JP2012108742A - ドライバープログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 仕上げに折りが指定されている場合、ユーザーがページ割付を特に意識することなく、ユーザーにより指定された表紙情報を折り後の最前面に印刷させる。
【解決手段】 ドライバープログラムは、演算処理装置を、仕上げで折りが指定されている場合、原稿データにおいて、表紙情報があるページを特定し、折りの種別に基づいて、1または複数の印刷用紙内の複数の印字領域のうち、折りの後に最も前面に配置される印字領域を特定し、表紙情報があるページを、特定した印字領域にページ割付するレイアウト処理部72、およびレイアウト処理部により設定されたページ割付で印刷データを生成するPDL生成部73として機能させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ドライバープログラムに関するものである。
プリンター、複合機などといった画像形成装置には、印刷後の印刷用紙に対して、二つ折りなどの仕上げ(後処理)を行うものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
さらに、そのような画像形成装置には、仕上げに折りが指定されている場合に、原稿データの複数のページを、様々なページ割付で集約印刷するものがある(例えば特許文献2参照)。
特開平03−184063号公報 特開2010−20691号公報
仕上げに折りが指定されている場合、ユーザーは、宛名などの表紙情報を、折り後の最前面(つまり、表紙として見られる面)に印刷させたいときには、ページ割付の種別などを考慮して、表紙情報を原稿データ内に配置しておくことになり、多くの手間が必要となる。特に、両面印刷の場合には、折りの種別に応じてページ割付が変わるので、ユーザーが、正確にページ割付を指定するのは難しい。
特許文献2に記載の技術では、両面印刷時に内側優先および外側優先から選択されたものに応じて自動的にページ割付が設定されるが、特定の内容(表紙情報)を、常に、折り後の最前面に印刷することは困難である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、仕上げに折りが指定されている場合に、ユーザーがページ割付を特に意識することなく、ユーザーにより指定された表紙情報を折り後の最前面に印刷させることができるドライバープログラムを得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係るドライバープログラムは、コンピューターを、仕上げで折りが指定されている場合、原稿データにおいて、表紙情報があるページを特定し、折りの種別に基づいて、1または複数の印刷用紙内の複数の印字領域のうち、折りの後に最も前面に配置される印字領域を特定し、表紙情報があるページを、特定した印字領域にページ割付するレイアウト処理部、およびレイアウト処理部により設定されたページ割付で印刷データを生成する印刷データ生成部として機能させる。
これにより、仕上げに折りが指定されている場合、ユーザーがページ割付を特に意識することなく、ユーザーにより指定された表紙情報を折り後の最前面に印刷させることができる。したがって、ユーザーによる印刷設定の手間を減らすことができるとともに、所望の位置に表紙情報が印刷されないといった印刷ミスを減らすことができる。
また、本発明に係るドライバープログラムは、上記のドライバープログラムに加え、次のようにしてもよい。この場合、レイアウト処理部は、両面印刷が指定されている場合、折りの種別に基づいて、おもて面および裏面のいずれにおいて、表紙情報があるページをページ割付するかを決定する。
また、本発明に係るドライバープログラムは、上記のドライバープログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、表紙情報があるページが割付られる印字領域は、集約印刷における印刷用紙の1ページ内に割り付けられる複数の印字領域のうちの1つである。
また、本発明に係るドライバープログラムは、上記のドライバープログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、折りの種別がN折りである場合、表紙情報があるページが割付られる印字領域は、Nアップの集約印刷における印刷用紙の1ページ内に割り付けられる複数の印字領域のうちの1つである。
