JP2012111493A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦板を使用して、アッパーコラムを所望のテレスコピック位置で車体取付けブラケットにクランプするクランプ装置を備えたステアリング装置において、部品の外形寸法や肉厚を大きくせずに、ステアリング装置全体としての剛性や振動特性を向上させる。
【解決手段】ロアー側テレスコ用摩擦板61、61は、その車体前方側端部が、連結部612によって一体的に連結され、連結部612の下端617が、上部ロアーコラム10Aの外周に溶接によって固定されている。車体取付けブラケット3に対してアッパーコラム11をチルト締付け及びテレスコ締付けすると、ロアー側テレスコ用摩擦板61とアッパー側テレスコ用摩擦板62は一体的に締め付けられる。アッパーコラム11とロアーコラム10は、ロアー側テレスコ用摩擦板61とアッパー側テレスコ用摩擦板62を介して一体的に連結され、ステアリング装置全体としての剛性や振動特性が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明はステアリング装置、特に、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイールのテレスコピック位置(前後方向位置)、または、テレスコピック位置とチルト位置(傾斜角度)の両方を調整できるステアリング装置であって、複数の摩擦板を使用して、コラムが前後方向や傾斜方向に移動しないように強固にクランプするクランプ装置を備えたステアリング装置に関する。
ステアリングホイールのテレスコピック位置、または、テレスコピック位置とチルト位置の両方を調整できるステアリング装置では、ステアリングホイールのテレスコピック位置やチルト位置を調整した後、その位置から動かないように、アッパーコラムを車体取付けブラケットに強固にクランプする必要がある。そのために、単数または複数の摩擦板を使用したクランプ装置を備え、アッパーコラムのクランプ時の摩擦力を大きくし、アッパーコラムを車体取付けブラケットに強固にクランプするようにしている。
のような摩擦板を使用したクランプ装置を備えたステアリング装置として、特許文献1に示すステアリング装置がある。特許文献1に示すように、アッパーコラムを所望のテレスコピック位置で車体取付けブラケットにクランプするテレスコ用摩擦板は、テレスコピック移動するアッパーコラム側に配置されている。
テレスコピック位置の調整が完了して、アッパーコラムを車体取付けブラケットにクランプすると、テレスコ用摩擦板のクランプ時の摩擦力によって、アッパーコラムを車体取付けブラケットに強固にクランプすることができる。
しかしながら、アッパーコラムは、車体前方側に配置されたロアーコラムに対してテレスコピック移動可能に嵌合している。アッパーコラムのテレスコピック移動を円滑に行うためには、アッパーコラムとロアーコラムとの嵌合部には、わずかな摺動隙間が必要となる。
従って、アッパーコラムを車体取付けブラケットに強固にクランプしたとしても、アッパーコラムとロアーコラムとの嵌合部の摺動隙間の存在によって、ステアリング装置全体としての剛性や振動特性が低下することが避けられなかった。
ステアリング装置全体としての剛性や振動特性を向上させるためには、アッパーコラム、ロアーコラム、及び、車体取付けブラケット等の部品の外形寸法や肉厚を大きくすればよいが、重量や部品費が増加するという問題が生じる。
特開平10−35511号公報
本発明は、摩擦板を使用して、アッパーコラムを所望のテレスコピック位置で車体取付けブラケットにクランプするクランプ装置を備えたステアリング装置において、部品の外形寸法や肉厚を大きくせずに、ステアリング装置全体としての剛性や振動特性を向上させるようにしたステアリング装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、車体前方側に配置されたロアーコラム、車体後方側に配置され、上記ロアーコラムに対してテレスコピック位置が調整可能に嵌合すると共に、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回動可能に軸支したアッパーコラム、車体に取付け可能で、上記アッパーコラムをテレスコピック位置が調整可能に支持する車体取付けブラケット、上記ロアーコラムに固定されてテレスコ方向に延在して配置されたロアー側テレスコ用摩擦板、上記アッパーコラムに固定されてテレスコ方向に延在して配置されていると共に、上記アッパーコラムのテレスコピック位置に応じて、上記ロアー側テレスコ用摩擦板に対して重なり部を有して移動するアッパー側テレスコ用摩擦板、上記ロアー側テレスコ用摩擦板に備えられ、これらを一体的に連結する連結部、上記連結部と上記ロアー側テレスコ用摩擦板との接合部近傍に形成された補強用のリブ、及び、上記ロアー側テレスコ用摩擦板とアッパー側テレスコ用摩擦板との重なり部を上記車体取付けブラケットに締付けて、上記アッパーコラムを所望のテレスコピック位置で車体取付けブラケットにクランプするクランプ装置を備えたことを特徴とするステアリング装置である。
第2番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置において、上記ロアーコラムがインナーコラムであり、上記アッパーコラムがアウターコラムであることを特徴とするステアリング装置である。
第3番目の発明は、第1番目又は第2番目の発明のステアリング装置において、上記ロアー側テレスコ用摩擦板には上記クランプ装置の締付けロッドが貫通する円形孔が形成され、上記アッパー側テレスコ用摩擦板には上記クランプ装置の締付けロッドが貫通し、車体前後方向に長いテレスコ調整用長溝が形成されていることを特徴とするステアリング装置である。
本発明のステアリング装置では、テレスコ用摩擦板をロアー側テレスコ用摩擦板とアッパー側テレスコ用摩擦板で構成し、ロアー側テレスコ用摩擦板をロアーコラムに固定し、アッパーコラムのテレスコピック位置に応じて、ロアー側テレスコ用摩擦板に対して重なり部を有して移動するアッパー側テレスコ用摩擦板を、アッパーコラムに固定している。さらに、ロアー側テレスコ用摩擦板とアッパー側テレスコ用摩擦板との重なり部を、車体取付けブラケットに締付けて、アッパーコラムを所望のテレスコピック位置で車体取付けブラケットにクランプするクランプ装置を備えている。
従って、アッパーコラムを車体取付けブラケットにクランプすると、クランプされたロアー側テレスコ用摩擦板とアッパー側テレスコ用摩擦板を介してアッパーコラムとロアーコラムが一体的に結合される。そのため、アッパーコラム、ロアーコラム、及び、車体取付けブラケット等の部品の外形寸法や肉厚を大きくしなくても、ステアリング装置全体としての剛性や振動特性が向上する。
以下の実施例では、ステアリングホイールの前後方向位置と傾斜角度の両方を調整できる、チルト・テレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用した例について説明する。
図1は本発明のステアリング装置を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。図1に示すように、中空円筒状のコラム1が車体に取付けられ、このコラム1にはステアリングシャフト12が回動可能に軸支されている。ステアリングシャフト12には、その右端(車体後方側)にステアリングホイール121が装着され、ステアリングシャフト12の左端(車体前方側)には、自在継手21を介して中間シャフト22が連結されている。
中間シャフト22は、雄スプラインが形成された中実の中間インナーシャフト221と、雌スプラインが形成された中空円筒状の中間アウターシャフト222で構成され、中間インナーシャフト221の雄スプラインが、中間アウターシャフト222の雌スプラインに伸縮可能(摺動可能)に、かつ回転トルクを伝達可能に嵌合している。
さらに、中間アウターシャフト222の車体後方側が上記自在継手21に連結され、中間インナーシャフト221の車体前方側が自在継手23に連結されている。自在継手23には、ステアリングギヤ24の図示しないラックに噛合うピニオンが連結されている。
運転者がステアリングホイール121を回転操作すると、ステアリングシャフト12、自在継手21、中間シャフト22、自在継手23を介して、その回転力がステアリングギヤ24に伝達され、ラックアンドピニオン機構を介して、タイロッド25を移動し、車輪の操舵角を変えることができる。
図2は本発明の実施例1のステアリング装置の要部を示す正面図である。図3は図2のP矢視図であって、車体取付けブラケットとアッパーコラムのクランプ部近傍を示す。図4はアッパーコラムとロアーコラムとの嵌合部近傍のロアー側テレスコ用摩擦板とアッパー側テレスコ用摩擦板を示す正面図であって、車体取付けブラケットに組み込む前の状態を示す。図5は図2のA−A断面図である。
