JP5358477B2 - 防水シート施工構造及びその施工方法 - Google Patents

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本発明は、防水シート施工構造及びその施工方法に関する。
陸屋根等に防水シートを施工する方法として、下地に接着剤を塗布して防水シートを貼り付ける接着工法が知られている。特に、水平下地と起立下地との底部入隅部周辺の防水施工構造としては、水平下地と起立下地とに敷設した下地材に接着剤を塗布して防水シートを敷設した後、底部入隅部に沿って水平下地と起立下地の両方に夫々長板状の塩ビ鋼板(ポリ塩化ビニル樹脂で被覆された鋼板)を直列状に配置し、これらの塩ビ鋼板を、固定釘等を貫通させて水平下地と起立下地それぞれに固定する。そして、夫々の塩ビ鋼板を覆うようにして底部入隅部に沿って、カバーシートを直列状に配置し、このカバーシートを溶剤溶着や熱風融着等により、塩ビ鋼板及び防水シートに接合するようにしたものが知られている(特許文献1)。
また、表面に塩ビ鋼板を備えたパネル材を用いて、水平下地及び起立下地の表面に防水シートを敷設したものが知られている(特許文献2)。
特開2001−182236号公報 実公平6−35014号公報
特許文献1に示すような従来技術では、底部入隅部での防水シートの浮き上がりを防止できるが、長板状の塩ビ鋼板同士が隣接する間に、熱膨張による伸びを吸収するための隙間を形成する必要があり、この隙間を含めて塩ビ鋼板を覆うようにカバーシートを配置して、このカバーシートを塩ビ鋼板及びに防水シートに溶着ないし融着する。そのために、塩ビ鋼板が熱により伸縮した際に、その伸縮に追従してカバーシート間の隙間に対応する部分が伸縮し、その伸縮によりカバーシートに内部応力が繰り返し発生する。これにより、カバーシートが劣化し、場合によっては破断し防水性を損なう可能性がある。なお、塩ビ鋼板間の隙間に、所定の目地処理を行って、塩ビ鋼板の熱伸縮による悪影響を回避するような手段を採用することも知られている。この場合には、隙間に所定の目地処理を行うという緻密で面倒な作業を必要とするので、作業効率が低下する。また、塩ビ鋼板の熱伸縮に対して目地材が追従できずに、場合によっては破断し防水性を損なう可能性がある。
また、特許文献2に示すような従来技術では、合成樹脂被覆金属板からなる防水シートが、水平パネル材及び垂直パネル材に跨って敷設されている。そのために、水平パネル材及び垂直パネル材間の底部入隅部では1枚の連続した防水シートで覆われている。しかし、合成樹脂被覆金属板からなる防水シートを水平パネル材及び垂直パネル材に跨って連続して敷設することは非常に困難であり、作業性が非常に劣り、実用性に問題がある。また、これらの防水シートを別部材とした際には、この部材間の防水対策が大きな課題として生じる。
本発明の課題は、水平下地及び起立下地として、それぞれ樹脂被覆金属板を敷設し、これらの水平下地及び起立下地の表面に防水シートを敷設する際に、これらの水平下地及び起立下地に形成される底部入隅部における防水シートの亀裂の発生を抑止することである。
本発明の防水シート施工構造は、
水平下地と、
上記水平下地に連続して起立して設けられた起立下地と、
上記水平下地から上記起立下地に渡って表面を覆うように設けられた防水シートと、
を備えた防水シート施工構造であって、
上記水平下地及び上記起立下地のそれぞれは、その表面が熱可塑性樹脂層で被覆された鋼板を有し、
上記防水シートは、上記水平下地及び上記起立下地のそれぞれに対して、該水平下地及び起立下地が形成する底部入隅を覆う部分において上記鋼板の熱可塑性樹脂層に沿って敷設されているが、該水平下地及び該起立下地の境界から所定幅の領域で上記鋼板の熱可塑性樹脂層に固定されておらず、一方、該底部入隅部を覆う部分以外の部分において、上記鋼板の熱可塑性樹脂層に溶着固定又は融着固定されていることを特徴とする。
本発明の防水シート施工構造の施工方法は、
水平下地と、
上記水平下地に連続して起立して設けられた起立下地と、
上記水平下地から上記起立下地に渡って表面を覆うように設けられた防水シートと、
を備えた防水シート施工構造の施工方法であって、