また、本発明に係るドライバープログラムは、上記のドライバープログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、折りの種別は、二つ折り、内三つ折り、および外三つ折りのいずれかである。
また、本発明に係るドライバープログラムは、上記のドライバープログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、表紙情報は、宛名である。
これにより、窓付き封筒に入れる書類に宛名を印刷する場合に、ユーザーによる印刷設定の手間を減らすことができる。
本発明によれば、仕上げに折りが指定されている場合、ユーザーがページ割付を特に意識することなく、ユーザーにより指定された表紙情報を折り後の最前面に印刷させることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るドライバープログラムをインストールされた端末装置を含む画像形成システムを示すブロック図である。 図2は、図1における画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図3は、図1における端末装置の構成を示すブロック図である。 図4は、実施の形態1におけるドライバーの構成を示すブロック図である。 図5は、図1における端末装置においてドライバーにより表示される印刷設定画面の一例を示す図である。 図6は、折りの種別を説明する図である。 図7は、外側優先の内三つ折りの場合の、印刷用紙のおもて面における印字領域と、裏面における印字領域と、折り後に最前面に配置される印字領域とを示す図である。 図8は、内側優先の内三つ折りの場合の、印刷用紙のおもて面における印字領域と、裏面における印字領域と、折り後に最前面に配置される印字領域とを示す図である。 図9は、図7および図8に示す場合のページ割付の一例を示す図である。 図10は、外側優先の内三つ折りの場合であって、表紙情報が印刷されるページにおいて、ページ全体の3分の1の印字領域と3分の2の印字領域の2つの印字領域を設定する場合の、印刷用紙のおもて面における印字領域と、裏面における印字領域と、折り後に最前面に配置される印字領域とを示す図である。 図11は、内側優先の内三つ折りの場合であって、表紙情報が印刷されるページにおいて、ページ全体の3分の1の印字領域と3分の2の印字領域の2つの印字領域を設定する場合の、印刷用紙のおもて面における印字領域と、裏面における印字領域と、折り後に最前面に配置される印字領域とを示す図である。 図12は、図10および図11に示す場合のページ割付の一例を示す図である。 図13は、内三つ折りの場合であって、第1枚の印刷用紙において、ページの先端側の3分の1が、折り後の最前面に配置される場合の印字領域を示す図である。 図14は、内三つ折りの場合であって、第1枚の印刷用紙において、ページの終端側の3分の1が、折り後の最前面に配置される場合の印字領域を示す図である。 図15は、図13および図14に示す場合のページ割付の一例を示す図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るドライバープログラムをインストールされた端末装置を含む画像形成システムを示すブロック図である。
図1に示すシステムにおいては、画像形成装置1が、ネットワーク2に接続され、そのネットワーク2に端末装置3が接続されている。画像形成装置1は、複合機であるが、プリンターなどの印刷機能を有する他の装置でもよい。端末装置3は、USB(Universal Serial Bus)などの周辺機器インターフェースを介して画像形成装置1に接続されていてもよい。
図2は、図1における画像形成装置1の構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、プリンター11と、スキャナー12と、ファクシミリ装置13と、操作パネル14と、通信装置15と、演算処理装置16とを備える。
プリンター11は、印刷データに基づいて原稿画像を印刷する内部デバイスであって、フィニッシャー11aを有する。フィニッシャー11aは、印刷後の印刷用紙を、指定された種別で折る。スキャナー12は、原稿から原稿画像を光学的に読み取り、原稿画像の画像データを生成する内部デバイスである。ファクシミリ装置13は、送信すべき原稿画像の画像データからファクシミリ信号を生成し送信するとともに、ファクシミリ信号を受信し画像データに変換する内部デバイスである。
