JP2003211924A - 自動車の空気圧警報装置におけるタイヤ識別情報登録方法及びその装置 - Google Patents

自動車の空気圧警報装置におけるタイヤ識別情報登録方法及びその装置

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JP2003211924A JP2002012249A JP2002012249A JP2003211924A JP 2003211924 A JP2003211924 A JP 2003211924A JP 2002012249 A JP2002012249 A JP 2002012249A JP 2002012249 A JP2002012249 A JP 2002012249A JP 2003211924 A JP2003211924 A JP 2003211924A
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
    • B60C23/0415Automatically identifying wheel mounted units, e.g. after replacement or exchange of wheels
    • B60C23/0416Automatically identifying wheel mounted units, e.g. after replacement or exchange of wheels allocating a corresponding wheel position on vehicle, e.g. front/left or rear/right

Abstract

(57)【要約】 【課題】各タイヤ位置毎にタイヤ識別情報を確実に登録
可能とする自動車の空気圧警報装置を提供することにあ
る。 【解決手段】空気圧センサ6〜9と、タイヤの空気圧状
態を警報する警報機30と、警報機30にタイヤの空気
圧状態を警報させる制御ユニット20とを備え、制御ユ
ニット20には、所定のタイヤ識別情報登録条件成立
時、上記各タイヤのタイヤ空気圧が各タイヤ位置毎に異
なるタイヤ識別用空気圧に設定された状態のもとで、上
記各タイヤ位置毎に設定された異なるタイヤ位置識別用
空気圧と上記受信機において受信したタイヤ空気圧情報
との対応関係に基づいてタイヤ位置を識別するととも
に、識別された各タイヤ位置毎にタイヤ空気圧情報とと
もに受信されたタイヤ識別情報を登録するタイヤ識別情
報登録手段20mとが備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の空気圧警
報装置に関し、特に、各タイヤ位置毎にタイヤ識別情報
を確実に登録可能な自動車の空気圧警報装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の各タイヤの空気圧を検出
し、検出されたタイヤ空気圧をタイヤの空気圧状態とし
てユーザーに警報することは知られている。例えば、各
タイヤに備えられた空気圧センサは、受信機を備えた警
報制御用の制御ユニットに検出されたタイヤ空気圧検出
信号の無線送信を行い、制御ユニットは、その無線送信
されたタイヤ空気圧検出信号を受信し、受信したタイヤ
空気圧検出信号と予め記憶された適性空気圧との偏差に
基づいてタイヤ空気圧の不足状態を判定し、警報機に警
報するようになっている。ところで、タイヤ空気圧警報
は、警報後のメンテナンス性向上のため、具体的にどの
タイヤ位置に異常があるのか明確にするため、空気圧状
態とともにそのタイヤ位置を警報する必要がある。そこ
で、特許第3061047号公報には、登録モード時、
予め決められた順番で各タイヤのタイヤ識別情報を登録
することが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、自動
車出荷時やタイヤ交換時等自動車に新たにタイヤを装着
する時、タイヤ空気圧の調整が適宜行われる。例えば、
自動車メーカーで生産された自動車を、販売会社によっ
て販売する際、タイヤ空気圧の調整が行われる。これ
は、自動車メーカーでは、タイヤとホイールとの接触な
じみ性を向上させるため、タイヤ空気圧が通常のタイヤ
適性空気圧よりも高く設定され、その後販売会社におい
て通常のタイヤ適性空気圧に調整することが行われる。
