JP2012102824A - 伸縮可能シャフトおよび車両用操舵装置 - Google Patents

伸縮可能シャフトおよび車両用操舵装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回転方向のガタを抑制することができ静粛な伸縮可能シャフトを提供する。
【解決手段】内軸としてのロアーシャフト14の第1および第2の保持溝45,46に、それぞれ、第1および第2の環状弾性部材41,42の環状の本体51を装着する。各環状弾性部材41,42は、本体51から径方向R1外方に突出する径方向突起52と、本体51から軸方向X1に突出する軸方向突起53を有する。径方向突起52がアッパーシャフト13の第1の欠歯領域44に嵌合し、軸方向突起53がロアーシャフト14の第2の欠歯領域50に嵌合することで、両シャフト13,14間の回転方向のガタを抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は伸縮可能シャフトおよび車両用操舵装置に関する。
いわゆるコラム型の電動パワーステアリング装置では、操舵力を伝達するステアリングシャフトを、ステアリングホイールに連結されるアッパーシャフトと、アッパーシャフトにセレーション嵌合されたロアーシャフトと、ロアーシャフトと一体回転可能に連結された入力シャフトと、入力シャフトにトーションバーを介してトルク伝達可能に連結され被動ギヤとしてのウォームホイールと一体回転する出力シャフトと、出力シャフトに自在継手を介して連結された伸縮可能なインターミディエイトシャフトと、インターミディエイトシャフトに自在継手を介して連結されたピニオンシャフトとで構成している。
また、セレーション嵌合されたアッパーシャフトとロアーシャフトとが、車両の衝突のときに収縮することにより、衝撃吸収ストロークが確保されるようになっている。
しかしながら、アッパーシャフトおよびロアーシャフトのセレーション間のクリアランスによって、両シャフト間に遊びによるガタを生じる。このため、異音を発生して、乗員に不快感を与えるおそれがある。
そこで、鞍形のガタ防止部材を内軸の軸細部に装着して、内軸と筒状の外軸とを嵌合させる技術が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2001−158364号公報
しかしながら、上記ガタ防止部材は、内軸を径方向の一方向に付勢するのみであるので、上記ガタ防止部材では、内軸および外軸の回転方向のガタを抑制することができない。このため、回転方向のガタに起因する異音が発生していた。
本発明の目的は、回転方向のガタを抑制することができ静粛な伸縮可能シャフトおよび車両用操舵装置を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、軸方向(X1)に摺動可能に嵌合された内軸(14)および筒状の外軸(13)と、上記内軸の外周(14a)および上記外軸の内周(13a)の間に介在したガタ防止用の環状弾性部材(41,42)と、を備え、上記外軸の上記内周は、雌セレーション(43)と、上記雌セレーションにおいて周方向の一部に形成された第1の欠歯領域(44)と、を含み、上記内軸の上記外周は、環状の保持溝(45,46)と、保持溝を挟んだ両側に配置され上記雌セレーションと噛み合う複数の雄セレーション(47,48,49)と、少なくとも1つの雄セレーション(48)において周方向の一部に形成された第2の欠歯領域(50)と、を含み、上記環状弾性部材が、上記保持溝に保持された環状の本体(51)と、上記本体から径方向(R1)外方に突出し上記第1の欠歯領域に係合した径方向突起(52)と、上記本体から軸方向に突出し第2の欠歯領域に係合した軸方向突起(53)と、を含む伸縮可能シャフト(11)を提供する。
また、請求項2のように、上記径方向突起として、周方向に離隔する複数の径方向突起が設けられている場合がある。
また、請求項3のように、上記複数の径方向突起は、上記本体から互いに交差する方向に突出する径方向突起を含む場合がある。
また、請求項4のように、上記軸方向突起として、周方向に離隔する複数の軸方向突起が設けられている場合がある。
また、請求項5のように、上記保持溝として、軸方向に離隔する第1および第2の保持溝(45,46)が設けられ、上記環状弾性部材として、上記第1および第2の保持溝にそれぞれ保持された本体を有する第1および第2の環状弾性部材(41,42)が設けられている場合がある。
また、請求項6の発明は、上記に記載の伸縮可能シャフトを用いて操舵力を伝達する車両用操舵装置(100)を提供する。
請求項1の発明では、環状弾性部材の径方向突起が、外軸の第1の欠歯領域に係合し、環状弾性部材の軸方向突起が、内軸の第2の欠歯領域に係合するので、両軸間の回転方向のガタを確実に抑制することができる。その結果、回転方向のガタに起因する異音発生を抑制し、静粛化を図ることができる。
