JP6142675B2 - 画像形成装置の制御装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置の制御装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置の制御装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関する。
画像形成装置は、たとえば、両面印刷機能や1ページ内に複数ページを割り付けて印刷する機能などのさまざまな印刷機能を有する。そのほか印刷した後の用紙に対してステープルやパンチ、折り、綴じなどを行なう後処理機能を有する。
このような様々な機能を有する画像形成装置では、これら機能を印刷データーに対して適用する場合、あらかじめ画像形成装置に設定されている印刷設定(プリントチケットともいう)に従う印刷と、受信した印刷ジョブに含まれる印刷設定に従う印刷とがある。
たとえば特許文献1は、画像形成装置が印刷ジョブと共に受信した印刷設定を適用するか、画像形成装置にあらかじめ設定されている印刷設定を適用するかをユーザーが選択できるようにした技術がある。また、この技術では、画像形成装置に設定されている印刷設定を適用する場合には、受信した印刷設定を画像形成装置に設定されている印刷設定に書き換えることが行われる。
また特許文献2は、画像形成装置が印刷ジョブと共に受信した印刷設定の中に、その画像形成装置では無効となる機能がある場合に、あらかじめ画像形成装置に備わっている機能のなかから、無効となった機能に代替する機能に置き換えて印刷する。
特開2012−121167号公報 特開2006−110861号公報
従来は、印刷ジョブの印刷設定の一部の機能と画像形成装置にあらかじめ設定された印刷設定の一部の機能とを組み合わせることになると、それぞれが別の印刷設定であるため、これらを混在させようとすると、各機能の禁則関係(コンフリクト)を解決しておくことができない。
特に、画像形成装置でユーザーが任意に印刷設定を変更した場合、印刷ジョブ中の印刷設定とコンフリクトしていないかどうか設定変更時には不明であった。また受信した印刷設定のなかに、その時だけ使用したい機能がある場合に、一部の機能は受信した印刷設定を使用し、そのほかは画像形成装置の設定を使用するといった設定の一部だけを使用するような自由度もない。
そこで、本発明の目的は、画像形成装置により設定中の機能が他の機能と禁則関係にあるか否かを設定変更中にユーザーにわかるようにして、自在に印刷ジョブ中の印刷設定と画像形成装置に記憶されている印刷設定とを混在させて、しかも禁則関係がないように印刷設定することのできる画像形成装置の制御装置、そのための画像形成装置の制御方法、および制御プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)印刷時に適用される複数の機能の中から適用する機能を選択的に設定した印刷設定に従って、受信した印刷ジョブの中の印刷データーを印刷する画像形成装置を制御する制御装置であって、
あらかじめ前記画像形成装置内に設定されている装置側印刷設定を記憶する印刷設定記憶部と、
前記受信した印刷ジョブに付随した印刷設定がある場合に、前記印刷ジョブの印刷設定、前記装置側印刷設定、および前記印刷ジョブの印刷設定の中の一部の機能と前記装置側印刷設定の中の一部の機能を混在させた混在印刷設定のいずれを前記印刷データーに適用するかを記憶した出力設定記憶部と、
前記印刷ジョブの印刷設定、前記装置側印刷設定、および前記混在印刷設定のいずれを前記印刷データーに適用するかを前記出力設定記憶部に記憶させるとともに、
ユーザーによって前記混在印刷設定が作成されて前記適用される場合に、作成中の混在印刷設定の中に禁則関係になる機能があるか否かを判断し、前記禁則関係になる機能がある場合は、前記禁則関係を解決するようにユーザーを促すための画面を表示して、ユーザーによって前記禁則関係が解決されたのち、前記禁則関係が解決された機能による印刷設定を前記混在印刷設定とする設定部と、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御装置。
(2)前記設定部は、前記禁則関係を解決するように前記ユーザーを促すための画面として、前記ユーザーが印刷設定の中の機能を変更した際に、当該変更した機能に対して禁則関係になる機能を変更できるように表示することを特徴とする(1)に記載の画像形成装置の制御装置。
(3)前記印刷設定記憶部は、複数の機能の中からあらかじめ選択して組み合わされた機能セットからなる複数の印刷設定を記憶しており、
前記設定部は、前記複数の印刷設定の中から選択された印刷設定を前記出力設定記憶部に対して前記印刷データーに適用する印刷設定として設定することを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装置の制御装置。
(4)前記設定部は、複数の機能の中からユーザーが選択して組み合わせた少なくとも一つの印刷設定をユーザー定義印刷設定として前記印刷設定記憶部に記憶しておき、
前記ユーザー定義印刷設定の中から選択された印刷設定を前記出力設定記憶部に対して前記印刷データーに適用する印刷設定として設定することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御装置。
(5)前記設定部は、印刷済みのジョブの印刷設定をジョブ履歴の印刷設定として前記印刷設定記憶部に少なくとも一つ記憶しておき、
前記ジョブ履歴の印刷設定の中から選択された印刷設定を前記出力設定記憶部に対して前記印刷データーに適用する印刷設定として設定することを特徴とする(1)〜(4)のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御装置。
(6)印刷時に適用される複数の機能の中から適用する機能を選択的に設定した印刷設定に従って、受信した印刷ジョブの中の印刷データーを印刷する画像形成装置の制御方法であって、
あらかじめ前記画像形成装置内に設定されている装置側印刷設定を記憶装置に記憶しておき、
前記受信した印刷ジョブに付随した印刷設定がある場合に、前記印刷ジョブの印刷設定と前記装置側印刷設定のうちいずれを適用するか、または前記印刷ジョブの印刷設定の中の一部の機能と前記装置側印刷設定の中の一部の機能を混在させた混在印刷設定を適用するか、を前記記憶装置に記憶する段階と、を有し、
前記混在印刷設定を適用する場合は、前記混在印刷設定がユーザーによって作成され、当該作成中の混在印刷設定の各機能の中に禁則関係になる機能があるか否かを判断する段階と、
前記禁則関係になる機能の設定がある場合は、前記禁則関係を解決するようにユーザーを促すための画面を表示する段階と、
前記ユーザーによって前記禁則関係が解決されたのち、前記禁則関係が解決された機能による印刷設定を前記混在印刷設定として記憶させる段階と、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
