JP2012104594A - 電子部品パッケージ、及び電子部品パッケージの製造方法、及びそれらを備えた電子機器 - Google Patents

電子部品パッケージ、及び電子部品パッケージの製造方法、及びそれらを備えた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2012104594A
JP2012104594A JP2010250928A JP2010250928A JP2012104594A JP 2012104594 A JP2012104594 A JP 2012104594A JP 2010250928 A JP2010250928 A JP 2010250928A JP 2010250928 A JP2010250928 A JP 2010250928A JP 2012104594 A JP2012104594 A JP 2012104594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing resin
substrate
electronic component
package
repellent pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010250928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5710218B2 (ja
Inventor
Tsuneji Marusaki
恒司 丸崎
Yasuhiro Sakamoto
泰宏 坂本
Masaki Tatsumi
正毅 辰巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2010250928A priority Critical patent/JP5710218B2/ja
Publication of JP2012104594A publication Critical patent/JP2012104594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5710218B2 publication Critical patent/JP5710218B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48135Connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/48137Connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being arranged next to each other, e.g. on a common substrate

Landscapes

  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】 パッケージに外力が加わった際の封止樹脂の剥離等の問題を防止できる信頼性の高い電子部品パッケージ、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 基板に電子部品が接続され、前記基板上に形成された撥液パターンによって電子部品および前記電子部品と前記基板との間の接続部を封止する第1封止樹脂が形状制御され、前記第1封止樹脂の表面および前記第1封止樹脂形成部周辺の前記基板表面に密着する第2封止樹脂によって封止された電子部品パッケージであって、前記、撥液パターンは前記第1封止樹脂と前記基板との間にのみ存在する構造とする。
これによって、第2封止樹脂と基板との間に撥液パターンが存在することがなくなり、第2封止樹脂の基板への密着力が低下することがなくなる。これにより、より信頼性の高い電子部品パッケージとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子等の電子部品が樹脂層によって封止されている電子部品パッケージ、及びこれの製造方法に関する。
近年、電子機器の発展に伴い、種々の電子部品、あるいはこれら電子部品を樹脂等で封止した電子部品パッケージが様々な電子機器で使用されている。中でも発光ダイオード(LED)等の発光素子は、光源として低消費電力、小型、軽量などの特徴を有している。このため液晶表示パネル用のバックライト、信号灯、表示灯などの各種照明装置など種々な分野に応用される。ここでLEDが光源として応用される際には、LEDを封止したLEDパッケージが用いられる。
LEDパッケージは、平坦な基板(インターポーザ基板)に電気的および機械的に接続されたLEDチップが、封止樹脂によって封止された構造である。
また、例えば、近年、液晶テレビ等の表示装置用のバックライト、照明などに多く利用されている白色LEDパッケージの場合、青色LEDチップを封止する封止樹脂中に、赤色蛍光材料および緑色蛍光材料が混入される。この赤色蛍光材料は、青い光(または緑色の光)によって励起され赤い光を放射する。同様に、緑色蛍光材料は、青い光によって励起され緑色の光を放射する。すなわち、これらの蛍光材料は、青色LEDチップの発光により励起され発光する。白色LEDパッケージは、青色LEDチップの発光と赤色蛍光材料および緑色蛍光材料の発光とを組み合わせて、白色発光が実現される。
さらにLEDパッケージにおいては、光取り出し効率を向上させるために、金型成型などによって封止樹脂上にレンズが形成されている。例えば、特許文献1〜3には、封止樹脂上にレンズが形成された発光素子パッケージ(LEDパッケージ)が記載されている。図8は、特許文献1に記載された発光素子パッケージの断面図である。