上記水平下地及び上記起立下地のそれぞれには、表面を熱可塑性樹脂層で被覆された鋼板を配設し、また、該水平下地から該起立下地に渡って表面を覆うように防水シートを設け、そして、該防水シートを、該水平下地及び該起立下地のそれぞれに対して、該水平下地及び該起立下地が形成する底部入隅部を覆う部分において、該水平下地及び該起立下地の境界から所定幅の領域で上記鋼板の熱可塑性樹脂層に固定させずに、該底部入隅部を覆う部分以外の部分において、上記鋼板の熱可塑性樹脂層に溶着固定又は融着固定させることを特徴とする。
本発明では、水平下地及び起立下地のそれぞれの表面が熱可塑性樹脂層で被覆された鋼板を備えており、そして、防水シートが、水平下地及び起立下地のそれぞれに対して、水平下地及び起立下地が形成する底部入隅を覆う部分において上記鋼板の熱可塑性樹脂層に沿って敷設されているが、水平下地及び起立下地の境界から所定幅の領域で上記鋼板の熱可塑性樹脂層に固定されてない非固定領域を備え、一方、底部入隅部を覆う部分以外の部分において、上記鋼板の熱可塑性樹脂層に溶着固定又は融着固定されている。従って、防水シートが底部入隅部を含む所定幅の部分で非固定領域として固定されていないので、その部分における防水シートの自由度が高められ、その結果、水平下地及び起立下地のそれぞれが独自に変位し、それらの間に非常に大きな相対的な変位が生じたとしても、防水シートが底部入隅部において受ける繰り返し曲げ応力が低減され、その結果、底部入隅部における防水シートの亀裂の発生を抑止することができる。
本発明の実施形態1に係る防水シート施工構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る防水シート施工構造を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る防水シート施工構造を示す要部拡大断面図である。 本発明の実施形態2に係り、図3と同様な要部拡大断面図を示す。 本発明の実施形態3に係り、図3と同様な要部拡大断面図を示す。 本発明の実施形態4に係り、図3と同様な要部拡大断面図を示す。 本発明の実施形態5に係り、図3と同様な要部拡大断面図を示す。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜3は本発明の実施形態1に係る防水シート施工構造100を示す。この実施形態1に係る防水シート施工構造100は、陸屋根110の周縁にパラペット120が立設された構成に施工されたものである。
実施形態1に係る防水シート施工構造100は、陸屋根110に複数の軸材10が水平方向に間隔をおいて並行に設けられ、また、パラペット120にも複数の軸材10が上下方向に間隔をおいて並行に延びるように設けられている。軸材10は、例えば、C型チャネル鋼等で構成されている。
陸屋根110の軸材10の上面間には、複数の水平パネル材20がそれぞれ軸材10間に掛け渡されるように水平に設けられている。複数の水平パネル材20は、ボルトやネジ或いは嵌合構造等によって相互に結合しており、また、それぞれボルトやネジ等によって軸材10に取付固定されている。
パラペット120の軸材10の内側側面間には、垂直パネル材30が軸材10間に掛け渡されるように垂直に設けられている。垂直パネル材30は、ボルトやネジ等によって軸材10に取付固定されている。
実施形態1に係る防水シート施工構造100は、水平パネル材20により水平下地が構成され、また、垂直パネル材30により水平下地に連続して起立して設けられた起立下地が構成されている。
パラペット120の最上位の軸材10の上面上には、上面パネル材40が、内側端面が垂直パネル材30に当接すると共に外側端面が軸材10の外側側面と面一となるように水平に設けられている。上面パネル材40は、ボルトやネジ等によって軸材10及び垂直パネル材30のそれぞれに取付固定されている。
水平パネル材20、垂直パネル材30、及び上面パネル材40のそれぞれは、例えばポリ塩化ビニル樹脂やポリオレフィン樹脂等の熱可塑性樹脂層21,31,41で被覆された鋼板22,32,42を一方側のパネル表面に有し、その一方側のパネル表面が外側となるように設けられている。従って、水平パネル材20の水平下地、及び垂直パネル材30の起立下地のそれぞれは、表面に熱可塑性樹脂層21,31で被覆された鋼板22,32が設けられた構成となっている。これらの水平パネル材20、垂直パネル材30、及び上面パネル材40のそれぞれは、他方側のパネル表面も同様に熱可塑性樹脂層で被覆された鋼板を有していてもよく、また、単に塗装鋼板だけを有していてもよく、さらに、他の材質の板材を有していてもよい。これらの水平パネル材20、垂直パネル材30、及び上面パネル材40のそれぞれの内部充填材としては、例えば、グラスウールや発泡ポリウレタン等の断熱材が挙げられる。
