JP2012097690A - フューエルデリバリパイプ - Google Patents
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Abstract
【課題】フューエルデリバリパイプの脈動を低減させる技術を提供する。
【解決手段】このフューエルデリバリパイプ20は、第1部材24と第2部材26を含むパイプ本体を備え、主管孔26と、燃料供給路60に接続されるとともに、主管孔26に連通している燃料供給口28と、外周に設けられ、その内部に主管孔26に連通する分岐孔38が形成されている複数の分岐用筒部32と、が設けられている。フューエルデリバリパイプ20では、燃料供給口28と主管孔26とを連通する部分は、燃料供給口28及び主管孔26よりも小径なオリフィスとなっている。
【選択図】図1
【解決手段】このフューエルデリバリパイプ20は、第1部材24と第2部材26を含むパイプ本体を備え、主管孔26と、燃料供給路60に接続されるとともに、主管孔26に連通している燃料供給口28と、外周に設けられ、その内部に主管孔26に連通する分岐孔38が形成されている複数の分岐用筒部32と、が設けられている。フューエルデリバリパイプ20では、燃料供給口28と主管孔26とを連通する部分は、燃料供給口28及び主管孔26よりも小径なオリフィスとなっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料噴射装置等に用いられるフューエルデリバリパイプに関する。
従来から、内燃機関等では、燃料供給管から供給される燃料を、各気筒に設けられたインジェクタに分配するフューエルデリバリパイプ(以後、「デリバリパイプ」と呼ぶ)が用いられている。デリバリパイプでは、インジェクタへの燃料噴射に伴う脈動が発生することがあり、パルセーションダンパー(以後、「ダンパー」と呼ぶ)により脈動を低減させる技術が用いられている(例えば、特許文献1)。
近年、エンジン周りの小型化に伴って、デリバリパイプの小型化の要望が強まっており、それに伴って、ダンパーを設置することが難しいことがある。また、ダンパーは、脈動低減対策としては有効であるものの、高価であるため、これに代わる安価な脈動低減方法が切望されている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、デリバリパイプの脈動を低減させる技術を提供することを目的とすることにある。
本発明は、燃料供給路とインジェクタの間に接続され、燃料供給路から供給される燃料を複数のインジェクタへと分配するデリバリパイプに関する。このデリバリパイプは、内部に形成されている主管孔と、前記燃料供給路に接続されるとともに、前記主管孔に連通している燃料供給口と、外周に設けられ、その内部に前記主管孔に連通する分岐孔が形成されている複数のインジェクタ取付部と、が設けられており、前記燃料供給口と前記主管孔とを連通する部分は、前記燃料供給口及び前記主管孔よりも小径なオリフィスとなっている。
このデリバリパイプでは、燃料供給口と主管孔とを連通する部分が、オリフィスとなっている。そのため、インジェクタへと燃料を分配する際に主管孔に発生する圧力脈動に起因する波が、当該オリフィスを通過して燃料供給路へ伝達される際に、オリフィス効果により拡散させることができ、減衰させることができる。さらにこのデリバリパイプでは、燃料供給路からデリバリパイプへ伝達される振動も、当該オリフィスによるオリフィス効果により拡散させることができ、減衰させることができる。これにより、燃料供給口からデリバリパイプへ伝達される振動によって主管孔に発生する圧力脈動が増強されることが抑制される。
上記のデリバリパイプでは、前記パイプ本体は、第1部材と第2部材と、を含み、前記第1部材は筒状をしているとともに、その内部に前記主管孔が設けられ、その外周に前記インジェクタ取付部が設けられ、その一端に前記燃料供給口が設けられ、その他端に前記第2部材を装着可能な装着部が設けられており、前記装着部は、前記主管孔よりも大径であることが好ましい。
このデリバリパイプでは、第1部材が、一端側から見れば、燃料供給口、オリフィスの順に小径となっており、他端側から見れば、装着部、主管孔、オリフィスの順に小径となっている。そのため、第1部材の中央に燃料供給口及び主管孔よりも小径なオリフィスを設けた場合でも、両側からドリル等を用いた段付き加工を実行可能に構成することで、第1部材を容易に製造することが可能である。