図8のように、発光素子パッケージ100は、基板101上に実装された発光チップ102を、蛍光体(波長変換材)を混入した第1封止樹脂(色変換部)103によって封止されている。第1封止樹脂103は、第2封止樹脂(透光性樹脂,レンズ)104によって覆われている。第1封止樹脂103および第2封止樹脂104の断面は、同心半円形状となっている。このように、発光素子パッケージ100は、2重ドーム構造の第1封止樹脂103および第2封止樹脂104によって発光チップ102が封止されている。なお、特許文献2,3にも、発光素子パッケージ100と略同様の構成の発光素子パッケージが記載されている。
一方、特許文献2には、発光素子パッケージ100における第2封止樹脂104を覆う色度調整部材(蛍光体が分散した成形品の透光性部材)が形成され、第2封止樹脂104と蛍光材料を含有する色度調整用部材との間に空気層が形成された発光素子パッケージも記載されている(図示せず)。すなわち、特許文献2には、発光チップ102が2層以上の多層で封止された発光素子パッケージも記載されている。
特開2004−87812号公報(公開日:2004年3月18日) 特開2008−159705号公報(公開日:2008年7月10日) 特開2008−41968号公報(公開日:2008年2月21日) また特許文献1には図8の通り、蛍光体(波長変換材)を混入した第1封止樹脂(色変換部)103の基板上での広がり制御のため、発光チップ102に近い基板の一側面には円環状に第1撥油性皮膜を配置することが記載されている。前記第1封止樹脂は前記第1撥油性皮膜によってその断面が半円形状に形成され、さらに前記第1封止樹脂は第2封止樹脂104によって覆われ、2重ドーム構造を形成している。このような撥油性皮膜により封止樹脂の形状制御を行い2重ドーム構造を形成したパッケージは、特許文献3にも同様なものが記載されている。
しかしながら、特許文献1,2、3に記載された方法では、撥油性皮膜は第1封止樹脂の封止後、第1封止樹脂の外側にも存在する。これによって、特許文献1を例にとると、図8で示される通り、その状態で第2封止樹脂104を塗布して、2重ドーム構造を形成しても、第2封止樹脂104と基板101の間にも撥油性皮膜が存在することとなる。このため、撥油性皮膜上には第2封止樹脂104が十分に濡れ広がらず、第2封止樹脂104と第1撥油性皮膜間の密着力は第2封止樹脂104と基板との密着力よりも小さくなる。このような状態で2重ドーム構造全体に例えば外力がかかった場合など、第2封止樹脂104が密着している部分の中で最も密着力が小さい部分、すなわち第2封止樹脂104と第1撥油性皮膜間から第2封止樹脂104が剥がれる恐れがある。またそのような密着力がより小さく、そのために剥がれが発生した場所には、空気中の水蒸気等が溜まりやすい。よってそのような部分に配線パターン等がある場合、ショートやマイグレーションの原因となる恐れがある。このような課題は、発光素子パッケージに限らず、他の電子部品パッケージにおいても、特許文献1の図8のような撥油性皮膜を用いた2重ドーム構造を有するものであれば、同様であると考えられる。
また特に発光素子パッケージの場合は、上記のような2重ドーム構造に例えば外力がかかり、第2封止樹脂104の一部が剥がれたり、クラックが発生した場合、上記の課題に加えて、剥がれ、クラックが生じた部分で発光素子から放出された光が乱反射し、発光素子全体として見た場合、光の輝度、色度等にムラが発生する原因となった。
本発明は、2重構造の封止樹脂によって発光素子をはじめとする電子部品が封止された電子部品パッケージにおいて、封止樹脂に作用する外力等による影響を軽減し、より信頼性の高い電子部品パッケージを提供することにある。さらに、本発明の別の目的は、そのような発光素子パッケージの製造方法を提供することにある。
そこで本発明の電子部品パッケージにおいては、基板に電子部品が接続され、前記基板上に形成された撥液パターンによって、前記電子部品および前記電子部品と前記基板との間の接続部を封止する第1封止樹脂が形状制御され、前記第1封止樹脂の表面および前記基板上の前記第1封止樹脂を形成した領域の周辺の前記基板の表面に密着する第2封止樹脂によって封止された電子部品パッケージであって、前記撥液パターンは前記第1封止樹脂と前記基板との間の一部にのみ存在することを特徴とする。
この特徴によって、第2封止樹脂と基板との間に撥液パターンが存在することがなくなり、第2封止樹脂の基板への密着力が低下することがなくなる。これによりパッケージにかかった外力により第2封止樹脂が剥がれるなどの問題が起こりにくくなり、信頼性の高い電子部品パッケージとなる。
また本発明の電子部品パッケージにおいては、前記電子部品は発光素子であることを特徴とする。特に電子部品が発光素子である場合は、第2封止樹脂と基板との密着力が低いと、発光素子パッケージは、ON/OFFの切換え時などに生じる温度変化(温度サイクル)で、基板と第2封止樹脂との線膨張係数の不一致を原因とする熱応力により、第2封止樹脂が早期に基板から剥離しやすくなる。また剥離には至らなくとも、第2封止樹脂と基板間にクラックが発生しやすくなる。このようなクラックが存在すると発光素子からの光がクラックから漏れ出し、輝度(明るさ)の顕著な変化や劣化など、発光特性の低下ももたらす。
この特徴によって、本発明はこれらの課題を解決することができ、機械的信頼性のみならず、発光特性のバラつきの少ない高品質な電子部品パッケージとなる。
また本発明の電子部品パッケージにおいては、さらに前記第2封止樹脂の内部には波長変換材料が含まれていることを特徴とする。
この特徴によって、波長変換材料として例えば蛍光体が含まれている場合、第2封止樹脂に上記のようなクラックが生じる可能性を本発明により低下させることで、色むら等の問題を回避することができる。
さらに本発明の電子部品パッケージの製造方法においては、基板に電子部品を接続し、前記基板上に形成された撥液パターンによって、前記電子部品および前記電子部品と前記基板との間の接続部を封止する第1封止樹脂を形状制御し、前記第1封止樹脂の表面および前記基板上の前記第1封止樹脂を形成した領域の周辺の前記基板の表面に密着する第2封止樹脂によって封止する電子部品パッケージの製造方法であって、前記基板上に撥液パターンを形成して、前記第1封止樹脂を塗布した後、前記第1封止樹脂の外側の撥液パターンを除去し、その後に前記第2封止樹脂を塗布することを特徴とする。