また、操作パネル14は、画像形成装置1の筐体表面に配置され、ユーザーに対して各種情報を表示する表示装置と、ユーザー操作を検出する入力装置とを有する。表示装置としては例えば液晶ディスプレイが使用される。入力装置としては、キースイッチ、タッチパネルなどが使用される。キースイッチはハードウェアキーであり、表示装置およびタッチパネルによりソフトウェアキーが実現される。このように、操作パネル14は、画像形成装置1のユーザーインターフェースである。
また、通信装置15は、ネットワーク2に接続され、ネットワーク2を介して他の装置(端末装置3など)と所定の通信プロトコルでデータ通信を行う装置である。通信装置15としては、ネットワークインターフェース、モデムなどが使用される。
また、演算処理装置16は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューターであり、図示せぬ記憶装置、ROMなどからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。
画像形成装置1の起動後に、各種プログラムが演算処理装置16により適宜実行される。この実施の形態では、演算処理装置16により、図示せぬオペレーティングシステム、コントローラー31、通信処理部32、ジョブ制御部33、サービス実行部34などの処理部が実現される。
コントローラー31は、プリンター11、スキャナー12、ファクシミリ装置13、操作パネル14などといった内部デバイスを監視および制御する処理部である。
通信処理部32は、通信装置15を制御してデータ通信を実行する処理部である。通信処理部32は、端末装置3のドライバーと通信する。
ジョブ制御部33は、サービス実行部34により受け付けたジョブ要求に応じたジョブを実行する処理部である。ジョブ制御部33は、コントローラー31を使用して、ジョブ種別に応じた内部デバイス(プリンター11など)を動作させる。
サービス実行部34は、操作パネル14に対するユーザー操作やネットワーク2を介して端末装置3から供給されるコマンドによるジョブ要求(印刷、コピー、ファクシミリ送信、システム設定変更など)を受け付け、その要求に応じたジョブを実行させる。印刷、コピー、ファクシミリ送信などのジョブについては、サービス実行部34は、ジョブ制御部33に実行させる。
図3は、図1における端末装置3の構成を示すブロック図である。端末装置3は、例えば、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムなどをインストールされたネットワーク通信機能を有するパーソナルコンピューターである。
端末装置3は、通信装置41と、表示装置42と、入力装置43と、演算処理装置44と、記憶装置45とを備える。
通信装置41は、ネットワーク2に接続され、ネットワーク2を介して他の装置(画像形成装置1など)と所定の通信プロトコルでデータ通信を行う装置である。通信装置41としては、ネットワークインターフェース、モデムなどが使用される。
表示装置42は、端末装置3のユーザーに対して各種画面を表示する、液晶ディスプレイなどといった装置である。入力装置43は、ユーザーによるユーザー操作を検出する、キーボード、マウスなどといった装置である。
また、演算処理装置44は、CPU、ROM、RAMなどを有するコンピューターであり、図示せぬ記憶装置、ROMなどからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部を実現する。
端末装置3の起動後に、各種プログラムが演算処理装置44により適宜実行される。この実施の形態では、演算処理装置44により、図示せぬオペレーティングシステム、通信処理部61、ドライバー62、オペレーティングシステム63、アプリケーション64などの処理部が実現される。
通信処理部61は、通信装置41を制御してデータ通信を、所定の通信プロトコルで実行する。
ドライバー62は、記憶装置45内のドライバープログラム62aが演算処理装置44において実行されることにより実現される処理部であって、画像形成装置1用のドライバーである。ドライバー62は、アプリケーション64で生成された原稿データから、PDL(Page Description Language)データなどの印刷データを生成する。
図4は、実施の形態1におけるドライバー62の構成を示すブロック図である。ドライバー62は、描画命令解釈部71と、レイアウト処理部72と、PDL生成部73とを有する。