(7)前記禁則関係を解決するように前記ユーザーを促すための画面を表示する段階は、前記ユーザーが印刷設定の中の機能を変更した際に、当該変更した機能に対して禁則関係となる機能を変更できるように表示することを特徴とする(6)に記載の画像形成装置の制御方法。
(8)複数の機能の中からあらかじめ選択して組み合わされた機能セットからなる複数の印刷設定を前記記憶装置に記憶しておき、
前記複数の印刷設定の中から選択された印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする(6)または(7)に記載の画像形成装置の制御方法。
(9)複数の機能の中からユーザーが選択して組み合わせた少なくとも一つの印刷設定をユーザー定義印刷設定として前記記憶装置に記憶する段階と、
前記ユーザー定義印刷設定の中から選択された印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする(6)〜(8)のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御方法。
(10)印刷済みのジョブの印刷設定をジョブ履歴の印刷設定として前記記憶装置に少なくとも一つ記憶する段階と、
前記ジョブ履歴の印刷設定の中から選択されたジョブの印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする(6)〜(9)のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御方法。
(11)印刷時に適用される複数の機能の中から適用する機能を選択的に設定した印刷設定に従って、受信した印刷ジョブの中の印刷データーを印刷する画像形成装置の制御プログラムであって、
あらかじめ前記画像形成装置内に設定されている装置側印刷設定を記憶装置に記憶しておき、
前記受信した印刷ジョブに付随した印刷設定がある場合に、前記印刷ジョブの印刷設定と前記装置側印刷設定のうちいずれを適用するか、または前記印刷ジョブの印刷設定の中の一部の機能と前記装置側印刷設定の中の一部の機能を混在させた混在印刷設定を適用するか、を前記記憶装置に記憶する段階と、を有し、
前記混在印刷設定を適用する場合は、前記混在印刷設定がユーザーによって作成され、当該作成中の混在印刷設定の各機能の中に禁則関係になる機能があるか否かを判断する段階と、
前記禁則関係になる機能の設定がある場合は、前記禁則関係を解決するようにユーザーを促すための画面を表示する段階と、
前記ユーザーによって前記禁則関係が解決されたのち、前記禁則関係が解決された機能による印刷設定を前記混在印刷設定として記憶させる段階と、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。
(12)前記禁則関係を解決するように前記ユーザーを促すための画面を表示する段階は、前記ユーザーが印刷設定の中の機能を変更した際に、当該変更した機能に対して禁則関係となる機能を変更できるように表示することを特徴とする(11)に記載の画像形成装置の制御プログラム。
(13)複数の機能の中からあらかじめ選択して組み合わされた機能セットからなる複数の印刷設定を前記記憶装置に記憶しておき、
前記複数の印刷設定の中から選択された印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする(11)または(12)に記載の画像形成装置の制御プログラム。
(14)複数の機能の中からユーザーが選択して組み合わせた少なくとも一つの印刷設定をユーザー定義印刷設定として前記記憶装置に記憶する段階と、
前記ユーザー定義印刷設定の中から選択された印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする(11)〜(13)のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御プログラム。
(15)
印刷済みのジョブの印刷設定をジョブ履歴の印刷設定として前記記憶装置に少なくとも一つ記憶する段階と、
前記ジョブ履歴の印刷設定の中から選択されたジョブの印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする(11)〜(14)のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御プログラム。
本発明によれば、ユーザーは画像形成装置からの入力により、受信した印刷ジョブの印刷設定と、画像形成装置にあらかじめ設定されている印刷設定とを混在させて設定する際に、設定変更中に禁則関係となる機能があるか否かがわかるようになる。このため受信した印刷ジョブの印刷設定と画像形成装置にあらかじめ設定されている印刷設定の中から、禁則関係がないように、各機能を混在させた印刷設定を行うことができる。
本発明を適用した実施形態の画像形成装置の構成を説明するための説明図である。 画像形成装置内における制御部のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。 印刷設定の処理手順を説明するためのフローチャートである。 印刷設定の画面例を説明するための説明図である。 設定変更の処理手順を示すフローチャートである。 図4の状態からさらにユーザーが片面設定を両面にし、パンチ機能を有効に変更する場合の出力された用紙の状態を示す説明図である。 図4の状態からさらにユーザーが片面設定を両面にし、パンチ機能を有効に変更する場合の操作パネル上に表示された印刷設定画面例を説明するための説明図である。 警告画面例を説明するための説明図である。 禁則関係を解決した機能をグループ化した状態の印刷設定画面例を説明するための説明図である。 実施形態2における保存されている印刷設定を読み出すための設定呼び出しボタンの付いた印刷設定画面例を説明するための説明図である。 設定一覧画面例を説明するための説明図である。 プリセットの呼び出し画面例を説明するための説明図である。 ユーザー定義画面例を説明するための説明図である。 ユーザー定義変更画面例を説明するための説明図である。 ジョブ履歴の画面例を説明するための説明図である。 ジョブ履歴からジョブが選択されたのちのジョブ履歴確認画面例を説明するための説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態の画像形成装置の構成を説明するための説明図である。また図2は、画像形成装置内における制御部のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
この画像形成装置10は外部機器であるクライアントコンピューター(以下PC(Personal Computer)という)30とネットワーク18を介して接続されている。
画像形成装置10は、制御部11、給紙部12、印刷部13、後処理装置14、操作パネル15を備えている。