この特徴によって、電子部品パッケージの製造プロセス中にパッケージに外力がかかっても第2封止樹脂の剥がれ等が低減され、不良の発生を抑制することが可能となる。
また前記本発明の電子部品パッケージの製造方法においては、電子部品は発光素子であることを特徴とする。
電子部品が発光素子である場合は、製造プロセス中の点灯検査やON/OFFの切換え時などに生じる温度変化(温度サイクル)により、基板と第2封止樹脂との線膨張係数の不一致を原因とする熱応力により、第2封止樹脂が早期に基板から剥離しやすくなる。また剥離には至らなくとも、第2封止樹脂と基板間にクラックが発生しやすくなる。このような剥離やクラックが存在すると発光チップ102の光がクラックから漏れ出し、輝度(明るさ)の顕著な変化や劣化など、発光特性の低下ももたらす。しかし本発明のこの特徴により、これらの問題の発生を抑制することができる。
また前記本発明の電子部品パッケージの製造方法においては、電子部品が発光素子であり、前記第1封止樹脂の内部には波長変換材料が含まれていることを特徴とする。
この特徴により、第2封止樹脂に上記のような剥離やクラックが生じる可能性を本発明により低下させると、製造プロセス中の点灯検査等で色むらが発生するなどの問題を回避することができる。
また本発明の電子機器においては、上記、本発明の電子部品パッケージを備えることを特徴とする。
この特徴によって、信頼性がより高い電子機器を提供することが可能となる。
本発明に係る電子部品パッケージは、第2封止樹脂と基板との間に撥液パターンが存在することがなくなり、第2封止樹脂の基板への密着力が低下することがなくなる。これによりLEDパッケージ10の搬送工程(製造工程)、複数のLEDパッケージ10のモジュール化工程、LEDパッケージ10および発光素子モジュールのハンドリング時、および、LEDモジュールを液晶テレビ等に組み込むアセンブリ工程など第2封止樹脂104に外力が作用しやすい工程でも、前記外力により第2封止樹脂と基板との間で剥がれ、あるいはクラックが発生し、信頼性が低下するなどの問題を防止することができる。外力が作用しやすい場合とは、以下のような場合である。例えば上記搬送工程では、フィーダ装置が発光素子パッケージ100を搬送経路中に供給する。上記モジュール化工程では、予めハンダペーストを印刷したモジュール基板に、複数の発光素子パッケージ100をアレイ状に搭載する。その後、リフロー炉に通して、ハンダを溶かして各発光素子パッケージ100をモジュール基板にハンダ付けする。これらの場合、ピックアップツールが真空チャックにより発光素子パッケージ100を持ち上げる際、ハンドリング時には作業者の指が第2封止樹脂104に接触しやすい、また上記アセンブリ工程では、発光素子パッケージ100(発光素子モジュール)がテレビ筺体に接触しやすい。本発明では、第2封止樹脂と基板との密着力を高めることで、このような場合でもより信頼性の高い電子部品パッケージとなる。
本発明の一実施形態に係るLEDパッケージの断面図である。 図1の本発明のLEDパッケージの平面図である。 図1の本発明のLEDパッケージ、及び本発明のLEDパッケージ製造方法における各工程での撥液パターン周辺の拡大図である。 本発明のLEDパッケージにおける密着力の評価冶具の上面図、断面図である。 本発明のLEDパッケージにおける密着力の評価結果を示す図である。 本発明のLEDを用いたLEDアレイの断面図である。 本発明の一実施形態に係るLEDパッケージの製造方法を示す平面図である。 特許文献1に記載の従来技術のLEDパッケージの断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。なお以下では本発明の一実施形態として、先述した2重ドーム構造で発光素子を封止した発光素子パッケージであるLEDパッケージについて記載しているが、本発明の効果は、発光素子パッケージに限るものではない。他の電子部品、例えばコンデンサー、コイル、抵抗、トランスなどの受動部品、CCD素子などの受光素子等を同様に封止した電子部品パッケージであってもよい。
(1)LEDパッケージ
図1は、本発明の一実施形態に係る電子部品パッケージであるLEDパッケージ10の断面図である。図2は、LEDパッケージ10の平面図(上面図)、図3(a)は、LEDパッケージ10の断面図を示す図1の撥液パターン周辺の拡大図、図3(b)はエッチングで図3(a)の構造を形成する場合の、撥液パターン除去前のLEDパッケージ10の断面図を示す図1の撥液パターン周辺の拡大図である。
LEDパッケージ10は、基板1上に、1対の電極2,3と、2個のLEDチップ4と、LEDチップ4を封止する第1封止樹脂5と、第1封止樹脂5の形状を制御する撥液パターン9、第1封止樹脂5を被覆する第2封止樹脂6とを備えている。
基板1は、LEDチップ4が実装される配線基板(インターポーザ基板)である。基板1は、LEDパッケージ10の駆動による温度変化に耐えることができれば特に限定されるものではない。基板1は、例えば、ガラス基板、セラミック基板、プリント基板などを用いることができる。電極2,3の一方がアノード電極、他方がカソード電極である。電極2,3は、基板1上に形成されたLEDチップ4用の配線(配線パターン)である。なお図示しないが、電極2,3(配線パターン)の一部は、ガラス等の絶縁部材によって、他から絶縁されているのが望ましい。また基板1上には撥液パターン9が形成されている。撥液パターン9とは、撥液性材料により形成されたパターンであり、基板1上に、LEDチップ4とワイヤ7を含む実装部材とを囲むように形成された帯状のパターンである。撥液パターン9は、第1封止樹脂5を塗布する際にその広がりを抑制し、第1封止樹脂5の形状を制御するためのものである。なお図1に示される通り、本実施の形態では、撥液パターン9は基板1上に形成された配線である電極3にその一部が重なるように形成されている。しかし本発明の効果はこれに限定されるものではなく。電極2,3の配置により電極2,3の双方に撥液パターンの一部が重なってもよい。また電極2,3のいずれにも重ならず、基板1とのみ接触していてもよい。
