JP2004235720A - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム Download PDF

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Masayoshi Ariji
正義 有路
Daisuke Watahashi
大介 渡橋
Tatsuhiko Saito
達彦 齋藤
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Abstract

【課題】種々の折り畳み形態を容易に選択でき、ユーザに対する負担を軽減させること。
【解決手段】本発明は、原稿の画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力する画像形成装置において、用紙の折り畳み形態を表示するとともに、ユーザの選択操作を行う表示操作部6と、原稿の画像データを読み取る画像データ読み取り部7と、画像データ読み取り部7で読み取った画像データを、表示操作部6で選択された折り畳み形態に合わせて必要に応じて回転させる画像データ処理部10とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿の画像を用紙に出力するにあたり、所定の折り畳み形態によって用紙を折り畳んで出力する画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機から排出された印刷済みの用紙に対する後処理として、パンチ穴の形成やステイプルによる固定、折り畳み装置による折り畳み処理などが行われている。このうち折り畳み装置では、用紙を2つ折りや3つ折りにしてダイレクトメール等で利用しやすいよう所定の折り畳み方法で用紙を折り畳むことができる(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照。)。
【0003】
このような折り畳みを行うことのできる画像形成装置では、ユーザが原稿をプラテンや自動原稿送り装置へ配置し、所定の折り畳み形態を選択した状態で処理を実行すると、原稿の画像を読み取り、用紙へ画像を印刷して折り畳み装置へ受け渡し、折り畳み装置で所定の折り畳み処理を施してトレイへ排出している。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−054066号公報
【特許文献2】
特開平7−287428号公報
【特許文献3】
特開2002−059496号公報
【特許文献4】
特開2002−060127号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、用紙の折り畳み形態には、例えば二つ折り、三つ折りがあり、この中でも内側印字、外側印字、外三つ折り、内三つ折りというように種々の折り畳み方があるため、画像形成装置においてこのような複雑な指定を行うことは非常に困難である。また、ユーザは、選択した折り畳み形態に合わせて原稿の配置を注意しなければならず、誤った配置で原稿を置いてしまうとミスコピーや希望と違った印字面が表や裏になって折り畳まれてしまうという問題が生じている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、原稿の画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力する画像形成装置において、用紙の折り畳み形態を表示するとともに、ユーザの選択操作を行う表示操作手段と、原稿の画像データを読み取る画像データ読み取り手段と、画像データ読み取り手段で読み取った画像データもしくは用紙を、表示操作手段で選択された折り畳み形態に合わせて一意の方向に回転させる回転処理手段と表示操作手段で選択された折り畳み形態に合わせて必要に応じて前記用紙の表裏を反転させる反転処理手段とを備えている。
【0007】
また、本発明は、原稿の画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力する画像形成方法において、用紙の折り畳み形態をユーザによる選択で決定する工程と、原稿の画像データを読み取る工程と、読み取った前記画像データもしくは用紙を、先の工程で選択された折り畳み形態に合わせて一意の方向に回転させる工程と前記用紙を、先の工程で選択された折り畳み形態に合わせて必要に応じて表裏を反転させる工程とを備える画像形成方法でもある。
【0008】
また、本発明は、画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力させる画像形成プログラムにおいて、用紙の折り畳み形態をユーザによる選択で決定するステップと、画像データを、先のステップで選択された折り畳み形態に合わせて必要に応じて回転させるもしくは回転の情報を画像データに付加するステップと、必要に応じて回転された画像データもしくは回転の情報が付加された画像データを画像形成装置へ転送するステップとを備える画像形成プログラムでもある。
【0009】
このような本発明では、ユーザが選択した用紙の折り畳み形態に対応させて画像データもしくは用紙を必要に応じて回転させることから、ユーザは用紙の折り畳み形態を指定するだけで原稿の配置を気にすることなく処理を行うことができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。すなわち、この画像形成装置は、主として折り畳み機能付きの複写機から成るもので、システム制御部1、ROM2、RAM3、CPU4、通信制御部5、操作表示部6、画像データ読み取り部7、原稿自動送り処理部8、画像データ蓄積部9、画像データ処理部10、画像データ記録部1、画像記録用紙後処理部12、画像記録用紙排出部13、折り畳み装置14から構成される。なお、ここでは折り畳み装置14が同じCPU4およびシステム制御部1で制御される例を示しているが、外部に取り付けられて別制御を行うものであってもよい。また、折り畳み装置14が数種類の折り畳みを行える例を示しているが、折り畳み種類を限定した折り畳み装置を単独、または複数連結させる構成であってもよい。