図2から図5に示すように、コラム1は、中空円筒状のアッパーコラム(アウターコラム)11と、このアッパーコラム11の左側(車体前方側)に軸方向に摺動可能に内嵌したロアーコラム(インナーコラム)10で構成されている。
アッパーコラム11には、上部ステアリングシャフト12Aが回転可能に軸支され、上部ステアリングシャフト12Aの右端(車体後方側)に、上記したステアリングホイール121(図1参照)が固定されている。
本発明の実施例では、アッパーコラム11は、アルミダイカスト製の一体成型品であるが、鋼管にディスタンスブラケットを溶接したものであってもよい。また、軽量化を目的として、マグネシウムダイカスト製であってもよい。
アッパーコラム11の左側(車体前方側)には、アッパーコラム11を左右両側から挟み込むようにして、車体取付けブラケット3が取付けられている。車体取付けブラケット3は、車体41(図5参照)に固定されたアルミ合金製等のカプセル42を介して、車体前方側に離脱可能に取付けられている。
アッパーコラム11は、二次衝突時にステアリングホイール121に運転者が衝突して大きな衝撃力が作用すると、カプセル42から車体取付けブラケット3が車体前方側に離脱し、ロアーコラム10に案内されて車体前方側にコラプス移動し、衝突時の衝撃エネルギーを吸収する。
ロアーコラム10は、上部ロアーコラム10Aと下部ロアーコラム10Bで構成され、上部ロアーコラム10Aの車体後方側(図2の右側)が、アッパーコラム11の左側(車体前方側)に軸方向に摺動可能に内嵌している。上部ロアーコラム10Aの車体前方側(図2の左側)に、下部ロアーコラム10Bの車体後方側がコラプス移動可能に内嵌している。下部ロアーコラム10Bには、下部ステアリングシャフト12Bが回転可能に軸支され、下部ステアリングシャフト12Bの左端(車体前方側)が、図1の自在継手21に連結されている。下部ステアリングシャフト12Bは、上部ステアリングシャフト12Aとスプライン係合して、アッパーコラム11のテレスコピック位置にかかわらず、上部ステアリングシャフト12Aの回転トルクを伝達することができる。
上部ロアーコラム10Aの車体前方端外周をカシメ加工して、上部ロアーコラム10Aと下部ロアーコラム10Bの嵌合部に縮径部10Cを形成し、上部ロアーコラム10Aと下部ロアーコラム10Bの嵌合は、圧入嵌合になっている。
従って、一次衝突時に、下部ロアーコラム10Bに車体後方側への衝撃荷重が加わると、下部ロアーコラム10Bは、嵌合部10Cの摩擦力に逆らって、上部ロアーコラム10Aに対して車体後方側にコラプス移動して、一次衝突時の衝撃荷重を緩和する。
車室とエンジンルームとを仕切るトーボード26に形成された貫通孔261には、合成ゴム製のグロメット27の外周が、内嵌圧入されている。グロメット27の車体後方端に形成されたフランジ273が、トーボード26の車体後方側端面262に当接して、グロメット27の車体前方側への移動を阻止している。
また、下部ロアーコラム10Bの車体前方端外周には、樹脂製のキャップ28が圧入されている。このキャップ28の外周が、グロメット27の貫通孔271に内嵌すると共に、キャップ28外周のフランジ281が、貫通孔271内周の環状溝272に内嵌し、グロメット27に対するキャップ28の軸方向の移動を阻止している。
従って、一次衝突時の衝撃力で、トーボード26が車体後方側に向かって変形すると、グロメット27を介してキャップ28に車体後方側への衝撃荷重が加わり、下部ロアーコラム10Bが車体後方側にコラプス移動する。
また、ステアリングホイール121のチルト位置(傾斜角度)を調整すると、下部ロアーコラム10B(キャップ28を含む)のチルト位置に応じて、グロメット27が弾性変形し、下部ロアーコラム10Bの円滑なチルト位置調整を可能にしている。
車体取付けブラケット3は、上板32と、この上板32から下方に延びる側板33、34を有している。上記アッパーコラム11には、アッパーコラム11の上方に突出して、ディスタンスブラケット13が一体的に形成されている。
ディスタンスブラケット13の側面14、15は、上部ロアーコラム10Aに固定されたロアー側テレスコ用摩擦板61、61、アッパーコラム11に固定されたアッパー側テレスコ用摩擦板62、62を介して、車体取付けブラケット3の側板33、34の内側面331、341に摺動可能に接している。