パラペット120の軸材10の外側側面間には、外壁パネル材51が、上面パネル材40の外側端面に当接すると共に上端面が上面パネル材40と面一となり、且つ軸材10間に掛け渡されるように垂直に設けられている。外壁パネル材51は、ボルトやネジ等によって軸材10に取付固定されている。外壁パネル材51は例えばイソバンド等で構成されている。
垂直パネル材30、上面パネル材40、及び外壁パネル材51で構成されたパラペット120の頂部には、断面コの字状の例えば亜鉛メッキ鋼板で構成された捨て笠木52が上方から厚さ方向に挟持するように設けられている。また、捨て笠木52の上には、上面パネル材40と外壁パネル材51との接合部に対応するように帯状の例えばゴム製の定形シール材53が設けられている。さらに、定形シール材53及び外壁パネル材51の上端部分を覆うように、断面L字状の例えば積層鋼板で構成されたカバー材54が設けられ、上面側から図示しないビスが上面パネル材40に締め込まれて固定されている。
実施形態1に係る防水シート施工構造100では、水平下地を構成する水平パネル材20から起立下地を構成する垂直パネル材30に渡って表面を覆うように第1及び第2防水シート61,62が設けられている。
第1防水シート61は、水平下地を構成する水平パネル材20の表面を覆うと共に、水平パネル材20及び垂直パネル材30で形成する底部入隅部70において、水平パネル材20及び垂直パネル材30の境界71を中間に含んで覆うように設けられている。即ち、水平パネル材20の端部から境界71を過ぎて垂直パネル材30側まで伸びた延出部63を有するように設けられている。この延出部63の幅は例えば40〜100mmである。
また、第1防水シート61は、水平パネル材20上では、隣接する第1防水シート61とは、複数がオーバーラップ部分64を有して連なるように設けられている。各第1防水シート61は、裏面部が、水平パネル材20の表面の熱可塑性樹脂層21に固定領域73において溶着固定又は融着固定されている。オーバーラップ部分64においては、重畳する上側の第1防水シート61の裏面部が下側の第1防水シート61の表面部に溶着固定又は融着固定或いは接着剤で接着固定され、さらに、上側の第1防水シート61の始端を覆うように例えばゴム系の不定形シーリング材81が設けられている。
第2防水シート62は、カバー材54の角部を始端として、パラペット120の上面のカバー材54、捨て笠木52の露出部分、及び垂直パネル材30を被覆し、底部入隅部70において、垂直パネル材30の端部から境界71を過ぎて水平パネル側まで伸びた延出部65を有するように設けられている。即ち、底部入隅部70では、水平パネル材20及び垂直パネル材30の境界71を中間に含んで覆うように設けられ、具体的には、第2防水シート62は、垂直パネル材30上に設けられた第1防水シート61の延出部63を覆い、それに続いて、第2防水シート62の延出部65で水平パネル材20を被覆する第1防水シート61の上側を覆うように設けられている。この延出部65の幅は例えば40〜100mmである。なお、延出部65の端部は、第2防水シート62を覆うように例えばゴム系の不定形シーリング材83が設けられている。
第2防水シート62は、底部入隅部70を覆う部分以外の部分において、裏面部が、カバー材54及び捨て笠木52の露出部分のそれぞれに溶着固定又は融着固定或いは接着剤で接着固定され、また、垂直パネル材30の表面の熱可塑性樹脂層31に固定領域73において溶着固定又は融着固定されている。