【0011】
これらの構成のうち、操作表示部6は、画像記録用紙の折り畳み形態を表示するとともに、ユーザの選択操作を受け付けるタッチパネルを備えたものである。また、画像データ読み取り部7は、図示しないプラテン上に配置された原稿の読み取り、もしくは原稿自動送り処理部7からプラテン上に送られた原稿の読み取りを行う。
【0012】
画像データ処理部10は、画像データ読み取り部7で読み取った原稿の画像データを、折り畳み形態に合わせて回転させる処理を行う。また、画像データ処理部10で画像データの回転を行う代わりに、画像データ記録部11によって用紙を回転させるようにしてもよい。いずれにおいても、読み取った原稿の画像データを用紙に印刷するにあたり、折り畳み装置14で用紙を折り畳む形態に合わせて自動的に回転処理(画像データの回転、もしくは用紙の回転)を行い、ユーザに対して煩わしい操作を行わせることなく指定した通りの折り畳み方を実行できるようになる。画像記録用紙後処理部12は、印刷済みの用紙の表裏反転、パンチ穴開け、ステイプルによる固定などの処理を行う。
【0013】
次に、具体的な折り畳み処理について説明する。なお、ここで、用紙の折り畳み形態の用語について説明する。先ず、三つ折りとは、用紙を3分割して折り畳むこと、二つ折りとは、用紙を2分割して折り畳むことである。また、外三つ折りとは、三つ折りのうち折り畳む方向が交互になったもの(いわゆるZ折り)、内三つ折りとは、三つ折りのうち折り畳む方向が同じもの(いわゆるC折り)である。
【0014】
さらに、内側印字とは、片面に印字、もう一方の面を白紙としたとき、外三つ折りであれば印刷面の文頭と文中が内側(谷折り)になり、文末が見えるように折ること、内三つ折りおよび二つ折りであれば印刷面を内側に折る(谷折り)ことである。
【0015】
また、外側印字とは、片面に印字、もう一方の面を白紙としたとき、外三つ折りであれば、印刷面の文中と文末が内側(谷折り)になり、文頭が見えるように折ること、内三つ折りおよび二つ折りであれば白紙面を内側に折る(谷折り)ことである。
【0016】
図2は、外三つ折り・内側印字を行う場合の具体例を説明する図で、(a)は表示操作部6(図1参照、以下同様)の表示状態(ユーザインタフェース)を示す図、(b)〜(e)は各々異なる原稿配置の場合を示す図である。
【0017】
図2(a)に示すように、表示操作部6にはユーザインタフェースとして、折りの指定を行うための表示が成されており、折り畳みの形態として、「外三つ折り」のボタンと「内側に印字」のボタンとをユーザが選択した状態となっている。
【0018】
これらのボタン選択によって、表示操作部6には外三つ折り・内側印字に対応したグラフィックが表示され、ユーザに対して視覚によって折り畳みの形態を確認させることもできる。また、表示操作部6には、用紙が排出されるトレイがどこになるのかを示すメッセージが表示される。
【0019】
図2(b)〜(e)は、各種原稿の配置状態と、それに対応した出力状態(折り前のイメージ)、出力状態(折り後)、完成状態を示す図である。本実施形態では、原稿が置かれた位置、原稿の向き、原稿イメージの向き、折りの種類、印字面から画像ローテーション角度を計算する。また、折り位置を合わせるため記録用紙の排出面向きを判断する。
【0020】
一例として、図2(b)に示すように、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき、画像ローテーションを270°とし、排出面の向きを裏向きとする。
【0021】
そして、読み込んだ原稿イメージを用紙に上記で計算された画像ローテーション角度の通りに記録し、上記で判断した排出面向きに従い用紙を排出し、折り畳み装置14(図1参照、以下同様)へ搬送する。画像ローテーションは、画像データ処理部10(図1参照、以下同様)によって画像データを回転させても、画像データ記録部11(図1参照、以下同様)によって用紙を回転させるようにしてもよい。
【0022】
折り畳み装置14は、フィードされてきた用紙に対して、印字面/方向を気にすることなく、用紙の定位置に折りの種類で一意に決まる折り処理を実施する。折り処理後、三つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する。
【0023】
図3は、外三つ折り・内側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。先ず、原稿の置かれている位置と原稿の向きと原稿イメージの向きを判断する(ステップS11)。
【0024】
そして、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図2(b)参照)、画像ローテーションを[270°]に設定し(ステップS12)、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図2(c)参照)、画像ローテーションを[しない]に設定し(ステップS13)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図2(d)参照)、画像ローテーションを[270°]に設定し(ステップS14)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図2(e)参照)、画像ローテーションを[180°]に設定する(ステップS15)。
【0025】
次いで、上記設定した画像ローテーション角度に基づいて画像を用紙に転写し、排出面を[裏向き]に設定し(ステップS16)、外三つ折り処理を実施して(ステップS17)、三つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する(ステップS18)。
【0026】
このような向きで用紙に画像を転写し、排出面を設定することにより、折り畳み装置14では受け入れた用紙をそのまま所定の折り畳み形態で折り畳むだけでユーザの希望する折り畳み形態での処理が完了することになる。
【0027】