なお、撥液パターン9は、少なくとも基板1の表面、また電極2、3に撥液パターン9の一部が重なっている場合はそれに加えて電極2,3の表面よりも第1封止樹脂5に対する接触角(撥液性)が大きいことが好ましい。これにより後述する第1封止樹脂5の塗布工程において、第1封止樹脂5が撥液パターン9より外側に広がらないように、その広がりを留めることが容易となる。
本実施形態においては図2で示す通り、撥液パターン9は円環状となっているが、円環に限らず、内部のLEDチップ4とワイヤ7を含む実装部材を囲むことが可能な形状、例えば四角形など多角形であってもよい。
撥液パターン9に用いる撥液性材料としては、例えば公知の撥液性のコーティング剤などを用いることができ、具体例としては、マーベルコート(菱光化学社製、型番:RFH−05X)等が挙げられる。
LEDチップ4は、本実施形態における電子部品パッケージであるLEDパッケージ10における発光素子である。LEDチップ4は、電極2と電極3との間に配置されている。LEDチップ4は、ワイヤ7によって、電極2,3に接続されている。これにより、基板1とLEDチップ4とが、電気的および機械的に接続される。
なお、図1および図2においては、2個のLEDチップ4が基板1の中央部に設置されている。LEDチップ4の設置数は、特に限定されるものではなく、1個以上であればよい。また、LEDチップ4の発光色も特に限定されるものではない。また、本実施形態では、LEDチップ4を発光素子としているが、半導体レーザ、有機EL素子等の他の発光素子を用いることも可能である。また上述した通り、受動部品や受光素子など他の電子部品でも問題ない。
第1封止樹脂5は、少なくとも一部が基板1に接しており、LEDチップ4を封止している。第1封止樹脂5は、さらに最も高い位置にあるワイヤ7も封止することが好ましい。つまり、第1封止樹脂5は、全てのワイヤ7を封止することが好ましい。第1封止樹脂5中には、LEDチップ4の放射光によって励起されて発光する蛍光体などの波長変換材料が混入されていてもよい。
また撥液パターン9は、第1封止樹脂5と基板1との間の一部にのみ存在する、すなわち第1封止樹脂5は前述の通り、撥液パターン9により形状を制御され、後述するようにエッチング等により撥液パターン9の一部が除去されることで、図3(a)のように撥液パターン9の外側エッジ部91で第1封止樹脂5と撥液パターン9は面一となっている。よって最終的な本実施形態における電子部品パッケージであるLEDパッケージ10においては、基板1上で第1封止樹脂5の外側に撥液パターン9が存在しない構造となっている。
通常、第1封止樹脂5を塗布する際はディスペンサ等で第1封止樹脂5を基板上のLEDチップ4の上方周辺より供給する。その後、第1封止樹脂5は基板1上を濡れ広がり、図示しないディスペンサ直下を中心に略同心円状に広がっていく。結果、第1封止樹脂5は撥液パターン9上を濡れ広がる。ここで撥液パターン9の幅dをあらかじめ十分に大きく形成しておくとともに、ディスペンサ等による第1封止樹脂の滴下量を第1封止樹脂5が濡れ広がった結果、撥液パターン9上で停止するように、予め調整しておくことで、第1封止樹脂5は撥液パターン9の上面上で確実に停止する。図3(b)は第1封止樹脂5を塗布した直後の撥液パターン9の周辺の拡大図である。よって本実施形態の構造を実現するために、撥液パターン9の第1封止樹脂5の外側にある部分を後述するようなエッチング等で除去することで、図3(a)の構造とすることができる。
第2封止樹脂6は、少なくとも一部が基板1に接しており、第1封止樹脂5を被覆している。またLEDパッケージ10の光取り出し効率を向上させるため、第2封止樹脂6の表面がレンズ状(球面)になっている。本実施形態では、上述の通り第1封止樹脂5と撥液パターン9は面一となっている。よって第2封止樹脂6と基板1との間には撥液パターン9は存在しない構造となっている。
このようにLEDパッケージ10は、第1封止樹脂5および第2封止樹脂6の2重ドーム構造によってLEDチップ4が封止された構成である。このため、外側に配置される第2封止樹脂6の基板1に対する密着力が弱い場合、外力が加わると、第2封止樹脂6と基板1との間に剥離等が生じる可能性がある。なお本実施形態では、電極3上に撥液パターン9の一部が重なっている構造となっているが、上記の課題はこの場合でも変わらない。すなわち第1封止樹脂5の外側に撥液パターン9の一部が存在している場合、電極3を含む基板1と第2封止樹脂6との密着力が弱く、外力により剥離等が生じる可能性がある。
そこで上述の通り、基板1上で第1封止樹脂5の外側に撥液パターン9が存在しない構造とすることで、第2封止樹脂6の基板1に対する密着力が第1封止樹脂5の外側に撥液パターン9が存在する場合より高くなり、信頼性の高い電子部品パッケージとなる。特に本実施形態のようなLEDパッケージ等の発光素子パッケージである場合、第2封止樹脂6と基板1との密着力が低いと、ON/OFFの切換え時などに生じる温度変化(温度サイクル)で、基板と第2封止樹脂との線膨張係数の不一致を原因とする熱応力により、第2封止樹脂が早期に基板1から剥離しやすくなる。また剥離には至らなくとも、第2封止樹脂6と基板1間にクラックが発生しやすくなる。よってこのようなクラックが存在すると、第1封止樹脂5と第2封止樹脂6間に空気層が挿入されることになる。すると第1封止樹脂5と空気層との界面で屈折率差が大きくなって(第1封止樹脂5内部から外部へ放出される光に対する)臨界角が小さくなる。その結果、第1封止樹脂5からの光取り出しが低下するので、パッケージ全体としての輝度の顕著な変化や劣化など、発光特性の低下ももたらす。以上から電子部品パッケージが発光素子パッケージである場合、機械的信頼性のみならず、発光特性のバラつきの低減にも効果がある。