車体取付けブラケット3の側板33、34には、チルト調整用長溝35、36が形成されている。ディスタンスブラケット13には、図5の左右方向に延びると共に、アッパーコラム11の軸心方向に長く延びるテレスコ調整用長溝16、17が形成されている。
丸棒状の締付けロッド5が、上記チルト調整用長溝35、36及びテレスコ調整用長溝16、17を通して、図5の右側から挿入されている。締付けロッド5の右端には円筒状の頭部51が形成されている。、頭部51の外径部には回り止め部511が形成され、この回り止め部511は、チルト調整用長溝36の溝幅よりも若干幅の狭い矩形断面に形成されている。
回り止め部511はチルト調整用長溝36に嵌入して、締付けロッド5を車体取付けブラケット3に対して回り止めするとともに、アッパーコラム11のチルト位置調整時に、チルト調整用長溝36に沿って、締付けロッド5を摺動させる。
ロアー側テレスコ用摩擦板61、61は、アッパーコラム11のディスタンスブラケット13の側面14、15に摺接し、テレスコ方向(図2から図4の左右方向)に延在して配置されている。ロアー側テレスコ用摩擦板61、61には、締付けロッド5が貫通する円形孔611(図4(2)参照)が形成されている。
また、アッパー側テレスコ用摩擦板62、62は、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61の外側面に摺接し、テレスコ方向(図2から図4の左右方向)に延在して配置されている。アッパー側テレスコ用摩擦板62、62には、締付けロッド5が貫通するテレスコ調整用長溝621(図4(3)参照)が形成されている。
ロアー側テレスコ用摩擦板61、61、及び、アッパー側テレスコ用摩擦板62、62は、ロアーコラム10の軸心及びアッパーコラム11の軸心よりも車体上方側に配置されている。
ロアー側テレスコ用摩擦板61、61は、その車体前方側端部(図2から図4の左端)が、連結部612によって一体的に連結され、連結部612の下端617が、上部ロアーコラム10Aの外周に溶接によって固定されている。
ロアー側テレスコ用摩擦板61、61と連結部612との接合部近傍には、補強用リブ613、613が形成されている。また、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61の上端には、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61の上端から直角に折り曲げた補強用折り曲げ部614、614が形成されている。これらの補強用リブ613、613、補強用折り曲げ部614、614によって、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61の剛性を向上させて、
ロアー側テレスコ用摩擦板61、61と上部ロアーコラム10Aとを結合した際の剛性を向上させている。
アッパー側テレスコ用摩擦板62、62は、その車体後方側端部(図2から図4の右端)が、連結部622によって一体的に連結されている。アッパー側テレスコ用摩擦板62、62の車体後方側端部には円形孔(図4(3)参照)624、624が形成され、円形孔624、624に挿入されたリベット623、623によって、アッパー側テレスコ用摩擦板62、62は、ディスタンスブラケット13の側面14、15に固定されている。
アッパーコラム11がアルミダイカスト製の場合には、アッパーコラム11をアルミダイカスト成形する時に、円形孔624、624に挿入する突出部を一体的に成形して、リベット623、623を廃止してもよい。
本発明の実施例では、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61及びアッパー側テレスコ用摩擦板62、62は、ディスタンスブラケット13の側面14、15に各々1枚配置されているが、2枚でもよく、また3枚以上でもよい。また、本発明の実施例では、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61及びアッパー側テレスコ用摩擦板62、62は、側面14側及び側面15側の両方に配置されているが、どちらか一方でもよい。