図4は、外三つ折り・外側印字を行う場合の具体例を説明する図で、(a)は表示操作部6の表示状態(ユーザインタフェース)を示す図、(b)〜(e)は各々異なる原稿配置の場合を示す図である。
【0028】
図4(a)に示すように、表示操作部6にはユーザインタフェースとして、折りの指定を行うための表示が成されており、折り畳みの形態として、「外三つ折り」のボタンと「外側に印字」のボタンとをユーザが選択した状態となっている。
【0029】
これらのボタン選択によって、表示操作部6には外三つ折り・外側印字に対応したグラフィックが表示され、ユーザに対して視覚によって折り畳みの形態を確認させることもできる。また、表示操作部6には、用紙が排出されるトレイがどこになるのかを示すメッセージが表示される。
【0030】
図4(b)〜(e)は、各種原稿の配置状態と、それに対応した出力状態(折り前のイメージ)、出力状態(折り後)、完成状態を示す図である。本実施形態では、原稿が置かれた位置、原稿の向き、原稿イメージの向き、折りの種類、印字面から画像ローテーション角度を計算する。また、折り位置を合わせるため記録用紙の排出面向きを判断する。
【0031】
一例として、図4(b)に示すように、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき、画像ローテーションを90°とし、排出面の向きを裏向きとする。
【0032】
そして、読み込んだ原稿イメージを用紙に上記で計算された画像ローテーション角度の通りに記録し、上記で判断した排出面向きに従い用紙を排出し、折り畳み装置14へ搬送する。画像ローテーションは、画像データ処理部10によって画像データを回転させても、画像データ記録部11によって用紙を回転させるようにしてもよい。
【0033】
折り畳み装置14は、フィードされてきた用紙に対して、印字面/方向を気にすることなく、用紙の定位置に折りの種類で一意に決まる折り処理を実施する。折り処理後、三つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する。
【0034】
図5は、外三つ折り・外側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。先ず、原稿の置かれている位置と原稿の向きと原稿イメージの向きを判断する(ステップS21)。
【0035】
そして、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図4(b)参照)、画像ローテーションを[90°]に設定し(ステップS22)、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図4(c)参照)、画像ローテーションを[180°]に設定し(ステップS23)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図4(d)参照)、画像ローテーションを[90°]に設定し(ステップS24)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図4(e)参照)、画像ローテーションを[しない]に設定する(ステップS25)。
【0036】
次いで、上記設定した画像ローテーション角度に基づいて画像を用紙に転写し、排出面を[裏向き]に設定し(ステップS26)、外三つ折り処理を実施して(ステップS27)、三つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する(ステップS28)。
【0037】
このような向きで用紙に画像を転写し、排出面を設定することにより、折り畳み装置14では受け入れた用紙をそのまま所定の折り畳み形態で折り畳むだけでユーザの希望する折り畳み形態での処理が完了することになる。
【0038】
図6は、内三つ折り・内側印字を行う場合の具体例を説明する図で、(a)は表示操作部6の表示状態(ユーザインタフェース)を示す図、(b)〜(e)は各々異なる原稿配置の場合を示す図である。
【0039】
図6(a)に示すように、表示操作部6にはユーザインタフェースとして、折りの指定を行うための表示が成されており、折り畳みの形態として、「内三つ折り」のボタンと「内側に印字」のボタンとをユーザが選択した状態となっている。
【0040】
これらのボタン選択によって、表示操作部6には内三つ折り・内側印字に対応したグラフィックが表示され、ユーザに対して視覚によって折り畳みの形態を確認させることもできる。また、表示操作部6には、用紙が排出されるトレイがどこになるのかを示すメッセージが表示される。
【0041】
図6(b)〜(e)は、各種原稿の配置状態と、それに対応した出力状態(折り前のイメージ)、出力状態(折り後)、完成状態を示す図である。本実施形態では、原稿が置かれた位置、原稿の向き、原稿イメージの向き、折りの種類、印字面から画像ローテーション角度を計算する。また、折り位置を合わせるため記録用紙の排出面向きを判断する。
【0042】
一例として、図6(b)に示すように、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき、画像ローテーションを270°とし、排出面の向きを表向きとする。
【0043】
そして、読み込んだ原稿イメージを用紙に上記で計算された画像ローテーション角度の通りに記録し、上記で判断した排出面向きに従い用紙を排出し、折り畳み装置14へ搬送する。画像ローテーションは、画像データ処理部10によって画像データを回転させても、画像データ記録部11によって用紙を回転させるようにしてもよい。
【0044】
折り畳み装置14は、フィードされてきた用紙に対して、印字面/方向を気にすることなく、用紙の定位置に折りの種類で一意に決まる折り処理を実施する。折り処理後、三つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する。
【0045】
図7は、内三つ折り・内側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。先ず、原稿の置かれている位置と原稿の向きと原稿イメージの向きを判断する(ステップS31)。
【0046】