制御部11は本発明を適用した制御装置である。制御部11は図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、フラッシュROM24(FlashROM)、ネットワークインターフェース(Network Interface:NIF)27を備える。これら各部は信号をやり取りするためのバス28により相互に接続されている。また、制御部11は、給紙部12、印刷部13、操作パネル15などとバス28(またはその他の内部配線)によって制御信号のやり取りができるように接続されている(図1参照)。
この制御部11は、画像形成装置10の各部の制御を行う。ここで行われる制御は、印刷設定に従った印刷および印刷後の用紙に対する後処理の制御など、この画像形成装置の動作に関わる制御である。なお、印刷そのものの制御に必要なプログラムは、一般的な画像形成装置で使用されているものと同様であるので詳細な説明は省略する。
そして本実施形態では、この制御部11が、画像形成装置10にあらかじめ設定されている印刷設定(装置側印刷設定という)の中の機能、および印刷ジョブ中の印刷設定の中の機能の中から、ユーザーが任意に選択した機能と、そのほかに印刷設定されている機能がコンフリクト(禁則関係)していないか否かを判断して、設定変更中に即座に操作パネル15へ表示して、禁則関係の有無をユーザーに知らせるための処理をしている。
これらの制御は、あらかじめフラッシュROM24に記憶されているプログラムをCPU21が実行することによって行われる。したがって、この制御部11の構成は、いわゆるコンピューターと同様であって、提供されたプログラムを実行することにより、上記のような印刷動作の制御、および用紙情報の書き込み制御などを行っているものである。このため、後述する手順をCPU21が実行することでCPU21が設定部となる。
ROM22は、画像形成装置10として最低限必要となる基本動作を実行するための各種プログラムを記憶している。たとえば、画像形成装置に電源投入時に各部が正常に動作するか否かを判断したり、その後の処理に必要なプログラムをフラッシュROM24から読み出したりするなど、基本的な動作のためのプログラムを記憶している。
RAM23はCPU21の作業領域として一時的にプログラムやデーターを記憶する。
フラッシュROM24は、制御に必要なプログラムや印刷設定を記憶している。また、フラッシュROM24は、あらかじめ画像形成装置に記憶させている印刷設定を記憶する記憶装置となるものである。このためフラッシュROM24は印刷設定記憶部となる。またフラッシュROM24は、後述する手順により印刷設定内で、印刷データーに適用する機能を決めた出力設定を記憶するためにも使用されることになる。したがって、フラッシュROM24は出力設定記憶部にもなる。なお、フラッシュROM24に代えて、ハードディスクやその他の不揮発性メモリを使用することができる。
ネットワークインターフェース27は通信部であり、ネットワーク18を介して他の機器と通信するためのインターフェースである。ここでは、PC30との接続に使用されている。なお、本実施形態では、印刷ジョブは、PC30から送信されてくるものとして説明するが、そのほかにも、たとえば、画像形成装置にUSBなどのような有線のインターフェースや、無線によるインターフェースを設けて、様々な端末機器(たとえば、USBメモリや携帯端末など)から直接印刷ジョブを受信できるようにしておいてもよい。
給紙部12は、制御部11からの指示により、用紙を印刷部13へ搬送する。給紙部12の内は給紙トレイを有しており複数の用紙を収納できるようになっている。給紙トレイは、用紙の代わりにその他のフィルム状の印刷媒体を収納することもできる。
印刷部13は、制御部11からの制御によって、電子写真方式や静電記録方式、またはインクジェット印刷等の公知の作像プロセスにより、画像を用紙等の印刷媒体に印刷する。印刷動作は、給紙部12から搬送されてきた印刷媒体に対して画像を印刷した後、印刷媒体は後処理装置14へ搬送される。印刷機能としては、たとえば、モノクロ/カラーなどの色印刷機能、拡大縮小機能、片面/両面印刷機能、2in1、4in1などのページ割り付け機能、画像の向きを入れ替える機能などを備えている。これらの印刷機能の一つひとつは、印刷設定の中の一つの機能として設定される。
後処理装置14は、制御部11からの制御によって印刷部13より搬送されてきた印刷媒体に対して、様々な後処理を実行する。後処理機能は、たとえば、用紙の所定位置(綴じ方向)にパンチ穴を開けるパンチ機能、用紙の所定位置をステープルで止めるステープル機能、用紙を所定の折り方で折る折り機能などである。これらの後処理機能の一つひとつは、印刷設定の中の一つの機能として設定される。
操作パネル15は、各種表示を行うディスプレイと、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタンなどを備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。この操作パネル15から、ユーザーは直接画像形成装置に対して様々な機能を選択、設定して画像形成装置内(フラッシュROM24)に記憶させることができる。また、この操作パネル15上から、画像形成装置にあらかじめ設定されている印刷設定と、印刷ジョブの印刷設定のいずれを適用するかの設定を行うことができるようになっている。
PC30は、一般的なパソコンなどのコンピューターであり、ネットワークインターフェース(不図示)を備え、画像形成装置10との間で印刷ジョブの送信を行う、また、印刷ジョブごとの印刷設定を行う。このためにPC30には、画像形成装置に適したプリンタドライバ(プログラム)がインストールされている。ユーザーは、このプリンタドライバを用いて画像形成装置10に対して印刷ジョブの送信や印刷指令を行う(これらは一般的な処理であるので説明は省略する)。
ネットワーク18は、PC30と画像形成装置10を接続して、印刷ジョブの受け渡しや印刷して、用紙情報のデーターの受け渡しなどを行うもので、たとえばLANを使用することができる。またPC30と画像形成装置10を直接接続する回線、専用線などであってもよい。
以下、制御部11による印刷設定の手順を説明する。図3は印刷設定の処理手順を説明するためのフローチャートである。ここでは、印刷ジョブを受信して、その後画像形成装置の操作パネルを使用して印刷設定を行う手順について説明する。
まず、制御部11は、ネットワークインターフェース27を介して印刷ジョブ(以下単に「ジョブ」と称する。図中も同様)のデーターを受信する(S1)。ジョブには印刷するための印刷データーが存在する。そして制御部11は、ジョブのデーターとして、印刷データーとともに印刷設定(たとえばPJL(Printer Job Language))が付随しているかどうかを判断する(S2)。
ここで印刷設定が付随していない場合は(S2:NO)、あらかじめ画像形成装置に設定(記憶)されている印刷設定(装置側印刷設定という)をフラッシュROM24から読み出して、これを出力設定とする(S11)。ここで出力設定とは、実際に印刷動作を行う際に印刷データーに適用される設定である。また、印刷動作は、用紙などの印刷媒体への印刷動作と印刷後の後処理動作を含むものである。