第1及び第2防水シート61、62における底部入隅部70を覆う部分では、図3に示すように、水平パネル材20及び垂直パネル材30のそれぞれに対して、水平パネル材20及び垂直パネル材30の境界71から所定幅の領域が非固定領域72(72a、72b)とされて固定されていない、つまり浮かし貼りされている。この非固定領域72aは、底部入隅部70bにおいて第1防水シート61が水平パネル材20及び垂直パネル材30に固定されてない領域のことを示し、非固定領域72bは、底部入隅部70bにおいて第1及び第2防水シート61、62が互いに固定されてない領域のことを示す。非固定領域72a及び72bを含んで非固定領域を72と称す。これらの非固定領域72の長さは、短すぎると水平パネル材20及び垂直パネル材30上の防水シート61(62)の相対的な動きを抑制するので好ましくなく、長すぎると境界71で防水シート61(62)が浮きやすくなるので好ましくない。したがって、具体的には、非固定領域72a、72bは、水平パネル材20の境界71から25〜100mmまで(好ましくは40〜80mmまで)の領域、垂直パネル材30の境界71から25〜100mmまで(好ましくは40〜80mmまで)の領域とすることが好ましい。更に、第1防水シート61を水平パネル材20及び垂直パネル材30に溶着固定又は融着固定する際の作業性の容易さ等を考慮すると、非固定領域72aは水平パネル材20の境界71からの長さより垂直パネル材30の境界71からの長さを相対的に大きく取るようにするほうが好ましい。なお、底部入隅部70では、第2防水シート62は、第1防水シート61の延出部63に対しては固定されずにすべて非固定領域とし、第2防水シート62の延出部65で非固定領域72bを形成して固定領域73を設けて、第1防水シート61に固定されるようにしている。なお、底部入隅部70において、第1防水シート61と第2防水シート62との高密着性を要求する場合には、第2防水シート62は、第1防水シート61の延出部63に対しても非固定領域72bと固定領域73と設けて固定するようにしてもよい。
底部入隅部70を覆う部分の外側において、第1防水シート61は、非固定領域72aを除いて、第1防水シート61の裏面部が垂直パネル材30及び水平パネル材20の表面部に、夫々固定領域73として溶着固定又は融着固定或いは接着剤で接着固定されている。延出部65は、底部入隅部70を覆う部分を含むが、そのうちの非固定領域72bを除いて、上側の第2防水シート62の裏面部が下側の第1防水シート61の表面部に固定領域73において溶着固定又は融着固定されている。
第1及び第2防水シート61,62としては、例えば、軟質ポリ塩化ビニル樹脂系のもの、エチレン酢酸ビニル樹脂系のもの、熱可塑性エラストマー系のもの等が挙げられるが、接着性の優れる軟質ポリ塩化ビニル樹脂系のものが好ましい。第1及び第2防水シート61,62は、単一層で構成されているものであってもよく、また、同一の材質または異なる材質の積層構造を有するものであってもよい。第1及び第2防水シート61,62は、厚さが例えば1.0〜2.5mmである。
以上の構成の本実施形態に係る防水シート施工構造100では、水平パネル材20及び垂直パネル材30のそれぞれの表面が熱可塑性樹脂層21,31で被覆されており、そして、水平パネル材20の表面を覆う第1防水シート61及び垂直パネル材30の表面を覆う第2防水シート62が、底部入隅部70を覆うように、それぞれ、垂直パネル材30及び水平パネル材20まで延出する延出部63、65を有し、且つ水平パネル材20及び垂直パネル材30の境界71から所定幅の非固定領域72(72a、72b)で固定されておらず、一方、底部入隅部70を覆う部分以外の部分において、水平パネル材20及び垂直パネル材30のそれぞれの表面の熱可塑性樹脂層21,31に固定領域73において溶着固定又は融着固定されている。従って、第1及び第2防水シート61,62が底部入隅部70を含む所定幅の部分で固定されていないので、その部分における第1及び第2防水シート61,62の自由度が高められ、その結果、水平パネル材20及び垂直パネル材30のそれぞれが独自に変位し、それらの間に非常に大きな相対的な変位が生じたとしても、第1及び第2防水シート61,62が底部入隅部70において受ける繰り返し曲げ応力が低減され、その結果、底部入隅部70における第1及び第2防水シート61,62の亀裂の発生を抑止することができる。ここで、このような作用効果と第1及び第2防水シート61,62の外観に弛みが発生するのを防止することとのバランスの観点からは、第1及び第2防水シート61,62のうち底部入隅部70を覆う第1及び第2防水シート61,62の部分は、水平パネル材20及び垂直パネル材30のそれぞれに対して、非固定領域72a、72bの外側において、底部入隅70に沿って溶着固定又は融着固定されていることが好ましい。
次に、実施形態1に係る防水シート施工構造100の施工方法について説明する。
