JP5368958B2 - エンジン用オイルストレーナ - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン本体に組み込まれたオイルポンプの吸入口に接続され、オイルをオイルパンから吸い上げる過程でフィルタを通過させて濾過する長尺状のエンジン用オイルストレーナに関するものである。
特許文献1には、凹状の2つの半割体を各々の開口部を対向させてフィルタを挟み込んだ状態で接合し、オイルをオイルパンから吸い上げる過程でフィルタを通過させて濾過するようにした長尺状のエンジン用オイルストレーナが開示されている。
実用新案登録第2503462号公報
しかし、オイルストレーナはエンジンの種類等によってはより長尺に形成される場合があり、上記の特許文献1のように2つの半割体を接合してなるオイルストレーナでは、両半割体の接合面が長くなるので、製作誤差により寸法が狂いやすく、その結果、接合不良が生じやすい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、半割体を接合してなるオイルストレーナにおいて、接合不良を生じにくくすることにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、オイルストレーナを、流入口と流出口との中間で筒部を境に分割したことを特徴とする。
具体的には、本発明は、エンジン本体に組み込まれたオイルポンプの吸入口に接続され、オイルをオイルパンから吸い上げる過程でフィルタを通過させて濾過する長尺状のエンジン用オイルストレーナを対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、内部に管状室を有する管状体部が長手方向に一列に延びるように一体に複数連結されてなり、隣り合う管状体部は、一方の管状体部側に位置し、長手方向全体に亘って一方向に開口する開口部を有する断面凹状の第1半割体と、他方の管状体部側に位置し、長手方向全体に亘って上記第1半割体の開口部と反対側である他方向に開口する開口部を有する断面凹状の第2半割体と、上記第1半割体と対向し、長手方向全体に亘って上記他方向に開口する開口部を有する第1対向半割部、上記第2半割体と対向し、長手方向全体に亘って上記一方向に開口する開口部を有する第2対向半割部、及び上記第1対向半割部と第2対向半割部との間に位置し連通孔を有する筒部を一体に備えた中間半割体とで構成され、上記第1半割体と上記第1対向半割部とを各々の開口部を対向させて接合することで内部に長手方向に延びる第1管状室が形成されるとともに、上記第2半割体と上記第2対向半割部とを各々の開口部を対向させて接合することで内部に長手方向に延びる第2管状室が形成され、かつ上記第1管状室の第2管状室側の端部と第2管状室の第1管状室側の端部とが上記筒部の連通孔で連通されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のエンジン用オイルストレーナにおいて、 上記フィルタは、上記第1及び第2管状室の少なくとも一方に半割体及び対向半割部の開口部を覆うように収容され、オイルは半割体及び対向半割部の一方側から流入し上記フィルタを通過して他方側から流出するようになっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のエンジン用オイルストレーナにおいて、上記フィルタは、少なくとも2つの管状室に収容され、オイル流動方向上流側の管状室内のフィルタは、オイル流動方向下流側の管状室内のフィルタよりもフィルタ密度が低く設定されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のエンジン用オイルストレーナにおいて、上記筒部には、上記エンジン本体に取り付けられる取付部が突設されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、オイルストレーナの径方向一方側を構成する部材が、長手方向中程の筒部を境に第1半割体と第2対向半割部とに分割されているとともに、オイルストレーナの径方向他方側を構成する部材が、第1対向半割部と第2半割体とに分割されているので、従来のオイルストレーナよりも1つの接合面が短くなる。したがって、製作誤差が生じにくくなって寸法の精度が向上し、その結果接合不良が生じにくくなる。
