JP2012096641A - タイヤ空気圧センサシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】安価なタイヤ空気圧センサシステムを提供する。
【解決手段】ユーザーが携行可能な携帯機10と、車両30の各タイヤ31〜34に設けられた空気圧センサユニット20とを備えるタイヤ空気圧センサシステム100である。携帯機10は、各空気圧センサユニット20と個別に無線通信可能な携帯機10の周辺の所定範囲内において空気圧センサユニット20に対して要求信号を送信するLF送信部と、タイヤ空気圧情報を受信するUHF受信部とを備える。一方、各空気圧センサユニット20は、各タイヤ31〜34の空気圧を検出する検出部と、LF送信部から送信された要求信号を受信するLF受信部と、タイヤ空気圧情報をUHF受信部に送信するUHF送信部と、LF受信部にて要求信号が受信されると、UHF送信部に対してタイヤ空気圧情報の送信を指示する制御部とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザーが携行可能な携帯機10と、車両30の各タイヤ31〜34に設けられた空気圧センサユニット20とを備えるタイヤ空気圧センサシステム100である。携帯機10は、各空気圧センサユニット20と個別に無線通信可能な携帯機10の周辺の所定範囲内において空気圧センサユニット20に対して要求信号を送信するLF送信部と、タイヤ空気圧情報を受信するUHF受信部とを備える。一方、各空気圧センサユニット20は、各タイヤ31〜34の空気圧を検出する検出部と、LF送信部から送信された要求信号を受信するLF受信部と、タイヤ空気圧情報をUHF受信部に送信するUHF送信部と、LF受信部にて要求信号が受信されると、UHF送信部に対してタイヤ空気圧情報の送信を指示する制御部とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、タイヤ空気圧センサシステムに関するものである。
従来、車両のタイヤ空気圧情報を携帯機に送信し、このタイヤ空気圧情報を携帯機で表示する技術として、特許文献1に開示された車両システムがある。
この車両システムにおいては、ユーザーに携行される携帯機が、車両に搭載されて車両の各タイヤのタイヤ空気圧を検出する各センサユニット(ここでは4つ)を強制的に起動させる起動要求信号をUHF帯の電波にて送信する。また、車両に搭載された車載装置の制御部は、車載装置の各センサユニットで検出されたタイヤ空気圧情報を無線通信にて収集して、この収集したタイヤ空気圧情報を携帯機に送信する。そして、携帯機は、このタイヤ空気圧情報を受信して、この受信した車両のタイヤ空気圧情報を自身(携帯機)の表示器に表示する。
しかしながら、この車両システムにおける制御部は、各センサユニットからタイヤ空気圧情報を無線通信にて収集するものであるため、センサユニットのそれぞれに対応したアンテナ(ここでは4つ)が必要である。このため、システムが高額になるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、安価なタイヤ空気圧センサシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載のタイヤ空気圧センサシステムは、
ユーザーが携行可能な携帯機と、車両の各タイヤに設けられた空気圧センサユニットとを備えるものであって、
携帯機は、
各空気圧センサユニットと個別に無線通信可能な携帯機の周辺の所定範囲内において、空気圧センサユニットに対して要求信号を送信する携帯機側送信部と、
空気圧センサユニットと無線通信可能なものであって、空気圧センサユニットからタイヤ空気圧情報を受信する携帯機側受信部と、
携帯機側受信部にて受信したタイヤ空気圧情報を表示する表示部と、
ユーザーの操作に応じて、携帯機側送信部に対して要求信号の送信を指示する操作部と、を備え、
各空気圧センサユニットは、
タイヤの空気圧を検出する空気圧センサと、
携帯機と無線通信可能なものであって、携帯機側送信部から送信された要求信号を受信するユニット側受信部と、
携帯機と無線通信可能なものであって、空気圧センサにて検出された空気圧の情報を含むタイヤ空気圧情報を携帯機側受信部に送信するユニット側送信部と、