まず、軸材10により骨格構造を形成し、次いで、その骨格構造に、水平パネル材20、垂直パネル材30、上面パネル材40、及び外壁パネル材51、並びに捨て笠木52、定形シール材53、及びカバー材54を取り付ける。また、必要に応じてシーリングテープ及びジョイントテープを貼り付ける。これにより、実施形態1に係る防水シート施工構造100の下地が構成される。
続いて、第1防水シート61を、上記で構成した下地のうち水平下地を構成する水平パネル材20を被覆するように設けて固定する。その時に、底部入隅部70では、第1防水シート61は水平パネル材20から垂直パネル材30まで延出した状態で敷設される。その上、底部入隅部70では、水平パネル材20及び垂直パネル材30に対して、境界71から所定領域を非固定領域72aとして固定されない領域を設け、この非固定領域72aの外側で水平パネル材20、垂直パネル材30に固定される。
特に、第1防水シート61の延出部63を垂直パネル材30に固定する際には、固定領域73は、境界71から非固定領域72a分の距離だけ離れているので、作業空間が確保でき、境界71を接着固定することに比較して、作業性に優れる。また、第1防水シート61の延出部63の先端部分を浮かし開くことが出来るので、この先端部分と垂直パネル材30との間に溶着剤を挿入する場合には、簡単に挿入できる。溶着剤を挿入した後に直ぐに溶着作業も容易に行え、きれいに貼り付けることが出来る。
なお、非固定領域72aが、非固定領域として確実に安定して固定されない状態で所定幅確保されるようにするためには、この非固定領域72aに予め、表面が非接着性のテープ(例えば、絶縁テープ、シリコンテープ、クラフトテープ)等を第1防水シートの裏面に接着して、敷設するようにしてもよい。
水平パネル材20と第1防水シート61との固定方法は、両者を密着させて設け、水平パネル材20の熱可塑性樹脂層21及び/又は第1防水シート61の固定予定部分に溶着剤を塗布し、熱可塑性樹脂層21及び/又は第1防止シートの表面層を溶かして貼り合わせることにより、第1防水シート61を溶着固定することができる。第1防水シート61の中央部分の溶着については、水平パネル材20上に密着させて設けた第1防水シート61の上から注射器を用いて溶着予定部分のそれらの間に溶着剤を注入してもよい。ここで、溶着剤としては、例えば、THF等が挙げられる。
水平パネル材20には、第1防水シート61を密着させて設け、水平パネル材20の熱可塑性樹脂層21及び/又は第1防水シート61の固定予定部分をIH加熱器具等を用いて加熱し、熱可塑性樹脂層21及び/又は第1防止シートを溶融させて貼り合わせ圧着させることにより、第1防水シート61を融着固定することができる。ここで、加熱温度は例えば200℃程度である。
オーバーラップ部分64については、同様に第1防水シート61間を溶着固定又は融着固定してもよい。また、上側の第1防水シート61の始端を覆うように液状シーリング材を塗布して乾燥させることにより不定形シーリング材81を設ける。
そして、第2防水シート62を、パラペット120の上面のカバー材54、捨て笠木52の露出部分、及び起立下地を構成する垂直パネル材30を被覆し、また、境界71を過ぎて水平パネル材20にまで延出する延出部65を設けて敷設する。即ち、底部入隅70では、第1防水シート61の延出部63を覆い、且つ水平パネル材20を覆うように延出部65を敷設する。そして、底部入隅70では、第2防水シート62は、第1防水シート61の延出部63の表面に対しては非固定領域として固定せずに、水平パネル材20上の第1防水シート61に対しては境界71から所定領域を非固定領域72bとして第1防水シート61に固定されない状態とし、非固定領域72bの外側で固定領域73として第1防水シート61に固定される。このようにして、実施形態1に係る防水シート施工構造100を施工することができる。
このとき、パラペット120の上面のカバー材54、及び捨て笠木52の露出部分には、第2防水シート62を溶着固定又は融着固定してもよい。また、第2防水シート62の始端を覆うように液状シーリング材を塗布して乾燥させることにより不定形シーリング材82を設ける。
なお、第2防水シート62において、非固定領域を設ける方法や固定方法等は、前述した第1防水シート61の敷設方法と同様な方法とすることができる。
