JP2010230381A - タイヤ空気圧監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両乗車前にタイヤ空気圧が適正圧範囲内であるか否かを視認でき、なおかつ調圧作業も容易となるタイヤ空気圧監視システムを提供する。
【解決手段】タイヤ空気圧監視システム1は、車両100の各車輪9のタイヤ空気圧を検出し、無線送信するセンサ付送信手段2と、車体8の各車輪9近傍に取り付けられ、検出結果情報を無線受信するとともに、車両外部から視認可能となる形で表示出力部5が一体化されている表示機能付受信手段3と、IGのOFF時にタイヤ空気圧が警告圧範囲内にあると判定した場合には、入力された検出結果情報の出力元である表示機能付受信手段3に対し、警告表示指令情報を出力する制御手段4と、を備え、タイヤ空気圧が警告圧範囲内にある車輪9を、IGのOFF時において車外から認識可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】タイヤ空気圧監視システム1は、車両100の各車輪9のタイヤ空気圧を検出し、無線送信するセンサ付送信手段2と、車体8の各車輪9近傍に取り付けられ、検出結果情報を無線受信するとともに、車両外部から視認可能となる形で表示出力部5が一体化されている表示機能付受信手段3と、IGのOFF時にタイヤ空気圧が警告圧範囲内にあると判定した場合には、入力された検出結果情報の出力元である表示機能付受信手段3に対し、警告表示指令情報を出力する制御手段4と、を備え、タイヤ空気圧が警告圧範囲内にある車輪9を、IGのOFF時において車外から認識可能とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、タイヤ空気圧を検出し、その検出結果からタイヤ空気圧の警戒レベルを表示出力することができるタイヤ空気圧監視システムに関する。
従来のタイヤ空気圧監視装置は、タイヤの内気圧(タイヤ空気圧)を検出する空気圧センサを設けて、ホイール部分に取り付けた送信機から各センサの検出信号を出力し、この出力された検出信号を自動車に設けた受信機で受信して、タイヤ空気圧の異常(適正圧範囲を外れる)を検出したときに、運転席表示パネルに警告を発するように構成されている。
しかしながら、車室内の表示パネルにて警告表示をする場合、警告を受けるためには一度乗車してイグニッションスイッチをONとしなければならない。このため、実際に警告を受けた場合には、降車しなければならないという不都合さが生じるし、無駄なイグニッション操作、さらにはイグニッション操作に伴う無駄なエンジン始動が生じるという問題もある。乗車前にタイヤの内気圧を確認する方法として目視という方法はあるが、かなりの低圧状態にならない限り判別できるものではない。
また、車室内の表示パネルにて警告表示をする場合、調圧時にも不便が生じる。即ち、タイヤ空気圧監視装置は走行中の警報が目的であるから、車両側電源がOFF時は警報表示もOFFとなっているため、調圧時にタイヤの内気圧が適正圧範囲内に入ったか否かは、再びイグニッションスイッチをONとしなければ確認できないのである。一般に行われているエアゲージによる調圧は、適正圧表を確認する手間もあって、精度よく測るためにはある程度の慣れが必要であり、容易なものとはいえない。
特許文献1には、空気注入用バルブにセンサ送信機を取り付けて、これに警告表示機能を持たせる技術の開示がある。ところが、交換作業が容易ではないセンサ送信機に表示機能という比較的電流消費の大きい機能を持たせることはセンサ送信機の交換頻度を増やすだけであり好ましくない。また、機構が複雑になることで、バルブ本来の機能低下にもつながる可能性があるし、着脱可能であることから盗難の恐れもある。
特許文献2には、外装灯火装置の灯火態様で報知する技術の開示がある。ところが、調圧中などはタイヤ付近に視線があるから、外装灯火装置の灯火状態を視認することは困難である。
特許文献3には、携帯機に表示する技術の開示がある。ところが、調圧中などはタイヤ付近に視線があるから、調圧時に携帯機を視認することは容易ではない上、調圧後に路上に放置してしまう危険性もある。
本発明の課題は、車両乗車前にタイヤ空気圧が適正圧範囲内であるか否かを視認でき、なおかつ調圧作業も容易となるタイヤ空気圧監視システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のタイヤ空気圧監視システムは、
車両の各車輪に取り付けられ、取り付けられた車輪のタイヤ空気圧を検出し、その検出結果情報を無線送信するセンサ付送信手段と、
車体の各車輪近傍に取り付けられ、当該車輪に係る前記検出結果情報を無線受信するとともに、車両外部から視認可能となる形で表示出力部が一体化されている表示機能付受信手段と、
前記表示機能付受信手段から入力される前記検出結果情報に基づいて前記タイヤ空気圧が予め定められた警告圧範囲内にあるか否かを判定する警戒レベル判定を実施し、イグニッションスイッチのOFF時に該タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内にあると判定した場合には、入力された当該検出結果情報の出力元である前記表示機能付受信手段に対し、前記表示出力部にて予め定められた警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力する制御手段と、
