JP5521527B2 - 防水シートの敷設方法及び防水構造 - Google Patents
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Description
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、屋上、バルコニー等の構造物に防水シートを敷設する防水シートの敷設方法において、防水シートの下に更に保護シートを敷設し、この保護シートを構造物の床面から壁面にわたって連続して立ち上げて設置し、保護シートと構造物に設置されたドレイン部材とに跨って防水性部材を設置することにより、保護シートをドレイン部材に連結させることを特徴とする防水シートの敷設方法を提供するものである。
また、本発明は、上記第1乃至第9のいずれかの解決手段により設置された下記の防水構造をも提供するものである。すなわち、本発明は、上記の課題を解決するための第10の手段として、屋上、バルコニー等の構造物に防水シートを敷設した防水構造において、防水シートの下に更に敷設された保護シートを備え、この保護シートは、構造物の床面から壁面にわたって連続して立ち上げて設置され、保護シートと構造物に設置されたドレイン部材とに跨って設置された防水性部材により、保護シートとドレイン部材とが連結されていることを特徴とする防水構造を提供するものである。
本発明においては、図1乃至図3に示すように、防水シート12の下に更に保護シート16を敷設する。この保護シート16は、図1に示すように、構造物1の躯体上に設置された断熱材2上に敷設され、仮に何らかの原因で防水シート12の亀裂や破損等が生じるようなことがあった場合でも、防水シート12から漏洩した雨水が断熱材2や構造物1に雨水が浸入するのを防止している。従って、この保護シート16は、防水性を備えていることが望ましい。
上記のようにして、保護シート16を構造物1の躯体(図示の実施の形態では、断熱材2)上に敷設した後は、この保護シート16上に、防水シート12を敷設するが、この場合、上記のように、防水シート12を、シート接合部材14に接合して構造物1に固定するとともに、このシート接合部材14の設置により同時に上記の保護シート16をも構造物1に固定することが望ましい。
また、本発明では、図1及び図3に示すように、防水シート12のみならず、保護シート16も、構造物1に設置されたドレイン部材22に連結させることが望ましい。これにより、何らかの原因で防水シート12の下側に漏洩した雨水も保護シート16を介して、ドレイン部材22に連結された排水管3へ排水することができる。
1b 構造物の壁面
2 断熱材
3 排水管
10 防水構造
12 防水シート
14 シート接合部材
16 保護シート
18 シール材
20 固定具
22 ドレイン部材
22A 第1ドレイン部材
22a 第1ドレイン部材のフランジ部
22B 第2ドレイン部材
22b 第2ドレイン部材のフランジ部
24 排水路
26 防水部材
28 リベット
30 シール材
Claims (18)
- 屋上、バルコニー等の構造物に防水シートを敷設する防水シートの敷設方法において、前記防水シートの下に更に保護シートを敷設し、前記保護シートを前記構造物の床面から壁面にわたって連続して立ち上げて設置し、前記保護シートと前記構造物に設置されたドレイン部材とに跨って防水性部材を設置することにより、前記保護シートを前記ドレイン部材に連結させることを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1に記載された防水シートの敷設方法であって、前記保護シートを前記防水シートを敷設すべき構造物に箱状に設置することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記保護シートの端部を前記床面に敷設すべき防水シートよりも上方にまで達するように設置し、前記床面に敷設すべき防水シートを前記保護シート内に敷設することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記防水シートを、床材を介さずに前記保護シートの上に敷設することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、裏面にシール材が取り付けられたシート接合部材又は前記ドレイン部材のフランジ部を前記保護シート上に設置し、前記シート接合部材又は前記ドレイン部材のフランジ部に固定具を貫通させて前記シート接合部材又は前記ドレイン部材のフランジ部を前記シール材を介して前記構造物に押しつけることにより、前記保護シートを前記構造物に固定することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項5に記載された防水シートの敷設方法であって、前記防水シートを、前記シート接合部材の表面に溶着、融着又は接着することにより前記シート接合部材に接合することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記保護シートとして、溶剤、熱、超音波による溶着、融着が可能な防水性を有するシート又は接着剤若しくはテープにより相互に連結できるシートを使用することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記保護シートの少なくとも保護シート同士の重畳部分となる片面を、溶剤、熱、超音波による溶着、融着が可能な材質で被覆又は形成することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記保護シートとして、厚みが0.1mm以上2.0mm以下のものを使用することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 屋上、バルコニー等の構造物に防水シートを敷設した防水構造において、前記防水シートの下に更に敷設された保護シートを備え、前記保護シートは、前記構造物の床面から壁面にわたって連続して立ち上げて設置され、前記保護シートと前記構造物に設置されたドレイン部材とに跨って設置された防水性部材により、前記保護シートと前記ドレイン部材とが連結されていることを特徴とする防水構造。
- 請求項10に記載された防水構造であって、前記保護シートは前記防水シートを敷設すべき構造物に箱状に設置されていることを特徴とする防水構造。
- 請求項10又は請求項11のいずれかに記載された防水構造であって、前記保護シートの端部は前記床面に敷設すべき防水シートよりも上方にまで達するように設置され、前記床面に敷設すべき防水シートは前記保護シート内に敷設されていることを特徴とする防水構造。
- 請求項10乃至請求項12のいずれかに記載された防水構造であって、前記防水シートは、床材を介さずに前記保護シートの上に敷設されていることを特徴とする防水構造。
- 請求項10乃至請求項13のいずれかに記載された防水構造であって、前記防水構造は、前記保護シート上に設置されるシート接合部材又は前記ドレイン部材のフランジ部も備え、前記シート接合部材又は前記ドレイン部材のフランジ部は、裏面にシール材が取り付けられ、前記シート接合部材又は前記ドレイン部材のフランジ部が前記シート接合部材又は前記ドレイン部材のフランジ部を貫通する固定具により前記シール材を介して前記構造物に押しつけられることにより、前記保護シートが前記構造物に固定されていることを特徴とする防水構造。
- 請求項14に記載された防水構造であって、前記防水シートは、前記シート接合部材の表面に溶着、融着又は接着されて前記シート接合部材に接合されていることを特徴とする防水構造。
- 請求項10乃至請求項15のいずれかに記載された防水構造であって、前記保護シートは、溶剤、熱、超音波による溶着、融着が可能な防水性を有するシート又は接着剤若しくはテープにより相互に連結できる防水性シートであることを特徴とする防水構造。
- 請求項10乃至請求項16のいずれかに記載された防水構造であって、前記保護シートの少なくとも保護シート同士の重畳部分となる片面が、溶剤、熱、超音波による溶着、融着が可能な材質で被覆又は形成されていることを特徴とする防水構造。
- 請求項10乃至請求項17のいずれかに記載された防水構造であって、前記保護シートは、厚みが0.1mm以上2.0mm以下であることを特徴とする防水構造。
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