもよい。
尚、上記実施形態1〜3では、エンジンに係るオイルストレーナとしての樹脂製筒部材1について説明したが、上記樹脂製筒部材1は、例えば、変速機等の動力装置に設けてもよい。
本発明は、例えば、エンジン内部を循環するオイルを濾過するオイルストレーナや、内燃機関の吸気ポートに吸気を導入する吸気管等の樹脂製筒部材に適している。
1 樹脂製筒部材
3 第1分割体
5 第2分割体
5a、31c、51c 分割面
7 フィルタ
9a 湾曲部
10 流通路
10a 開口部
31a 可撓性延出部(可撓性部分)
31d フィルタ嵌合部
37a 流入孔(開口部)
53a 可撓性板状部(可撓性部分)
57a 流出孔(開口部)
L 分割ライン

Claims (7)

  1. 内部に液体又は気体が流通する流通路(10)を備え、液体又は気体が流入・流出する開口部(10a、37a、57a)を上記流通路(10)の両端に有する樹脂製筒部材であって、
    互いに組み合わせた状態で当接接合される環状の分割面(5a、31c、51c)を少なくとも一方側に有する第1分割体(3)及び第2分割体(5)からなり、
    上記第1分割体(3)及び第2分割体(5)の少なくとも一方の分割面(5a、31c、51c)の一部が、幅広な板状をなす可撓性部分(31a、53a)を構成していることを特徴とする樹脂製筒部材。
  2. 請求項1に記載の樹脂製筒部材であって、
    分割ラインが、上記各開口部(10a、37a、57a)を形成する2つの開口端縁をそれぞれ第1分割体(3)側及び第2分割体(5)側に1つずつ含ませるように、且つ、上記流通路(10)内の液体又は気体の流通方向に対して傾斜設定され、
    上記第1分割体(3)及び上記第2分割体(5)の少なくとも一方の分割面(5a、31c、51c)における可撓性部分(31a、53a)が、上記第1分割体(3)及び上記第2分割体(5)の少なくとも一方の先細形状部分に設けられていることを特徴とする樹脂製筒部材。
  3. 請求項1に記載の樹脂製筒部材であって、
    分割ラインが、上記各開口部(10a、37a、57a)を形成する2つの開口端縁を上記第1分割体(3)及び第2分割体(5)のいずれか一方にのみ含むように設定されて、上記第1分割体(3)及び第2分割体(5)の各々の分割面(5a、31c、51c)が、上記第1分割体(3)及び第2分割体(5)のいずれか他方の流通方向両端側に先細形状を有するように略楕円状をなし、
    上記第1分割体(3)及び上記第2分割体(5)のいずれか他方の分割面(5a、31c、51c)における可撓性部分(31a、53a)が、上記第1分割体(3)及び上記第2分割体(5)のいずれか他方における上記先細形状部分に設けられていることを特徴とする樹脂製筒部材。
  4. 請求項1に記載の樹脂製筒部材であって、
    上記流通路(10)には、当該流通路(10)を通過する液体を濾過する板状フィルタ(7)が設けられていることを特徴とする樹脂製筒部材。
  5. 請求項4に記載の樹脂製筒部材であって、
    分割ラインが、上記各開口部(10a、37a、57a)を形成する2つの開口端縁をそれぞれ第1分割体(3)側及び第2分割体(5)側に1つずつ含ませるように設定され、
    上記フィルタ(7)は、上記第1分割体(3)及び第2分割体(5)の互いの分割面(5a、31c、51c)を合わせて両者間に一体に挟着されることを特徴とする樹脂製筒部材。
  6. 請求項4に記載の樹脂製筒部材であって、
    分割ラインが、上記各開口部(10a、37a、57a)を形成する2つの開口端縁を上記第1分割体(3)及び第2分割体(5)のいずれか一方にのみ含むように設定されて、
    上記第1分割体(3)及び第2分割体(5)のいずれか一方には、上記フィルタ(7)が分割面(5a、31c、51c)と交差するように、且つ、上記フィルタ(7)によって区切られる流通路(10)の上流側と下流側とに上記開口部(10a、37a、57a)が1つずつ位置するように上記フィルタ(7)周縁を嵌合可能なフィルタ嵌合部(31d)が設けられ、
    上記第1分割体(3)及び第2分割体(5)のいずれか他方の分割面(5a、31c、51c)の一部が可撓性部分(31a、53a)を構成し、
    該可撓性部分(31a、53a)が、分割面(5a、31c、51c)側の上記フィルタ(7)周縁に接していることを特徴とする樹脂製筒部材。
  7. 請求項5又は6に記載の樹脂製筒部材であって、
    上記第1分割体(3)及び第2分割体(5)の少なくとも一方には、中途部に湾曲部(9a)が設けられ、
    該湾曲部(9a)が、可撓性部分(31a、53a)を構成していることを特徴とする樹脂製筒部材。
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