また図3(c)で示す通り、電子部品パッケージが発光素子パッケージであり、かつ第1封止樹脂5に波長変換材料95、例えば蛍光体を含んでいる場合、さらに以下の効果がある。
第1封止樹脂5内に蛍光体等の波長変換材料95が含まれていると、それが一様に分散されている場合、蛍光体自体は等方的に光を放出する点光源なので蛍光体光は、臨海角度の影響をより強く受ける。よってこの場合、本発明により第2封止樹脂6と基板1間に剥がれやクラックの発生を抑制することで、光取り出しの低下によるパッケージ全体としての輝度の顕著な変化や劣化など、発光特性の低下をより一層低減させることができる。
また特に発光素子パッケージがLEDパッケージである場合、LEDチップ4は第1封止樹脂5の中央部に通常は設置されるので、通常の直方体状チップであればランバシアンの配光特性となり、LEDチップ4の直上を中心にある角度範囲内のチップ光が放出される。よって蛍光体光に比べ、臨界角度の影響が小さい。このような蛍光体光、チップ光の臨界角度による影響の違いから、第2封止樹脂6と基板1間の剥がれ、クラック等によって色度むらも大きくなる。よってこの場合、本発明により、色度むらの低減にもつながる。
ここで、「密着力」とは、LEDパッケージ10の不良(LEDチップ4の不点灯,第2封止樹脂の剥離,発光特性の低下など)の原因となる外力のうち、LEDパッケージ10の不良に最も影響を及ぼす「せん断強度」に基づいて評価(定義)することができる。図4(a)は、LEDパッケージ10における密着力の評価指標であるせん断強度試験装置の概略を示す上面図であり、図4(b)は図4(a)の断面図である。具体的には、LEDパッケージ10の「密着力」は、図4(a)(b)で表わされるような装置を用いて、せん断強度試験によって、外力に対する耐性を数値化することが可能である。図4(a)(b)のように、応力印加治具11を用いて、LEDパッケージ10(第2封止樹脂6)に対して力を加える。例えば第2封止樹脂6と接触する部分の直径が6mmの応力印加治具11を速度200μ/sで矢印の方向に移動させLEDパッケージ10(第2封止樹脂6)のせん断強度試験を行った結果を図5に示す。サンプルとして使用したLEDパッケージ10は基板サイズ2.7mm2で、図3(b)で提示した撥液パターン9の幅dをそれぞれ0.05mm,0.10mm,0.25mmに条件振りして作製した。これらサンプルのそれぞれの幅でプラズマ処理あり、つまり第1封止樹脂5の外側にある撥液パターン9を除去して図3(a)の形状にした場合と、プラズマ処理なし、つまり第1封止樹脂5の外側にある撥液パターン9を残して図3(b)の形状とした場合とで、そのせん断強度を比較した。結果、図5の通り、プラズマ処理を行い、第1封止樹脂5の外側の撥液パターン9を除去することで、せん断強度がアップすることが確認できた。また撥液パターン9の線幅dが大きくなると強度は低下している。このことから第1封止樹脂5の外側に存在する撥液パターン9が第2封止樹脂6と基板1との密着力に影響することは明らかである。よって本発明により第2封止樹脂6と基板1との密着力を大きくし、LEDパッケージの信頼性を高めることが可能となる。
なお第1封止樹脂5および第2封止樹脂6は、例えば、シリコーン樹脂(シリコーン樹脂、エポキシ変性シリコーン樹脂,アルキッド変性シリコーン樹脂、アクリル変性シリコーン樹脂、ポリエステル変性シリコーン樹脂、フェニルシリコーン樹脂)、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ウレタン樹脂などの透明樹脂から形成されている。より具体的には、第1封止樹脂5および第2封止樹脂6として、信越化学社製のSCR−1011(A/B)、SCR−1012(A/B)、SCR−1016(A/B)、KER−2500(A/B)、KER−2600(A/B)、ASP−1010(A/B)、ASP−1020(A/B)(いずれも商品名)、ダウコーニング社製のSE 1700 Clear(商品名)を用いることができる。
また本発明の電子部品パッケージの一実施形態であるLEDパッケージ10は、アレイ状に複数接続することによって、LEDモジュール(発光素子アレイ)として利用することもできる。図6は、LEDアレイ20の斜視図である。図6のように、複数のLEDパッケージ10を接続したLEDアレイ20は、例えば、カラー液晶表示装置に搭載されるバックライト等の種々の照明装置に利用することができる。
(2)LEDモジュールの製造方法
次に、図7に基づいて、本発明の一実施形態である電子部品パッケージの製造方法を、発光素子であるLEDパッケージ10の製造方法を例に説明する。なお本発明の効果は、発光素子に限るものではない。他の電子部品、例えばコンデンサー、コイル、抵抗、トランスなどの受動部品、CCD素子などの受光素子等を同様に封止した電子部品パッケージの製造方法であってもよい。
図7の(a)〜(d)は、LEDパッケージ10の製造工程を示す平面図である。LEDパッケージ10は、基板1に実装されたLEDチップ4を第1封止樹脂5によって封止する封止工程と、第1封止樹脂5を第2封止樹脂6によって被覆する被覆工程とを有する。さらに、本発明では、第1封止樹脂5の形状制御のため、LEDチップ4が実装される基板1上の領域の周囲に、撥液パターン9を形成する工程を有する。
具体的には、まず、図7(a)のように、電極2,3(配線パターン)を有する基板1を準備する。次に、図7(b)のように、LEDチップ4が実装される基板1上の領域の周囲に、撥液性樹脂を塗布し、円環状の撥液パターン9を形成する。この際、LEDチップ4との接続のため、撥液パターン9の内部に電極2,3の一部が配置される。
なお撥液パターン9を構成する撥液性樹脂は、基板1、また基板1上に形成されているもの、例えば電極2,3(配線パターン)や図示しない絶縁膜、保護膜等が形成されている場合はそれらより第1封止樹脂5に対する接触角が大きければ、特に限定されるものではない。例えば、透明の撥液性材料として、フッ素ポリマーなどを用いることができる。