図5に示すように、締付けロッド5の左端外周には、固定カム53、可動カム54、操作レバー55、スラスト軸受56、ナット57が、この順で外嵌され、ナット57の内径部に形成された雌ねじが、締付けロッド5の左端に形成された雄ねじ58にねじ込まれている。
固定カム53の右端外周には、矩形断面の回り止め部(図示せず)が形成されている。この回り止め部がチルト調整用長溝35に嵌入して、固定カム53を車体取付けブラケット3に対して回り止めするとともに、アッパーコラム11のチルト位置調整時に、チルト調整用長溝35に沿って、固定カム53を摺動させる。
固定カム53と可動カム54の対向する端面には、相補的な傾斜カム面が形成され、互いに噛み合っている。可動カム54の左側面に連結された操作レバー55を手で操作すると、可動カム54が固定カム53に対して回動する。
操作レバー55をクランプ方向に回動すると、固定カム53の傾斜カム面の山に可動カム54の傾斜カム面の山が乗り上げ、締付けロッド5を図5の左側に引っ張ると同時に、固定カム53を図5の右側に押す。
右側の側板34は、締付けロッド5の頭部51の左端面によって左側に押され、側板34を内側に変形させる。すると、側板34の内側面341が、アッパー側テレスコ用摩擦板62とロアー側テレスコ用摩擦板61の重なり部を、ディスタンスブラケット13の側面15に強く押しつける。
同時に、左側の側板33は、固定カム53の右端面によって右側に押され、側板33を内側に変形させる。すると、側板33の内側面331が、アッパー側テレスコ用摩擦板62とロアー側テレスコ用摩擦板61の重なり部を、ディスタンスブラケット13の側面14に強く押しつける。
このようにして、アッパー側テレスコ用摩擦板62とロアー側テレスコ用摩擦板61の両側面の間に働く大きな摩擦力によって、アッパーコラム11のディスタンスブラケット13を、車体取付けブラケット3に、チルト締付け及びテレスコ締付けすることができる。上記した固定カム53、可動カム54、締付けロッド5、操作レバー55等によって、本発明の実施例のクランプ装置が構成されている。
従って、車体取付けブラケット3に対してアッパーコラム11が固定され、アッパーコラム11のチルト方向の変位及びテレスコ方向の変位が阻止される。アッパーコラム11は車体取付けブラケット3に対して、アッパー側テレスコ用摩擦板62とロアー側テレスコ用摩擦板61との間に働く大きな摩擦力によって、大きな保持力で締付けられる。
上記したように、車体取付けブラケット3に対してアッパーコラム11をチルト締付け及びテレスコ締付けすると、ロアー側テレスコ用摩擦板61とアッパー側テレスコ用摩擦板62は一体的に締め付けられる。
ロアー側テレスコ用摩擦板61は、上部ロアーコラム10Aの外周に溶接によって固定され、アッパー側テレスコ用摩擦板62は、アッパーコラム11にリベット623、623によって固定されている。
従って、アッパーコラム11とロアーコラム10は、ロアー側テレスコ用摩擦板61とアッパー側テレスコ用摩擦板62を介して一体的に連結され、アッパーコラム11とロアーコラム10との嵌合部の摺動隙間があっても、ステアリング装置全体としての剛性や振動特性が向上する。また、アッパーコラム11、ロアーコラム10、及び、車体取付けブラケット3等の部品の外形寸法や肉厚を大きくする必要がないため、重量や部品費の増加が抑制される。
次に、運転者が操作レバー55を締付解除方向に回動すると、車体取付けブラケット3の側板33、34が、挟持方向と反対の方向へそれぞれ弾性復帰する。これによって、ロアー側テレスコ用摩擦板61、アッパー側テレスコ用摩擦板62との間の摩擦力も解除される。
そのため、アッパーコラム11は、車体取付けブラケット3の側板33、34に対してフリーな状態となる。この状態で、締付けロッド5をチルト調整用長溝35、36に案内させつつチルト方向に変位させて、ステアリングホイール121のチルト方向の調整を任意に行うことができる。
また、前記締付けロッド5に沿って、アッパー側テレスコ用摩擦板62のテレスコ調整用長溝621、及び、ディスタンスブラケット13のテレスコ調整用長溝16、17を案内させつつ、アッパーコラム11をテレスコ方向に変位させることで、ステアリングホイール121のテレスコ方向の調整を任意に行うことができる。