描画命令解釈部71は、アプリケーション64により生成された原稿データを解釈する。例えば、オペレーティングシステム63がウィンドウズ(商標)である場合、アプリケーション64により生成された原稿データは、オペレーティングシステム63のGDI(Graphic Device Interface)により描画命令に変換され、その描画命令としてドライバー62に供給される。
レイアウト処理部72は、その描画命令に基づいて印刷画像内のオブジェクトのレイアウトを設定する。
また、レイアウト処理部72は、仕上げで折りが指定されている場合、原稿データにおいて表紙情報があるページを特定し、折りの種別に基づいて、1または複数の印刷用紙内の複数の印字領域のうち、折りの後に最も前面に配置される印字領域を特定し、表紙情報があるページを、特定した印字領域にページ割付する。さらに、レイアウト処理部72は、両面印刷が指定されている場合、折りの種別に基づいて、おもて面および裏面のいずれにおいて、表紙情報があるページをページ割付するかを決定する。
「表紙情報があるページ」については、原稿データにおける所定のページ(例えば先頭ページや最終ページ)を「表紙情報があるページ」として予め規定しておいてもよいし、表紙情報を示す所定のタグが存在するページを「表紙情報があるページ」として検出するようにしてもよい。
また、表紙情報があるページが割付られる印字領域は、集約印刷における印刷用紙の1ページ内に割り付けられる複数の印字領域のうちの1つである。折りの種別がN折り(N>1)である場合、表紙情報があるページが割付られる印字領域は、Nアップの集約印刷における印刷用紙の1ページ内に割り付けられる複数の印字領域のうちの1つである。なお、二つ折りの場合、N=2であり、三つ折り(内三つ折りおよび外三つ折)の場合、N=3である。
また、表紙情報は、例えば、窓付き封筒に入れる書類に宛名(住所、氏名など)を印刷する場合の宛名である。
PDL生成部73は、レイアウト処理部72により設定されたページ割付で印刷データ(ここでは、PDLデータ)を生成する。
なお、アプリケーション64は、オペレーティングシステム63上でアプリケーションプログラムが実行されることにより実現される。アプリケーション64は、例えば、ワードプロセッサーソフトウェア、表計算ソフトウェアなどのオフィスアプリケーションである。
なお、記憶装置45は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶装置である。また、記憶装置45は、ドライバープログラム62aが記憶されたCD−ROMなどの可搬性のある記録媒体と、その記録媒体からドライバープログラム62aを読み出すことが可能な駆動装置とで構成されていてもよい。
次に、上記システムにおける各装置(特に端末装置3のドライバー62の動作について説明する。
端末装置3において、入力装置43に対するユーザー操作などに従ってドライバープログラム62aが演算処理装置44により実行される。例えば、アプリケーション64において、ユーザーがメニューから「印刷」を選択する操作を行うと、ドライバープログラム62aが実行される。これにより、ドライバー62が起動する。
ドライバー62のレイアウト処理部72は、印刷設定画面を表示装置42に表示させる。その印刷設定画面は、フィニッシャー11aを使用する仕上げ(後処理)のうち、折りの設定項目と、表紙指定印刷の設定項目とを有する。図5は、図1における端末装置3においてドライバー62により表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
図5に示す印刷設定画面には、折りの設定項目として、二つ折り、内三つ折り(外側優先と内側優先)、および外三つ折り(外側優先と内側優先)を選択するためのチェックボックスがあり、また、表紙指定印刷を指定するためのチェックボックスがある。「表紙指定印刷」は、仕上げで折りが指定されている場合、原稿データにおいて表紙情報があるページを、折りの後に最も前面に配置される印字領域に割り付ける印刷モードである。「表紙指定印刷」が指定されていない場合には、デフォルトのページ割付が実行される(つまり、表紙情報があるページも他のページと同様に割り付けられる)。図6は、折りの種別を説明する図である。図6(A)は二つ折りを示しており、図6(B)は内三つ折りを示しており、図6(C)は外三つ折り(いわゆるZ折り)を示している。なお、外側優先では、折り後の外側の面が先に印刷され、内側優先では、折り後の内側の面が先に印刷される。