そして、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図6(b)参照)、画像ローテーションを[270°]に設定し(ステップS32)、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図6(c)参照)、画像ローテーションを[しない]に設定し(ステップS33)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図6(d)参照)、画像ローテーションを[270°]に設定し(ステップS34)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図6(e)参照)、画像ローテーションを[180°]に設定する(ステップS35)。
【0047】
次いで、上記設定した画像ローテーション角度に基づいて画像を用紙に転写し、排出面を[表向き]に設定し(ステップS36)、外三つ折り処理を実施して(ステップS37)、三つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する(ステップS38)。
【0048】
このような向きで用紙に画像を転写し、排出面を設定することにより、折り畳み装置14では受け入れた用紙をそのまま所定の折り畳み形態で折り畳むだけでユーザの希望する折り畳み形態での処理が完了することになる。
【0049】
図8は、内三つ折り・外側印字を行う場合の具体例を説明する図で、(a)は表示操作部6の表示状態(ユーザインタフェース)を示す図、(b)〜(e)は各々異なる原稿配置の場合を示す図である。
【0050】
図8(a)に示すように、表示操作部6にはユーザインタフェースとして、折りの指定を行うための表示が成されており、折り畳みの形態として、「内三つ折り」のボタンと「外側に印字」のボタンとをユーザが選択した状態となっている。
【0051】
これらのボタン選択によって、表示操作部6には内三つ折り・外側印字に対応したグラフィックが表示され、ユーザに対して視覚によって折り畳みの形態を確認させることもできる。また、表示操作部6には、用紙が排出されるトレイがどこになるのかを示すメッセージが表示される。
【0052】
図8(b)〜(e)は、各種原稿の配置状態と、それに対応した出力状態(折り前のイメージ)、出力状態(折り後)、完成状態を示す図である。本実施形態では、原稿が置かれた位置、原稿の向き、原稿イメージの向き、折りの種類、印字面から画像ローテーション角度を計算する。また、折り位置を合わせるため記録用紙の排出面向きを判断する。
【0053】
一例として、図8(b)に示すように、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき、画像ローテーションを90°とし、排出面の向きを裏向きとする。
【0054】
そして、読み込んだ原稿イメージを用紙に上記で計算された画像ローテーション角度の通りに記録し、上記で判断した排出面向きに従い用紙を排出し、折り畳み装置14へ搬送する。画像ローテーションは、画像データ処理部10によって画像データを回転させても、画像データ記録部11によって用紙を回転させるようにしてもよい。
【0055】
折り畳み装置14は、フィードされてきた用紙に対して、印字面/方向を気にすることなく、用紙の定位置に折りの種類で一意に決まる折り処理を実施する。折り処理後、三つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する。
【0056】
図9は、内三つ折り・外側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。先ず、原稿の置かれている位置と原稿の向きと原稿イメージの向きを判断する(ステップS41)。
【0057】
そして、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図8(b)参照)、画像ローテーションを[90°]に設定し(ステップS42)、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図8(c)参照)、画像ローテーションを[180°]に設定し(ステップS43)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図8(d)参照)、画像ローテーションを[90°]に設定し(ステップS44)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図8(e)参照)、画像ローテーションを[しない]に設定する(ステップS45)。
【0058】
次いで、上記設定した画像ローテーション角度に基づいて画像を用紙に転写し、排出面を[裏向き]に設定し(ステップS46)、外三つ折り処理を実施して(ステップS47)、三つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する(ステップS48)。
【0059】
このような向きで用紙に画像を転写し、排出面を設定することにより、折り畳み装置14では受け入れた用紙をそのまま所定の折り畳み形態で折り畳むだけでユーザの希望する折り畳み形態での処理が完了することになる。
【0060】
図10は、二つ折り・内側印字を行う場合の具体例を説明する図で、(a)は表示操作部6の表示状態(ユーザインタフェース)を示す図、(b)〜(e)は各々異なる原稿配置の場合を示す図である。
【0061】
図10(a)に示すように、表示操作部6にはユーザインタフェースとして、折りの指定を行うための表示が成されており、折り畳みの形態として、「二つ折り」のボタンと「内側に印字」のボタンとをユーザが選択した状態となっている。
【0062】
これらのボタン選択によって、表示操作部6には二つ折り・内側印字に対応したグラフィックが表示され、ユーザに対して視覚によって折り畳みの形態を確認させることもできる。また、表示操作部6には、用紙が排出されるトレイがどこになるのかを示すメッセージが表示される。
【0063】