次に本発明の実施例2について説明する。図6は本発明の実施例2のステアリング装置の要部を示す正面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例2は、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61を上部ロアーコラム10Aに固定する方法を、溶接からボルトに変更した例である。
図6に示すように、本発明の実施例2のステアリング装置は、実施例1と同様に、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61が、テレスコ方向(図6の左右方向)に延在して配置されている。また、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61の外側面に摺接する、アッパー側テレスコ用摩擦板62、62が、テレスコ方向(図6の左右方向)に延在して配置されている。
アッパー側テレスコ用摩擦板62、62は、その車体後方側端部(図6の右端)が、実施例1と同様に、連結部622によって一体的に連結され、アッパー側テレスコ用摩擦板62、62の車体後方側端部が、リベット623、623によって、ディスタンスブラケット13の側面14、15に固定されている。なお、このリベット623は、他の実施例でも同様であるが、ボルト、ナットによる固定手段に置き換えることが可能である。
ロアー側テレスコ用摩擦板61、61は、その車体前方側端部(図6の左端)が、連結部612によって一体的に連結され、連結部612の下端には、車体前方側に向かって直角に折り曲げられた折り曲げ部615が形成されている。この折り曲げ部615を、複数のボルト616によって上部ロアーコラム10Aの外周に固定することで、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61を上部ロアーコラム10Aと一体的に結合している。
次に本発明の実施例3について説明する。図7は本発明の実施例3のアッパーコラムとロアーコラムとの嵌合部近傍のロアー側テレスコ用摩擦板とアッパー側テレスコ用摩擦板を示す正面図であって、車体取付けブラケットに組み込む前の状態を示し、実施例1の図4相当図である。図8(1)は図7のB−B断面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例3は、上部ロアーコラム10Aに回転方向に調整可能に外嵌するクランプバンドにロアー側テレスコ用摩擦板61、61を固定した例である。
図7に示すように、本発明の実施例3のステアリング装置は、実施例1と同様に、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61が、テレスコ方向(図7の左右方向)に延在して配置されている。また、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61の外側面に摺接する、アッパー側テレスコ用摩擦板62、62が、テレスコ方向(図7の左右方向)に延在して配置されている。
アッパー側テレスコ用摩擦板62、62は、その車体後方側端部(図7の右端)が、実施例1と同様に、連結部622によって一体的に連結され、アッパー側テレスコ用摩擦板62、62の車体後方側端部が、リベット623、623によって、ディスタンスブラケット13の側面14、15に固定されている。
ロアー側テレスコ用摩擦板61、61、及び、アッパー側テレスコ用摩擦板62、62は、ロアーコラム10の軸心及びアッパーコラム11の軸心よりも車体上方側に配置されている。
ロアー側テレスコ用摩擦板61、61は、その車体前方側端部(図7の左端)が、連結部612によって一体的に連結されている。連結部612の車体前方側の下端617、及び、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61の車体側方側の下端618、618が、クランプバンド7の外周に溶接によって固定されている。
クランプバンド7は、略矩形の平板を環状に折り曲げて形成され、上部ロアーコラム10Aの外周に、上部ロアーコラム10Aの外周に沿って、回転方向に調整可能に外嵌している。環状のクランプバンド7の両端には、半径方向外側に突出して締め板部71、71(図8(1)参照)が形成されている。
締め板部71、71のボルト孔(図示せず)にボルト72を差し込み、ナット73をボルト72の雄ねじにねじ込むと、クランプバンド7が縮径し、上部ロアーコラム10Aの外周をクランプバンド7が締め付けて、上部ロアーコラム10Aの外周にクランプバンド7が固定される。
