JP2016037233A - タイヤ空気圧検出装置 - Google Patents

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貴哉 早▲崎▼
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Abstract

【課題】自車両の送信機のID情報を他車両の送信機のID情報と区別して、的確に登録することができるようにする。
【解決手段】自車両の指定空気圧を登録しておき、送信機から送られたタイヤ空気圧に関するデータより取得されたタイヤ空気圧が指定空気圧と一致していれば、自車両のID情報の候補として登録する。このように、タイヤ空気圧が指定空気圧と一致しているか否かによって、ID情報が自車両と他車両のいずれのものであるかを区別できる。これにより、他車両の送信機のID情報が自車両の送信機のものであるとしてID登録されることを抑制することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤが取り付けられた車輪に圧力センサが備えられた送信機を取り付け、圧力センサでの検出結果を送信機から送信し、車体側に取り付けられた受信機で受信することでタイヤ空気圧検出を行うダイレクト式のタイヤ空気圧検出装置に関するものである。
従来より、タイヤ空気圧検出装置の1つとして、ダイレクト式のものがある。このタイプのタイヤ空気圧検出装置では、タイヤが取り付けられた車輪側に、圧力センサ等のセンサが備えられた送信機が直接取り付けられている。また、車体側には、アンテナおよび受信機が備えられており、センサからの検出信号が送信機から無線送信されると、アンテナを介して受信機にその検出信号が受信され、タイヤ空気圧の検出が行われる。
このようなダイレクト式のタイヤ空気圧検出装置では、送信されてきたデータが自車両のものであるか他車両のものであるかを判別できるように、送信機が送信するデータ中に固有の識別情報(以下、ID情報という)を付与している。また、ID情報を送信機毎に別々のものとすることで、送信機が取り付けられた車輪の判別も行えるようにしている。
送信データに含まれるID情報から自車両の送信機であるか否かを特定するためには、各送信機のID情報を受信機側に予め登録しておく必要がある。このため、タイヤ空気圧検出装置に自動ID登録機能を備え、受信したデータに付与されたID情報の中から自車両のものを自動的にID登録している。具体的には、停車中には不特定多数の車両に備えられた送信機からのデータが受信される可能性があることから、車両の走行中に受信したデータに付与されたID情報を自車両のものとして登録している。すなわち、送信機に圧力センサに加えて温度センサおよび加速度センサを備えておき、車両の走行パターンと温度および圧力の上昇パターンが一致するか否かを判定することで、自車両と他車両のID情報を判別している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−82853号公報
しかしながら、自車両と他車両とが横に並んで並走していたり前後に並んで縦走していた場合、他車両の車輪に取り付けられた送信機からのID情報を含むデータが受信され得る。そして、この場合、走行パターンが似ているために、自車両のものと区別がつかなくなる可能性がある。その結果、他車両の送信機のID情報が自車両の送信機のものとして誤ってID登録される可能性がある。
本発明は上記点に鑑みて、自車両の送信機のID情報を他車両の送信機のID情報と区別して、的確に登録することが可能なタイヤ空気圧検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係るタイヤ空気圧検出装置は、タイヤを備えた複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられ、複数個の車輪それぞれのタイヤ空気圧に関する検出信号を出力する圧力センサ(21a)を有するセンシング部(21)と、圧力センサが出力する検出信号を信号処理し、タイヤ空気圧に関するデータをID情報と共に格納したフレームを作成する第1制御部(22)と、フレームを送信する電波送信部(23)と、を有してなる送信機(2a〜2d)と、車体(6)側に備えられ、フレームを受信する電波受信部(32)と、受信したフレームに格納されたタイヤ空気圧に関するデータに基づいて、タイヤ空気圧を検出する第2制御部(33)と、を有する受信機(3)と、を備えている。このような構成において、第2制御部は、フレームに格納されたタイヤ空気圧に関するデータより取得されたタイヤ空気圧がタイヤの指定空気圧と一致しているか否かを判定する判定手段(S120)と、判定手段で一致すると判定されると、フレームに格納されたID情報を自車両のID情報として登録する登録手段(S130)と、を備えていることを特徴としている。