具体的には、垂直パネル材30には、表面に第2防水シート62を密着させて設け、垂直パネル材30の熱可塑性樹脂層31及び/又は第2防水シート62の固定予定部分に溶着剤を塗布し、熱可塑性樹脂層31及び/又は第2防止シートの表面層を溶かして貼り合わせ圧着することにより、第2防水シート62を溶着固定することができる。第2防水シート62の中央部分については、垂直パネル材30上に密着させて設けた第2防水シート62の上から注射器を用いてそれらの間に溶着剤を注入してもよい。
また、垂直パネル材30には、表面に第2防水シート62を密着させて設け、垂直パネル材30の熱可塑性樹脂層31及び/又は第2防水シート62の固定予定部分をIH加熱器具等を用いて加熱し、熱可塑性樹脂層31及び/又は第2防止シートを溶融させて貼り合わせ圧着することにより、第2防水シート62を融着固定することができる。
延出部65については、同様に第1、第2防水シート61、62間を溶着固定又は融着固定してもよい。また、上側の第2防水シート62の終端を覆うように液状シーリング材を塗布して乾燥させることにより不定形シーリング材83を設ける。
第2防水シート62が非固定領域72において固定されるのを規制するため、非固定領域72には、第1防水シート61の場合と同様に予めシリコンテープ等でマスキングをしておいてもよい。
実施形態1では、底部入隅部70において、第1及び第2防水シート61,62が共に非固定領域72(72a、72b)を有して敷設されているので、水平パネル材20と垂直パネル材30とが相対的な変位が生じた際にも、第1及び第2防水シート61,62が受ける繰り返し曲げ応力が低減され、第1及び第2防水シート61,62の亀裂が発生し難い。その上、底部入隅部70を覆う部分が第1防水シート61と第2防水シート62で2重に構成されているので、この底部入隅部70の防水性に優れる。第2防水シート62の先端が第1防水シート61に重なって露出している部分、即ち不定形シーリング材83を設けている部分が水平シート材20の表面側であり、垂直シート材30に有る場合に比較して水密性に優れる。また、第1防水シート61の延出部63を施工する際の作業性に優れる。その上に重ねられる第2防水シートの作業性にも優れる。
(実施形態2)
実施形態2について、図4に基づいて説明する。なお実施形態2において、実施形態1と同じ部分の説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
実施形態2では、垂直パネル材30を覆う第2防水シート62の先端部分64を、底部入隅部70においては、底部入隅部70まで敷設しないで垂直パネル材30が露出した状態とする。この第2防水シート62の先端部分64は、固定領域73として垂直パネル材30に固定されている。また、第1防水シート61が水平パネル材20に敷設され、第1防水シート61の延出部63が、境界71を過ぎて、上記露出した垂直パネル材30を覆って、更に2防水シート62の先端部分64の表面上に重ねられる。底部入隅部70においては、第1防水シート61が境界71の両側で非固定領域72として設けられ、非固定領域72外側で固定領域73として設けられている。この固定領域73としては、第1防水シート61の延出部63が第2防水シート62の先端の上面に固定され、水平パネル材20に対しては非固定領域72を外れた外側で第1防水シート61の上面に固定されている。なお、第1防水シート61の先端ではシーリング材84でシールしている。
実施形態2においても、実施形態1と同様に、第1防水シート61が受ける繰り返し曲げ応力が低減され、第1防水シート61の亀裂が発生し難い。特に、実施形態2では、第2防水シート62の敷設が容易であり、第1防水シート61の敷設も容易であり、短時間で作業できる。
なお、実施形態2では、垂直パネル材30を覆う第2防水シート62は、底部入隅部70において垂直パネル材30上で境界71まで敷設してないが、敷設作業の容易さを考慮してのことであり、境界71まで敷設してもよい。
(実施形態3)
実施形態3について、図5に基づいて説明する。なお実施形態3において、実施形態1と同じ部分の説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