図10(b)〜(e)は、各種原稿の配置状態と、それに対応した出力状態(折り前のイメージ)、出力状態(折り後)、完成状態を示す図である。本実施形態では、原稿が置かれた位置、原稿の向き、原稿イメージの向き、折りの種類、印字面から画像ローテーション角度を計算する。また、折り位置を合わせるため記録用紙の排出面向きを判断する。
【0064】
一例として、図10(b)に示すように、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき、画像ローテーションを90°とし、排出面の向きを裏向きとする。
【0065】
そして、読み込んだ原稿イメージを用紙に上記で計算された画像ローテーション角度の通りに記録し、上記で判断した排出面向きに従い用紙を排出し、折り畳み装置14へ搬送する。画像ローテーションは、画像データ処理部10によって画像データを回転させても、画像データ記録部11によって用紙を回転させるようにしてもよい。
【0066】
折り畳み装置14は、フィードされてきた用紙に対して、印字面/方向を気にすることなく、用紙の定位置に折りの種類で一意に決まる折り処理を実施する。折り処理後、例えば小冊子トレイへ記録用紙を排出する。
【0067】
図11は、二つ折り・内側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。先ず、原稿の置かれている位置と原稿の向きと原稿イメージの向きを判断する(ステップS51)。
【0068】
そして、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図10(b)参照)、画像ローテーションを[90°]に設定し(ステップS52)、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図10(c)参照)、画像ローテーションを[180°]に設定し(ステップS53)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図10(d)参照)、画像ローテーションを[90°]に設定し(ステップS54)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図10(e)参照)、画像ローテーションを[しない]に設定する(ステップS55)。
【0069】
次いで、上記設定した画像ローテーション角度に基づいて画像を用紙に転写し、排出面を[裏向き]に設定し(ステップS56)、二つ折り処理を実施して(ステップS57)、二つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する(ステップS58)。
【0070】
このような向きで用紙に画像を転写し、排出面を設定することにより、折り畳み装置14では受け入れた用紙をそのまま所定の折り畳み形態で折り畳むだけでユーザの希望する折り畳み形態での処理が完了することになる。
【0071】
図12は、二つ折り・外側印字を行う場合の具体例を説明する図で、(a)は表示操作部6の表示状態(ユーザインタフェース)を示す図、(b)〜(e)は各々異なる原稿配置の場合を示す図である。
【0072】
図12(a)に示すように、表示操作部6にはユーザインタフェースとして、折りの指定を行うための表示が成されており、折り畳みの形態として、「二つ折り」のボタンと「外側に印字」のボタンとをユーザが選択した状態となっている。
【0073】
これらのボタン選択によって、表示操作部6には二つ折り・外側印字に対応したグラフィックが表示され、ユーザに対して視覚によって折り畳みの形態を確認させることもできる。また、表示操作部6には、用紙が排出されるトレイがどこになるのかを示すメッセージが表示される。
【0074】
図12(b)〜(e)は、各種原稿の配置状態と、それに対応した出力状態(折り前のイメージ)、出力状態(折り後)、完成状態を示す図である。本実施形態では、原稿が置かれた位置、原稿の向き、原稿イメージの向き、折りの種類、印字面から画像ローテーション角度を計算する。また、折り位置を合わせるため記録用紙の排出面向きを判断する。
【0075】
一例として、図12(b)に示すように、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき、画像ローテーションを90°とし、排出面の向きを表向きとする。
【0076】
そして、読み込んだ原稿イメージを用紙に上記で計算された画像ローテーション角度の通りに記録し、上記で判断した排出面向きに従い用紙を排出し、折り畳み装置14へ搬送する。画像ローテーションは、画像データ処理部10によって画像データを回転させても、画像データ記録部11によって用紙を回転させるようにしてもよい。
【0077】
折り畳み装置14は、フィードされてきた用紙に対して、印字面/方向を気にすることなく、用紙の定位置に折りの種類で一意に決まる折り処理を実施する。折り処理後、例えば小冊子トレイへ記録用紙を排出する。
【0078】
図13は、二つ折り・外側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。先ず、原稿の置かれている位置と原稿の向きと原稿イメージの向きを判断する(ステップS61)。
【0079】
そして、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図12(b)参照)、画像ローテーションを[90°]に設定し(ステップS62)、原稿が置かれている位置が[プラテン]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図12(c)参照)、画像ローテーションを[180°]に設定し(ステップS63)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[縦向き]、原稿イメージの向きが[天が上]であるとき(図12(d)参照)、画像ローテーションを[90°]に設定し(ステップS64)、原稿が置かれている位置が[自動原稿送り装置]、原稿の向きが[横向き]、原稿イメージの向きが[天が左]であるとき(図12(e)参照)、画像ローテーションを[しない]に設定する(ステップS65)。