上記のデリバリパイプでは、前記パイプ本体は、第1部材と第2部材と、を含み、前記第1部材は筒状をしているとともに、その内部に前記主管孔が設けられ、その外周に前記インジェクタ取付部が設けられ、その一端に前記燃料供給口と前記第2部材を装着可能な装着部が当該一端からこの順に設けられ、その他端が閉塞されており、前記装着部は、前記主管孔よりも大径であるとともに、前記燃料供給口よりも小径であり、前記第2部材には、前記オリフィスが形成されていることが好ましい。
このデリバリパイプでは、第1部材が、一端側から考えれば、燃料供給口、装着部、主管孔の順に小径となっており、ドリル等を用いた段付き加工を実行することで第1部材を容易に製造することが可能である。また、他の部位よりも小径なオリフィスが第1部材と異なる第2部材に形成されており、オリフィスを精度良く製造しやすい。
本発明によれば、デリバリパイプの脈動を低減させることができる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について、図1ないし図2を用いて説明する。
1.燃料供給装置の構成
図1に示すように、本実施形態の燃料供給装置10は、車両内に装備され、燃料タンク70からエンジン(内燃機関の一例)50に燃料を供給するものである。燃料供給装置10は、燃料供給ポンプ80と、フィルタ82と、圧力調整装置90と、燃料供給路60と、フューエルデリバリパイプ(以下、「デリバリパイプ」)20と、インジェクタ40と、を含む。
以下、本発明の実施形態1について、図1ないし図2を用いて説明する。
1.燃料供給装置の構成
図1に示すように、本実施形態の燃料供給装置10は、車両内に装備され、燃料タンク70からエンジン(内燃機関の一例)50に燃料を供給するものである。燃料供給装置10は、燃料供給ポンプ80と、フィルタ82と、圧力調整装置90と、燃料供給路60と、フューエルデリバリパイプ(以下、「デリバリパイプ」)20と、インジェクタ40と、を含む。
燃料供給ポンプ80は、燃料タンク70の内部の燃料を加圧する。加圧された燃料は、フィルタ82によって濾過され、圧力調整装置90によって、一定の圧力に調整される。一定の圧力に調整された燃料は燃料供給路60によってデリバリパイプ20に導入される。デリバリパイプ20に導入された燃料は、デリバリパイプ20内で分岐され、複数(本実施形態では4つ)のインジェクタ40に分配される。供給された燃料は、各インジェクタ40の開閉弁を開くことで、各インジェクタ40に接続された供給用配管52を介してエンジン50内の各気筒54へ噴射される。
燃料は、ガソリン、高濃度アルコール含有燃料、又はガソリンとアルコールとの混合燃料である。アルコールは、たとえばメタノール、エタノール、ブタノールおよびプロパノールが利用可能である。
2.デリバリパイプの構成
図2に、燃料供給装置10のうち、デリバリパイプ20の説明図を示す。デリバリパイプ20は、第1部材22と、第2部材24と、を含む。第1部材22は、円筒状に形成された主管34と、その主管34の外周に設けられた複数の円筒状の分岐用筒部(インジェクタ取付部の一例)32を備えている。デリバリパイプ20では、主管34と分岐用筒部32が一体に形成されている。主管34の内部には、その軸線方向に沿って主管孔26が形成されている。
図2に、燃料供給装置10のうち、デリバリパイプ20の説明図を示す。デリバリパイプ20は、第1部材22と、第2部材24と、を含む。第1部材22は、円筒状に形成された主管34と、その主管34の外周に設けられた複数の円筒状の分岐用筒部(インジェクタ取付部の一例)32を備えている。デリバリパイプ20では、主管34と分岐用筒部32が一体に形成されている。主管34の内部には、その軸線方向に沿って主管孔26が形成されている。
主管34の一端34Aには、燃料供給路60の接続口62に接続される燃料供給口28が形成されている。燃料供給口28は、オリフィス36を介して主管孔26に連通している。燃料供給口28は、主管孔26よりも大径に設けられており、オリフィス36は、その直径が1〜1.5mmであり、主管孔26よりも小径に設けられている。