また、請求項2のように、周方向に離隔する複数の径方向突起が設けられている場合には、外軸に対して内軸を2方向に付勢することができる。したがって、両軸の芯ずれ方向のガタを確実に抑制することができる。
また、請求項3のように、互いに交差する方向に突出する複数の径方向突起が設けられている場合には、交差する2方向に関して、両軸の芯ずれ方向のガタを抑制することができるので、ガタ防止効果が高い。
また、請求項4のように、周方向に離隔する複数の軸方向突起が設けられている場合には、回転方向のガタをより確実に抑制することができる。
また、請求項5のように、軸方向に離隔する第1および第2の保持溝にそれぞれ保持された本体を有する第1および第2の環状弾性部材が設けられている場合には、内軸および外軸の倒れ方向(傾斜方向)のガタを確実に抑制することができる。
また、請求項6の発明では、静粛な車両用操舵装置を実現することができる。
本発明の一実施の形態の伸縮可能シャフトが適用された車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。 伸縮可能シャフトとしての第1コラムシャフトの一部破断分解側面図である。 環状弾性部材の斜視図である。 第1コラムシャフトのロアーシャフトの一部の概略斜視図である。 第1コラムシャフトの要部の断面図である。
本発明の好ましい実施の形態の添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の伸縮可能シャフトがステアリングシャフト2の一部である第1コラムシャフト11に適用された車両用操舵装置100の概略構成図である。図1を参照して、車両用操舵装置100は、ステアリングホイール等の操舵部材1の操舵力を伝達するステアリングシャフト2を備えている。ステアリングシャフト2は、操舵部材1に連結されたコラムシャフト3と、コラムシャフト3に第1の自在継手4を介して連結されたインターミディエイトシャフト5と、インターミディエイトシャフト5に第2の自在継手6を介して連結されたピニオンシャフト7とを備えている。
また、車両用操舵装置100は、ピニオンシャフト7の端部近傍に設けられたピニオン7aに噛み合うラック8aを有する転舵軸としてのラックシャフト8とを備えている。ピニオンシャフト7およびラックシャフト8を含むラックアンドピニオン機構によって、転舵機構A1が構成されている。ラックシャフト8は、車体側部材9に固定されたハウジング10によって、車両の左右方向に沿う軸方向(紙面とは直交する方向)に移動可能に、支持されている。ラックシャフト8の各端部は、図示していないが、対応するタイロッドおよび対応するナックルアームを介して対応する転舵輪に連結されている。
コラムシャフト3は、伸縮可能シャフトとしての第1コラムシャフト11と、第1コラムシャフト11と同軸上に連結れさた第2コラムシャフト12とを備えている。第1コラムシャフト11は、セレーション嵌合を用いて同伴回転可能に且つ軸方向に相対摺動可能に嵌合されたアッパーシャフト13およびロアーシャフト14を有している。本実施の形態では、アッパーシャフト13が筒状の外軸であり、ロアーシャフト14が内軸である場合に則して説明するが、アッパーシャフト13およびロアーシャフト14の何れか一方が内軸を構成し、他方が筒状の外軸(中空軸)を構成していればよい。
また、第2コラムシャフト12は、ロアーシャフト14と同伴回転可能に連結された入力シャフト15と、第1の自在継手4を介してインターミディエイトシャフト5の第1の端部5aにトルク伝達可能に連結された出力シャフト16と、入力シャフト15および出力シャフト16を相対回転可能に連結するトーションバー17とを有している。一方、インターミディエイトシャフト5の第2の端部5bは、第2の自在継手6を介してピニオンシャフト7にトルク伝達可能に連結されている。
コラムシャフト3は、車体側部材18,19に固定されたステアリングコラム20によって、図示しない軸受を介して回転可能に支持されている。
ステアリングコラム20は、軸方向に相対移動可能に嵌め合わされた筒状のアッパージャケット21および筒状のロアージャケット22と、ロアージャケット22の軸方向下端に連結されたハウジング23とを備えている。ハウジング23内には、操舵補助用の電動モータ24の動力を減速して出力軸16に伝達する減速機構25が収容されている。
減速機構25は、電動モータ24の回転軸(図示せず)と同行回転可能に連結された駆動ギヤ26と、駆動ギヤ26に噛み合い出力シャフト16と同伴回転する被動ギヤ27とを有している。駆動ギヤ26は例えばウォーム軸からなり、被動ギヤ27は例えばウォームホイールからなる。