【0080】
次いで、上記設定した画像ローテーション角度に基づいて画像を用紙に転写し、排出面を[表向き]に設定し(ステップS66)、二つ折り処理を実施して(ステップS67)、二つ折り用紙排出トレイへ記録用紙を排出する(ステップS68)。
【0081】
このような向きで用紙に画像を転写し、排出面を設定することにより、折り畳み装置14では受け入れた用紙をそのまま所定の折り畳み形態で折り畳むだけでユーザの希望する折り畳み形態での処理が完了することになる。
【0082】
なお、上記の画像形成方法では、いずれも折り畳み形態を選択した後、原稿の置かれている位置等を判別してローテーション角度を設定しているが、初めに原稿の置かれている位置等を判別し、その後で折り畳み形態を選択してローテーション角度を設定するようにしても同様である。
【0083】
また、各々の折り畳み形態で行う画像のローテーション角度は折り畳み装置14の用紙受け入れ態様によって異なるため、上記の角度に限定されるものではない。
【0084】
図14は、本実施形態に係る画像形成プログラムを説明する模式図である。この画像形成プログラムは、画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力させるためパーソナルコンピュータPCで実行されるもので、パーソナルコンピュータPCに予め取り込まれている(保存されている)画像データやアプリケーションソフトウェアにより作成された文書ファイルをPDL(ページ記述言語)等のデータに変換し、プリンタや複写機等の画像形成装置PTへ転送するものである。
【0085】
具体的には、本実施形態の画像形成プログラムはパーソナルコンピュータPCで実行されるプリンタドライバ等に組み込まれており、パーソナルコンピュータPCの画面を表示操作部として用いる。
【0086】
すなわち、先ず、パーソナルコンピュータPCの画面に、用紙の折り畳み形態をユーザが選択できるようなインタフェースを表示する。ユーザは所定のポインティングデバイスによって画面の表示から折り畳み形態を選択する。
【0087】
次いで、予め用意された画像データ(パーソナルコンピュータPCに記憶されているもの、外部の記憶媒体に格納されているもの、スキャナで読み込んだものなど)を、先に選択された折り畳みの形態に合わせて必要に応じて回転させる処理を行う。
【0088】
その後、先に選択した折り畳み形態および回転した画像データをPDL等の所定のフォーマットのデータとして画像形成装置PTへ転送する。画像形成装置PTでは、このPDLを解釈し、通常の画像形成処理および選択された折り畳み形態での折り畳み処理を行う。この場合、画像データは選択された折り畳み形態に合わせて必要に応じて回転されているため、一意に決まる折り畳み処理を実行すればユーザの指定通りの折り畳みを完了できるようになる。
【0089】
なお、本実施形態の画像形成プログラムでは、画像データを折り畳み形態に合わせて必要に応じて回転させる代わりに、この回転のための情報をPDLへ付加するようにしてもよい。これにより、画像データ(PDL)を受け取った画像形成装置PTは、PDLに付加されている回転のための情報を解釈して、画像形成装置PT内で画像データの回転処理もしくは用紙の回転処理を施す。これにより、折り畳み装置14では、一意に指定された折り畳み処理を実施することでユーザの選択した折り畳みを完了できるようになる。
【0090】
図15は、他のユーザインタフェースを説明する模式図である。このユーザインタフェースは、画像形成装置の表示操作部6に表示しても、パーソナルコンピュータPCの画面に表示してもよい。この例のユーザインタフェースは、表示装置部6に折り畳み形態を絵ボタン(アイコン)主体で表示したものである。
【0091】
先に説明した例では、折り方(二つ折り、三つ折り)や印字面指定を別個のボタンで表示したが、このユーザインタフェースでは、各折り畳み形態を絵ボタンにして一覧表示している。なお、補足的に絵ボタンの付近へ対応する折り畳み形態を文字で表示してもよい。
【0092】
このような絵ボタンでの一覧表示によって、ユーザは視覚的・感覚的に各種の折り畳み形態を認識でき、多くの折り畳み形態がある場合でも目的の折り畳み形態を的確に選択できるようになる。
【0093】
なお、本実施形態の画像形成装置、画像形成方法では、上記の機能の他に以下の機能を付随させてもよい。
【0094】
1.表示操作部6によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、用紙の排出方向や排出面のユーザによる選択を禁止する操作禁止機能。これにより、折り畳み装置14の用紙受け入れ方向とは異なった方向や面で用紙が排出され、指定と異なる折り畳み形態となってしまうことを防止できる。
【0095】
2.表示操作部6によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、用紙の種類をユーザによって選択できる機能を禁止する操作禁止機能。これにより、誤って折り畳みできない、もしくは折り畳みに適さない用紙(例えば、OHP用紙、厚紙)が選択され、折り畳み装置14で折り畳み処理を実施できなくなることを防止できる。
【0096】
3.表示操作部6によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、用紙の折り畳み以外の後処理を禁止する操作禁止機能。これにより、用紙の折り畳み以外の後処理(例えば、パンチ穴開け、ステイプル処理)が折り畳み処理と同時に選択されてしまうことを防止し、正確な折り畳み処理の妨げになることを予防できるようになる。
【0097】
4.表示操作部6によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、用紙の種類を折り畳み可能な用紙に限定する用紙選択限定機能。これにより、折り畳み装置14で折り畳み可能な用紙だけをユーザが選択できるようになり、誤って折り畳みに適さない用紙を選択してミスコピーしてしまうことを防止できるようになる。
【0098】