次に、図7(c)のように、撥液パターン9内(基板1の中央部)にLEDチップ4を搭載した後、ワイヤ7によってLEDチップ4と電極2,3とを接続する。その後、LEDチップ4の周囲に第1封止樹脂5を塗布し、第1封止樹脂5によってLEDチップ4を封止する(封止工程)。
撥液パターン9内の領域(LEDチップ4が搭載された基板1上の領域)は、第1封止樹脂5に対する接触角が相対的に小さい(相対的に親液性)領域である。一方、撥液パターン9は、第1封止樹脂5に対する接触角が相対的に大きい(相対的に撥液性)領域である。これにより撥液パターン9内のLEDチップ4の周囲に第1封止樹脂5を塗布すると、第1封止樹脂5は、基板1上を拡がり、第1封止樹脂5は、撥液パターン9に達する。この際、第1封止樹脂5は撥液パターン9上に乗り上げた後、撥液パターン9の外側に広がらないような滴下量に、滴下バラつきも含めて予め調整する。これにより第1封止樹脂5は、撥液パターン9の内径より外側であって、外径よりも内側の範囲で広がる。その結果、硬化後の第1封止樹脂5の表面が球面(凸レンズ状)となる。
撥液パターン9は、LEDチップ4が包囲されるように形成する。撥液パターン9の形状は特に限定されるものではないが、円環状であることが好ましい。これにより、第1封止樹脂5の表面形状を、確実に球面とすることができる。
次に、図7(d)のように、撥液パターン9の一部、すなわち第1封止樹脂5の外側にある部分を除去した後、第1封止樹脂5を第2封止樹脂6によって被覆する(被覆工程)。
撥液パターン9の除去方法は特に限定されるものではないが、例えば、アルゴンなど希ガスを用いたプラズマ放電による物理的ドライエッチングを行うプラズマ処理工程、薬液によるウェットエッチングで除去するウェットエッチング工程等によって除去することができる。
一方、被覆工程は、特に限定されるものではないが、例えば、金型に第2封止樹脂6を充填し、その金型と、第1封止樹脂5が形成された基板1とを加熱および加圧することによって、第2封止樹脂6を硬化することによって行うことができる。このようにして、LEDパッケージ10を製造することができる。
また本実施形態における電子部品パッケージの製造方法は、電子部品としてLEDなどの発光素子パッケージを製造する際に、更に効果的となる。
例えば図7(a)〜(d)に示すLEDの製造プロセスでは、随時図示しないLEDの点灯検査を実施して、発光特性など仕様を満たさないものについては早期にリペア等を検討する必要がある。前記LEDの点灯検査やON/OFFの切換え時などに生じる温度変化(温度サイクル)で、基板と第2封止樹脂との線膨張係数の不一致を原因とする熱応力により、第2封止樹脂が早期に基板から剥離しやすくなる。また剥離には至らなくとも、第2封止樹脂と基板間にクラックが発生しやすくなる。このような剥離やクラックが存在すると、第1封止樹脂と第2封止樹脂間に空気層が挿入されることになる。すると第1封止樹脂と空気層との界面で屈折率差が大きくなって(第1封止樹脂内部から外部へ放出される光に対する)臨界角が小さくなる。その結果、第1封止樹脂からの光取り出しが低下するので、パッケージ全体としての輝度の顕著な変化や劣化など、発光特性の低下ももたらし、良品率が低下する原因となる。本発明はLEDパッケージ10の製造プロセス中、図7(d)で示される第2封止樹脂塗布後、第2封止樹脂と基板との密着力を高めるものであるから、第2封止樹脂塗布後の点等検査等における上記課題の低減にも効果的である。
また本実施形態における電子部品パッケージの製造方法であるLEDパッケージの製造方法においては、第2封止樹脂6と基板1との密着力を高め、第2封止樹脂6と基板1との間に剥がれ、クラック等が発生を抑制する。よって第1封止樹脂に蛍光体などの波長変換材料を含む場合、それが一様に分散されている場合、蛍光体自体は等方的に光を放出する点光源なので蛍光体光は、臨海角度の影響をより強く受ける。よってこの場合、本発明により第2封止樹脂6と基板1間に剥がれやクラックの発生を抑制することで、光取り出しの低下によるパッケージ全体としての輝度の顕著な変化や劣化など、発光特性の低下をより一層低減させることができる。 また特に発光素子パッケージがLEDパッケージである場合、LEDチップ4は第1封止樹脂5の中央部に通常は設置されるので、通常の直方体状チップであればランバシアンの配光特性となり、LEDチップ4の直上を中心にある角度範囲内のチップ光が放出される。よって蛍光体光に比べ、臨界角度の影響が小さい。このような蛍光体光、チップ光の臨界角度による影響の違いから、第2封止樹脂6と基板1間の剥がれ、クラック等によって色度むらも大きくなる。よってこの場合、本発明により、色度むらの低減にもつながる。
また上記、本発明の電子部品パッケージを備えた電子機器は、これらを備えることで電子機器自体としての信頼性も向上させることができる。これらの電子部品パッケージを備えることが可能な電子機器としては、例えば液晶テレビやLED照明等が挙げられるが、本発明の効果はこれに限るものではない。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の発光素子モジュールは、カラー液晶表示装置用のバックライト、信号灯、表示灯などの照明装置(光源)として種々の分野に応用することができる。
1 基板
4 LEDチップ(発光素子)
5 第1封止樹脂
6 第2封止樹脂
9 撥液パターン
10 LEDパッケージ

Claims (7)

  1. 基板に電子部品が接続され、前記基板上に形成された撥液パターンによって、前記電子部品および前記電子部品と前記基板との間の接続部を封止する第1封止樹脂が形状制御され、前記第1封止樹脂の表面および前記基板上の前記第1封止樹脂を形成した領域の周辺の前記基板の表面に密着する第2封止樹脂によって封止された電子部品パッケージであって、
    前記撥液パターンは前記第1封止樹脂と前記基板との間の一部にのみ存在することを特徴とする電子部品パッケージ。