主管34の他端34Bには、主管孔26よりも大径に形成された圧入口(装着部の一例)30が形成されており、その圧入口30に第2部材24が圧入されている。デリバリパイプ20では、第1部材22の圧入口30に第2部材24が圧入されることで、燃料供給路60から供給された燃料が、主管34の他端34Bから外部に放出されることが防止される。本実施形態では、第1部材22と、第2部材24によって本発明の「パイプ本体」が構成される。
分岐用筒部32の内部には、その軸線方向に沿って分岐孔38が形成されている。分岐用筒部32は、その一端32Aにおいて主管孔26と連通している。また分岐用筒部32の他端32Bは、外部に向かって開放されており、燃料供給装置10を構成する際に、当該端部を閉塞するインジェクタ40が取り付けられる。
3.デリバリパイプの製造方法
図2に示すデリバリパイプ20を製造する際に、作業者はまず、円柱状部材134の外周に円柱状部材132を溶接する。次に作業者は、ドリル等の切削工具を用いて円柱状部材134に貫通孔30、26、36、28を形成することで主管34を形成し、円柱状部材132に貫通孔38を形成することで分岐用筒部32を形成する。
図2に示すデリバリパイプ20を製造する際に、作業者はまず、円柱状部材134の外周に円柱状部材132を溶接する。次に作業者は、ドリル等の切削工具を用いて円柱状部材134に貫通孔30、26、36、28を形成することで主管34を形成し、円柱状部材132に貫通孔38を形成することで分岐用筒部32を形成する。
作業者は、貫通孔30、26、36、28を形成する際に、一端34A側からオリフィス36の径に相当する第1孔を当該オリフィス36深さまで加工し、次に燃料供給口28に相当する第2孔を当該燃料供給口28深さまで段付き加工する。また、作業者は、他端34B側から主管孔26の径に相当する第3孔を当該主管孔26深さまで加工し、次に圧入口30に相当する第4孔を当該圧入口30深さまで段付き加工する。一端34A側から加工した第1孔と他端34B側から加工した第3孔が連通することで、第1孔ないし第4孔によって貫通孔30、26、36、28が形成される。
尚、第1孔ないし第4孔は、第1孔、第3孔、第4孔、第2孔の順に大径となっており、作業者は、対応する径を有する同一又は類似の切削工具を用いて、連続した加工処理が可能である。作業者は、同様の加工処理を用いて貫通孔38を形成し、デリバリパイプ20の製造を終了する。
4.本実施形態の効果
(1)デリバリパイプ20では、燃料供給路60から供給された燃料をインジェクタ40へと分配する際に、主管孔26に比較的大きな圧力変動が生じ、これに起因してデリバリパイプ20が振動する(波が発生する)。本実施形態のデリバリパイプ20では、燃料供給口28と主管孔26とを連通する部分が、オリフィス36となっているので、上記の振動がオリフィス36を通過して燃料供給路60へ伝達される際に、オリフィス効果によりこの振動を拡散させることができ、減衰させることができる。さらに本実施形態のデリバリパイプ20では、燃料供給路60からデリバリパイプ20へ伝達される振動も、当該オリフィス36によるオリフィス効果により拡散させることができ、減衰させることができる。これにより、燃料供給路60からデリバリパイプ20へ伝達される振動によって主管孔26に発生する圧力脈動が増強されることが抑制される。
(1)デリバリパイプ20では、燃料供給路60から供給された燃料をインジェクタ40へと分配する際に、主管孔26に比較的大きな圧力変動が生じ、これに起因してデリバリパイプ20が振動する(波が発生する)。本実施形態のデリバリパイプ20では、燃料供給口28と主管孔26とを連通する部分が、オリフィス36となっているので、上記の振動がオリフィス36を通過して燃料供給路60へ伝達される際に、オリフィス効果によりこの振動を拡散させることができ、減衰させることができる。さらに本実施形態のデリバリパイプ20では、燃料供給路60からデリバリパイプ20へ伝達される振動も、当該オリフィス36によるオリフィス効果により拡散させることができ、減衰させることができる。これにより、燃料供給路60からデリバリパイプ20へ伝達される振動によって主管孔26に発生する圧力脈動が増強されることが抑制される。
本実施形態のデリバリパイプ20を用いることで、主管孔26に発生する圧力脈動が抑制される。これによって、燃料供給装置10にダンパーを設置する必要がなく、燃料供給装置10を低コストで製造することができる。また、ダンパーと共に用いることも可能であり、これによって好適に主管孔26に発生する圧力脈動を抑制することが可能である。
(2)本実施形態のデリバリパイプ20では、第1部材22が、一端34A側から見れば、燃料供給口28、オリフィス36の順に小径となっており、切削工具を用いた段付き加工が可能である。また、他端側から見れば、圧入口30、主管孔26の順に小径となっており、切削工具を用いた段付き加工が可能である。そのため、第1部材22の中央に燃料供給口28及び主管孔26のいずれよりも小径なオリフィスを設けた場合でも、両側から切削工具を用いた段付き加工を実行可能に構成することで、第1部材22を容易に製造することが可能である。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を、図3を用いて説明する。図3に、本実施形態のデリバリパイプ220の説明図を示す。本実施形態では、第1部材222の他端234Bが閉塞されており、第1部材222の一端134Aにオリフィス236が形成された第2部材224が圧入されている点で、実施形態1のデリバリパイプ20と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
本発明の実施形態2を、図3を用いて説明する。図3に、本実施形態のデリバリパイプ220の説明図を示す。本実施形態では、第1部材222の他端234Bが閉塞されており、第1部材222の一端134Aにオリフィス236が形成された第2部材224が圧入されている点で、実施形態1のデリバリパイプ20と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
1.デリバリパイプの構成
図3に示すように、デリバリパイプ220は、第1部材222と、第2部材224と、を含む。第1部材222は、円筒状に形成された主管234と、分岐用筒部232と、を備えている。
図3に示すように、デリバリパイプ220は、第1部材222と、第2部材224と、を含む。第1部材222は、円筒状に形成された主管234と、分岐用筒部232と、を備えている。
主管234の一端234Aには、燃料供給口28が形成されており、燃料供給口の他端234B側に圧入口230が形成されている。燃料供給口28は、圧入口230を介して主管孔26に連通している。圧入口230は、主管孔26よりも大径に設けられており、燃料供給口28は、圧入口230よりも大径に設けられている。つまり、主管孔26、圧入口230、燃料供給口28はこの順に大径となるように形成されている。一方、主管234の他端234Bは、主管234を加工する前の円柱状部材134が未加工のまま維持されることで、閉塞されている。
圧入口230には、第2部材224が圧入されている。第2部材224には、主管孔26よりも小径のオリフィス236が形成されている。第2部材224は、圧入口230に圧入されることで、オリフィス236により燃料供給口28と主管孔26を連通させている。本実施形態では、第1部材222と、第2部材224によって本発明の「パイプ本体」が構成される。
2.デリバリパイプの製造方法
図3に示すデリバリパイプ220を製造において、切削孔26、230、28を形成する際に、一端234A側から主管孔26の径に相当する第5孔を当該主管孔26深さまで加工し、次に圧入口230に相当する第6孔を当該圧入口230深さまで段付き加工し、さらに燃料供給口28に相当する第7孔を当該燃料供給口28深さまで段付き加工する。第5孔ないし第7孔はこの順に大径となっており、作業者は、対応する径を有する同一又は類似の切削工具を用いて、連続した加工処理が可能である。一方、主管234の他端234B側には、加工処理を実行する必要がない。
図3に示すデリバリパイプ220を製造において、切削孔26、230、28を形成する際に、一端234A側から主管孔26の径に相当する第5孔を当該主管孔26深さまで加工し、次に圧入口230に相当する第6孔を当該圧入口230深さまで段付き加工し、さらに燃料供給口28に相当する第7孔を当該燃料供給口28深さまで段付き加工する。第5孔ないし第7孔はこの順に大径となっており、作業者は、対応する径を有する同一又は類似の切削工具を用いて、連続した加工処理が可能である。一方、主管234の他端234B側には、加工処理を実行する必要がない。
3.本実施形態の効果