このように、送信機から送られたタイヤ空気圧に関するデータより取得されたタイヤ空気圧が指定空気圧と一致している否かを判定することで、自車両のID情報を他車両のID情報と区別できる。すなわち、仮に他車両が自車両の横に並んで併走していたり前後に並んで縦走していたとしても、他車両のタイヤ空気圧が自車両の指定空気圧と一致している可能性は高くない。これにより、自車両の送信機のID情報を他車両の送信機のID情報と区別して、的確に登録することが可能なタイヤ空気圧検出装置とすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかるタイヤ空気圧検出装置の概略構成を示した図である。 送信機2a〜2dのブロック構成を示す図である。 受信機3のブロック構成を示す図である。 制御部33が実行する自動ID登録処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1〜図3を参照して説明する。なお、図1の紙面上方向が車両1の前方、紙面下方向が車両1の後方、紙面左右方向が車両の左右方向に一致している。
図1に示すタイヤ空気圧検出装置は、車両1に取り付けられるもので、送信機2a〜2d、受信機3および表示器4を備えて構成されている。
図1に示すように、送信機2a〜2dは、車両1における各車輪5a〜5dに取り付けられるもので、車輪5a〜5dに取り付けられたタイヤの空気圧を検出すると共に、その検出結果を示す検出信号のデータをID情報と共にフレーム内に格納して送信する。また、受信機3は、車両1における車体6側に取り付けられるもので、送信機2a〜2dから送信されるフレームを受信すると共に、その中に格納された検出信号に基づいて各種処理や演算等を行うことでタイヤ空気圧を検出する。
図2(a)に示すように、送信機2a〜2dは、センシング部21、制御部(第1制御部)22、電波送信部23、電池24およびアンテナ25を備えた構成となっており、電池24からの電力供給に基づいて各部が駆動されるようになっている。
センシング部21は、圧力センサ21a、温度センサ21bおよび加速度センサ21cなどを備えた構成とされている。圧力センサ21aは、例えばダイアフラム式とされ、タイヤ内の圧力に応じた検出信号を出力する。温度センサ21bは、タイヤ内の空気の温度に応じた検出信号を出力する。加速度センサ21cは、タイヤ回転に応じて変動する加速度を検出できるように配置され、例えば車輪径方向の加速度検出や車輪接線方向の加速度検出が行えるように配置されている。このため、加速度センサ21cは、タイヤが回転させられると、その回転に伴う遠心加速度成分を含んだ検出信号を出力する。センシング部21は、これら各センサ21a〜21cよりタイヤ空気圧やタイヤ内温度および加速度に応じた検出信号を出力し、それを制御部22に伝えている。
制御部22は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROMなどにメモリの記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行する。制御部22内のメモリには、各送信機2a〜2dを特定するための送信機固有の識別情報を含み、必要に応じて自車両を特定するための車両固有の識別情報を含めたID情報が格納されている。
制御部22は、センシング部21から出力された検出信号を受け取り、それを信号処理すると共に必要に応じて加工したのち、その検出結果を示すデータとして各送信機2a〜2dのID情報と共にフレーム内に格納し、そのフレームを電波送信部23に送る。
電波送信部23は、アンテナ25を通じて、制御部22から送られてきたフレームをRF電波として受信機3に向けて送信する出力部としての機能を果たす。制御部22から電波送信部23へ信号を送る処理は、上記プログラムに従って基本的には所定の定期送信毎に実行されるように設定されている。
すなわち、送信機2a〜2d側ではイグニッションスイッチ(IG)がオン中かオフ中かを判定できないため、基本的には所定の定期送信周期毎にフレーム送信を行っている。この定期送信周期については、車両の停止中か走行中かに分けて周期を変え、走行中の方が停止中よりも周期を短くしたり、停止中から走行中に切り替わってからの所定期間中にはより短周期とするなど、適宜変更可能である。例えば、加速度センサ21cの検出信号に基づいて演算される車輪速度に基づいて、車両が停止中か走行中かを判別し、その判別結果に応じて定期送信周期を変えることができる。特に、本実施形態の場合、後述するように走行中に自動ID登録を行うようにしていることから、車両が走行開始してから自動ID登録に掛かると想定される時間が経過するまでは、よりフレーム送信の頻度が高くなるように定期送信周期を設定すると好ましい。勿論、定期送信周期とは別に、自動ID登録が行われる可能性がある走行開始してから所定時間の間に、自動ID登録のために比較的高頻度でフレーム送信を行うようにしても良い。
