JP2012112441A - 配管材 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物の既設の床の一部を剥がしたり孔をあけ、これより給水管や給湯管等の配管を施工する施工方法において用いられる配管材であって、床下に通す際、釘等の障害物があっても傷付きにくいうえ、結露も生じにくく、またウォーターハンマーに対する衝撃音
を小さくする。
【解決手段】配管材3は、ポリエチレン管1の外周にポリプロピレン製の不織布よりなるテープ2を一部が重なるようにして螺旋状に巻き付けることによって保護層を形成した構成を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の既設の床下、壁、天井裏等(以下、単に床下という。したがって本発明でいう床下とは、壁、天井当を含むものである。)に配管される給水管や給等管等の配管材と、該配管材による床下への施工方法に関する。
既設の建物に洗面所やトイレ、台所、風呂等を新設したり、移設したりする際には、これらの設備機器に接続する配管を新たに設置する必要があり、また既設の配管が古くなるなどして水洩れを生ずるようになった場合には、配管を取り換える必要がある。これらの場合従来は、配管が施工する箇所の床、壁、天井を剥がしていたが、工事が大掛かりとなって手間が掛かり、費用も嵩む問題があった。
この問題に対処するため下記特許文献1には、床の一部を剥がしたり、孔をあけたりして配管施工を行うことが提案されている。
特開2006−234073号
特許文献1に開示される方法では、床の一部を剥がしたり、孔をあけることで配管施工を行うことができるから、工事費用が低減できる利点があり、また使用される配管材は、管の外周をスポンジの保護部材で覆い、その外周を更に塩ビ等の熱収縮性チューブからなるカバー体で覆って断面を収縮させた構造をなすもので、床下に通す際、床下に釘等の障害物があっても保護部材で保護された管が傷付きにくいうえ、結露を生じにくく、またウォーターハンマーにより振動して近隣の躯体や床材、その他固定物に衝突する際の衝撃音が緩和される効果があるが、配管材を製作するのに保護部材を収縮させるため管の外周をスポンジの保護部材で覆う工程と、その外周をカバー体で覆う皇帝と、カバー体を加熱して収縮させる工程を要し、工程数が多くなる難点がある。
本発明は、上記配管材と同様の効用を有し、上記配管材よりも簡単に製造することができる配管材と、該配管材による床下への施工方法を提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、建物の既設の床の一部を剥がしたり孔をあけ、これより給水管や給湯管等の配管を施工する施工方法において用いられる配管材であって、管の外周に不織布よりなるテープを巻き付けて保護層としたことを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明のテープを構成する不織布がポリプロピレン製であることを特徴とする。
請求項3に係わる発明は、請求項1記載の配管材を用いて床下への施工を行う方法、すなわち建物の既設の床の一部を剥がしたり孔をあけたのち、これより管の外周に不織布よりなるテープを巻き付けて保護層とした配管材を通して配管することを特徴とする。
請求項1に係わる発明の配管材によると、管にテープを巻き付けるだけであるから、特許文献1に開示される従来の配管材に比べ、工程数が少なく、製作が容易であること、テープによって管が保護され、床下に通す際、釘等の障害物があっても傷付きにくいうえ、結露も生じにくいこと、ウォーターハンマーに対する衝撃音は裸の配管材をそのまま使用する場合に比べ、少ないこと等の効果を有する。
請求項2に係わる発明によると、テープはポリプロピレン製であることにより強度が大で、針等に引っ掛っても破れにくい。
請求項3に係わる発明によると、床下に通される配管材は外側が巻き付けたテープによって保護されているため、床下に釘等の障害物があっても傷付きにくいうえ、結露も生じにくいこと、配管材は、裸の配管材をそのまま使用するのに比べ、ウォーターハンマーに対する衝撃音が少ないこと等の効果を有する。
本発明に係わる配管材の平面図。 同配管材の断面図。 配管材が設置されるマンションの一室の模式図。
以下、本発明の実施形態について図面により説明する。
図1は、樹脂管、例えばポリエチレン管1の外周に不織布、例えばポリプロピレン製の不織布よりなる保護層を形成した配管材3を示すものであり、図2は該配管材3の断面を示すもので、その製造は、ポリエチレン管1の外周に一定幅のテープ2を一部が重なるようにして螺旋状に巻き付けることによって行われる。
図3は、マンションの一室を示すもので、洗面所4と風呂5と台所6とトイレ7を有し、床は既設で、そのうち洗濯機置き場の床aは取外しが可能となっており、該床下には給水用のヘッダー8と給湯用のヘッダー9とが配置されている。そしてヘッダー8から洗面所4と風呂5と台所6とトイレ7にそれぞれ水道用の配管材3が配設され、またヘッダー9から洗面所4と風呂5と台所6にそれぞれ給湯用の配管材3が配設されている。前述する洗面所4、風呂5、台所6及びトイレ7のうち、例えば台所6を移設する際の施工は、移設される台所6の床の一部を剥がすか、或いは孔をあけたのち、該部からヘッダー8、9が配置される箇所まで給水用及び給湯用の配管材3を通し、ついで両配管材3の各該部を給水用及び給湯用の図示しない蛇口と、ヘッダー8、9に接続することにより行う。図中、11はパイプが納まるパイプスペースで、パイプ12は前記ヘッダー8、9に接続されている。
洗面所4、風呂5及びトイレ7の場合も同様にして施工される。なおトイレ7の場合、図示する例では給水用の配管だけで施工され、給湯用の配管は施工されないが、給湯用の配管を行ってもよい。
一端を水圧0.25MPaの水道管に接続し、他端に蛇口を連結した長さ6mの配管材3を合板製の床に置き、蛇口を開いてから急に止めたときに振動する配管材3の移同僚と、そのときの衝撃音を調べた。その結果は、配管材3の横方向の移動量は10〜15mmであり、衝撃音は若干聞き取れる程度であった。
因みにテープ2を被覆しないポリエチレン管1自体について、配管材3と同様の条件でウォーターハンマーによる移動量と、その衝撃音を調べた。その結果、横方向の移動量は15〜20mmであり、衝撃音ははっきりと聞き取れた。
1・・ポリエチレン管
2・・テープ
3・・配管材
4・・洗面所
5・・風呂
6・・台所
7・・トイレ
8、9・・ヘッダー

Claims (3)

  1. 建物の既設の床の一部を剥がしたり孔をあけ、これより給水管や給湯管等の配管を施工する施工方法において用いられる配管材であって、管の外周に不織布よりなるテープを巻き付けて保護層としたことを特徴とする配管材。
  2. 前記テープを構成する不織布がポリプロピレン製であることを特徴とする請求項1記載の配管材。
  3. 建物の既設の床の一部を剥がしたり孔をあけたのち、これより管の外周に不織布よりなるテープを巻き付けて保護層とした配管材を通して配管することを特徴とする床下への配管材の施工方法。
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