ユニット側受信部にて要求信号が受信されると、ユニット側送信部に対してタイヤ空気圧情報の送信を指示する制御部と、を備えることを特徴とする。
ユーザーが携行可能な携帯機と、車両の各タイヤに設けられた空気圧センサユニットとを備えるものであって、
携帯機は、
各空気圧センサユニットと個別に無線通信可能な携帯機の周辺の所定範囲内において、空気圧センサユニットに対して要求信号を送信する携帯機側送信部と、
空気圧センサユニットと無線通信可能なものであって、空気圧センサユニットからタイヤ空気圧情報を受信する携帯機側受信部と、
携帯機側受信部にて受信したタイヤ空気圧情報を表示する表示部と、
ユーザーの操作に応じて、携帯機側送信部に対して要求信号の送信を指示する操作部と、を備え、
各空気圧センサユニットは、
タイヤの空気圧を検出する空気圧センサと、
携帯機と無線通信可能なものであって、携帯機側送信部から送信された要求信号を受信するユニット側受信部と、
携帯機と無線通信可能なものであって、空気圧センサにて検出された空気圧の情報を含むタイヤ空気圧情報を携帯機側受信部に送信するユニット側送信部と、
ユニット側受信部にて要求信号が受信されると、ユニット側送信部に対してタイヤ空気圧情報の送信を指示する制御部と、を備えることを特徴とする。
このようにすることによって、携帯機と各空気圧センサユニットとの間において、1対1で要求信号の送信及びタイヤ空気圧情報の受信を行ないやすくすることができる。よって、従来技術のように各空気圧センサユニット及び携帯機と通信を行なう制御部を車両に設ける必要がない。従って、車両に設けられた制御部と各空気圧センサユニットとが通信するためのアンテナを設ける必要がないので、安価なタイヤ空気圧センサシステムとすることができる。
また、請求項2に示すように、携帯機側送信部は、LF帯の電波にて要求信号を送信するものであり、ユニット側受信部は、LF帯の電波にて送信された要求信号を受信するようにしてもよい。
LF帯の電波を用いる場合、電波の到達範囲(すなわち、所定の感度で相互通信が可能なエリア)を狭くすることができる。よって、より一層、携帯機と各空気圧センサユニットとが1対1で通信しやすくすることができる。
また、上述の従来技術のように、制御部と各空気圧センサユニットとの通信には、LF帯の電波が使用される。そこで、請求項2に示すようにすることによって、既存のシステムを使うことができる。
また、請求項3に示すように、ユニット側送信部は、UHF帯の電波にてタイヤ空気圧情報を送信するものであり、携帯機側受信部は、UHF帯の電波にて送信されたタイヤ空気圧情報を受信するようにしてもよい。
UHF帯の電波は、LF帯の電波よりも、電波の到達範囲(すなわち、所定の感度で相互通信が可能なエリア)が広いものである。このため、請求項3に示すようにすることによって、携帯機でタイヤ空気圧情報を受信しやすくすることができる。つまり、携帯機から要求信号が送信された以降に、この携帯機を持ったユーザーがタイヤから遠ざかるように移動して、携帯機がLF帯の電波の到達範囲から出たとしても、携帯機でタイヤ空気圧情報を受信することができる。
また、表示部は、請求項4に示すように、発光素子を含むものであり、この発光素子の点灯状態によってタイヤ空気圧情報を表示するようにしてもよい。
このようにすることによって、携帯機も安価にしつつ、タイヤ空気圧をユーザーに知らせることができるので好ましい。
また、表示部は、請求項5に示すように、液晶ディスプレイ又はELディスプレイを含むものであり、この液晶ディスプレイ又はELディスプレイに文字又は絵柄を表示することによってタイヤ空気圧情報を表示するようにしてもよい。
このようにすることによって、タイヤ空気圧をより一層わかりやすくユーザーに知らせることができるので好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施の形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1に示されるように、タイヤ空気圧センサシステム100は、ユーザーが携行可能な携帯機10と、車両30の各タイヤ31〜34の夫々に設けられた空気圧センサユニット20とを備える。
図2に示されるように、携帯機10は、スイッチ11、表示部12、LF送信部13、UHF受信部14、制御部15などを備える。