アッパー側テレスコ用摩擦板62、62とロアー側テレスコ用摩擦板61、61を組み付ける場合には、ナット73を若干緩めておき、クランプバンド7が、上部ロアーコラム10Aの外周に沿って、回転方向に自由に調整可能にしておく。
次ぎに、上部ロアーコラム10Aの車体後方側(図7の右側)に、アッパーコラム11の左側(車体前方側)を軸方向に摺動可能に内嵌する。この時、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61を、アッパーコラム11のディスタンスブラケット13の側面14、15に摺接させるとともに、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61の外側面がアッパー側テレスコ用摩擦板62、62に沿って円滑に摺接するように組み付ける。
クランプバンド7は、上部ロアーコラム10Aの外周に沿って自由に回転するため、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61は、アッパー側テレスコ用摩擦板62、62に倣って正確に組み付けられ、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61とアッパー側テレスコ用摩擦板62、62の正確な組み付けが、短時間で可能となる。
ロアー側テレスコ用摩擦板61、61とアッパー側テレスコ用摩擦板62、62の組み付けが完了したら、ナット73をボルト72の雄ねじに強くねじ込み、クランプバンド7を縮径して、上部ロアーコラム10Aの外周にクランプバンド7を締め付けて固定すれば良い。
操作レバー55(図5参照)をクランプ方向に回動すると、アッパーコラム11とロアーコラム10は、ロアー側テレスコ用摩擦板61とアッパー側テレスコ用摩擦板62を介して一体的に連結され、アッパーコラム11とロアーコラム10との嵌合部の摺動隙間があっても、ステアリング装置全体としての剛性や振動特性が向上する。
図8(2)及び図8(3)は、図8(1)の変形例であり、ロアー側テレスコ用摩擦板61を省略した図8(1)相当図である。図8(1)では、クランプバンド7の締め板部71、71が、図8(1)で見て、上部ロアーコラム10Aの左斜め下側に配置されている。
締め板部71、71の位置は、ナット73やボルト72の組み付け易さ、車両にステアリング装置を組み付けたときの、締め板部71、71と他の機器との干渉等を考慮して、種々の配置が可能である。すなわち、図8(2)に示すように、上部ロアーコラム10Aの真下に配置しても良い。また、図8(3)に示すように、上部ロアーコラム10Aの右斜め下側に配置しても良い。
上記実施例では、ロアー側テレスコ用摩擦板61には円形孔611が形成され、この円形孔611に挿入された締付けロッド5がチルト調整用長溝35、36を貫通している。従って、一次衝突時に、上部ロアーコラム10Aからロアー側テレスコ用摩擦板61に、車体後方側への荷重が加わっても、締付けロッド5はチルト調整用長溝35、36に邪魔されて、車体後方側には移動できない。従って、アッパー側テレスコ用摩擦板62には車体後方側への荷重は伝達されず、一次衝突による、アッパーコラム11の突き上げが防止できる。
上記実施例では、ロアーコラム10がインナーコラム、アッパーコラム11がアウターコラムで構成されているが、ロアーコラム10をアウターコラム、アッパーコラム11をインナーコラムにしてもよい。
また、上記実施例では、チルト位置調整とテレスコピック位置調整の両方が可能なチルト・テレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用した場合について説明したが、テレスコピック位置調整だけが可能なテレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用してもよい。さらに、上記実施例では、ロアー側テレスコ用摩擦板61、61には、締付けロッド5が貫通する円形孔611が形成されているが、円形に限られるものではなく、テレスコ方向に長い長孔でもよい。