続いて、制御部11は、出力設定をジョブの印刷データーに適用して印刷動作を実行する(S13)。S13においては、印刷時に適用した出力設定は印刷したジョブの名称などと共にジョブ履歴のなかに印刷設定履歴としてフラッシュROM24に記憶することが好ましい(以下のS13の処理のいても同様である。このジョブ履歴については後述する実施形態2の中で説明する)。
一方、受信したジョブに印刷設定が付随している場合(S2:YES)、制御部11は、付随している印刷設定をRAM23に一時記憶する(S3)。その後、制御部11は、ジョブ全体の印刷設定としてジョブの印刷設定を適用するのか、装置側印刷設定を適用するのか、さらにジョブの印刷設定の一部の機能と装置側印刷設定の一部の機能を混在させて適用するのかを確認する(S4)。
S4において、装置側印刷設定を適用する場合(装置優先)は、あらかじめ画像形成装置に設定(記憶)されている印刷設定をフラッシュROM24から読み出して、これを出力設定としてRAM23に一時記憶する(S11)、そしてその出力設定を受信したジョブの印刷データーに適用して印刷動作を実行する(S13)。
S4において、ジョブ付随の印刷設定を適用する場合(ジョブ優先)は、S3で一時記憶した印刷設定をRAM23から読み出して、これを出力設定とする(S12)。そしてその出力設定を受信したジョブの印刷データーに適用して印刷動作を実行する(S13)。
S4において、ジョブの印刷設定の一部の機能と装置側印刷設定の一部の機能を混在させて適用する場合(機能ごとに優先)は、制御部11は操作パネル15から入力されている各機能の優先度に基づいて印刷動作を実行することになる。なお、この機能ごとに優先させる場合の設定手順については後述する。
ジョブの印刷設定の一部の機能と装置側印刷設定の一部の機能を混在させて適用する場合、制御部11は、機能ごとの優先度を確認する(S5)。続いて制御部11はS5で確認された各機能の優先度から装置側印刷設定を優先して適用する機能については、その機能の設定内容をフラッシュROM24から読み出す(S6)。続いて、制御部11はS5で確認された優先度からジョブ側印刷設定を優先して適用する機能については、その機能の設定内容をS3で記憶したジョブの印刷設定から読み出す(S7)。
そして、制御部11は、S6およびS7で読み出した各機能をまとめて出力設定を生成する(S8)。その後、出力設定を受信したジョブの印刷データーに適用して印刷動作を実行する(S13)
ここで、画像形成装置10の操作パネル15からの入力による機能ごとの優先度の設定について説明する。
図4は、印刷設定の画面例を説明するための説明図である。この例では、印刷設定のうちの一部を示しているが、たとえば設定の種類ごとにタブで画面を切り替えられるような構成になっていたり、他の機能の項目は別画面から設定したりするようになっている。
印刷設定画面は操作パネル15に表示される(以下、他の画面についても同様である)。この印刷設定画面では各機能が印刷設定項目としてドロップダウン形式による選択式となっている。そして各項目のチェックボックスはその機能について装置側印刷設定を使用するか、ジョブの印刷設定を使用するかを示すものである。
ここでは、チェックボックスが選択されている(チェックあり)項目は装置側印刷設定を優先して適用することを示している。
逆にチェックボックスが選択されていない(チェックなし)項目は受信したジョブに付随していた印刷設定を優先して適用することを示している。
したがって、上述した手順のS4においては、これら各項目のチェックの有無により、装置側装置側印刷設定を適用するのか、ジョブの印刷設定を適用するのか、ジョブの印刷設定の一部の機能と装置側印刷設定の一部の機能を混在させて適用するのかを判断することになる。つまり、すべての項目についてチェックがあれば装置側印刷設定を使用するものと判断し、S11以降の処理となる。また、すべての項目についてチェックなければ、ジョブの印刷設定を使用するものと判断し、S12以降の処理となる。そして、各項目のチェックの有無が混在している場合は、それぞれの機能を混在させて適用して印刷するものと判断してS5以降の処理を行うのである。このような各項目のチェックの有無が混在している場合の印刷設定を混在印刷設定という。
そして、S5においては、項目ごとのチェックの有無を判断して、チェックのある項目はその項目の機能をフラッシュROM24から読み出し(S6の処理)、チェックのない項目はその項目の機能をS3で記憶したジョブの印刷設定から読み出す(S7の処理)。
図4に示した印刷設定画面の場合、ジョブからの印刷設定として(チェックなし)、片面印刷、A4サイズの用紙への印刷、後処理として左綴じ、パンチなしとなることを示している。そしてユーザーの選択により、装置側印刷設定を適用させる項目として(チェックあり)、2in1による割り付け印刷と、後処理として左上ステープルが選択されていることを示している。
つまりこの印刷設定画面例では、ジョブの印刷設定と装置側印刷設定が混在した設定となっているのである。これらをまとめると、片面に、2in1割り付けでA4サイズの用紙に印刷され、後処理として左綴じ、左上にステープルされて出力されるように設定されていることになる。
そして、変更後の設定は、印刷設定画面内の保存ボタンが押されれば、各項目の機能が出力設定として画像形成装置内のフラッシュROM24に記憶されて、印刷動作に使用されることになる。また、記憶された出力設定は、今後の装置側印刷設定として保存しておくこともできる。その場合、たとえば、設定した印刷設定に名称を付けて、いつでも呼び出せるようにしておくようにするとよい(詳細後述)。
ここで、このような操作パネル15から様々な印刷設定を変更する場合、機能によっては、設定変更している時点であらかじめ記憶されている装置側印刷設定の内容やジョブの印刷設定の内容とコンフリクト(禁則関係という)する場合がある。次に、このような機能ごとに禁則関係がある場合を含めて、設定変更する際の処理手順を説明する。
図5は、設定変更の処理手順を示すフローチャートである。
まず、制御部11は印刷設定画面(たとえば図4、図7、図9参照)を操作パネル15に表示して、ユーザーからの設定変更(追加を含む。以下同様)の入力を受け付ける(S21)。
続いて制御部11は、現在変更中の機能が他の機能と禁則関係となっていないか否かを確認する(S22)。これには、たとえば、様々な禁則関係をデーター化しておき(禁則関係データーという)、これをフラッシュROM24にあらかじめ記憶しておく。そして、現在変更中の機能を禁則データーに照らして、他の機能と禁則関係にあるか否かを判断することになる。禁則関係としては、たとえば、パンチ位置やステープル位置に対して綴じ方向が合わない(たとえば中綴じに対して上下左右など端をステープルする、あるいは袋とじに対して中央をステープルする、パンチ位置とステープル位置が互いに対向する端や対角位置に設定されている、パンチ位置とステープル位置が綴じ方向の組み合わせにより複数の用紙を綴じた時に見づらくなる、など)、用紙サイズに対して不可能な割り付けとなっている(A5サイズの用紙では小冊子出力できない)などである。そのほか画像形成装置(後処理装置を含む)自身が持つ機能として実行できない組み合わせなどさまざまな禁則関係があるので、禁則データーとして記憶しておく。また、ユーザーが後から禁則関係を設定できるようにしてもよい。