を備え、前記警告表示指令情報の入力を受けた前記表示機能付受信手段が前記警告表示を前記表示出力部にて実施することにより、前記タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内にある車輪を、前記イグニッションスイッチのOFF時において車外から認識可能となることを特徴とする。
車両の各車輪に取り付けられ、取り付けられた車輪のタイヤ空気圧を検出し、その検出結果情報を無線送信するセンサ付送信手段と、
車体の各車輪近傍に取り付けられ、当該車輪に係る前記検出結果情報を無線受信するとともに、車両外部から視認可能となる形で表示出力部が一体化されている表示機能付受信手段と、
前記表示機能付受信手段から入力される前記検出結果情報に基づいて前記タイヤ空気圧が予め定められた警告圧範囲内にあるか否かを判定する警戒レベル判定を実施し、イグニッションスイッチのOFF時に該タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内にあると判定した場合には、入力された当該検出結果情報の出力元である前記表示機能付受信手段に対し、前記表示出力部にて予め定められた警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力する制御手段と、
を備え、前記警告表示指令情報の入力を受けた前記表示機能付受信手段が前記警告表示を前記表示出力部にて実施することにより、前記タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内にある車輪を、前記イグニッションスイッチのOFF時において車外から認識可能となることを特徴とする。
上記本発明の構成によると、ユーザーによりタイヤの調圧状態を車外から容易に確認することが可能となるから、ユーザーの運行前点検が容易になる。また、表示出力部は各タイヤの周辺にあるため、どのタイヤの圧力が適正値であり、どのタイヤの圧力が適正値でないかを容易に把握できる。また、ユーザーが実際に調圧する時にも、適正圧の表示されたラベルを見ずとも、表示出力部を見れば適正圧に達したかが分かる。表示出力部は調圧作業をしながらでも容易に見ることができるから、調圧作業が容易になる。なお、本発明における車輪近傍とは、車輪及びホイールハウスを含んでおり、車輪から半径50cm以内の範囲として定めるものとする。
また、本発明においては、警告圧範囲を少なくとも2つの範囲に区分することができ、それらのうち第一の警告圧範囲を前記タイヤ空気圧の予め定められた警戒レベルを下回る警戒低圧範囲と定め、第二の警告圧範囲を、前記警戒低圧範囲と前記タイヤ空気圧の予め定められた適正圧範囲の全て又は前記適正圧範囲内の所定の中央適正圧範囲とを除いた調圧推奨範囲と定めることができる。この場合、前記制御手段は、イグニッションスイッチのOFF時において前記警戒レベル判定を実施する際に、該タイヤ空気圧が前記警戒低圧範囲にあるか前記調圧推奨範囲にあるかを判定し、イグニッションスイッチのOFF時に該タイヤ空気圧が前記調圧推奨範囲内にあると判定した場合には、入力された当該検出結果情報の出力元である前記表示機能付受信手段に対し前記表示出力部にて第一の警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力する一方、イグニッションスイッチのOFF時に該タイヤ空気圧が前記警戒低圧範囲内にあると判定した場合には、入力された当該検出結果情報の出力元である前記表示機能付受信手段に対し前記表示出力部にて前記第一の警告表示よりも強調された第二の警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力するとできる。この構成によると、警告表示指令情報の入力を受けた表示機能付受信手段が警告表示を表示出力部にて実施することにより、タイヤ空気圧が警告圧範囲内にある車輪の警戒レベルを、イグニッションスイッチのOFF時において車外から認識可能となる。これにより、調圧すべきタイミングを余裕を持って把握することが可能となる。
本発明の表示出力部は1又は複数のLEDからなり、点灯状態の違い、点灯色の違い、点灯数の違いのいずれか又は複数の組み合わせにより、前記タイヤ空気圧の警戒レベルを表示するものとできる。LEDを用いることで消費電力を抑制できるから、イグニッションOFF時の車載バッテリーや電池を使う場合に効果的である。
本発明の表示機能付受信手段は、無線受信した前記検出結果情報を前記制御手段に無線送信する無線中継手段とすることができる。これにより、無線送信を行うセンサ送信機の無線送信出力を小さくすることが可能となり、センサ送信機の電池交換周期を長くできる。表示機能付受信手段をセンサ送信機が取り付けられる車輪のホイールに取り付けることができれば、両者の距離は一層縮まり、センサ送信機の無線送信出力をより一層小さくできる。
上記無線中継手段は、無線受信した前記検出結果情報に自身の識別情報を付加して前記制御手段に無線送信するものとできる。この場合、制御手段は、入力される前記検出結果情報に付加されている前記識別情報に基づいて前記警告表示指令情報の出力先を特定することが容易に可能となる。
また、本発明の各表示機能付受信手段は、前記制御手段の機能を有する形で構成できる。これにより、各前記表示機能付受信手段は、無線受信した前記検出結果情報に基づいて自身の前記表示出力部の表示変更制御を実施することが可能となる。つまり、各表示機能付受信手段の制御手段は、表示機能付受信手段にて受信した検出結果情報に基づいて警戒レベル判定を実施して、警告表示をするべき値であると判定された際には、その表示機能付受信手段の表示出力部にて表示を実施するための指令情報を出力する。これにより、車体全体にわたって配線を引き回す必要が無くなり、各車輪付近で各々の構成が完結する。
本発明の各表示機能付受信手段は、前記警戒レベル判定を実施するための基準となる圧力閾値を記憶する圧力閾値記憶部と、外部から無線送信されてくる更新用の圧力閾値を無線受信する更新用圧力閾値受信手段と、受信した前記更新用の圧力閾値により前記圧力閾値記憶部に記憶されている圧力閾値を更新する圧力閾値更新手段と、を有して構成できる。車両の適正圧範囲は、車種やタイヤ種により変わるから、そうした変更に対応できるよう圧力閾値を更新可能にしておくことで便利である。
本発明においては、前記車両に固有の携帯機器と、予め定められた車外エリア内において前記携帯機器を検出する携帯機器検出手段と、を備えて構成できる。この場合、表示機能付受信手段は、前記携帯機器が前記車外エリア内にて検出されている場合に限り前記表示出力部にて前記警告表示を実施するものとできる。この構成によると、ユーザーが外から近づいたときだけ警告表示がなされ、運転中や離れているときには警告表示がなされない。車両に乗り込む前や調圧時など確認が必要な時だけ表示されることになるから、無駄な電力消費を抑制できる。
また、本発明においては、前記車両に固有の携帯機器と、予め定められた車外エリア内において前記携帯機器を検出する携帯機器検出手段と、を備えて構成し、表示機能付受信手段は、前記携帯機器が前記車外エリア内にて検出されている場合と、前記携帯機器が前記車外エリア内にて検出されなくなってから予め定められた期間が経過するまでの間に限り、前記表示出力部にて前記警告表示を実施するものとできる。この構成においても、ユーザーが外から近づいたときだけ警告表示がなされ、運転中や離れているときには警告表示がなされない。ただし、この構成の場合は、タイヤが携帯機の電波有効範囲から比較的遠く離れていても確認が可能となる。
なお、本発明の携帯機器としては、スマートエントリーシステムやキーレスエントリーシステムのキーとすることができるし、携帯電話でもよい。
本発明においては、車室内表示手段を備えて構成できる。この場合、制御手段は、前記イグニッションスイッチのON時に前記タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内であると判定した場合には、前記車室内表示手段に対し予め定められた警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力する一方で、前記表示機能付受信手段に対し前記表示出力部にて警告表示をさせないよう警告表示停止指令情報を出力するようにできる。この構成によると、イグニッションスイッチがONのとき、通常ユーザーは車内にいるため、車外の表示出力部を見る可能性はきわめて低い。つまり、イグニッションスイッチがONのときに車外の表示出力部の表示を実施することは無駄であるから、この場合は車内でのみ表示するようにすることで、無駄な電力消費を抑制できる。
以下、本発明のタイヤ空気圧監視システムの一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のタイヤ空気圧モニタリングシステムの一実施形態について、その全体構成を示す図である。図2は、本実施形態のタイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)において、タイヤ空気圧を検出する空気圧センサを備える送信機の構成を示すブロック図である。図3は、本実施形態のタイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS:タイヤ空気圧監視システム)において、車体側の搭載機器の構成を示すブロック図であり、図4は、その受信アンテナ部の構成を示すブロック図である。
本実施形態のタイヤ空気圧モニタリングシステム1は、車両100に搭載されるものであり、車両100の各車輪9(9A〜9D)に取り付けられ、取り付けられた車輪9のタイヤ空気圧を検出し、その検出結果情報を無線送信するセンサ付送信手段をなすセンサ送信機2(2A〜2D)と、車両100の車体8における各車輪9の近傍に取り付けられ、取り付けられた車輪9のタイヤに係る検出結果情報を無線受信するとともに車両外部から視認可能となる形で表示出力部5(5A〜5D)が一体化されている表示機能付受信手段をなす表示機能付受信部3(3A〜3D)と、各表示機能付受信部3から検出結果情報が入力されるとともにそれら表示機能付受信部3に一体化された表示出力部5(5A〜5D)の表示制御を司る主制御部4と、を備えて構成されている。なお、各符号の数字直後に付されたA〜Dの記号が同一のものは互いに対応関係を有している。
センサ送信機2(2A〜2D)は、車両100の各車輪9(9A〜9D)のタイヤ又はホイール(例えば空気注入用バルブ等)に装着されるものであり、定期的にタイヤ内部の圧力計測を行う機能を有するととともに、計測値を変調して無線電波によって送信する機能を有する。具体的には、各センサ送信機2は、図2に示すように、取り付けられた車輪9のタイヤ空気圧を計測する検出部(圧力センサ)21を備え、制御部20の制御により該検出部21において所定周期で圧力計測を実施するとともに、その計測結果情報(検出結果情報)に自身に固有の識別情報(各車輪や各タイヤに固有の識別情報ともいえる)を付与した形で、無線送信部22とアンテナ23を介して無線送信する。制御部20のメモリには当該制御を行うプログラムや識別情報(タイヤID)等が格納されている。なお、センサ送信機2(2A〜2D)の駆動源は、内蔵されている電池(内蔵電池)29である。
本実施形態においては、受信部(アンテナ33で受信した信号電波を制御部4で処理可能な信号とする周知の受信回路)3と主制御部4とが、車体8側に搭載される車体側機器6とされており、車輪9及び車輪9付近に搭載されていない。この車体側機器6の駆動源は、車載バッテリー89である。表示出力部5を有した表示機能付受信部3も車載バッテリー89からの給電を受けて駆動する。つまり、本実施形態においては、車輪9ではなく車体8側に搭載された機器は全てバッテリー駆動するよう構成されている。
本実施形態における表示機能付受信部3(3A〜3D)は、車両100の各車輪9(9A〜9D)のホイールハウス81に固定(ここでは図5に示すようにボルト固定)されるものであり、対応するセンサ送信機2(2A〜2D)から無線送信される計測結果情報(検出結果情報)を無線受信して主制御部4に出力する受信アンテナ33を有してなる受信アンテナ部として構成される一方で、当該受信アンテナ部3の外表面には表示出力部5が一体に取り付けられている。表示出力部5は、主制御部4からの表示指令情報が入力されるに伴いその指令内容に対応する表示出力を実施する。
なお、表示出力部5はタイヤ空気圧の警戒レベルを表示するものである。液晶画面等でもよいが、本実施形態においては比較的電力消費が少ないLEDとされている。LEDは1又は複数を設けることができ、点灯状態(例えば常時点灯、点滅、常時消灯等:図9(b))の違い、点灯色(緑、黄、赤等:図9(a))の違い、点灯数の違い(横並びに配置してレベルに応じて長さが変わるよう点灯数を変えるバー表示等:図9(c))のいずれか又は複数の組み合わせにより、様々な警戒レベルを識別可能に表示するここでは図6及び図9(a)に示すように、3つの異なる色(ここでは緑、黄、赤)のLEDとされている。
本実施形態における主制御部4は、各表示機能付受信部3(3A〜3D)から出力される計測結果情報(検出結果情報)の入力を受けるとともに、入力された計測結果情報に基づいて、各車輪9(9A〜9D)のタイヤ空気圧が予め定められた警告圧範囲内にあるか否かを判定する警戒レベル判定を実施する。その上で、イグニッションスイッチのOFF時に該タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内にあると判定した場合には、入力された当該計測結果情報の出力元である表示機能付受信部3(3A〜3D)に対し、その表示出力部5にて予め定められた警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力する。また、主制御部4には、車室内のユーザーによりイグニッションスイッチIGを切り替えるON/OFF操作がなされると、当該操作に基づく信号入力がなされる。
なお、表示出力部5における表示は、警告圧範囲内にある場合とない場合との2種類のみでもよいが、本実施形態においては、図8に示すように、警告圧範囲を2つの範囲に区分している。第一の警告圧範囲はタイヤ空気圧の予め定められた警戒レベルを下回る警戒低圧範囲として定められており、第二の警告圧範囲は、警戒低圧範囲とタイヤ空気圧の予め定められた適正圧範囲の全て又は前記適正圧範囲内の所定の中央適正圧範囲とを除いた調圧推奨範囲(ここでは警戒低圧範囲と中央適正圧範囲を除くものとする)と定めており、それぞれで異なる表示がなされるよう、主制御部4は表示指令情報を出力する。なお、タイヤ空気圧の適正数値(センター値)は、車両の車種及びタイヤ種により定められる値であり、本実施形態においては、図8に示すように、適正圧範囲は適正数値(センター値)に対し±10%の範囲としており、警戒レベルは適正数値(センター値)に対し−25%のところに定められている。
ここで、主制御部4が実施するタイヤ空気圧監視処理(警戒レベル判定処理を含む)について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、当該処理は、主制御部4のメモリ内に記憶されたプログラムをCPUが実行する形でなされ、終了後も所定周期にて繰り返し実行される。
S1では、主制御部4が、各表示機能付受信部3(3A〜3D)から周期的に送信される計測結果情報(検出結果情報)を取得する。S2及びS3では、取得した最新の各計測結果情報(検出結果情報)に基づいて、各車輪9(9A〜9D)のタイヤ空気圧が警戒低圧範囲にあるか調圧推奨範囲にあるかを判定する。なお、警戒低圧範囲及び調圧推奨範囲を定める各圧力閾値は、主制御部4のメモリの所定領域(圧力閾値記憶部)内に記憶されているので、各判定処理の際にはこれら各値を読み出して使用する。
S2では、主制御部4が、取得した計測結果情報(検出結果情報)に基づいてそのタイヤ空気圧が調圧推奨範囲内にあるか否かを判定し、調圧推奨範囲内にあると判定した場合にはS8に進み、イグニッションスイッチIGがOFFである場合には(S8:Yes)、当該計測結果情報の出力元である表示機能付受信部3を、該計測結果情報に付加された識別情報に基づいて特定し、特定された表示機能付受信部3に対し、その表示出力部5にてタイヤ空気圧の調圧を勧めるための第一の警告表示(ここではLEDの黄のみを点灯)を実施させるための警告表示指令情報を出力する(S9)。なお、イグニッションスイッチIGがONのときには表示機能付受信部3の表示出力部5での表示は行わないため、そのまま処理を終了する(S8:No)。
他方、S2にて、主制御部4が、取得した計測結果情報(検出結果情報)に基づいてそのタイヤ空気圧が調圧推奨範囲内にないと判定した場合にはS3に進む。S3では、主制御部4が、取得した計測結果情報(検出結果情報)に基づいてそのタイヤ空気圧が警戒低圧範囲内にあるか否かを判定する。警戒低圧範囲内にあると判定した場合にはS4に進み、イグニッションスイッチIGがOFFである場合には(S4:Yes)、当該計測結果情報の出力元である表示機能付受信部3を、該計測結果情報に付加された識別情報に基づいて特定し、特定された表示機能付受信部3に対し、その表示出力部5にて第一の警告表示よりも強調表示される第二の警告表示(ここではLEDの赤のみを点灯)を実施させるための警告表示指令情報を出力する(S5)。なお、イグニッションスイッチIGがONのときには表示機能付受信部3の表示出力部5での表示は行わないため、そのまま処理を終了する(S4:No)。
S2及びS3にて、取得した各計測結果情報(検出結果情報)に基づいて、各車輪9(9A〜9D)のタイヤ空気圧が警戒低圧範囲にも調圧推奨範囲にも含まれていないと判定された場合には(S3:No)、S6に進み、イグニッションスイッチIGがOFFである場合には(S6:Yes)、当該計測結果情報の出力元である表示機能付受信部3を、該計測結果情報に付加された識別情報に基づいて特定し、特定された表示機能付受信部3に対し、その表示出力部5にて現在の空気圧が適正圧範囲内にあることを示すための正常表示(ここではLEDの緑のみを点灯)を実施させるための正常表示指令情報を出力する(S7)。ただし、この正常表示は、表示出力部5にて表示を実施しない無表示の状態とすることもできる。なお、イグニッションスイッチIGがONのときには表示機能付受信部3の表示出力部5での表示は行わないため、そのまま処理を終了する(S6:No)。
これにより、警告表示指令情報の入力を受けた表示機能付受信部3が警告表示を表示出力部5にて実施するから、各車輪9のタイヤ空気圧が警告圧範囲内にある車輪を、イグニッションスイッチのOFF時において車外から車輪付近を見るだけで認識できる。調圧作業中に見るにも便利な位置である。また、警告圧範囲には複数に区分された範囲を定めてあるので(ここでは2区分)、上記した警告圧範囲内におけるタイヤ空気圧の警戒レベルを、イグニッションスイッチのOFF時において車外から認識可能となる。調圧作業中に適正圧になったか否かを確認することにも利用できる。
なお、タイヤ空気圧が適正圧範囲のセンター値よりも高い場合の警告表示は、該センター値よりも低い場合の警告表示と、表示状態を異なるようにして、それぞれの状態を識別可能としてもよい。また、適正圧範囲のセンター値よりも高い範囲において、予め定められた警戒レベルを設定しそれを上回る範囲を警戒高圧範囲として設けて、他の範囲とは異なる表示をするようにしてもよい。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
例えば、タイヤ空気圧の警戒レベルの表示は、車室内に設けられた表示装置において行ってもよい。例えば、カーナビゲーション装置等の表示装置を用いてもよいし、後付の表示出力部であってもよい。ただし、この場合、車内での表示はイグニッションスイッチIGがONのときのみとする。つまり、制御部4は、イグニッションスイッチのON時にタイヤ空気圧が警告圧範囲内であると判定した場合には、車室内表示装置に対し予め定められた警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力する一方で、表示機能付受信部3に対しその表示出力部5にて警告表示をさせないよう警告表示停止指令情報を出力する。具体的には、図12に示すように、図7の処理にS10〜S15の処理を追加した処理として実施する。イグニッションスイッチIGをONした状態というのは、既にドライバーが乗車した状態であると考えられるから、車外での表示は意味が無いので、車内での表示のみに切り替える。また、イグニッションスイッチIGがOFFのときには、車室内の表示装置も電源OFFとなるので自動的に表示されなくなり、車外の表示のみとなる。
また、上記実施形態においては、図3に示すように、車輪9付近(例えばホイールハウス)には、受信アンテナ33と表示出力部(表示機)5を有してなる表示機能付受信部(受信アンテナ部)が設けられ、受信部32と主制御部4とが車体側機器6として、車輪9付近とは異なる車体8側の所定位置に設けられているが、図13に示すように、受信アンテナ33と受信部32と表示出力部(表示機)5とを有した表示機能付受信部30として、車輪9付近(例えばホイールハウス)に設置することができる。この構成の場合、主制御部4と表示機能付受信部3への給電は、車載バッテリー89から行うことも可能であるが、表示機能付受信部30については電池を内蔵させ、これを駆動源としてもよい。表示機能付受信部30に内臓電池を設ける場合には、表示機能付受信部30を車輪9周辺の車体8側に着脱可能となる形で取り付けるとよい。
また、車輪9付近(例えばホイールハウス)に設けられる表示機能付受信部3(3A〜3D)は、それぞれに制御部40(40A〜40D)を持たせて、対応するセンサ送信機2(2A〜2D)にて無線出力された計測結果情報(検出結果情報)を無線受信した場合に、当該計測結果情報を無線送信する無線中継手段とすることができる。この場合、図14のように構成できる。この場合、車体8側の制御部400は、上記制御部4と同様に、対応する表示機能付受信部3から無線送信されてきた計測結果情報を無線受信部32(32A〜32D)が無線受信し、これに基づいてタイヤ空気圧が予め定められた警告圧範囲内にあるか否かを判定する(警戒レベル判定)。そして、イグニッションスイッチのOFF時に該タイヤ空気圧が警告圧範囲内にあると判定した場合には、入力された当該検出結果情報の出力元(送信元)である表示機能付受信部3に対し、その表示出力部5にて予め定められた警告表示を実施させるための警告表示指令情報を無線送信部34(34A〜34D)からアンテナ35(35A〜35D)を介して無線送信する。
また、車輪9付近(例えばホイールハウス)に設けられる表示機能付受信部3(3A〜3D)は、それぞれに制御部40(40A〜40D)を持たせるのであれば、制御部4と同様の機能を備えさせることもできる(図14)。即ち、各表示機能付受信部3(3A〜3D)は、無線受信する計測結果情報(検出結果情報)に基づいて自身の制御部40(40A〜40D)が自身の表示出力部5の表示変更制御を実施する構成とするのである。この場合、表示機能付受信部3の制御部40では、自身に入力される計測結果情報(検出結果情報)に基づいて警戒レベル判定を実施し、イグニッションスイッチのOFF時にタイヤ空気圧が警告圧範囲内にあると判定した場合には、自身の表示出力部5にて予め定められた警告表示を実施させるために、表示出力部5に対応する警告表示指令情報を出力する。
なお、この場合の制御部40(40A〜40D)には、警戒低圧範囲及び調圧推奨範囲を定める各圧力閾値が、自身のメモリの所定領域(圧力閾値記憶部)内に記憶されている必要がある。ところが、この圧力閾値は、車種及びタイヤ種の組み合わせに応じて変化するものであるから、更新可能に記憶されていることが望ましい。このため、受信アンテナ33を、無線送信されてくる更新用の圧力閾値を無線受信する更新用圧力閾値受信手段としても機能するようにし、さらに制御部40を、無線受信した圧力閾値によりメモリ(圧力閾値記憶部)内に記憶されている圧力閾値を更新する圧力閾値更新手段としても機能するようにしてもよい。また、無線送信されてくる最新の更新用圧力閾値は、車体8側の制御部400の送信部405から無線送信されるようにして、該送信部405を更新用圧力閾値送信手段としてもよい。この場合、車体8側の制御部400のメモリ内には、更新用の圧力閾値を記憶しておく必要がある。
図14の構成の場合、主制御部40を備える表示機能付受信部3への給電は、車載バッテリー89から行うことも可能であるが、表示機能付受信部30については電池39(39A〜39D)を内蔵させ、これを駆動源としてもよい。例えば主制御部40を備える表示機能付受信部3は、車輪9にも取り付けることが可能となるので、車輪9に取り付けるような場合であれば各々が内臓電池39により駆動する構成のほうが望ましい。なお、車輪9に取り付ける場合には、例えば図15のようにホイールキャップに取り付けるようにして、表示出力部5は、図16に示すように、露出する外面に設けることができる。
ところで、本発明のタイヤ空気圧監視システム1は、車両100に固有の携帯機器70と、図19に示すような予め定められた車外エリア710内において携帯機器70を検出する機能(携帯機器検出手段)と、を有した携帯機器検出システムを備え、表示機能付受信部3を、この携帯機器70が車外エリア710内にて検出されている場合に限り表示出力部5にて警告表示を実施するようにすることができる。具体的には、図18に示すように、既に述べた実施形態の制御部(4,40,400)を、車両ネットワーク7を介して、例えば携帯機器検出システムの一例をなす周知のスマートエントリーシステム700の主制御部701と接続するように構成する。
スマートエントリーシステム700の主制御部701は、車外の予め定められたエリア(車外エリア)710に存在する車両100に対応する携帯機(ここではキー)70に対し、車両固有のIDコードの送信を要求するためのリクエスト信号を送信部703(703R,703L)から無線送信させ、要求したIDコードを受信部702にて無線受信した場合には、受信したIDコードと主制御部701のメモリの所定記憶領域内に記憶されたマスターコードとを照合し、IDコードの照合一致に基づいてドアロックの開錠許可を与える。ドアロックの開錠が許可された状態で、車両のドアノブあるいはその周辺に設けられたタッチスイッチ707(707R,707L)においてタッチ操作が検出されるとドアロックが開錠状態となる。IDコードの照合が不一致の場合には、ドアロックの開錠許可が得られず、タッチスイッチ707によるドアロック開錠操作(タッチ操作)は無効化される。
そして、図7及び図12の処理は、携帯機(ここではキー)70が車外エリア710内にて検出されている場合に限って実施する、あるいは、車外エリア710内にて検出されている場合と、検出された状態からされない状態に切り替わった後の予め定められた期間の間だけに限って実施するようにすることにより、車外の表示出力部5における無駄な表示出力を抑制できる。具体的には、図17の処理のように、まずはS0を実施し、その後に図7及び図12の処理を実施するようにすればよい。
なお、携帯機器70としては、スマートエントリーシステムやキーレスエントリーシステムのキーとすることができるし、携帯電話でもよい。
1 タイヤ空気圧監視システム
2(2A〜2D) センサ送信機
3(3A〜3D),30(30A〜30D) 表示機能付受信部
4,40,400 制御部
5(5A〜5D) 表示出力部
8 車体
9(9A〜9D) 車輪
100 車両
IG イグニッションスイッチ
2(2A〜2D) センサ送信機
3(3A〜3D),30(30A〜30D) 表示機能付受信部
4,40,400 制御部
5(5A〜5D) 表示出力部
8 車体
9(9A〜9D) 車輪
100 車両
IG イグニッションスイッチ
Claims (10)
- 車両の各車輪に取り付けられ、取り付けられた車輪のタイヤ空気圧を検出し、その検出結果情報を無線送信するセンサ付送信手段と、
車体の各車輪近傍に取り付けられ、当該車輪に係る前記検出結果情報を無線受信するとともに、車両外部から視認可能となる形で表示出力部が一体化されている表示機能付受信手段と、
前記表示機能付受信手段から入力される前記検出結果情報に基づいて前記タイヤ空気圧が予め定められた警告圧範囲内にあるか否かを判定する警戒レベル判定を実施し、イグニッションスイッチのOFF時に該タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内にあると判定した場合には、入力された当該検出結果情報の出力元である前記表示機能付受信手段に対し、前記表示出力部にて予め定められた警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力する制御手段と、
を備え、前記警告表示指令情報の入力を受けた前記表示機能付受信手段が前記警告表示を前記表示出力部にて実施することにより、前記タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内にある車輪を、前記イグニッションスイッチのOFF時において車外から認識可能となることを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。 - 警告圧範囲は少なくとも2つの範囲に区分されており、それらのうち第一の警告圧範囲は前記タイヤ空気圧の予め定められた警戒レベルを下回る警戒低圧範囲と定められ、第二の警告圧範囲は、前記警戒低圧範囲と前記タイヤ空気圧の予め定められた適正圧範囲の全て又は前記適正圧範囲内の所定の中央適正圧範囲とを除いた調圧推奨範囲と定められており、
前記制御手段は、イグニッションスイッチのOFF時において前記警戒レベル判定を実施する際に、該タイヤ空気圧が前記警戒低圧範囲にあるか前記調圧推奨範囲にあるかを判定し、イグニッションスイッチのOFF時に該タイヤ空気圧が前記調圧推奨範囲内にあると判定した場合には、入力された当該検出結果情報の出力元である前記表示機能付受信手段に対し前記表示出力部にて第一の警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力する一方、イグニッションスイッチのOFF時に該タイヤ空気圧が前記警戒低圧範囲内にあると判定した場合には、入力された当該検出結果情報の出力元である前記表示機能付受信手段に対し前記表示出力部にて前記第一の警告表示よりも強調された第二の警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力するものであり、
前記警告表示指令情報の入力を受けた前記表示機能付受信手段が前記警告表示を前記表示出力部にて実施することにより、前記タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内にある車輪の警戒レベルを、前記イグニッションスイッチのOFF時において車外から認識可能となる請求項1記載のタイヤ空気圧監視システム。 - 前記表示出力部は1又は複数のLEDからなり、点灯状態の違い、点灯色の違い、点灯数の違いのいずれか又は複数の組み合わせにより、前記タイヤ空気圧の警戒レベルを表示するものである請求項1又は請求項2に記載のタイヤ空気圧監視システム。
- 前記表示機能付受信手段は、無線受信した前記検出結果情報を前記制御手段に無線送信する無線中継手段である請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ空気圧監視システム。