スイッチ11(操作部)は、ユーザーによって操作されるものであり、ユーザーが操作可能なように一部が携帯機10の外部に露出している。このスイッチ11は、ユーザーの操作に応じて(例えば、ユーザーによって押下げ操作されると)、後ほど説明する要求信号の送信指示を示す指示信号を制御部15に出力する。換言すると、スイッチ11は、制御部15を介して、LF送信部13に対して要求信号の送信を指示する。
表示部12は、後ほど説明する受信アンテナ141を介してUHF受信部14で受信したタイヤ空気圧情報を表示するものである。具体的には、LEDなどの発光素子を含むものを採用することができる。そして、LED(発光素子)の点灯状態によってタイヤ空気圧情報を表示する。例えば、タイヤ空気圧が正常な範囲である場合は緑色に点灯し、タイヤ空気圧が正常な範囲でない場合は赤色に点灯する。このように、LEDなどの発光素子を含むものを採用することによって、携帯機10を安価にしつつ、タイヤ空気圧をユーザーに知らせることができるので好ましい。なお、本実施の形態においては、LED(発光素子)の点灯状態によってタイヤ空気圧情報を表示する例を採用する。
ただし、本発明の表示部12は、これに限定されるものではない。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ又はELディスプレイを含むものを採用することもできる。そして、液晶ディスプレイ又はELディスプレイに文字又は絵柄を表示することによってタイヤ空気圧情報を表示する。例えば、タイヤ空気圧を文字(数字)で表示する。また、タイヤ空気圧が正常な範囲である場合はその旨の文字をタイヤ空気圧情報として表示し、タイヤ空気圧が正常な範囲でない場合はその旨の文字をタイヤ空気圧情報として表示する。また、タイヤ空気圧が正常な範囲である場合は○などの絵柄をタイヤ空気圧情報として表示し、タイヤ空気圧が正常な範囲でない場合は×などの絵外をタイヤ空気圧情報として表示する。このようにすることによって、タイヤ空気圧をより一層わかりやすくユーザーに知らせることができるので好ましい。
LF送信部13は、LF帯(例えば「30〜300[kHz]」)の電波を送信する送信アンテナ131を有しており、制御部15からの指示に応じて送信アンテナ131からLF帯の電波にて要求信号を送信する(携帯機側送信部)。従って、各空気圧センサユニット20は、このLF送信部13から送信される信号(要求信号)を受信できるLF受信部24を備える。なお、この要求信号は、タイヤ空気圧情報の送信を要求する情報、及び携帯機10の識別情報を含むものである。
また、LF送信部13は、各空気圧センサユニット20と個別に無線通信可能なように携帯機10の周辺の所定範囲(例えば携帯機10から0.7〜1.0m程度の範囲)内において、空気圧センサユニット20に信号(要求信号)を送信する(携帯機側送信部)。つまり、LF送信部13は、所定の感度で各空気圧センサユニット20(各LF受信部24)と相互通信可能なエリア(電波の到達範囲、例えば携帯機10から0.7〜1.0m程度の範囲)を形成可能なものである。
このようにLF帯の電波を用いる場合、電波の到達範囲(すなわち、所定の感度で相互通信が可能なエリア)を狭くすることができる。よって、より一層、携帯機10と各空気圧センサユニット20とが1対1で通信しやすくすることができる。つまり、携帯機10を持っているユーザーは、タイヤ空気圧を知りたいタイヤ(31〜34のいずれか一つ)の近くに行ってスイッチ11を操作すると、そのタイヤに設けられた空気圧センサユニット20から携帯機10にタイヤ空気圧情報が送信されて、タイヤの空気圧を知ることができる。換言すると、携帯機10を持っているユーザーは、携帯機10の周辺の所定範囲内にタイヤ空気圧を知りたいタイヤ(31〜34のいずれか一つ)が含まれる位置に行ってスイッチ11を操作すると、そのタイヤに設けられた空気圧センサユニット20から携帯機10にタイヤ空気圧情報が送信されて、タイヤの空気圧を知ることができる。
また、上述の従来技術のように、制御部と各空気圧センサユニットとの通信には、LF帯の電波が使用されるので、既存のシステムを使うことができる。
なお、本実施の形態においては、このようにLF送信部13を採用するが、本発明はこれに限定されるものではない。携帯機10の送信部は、各空気圧センサユニット20と個別に無線通信可能な携帯機10の周辺の所定範囲内において、空気圧センサユニット20と無線通信可能なものであれば採用することができる。つまり、携帯機10の送信部は、各空気圧センサユニット20と個別に無線通信可能なものであれば採用することができる。