電池24は、センシング部21や制御部22などに対して電力供給を行っており、この電池24からの電力供給を受けて、センシング部21でのタイヤ空気圧に関するデータの収集や制御部22での各種演算などが実行される。
このように構成される送信機2a〜2dは、例えば、各車輪5a〜5dのホイールにおけるエア注入バルブに取り付けられ、センシング部21がタイヤの内側に露出するように配置される。これにより、送信機2a〜2dは、該当車輪のタイヤ空気圧を検出し、各送信機2a〜2dに備えられたアンテナ25を通じて、所定周期毎にフレームを送信するようになっている。
また、図2(b)に示すように、受信機3は、バッテリなどからの電力供給に基づいて動作するもので、アンテナ31、電波受信部32、制御部33および自動ID登録を指示するスイッチ34を備えた構成とされている。
アンテナ31は、各送信機2a〜2dから送られてくるフレームを受信するためのものである。本実施形態では、アンテナ31は、各送信機2a〜2dから送られてくるフレームを総括的に受け取る1本の共通アンテナとなっており、車体6に固定されている。
電波受信部32は、各送信機2a〜2dから送信されたフレームがアンテナ31で受信されると、それを入力して制御部33に送る入力部としての機能を果たす。
制御部(第2制御部)33は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成されている。制御部33は、ROMなどに記憶されたプログラムに従って、タイヤ空気圧に関わる各種処理を行う。具体的には、制御部33は、自車両の送信機2のID情報を自動的に登録する自動ID登録を行っており、登録されたID情報が付与されたフレームを受信すると、そのフレームに格納されたデータに基づいてタイヤ空気圧検出に関わる各種処理を実行する。
例えば、制御部33は、車両毎のカスタマイズ値として、装着されているタイヤの指定空気圧(推奨空気圧)に関するデータをメモリに記憶している。この指定空気圧に関するデータを利用して、制御部33は、ユーザにより自動ID登録用のスイッチ34が操作されると、それを受けて自動ID登録処理を実行することで、自車両の各送信機2のID情報を登録する。この自動ID登録処理の詳細については、後で説明する。
また、制御部33は、タイヤ空気圧検出に関わる各種処理として、電波受信部32から受け取ったフレームに格納されたタイヤ空気圧に関するデータに基づいて各種信号処理および演算等を行うことでタイヤ空気圧を求める。そして、求めたタイヤ空気圧に応じた電気信号を表示器4に出力する。例えば、制御部33は、求めたタイヤ空気圧を所定の警報閾値Thと比較し、タイヤ空気圧が所定の警報閾値Th以下に低下したことを検知した場合には、その旨の信号を表示器4に出力する。このようにして、4つの車輪5a〜5dのいずれかのタイヤ空気圧が低下したことが表示器4に伝えられる。
表示器4は、図1に示されるように、ドライバが視認可能な場所に配置され、例えば車両1におけるインストルメントパネル内に設置される警報ランプやディスプレイによって構成される。この表示器4は、例えば受信機3における制御部33からタイヤ空気圧が低下した旨を示す信号が送られてくると、その旨の表示を行うことでドライバにタイヤ空気圧の低下を報知する。
以上のようにして、本実施形態にかかるタイヤ空気圧検出装置が構成されている。続いて、本実施形態のタイヤ空気圧検出装置の作動について説明するが、基本的なタイヤ空気圧の検出に関する作動については従来と同様であるため、従来と異なっている自動ID登録の作動に関して説明する。
この自動ID登録の作動について、図3に示す自動ID登録処理のフローチャートを参照して説明する。この図に示す自動ID登録処理は、ユーザが自動ID登録用のスイッチ34を操作したときに、制御部33で所定の制御周期毎に実行される。
まず、ステップ100に示すように、受信機3でID情報が付与されたフレームを受信したか否かを判定する。このときには、自車両のものであるか他車両のものであるかにかかわらず、ID情報が付与されたフレームが受信されると肯定判定されてステップ110に進み、何もフレーム受信が行われていないとそのまま処理を終了する。