- 前記無線中継手段は、無線受信した前記検出結果情報に自身の識別情報を付加して前記制御手段に無線送信するものであり、前記制御手段は、入力される前記検出結果情報に付加されている前記識別情報に基づいて前記警告表示指令情報の出力先を特定する請求項4記載のタイヤ空気圧監視システム。
- 各前記表示機能付受信手段は前記制御手段の機能を有しており、無線受信した前記検出結果情報に基づいて自身の前記表示出力部の表示変更制御を実施するものである請求項4記載のタイヤ空気圧監視システム。
- 各前記表示機能付受信手段は、前記警戒レベル判定を実施するための基準となる圧力閾値を記憶する圧力閾値記憶部と、外部から無線送信されてくる更新用の圧力閾値を無線受信する更新用圧力閾値受信手段と、受信した前記更新用の圧力閾値により前記圧力閾値記憶部に記憶されている圧力閾値を更新する圧力閾値更新手段と、を有する請求項6記載のタイヤ空気圧監視システム。
- 前記車両に固有の携帯機器と、予め定められた車外エリア内において前記携帯機器を検出する携帯機器検出手段と、を備え、
前記表示機能付受信手段は、前記携帯機器が前記車外エリア内にて検出されている場合に限り前記表示出力部にて前記警告表示を実施するものである請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のタイヤ空気圧監視システム。 - 前記車両に固有の携帯機器と、予め定められた車外エリア内において前記携帯機器を検出する携帯機器検出手段と、を備え、
前記表示機能付受信手段は、前記携帯機器が前記車外エリア内にて検出されている場合と、前記携帯機器が前記車外エリア内にて検出されなくなってから予め定められた期間が経過するまでの間に限り、前記表示出力部にて前記警告表示を実施するものである請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のタイヤ空気圧監視システム。 - 車室内表示手段を備え、
前記制御手段は、前記イグニッションスイッチのON時に前記タイヤ空気圧が前記警告圧範囲内であると判定した場合には、前記車室内表示手段に対し予め定められた警告表示を実施させるための警告表示指令情報を出力する一方で、前記表示機能付受信手段に対し前記表示出力部にて警告表示をさせないよう警告表示停止指令情報を出力する請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のタイヤ空気圧監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009076425A JP2010230381A (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | タイヤ空気圧監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009076425A JP2010230381A (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | タイヤ空気圧監視システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2010230381A true JP2010230381A (ja) | 2010-10-14 |
Family
ID=43046367
Family Applications (1)
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JP2009076425A Pending JP2010230381A (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | タイヤ空気圧監視システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010230381A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012096641A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Denso Corp | タイヤ空気圧センサシステム |
JP2014148248A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Pioneer Electronic Corp | 発信装置及びこれを含むホイールアセンブリ |
KR101904092B1 (ko) * | 2017-04-21 | 2018-10-04 | 내외코리아 주식회사 | 에어펜더 관리 방법 및 시스템 |
CN112020445A (zh) * | 2018-05-07 | 2020-12-01 | 日产自动车株式会社 | 轮胎气压报警装置 |
US11377105B2 (en) | 2019-08-13 | 2022-07-05 | Nissan North America, Inc. | Off-road vehicle speed control assembly |
-
2009
- 2009-03-26 JP JP2009076425A patent/JP2010230381A/ja active Pending
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