5.表示操作部6によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、用紙の排出トレイを限定する用紙排出限定機能。これにより、ユーザは、折り畳みが完了した用紙の排出先を容易に特定でき、迅速に用紙を取り出すことができるようになる。また、用紙が排出トレイに溜まってしまうことを防止できるようにもなる。
【0099】
また、本実施形態では、部数間で排出トレイに排出された記録用紙が混ざらないよう、一部終了ごとに動作を停止し記録用紙を取り除かせるよう表示操作部6にメッセージを表示するようにしてもよい。
【0100】
また、本実施形態では、ジョブ間で排出トレイに排出された記録用紙が混ざらないよう、続けて折り畳み処理を行うジョブを開始する前に1度だけスタート不可とし使用者へ記録用紙を取り除かせるよう警告するとしてもよい。
【0101】
また、ジョブ間で排出トレイに排出された記録用紙が混ざらないよう、続けて折り処理を行うジョブを開始する前に全ての記録用紙を取り除かせるよう警告し、全ての記録用紙が取り除かれるまでジョブ開始を禁止するとしてもよい。
【0102】
さらに、ジョブ一時停止中に折り畳み処理ができない用紙サイズに変更されたときでも、再度ジョブ継続することを可能としてもよい。ただし、このときは折り畳み処理を行わず、記録用紙を排出するものとする。
【0103】
また、本実施形態の処理は、割り込みジョブや、予約ジョブなど通常ジョブ以外のジョブでも機能制限されることはない。
【0104】
また、本実施形態では、折り畳み形態の指定選択後、コピーが開始されると、用紙は折り畳み処理用排出トレイに排出される。折り畳み処理用排出トレイに排出中に用紙取り出しボタンを押下すると、コピーを一時停止し折り処理用排出トレイより排出済みの用紙を取り出すことができるようになる。用紙取り出し後、折り処理用排出トレイをセットする(戻す)ことにより、一時停止を解除しコピーを再開することができる。
【0105】
また、折り畳み処理用排出トレイは機械の構成上、通常の排出トレイと違う位置にあることが多いため、ユーザが排出される場所がすぐに分からない可能性がある。したがって、折り畳み形態を表示操作部6によって選択した際、排出する用紙排出トレイの位置を表示しても良い。
【0106】
また、本実施形態では、用紙1枚単位で折り畳み処理を実施して排出されるので、原稿がサイズミックスであっても、折り畳みの可能な用紙サイズへの印字であるならば、1つのジョブで起動が可能である。
【0107】
また、本実施形態では、折り畳み形態に合わせて主として画像データを回転させる例を説明したが、画像データを回転させる代わりに印刷済みの用紙を回転させたり、画像データと印刷済みの用紙の両方を回転させるようにしてもよい。
【0108】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果がある。すなわち、用紙の折り畳み処理を行うにあたり、種々の折り畳み形態を容易に選択できるとともに、原稿の配置の向きと折り畳み形態とで画像データもしくは用紙を自動的に回転させることから、ユーザは特別に原稿の向きを考慮せずに配置するだけで所望の折り畳み用紙を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。
【図2】外三つ折り・内側印字を行う場合の具体例を説明する図である。
【図3】外三つ折り・内側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。
【図4】外三つ折り・外側印字を行う場合の具体例を説明する図である。
【図5】外三つ折り・外側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。
【図6】内三つ折り・内側印字を行う場合の具体例を説明する図である。
【図7】外三つ折り・内側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。
【図8】内三つ折り・外側印字を行う場合の具体例を説明する図である。
【図9】内三つ折り・外側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。
【図10】二つ折り・内側印字を行う場合の具体例を説明する図である。
【図11】二つ折り・内側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。
【図12】二つ折り・外側印字を行う場合の具体例を説明する図である。
【図13】二つ折り・外側への印字を指定した場合の画像形成方法を説明するフローチャートである。
【図14】本実施形態に係る画像形成プログラムを説明する模式図である。
【図15】他のユーザインタフェースを説明する模式図である。
【符号の説明】
1…システム制御部、2…ROM、3…RAM、4…CPU、5…通信制御部、6…表示操作部、7…画像データ読み取り部、8…原稿自動送り処理部、9…画像データ蓄積部、10…画像データ処理部、11…画像データ記録部、12…画像記録用紙後処理部、13…画像記録用紙排出部、14…折り畳み装置

Claims (19)

  1. 原稿の画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力する画像形成装置において、
    前記用紙の折り畳み形態を表示するとともに、ユーザの選択操作を行う表示操作手段と、
    前記原稿の画像データを読み取る画像データ読み取り手段と、