S22において、現在変更中の機能に対して禁則関係にある機能がなければ(S22:NO)、保存ボタンが押されるのを待ち(S31)、保存ボタンが押されれば(S31:YES)、現在選択されている内容を出力設定として保存する(S32)。また、このとき、表示画面には、警告などは表示しないことになる。ここでは保存ボタンが押されるまでS21の処理にもどり、保存ボタンが押されるまでS21、S22、S31の処理が継続されることになる。ただし、キャンセルボタン(図4参照)が押された場合は、割り込み処理によって現在の処理中の処理を終了して元の状態に戻ることになる。ここではキャンセルボタンが押されると、すべての処理が終了することになる。
一方、S22において、禁則関係にある設定を行っていると判断されたなら(S22:YES)。制御部11は続いて、禁則エラーである旨を示す警告画面を表示する(S23)。そして、警告画面には、禁則関係となっている設定項目を表示する。これによりユーザーに禁則関係の機能があることを示してその解決を促すことになる。
警告画面に表示される禁則関係となっている機能の項目は、現在変更中の機能を生かして禁則関係になっている方の機能の項目である。なぜなら現在変更中の機能を生かす必要がなければ、設定中の内容をキャンセルさせればよいだけであるのに対し、現在変更中の機能を生かすのであれば、禁則関係となっている方を変更しなければならないからである。
続いて、制御部11は、禁則エラーを解決するためのユーザーからの入力を待つ(S24)。ここで、禁則エラーを解決するための入力がなされずに、設定解除の指示(たとえば警告画面中のキャンセルボタン)が入力されると(S24:キャンセル)、現在変更中の設定内容を元に戻して、S21へ戻る。
一方、警告画面表示において、禁則エラーを解決する指示、たとえば後述する警告画面中の[一時保存]または[グループ保存](後述))が入力されることになる。
ここでS24において一時保存ボタンが押された場合(S24:一時保存)は、その後、制御部11は、禁則関係を解決した機能を今回だけ適用するものとしてRAM23に保存することになる。このため、警告画面表示の中から禁則エラー解決のための候補として選択された機能に変更する(S25)。そして警告画面を消してS21へもどる。この状態で禁則関係はなくなっているのでので(S22:NO)、印刷設定画面から保存ボタンが押されれば(S31:YES)、出力設定として保存することになる(S32)。
一方、グループ保存ボタンが押されれば(S24:グループ保存)、今後、他のジョブについても同様の禁則関係となるような設定変更が加えられた場合に、今回解決した機能同士をグループとして使用できるようにする。このため禁則関係を解決した機能をグループ化してフラッシュROM24に保存する(S26)。同時に警告画面を消す。このとき印刷設定画面では、このグループ化した設定項目がわかるように表示する(後述)。
以上により設定変更の処理は終了する。
ここで禁則エラーとなるような設定変更が行われた場合の一例を説明する。
こここでは図4の設定画面例の状態からさらにユーザーが片面設定を両面にし、パンチ機能を有効に変更する場合を例に説明する。
図6は、図4の設定画面例の状態からさらにユーザーが片面設定を両面にし、パンチ機能を有効に変更する場合の出力された用紙の状態を示す説明図である。
図6Aに示すように、片面、2in1、左上ステープルの状態では、用紙1枚の片面に2ページ分の印刷が行われ、さらに左上ステープルが打たれることになる。この状態から、片面設定を両面に、パンチ2点上の設定が追加されると、図6Bに示すように、パンチ穴が図示において用紙の左側に位置することになる。これは、左綴じの設定がそのままのためである。そうすると、両面印刷の用紙を綴じたものを開いてゆくと、パンチ位置に対して綴じ位置が対応しなくなる(この状態でパンチ位置の綴じ位置で用紙を開くと開いた方の用紙の印刷面の内容が逆さまになってしまう)。このため、このような状態は禁則関係となるのである。
図7は、図4の状態からさらにユーザーが片面設定を両面にし、パンチ機能を有効に変更する場合の操作パネル上に表示された印刷設定画面例を説明するための説明図である。また、図8は警告画面例を説明するための説明図である。
図7に示すように、ユーザーはパンチ設定をパンチなしから2点上に変更しようとしている。この場合、パンチ設定の2点上と綴じ方向の左綴じが禁則関係にある。この場合、図8Aに示すように、このような関係が禁則エラーであることをユーザーに知らせるための警告画面が表示される。図8Aに示した状態は、パンチ設定(パンチ:2点上)に対して、綴じ方向の左綴じが禁則関係にあるのでこの項目が表示されている。この表示は、たとえば赤色のハイライトなどでわかりやすく表示しておくことが好ましい。そして、この禁則関係を示す項目はプルダウンメニューとなっていて、ユーザーが適宜変更可能なものとなっている。
この警告画面上で、キャンセルボタンが押されれば、現在の設定内容(パンチ:2点上)がキャンセルされて、元の設定内容であるパンチなしになる。
一方、禁則関係を解決するために、ユーザーが警告画面に表示されている項目から、禁則状態になっている機能を変更し禁則関係を解決することができる。パンチ設定(パンチ:2点上)に対して、禁則関係にならない綴じ方向としては、上綴じがある。そこで、図8Bに示すように、ユーザーが綴じ方向を上綴じに変更する。この時、赤色のハイライト表示などは、普通の色に戻すことで禁則が解消したことを明示的にすることが好ましい。
そして、警告画面から一時保存ボタンまたはグループ保存ボタンが押されれば、新たに選択された上綴じが設定内容として有効となり、既に説明したように、一時保存、またはグループ化された保存となる。
なお、警告画面中の、一時保存およびグループ保存のボタンは、たとえば禁則関係が解決するまで機能しない状態(いわゆるグレーアウト)としておき、禁則関係が解決する設定に変更された時点で機能させるようにしてもよい。
このようにして禁則関係が解消された状態が図6Cである。図示するように、用紙の上にパンチ穴が開くことになるので、ステープルと共存させてパンチ穴で用紙を綴じても、これを開いた場合に、印刷面の内容が逆さまにならない。
グループ保存は、禁則関係を解決するための候補が複数ある場合、以降ここでグループ化した設定関係が今後は設定変更画面中に候補として挙がるようにしてもよい。このような禁則解決のためのグループ化された内容は、たとえば、禁則関係データーとして、禁則関係を示す内容と関連付けして保存しておくとよい。これにより2回目以降に、同じ禁則関係となる設定変更が行われた場合、保存した禁則関係データーから禁則関係を解決するための候補として表示させることができる。また、このようにグループ化した候補を保存してゆくことで、順次、それを解決するための候補が蓄積されてゆくことになる。
図9は、禁則関係を解決した機能をグループ化した状態の印刷設定画面例を説明するための説明図である。