続くステップ110では、走行中であるか否かを判定する。例えば、車内LAN配線を通じて図示しないメータ制御を行っている電子制御装置(以下、メータECUという)から車速情報を取得し、車速が発生しているか否かに基づいて走行中であるか否かを判定することができる。そして、ステップ110で肯定判定されるとステップ120に進み、否定判定されるとID情報の登録を行うことなく処理を終了する。
ステップ120では、受信したフレームに格納されたタイヤ空気圧に関するデータよりタイヤ空気圧を演算すると共に、その演算したタイヤ空気圧が指定空気圧と一致しているか否かを判定する。例えば、フレームに格納されたタイヤ空気圧およびタイヤ内温度のデータに基づいて、基準温度(例えば20℃)のときのタイヤ空気圧を演算し、これがカスタマイズ値として記憶されている指定空気圧と一致しているか否かを判定している。指定空気圧については、所定の圧力範囲として記憶してあり、タイヤ空気圧がその圧力範囲内に含まれていれば一致していると判定している。
そして、ステップ120で肯定判定されればステップ130に進み、受信したフレームに付与されたID情報を自車両の送信機2のものである候補としてID登録候補に追加する。また、ステップ120で否定判定されればID情報の登録を行うことなく処理を終了する。このようにして、自動ID登録処理が完了となる。
なお、ここでは自車両の送信機2の候補としてID登録を行うようにしているが、そのまま自車両の送信機2として登録しても良いし、ID登録の条件として他の条件を設定し、その条件を満たしているときに、初めて正式にID登録しても良い。例えば、送信機2から送信されるフレームに加速度のデータも格納したり、加速度から演算される車輪速度のデータを格納しておく。そして、受信機3側でフレームに加速度のデータが格納されている場合にはそのデータから演算した車輪速度、フレームに車輪速度のデータが格納されている場合にはその車輪速度の変化パターンを求める。この車輪速度の変化パターンと受信機3がメータECUなどから得た車速情報の変化パターンが一致しているか否かを判定する。または、車輪側の加速度と車速情報から得られる車速の変化量で示される車体加速度の変化パターンが一致しているか否かを判定する。もしくは、タイヤ空気圧やタイヤ内温度の変化パターンが一致しているか否かを判定する。そして、これらのいずれか1つもしくは複数を条件に設定し、その条件を満たしている場合に初めて正式に自動ID登録が行われるようにしても良い。さらに、自車両の車輪数以上の数の候補が集まったときには、再度上記処理を繰り返し、候補数が自車両の車輪数と一致する状態になったときに、正式にID登録しても良い。
以上説明したように、本実施形態では、自車両の指定空気圧を登録しておき、送信機2から送られたタイヤ空気圧に関するデータより取得されたタイヤ空気圧が指定空気圧と一致していれば、自車両のID情報の候補として登録している。このように、タイヤ空気圧が指定空気圧と一致しているか否かによって、ID情報が自車両と他車両のいずれのものであるかを区別できる。これにより、他車両の送信機のID情報が自車両の送信機2のものであるとしてID登録されることを抑制することが可能となる。
すなわち、従来の場合、受信機3は、ID情報が付与されたフレームを受信すると、車両が走行中であるか否かを判定し、走行パターンが一致しているなどの条件を満たした場合に、そのID情報が自車両の送信機のものであるとして自動的にID登録を行っている。このように、走行中に限定して自動ID登録を行っていることから、基本的には自車両の送信機のID登録を行うことができる。しかしながら、他車両が横に並んで併走していたり前後に並んで縦走していると、その他車両のID情報を自車両のものとしてID登録してしまう可能性がある。
これに対して、本実施形態では、送信機2から送られたタイヤ空気圧に関するデータより取得されたタイヤ空気圧が指定空気圧と一致していることを条件として、初めてID登録が行われるようにしている。すなわち、仮に他車両が自車両の横に並んで併走していたり前後に並んで縦走していたとしても、他車両のタイヤ空気圧が自車両の指定空気圧と一致している可能性は高くない。
したがって、送信機2から送られたタイヤ空気圧に関するデータより取得されたタイヤ空気圧が指定空気圧と一致していることを条件とすることで、自車両のID情報を他車両のID情報と区別できる。これにより、自車両の送信機2のID情報を他車両の送信機のID情報と区別して、的確に登録することが可能なタイヤ空気圧検出装置とすることができる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、受信機3のメモリにカスタマイズ値として指定空気圧を記憶しておく例を挙げたが、ユーザ自身で指定空気圧を入力してメモリに記憶できるようにしても良い。すなわち、ユーザの嗜好によってタイヤサイズを変更したりするなど、指定空気圧が変更される可能性がある。また、車両の指定タイヤであっても、指定空気圧が通常走行時と高速道路走行時とで異なった値になり、その圧力差がカスタマイズ値として予め記憶された所定の圧力範囲を超える場合も有り得る。これらの場合、ユーザが直接指定空気圧を入力してメモリに記憶できるようにすることで、より的確に自車両のID情報を他車両のID情報と区別できる。
また、送信機2から送信された電波を受信機3で受信したときの受信強度やRSSI値などに基づいて、送信機2が前後左右輪のいずれに取り付けられたものであるかを特定する技術が種々提案されている(例えば、特開2013−086661号公報参照)。同様に、加速度センサ21cの検出信号に基づいて、送信機2が前後左右輪のいずれに取り付けられたものであるかを特定する技術も種々提案されている(例えば、特開2013−001220号公報参照)。本発明をこれらの技術と共に適用すれば、自車両の送信機2のID情報と他車両の送信機のID情報の区別だけでなく、自車両の各送信機2が取り付けられた車輪の位置の特定を行うことが可能となる。したがって、各車輪5a〜5dと対応付けて各送信機2のID登録が可能となるし、車輪毎に対応したタイヤ空気圧の表記を行うことも可能となる。
また、上記実施形態では、スイッチ34が操作されたときに自動ID登録が行われるようにする例を示したが、スイッチ34が操作された場合に限る訳ではない。例えば、登録されているID情報を含むフレームを所定期間中継続的に受信できなくてタイヤ交換が行われた可能性があるときなどの場合、スイッチ34が操作されなくても自動ID登録処理が実行されるようにしても良い。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。すなわち、ステップ110の処理を実行する部分が走行判定手段、ステップ120の処理を実行する部分が圧力判定手段に相当する。また、ステップ130の処理を実行する部分が登録手段に相当する。
1 車両
2a〜2d 送信機
3 受信機
4 表示器
5a〜5d 車輪
6 車体
21 センシング部
22、33 制御部

Claims (4)

  1. タイヤを備えた複数個の車輪(5a〜5d)それぞれに備えられ、前記複数個の車輪それぞれのタイヤ空気圧に関する検出信号を出力する圧力センサ(21a)を有するセンシング部(21)と、前記圧力センサが出力する検出信号を信号処理し、前記タイヤ空気圧に関するデータを個別の識別情報と共に格納したフレームを作成する第1制御部(22)と、前記フレームを送信する電波送信部(23)と、を有してなる送信機(2a〜2d)と、
    車体(6)側に備えられ、前記フレームを受信する電波受信部(32)と、受信した前記フレームに格納された前記タイヤ空気圧に関するデータに基づいて、タイヤ空気圧を検出する第2制御部(33)と、を有する受信機(3)と、を備え、
    前記第2制御部は、前記フレームに格納された前記タイヤ空気圧に関するデータより取得されたタイヤ空気圧が前記タイヤの指定空気圧と一致しているか否かを判定する圧力判定手段(S120)と、
    前記判定手段で一致すると判定されると、前記フレームに格納された前記識別情報を自車両の識別情報として登録する登録手段(S130)と、を備えていることを特徴とするタイヤ空気圧検出装置。
  2. 前記第2制御部は、車両が走行中であるか否かを判定する走行判定手段(S110)を有し、該走行判定手段にて前記車両が走行中であると判定されると、前記判定手段による判定および前記登録手段による登録を実行することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  3. 前記受信機に対して識別情報の登録を指示するスイッチ(34)を備え、
    前記第2制御部は、前記スイッチが操作されると、前記判定手段による判定および前記登録手段による登録を実行することを特徴とする1または2に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  4. 前記第2制御部は、車両毎のカスタマイズ値として前記指定空気圧を予め記憶していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧検出装置。
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