例えば図5に示すように折りおよび「表紙指定印刷」が指定されると、レイアウト処理部72は、レイアウト処理部72は、アプリケーション64から供給される原稿データにおいて表紙情報があるページを特定し、指定された折りの種別に基づいて、1または複数の印刷用紙内の複数の印字領域のうち、折りの後に最も前面に配置される印字領域を特定し、表紙情報があるページを、特定した印字領域にページ割付する。なお、原稿データ内のその他のページについては、残りの印字領域に、印刷設定に従って順番に割り付けられる。各印字領域に割り付けられたページは、例えば縦横比を維持したまま、印字領域のサイズに合わせて拡大または縮小される。
このとき、レイアウト処理部72は、両面印刷が指定されている場合、折りの種別に基づいて、おもて面および裏面のいずれにおいて、表紙情報があるページをページ割付するかを決定する。
図7は、外側優先の内三つ折りの場合の、印刷用紙のおもて面における印字領域と、裏面における印字領域と、折り後に最前面に配置される印字領域とを示す図である。図8は、内側優先の内三つ折りの場合の、印刷用紙のおもて面における印字領域と、裏面における印字領域と、折り後に最前面に配置される印字領域とを示す図である。
画像形成装置1では、印刷用紙のおもて面が先に印刷され、裏面がその後に印刷される。このため、外側優先と内側優先とでは、折り後に最前面に配置される印字領域が異なる。したがって、レイアウト処理部72は、指定された折り種別に基づいて、折り後に最前面に配置される印字領域を特定する。図7および図8に示す場合では、レイアウト処理部72は、三つ折りであるので、3アップの集約印刷で、印刷用紙の1ページに3つの印字領域を設定する。印刷用紙の向きがランドスケープである場合、このときの印字領域は、横方向においてページ全体を三等分したものとされ、印刷用紙の向きがポートレートである場合、このときの印字領域は、縦方向においてページ全体を三等分したものとされる。
図9は、図7および図8に示す場合のページ割付の一例を示す図である。図9(A)は、図7に示す場合(外側優先の内三つ折り)のページ割付の一例を示す図である。図9(B)は、図8に示す場合(内側優先の内三つ折り)のページ割付の一例を示す図である。図9に示すように、同一の原稿データであっても、折りの種別に応じて、表紙情報があるページが、異なる印刷領域(図7の場合には印刷領域#1、図8の場合には印刷領域#4)に割付られる。
なお、この場合において、レイアウト処理部72は、表紙情報が印刷されるページにおいて、ページ全体の3分の1の印字領域と3分の2の印字領域の2つの印字領域を設定するようにしてもよい。
図10は、外側優先の内三つ折りの場合であって、表紙情報が印刷されるページにおいて、ページ全体の3分の1の印字領域と3分の2の印字領域の2つの印字領域を設定する場合の、印刷用紙のおもて面における印字領域と、裏面における印字領域と、折り後に最前面に配置される印字領域とを示す図である。図11は、内側優先の内三つ折りの場合であって、表紙情報が印刷されるページにおいて、ページ全体の3分の1の印字領域と3分の2の印字領域の2つの印字領域を設定する場合の、印刷用紙のおもて面における印字領域と、裏面における印字領域と、折り後に最前面に配置される印字領域とを示す図である。
図12は、図10および図11に示す場合のページ割付の一例を示す図である。図12(A)は、図10に示す場合(外側優先の内三つ折り)のページ割付の一例を示す図である。図12(B)は、図11に示す場合(内側優先の内三つ折り)のページ割付の一例を示す図である。図12に示すように、同一の原稿データであっても、折りの種別に応じて、表紙情報があるページが、異なる印刷領域(図10の場合には印刷領域#1、図11の場合には印刷領域#4)に割付られる。
また、複数ページを片面印刷し内三つ折りする場合に、レイアウト処理部72は、表紙情報が印刷されるページにおいて、ページ全体の3分の1の印字領域と3分の2の印字領域の2つの印字領域を設定し、後続のページには、1ページにつき1つの印字領域を設定するようにしてもよい。これにより、印刷後、第1枚をカバーページとして使用できる。なお、ここでは、第1枚についてページ全体の3分の1の印字領域と3分の2の印字領域の2つの印字領域を設定しているが、上述のように、ページ全体を三等分して3つの印字領域を設定するようにしてもよい。
図13は、内三つ折りの場合であって、第1枚の印刷用紙において、ページの先端側の3分の1が、折り後の最前面に配置される場合の印字領域を示す図である。図14は、内三つ折りの場合であって、第1枚の印刷用紙において、ページの終端側の3分の1が、折り後の最前面に配置される場合の印字領域を示す図である。