    前記画像データ読み取り手段で読み取った画像データもしくは前記用紙を、前記表示操作手段で選択された折り畳み形態に合わせて回転させる回転処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示操作手段は、前記用紙の折り畳みの回数およびその折り畳みの回数での印字面の向きを選択できる表示を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記表示操作手段によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の排出方向または排出面向きのユーザによる選択を禁止する操作禁止手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記表示操作手段によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の種類をユーザによって選択できる機能を禁止する操作禁止手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記表示操作手段によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の折り畳み以外の後処理を禁止する操作禁止手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記表示操作手段によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の種類を折り畳み可能な用紙に限定する用紙選択限定手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記表示操作手段によって用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の排出トレイを限定する用紙排出限定手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記表示操作手段は、前記用紙の折り畳み形態に対応した絵ボタンを表示し、ユーザによる絵ボタンの選択によって対応する折り畳み形態の選択とする
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 原稿の画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力する画像形成方法において、
    前記用紙の折り畳み形態をユーザによる選択で決定する工程と、
    前記原稿の画像データを読み取る工程と、
    読み取った前記画像データもしくは前記用紙を、先の工程で選択された折り畳み形態に合わせて必要に応じて回転させる工程と、
    前記用紙を、先の工程で選択された折り畳み形態に合わせて表裏を反転させる、または表裏を反転させずそのまま搬送させる工程と
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
  10. 前記用紙の折り畳みの回数およびその折り畳みの回数での印字面の向きを選択できる表示を行う
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  11. 前記用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の排出方向や排出面向きのユーザによる選択を禁止する処理を行う
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  12. 前記用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の種類をユーザによって選択できる機能を禁止する処理を行う
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  13. 前記用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の折り畳み以外の後処理を禁止する処理を行う
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  14. 前記用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の種類を折り畳み可能な用紙に限定する処理を行う
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  15. 前記用紙の折り畳み形態が選択された場合、前記用紙の排出トレイを限定する処理を行う
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  16. 前記用紙の折り畳み形態に対応した絵ボタンを表示し、ユーザによる絵ボタンの選択によって対応する折り畳み形態の選択とする
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  17. 画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力させる画像形成プログラムにおいて、
    前記用紙の折り畳み形態をユーザによる選択で決定するステップと、
    前記画像データを、先のステップで選択された折り畳み形態に合わせて回転させるステップと、
    必要に応じて回転された前記画像データを画像形成装置へ転送するステップと
    を備えることを特徴とする画像形成プログラム。
  18. 画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力させる画像形成プログラムにおいて、
    前記用紙の折り畳み形態をユーザによる選択で決定するステップと、
    先のステップで選択された折り畳み形態に合わせて回転させるための情報を前記画像データに付加するステップと、
    前記情報が付加された画像データを画像形成装置へ転送するステップと
    を備えることを特徴とする画像形成プログラム。
  19. 画像データを用紙に出力するにあたり、その用紙を所定の形態で折り畳んで出力させる画像形成プログラムにおいて、
    前記用紙の折り畳み形態をユーザによる選択で決定するステップと、
    先のステップで選択された折り畳み形態に合わせて前記用紙を表裏反転させる、または前記用紙を表裏反転させずそのまま搬送させるステップと、
    前記用紙を先のステップで選択された折り畳み形態に応じて折り畳んで排出するステップと
    を備えることを特徴とする画像形成プログラム。
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