請求項2に記載の発明によれば、オイルストレーナが第1管状室と第2管状室とに分かれているので、1つだけ形成された管状室にフィルタを設ける従来の方法に比べ、フィルタの面積が小さくなり、コストが低減される。
請求項3に記載の発明によれば、複数のフィルタによってオイルが濾過されるので、混入物を確実に分離できる。また、比較的大きな混入物が上流側の密度の低いフィルタで分離されるので、下流側の密度の高いフィルタの目詰まりが生じにくい。
請求項4に記載の発明によれば、オイルポンプとの接続側にかかるオイルストレーナの荷重を、筒部から突出する取付部の取付箇所でも受けているので、オイルポンプの吸入口周辺にかかる荷重が軽減され、オイルストレーナがエンジン本体から外れにくくなる。また、上記取付部がエンジン本体に固定されることにより、オイルストレーナの筒部周辺のぐらつきが防止され、安定性が確保される。
本発明の実施形態1に係るオイルストレーナの斜視図である。 本発明の実施形態1に係るオイルストレーナの分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係るオイルストレーナの平面図である。 図3のIV−IV線における断面図である。 図3のV−V線における断面図である。 図3のVI−VI線における断面図である。 本発明の実施形態1に係るオイルストレーナの側面図である。 本発明の実施形態2に係るオイルストレーナの概略側面図である。 図8のIX−IX線における断面図である。 図8のX−X線における断面図である。 本発明の実施形態3に係るオイルストレーナの概略側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1〜7は、本発明の実施形態1に係るオイルストレーナ1を示す。このオイルストレーナ1は、図示しないエンジン本体に組み込まれたオイルポンプの吸入口(図示せず)に接続され、オイルをオイルパン2(図7に仮想線で示す)から吸い上げる過程でフィルタ4を通過させて濾過するものである。また、このオイルストレーナ1は樹脂製であり、2つの管状体部7,9、すなわち内部に管状室3を有する管状体部7と内部に管状室5を有する管状体部9とがオイル流動方向(長手方向)に一列に延びるように一体に下流側から順に互いに連結されて長尺状に構成されている。
上記2つの管状体部7,9は、第1半割体11と第2半割体13と中間半割体15とで構成され、上記第1半割体11は、一方(図7左側)の管状体部7側に位置し、長手方向全体に亘って一方向(反吸入口方向(下方向)に開口する開口部17を有し、断面凹状に形成されている。当該第1半割体11の開口端縁近傍には、外側方に突出する突条19がほぼ全周に亘って形成されている。また、第1半割体11の長手方向一端には、オイルポンプの吸入口に連通する流出口21が形成され、該流出口21の外周りには、円環状のシール溝22が流入口21と同心状に形成され、該シール溝22はスリット22aを介して外部に開放されている。また、上記シール溝22の外周りには、1対のボルト挿通孔23が流出口21を挟むように形成されている。オイルストレーナ1は、図2に示すように、ボルト挿通孔23に金属製の円筒状カラー27を嵌合させた状態で、該カラー27にボルト(図示せず)を挿入してボルト締めによりオイルポンプの吸入口に接続されるようになっている。また、オイルストレーナ1をオイルポンプの吸入口に接続する際、リング状の主部25aと該主部25aから外方に針状に突出する突出部25bとからなるパッキン25の主部25aを、突出部25bがスリット22aに対応するようにシール溝22に嵌めるようになっている。そして、オイルストレーナ1をオイルポンプの吸入口に接続した状態で、パッキン25の突出部25bの先端がスリット22aからオイルストレーナ1の外側にはみ出るようになっており、この突出部25bの先端をオイルストレーナ1の外側から視認することにより、パッキン25が組み付けられていることを確認することができる。
また、上記第2半割体13は、他方(図7右側)の管状体部9側に位置し、長手方向全体に亘って上記第1半割体の開口部と反対側である他方向(吸入口方向(上方向)に開口する開口部29を有し、断面凹状に形成されている。当該第2半割体13の開口端縁近傍には、外側方に突出する突条31がほぼ全周に亘って形成されている。また、この第2半割体13の長手方向一端には、流入口33が形成され、該流入口33周縁には、流入孔35を有する筒状流入管部37が下方に向かって一体に突設されている。また、第2半割体13の内周面には、図5,6に示すように、全周に亘ってフィルタ受け部39が形成されている。
また、上記中間半割体15は、上記第1半割体11対向し、長手方向全体に亘って上記他方向(吸入口方向(上方向)に開口する開口部41を有する断面凹状の第1対向半割部43、上記第2半割体13対向し、長手方向全体に亘って上記一方向(反吸入口方向(下方向)に開口する開口部45を有する断面凹状の第2対向半割部47、及び上記第1対向半割部43と第2対向半割部47との間に位置連通孔49を有する筒部51を一体に備えている。上記筒部51は、第1半割体11の長手方向他端(長手方向反流出口21側端部)、及び第2半割体13の長手方向他端(長手方向反流入口33側端部)に対応する箇所に位置する。
上記第1対向半割部43の開口端縁近傍には、外側方に突出する突条53がほぼ全周に亘って形成されている。
上記第2対向半割部47の開口端縁近傍には、外側方に突出する突条55がほぼ全周に亘って形成されている。また、上記第2対向半割部47の内周面には、全周に亘ってフィルタ受け部57が形成されている。さらに、上記第2対向半割部47の上記第2半割体13の流入口33に対向する箇所近傍には、ボルト挿通孔59を先端に有する取付部61が略水平方向に向かって突設され、該取付部61は、ボルト挿通孔59に金属製の円筒状カラー63を嵌合させた状態で、該カラー63にボルト(図示せず)を挿入してボルト締めによりバランサーシャフトハウジング(図示せず)に取り付けられるようになっている。
また、上記筒部51の外側面にも、ボルト挿通孔65を先端に有する取付部67が略水平方向に向かって突設され、該取付部67は、ボルト挿通孔65に金属製の円筒状カラー71を嵌合させた状態で、該カラー71にボルト(図示せず)を挿入してボルト締めによりエンジン本体に取り付けられるようになっている。
上記フィルタ4は、図2,5,6に示すように、板状フィルタ本体73を備え、該フィルタ本体73にはオイル通過用の多数の細孔73aが貫通して形成されている。フィルタ本体73の外周縁部には、フィルタ側壁部75が全周に亘って上記フィルタ本体73の厚み方向両側に張出形成され、下方向への張出長さが上方向への張出長さよりも長くなっている。また、フィルタ本体73には、幅方向略中央で長手方向に延びる一本の補強リブ77、及び幅方向に延びる複数の補強リブ79が厚み方向両側に突設され、下方向への突出長さが上方向への突出長さよりも長くなっている。
そして、上記第1半割体11と上記第1対向半割部43とを各々の開口部17,41を対向させて熱板溶着により接合することで内部に長手方向に延びる第1管状室3を形成する。また、上記フィルタ受け部39,57によりフィルタ4のフィルタ側壁部75を挟持した状態で、上記第2半割体13と上記第2対向半割部47とを各々の開口部29,45を対向させて熱板溶着により接合することで内部に長手方向に延びる第2管状室5を形成する。
このように組み付けられたオイルストレーナ1では、第1管状室3の第2管状室5側の端部第2管状室5の第1管状室3側の端部とが上記筒部51の連通孔49で連通されている。また、フィルタ4が、第2管状室5に第2半割体13の開口部29と上記第2対向半割部47の開口部45とを覆うように収容され、オイルは第2半割体13側から流入し上記フィルタ4を通過して第2対向半割部47側から流出するようになっている。
上記のように構成したオイルストレーナ1は、図7に示すようにオイルパン2内に収容され、エンジン本体に組み込まれたオイルポンプの吸入口に接続される。この状態でエンジンが駆動するとオイルパン2内のオイルが筒状流入管部37の流入孔35から吸い上げられ、この過程でフィルタ4の細孔73aを通過して濾過され、第1半割体11の流出口21から流出してオイルポンプを経てエンジンの摺動部に供給される。
したがって、本実施形態によれば、オイルストレーナ1の径方向上方側が、長手方向中程の筒部51を境に第1半割体11と第2対向半割部47とに分割されているとともに、オイルストレーナ1の径方向下方側が、第1対向半割部43と第2半割体13とに分割されているので、従来のオイルストレーナよりも1つの接合面が短くなる。したがって、製作誤差が生じにくくなって寸法の精度が向上し、その結果接合不良が生じにくくなる。
また、オイルストレーナ1が第1管状室3と第2管状室5とに分かれているので、1つだけ形成された管状室にフィルタを設ける従来の方法に比べ、フィルタ4の面積が小さくなり、コストが低減される。
また、オイルポンプとの接続側にかかるオイルストレーナ1の荷重を、筒部51から突出する取付部67の取付箇所でも受けているので、オイルポンプの吸入口周辺にかかる荷重が軽減され、オイルストレーナ1がエンジン本体から外れにくくなる。また、上記取付部67がエンジン本体に固定されることにより、オイルストレーナ1の筒部51周辺のぐらつきが防止され、安定性が確保される。
(実施形態2)
図8〜10は、本発明の実施形態2に係るオイルストレーナ1で管状体部を3つ連設したものを示す。この実施形態2では、実施形態1の管状体部9を構成する第2半割体13の反筒部51側端部に、管状体部83が接続され、該管状体部83内部には、第2管状室5の上流側となる管状室81が形成されている。隣り合う管状体部9,83は、上記第1半割体11と同様の構成を有する第1半割体11’と、上記第2半割体13と同様の構成を有する第2半割体13’と、上記中間半割体15と同様の構成を有する中間半割体15’とで構成される。上記第1半割体11’は、隣り合う管状体部7,9を構成する中間半割体15の第2対向半割部47を兼ね、隣り合う管状体部9,83を構成する中間半割体15’の第1対向半割部43は、隣り合う管状体部7,9を構成する第2半割体13を兼ねている。また、流入口33が、第2半割体13’に形成されている。
なお、このように管状体部を階段状に並べた構成は、管状体部を4つ以上連設する場合にも適用できる。
また、管状室81には、フィルタ4よりもフィルタ密度が低い板状フィルタ85が、第2半割体13’の開口部29と上記中間半割体15’の第2対向半割部47の開口部45とを覆うように収容され、オイルが第2半割体13’側から流入し上記フィルタ85を通過して第2対向半割部47側から流出するようになっている。フィルタ85は、フィルタ4よりもフィルタ密度が低いことを除いては、フィルタ4と同じ構成を有している。そのほかの構成は実施形態1と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
したがって、本実施形態によれば、複数のフィルタ4,85によってオイルが濾過されるので、混入物を確実に分離できる。また、比較的大きな混入物が上流側の密度の低いフィルタ85で分離されるので、下流側の密度の高いフィルタ4の目詰まりが生じにくい。
(実施形態3)
図11は、本発明の実施形態3に係るオイルストレーナ1で管状体部を3つ連設したものを示す。この実施形態3では、実施形態1の管状体部7を構成する第1対向半割部43の反筒部51側(図11における右側)端部に、管状体部89が接続され、該管状体部89の内部には、管状室3の下流側となる管状室が形成されている。隣り合う管状体部7、89も、上記第1半割体11と同様の構成を有する第1半割体11’と上記第2半割体13と同様の構成を有する第2半割体13’と上記中間半割体15と同様の構成を有する中間半割体15’とで構成され、隣り合う管状体部7、89を構成する第1半割体11’は、隣り合う管状体部7、9を構成する第1半割体11を兼ね、隣り合う管状体部7、89を構成する中間半割体15’の第1対向半割部43は、隣り合う管状体部7、9を構成する中間半割体15の第1対向半割部43を兼ねている。また、隣り合う管状体部7、89を構成する中間半割体15’と隣り合う管状体部7、9を構成する中間半割体15とは互いに一体に形成されている。