ステアリングコラム20には、車両後方側のアッパーブラケット28および車両前方側のロアーブラケット29を介して車体側部材18,19に固定されている。アッパーブラケット28は、後述するコラムブラケットを介してステアリングコラム20のアッパージャケット21に固定可能とされている。アッパーブラケット28は、車体側部材18から下方に突出する固定ボルト(スタッドボルト)30と、当該固定ボルト30に螺合するナット31と、アッパーブラケット28に離脱可能に保持されたカプセル32とを用いて、車体側部材18に固定されている。
ロアーブラケット29は、ステアリングコラム20のハウジング23に固定されている。また、ロアーブラケット29は、車体側部材19から突出する固定ボルト(スタッドボルト)33と当該固定ボルト33に螺合するナット34とを用いて、車体側部材19に固定されている。
インターミディエイトシャフト5は、例えば内軸からなるロアーシャフト35と、例えば外軸からなり、ロアーシャフト35と軸方向に相対摺動可能に且つ同伴回転可能にセレーション嵌合された筒状のアッパーシャフト36とを備えている。
図2は伸縮可能シャフトとしての第1コラムシャフト11の一部破断分解側面図である。図2に示すように、第1コラムシャフト11は、軸方向X1に摺動可能に嵌合された、筒状の外軸としてのアッパーシャフト13と、内軸としてのロアーシャフト14と、外軸としてのアッパーシャフト13の内周13aおよび内軸としてのロアーシャフト14の外周14aの間に介在したガタ防止用の第1の環状弾性部材41および第2の環状弾性部材42とを備えている。
外軸としてのアッパーシャフト13の内周13aは、雌セレーション43と、雌セレーション43において周方向C1の一部に形成された第1の欠歯領域44とを有している。第1の欠歯領域44は、周方向に離隔した複数箇所に配置されている。例えば第1の欠歯領域44は、周方向C1に等間隔で離隔する4箇所(中心角で90°毎)に設けられている。
内軸としてのロアーシャフト14の外周14aは、軸方向X1に離隔する環状の第1および第2の保持溝45,46と、第1および第2の保持溝45,46とは交互に配置され、それぞれ雌セレーション43と噛み合う第1、第2および第3の上記雄セレーション47,48,49とを備えている。
すなわち、第1の保持溝45の両側に、第1の雄セレーション47および第2の雄セレーション48が配置され、第2の保持溝46の両側に、第2の雄セレーション48および第3の雄セレーション49が配置されている。換言すると、第1の雄セレーション47と第2の雄セレーション48の間に、第1の保持溝45が配置され、第2の雄セレーション48と第3の雄セレーション49の間に、第2の保持溝46が配置されている。
また、第2の雄セレーション48において、周方向の一部に少なくとも1つの第2の欠歯領域50が形成されている。本実施の形態では、第2の欠歯領域50が、径方向R1に対向する2箇所(中心角で180°毎)に設けられている。
第1および第2の環状弾性部材41,42は共通のものが用いられているので、第1の環状弾性部材41に則して説明する。図3、図4および図5に示すように、第1の環状弾性部材41は、第1の保持溝45に保持された環状の本体51と、本体51から径方向R1の外方に突出し、外軸としてのアッパーシャフト13の対応する第1の欠歯領域44に係合した複数の径方向突起52と、本体51から軸方向に突出し、内軸としてのロアーシャフト14の対応する第2の欠歯領域50に係合した複数の軸方向突起53とを有している。
径方向突起52は、本体51の周方向に等間隔で例えば4箇所(中心角で90°毎)に設けられている。周方向に等間隔で配置された径方向突起52を3つ以上設けることにより、これらの径方向突起52は、本体51から互いに交差する方向に突出する突起を含むことになる。
また、軸方向突起53は、本体51の周方向に等間隔で例えば2箇所(中心角で180°毎)に設けられている。
伸縮可能シャフトとしての第1のコラムシャフト11を組み立てるときには、図2に示すように、第1および第2の環状弾性部材41,42の本体51を、内軸としてのロアーシャフト14の対応する保持溝45,46に嵌合し、第1および第2の環状弾性部材41,42の各軸方向突起53を、第2の雄セレーション48の対応する第2の欠歯領域50に嵌合させて、サブアセンブリとする。
このように両環状弾性部材41,42を装着した内軸としてのロアーシャフト14に、筒状のカバー治具(図示せず)を被せる。カバー治具の先端は次第に細くなる円錐テーパ状に形成されており、挿入し易くされている。
次いで、カバー治具を被せたロアーシャフト14を、外軸としてのアッパーシャフト13に挿入する。その後、両シャフト13,14からカバー治具を抜脱すると、各環状弾性部材41,42の各径方向突起52が、アッパーシャフト13の対応する第1の欠歯領域44に嵌合し、これにより、第1のコラムシャフト11の組立てが完了する。
本実施の形態によれば、第1および第2の環状弾性部材41,42の各径方向突起52が、筒状の外軸としてのアッパーシャフト13の対応する第1の欠歯領域44に係合し、第1および第2の環状弾性部材41,42の各軸方向突起53が、内軸としてのロアーシャフト14の対応する第2の欠歯領域50に係合するので、アッパーシャフト13およびロアーシャフト14間の回転方向のガタを確実に抑制することができる。その結果、回転方向のガタに起因する異音発生を抑制し、静粛化を図ることができる。
また、各環状弾性部材41,42が周方向に離隔する複数の径方向突起52を有しているので、アッパーシャフト13に対してロアーシャフト14を2方向に付勢することができる。したがって、アッパーシャフト13およびロアーシャフト14の芯ずれ方向のガタを確実に抑制することができる。
特に、各環状弾性部材41,42が、互いに交差する方向に突出する複数の径方向突起52を有している。したがって、交差する2方向に関して、両シャフト13,14の芯ずれ方向のガタを抑制することができるので、ガタ防止効果が高い。
また、各環状弾性部材41,42が、周方向に離隔する複数の軸方向突起53を有しているので、回転方向のガタをより確実に抑制することができる。
また、軸方向に離隔した第1および第2の保持溝45,46にそれぞれ保持された本体51を有する第1および第2の環状弾性部材41,42が設けられている。すなわち、軸方向に所定距離離隔した位置で第1および第2の環状弾性部材41,42が、外軸としてのアッパーシャフト13に対して内軸としてのロアーシャフト14を径方向R1に弾性付勢するので、両シャフト13,14の倒れ方向(傾斜方向)のガタをより確実に抑制することができる。
また、第1および第2の環状弾性部材41,42と交互に第1〜第3の雄セレーション47〜48を配置するので、高トルクの伝達にも耐え得ることができる。したがって、近年の電動パワーステアリング装置の高出力化に対応することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば本発明の伸縮可能シャフトをインターミディエイトシャフト5に適用するようにしてもよい。その他、本発明の請求項記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1…操舵部材、2…ステアリングシャフト、3…コラムシャフト、5…インターミディエイトシャフト、11…第1コラムシャフト(伸縮可能シャフト)、41…第1の環状弾性部材、42…第2の環状弾性部材、43…雌セレーション、44…第1の欠歯領域、45…第1の保持溝、46…第2の保持溝、47…第1の雄セレーション、48…第2の雄セレーション、49…第3の雄セレーション、50…第2の欠歯領域、51…本体、52…径方向突起、53…軸方向突起、100…車両用操舵装置、X1…軸方向、R1…径方向、C1…周方向

Claims (6)

  1. 軸方向に摺動可能に嵌合された内軸および筒状の外軸と、
    上記内軸の外周および上記外軸の内周の間に介在したガタ防止用の環状弾性部材と、を備え、
    上記外軸の上記内周は、雌セレーションと、上記雌セレーションにおいて周方向の一部に形成された第1の欠歯領域と、を含み、
    上記内軸の上記外周は、環状の保持溝と、保持溝を挟んだ両側に配置され上記雌セレーションと噛み合う複数の雄セレーションと、少なくとも1つの雄セレーションにおいて周方向の一部に形成された第2の欠歯領域と、を含み、
    上記環状弾性部材が、上記保持溝に保持された環状の本体と、上記本体から径方向外方に突出し上記第1の欠歯領域に係合した径方向突起と、上記本体から軸方向に突出し第2の欠歯領域に係合した軸方向突起と、を含む伸縮可能シャフト。
  2. 請求項1において、上記径方向突起として、周方向に離隔する複数の径方向突起が設けられている伸縮可能シャフト。
  3. 請求項2において、上記複数の径方向突起は、上記本体から互いに交差する方向に突出する径方向突起を含む伸縮可能シャフト。
  4. 請求項1から3の何れか1項において、上記軸方向突起として、周方向に離隔する複数の軸方向突起が設けられている伸縮可能シャフト。
  5. 請求項1から4の何れか1項において、上記保持溝として、軸方向に離隔する第1および第2の保持溝が設けられ、
    上記環状弾性部材として、上記第1および第2の保持溝にそれぞれ保持された本体を有する第1および第2の環状弾性部材が設けられている伸縮可能シャフト。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の伸縮可能シャフトを用いて操舵力を伝達する車両用操舵装置。
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