図9に示すように、警告画面からグループ保存された後の印刷設定画面では、グループ化されている設定(機能)がわかるように表示されることになる。図示した場合には各設定項目に「i」(アイ)マークを付している。これにより、パンチと綴じ方向がグループ化されていることがわかる。
ここでは、一例としてパンチ穴の追加変更を例に説明したが、そのほかにもさまざまな禁則関係とそれを解決するための変更が存在する。たとえば図3の状態から、ステープルを「中綴じ」、用紙サイズを「A5」に設定した後に、印刷種類を「片面」から「小冊子」に変更する。この場合、「A5」では小冊子出力ができない。そこで「小冊子」に対して禁則関係になるになっている用紙サイズを禁則関係にある旨、警告表示する。これにより、ユーザーは警告内容に合わせて、設定変更をキャンセルするか、用紙サイズを変更して禁則関係を解決した設定にすることができる。
以上により、ユーザーが画像形成装置からの入力により、印刷設定を変更する場合、装置側印刷設定を使うか、ジョブの印刷設定を使うか、または機能ごとに装置側とジョブ側の設定を混在させて使うかを選択して使用することができる。しかも、装置側の設定変更や追加においては、設定中に即座に、その設定内容が禁則関係にあるか否かもわかるようになる。このため、様々な設定変更を加えた場合に、それによる結果がユーザーにもわかるようになる。
[実施形態2]
実施形態2は、上述した実施形態1のようにして装置側とジョブ側の印刷設定が混在された印刷設定をそのまま装置に記憶させて、ユーザーが任意に呼び出して使えるようにした形態である。したがって、本実施形態2においては、画像形成装置の構成、制御部の構成、印刷設定の処理手順、設定変更の処理手順などは実施形態1と同じであるので、それらの説明は省略する。
本実施形態2では、印刷設定の中の機能を様々に組み合わせた印刷設定をあらかじめ用意しておき、これをプリセットとして保存している。また、実施形態1のようにしてユーザーが設定した印刷設定(混在印刷設定を含む)をユーザー定義設定として保存する。さらには印刷済みのジョブの印刷設定をジョブ履歴として保存する。
これらプリセット、ユーザー定義設定、およびジョブ履歴は、いずれもフラッシュROM24に記憶させておくことになる。
プルセットは、画像形成装置メーカーがあらかじめユーザーの利便性を考えて工場出荷時または装置(装置内の各種ソフトウェア)のバージョンアップ時などに記憶させておくことになる。
ユーザー定義設定は、たとえば、保存名称入力画面などを表示してユーザーより名称入力を行わせて保存する。このときジョブの印刷設定と装置側印刷設定が混在している場合は、それらの機能が保存されることになる。
ジョブ履歴は、印刷終了した時点で、その時の出力設定が印刷設定として保存されることになる。
図10は、実施形態2における保存されている印刷設定を呼び出すための設定呼び出しボタンの付いた印刷設定画面例を説明するための説明図である。
本実施形態2においては、制御部11が、印刷設定を変更するための指示があった場合に、図示するように、右上に[設定呼び出し]ボタンが付加されている印刷設定画面を表示する。なお、設定呼び出しボタン以外の項目やボタンは実施形態1と同様である(図4参照)。
この図10に示した画面から、設定呼び出しボタンが押されると、制御部が設定一覧画面を表示する。
図11は、設定一覧画面例を説明するための説明図である。図示するように、プリセット、ユーザー定義設定、およびジョブ履歴の各ボタンが表示されることになる。
この画面からユーザーが任意にいずれかのボタンを押すことでそれらに設定されている印刷設定を制御部11がフラッフュROM24から読み出すことになる。
ここでは、一例としてプリセットの設定が呼び出された場合を説明する。
図12はプリセットの呼び出し画面例を説明するための説明図である。
印刷設定画面では機能セットの種別毎に印刷設定のセットが用意されている。たとえば仕上げに関する種別の縮小ブックレットであれば、「ステープル:中綴じ、折り:重ね中折り、ページ割付:2in1(縮小)、印刷種類:両面」が、等倍ブックレットであれば「ステープル:中綴じ、折り:重ね中折り、ページ割付:2in1(等倍)、印刷種類:両面」、くるみ綴じであれば「ステープル:中綴じ、折り:重ね中折り、ページ割付:2in1(等倍)、印刷種類:両面、表紙:くるみ綴じ」という後処理に関する機能セットが印刷設定の一つとして登録されている。
またカラーに関する種別であれば写真鮮やかは「解像度:1200dpi、カラープロファイル[画像]:鮮やか」が、写真鮮やか文字くっきりであれば「解像度:1200dpi、カラープロファイル[画像]:鮮やか、文字と図形の処理:黒で印刷する、細線化:オン」などが印刷設定の一つとして登録されている。
また、機能種別内の各設定を同時に選択できないように印刷装置で制御することで複数の機能が重複しないようになっている(縮小ブックレット+トナーセーブの組合せは可能だが、縮小ブックレット+くるみ綴じは選択不可)。
そのほかさまざまな機能をあらかじめ組み合わせてプリセットとして保存しておくことができる。
ユーザーにより、プリセットで用意されている印刷設定が選択されると、制御部は図10の印刷設定画面に戻って表示する。この段階では各プリセットとして登録されている印刷設定の内容が表示されることになる。その後は、この実施形態1同様に、表示されている印刷設定をそのまま使用するか、またはさらに各項目を変更するなどして印刷動作を実行することになる。
次にユーザー定義画面について説明する。図13は、ユーザー定義画面例を説明するための説明図である。
ユーザー定義画面も、図11に示した設定呼び出し画面からユーザー定義ボタンが押されることで制御部11により呼び出されて表示される。
図においては、すでに、「お気に入り」、「くるみ綴じ、表紙片面、トレイ1」、「両面、4in1」、「表紙あり、ブックレット」が登録されている状態であり、これらが各ボタンとして並んでいる。これらの名称は印刷設定画面から保存した時にユーザーが任意に設定した名称である。
一方、新たに、ユーザーが印刷設定をユーザー定義として保存する場合は、印刷設定画面(図10)の設定呼び出しボタンを押して、ユーザー定義画面を呼び出して、「未設定項目」を選択する。これにより、制御部11は操作パネル15に表示される画面を図10の印刷設定画面に戻り表示する。この段階で保存ボタンが押されれば、制御部11は表示されている印刷設定を先に押された未設定項目の位置に対応させたユーザー定義印刷設定としてフラッシュROM24に記憶する。
また、ユーザー定義画面からは、既に定義してあるユーザー設定を読み出して変更することもできる。
図13のユーザー定義画面からユーザー定義の各項目を選択し、続いて変更ボタンを押されることで、制御部11は、ユーザー定義変更画面を表示する。図14は、ユーザー定義変更画面例を説明するための説明図である。
この画面は、印刷設定画面と同様であり、各機能の項目がユーザーにより変更可能となっている。ここで、いずれかの項目が変更されたときには、実施形態1と同様に禁則関係の判断がなされて禁則関係があればそれが解決されたのち、その各ユーザー定義に対して変更が加えられて保存されることになる。また、各ユーザー定義を変更することもでき、右上から定義名の部分に変更する名称などを打ち込めば変更可能となっている。