実施形態3では、水平パネル材20と垂直パネル材30との境界71が第1防水シート61の終端部分66とされ、垂直パネル材30を被覆する第2防水シート62が境界71を過ぎて、第1防水シート61の上記終端部分66の上側に重なる延出部65を有するように設けられている。第1防水シート61の上記終端部分66は、固定領域73として水平パネル材20に固定されている。一方、第2防水シート62は、底部入隅部70を非固定領域72として残し、この非固定領域72の外側で、垂直パネル材30及び第1防水シート61に固定されている。第2防水シート62の先端部分は不定形シーリング材83でシールされている。
実施形態3では、実施形態1と同様に、第1防水シート61が受ける繰り返し曲げ応力が低減され、第1防水シート61の亀裂が発生し難い。特に、実施形態3では、第1防水シート61及び第2防水シート62の敷設が容易であり、短時間で作業できる。水平パネル材20上で第1防水シート61の上に第2防水シート62を重ねて敷設して作業できるので、作業性に優れる。
なお、実施形態3において、実施形態2の考え方を適用して、第1防水シート61を境界まで71まで敷設しないで水平パネル材20を露出させ、露出した水平パネル材20と共に露出した垂直パネル材30を覆うように第2防水シート62を設けてもよい。
(実施形態4)
実施形態4について、図6に基づいて説明する。なお実施形態4において、実施形態1と同じ部分の説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
実施形態4では、前の実施形態に比較して、底部入隅部70において、第1防水シート61及び第2防水シート62とは第3防水シートを設けた点が大きく異なる。
具体的には、図6に示すように、底部入隅部70では、第1防水シート61の始端部分67及び第2防水シート62の終端部分64がそれぞれ境界71から数cmの位置に位置付けられ、それぞれ水平パネル材20及び垂直パネル材30が露出した状態となっている。第3防水シート90が、水平パネル材20及び垂直パネル材30の露出した部分を覆い、第1防水シート61の始端部分67の上面に及び第2防水シート62の終端部分64の上面に重ねられる。
第3防水シート90は、水平パネル材20及び垂直パネル材30の露出した部分では非固定領域72とされ、第1防水シート61の始端部分67の上面に重ねられた第1端部91及び第2防水シート62の終端部分64の上面に重ねられた第2端部92が固定領域73として固定されている。第1端部91及び第2端部92の先端には、シーリング材83,84が設けられている。なお、第1防水シート61の始端部分67及び第2防水シート62の終端部分64は、それぞれ第1防水シート材20及び第2防水シート材30に固定領域73として固定されている。
また、第3防水シート90を、第1及び第2防水シート61,62よりも先に、入隅部70に対して非固定領域72、固定領域73を設けて敷設しておき、後から、第1及び第2防水シート61,62を第3防水シート90の第1端部91,第2端部92の上面に固定するようにしてもよい。
実施形態4では、底部入隅部70を避けて第1防水シート61及び第2防水シート62敷設できるので、第1防水シート61及び第2防水シート62を確実に効率良く、敷設できる。底部入隅部70では、別の第3防水シート90を敷設するので、底部入隅部70の作業性に優れる。
(実施形態5)
実施形態5について、図7に基づいて説明する。なお実施形態5において、実施形態1と同じ部分の説明は省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態5では、実施形態4と同様、底部入隅部70に第3防水シートを設けたものである。
具体的には、図7に示すように、底部入隅部70では、第2防水シート62の終端部分64が境界71から数cmの位置に位置付けられ、垂直パネル材30が露出した状態となっている。そして、第3防水シート90が、第2防水シート62の終端部分64の上面に重なり、垂直パネル材30の露出した部分を覆い、境界71を過ぎて水平パネル材20上にまで敷設されている。この時に、第2防水シート62の終端部分64は垂直パネル材30に対して固定領域73として固定されている。第3防水シート90では、第2防水シート62の終端部分64の上面に重ねられた第2端部92が固定領域73として固定され、底部入隅部70では、露出した垂直パネル材30及び水平パネル材20に対して非固定領域72として固定され、非固定領域72の外側の第1端部91が水平パネル材20に固定領域73として固定されている。