  2. 前記電子部品は発光素子であることを特徴とする請求項1記載の電子部品パッケージ
  3. 前記第1封止樹脂の内部には波長変換材料が含まれていることを特徴とする請求項2記載の電子部品パッケージ
  4. 基板に電子部品を接続し、前記基板上に形成された撥液パターンによって、前記電子部品および前記電子部品と前記基板との間の接続部を封止する第1封止樹脂を形状制御し、前記第1封止樹脂の表面および前記基板上の前記第1封止樹脂を形成した領域の周辺の前記基板の表面に密着する第2封止樹脂によって封止する電子部品パッケージの製造方法であって、
    前記基板上に撥液パターンを形成して、前記第1封止樹脂を塗布した後、前記第1封止樹脂の外側の撥液パターンを除去し、その後に前記第2封止樹脂を塗布することを特徴とする電子部品パッケージの製造方法。
  5. 前記電子部品は発光素子であることを特徴とする請求項4に記載の電子部品パッケージの製造方法
  6. 前記第2封止樹脂の内部には波長変換材料が含まれていることを特徴とする請求項5記載の電子部品パッケージの製造方法
  7. 請求項1から3のいずれかに記載の電子部品パッケージを備えたことを特徴とする電子機器。

JP2010250928A 2010-11-09 2010-11-09 電子部品パッケージ、及び電子部品パッケージの製造方法、及びそれらを備えた電子機器 Expired - Fee Related JP5710218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010250928A JP5710218B2 (ja) 2010-11-09 2010-11-09 電子部品パッケージ、及び電子部品パッケージの製造方法、及びそれらを備えた電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010250928A JP5710218B2 (ja) 2010-11-09 2010-11-09 電子部品パッケージ、及び電子部品パッケージの製造方法、及びそれらを備えた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012104594A true JP2012104594A (ja) 2012-05-31
JP5710218B2 JP5710218B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=46394668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010250928A Expired - Fee Related JP5710218B2 (ja) 2010-11-09 2010-11-09 電子部品パッケージ、及び電子部品パッケージの製造方法、及びそれらを備えた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5710218B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014003151A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Mitsubishi Electric Corp 発光装置
JP2014127636A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Nichia Chem Ind Ltd 発光装置およびその製造方法
JP2014130959A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Nichia Chem Ind Ltd 発光装置及びその製造方法
JP2014229789A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 シャープ株式会社 発光装置及び発光装置の製造方法
JP2016149541A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 台医光電科技股▲ふん▼有限公司 光学センサモジュール、光学センサアクセサリー、及び光学センサデバイス
JP2016187054A (ja) * 2013-02-15 2016-10-27 シャープ株式会社 植物栽培用led光源
DE102021130288A1 (de) 2021-11-19 2023-05-25 OSRAM Opto Semiconductors Gesellschaft mit beschränkter Haftung Halbleiterbauelement und verfahren zur herstellung eines halbleiterbauelements
JP7469641B2 (ja) 2020-05-20 2024-04-17 日亜化学工業株式会社 発光装置の検査方法及び検査用治具

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002203926A (ja) * 2000-10-23 2002-07-19 Yamatake Corp 部品実装方法および部品実装基板
JP2006100489A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Ricoh Co Ltd プリント基板及びそのプリント基板を用いた電子ユニット並びに樹脂流出防止用ダムの形成方法
JP2010003994A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Sharp Corp 照明装置、バックライト装置および照明装置の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002203926A (ja) * 2000-10-23 2002-07-19 Yamatake Corp 部品実装方法および部品実装基板