この画面例では、例として「くるみ綴じ、表紙片面、トレイ1」では「表紙の印字:印字する、表紙:くるみ綴じ、表紙の印刷種類:片面」がユーザーにより設定されている。そして印字する、くるみ綴じ、片面に「i」マークが付いているので、禁則関係が解決されたグループであることがわかるようになっている。
次にジョブ履歴から印刷設定を呼び出す場合を説明する。図15は、ジョブ履歴の画面例を説明するための説明図である。
制御部11は、印刷出力したジョブについての出力設定を、そのジョブの印刷設定としてフラッシュROM24に記憶しておく(これは、たとえば実施形態1における手順S13の処理による行われる。そして、制御部11はジョブ履歴が呼び出されればジョブ履歴画面を表示する。このときジョブ履歴画面では印刷済みのジョブ名、出力結果、出力日時、印刷指示したユーザー名等を表示し選択可能とする。ジョブ名、出力結果、出力日時、印刷指示したユーザー名等は受信したジョブに付随しているものであり、ジョブ履歴を保存する際にいっしょに保存されている。
ユーザーにより、ジョブ履歴画面の中から、適用したいジョブの履歴が選択され、内容確認ボタンが押されると、画面が遷移してこのジョブで印刷出力した際の印刷設定の内容確認するためのジョブ履歴確認画面が表示される。
図16は、ジョブ履歴からジョブが選択されたのちのジョブ履歴確認画面例を説明するための説明図である。
この段階で表示されるジョブ履歴確認は、通常の印刷設定画面(図10)と同様であり、各機能の項目がユーザーにより変更可能となっている。この画面においても、ユーザーが禁則を解決して設定した機能はそれらがわかるように「i」マークが付されている。
また、この画面からユーザーがさらに印刷設定を変更できるようにしてもよい。その場合は、実施形態1と同様に禁則関係の判断がなされて禁則関係があればそれが解決されたのち、OKボタンが押されれば、制御部11はこの設定をフラッシュROM24に記憶する。
そして、ユーザーは選択したジョブ履歴の設定内容を確認(図16)したので、そのジョブ履歴で設定されている全ての機能を適用するか、ジョブ履歴の中で禁則関係が解決された機能のみを適用するかを選択する。
図16に示した例は、図15中の「ジョブ番号:117 ジョブ名:本番印刷」が選択されたときに表示されるもので、カラー設定の例を示している。この例ではカラー設定として、「カラープロファイル[画像]」、「カラープロファイル[文字/図形]」、「細線化」の各機能は禁則関係が解決された機能となっている(すなわち「i」マークがついている)が、「解像度」、「文字と図形の処理」は「i」マークが無いので、ジョブ側の印刷設定が使われることを示している。
確認が終了したなら(OKボタンが押されたなら)、制御部11は図15に示したジョブ履歴の画面に戻って表示する。そして「ジョブ番号:117 ジョブ名:本番印刷」について、「優先設定のみ適用」ボタンが押されると、制御部11は禁則関係が解決された機能である「カラープロファイル[画像]」、「カラープロファイル[文字/図形]」、「細線化」を適用するように出力設定として記憶する。一方、「設定全体を適用」ボタンが押されると制御部11は、「カラープロファイル[画像]」、「カラープロファイル[文字/図形]」、「細線化」、「解像度」、「文字と図形の処理」の全てを適用するように出力設定として記憶する。
以上のように、本実施形態2においては、様々な機能がセットになった印刷設定を、たとえばプリセット、ユーザー定義、ジョブ履歴などとしてあらかじめ保存しておくものである。そして、あらかじめ保存されたプリセット、ユーザー定義、ジョブ履歴などの中から、ユーザーが任意に印刷設定を選択して使用できるようにしている。それらあらかじめセットとして保存されている機能セットの印刷設定においても、それらを変更する場合には実施形態1同様に、装置側、ジョブ側、そして装置側とジョブ側の印刷設定の混在した印刷設定などを自由に変更、選択することができる。そして、印刷設定を変更する際には禁則関係について即座にユーザー警告し、それを解決することができる。
以上本発明を適用した実施形態を説明したが、本発明は、様々な変形形態が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、画像形成装置内に制御部として画像形成装置の制御装置が組み込まれた形態を説明したが、画像形成装置の制御装置は、別体であってもよい。具体的には、印刷部と後処理部が接続されている印刷装置と、これを制御するための制御装置(いわゆるプリンタコントローラー)が別の筐体からなる装置であってもよい。
さらには、画像形成装置(印刷部と後処理部からなる印刷装置)とWebサーバーを接続して、Webサーバーを呼び出すためのURLへクライアントPCからブラウザーによりアクセスすることで印刷設定用のWebページを表示して、設定させるようにしてもよい。その場合Webサーバーが本発明の画像形成装置の制御装置となる。また、この場合、Webサーバー上で事項されるプログラムが、印刷設定を行う制御プログラムとなる。
そのほか、本発明は特許請求の範囲によって解釈されるものであって、上述した実施形態や事例に限定的に解釈されるものではないことは言うまでもない。
10 画像形成装置、
11 制御部、
12 給紙部、
13 印刷部、
14 後処理装置、
15 操作パネル、
18 ネットワーク、
21 CPU、
22 ROM、
23 RAM、
24 フラッシュROM(Flash ROM)、
27 ネットワークインターフェース、
28 バス、
30 PC(コンピューター)。

Claims (15)

  1. 印刷時に適用される複数の機能の中から適用する機能を選択的に設定した印刷設定に従って、受信した印刷ジョブの中の印刷データーを印刷する画像形成装置を制御する制御装置であって、
    あらかじめ前記画像形成装置内に設定されている装置側印刷設定を記憶する印刷設定記憶部と、
    前記受信した印刷ジョブに付随した印刷設定がある場合に、前記印刷ジョブの印刷設定、前記装置側印刷設定、および前記印刷ジョブの印刷設定の中の一部の機能と前記装置側印刷設定の中の一部の機能を混在させた混在印刷設定のいずれを前記印刷データーに適用するかを記憶した出力設定記憶部と、
    前記印刷ジョブの印刷設定、前記装置側印刷設定、および前記混在印刷設定のいずれを前記印刷データーに適用するかを前記出力設定記憶部に記憶させるとともに、
    ユーザーによって前記混在印刷設定が作成されて前記適用される場合に、作成中の混在印刷設定の中に禁則関係になる機能があるか否かを判断し、前記禁則関係になる機能がある場合は、前記禁則関係を解決するようにユーザーを促すための画面を表示して、ユーザーによって前記禁則関係が解決されたのち、前記禁則関係が解決された機能による印刷設定を前記混在印刷設定とする設定部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御装置。