UHF受信部14は、UHF帯(例えば「300MHz〜3GHz」)の電波を受信する受信アンテナ141を有しており、受信した信号を制御部15に出力する。このUHF受信部14は、車両30側の空気圧センサユニット20(UHF送信部23)から送信される信号(タイヤ空気圧情報)を受信する(携帯機側受信部)。つまり、UHF受信部14は、UHF帯の電波にて送信されたタイヤ空気圧情報を受信する。
なお、本実施の形態においては、このようにUHF受信部14を採用するが、本発明はこれに限定されるものではない。携帯機10の受信部は、空気圧センサユニット20と無線通信可能なものであれば採用することができる。例えば、LF帯の電波によって送信された信号を受信するLF受信部であっても採用することができる。
制御部15は、マイクロコンピュータなどからなるものであり、スイッチ11から指示信号を取得すると、LF送信部13に対して送信アンテナ131からLF帯の電波にて要求信号を送信することを指示する。また、制御部15は、UHF受信部14にてタイヤ空気圧情報を受信すると、必要に応じてタイヤ空気圧が正常の範囲であるか否かを判定(解析)するとともに表示部12にて表示できる信号に変換して、表示部12に対してタイヤ空気圧情報の表示を指示する。
なお、携帯機10は、タイヤ空気圧センサシステム100の専用装置を採用する。つまり、携帯機10は、要求信号の送信、タイヤ空気圧情報の受信、タイヤ空気圧情報の表示を行う専用装置である。ただし、本発明の携帯機は、これに限定されるものではなく、車両の電子キー、携帯電話機、スマートフォン、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)などと兼用することもできる。つまり、電子キー、携帯電話機、スマートフォン、携帯情報端末などに、要求信号の送信、タイヤ空気圧情報の受信、タイヤ空気圧情報の表示を行う機能を追加したものでも採用することができる。
図3に示されるように、空気圧センサユニット20は、制御部21、検出部22、UHF送信部23、LF受信部24などを備える。なお、各タイヤ31〜34に設けられた空気圧センサユニット20は、全て同じ構成を有するものであるため、全て同じ符号を付与して説明を簡略化する。
制御部21は、マイクロコンピュータなどからなるものであり、LF受信部24にて要求信号が受信されると、検出部22の検出結果(タイヤ空気圧情報)を取得して、UHF送信部23に対してタイヤ空気圧情報の送信を指示する。
検出部22は、タイヤの空気圧を検出する空気圧センサである。この検出部22は、例えば、ダイアフラム式の圧力センサや温度センサを備えた構成とされ、タイヤ空気圧に応じた検出信号(タイヤ空気圧情報)や温度補正された検出信号(タイヤ空気圧情報)を制御部21に対して出力する。なお、このタイヤ空気圧情報は、検出部22にて検出されたタイヤの空気圧を示す情報、及び検出対象のタイヤ(すなわち、検出部22が設けられているタイヤ)の識別情報を含むものである。
UHF送信部23は、UHF帯(例えば「300MHz〜3GHz」)の電波を送信する送信アンテナ231を有しており、制御部21からの指示に応じて送信アンテナ231からUHF帯の電波にて信号(タイヤ空気圧情報)を送信する。このUHF送信部23は、携帯機10(UHF受信部14)と無線通信可能なものであり、携帯機10に信号(タイヤ空気圧情報)を送信する(ユニット側送信部)。
UHF帯の電波は、LF帯の電波よりも、電波の到達範囲(すなわち、所定の感度で相互通信が可能なエリア)が広いものである。このため、UHF帯の電波を用いることによって、携帯機10(UHF受信部14)でタイヤ空気圧情報を受信しやすくすることができる。つまり、携帯機10から要求信号が送信された以降に、この携帯機10を持ったユーザーがタイヤ(31〜34のいずれか)から遠ざかるように移動して、携帯機10がLF帯の電波の到達範囲から出たとしても、携帯機10でタイヤ空気圧情報を受信することができる。
なお、本実施の形態においては、このようにUHF送信部23を採用するが、本発明はこれに限定されるものではない。空気圧センサユニット20の送信部は、携帯機10と無線通信可能なものであれば採用することができる。例えば、LF帯の電波にて信号を送信するLF送信部であっても採用することができる。