また、流出口21が、第1半割体11ではなく、中間半割体15’の第2対向半割部47の反筒部51側端部に形成されている。また、管状体部89の内部の管状室にフィルタ4は収容されていない。そのほかの構成は実施形態1と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
なお、このように管状体部を上下交互に並べた構成は、管状体部を4つ以上連設する場合にも適用できる。
なお、上記実施形態1〜3では、管状体部を2つ又は3つ設けたが、4つ以上設けてもよい。
また、3つ以上の管状室内に、半割体及び対向半割部の開口部を覆うフィルタを、オイルが半割体及び対向半割部の一方側から流入し上記フィルタを通過して他方側から流出するように設けてもよい。フィルタを3つ以上設けた場合でも、上流側のフィルタ程、フィルタ密度を低くすることにより、目詰まり防止効果を得ることができる。
また、上記実施形態1〜3では、管状室3,5,81が略水平方向又は斜め上下方向に延びるようにオイルストレーナ1を配設したが、管状室3,5,81が略上下方向に延びるようにオイルストレーナ1を配設してもよい。
さらに、各々の開口部の接合方法は、熱板溶着に限らず、振動溶着、接着、爪嵌合等他の方法でもよい。
本発明は、例えば、エンジン本体に組み込まれたオイルポンプの吸入口に接続され、オイルをオイルパンから吸い上げる過程でフィルタを通過させて濾過する長尺状のエンジン用オイルストレーナとして有用である。
1 オイルストレーナ
2 オイルパン
3,5,81 管状室
4,85 フィルタ
7,9,83,89 管状体部
11,11’ 第1半割体
13,13’ 第2半割体
15,15’ 中間半割体
17,29,41,45 開口部
43 第1対向半割部
47 第2対向半割部
49 連通孔
51 筒部
67 取付部

Claims (4)

  1. エンジン本体に組み込まれたオイルポンプの吸入口に接続され、オイルをオイルパンから吸い上げる過程でフィルタを通過させて濾過する長尺状のエンジン用オイルストレーナであって、
    内部に管状室を有する管状体部が長手方向に一列に延びるように一体に複数連結されてなり、
    隣り合う管状体部は、
    一方の管状体部側に位置し、長手方向全体に亘って一方向に開口する開口部を有する断面凹状の第1半割体と、
    他方の管状体部側に位置し、長手方向全体に亘って上記第1半割体の開口部と反対側である他方向に開口する開口部を有する断面凹状の第2半割体と、
    上記第1半割体と対向し、長手方向全体に亘って上記他方向に開口する開口部を有する第1対向半割部、上記第2半割体と対向し、長手方向全体に亘って上記一方向に開口する開口部を有する第2対向半割部、及び上記第1対向半割部と第2対向半割部との間に位置し連通孔を有する筒部を一体に備えた中間半割体とで構成され、
    上記第1半割体と上記第1対向半割部とを各々の開口部を対向させて接合することで内部に長手方向に延びる第1管状室が形成されるとともに、上記第2半割体と上記第2対向半割部とを各々の開口部を対向させて接合することで内部に長手方向に延びる第2管状室が形成され、かつ上記第1管状室の第2管状室側の端部と第2管状室の第1管状室側の端部とが上記筒部の連通孔で連通されていることを特徴とするエンジン用オイルストレーナ。
  2. 請求項1に記載のエンジン用オイルストレーナにおいて、
    上記フィルタは、上記第1及び第2管状室の少なくとも一方に半割体及び対向半割部の開口部を覆うように収容され、オイルは半割体及び対向半割部の一方側から流入し上記フィルタを通過して他方側から流出するようになっていることを特徴とするエンジン用オイルストレーナ。
  3. 請求項2に記載のエンジン用オイルストレーナにおいて、
    上記フィルタは、少なくとも2つの管状室に収容され、
    オイル流動方向上流側の管状室内のフィルタは、オイル流動方向下流側の管状室内のフィルタよりもフィルタ密度が低く設定されていることを特徴とするエンジン用オイルストレーナ。
  4. 請求項1または請求項2に記載のエンジン用オイルストレーナにおいて、
    上記筒部には、上記エンジン本体に取り付けられる取付部が突設されていることを特徴とするエンジン用オイルストレーナ。
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