  2. 前記設定部は、前記禁則関係を解決するように前記ユーザーを促すための画面として、前記ユーザーが印刷設定の中の機能を変更した際に、当該変更した機能に対して禁則関係になる機能を変更できるように表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の制御装置。
  3. 前記印刷設定記憶部は、複数の機能の中からあらかじめ選択して組み合わされた機能セットからなる複数の印刷設定を記憶しており、
    前記設定部は、前記複数の印刷設定の中から選択された印刷設定を前記出力設定記憶部に対して前記印刷データーに適用する印刷設定として設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置の制御装置。
  4. 前記設定部は、複数の機能の中からユーザーが選択して組み合わせた少なくとも一つの印刷設定をユーザー定義印刷設定として前記印刷設定記憶部に記憶しておき、
    前記ユーザー定義印刷設定の中から選択された印刷設定を前記出力設定記憶部に対して前記印刷データーに適用する印刷設定として設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御装置。
  5. 前記設定部は、印刷済みのジョブの印刷設定をジョブ履歴の印刷設定として前記印刷設定記憶部に少なくとも一つ記憶しておき、
    前記ジョブ履歴の印刷設定の中から選択された印刷設定を前記出力設定記憶部に対して前記印刷データーに適用する印刷設定として設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御装置。
  6. 印刷時に適用される複数の機能の中から適用する機能を選択的に設定した印刷設定に従って、受信した印刷ジョブの中の印刷データーを印刷する画像形成装置の制御方法であって、
    あらかじめ前記画像形成装置内に設定されている装置側印刷設定を記憶装置に記憶しておき、
    前記受信した印刷ジョブに付随した印刷設定がある場合に、前記印刷ジョブの印刷設定と前記装置側印刷設定のうちいずれを適用するか、または前記印刷ジョブの印刷設定の中の一部の機能と前記装置側印刷設定の中の一部の機能を混在させた混在印刷設定を適用するか、を前記記憶装置に記憶する段階と、を有し、
    前記混在印刷設定を適用する場合は、前記混在印刷設定がユーザーによって作成され、当該作成中の混在印刷設定の各機能の中に禁則関係になる機能があるか否かを判断する段階と、
    前記禁則関係になる機能の設定がある場合は、前記禁則関係を解決するようにユーザーを促すための画面を表示する段階と、
    前記ユーザーによって前記禁則関係が解決されたのち、前記禁則関係が解決された機能による印刷設定を前記混在印刷設定として記憶させる段階と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 前記禁則関係を解決するように前記ユーザーを促すための画面を表示する段階は、前記ユーザーが印刷設定の中の機能を変更した際に、当該変更した機能に対して禁則関係となる機能を変更できるように表示することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の制御方法。
  8. 複数の機能の中からあらかじめ選択して組み合わされた機能セットからなる複数の印刷設定を前記記憶装置に記憶しておき、
    前記複数の印刷設定の中から選択された印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 複数の機能の中からユーザーが選択して組み合わせた少なくとも一つの印刷設定をユーザー定義印刷設定として前記記憶装置に記憶する段階と、
    前記ユーザー定義印刷設定の中から選択された印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 印刷済みのジョブの印刷設定をジョブ履歴の印刷設定として前記記憶装置に少なくとも一つ記憶する段階と、
    前記ジョブ履歴の印刷設定の中から選択されたジョブの印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 印刷時に適用される複数の機能の中から適用する機能を選択的に設定した印刷設定に従って、受信した印刷ジョブの中の印刷データーを印刷する画像形成装置の制御プログラムであって、
    あらかじめ前記画像形成装置内に設定されている装置側印刷設定を記憶装置に記憶しておき、
    前記受信した印刷ジョブに付随した印刷設定がある場合に、前記印刷ジョブの印刷設定と前記装置側印刷設定のうちいずれを適用するか、または前記印刷ジョブの印刷設定の中の一部の機能と前記装置側印刷設定の中の一部の機能を混在させた混在印刷設定を適用するか、を前記記憶装置に記憶する段階と、を有し、
    前記混在印刷設定を適用する場合は、前記混在印刷設定がユーザーによって作成され、当該作成中の混在印刷設定の各機能の中に禁則関係になる機能があるか否かを判断する段階と、
    前記禁則関係になる機能の設定がある場合は、前記禁則関係を解決するようにユーザーを促すための画面を表示する段階と、
    前記ユーザーによって前記禁則関係が解決されたのち、前記禁則関係が解決された機能による印刷設定を前記混在印刷設定として記憶させる段階と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。
  12. 前記禁則関係を解決するように前記ユーザーを促すための画面を表示する段階は、前記ユーザーが印刷設定の中の機能を変更した際に、当該変更した機能に対して禁則関係となる機能を変更できるように表示することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置の制御プログラム。
  13. 複数の機能の中からあらかじめ選択して組み合わされた機能セットからなる複数の印刷設定を前記記憶装置に記憶しておき、
    前記複数の印刷設定の中から選択された印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11または12に記載の画像形成装置の制御プログラム。
  14. 複数の機能の中からユーザーが選択して組み合わせた少なくとも一つの印刷設定をユーザー定義印刷設定として前記記憶装置に記憶する段階と、
    前記ユーザー定義印刷設定の中から選択された印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御プログラム。
  15. 印刷済みのジョブの印刷設定をジョブ履歴の印刷設定として前記記憶装置に少なくとも一つ記憶する段階と、
    前記ジョブ履歴の印刷設定の中から選択されたジョブの印刷設定を前記印刷データーに適用する印刷設定として設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11〜14のいずれか一つに記載の画像形成装置の制御プログラム。
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