それから、第1防水シート61の先端部分67が、第3防水シート90の第1端部91の上面に重ねられ、固定領域73として固定されている。
実施形態5では、第2防水シート62を敷設して、第3防水シート90によって底部入隅部70の作業をして、後から第1防水シート61を敷設して仕上げることができるので、最後に第1防水シート61を利用して底部入隅部70の処理を仕上げるようにすることができ、仕上げ作業の自由度が向上する。
なお、第3防水シート90の重ね方を逆にしてもよい。即ち、第3防水シート90の第2端部92が垂直パネル材30に固定され、この第2端部92の上面に第2防水シート62の終端部分64が重ねられて固定され、第3防水シート90の第1端部91が第1防水シート61の先端部分67の上面に重ねられて固定された構成でもよい。
実施形態5では、底部入隅部70を避けて第1防水シート61及び第2防水シート62敷設できるので、第1防水シート61及び第2防水シート62を確実に効率良く、敷設できる。底部入隅部70では、別の第3防水シート90を敷設するので、底部入隅部70の作業性に優れる。
本発明は、陸屋根、屋上、家屋のベランダ・ルーフバルコニー等の防水シート施工構造及び施工方法について有用である。
100 防水シート施工構造
110 陸屋根
120 パラペット
10 軸材
20 水平パネル材(水平下地)
21,31,41 熱可塑性樹脂層
22,32,42 鋼板
30 垂直パネル材(起立下地)
40 上面パネル材
61 第1防水シート
62 第2防水シート
63 第3防水シート
70 底部入隅
71 境界
72 非固定領域
73 固定領域

Claims (4)

  1. 水平下地と、
    上記水平下地に連続して起立して設けられた起立下地と、
    上記水平下地から上記起立下地に渡って表面を覆うように設けられた防水シートと、
    を備えた防水シート施工構造であって、
    上記水平下地及び上記起立下地のそれぞれは、その表面が熱可塑性樹脂層で被覆された鋼板を有し、
    上記防水シートは、上記水平下地及び上記起立下地のそれぞれに対して、該水平下地及び該起立下地が形成する底部入隅部を覆う部分において、該水平下地及び該起立下地の境界から所定幅の領域で上記鋼板の熱可塑性樹脂層に固定されておらず、一方、該底部入隅部を覆う部分以外の部分において、上記鋼板の熱可塑性樹脂層に溶着固定又は融着固定されていることを特徴とする防水シート施工構造。
  2. 請求項1に記載された防水シート施工構造において、
    上記水平下地及び上記起立下地の境界から所定幅の非固定領域が、該境界から25〜100mmまでの領域であることを特徴とする防水シート施工構造。
  3. 請求項1又は2に記載された防水シート施工構造において、
    上記防水シートは、上記水平下地に敷設される第1防水シート及び上記起立下地に敷設される第2防水シートを有し、上記底部入隅部を覆う部分において、第1防水シートは上記起立下地まで敷設される延出部を備え、第2防水シートは上記水平下地まで敷設される延出部を備え、上記底部入隅部において該第1防水シート及び第2防水シートが境界から所定幅の非固定領域を有することを特徴とする防水シート施工構造。
  4. 水平下地と、
    上記水平下地に連続して起立して設けられた起立下地と、
    上記水平下地から上記起立下地に渡って表面を覆うように設けられた防水シートと、
    を備えた防水シート施工構造の施工方法であって、
    上記水平下地及び上記起立下地のそれぞれには、表面を熱可塑性樹脂層で被覆された鋼板を配設し、また、該水平下地から該起立下地に渡って表面を覆うように防水シートを設け、そして、該防水シートを、該水平下地及び該起立下地のそれぞれに対して、該水平下地及び該起立下地が形成する底部入隅部を覆う部分において、該水平下地及び該起立下地の境界から所定幅の領域で上記鋼板の熱可塑性樹脂層に固定させずに、該底部入隅部を覆う部分以外の部分において、上記鋼板の熱可塑性樹脂層に溶着固定又は融着固定させることを特徴とする防水シート施工構造の施工方法。
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