本発明のステアリング装置を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施例1のステアリング装置の要部を示す正面図である。 図2のP矢視図であって、車体取付けブラケットとアッパーコラムのクランプ部近傍を示す。 アッパーコラムとロアーコラムとの嵌合部近傍のロアー側テレスコ用摩擦板とアッパー側テレスコ用摩擦板を示す正面図であって、車体取付けブラケットに組み込む前の状態を示す。 図2のA−A断面図である。 本発明の実施例2のステアリング装置の要部を示す正面図である。 本発明の実施例3のアッパーコラムとロアーコラムとの嵌合部近傍のロアー側テレスコ用摩擦板とアッパー側テレスコ用摩擦板を示す正面図であって、車体取付けブラケットに組み込む前の状態を示し、実施例1の図4相当図である。 (1)は図7のB−B断面図である。(2)及び(3)は(1)の変形例である。
1 コラム
10 ロアーコラム(インナーコラム)
10A 上部ロアーコラム
10B 下部ロアーコラム
10C 縮径部
11 アッパーコラム(アウターコラム)
12 ステアリングシャフト
12A 上部ステアリングシャフト
12B 下部ステアリングシャフト
121 ステアリングホイール
13 ディスタンスブラケット
14、15 側面
16、17 テレスコ調整用長溝
21 自在継手
22 中間シャフト
221 中間インナーシャフト
222 中間アウターシャフト
23 自在継手
24 ステアリングギヤ
25 タイロッド
26 トーボード
261 貫通孔
262 車体後方側端面
27 グロメット
271 貫通孔
272 環状溝
273 フランジ
28 キャップ
281 フランジ
3 車体取付けブラケット
32 上板
33、34 側板
331、341 内側面
35、36 チルト調整用長溝
41 車体
42 カプセル
5 締付けロッド
51 頭部
511 回り止め部
53 固定カム
54 可動カム
55 操作レバー
56 スラスト軸受
57 ナット
58 雄ねじ
61 ロアー側テレスコ用摩擦板
611 円形孔
612 連結部
613 補強用リブ
614 補強用折り曲げ部
615 折り曲げ部
616 ボルト
617 下端
618 下端
62 アッパー側テレスコ用摩擦板
621 テレスコ調整用長溝
622 連結部
623 リベット
624 円形孔
7 クランプバンド
71 締め板部
72 ボルト
73 ナット

Claims (3)

  1. 車体前方側に配置されたロアーコラム、
    車体後方側に配置され、上記ロアーコラムに対してテレスコピック位置が調整可能に嵌合すると共に、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回動可能に軸支したアッパーコラム、
    車体に取付け可能で、上記アッパーコラムをテレスコピック位置が調整可能に支持する車体取付けブラケット、
    上記ロアーコラムに固定されてテレスコ方向に延在して配置されたロアー側テレスコ用摩擦板、
    上記アッパーコラムに固定されてテレスコ方向に延在して配置されていると共に、上記アッパーコラムのテレスコピック位置に応じて、上記ロアー側テレスコ用摩擦板に対して重なり部を有して移動するアッパー側テレスコ用摩擦板、
    上記ロアー側テレスコ用摩擦板に備えられ、これらを一体的に連結する連結部、
    上記連結部と上記ロアー側テレスコ用摩擦板との接合部近傍に形成された補強用のリブ、及び、
    上記ロアー側テレスコ用摩擦板とアッパー側テレスコ用摩擦板との重なり部を上記車体取付けブラケットに締付けて、上記アッパーコラムを所望のテレスコピック位置で車体取付けブラケットにクランプするクランプ装置を備えたこと
    を特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載されたステアリング装置において、
    上記ロアーコラムがインナーコラムであり、
    上記アッパーコラムがアウターコラムであること
    を特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載されたステアリング装置において、
    上記ロアー側テレスコ用摩擦板には上記クランプ装置の締付けロッドが貫通する円形孔が形成され、
    上記アッパー側テレスコ用摩擦板には上記クランプ装置の締付けロッドが貫通し、車体前後方向に長いテレスコ調整用長溝が形成されていること
    を特徴とするステアリング装置。
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