JP2006100489A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Ricoh Co Ltd プリント基板及びそのプリント基板を用いた電子ユニット並びに樹脂流出防止用ダムの形成方法
JP2010003994A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Sharp Corp 照明装置、バックライト装置および照明装置の製造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014003151A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Mitsubishi Electric Corp 発光装置
JP2014127636A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Nichia Chem Ind Ltd 発光装置およびその製造方法
JP2014130959A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Nichia Chem Ind Ltd 発光装置及びその製造方法
US9490184B2 (en) 2012-12-28 2016-11-08 Nichia Corporation Light emitting device and manufacturing method thereof
JP2016187054A (ja) * 2013-02-15 2016-10-27 シャープ株式会社 植物栽培用led光源
JP6017665B2 (ja) * 2013-02-15 2016-11-02 シャープ株式会社 植物栽培用led光源
JP2014229789A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 シャープ株式会社 発光装置及び発光装置の製造方法
JP2016149541A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 台医光電科技股▲ふん▼有限公司 光学センサモジュール、光学センサアクセサリー、及び光学センサデバイス
US9696199B2 (en) 2015-02-13 2017-07-04 Taiwan Biophotonic Corporation Optical sensor
JP7469641B2 (ja) 2020-05-20 2024-04-17 日亜化学工業株式会社 発光装置の検査方法及び検査用治具
DE102021130288A1 (de) 2021-11-19 2023-05-25 OSRAM Opto Semiconductors Gesellschaft mit beschränkter Haftung Halbleiterbauelement und verfahren zur herstellung eines halbleiterbauelements

Also Published As

Publication number Publication date
JP5710218B2 (ja) 2015-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5710218B2 (ja) 電子部品パッケージ、及び電子部品パッケージの製造方法、及びそれらを備えた電子機器
USRE48617E1 (en) Package of light emitting diode and method for manufacturing the same
US11652077B2 (en) Light-emitting display unit and display apparatus
US7985980B2 (en) Chip-type LED and method for manufacturing the same
JP4456092B2 (ja) 有機電界発光表示装置及びその製造方法
JP5084324B2 (ja) 発光装置および照明装置
JP5118110B2 (ja) 発光装置
WO2010071131A1 (ja) 発光装置
JP5431259B2 (ja) 発光素子パッケージおよびその製造方法、発光素子アレイ、および表示装置
WO2015151797A1 (ja) 実装基板および電子機器
TWI648880B (zh) 形成發光裝置之方法
JP2008227412A (ja) 発光装置およびその製造方法
JP5442534B2 (ja) 発光装置
JP2009290244A5 (ja)
JP6065586B2 (ja) 発光装置及びその製造方法
JP2011108748A (ja) Led発光装置及びled発光装置の製造方法。
JP5730711B2 (ja) 発光装置
JP2008160032A (ja) 発光装置
JP5829316B2 (ja) 発光装置およびその製造方法
KR20100044401A (ko) 발광다이오드 패키지 및 이의 제조 방법
JP5752841B2 (ja) 発光装置およびその製造方法
JP2006086193A (ja) Led装置
KR20130077058A (ko) 단차를 갖는 세라믹 led 패키지 및 그 형성방법
JP6242437B2 (ja) 発光装置
JP5980860B2 (ja) Ledランプ

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130321

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5710218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees