JP2012100399A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードウェアの変更無しにソフトウェア変更で電力変換装置の動作入力電圧範囲を拡大しかつ効率最大値は動作入力電圧範囲を拡大しない場合と同等にした電力変換装置を提供する。
【解決手段】制御部5が、平滑コンデンサ22両端間電圧であるAC/DCコンバータ部10の直流出力電圧を目標電圧に追従させると共に交流電源1からの入力力率を1に近づけるようインバータ回路14への入力電流を制御し、単相インバータ(14)の直流電圧を一定に保ちつつ、交流電源1の電圧に応じてAC/DCコンバータ部10の直流出力電圧の目標電圧を変化させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、AC(交流)電圧をDC(直流)電圧に変換する高力率コンバータとその後段に絶縁型DC/DCコンバータを配置した電力変換装置に関するものである。
従来の電力変換装置は商用交流電源を高力率制御して交流/直流変換を行うAC/DCコンバータ部と、その後段にトランスによって絶縁されたDC/DCコンバータ部から構成されている(例えば特許文献1)。
特開2008−118727号公報
例えば上記の従来の電力変換装置では、それぞれ絶縁された直流電源(1)および直流電源(2)を充電するために、DC/DCコンバータの一次側スイッチング回路を半導体スイッチ素子のONデューティを固定および可変してスイッチング動作するが、この時のデューティは直流電源(1)および直流電源(2)のうち、どちらを優先的に充電するかによって決定しており、出力電圧および電流による決定はしていない。そのため、DC/DCコンバータの一次側ONデューティを固定する場合には、二次側に別途スイッチング手段(特許文献1では双方向スイッチング手段)を設ける必要があり、制御が複雑であり、DC/DCコンバータ部での損失が増加してしまうという問題があった。
この発明は、上記従来装置のような2つの直流電源を充電する装置に制限されるものでなく、AC/DCコンバータ部とその後段のトランスによって絶縁されたDC/DCコンバータ部から構成さる電力変換装置において、
出力電圧および電流値に応じてAC/DCコンバータ部の出力電圧目標値を生成することで電力変換装置の電力損失およびノイズを低減化し、また大きな限流回路を不要にして小型化を図り、
さらに特に、ハードウェアの変更を行わず、ソフトウェア変更で電力変換装置の動作入力電圧範囲を拡大しかつ効率最大値は動作入力電圧範囲を拡大しない場合と同等にした、電力変換装置を提供することを目的とする。
この発明は、交流電源からの交流電力を直流電力に電力変換するAC/DCコンバータ部と、前記AC/DCコンバータ部の出力を所定の直流電力に変換して出力するDC/DCコンバータ部と、前記AC/DCコンバータ部およびDC/DCコンバータ部の所定の各部に設けた電圧検出回路および電流検出回路から入力される検出信号に従って所定の各部に設けたスイッチのスイッチング制御を行う制御部と、を備え、前記AC/DCコンバータ部が、直流電圧源と前記直流電圧源の充放電を行う複数の半導体スイッチ素子を有する単相インバータが1以上直列接続されたインバータ回路と、前記インバータ回路の後段の整流素子と、前記インバータ回路に前記整流素子を介して接続され前記インバータ回路の出力を平滑して出力する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサへの電流をバイパスさせる短絡用スイッチと、を含み、前記制御部が、前記平滑コンデンサ両端間電圧である前記AC/DCコンバータ部の直流出力電圧を目標電圧に追従させると共に前記交流電源からの入力力率を1に近づけるよう前記インバータ回路への入力電流を制御し、前記単相インバータの直流電圧を一定に保ちつつ、前記交流電源の電圧に応じてAC/DCコンバータ部の直流出力電圧の前記目標電圧を変化させることを特徴とする電力変換装置である。
この発明では、ハードウェアの変更を行わず、ソフトウェア変更で電力変換装置の動作入力電圧範囲を拡大でき、かつ効率最大値は動作入力電圧範囲を拡大しない場合と同等にすることができる。ハードウェアの変更を伴わないため、ハードウェア設計期間の大幅な短縮ができ、かつ異なる入力電圧範囲の電力変換装置で共通部品を使用することが容易になるため、スケールメリットにより部品の入手性向上と、部品コストの削減が見込める。
電源装置として構成されたこの発明による電力変換装置のブロック構成図である。 この発明の実施の形態1における電力変換回路の内部構成の一例を示す概略構成図である。 図1の制御部5の概略的な機能ブロック図を示す。 図2のDC/DCコンバータ部の動作を説明するための概略構成図である。 図2のDC/DCコンバータ部の動作を説明するための概略構成図である。 図2のフォワードコンバータスイッチの制御を説明するための制御ブロック図である。 AC/DCコンバータ部の各部の波形図である。 インバータ回路内の単相インバータ構成スイッチのON/OFF制御による電流の流れを示す図である。 インバータ回路内の単相インバータ構成スイッチのON/OFF制御による電流の流れを示す図である。 インバータ回路内の単相インバータ構成スイッチのON/OFF制御による電流の流れを示す図である。 AC/DCコンバータ部の制御を説明するための制御ブロック図である。 AC/DCコンバータ部の制御を説明するための制御ブロック図である。 この発明における電力変換回路の構成の変形例を示す図である。 この発明の実施の形態2における電力変換回路の内部構成の一例を示す概略構成図である。 図14のフォワードコンバータスイッチの制御を説明するための制御ブロック図である。 AC/DCコンバータ部の制御を説明するための制御ブロック図である。 AC/DCコンバータ部の別の制御を説明するための制御ブロック図である。
この発明では最初に、出力電圧および電流値に応じてAC/DCコンバータ部の出力電圧目標値を生成することで電力変換装置の効率を向上させ、AC/DCコンバータ部を入力の交流電源とDCリンク部の間に半導体スイッチ素子と直流電圧源で構成された単相インバータを少なくとも1つ以上直列に接続したユニットで構成することで、電力損失およびノイズを低減化し、かつ大きな限流回路を不要にして装置構成を小型化した電力変換装置を考えた。
しかしながら上記のような装置では、AC/DCコンバータ部を上述の単相インバータのユニットで構成することでAC/DCコンバータ部の出力電圧目標値の可変範囲を拡大しつつ、DC/DCコンバータ部を効率が最大となるデューティに制御するが、AC/DCコンバータ部の交流入力電圧とDC/DCコンバータ部の直流出力電圧の関係によっては、単層インバータの保持電圧を高く設定する必要があり、AC/DCコンバータ部の効率が悪化し電力変換装置全体の効率が下がる場合がある。
例えば設計資産の電力変換装置Aを元に入力電圧範囲を拡大した電力変換装置Bを設計する場合に、電力変換装置Aに比べて電力変換装置Bの入力電圧が高く、AC/DCコンバータ部の出力下限電圧が低いと、単相インバータの保持電圧を電力変換装置Aの設計より高く設定しなければならない。これにより、単相インバータのスイッチング素子耐圧が不足する場合、回路変更を行う必要が発生するため設計時間が増加し、また、部品の共通化が不可能となる。さらに、一般に高耐圧のスイッチング素子は低耐圧品に比べて損失が大きくなるため効率最大値が低下する。加えて、特殊なアプリケーション(たとえば車載)では、汎用品よりラインナップ(機種、種類)が少ないため適合する素子が無い場合があり、設計難度が高くなる。
この発明では、特に上記の点を考慮に入れ、AC/DCコンバータ部が複数の半導体スイッチ素子と直流電圧源とから成る単相インバータを1以上直列接続するインバータ回路と、このインバータ回路の後段に整流素子を介して接続され整流素子の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサをバイパスさせる短絡スイッチと、前記平滑コンデンサの電圧を目標電圧に追従させると共に入力の交流電源からの入力力率を改善するように、インバータ回路を電流指令を用いて出力制御する電力変換装置において、ハードウェアの変更を行わず、ソフトウェアの変更で電力変換装置の動作入力電圧範囲を拡大し、かつ効率最大値は動作入力電圧範囲を拡大しない場合と同等にする。
以下、この発明による電力変換装置を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1は電源装置として構成されたこの発明による電力変換装置のブロック構成図である。図1は電力変換装置が、入力側に交流電圧電源1(以下、単に交流電源1と称す)を接続することにより出力側に接続した高圧バッテリ6を充電する電源装置200として使用される例を示している。電源装置(電力変換装置)200は電力変換器300と電子制御装置7から構成される。さらに電力変換器300は電力変換回路400、制御部5から構成される。
電力変換回路400はスイッチングにより電力変換を行う回路であり、交流電源1からの入力電力を受け、出力段に接続されている高圧バッテリ6を充電する。また電力変換回路400の所定箇所にそれぞれに取り付けられた検出回路(図2参照)は、検出した電流及び電圧を制御部5へ信号線等を介して送る。
制御部5は、電子制御装置7から通信線8を介して出力電力指令を受信し、該出力電力指令に基づきスイッチング制御で使用する目標電力信号Poutを生成し、該目標電力信号Poutに追従するよう電力変換回路400のスイッチング素子(図2参照)をPWM(パルス幅変調)制御する。
高圧バッテリ6は、リチウムイオンバッテリ等、充放電可能な蓄電池である。正極側へ電流を流すことにより充電される。電子制御装置7は、電源装置200の上位コントロールユニットであり、通信線8を介して電力変換器300に出力電力指令を送信する。通信線8は、CAN(参照ISO11898及びISO11519−2)等の通信プロトコルにより電力変換器300と電子制御装置7が通信するための信号伝送線である。なお制御部5および電子制御装置7はそれぞれマイクロコンピュータまたはコンピュータで構成されている。
図2はこの発明の実施の形態1における図1の電力変換回路400の内部構成の一例を示す概略構成図である。AC/DCコンバータ部10は交流電源1からの交流電圧を受けるダイオードブリッジ12から平滑コンデンサ22までの要素で構成されている。交流電源1は整流回路としてのダイオードブリッジ12に接続される。ダイオードブリッジ12には並列に整流電圧検出回路30が接続されている。整流電流検出回路31と限流回路としてのリアクトル13が互いに直列接続された直列回路は、ダイオードブリッジ12の出力側に直列に接続されている。リアクトル13の後段には1つの単相インバータを構成するインバータ回路14の交流側が直列に接続されている。
インバータ回路14は、2つの単相インバータ構成スイッチ(半導体スイッチ素子)17,18、2つのダイオード15,16、および直流電圧源19(実際には直流電圧源電圧検出回路32も含む)から1つの単相インバータ14aを構成する。単相インバータ構成スイッチ17,18はそれぞれ、ダイオードが逆並列に接続されたIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やソース・ドレイン間にダイオードが内蔵されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などで構成される。また直流電圧源19には並列に直流電圧源電圧検出回路32が接続される。
単相インバータ構成スイッチ17とダイオード15のアノード側が接続された直列回路、およびダイオード16のカソード側と単相インバータ構成スイッチ18が接続された直列回路のそれぞれの両端間に共通に直流電圧源19および直流電圧源電圧検出回路32が接続されている。また単相インバータ構成スイッチ17とダイオード15のアノード側の接続点にリアクトル13が接続され、ダイオード16のカソード側と単相インバータ構成スイッチ18の接続点に後段の回路が接続される。
インバータ回路14の後段には、短絡用スイッチ21と整流ダイオード20との直列回路が接続される。整流ダイオード20のカソード側はAC/DCコンバータ部10の出力段の平滑コンデンサ22の正極に接続される。ここでは、短絡用スイッチ21の一端と整流ダイオード20のアノード側との接続点がインバータ回路14の交流出力線に接続され、短絡用スイッチ21の他端は平滑コンデンサ22の負極に接続される。また平滑コンデンサ22に並列に平滑コンデンサ電圧検出回路33が接続される。
DC/DCコンバータ部11は、平滑コンデンサ22の後段から高圧バッテリ6の前段までの要素で構成されている。ここでは一般的なフォワードコンバータ回路を用いている。平滑コンデンサ22の後段には、トランス24の一次側コイルとフォワードコンバータスイッチ23からなる直列回路が平滑コンデンサ22に並列に接続されている。トランス24の二次側コイルには二次側整流直列ダイオード25が直列に、二次側整流並列ダイオード26が並列に接続される。二次側整流のためのダイオード25,26の後段には、平滑リアクトル27、出力電流検出回路34が順に直列に接続される。さらにコンデンサ28が並列に接続される。コンデンサ28の両端間電圧をDC/DCコンバータ部11の出力とし、コンデンサ28の両端間に負荷である高圧バッテリ6が接続される。なお、高圧バッテリ6(コンデンサ28)に並列に出力電圧検出回路35が接続される。
なお各検出回路30−35での検出結果を示す検出信号は信号線を介してそれぞれ制御部5に送られる。また、各スイッチ17,18,21,23には制御部5から信号線を介してそれぞれに制御信号が送られる。なお回路の構成を見易くするため図3以降では信号線の図示を省略して示す。
図3には図1の制御部5の概略的な機能ブロック図を示す。制御部5は概略、ソフトウェアで構成されるDC/DCコンバータ制御手段5aとAC/DCコンバータ制御手段5b、および、上記制御手段5a,5bのプログラム、制御に必要な種々のファクタを予め格納したり、制御中で算出された記憶保持が必要な各種値を記憶または更新して記憶するハードウェアで構成される記憶部5cを含む。DC/DCコンバータ制御手段5aとAC/DCコンバータ制御手段5bは連動して制御を行う。
このような構成を備えた電力変換器300について、まず、DC/DCコンバータ部11の動作を説明する。図4,5は、図3のDC/DCコンバータ制御手段5aの制御による、図2の電力変換回路400のうちのDC/DCコンバータ部11の動作を説明するための概略構成図である。なお以下の説明では、DC/DCコンバータ部11は一般的な絶縁型のフォワードコンバータであるものとする。
ここで、記号を次のように定義する。
Pout:制御部5で生成される制御目標電力値
Iout:出力電流検出回路34で検出されるDC/DCコンバータ部11の出力電流
Iout:出力電流Ioutの制御目標電流値
Vout:DC/DCコンバータ部11の出力電圧
Vload:出力電圧検出回路35で検出される負荷電圧
Vtr2:トランス24の二次側電圧
フォワードコンバータスイッチ23を「ON」すると、図4に示すように、トランス24の一次側コイルに流れる電流は、AC/DCコンバータ部10→トランス24の一次側コイル→フォワードコンバータスイッチ23→AC/DCコンバータ部10の経路で流れる。ここでトランス24は一次側から二次側に電力を伝達し、トランス24の二次側コイルに流れる電流は、トランス24の二次側コイル→二次側整流直列ダイオード25→平滑リアクトル27→高圧バッテリ6→トランス24(各種検出回路を除いて記載、以下同様)の二次側コイルの経路で流れる。
フォワードコンバータスイッチ23を「OFF」すると、図5に示すように、トランス24の一次側コイルには電流が流れず、二次側へ電力は伝達されない。ただし二次側では、平滑リアクトル27の自己誘導により、平滑リアクトル27→高圧バッテリ6→二次側整流並列ダイオード26→平滑リアクトル27の経路で電流が流れる。
ここで、
N1:トランス24の一次側コイルの巻数
N2:トランス24の二次側コイルの巻数
ton:フォワードコンバータスイッチ23のON時間
T:フォワードコンバータスイッチ23のON/OFF切り換え周期
Vdc:平滑コンデンサ電圧検出回路33で検出される平滑コンデンサ22の電圧
とすると、DC/DCコンバータ部11の出力電圧Voutは以下の(1)式で表すことができる。
Vout=(N2/N1)・Vdc・(ton/T) (1)
このように、DC/DCコンバータ部11の出力電圧Voutをフォワードコンバータスイッチ23のON時間tonにより制御できる。即ち、フォワードコンバータスイッチ23をPWM制御してDC/DCコンバータ部11の出力電圧Voutを制御し、高圧バッテリ6への出力電流Ioutを調整することにより、目標電力値Poutへ追従した出力が得られる。なお、出力電圧検出回路35で検出される負荷電圧Vloadは高圧バッテリ6の電圧値に固定されるため、本例において負荷電圧Vloadと出力電圧Voutとは異なる値となる。
次に、出力電力を目標電力値Poutに追従させるための制御部5の制御の詳細について以下に説明する。図6に制御部5のDC/DCコンバータ制御手段5aによって行われるフォワードコンバータスイッチ23の制御を説明するための制御ブロック図を示す。ここではまず、除算部501で目標電力値Poutを負荷電圧Vloadで除算し、制御目標電流値Iout50を求める。本例では負荷として高圧バッテリ6が接続されており、該高圧バッテリ6の充電による電圧上昇は十分緩やか、且つ内部抵抗は微小であると想定すると、負荷電圧Vloadはほぼ一定であるとみなすことができるため、上述のようにして制御目標電流Iout50を求めることができる。
次に、減算部502で出力電流Ioutと目標電流値Iout50との差分51を求める。そしてPI制御部(PI)503で差分51をフィードバック量としてPI制御(差分を対象とした比例(P)動作と積分(I)動作を組み合わせた制御方法)した出力を、DC/DCコンバータ部11の出力電圧Voutの目標出力電圧値Vout52とする。そして、デューティ演算部(K)504で上記(1)式に基づき、トランス24の巻き線比(N2/N1)、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcの目標電圧値Vdcより、出力電圧Voutの目標出力電圧値Vout52を出力するためのPWMデューティ53を求める。該目標出力電圧値Vdcの演算方法は後述する。そして該PWMデューティ53に従い、PWM制御部505によりフォワードコンバータスイッチ23への駆動信号を生成し、DC/DCコンバータ部11を動作させる。
次に、図3のAC/DCコンバータ制御手段5bの制御によるAC/DCコンバータ部10の動作を説明する。図7にAC/DCコンバータ部10の各部の波形図を示す。
ここで、記号を次のように定義する。
Vin:整流電圧検出回路30で検出されるダイオードブリッジ通過後の電圧
Iin:整流電流検出回路31で検出されるダイオードブリッジ通過後の電流
Vsub:直流電圧源電圧検出回路32で検出されるインバータ回路14内の直流電圧源19の電圧
Vsub:インバータ回路14内の直流電圧源19の制御目標電圧値
Vdc:平滑コンデンサ電圧検出回路33で検出される平滑コンデンサ22の電圧値
Vdc:平滑コンデンサ22の制御目標電圧値
θ:交流電源1からの入力電圧位相
交流電源1からの入力はダイオードブリッジ12にて全波整流され、ダイオードブリッジ12の後段の電圧Vin、電流Iinは、図7に示すような波形となる。この場合、電圧Vinのピーク電圧が、一定の目標電圧値Vdcに制御される平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcより高いものとする。
インバータ回路14は、交流電源1からの入力力率が概ね1または1になるようにPWM制御により電流Iinを制御して出力し、交流側の接続点と直流側の接続点の両端間に発生する電圧をダイオードブリッジ12後段の電圧Vinに重畳する。
図8−10にインバータ回路14内の単相インバータ構成スイッチ17,18のON/OFF制御による電流の流れを示す。
単相インバータ構成スイッチ17,18が「OFF」の時には、電流はダイオード15を通って直流電圧源19を充電し、ダイオード16を通って出力される(例えば図8の実線、図10の破線参照)。
また単相インバータ構成スイッチ17のみを「ON」した時には、電流は単相インバータ構成スイッチ17とダイオード16とを通って出力される(例えば図8の破線、図9の実線参照)。
また単相インバータ構成スイッチ18のみを「ON」した時には、電流はダイオード15と単相インバータ構成スイッチ18を通って出力される(例えば図10の実線参照)。
また、単相インバータ構成スイッチ17,18を同時に「ON」した時には、電流は単相インバータ構成スイッチ17を通って直流電圧源19を放電し、単相インバータ構成スイッチ18を通って出力される(例えば図9の破線部の流れ参照)。
このような4種の制御の組み合わせにより、単相インバータ構成スイッチ17,18を制御してインバータ回路14をPWM制御する。
AC/DCコンバータ制御手段5bは、例えば整流電圧検出回路30からの検出信号により得られるダイオードブリッジ12通過後の入力電圧Vinのゼロクロス点に基づいて求まる位相θに従って制御を行う。図7に示すように交流電源1からの入力電圧位相をθとし、電圧Vinが平滑コンデンサ22の目標電圧値Vdcと等しくなる時の位相θ=θ2(0<θ2<π/2)とし、位相θ=0から0<θ1<θ2となる所定位相θ1まで(0≦θ<θ1)、短絡用スイッチ21をON状態とする。この場合、図8に示すように、交流電源1からの電流は、交流電源1→ダイオードブリッジ12→リアクトル13→インバータ回路14→短絡用スイッチ21→ダイオードブリッジ12→交流電源1の経路で流れる。短絡用スイッチ21は「ON」状態なので、整流ダイオード20および平滑コンデンサ22には電流が流れない。インバータ回路14は、PWM制御により、例えば、単相インバータ構成スイッチ17,18が「OFF」の場合と(図8に実線で示す電流の流れ)、単相インバータ構成スイッチ17のみを「ON」の場合と(図8に破線で示す電流の流れ)を組み合わせて、電圧Vinの逆極性を有するほぼ等しいまたは等しい電圧を発生させつつ、入力力率が概ね1または1になるように電流Iinを制御して出力し、この間、インバータ回路14の直流電圧源19にはエネルギが充電される。
次に、位相θ=θ1の時、短絡用スイッチ21を「OFF」すると、図9に示すように、交流電源1からの電流は、交流電源1→ダイオードブリッジ12→リアクトル13→インバータ回路14→整流ダイオード20→平滑コンデンサ22→ダイオードブリッジ12→交流電源1の経路で流れる。
位相θが、θ1≦θ<θ2である時、インバータ回路14はPWM制御により、例えば、単相インバータ構成スイッチ17,18が同時に「ON」の場合(図9に破線で示す電流の流れ)と、単相インバータ構成スイッチ17のみを「ON」の場合(図9に実線で示す電流の流れ)とを組み合わせて出力する。この時、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcが目標電圧Vdcに維持できるように、Vdc−Vinにほぼ等しいまたは等しい電圧を発生させつつ、入力力率が概ね1または1になるように電流Iinを制御して出力する。この間、インバータ回路14が発生する電圧極性と電流Iinの極性は等しくなるので、インバータ回路14の直流電圧源19は放電される。
次に、位相θ=θ2にて電圧Vinが平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcと等しくなると、短絡用スイッチ21はOFF状態を継続するが、インバータ回路14での動作が変わる。
即ち位相θが、θ2≦θ<π/2である時、図10に示すように、交流電源1からの電流は、交流電源1→ダイオードブリッジ12→リアクトル13→インバータ回路14→整流ダイオード20→平滑コンデンサ22→ダイオードブリッジ12→交流電源1の経路で流れる。
また、インバータ回路14はPWM制御により、例えば、単相インバータ構成スイッチ17,18が「OFF」の場合(図10に破線で示す電流の流れ)と、単相インバータ構成スイッチ18のみを「ON」の場合(図10に実線で示す電流の流れ)とを組み合わせて出力する。この時、平滑コンデンサ22の目標電圧Vdc≦電圧Vinであり、インバータ回路14は、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcが目標電圧Vdcに維持できるように、Vin−Vdcにほぼ等しいまたは等しい電圧をVinの極性に対して逆極性に発生させつつ、入力力率が概ね1または1になるように電流Iinを制御して出力する。この間、インバータ回路14が発生する電圧極性と電流Iinの極性は逆になるので、インバータ回路14の直流電圧源19は充電される。
図7に示すように、π/2≦θ<πの位相期間では、上述した0≦θ<π/2の位相期間と対称の動作をし、π≦θ<2πの位相期間では、0≦θ<πの位相期間と同様の動作を行う。
即ち、交流電源1からの入力電圧の位相θのゼロクロス位相(θ=0、π)±θ1を特定位相として短絡用スイッチ21を切り換え、該ゼロクロス位相を中央として±θ1の位相範囲(以下、短絡位相範囲と称す)でのみ、短絡用スイッチ21を「ON」状態として平滑コンデンサ22をバイパスさせる。このとき、インバータ回路14は、電圧Vinの逆極性を有するほぼ等しいまたは等しい電圧を発生させつつ、入力力率が概ね1または1になるように電流Iinを制御して出力し、直流電圧源19を充電させる。そして、上記短絡位相範囲以外の位相では、インバータ回路14は、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcを目標電圧Vdcに維持し、また入力力率が概ね1または1になるように電流Iinを制御して電圧を出力する。このとき、電圧Vinが平滑コンデンサ22の目標電圧Vdc以下の時、直流電圧源19は放電され、電圧Vinが目標電圧Vdcを超える時は、直流電圧源19は充電される。
θ1を大きくすると、直流電圧源19に充電されるエネルギが増大し、その後の放電時に、高い電圧領域の電圧Vinに発生電圧を重畳できるとともに、放電されるエネルギを大きくできる。このため、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdc(目標電圧Vdc)を高くすることができる。
0≦θ<π/2の位相期間では、インバータ回路14の直流電圧源19は、上述したように、0≦θ<θ1、θ2≦θ<π/2の期間で充電され、θ1≦θ<θ2の期間で放電される。インバータ回路14の直流電圧源19の充放電エネルギが等しいとすると、以下の(2)式が成り立つ。但し、Vpは電圧Vinのピーク電圧、Ipは電流Iinのピーク電流である。
θ1 0Vp sinθ・Ip sinθ・dθ+∫π/2 θ2(Vp sinθ−Vdc)・Ip sinθ・dθ
=∫θ2 θ1(Vdc−Vp sinθ)・Ip sinθ・dθ (2)
ここで、Vin=Vp sinθ、Iin=Ip sinθとすると、
Vdc=Vp・π/(4cosθ1)
となる。このように、平滑コンデンサ22の目標電圧値Vdcは短絡位相範囲を決定するθ1により決まり、即ちθ1を変化させて制御できる。そして、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcは該目標電圧値Vdcに追従するように制御される。
また、0≦θ<θ1、θ1≦θ<θ2、θ2≦θ<π/2、の各位相範囲におけるインバータ回路14の所望の発生電圧の大きさ以上に直流電圧源19の電圧Vsubを設定することで、インバータ回路14は上述した所望の制御が信頼性よく行える。即ち、
Vp sinθ1≦Vsub (3)
(Vdc−Vp sinθ1)≦Vsub (4)
(Vp−Vdc) ≦Vsub (5)
の3条件を満たすように電圧Vsubを設定することで、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcが目標電圧Vdcに維持でき、また入力力率が概ね1または1になるように電流Iinを制御するインバータ回路14の制御が、交流電源1の全位相において信頼性よく行える。なお、直流電圧源19の電圧Vsubは、Vinのピーク電圧Vp以下に設定する。
次に、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcを目標電圧Vdcに維持し、また入力力率が概ね1または1になるように電流Iinを制御するインバータ回路14の制御の詳細について、以下に説明する。
図11、図12に図3のAC/DCコンバータ制御手段5bで行われるAC/DCコンバータ部10の制御を説明するための制御ブロック図を示す。まず図11において演算部511で、DC/DCコンバータ部11の出力電圧Voutの目標電圧値Vout52(図6参照)と、トランス24の巻き線比(N2/N1)、そしてDC/DCコンバータ部11の効率が最も良くなるフォワードコンバータスイッチ23のON時間ton maxから、上記(1)式に従って、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcの第1の目標電圧値(出力電圧理想値)Vdc_ideal60を演算する。
次にリミッタ部512で、上記(2)−(5)式から、AC/DCコンバータ部10が電流制御可能な平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcの範囲を演算し、(第1の目標電圧値Vdc_ideal<該演算結果下限)である場合には、該演算結果下限を出力段の平滑コンデンサ22の目標電圧値Vdcとし、図6に示す比例項Kに該目標電圧値Vdcを使用する。
また、(第1の目標電圧値Vdc_ideal>該演算結果下限)である場合には、第1の目標電圧値Vdc_ideal60を出力段の平滑コンデンサ22の目標電圧値Vdcとする。
これにより単相インバータの直流電圧源19の電圧Vsubを一定に保ったままでAC/DCコンバータ部10は電流制御でき、かつ(第1の目標電圧値Vdc_ideal>該演算結果下限)の範囲ではDC/DCコンバータ部11は最大効率点で動作できる。
図12において、減算部521で出力段の平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcと目標電圧値Vdcとの差分61aを求め、差分61aをフィードバック量として、PI制御部522でPI制御したPI制御出力62aを演算する。また、インバータ回路14の直流電圧源19の電圧Vsubを一定に保つため、減算部529で該電圧Vsubとその目標電圧Vsubとの差分61bを求め、差分61bをフィードバック量として、PI制御部530でPI制御したPI制御出力62bを演算する。そして加算部523で出力62a,62bの和から電流Iinの振幅目標値63を決定する。そして、乗算部524でこの振幅目標値63に基づいて、電圧Vinに同期した正弦波の電流指令値Iin64を生成する。
次に、減算部525で電流指令値Iin64と検出された電流Iinとの差分65を求め、差分65をフィードバック量として、PI制御部526でPI制御した出力をインバータ回路14の発生電圧の目標値となる電圧指令値66とする。この時、加算部527で短絡用スイッチ21のON/OFF切り換え時に同期したフィードフォワード補正電圧ΔVを電圧指令値66に加算して電圧指令値66を補正する。そして、補正後の電圧指令値67を用いて、PWM制御部528のPWM制御によりインバータ回路14の各単相インバータ構成スイッチ17、18への駆動信号を生成し、インバータ回路14を動作させる。
交流電源1からの入力電圧のゼロクロス位相(θ=0、π)±θ1の特定位相において、短絡用スイッチ21のON/OFFを切り換えるが、インバータ回路14は、短絡用スイッチ21を「ON」から「OFF」にする際には、直流電圧源19を充電する制御から放電する制御に切り替わり、「OFF」から「ON」にする際には、直流電圧源19を放電する制御から充電する制御に切り替わる。上記のように、短絡用スイッチ21のON/OFF切り換え時に同期したフィードフォワード補正電圧ΔVを加算して電圧指令値66を補正することにより、フィードバック制御の応答時間分、制御が遅れることを防ぐことができる。
すなわち、図8−10ではインバータ回路のPWM制御と、短絡用スイッチの制御との組み合わせによってどのような電流経路が存在しうるかの説明を行った。図11ではAC/DCコンバータの出力電圧(平滑コンデンサ22の両端間電圧)Vdcの決定方法について説明を行った。短絡用スイッチのON/OFFタイミングは図11で求まったVdcよりVdc=Vpπ/(4cosθ1)からθ1を求めることで決定される。また,図12ではインバータ回路をどのようにPWM制御するかを示した。このとき短絡用スイッチのON/OFFによってフィードフォワード電圧ΔVを変化させる。
また、この実施の形態のAC/DCコンバータ部10は、複数の半導体スイッチ素子と直流電圧源とから成るインバータ回路14を備え、平滑コンデンサ22の電圧Vdcを目標電圧値Vdcに追従させると共に交流電源1からの入力力率を改善するように、インバータ回路14を電流指令値Iinを用いて制御するAC/DCコンバータ部10の一例を示しているが、これに限らず、インバータ回路14は図13の(a)に概略的に示すように単相インバータ14aを複数、直列に接続した構成であってよい。また図13の(b)に概略的に示すように、入力直後のダイオードブリッジ12を備えず、インバータ回路14の後段の、それぞれ短絡用スイッチ21aと整流ダイオード20a、短絡用スイッチ21bと整流ダイオード20bからなる複数の直列回路で構成され、整流ダイオード20a,20bで整流する整流回路12aを備えた構成等であっても、同様の効果が得られる。
実施の形態2.
図14はこの発明の実施の形態2における図1の電力変換回路400の内部構成の一例を示す概略構成図である。電力変換装置の全体の構成は図1に示すものと同じである。図14において実施の形態1の図2と異なる構成は、出力電流検出回路34を取り除いた点である。このような構成において、出力電流を目標電流値Ioutに追従させるための制御部5の制御の詳細について以下に説明する。
ここで、記号を次のように定義する。
Pin:交流電源1から入力される入力電力
Iout:出力電流Ioutの制御目標電流値
図15に図3のDC/DCコンバータ制御手段5aで行われるフォワードコンバータスイッチ23の制御を説明するための制御ブロック図を示す。まず、除算部541で入力電力Pinから負荷電圧Vloadを除算し、出力電流の推定値70を求める。ここで入力電力Pinは、整流電圧検出回路30で検出した電圧Vinと整流電流検出回路31から検出した電流Iinより乗算部546により求めた入力電力である。
次に、減算部542で出力電流の推定値70と目標電流値Ioutとの差分71を求める。そしてPI制御部(PI)543で差分71をフィードバック量としてPI制御した出力を、DC/DCコンバータ部11の出力電圧Voutの目標電圧値Vout72とする。そして、デューティ演算部(K)544で上記(1)式に基づき、トランス24の巻き線比(N2/N1)、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcの目標電圧値Vdcより、出力電圧Voutの目標電圧値Vout72を出力するためのPWMデューティ73を求める。そして該PWMデューティ73を用いて、PWM制御部545によりフォワードコンバータスイッチ23への駆動信号を生成し、DC/DCコンバータ部11を動作させる。
次に図16に図3のDA/DCコンバータ制御手段5bで行われるAC/DCコンバータ部10の制御を説明するための制御ブロック図を示す。図16に直流電圧源電圧Vsubの目標電圧値Vsubを演算する方法を示す。まず、演算部551で、DC/DCコンバータ部11の出力電圧Voutの目標電圧Vout52(図6参照)と、トランス24の巻き線比(N2/N1)、そしてDC/DCコンバータ部11の効率が最も良くなるフォワードコンバータスイッチ23のON時間ton maxと上記(3)−(5)式によって直流電圧源19の第1の目標電圧値(直流電圧源目標電圧理想値)Vsub_ideal80を演算する。
次に、リミッタ部552で、単相インバータスイッチング素子耐圧を条件として、(Vsub_ideal>スイッチング素子耐圧)である場合には直流電圧源19の目標電圧値Vsubをスイッチング素子耐圧とし、(Vsub_ideal<スイッチング素子耐圧)である場合には直流電圧源19の目標電圧VsubをVsub_idealとする。
実施の形態1で示した図11の制御と図16に示す該Vsubを用いた図12の制御によって、単相インバータの直流電圧源の目標電圧値Vsubは、AC/DCコンバータ部10が電流制御可能になり、かつ単相インバータのスイッチング素子耐圧以下の範囲で必要最低限の電圧を保持するように制御することができる。
制御部5は、AC/DCコンバータ部10の電流制御が可能になるようにインバータ回路14の単相インバータの直流電圧を半導体スイッチング素子の素子耐圧以下の範囲で変化させる制御と、交流電源1の電圧に応じてAC/DCコンバータ部10の直流出力電圧の目標電圧を変化させる制御のうちの、前者の制御を後者の制御より優先して行う。
また、本実施の形態では直流電圧源19の第1の目標電圧値Vsub_ideal80とスイッチング素子耐圧によって直流電圧源の目標電圧値Vsubを演算したが、図17に示すように、リミッタ部552aで直流電圧源19の第1の目標電圧値Vsub_ideal80と、上記(3)−(5)式からAC/DCコンバータ部10が電流制御可能になる直流電圧源19の第2の目標電圧値Vsub_req81を演算し、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcまたは入力交流電源1の電圧が脈動した場合にもAC/DCコンバータ部10が電流制御可能になるように、加算部553で予め定められた余裕係数Vsub_maginを直流電圧源19の第2の目標電圧値Vsub_reqに足しこみ、直流電圧源の目標電圧値Vsubとする制御とすることで、AC/DCコンバータ部10の電流制御の信頼性が向上する。
上記実施の形態では余裕係数Vsub_maginを直流電圧源の第2の目標電圧値Vsub_reqに足しこむ例を示したが、平滑コンデンサ22の直流電圧Vdcまたは入力交流電源1の電圧Vinに余裕係数を足しこみ直流電圧源の第2の目標電圧値Vsub_reqを演算し、該Vsub_reqを直流電圧源の目標電圧Vsubとしてもよい。
なお、制御部5は、交流電源1からの交流電圧の実効値に応じて上述の電力変換回路400の制御を行うようにしてもよい。
また、上記各実施の形態で示した電源装置200を構成するDC/DCコンバータ部11は、一般的なフォワードコンバータ回路で構成される例を示したが、他のDC/DCコンバータ回路であって良く、制御方法も上記例に限らない。
また、上記各実施の形態ではAC/DCコンバータ部10とDC/DCコンバータ部11から構成される電源装置(電力変換装置)200について示したが、これに限らず、スイッチング素子により出力制御する回路で構成されるものであればよい。
また、電源装置200の構成は図1の構成に限らず、例えば、電子制御装置7の機能を電力変換器300の内部に備える(例えば制御部5内に内蔵させる)、等の構成であって良い。
また、単相インバータ構成スイッチ17,18のみならず、短絡用スイッチ21、フォワードコンバータスイッチ23についても、IGBTやMOSFET等からなる半導体スイッチ素子で構成することが可能である。
この発明による電力変換装置は上記各実施の形態に限定されるものではなく、これらの可能な組み合わせも全て含むことは云うまでもない。
1 交流(電圧)電源、5 制御部、5a DC/DCコンバータ制御手段、5b AC/DCコンバータ制御手段、6 高圧バッテリ、7 電子制御装置、8 通信線、10 AC/DCコンバータ部、11 DC/DCコンバータ部、12 ダイオードブリッジ、12a 整流回路、13 リアクトル、14 インバータ回路、14a 単相インバータ、15,16 ダイオード、17,18 単相インバータ構成スイッチ、19 直流電圧源、20,20a,20b 整流ダイオード、21,21a,21b 短絡用スイッチ、22 平滑コンデンサ、23 フォワードコンバータスイッチ、24 トランス、25 二次側整流直列ダイオード、26 二次側整流並列ダイオード、 27 平滑リアクトル、28 コンデンサ、30 整流電圧検出回路、31 整流電流検出回路、32 直流電圧源電圧検出回路、33 平滑コンデンサ電圧検出回路、34 出力電流検出回路、35 出力電圧検出回路、200 電源装置(電力変換装置)、300 電力変換器、400 電力変換回路。

Claims (4)

  1. 交流電源からの交流電力を直流電力に電力変換するAC/DCコンバータ部と、前記AC/DCコンバータ部の出力を所定の直流電力に変換して出力するDC/DCコンバータ部と、前記AC/DCコンバータ部およびDC/DCコンバータ部の所定の各部に設けた電圧検出回路および電流検出回路から入力される検出信号に従って所定の各部に設けたスイッチのスイッチング制御を行う制御部と、を備え、
    前記AC/DCコンバータ部が、
    直流電圧源と前記直流電圧源の充放電を行う複数の半導体スイッチ素子を有する単相インバータが1以上直列接続されたインバータ回路と、
    前記インバータ回路の後段の整流素子と、
    前記インバータ回路に前記整流素子を介して接続され前記インバータ回路の出力を平滑して出力する平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサへの電流をバイパスさせる短絡用スイッチと、
    を含み、
    前記制御部が、前記平滑コンデンサ両端間電圧である前記AC/DCコンバータ部の直流出力電圧を目標電圧に追従させると共に前記交流電源からの入力力率を1に近づけるよう前記インバータ回路への入力電流を制御し、前記単相インバータの直流電圧を一定に保ちつつ、前記交流電源の電圧に応じてAC/DCコンバータ部の直流出力電圧の前記目標電圧を変化させることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記制御部は、前記AC/DCコンバータ部の電流制御が可能になるように前記単相インバータの直流電圧を前記半導体スイッチング素子の素子耐圧以下の範囲で変化させる第1の制御と、前記交流電源の電圧に応じて前記AC/DCコンバータ部の直流出力電圧の目標電圧を変化させる第2の制御を備え、前記第1の制御を前記第2の制御より優先して行うことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記第1の制御は、AC/DCコンバータ部の直流出力電圧と、前記交流電源の電圧と、前記交流電源の電圧とAC/DCコンバータ部の直流出力電圧とに加える余裕係数に応じてAC/DCコンバータ部を電流制御が可能になるように前記単相インバータの直流電圧の目標電圧を変化させることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記制御部は、前記交流電圧の実効値に応じて前記AC/DCコンバータ部の直流出力電圧を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置。
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