図15は、図13および図14に示す場合のページ割付の一例を示す図である。図15(A)は、図13に示す場合のページ割付の一例を示す図である。図15(B)は、図14に示す場合のページ割付の一例を示す図である。
図13に示すレイアウトでは、第1枚の先端側に、ページ全体の3分の1の印字領域#1が配置され、第1枚の終端側に、3分の2の印字領域の2つの印字領域#2が配置されている。そして、図15(A)に示すように、この印字領域#1に、表紙情報のページが割り付けられる。
一方、図14に示すレイアウトでは、第1枚の先端側に、ページ全体の3分の2の印字領域#1が配置され、第1枚の終端側に、3分の2の印字領域の2つの印字領域#2が配置されている。そして、図15(B)に示すように、この印字領域#2に、表紙情報のページが割り付けられる。
このようにして、レイアウト処理部72が、ページ割付を決定した後に、PDL生成部73は、そのページ割付で印刷データを生成し、通信処理部61および通信装置41を使用して画像形成装置1へ送信する。
画像形成装置1では、通信処理部32が、通信装置15を使用してその印刷データを受信すると、サービス実行部34が、その印刷データを、印刷ジョブの実行要求として受け付け、その印刷ジョブをジョブ制御部33に実行させる。ジョブ制御部33は、コントローラー31を使用して、その印刷データに従って、プリンター11に印刷および後処理(折り)を実行させる。
以上のように、上記実施の形態によれば、ドライバープログラム62aは、演算処理装置44を、仕上げで折りが指定されている場合、原稿データにおいて表紙情報があるページを特定し、折りの種別に基づいて、1または複数の印刷用紙内の複数の印字領域のうち、折りの後に最も前面に配置される印字領域を特定し、表紙情報があるページを、特定した印字領域にページ割付するレイアウト処理部72、およびレイアウト処理部により設定されたページ割付で印刷データを生成するPDL生成部73として機能させる。
これにより、仕上げに折りが指定されている場合、ユーザーがページ割付を特に意識することなく、ユーザーにより指定された表紙情報を折り後の最前面に印刷させることができる。したがって、ユーザーによる印刷設定の手間を減らすことができるとともに、所望の位置に表紙情報が印刷されないといった印刷ミスを減らすことができる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
本発明は、例えば、プリンター、複合機などの画像形成装置のドライバープログラムに適用可能である。
44 演算処理装置(コンピューターの一例)
62a ドライバープログラム
72 レイアウト処理部
73 印刷データ生成部

Claims (6)

  1. コンピューターを、
    仕上げで折りが指定されている場合、原稿データにおいて表紙情報があるページを特定し、前記折りの種別に基づいて、1または複数の印刷用紙内の複数の印字領域のうち、前記折りの後に最も前面に配置される印字領域を特定し、前記表紙情報があるページを、特定した前記印字領域にページ割付するレイアウト処理部、および
    前記レイアウト処理部により設定されたページ割付で印刷データを生成する印刷データ生成部、
    として機能させるためのドライバープログラム。
  2. 前記レイアウト処理部は、両面印刷が指定されている場合、前記折りの種別に基づいて、おもて面および裏面のいずれにおいて、前記表紙情報があるページをページ割付するかを決定することを特徴とする請求項1記載のドライバープログラム。
  3. 前記表紙情報があるページが割付られる前記印字領域は、集約印刷における印刷用紙の1ページ内に割り付けられる複数の印字領域のうちの1つであることを特徴とする請求項1記載のドライバープログラム。
  4. 前記折りの種別がN折り(N>1)である場合、前記表紙情報があるページが割付られる前記印字領域は、Nアップの集約印刷における印刷用紙の1ページ内に割り付けられる複数の印字領域のうちの1つであることを特徴とする請求項3記載のドライバープログラム。
  5. 前記折りの種別は、二つ折り、内三つ折り、および外三つ折りのいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のドライバープログラム。
  6. 前記表紙情報は、宛名であることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のドライバープログラム。
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