LF受信部24は、LF帯(例えば「30〜300[kHz]」)の電波を受信する受信アンテナ241を有しており、受信した信号を制御部21に出力する。このLF受信部24は、携帯機10(LF送信部13)と無線通信可能なものであって、携帯機10側のLF送信部13から送信される信号(要求信号)を受信する(ユニット側受信部)。なお、本実施の形態においては、このようにLF受信部24を採用するが、本発明はこれに限定されるものではない。
ここで、図4、5に基づいて、タイヤ空気圧センサシステム100(携帯機10、空気圧センサユニット20)の処理動作に関して説明する。なお、図4に示すフローチャートは、所定時間毎に実行される。また、図5に示すフローチャートは、要求信号を受信すると実行される。つまり、要求信号を受信した空気圧センサユニット20のみがスリープ状態から起動して、図5に示すフローチャートを実行する。
まず、図4のステップS10では、携帯機10の制御部15は、スイッチ11がオンされたか否かを判定する。つまり、制御部15は、スイッチ11から指示信号が出力されたか否かによってスイッチ11がオンされたか否かを判定する。そして、指示信号が出力されスイッチ11がオンされたと判定した場合はステップS11へ進み、指示信号が出力されずにスイッチ11がオンされてないと判定した場合はこのフローチャートの処理を終了する。
ステップS11では、携帯機10のLF送信部13は、送信アンテナ131からLF帯の電波にて要求信号を送信する(携帯機側送信部)。より具体的には、制御部15は、指示信号が出力されるとLF送信部13に対して指示信号の送信を指示する。LF送信部13は、この制御部15からの指示に応じて要求信号を送信する。
ここで、図5のフローチャートに基づいて空気圧センサユニット20の処理動作に関して説明する
図5のステップS20では、4つの空気圧センサユニット20のうち、LF受信部24で要求信号を受信した空気圧センサユニット20の検出部22はタイヤ空気圧を検出する。そして、この検出部22は、検出結果(タイヤ空気圧情報)を制御部21に出力する。つまり、この空気圧センサユニット20の制御部21は、検出部22からタイヤ空気圧情報を取得する。
図5のステップS20では、4つの空気圧センサユニット20のうち、LF受信部24で要求信号を受信した空気圧センサユニット20の検出部22はタイヤ空気圧を検出する。そして、この検出部22は、検出結果(タイヤ空気圧情報)を制御部21に出力する。つまり、この空気圧センサユニット20の制御部21は、検出部22からタイヤ空気圧情報を取得する。
図5のステップS21では、要求信号を受信した空気圧センサユニット20のUHF送信部23は、タイヤ空気圧情報を送信する。より具体的には、制御部21は、タイヤ空気圧情報を取得すると、UHF送信部23に対してタイヤ空気圧情報の送信を指示する。UHF送信部23は、この制御部21からの指示に応じてタイヤ空気圧情報を送信する。
図5に示すステップS22では、制御部21は、スリープ状態に移行して処理を終了する。
ここで、図4のフローチャートに戻って携帯機10の処理動作に関して説明する。
図4のステップS12では、制御部15は、タイヤ空気圧情報を受信したか否かを判定する。UHF受信部14は、空気圧センサユニット20からタイヤ空気圧情報を受信すると、このタイヤ空気圧情報を制御部15に出力する。よって、制御部15は、UHF受信部14からタイヤ空気圧情報が出力されたか否かによってタイヤ空気圧情報を受信したか否かを判定する。そして、タイヤ空気圧情報が出力されタイヤ空気圧情報を受信したと判定した場合はステップS13へ進み、タイヤ空気圧情報が出力されずにタイヤ空気圧情報を受信してないと判定した場合はステップS15に進む。
上述のように、空気圧センサユニット20からタイヤ空気圧情報が送信された場合であっても、携帯機10の位置などによっては、タイヤ空気圧情報を受信できないこともありうる。そこで、図4のステップS15では、制御部15は、ステップS11にて要求信号を送信してから所定時間経過したか否かを判定する。そして、所定時間経過してないと判定した場合はステップS12に戻って、再度タイヤ空気圧情報を受信したか否か判定する。また、所定時間経過したと判定した場合はステップS16へ進む。