(1)本実施形態のデリバリパイプ220では、第1部材222が、一端234A側から見れば、燃料供給口28、圧入口230、主管孔26の順に小径となっている。そのため、切削工具を用いた段付き加工により容易に第1部材222を製造することが可能である。また、他の部位よりも小径なオリフィス236が第1部材222と異なる第2部材224に形成されることで、オリフィス236を精度良く製造しやすくなる。
(1)本実施形態のデリバリパイプ220では、第1部材222が、一端234A側から見れば、燃料供給口28、圧入口230、主管孔26の順に小径となっている。そのため、切削工具を用いた段付き加工により容易に第1部材222を製造することが可能である。また、他の部位よりも小径なオリフィス236が第1部材222と異なる第2部材224に形成されることで、オリフィス236を精度良く製造しやすくなる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。特に、上記各実施例における構成要素中の独立請求項に記載された要素以外の要素は、付加的な要素なので適宜省略可能である。
例えば、上記実施形態では、第2部材24が第1部材22の圧入口30に圧入され、第1部材22に対して第2部材24が装着される例を用いて説明したが、これだけに限られない。例えば、第1部材22の圧入口30及び第2部材24の外周の少なくとも一方にネジ山が切られており、第2部材24を第1部材22の圧入口30にネジ止することで、第1部材22に対して第2部材24が装着されてもよく、その他の方法を用いて第1部材22に対して第2部材24が装着されてもよい。
上述の実施例において、上述の利点や効果の各々の全てが本願発明の必須の構成要件につながるものではなく、本願発明は、上述の利点や効果の各々を簡易に実現させる設計自由度を与えるものであって、少なくとも一つの利点あるいは効果を実現させるものであれば良い。
10:燃料供給装置
20:フューエルデリバリパイプ
22:第1部材
24:第2部材
26:主管孔
28:燃料供給口
30:圧入口
32:分岐用筒部
34:主管
36:オリフィス
38:分岐孔
40:インジェクタ
60:燃料供給路
62:接続口
20:フューエルデリバリパイプ
22:第1部材
24:第2部材
26:主管孔
28:燃料供給口
30:圧入口
32:分岐用筒部
34:主管
36:オリフィス
38:分岐孔
40:インジェクタ
60:燃料供給路
62:接続口
Claims (3)
- 燃料供給路とインジェクタの間に接続され、燃料供給路から供給される燃料を複数のインジェクタへと分配するフューエルデリバリパイプであって、
パイプ本体を備えており、
前記パイプ本体には、
主管孔と、
前記燃料供給路に接続されるとともに、前記主管孔に連通している燃料供給口と、
外周に設けられ、その内部に前記主管孔に連通する分岐孔が形成されている複数のインジェクタ取付部と、が設けられており、
前記燃料供給口と前記主管孔とを連通する部分は、前記燃料供給口及び前記主管孔よりも小径なオリフィスとなっているフューエルデリバリパイプ。 - 請求項1に記載のフューエルデリバリパイプであって、
前記パイプ本体は、第1部材と第2部材と、を含み、
前記第1部材は筒状をしているとともに、その内部に前記主管孔が設けられ、その外周に前記インジェクタ取付部が設けられ、その一端に前記燃料供給口が設けられ、その他端に前記第2部材を装着可能な装着部が設けられており、
前記装着部は、前記主管孔よりも大径であるフューエルデリバリパイプ。 - 請求項1に記載のフューエルデリバリパイプであって、
前記パイプ本体は、第1部材と第2部材と、を含み、
前記第1部材は筒状をしているとともに、その内部に前記主管孔が設けられ、その外周に前記インジェクタ取付部が設けられ、その一端に前記燃料供給口と前記第2部材を装着可能な装着部が当該一端からこの順に設けられ、その他端が閉塞されており、
前記装着部は、前記主管孔よりも大径であるとともに、前記燃料供給口よりも小径であり、
前記第2部材には、前記オリフィスが形成されているフューエルデリバリパイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010247536A JP2012097690A (ja) | 2010-11-04 | 2010-11-04 | フューエルデリバリパイプ |
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