図4のステップS16では、制御部15は、表示部12を用いてタイヤ空気圧情報の受信に失敗した旨をユーザーに通知する。例えば、制御部15は、表示部12のLED(発光素子)を赤色に点滅させることによって、タイヤ空気圧情報の受信に失敗した旨をユーザーに通知する。
一方、図4のステップS12でタイヤ空気圧情報を受信したと判定した場合、図4のステップS13では、制御部15は、タイヤ空気圧が正常の範囲であるか否かを判定(解析)するとともに、表示部12にて表示できる信号に変換する。
図4のステップS14では、制御部15は、表示部12に対してタイヤ空気圧情報の表示を指示する。ここでは、制御部15は、タイヤ空気圧が正常な範囲である場合は緑色に点灯するように指示し、タイヤ空気圧が正常な範囲でない場合は赤色に点灯するように指示する。
このようにすることによって、携帯機10と各空気圧センサユニット20との間において、1対1で要求信号の送信及びタイヤ空気圧情報の受信を行ないやすくすることができる。よって、従来技術のように各空気圧センサユニット及び携帯機と通信を行なう制御部を車両に設ける必要がない。従って、従来技術のように車両に設けられた制御部と各空気圧センサユニットとが通信するためのアンテナを設ける必要がないので、安価なタイヤ空気圧センサシステム100とすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
10 携帯機、11 スイッチ、12 表示部、13 LF送信部、14 UHF受信部、15 制御部、20 空気圧センサユニット、21 制御部、22 検出部、23 UHF送信部、24 LF受信部、30 車両、31〜34 タイヤ、100 タイヤ空気圧センサシステム
Claims (5)
- ユーザーが携行可能な携帯機と、車両の各タイヤに設けられた空気圧センサユニットとを備えるタイヤ空気圧センサシステムであって、
前記携帯機は、
各空気圧センサユニットと個別に無線通信可能な前記携帯機の周辺の所定範囲内において、前記空気圧センサユニットに対して要求信号を送信する携帯機側送信部と、
前記空気圧センサユニットと無線通信可能なものであって、前記空気圧センサユニットからタイヤ空気圧情報を受信する携帯機側受信部と、
前記携帯機側受信部にて受信したタイヤ空気圧情報を表示する表示部と、
ユーザーの操作に応じて、前記携帯機側送信部に対して要求信号の送信を指示する操作部と、を備え、
各空気圧センサユニットは、
前記タイヤの空気圧を検出する空気圧センサと、
前記携帯機と無線通信可能なものであって、前記携帯機側送信部から送信された要求信号を受信するユニット側受信部と、
前記携帯機と無線通信可能なものであって、前記空気圧センサにて検出された空気圧の情報を含む前記タイヤ空気圧情報を前記携帯機側受信部に送信するユニット側送信部と、
前記ユニット側受信部にて要求信号が受信されると、前記ユニット側送信部に対して前記タイヤ空気圧情報の送信を指示する制御部と、
を備えることを特徴とするタイヤ空気圧センサシステム。 - 前記携帯機側送信部は、LF帯の電波にて要求信号を送信するものであり、
前記ユニット側受信部は、LF帯の電波にて送信された要求信号を受信することを特徴とする請求項1に記載の空気圧センサユニット。 - 前記ユニット側送信部は、UHF帯の電波にてタイヤ空気圧情報を送信するものであり、
前記携帯機側受信部は、UHF帯の電波にて送信されたタイヤ空気圧情報を受信することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気圧センサユニット。 - 前記表示部は、発光素子を含むものであり、当該発光素子の点灯状態によって前記タイヤ空気圧情報を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の空気圧センサユニット。
- 前記表示部は、液晶ディスプレイ又はELディスプレイを含むものであり、当該液晶ディスプレイ又はELディスプレイに文字又は絵柄を表示することによって前記タイヤ空気圧情報を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の空気圧センサユニット。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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