そして、このようなタイヤ空気圧の調整時は、新たにタ
イヤ識別情報を登録すべき状態と一致する。
【0004】本発明は、以上のような事情に勘案してな
されたもので、その目的は、タイヤ空気圧調整時、タイ
ヤ空気圧を各タイヤ毎に意図的に異ならせることによっ
て、各タイヤ位置毎にタイヤ識別情報を確実に登録可能
とする自動車の空気圧警報装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあってはその解決手法として次のようにし
てある。すなわち、本発明の第1の構成において、自動
車の各タイヤに装着されタイヤ空気圧情報を検出する空
気圧センサと、上記タイヤ内に装着され、上記空気圧セ
ンサが検出したタイヤ空気圧情報とともに各タイヤ間で
同一のコードとならないように設定されたタイヤ識別情
報を送信する送信機と、上記タイヤの空気圧状態を警報
する警報機と、上記送信機からの信号を受け、上記警報
機にタイヤの空気圧状態を警報させる制御ユニットとを
備えた自動車の空気圧警報装置であって、上記制御ユニ
ットは、自車のタイヤに関するタイヤ識別情報を記憶す
る登録モードにおいて、各タイヤのタイヤ空気圧を、各
タイヤ位置毎に異なるよう予め設定された規定のタイヤ
位置識別用空気圧に調整させる若しくは自動的に調整
し、調整後、制御ユニットにおいて受信された実際のタ
イヤ空気圧が、上記制御ユニットにおいて各タイヤ位置
毎に予め記憶された異なるタイヤ位置識別用空気圧の
内、いずれのタイヤ位置のタイヤ位置識別用空気圧に略
一致するかを検証し、検証後、略一致が認定されたタイ
ヤから送信されたタイヤ識別情報を当該タイヤ位置のタ
イヤ識別情報として登録するよう構成してある。本発明
の第1の構成によれば、上記各タイヤのタイヤ空気圧が
各タイヤ位置毎に異なるタイヤ位置識別用空気圧に調整
され、その状態において、受信した実際のタイヤ位置識
別用空気圧が、各タイヤ位置毎に予め記憶された異なる
タイヤ位置識別用空気圧の内、いずれのタイヤ位置のタ
イヤ位置識別用空気圧と略一致するか検証するととも
に、略一致が認定されたタイヤから送信されたタイヤ識
別情報を当該タイヤ位置のタイヤ識別情報として登録す
るため、タイヤ位置毎のタイヤ識別情報の登録を確実に
行うことができる。
【0006】本発明の第2の構成において、上記制御ユ
ニットは、タイヤ識別情報登録後、各タイヤのタイヤ空
気圧をタイヤ位置識別用空気圧から通常の適性空気圧に
戻させる若しくは自動的に戻すよう構成してある。本発
明の第2の構成によれば、タイヤ識別情報登録後、各タ
イヤのタイヤ空気圧をタイヤ位置識別用空気圧から通常
の適性空気圧に戻すことができる。
【0007】本発明の第3の構成において、上記制御ユ
ニットは、制御ユニットにおいて受信された実際のタイ
ヤ空気圧がタイヤ位置識別用空気圧に対して設定された
所定の許容範囲にある時、タイヤ位置の略一致を認定す
るよう構成してある。本発明の第3の構成によれば、所
定の許容範囲を有するタイヤ位置識別用空気圧に調整さ
れるため、タイヤ位置識別用空気圧への調整が容易に行
える。
【0008】本発明の第4の構成において、上記制御ユ
ニットは、全てのタイヤについて、制御ユニットにおい
て受信した実際のタイヤ空気圧とタイヤ位置識別用空気
圧とが略一致しない場合、再調整を促す警報を行うよう
構成してある。本発明の第4の構成によれば、全てのタ
イヤについて、制御ユニットにおいて受信したタイヤ位
置識別用空気圧と各タイヤ位置毎に記憶されている識別
用のタイヤ位置識別用空気圧とが一致しない場合、再調
整を促す警報が行われるため、各タイヤ位置毎のタイヤ
位置識別情報の登録を確実に行うことができる。
【0009】本発明の第5の構成において、自動車の各
タイヤに装着されタイヤ空気圧情報を検出する空気圧セ
ンサと、上記タイヤ内に装着され、上記空気圧センサが
検出したタイヤ空気圧情報とともに各タイヤ間で同一の
コードとならないように設定されたタイヤ識別情報を送
信する送信機と、上記タイヤの空気圧状態を警報する警
報機と、上記送信機からの信号を受け、上記警報機にタ
イヤ空気圧状態を警報させる制御ユニットとを備えた空
気圧警報装置であって、上記制御ユニットには、上記送
信機からの送信された各情報を受信する受信機と、上記
各タイヤ位置毎に異なるタイヤ位置識別用空気圧に調整
された後上記受信機において受信された実際のタイヤ空
気圧が、上記各タイヤ位置毎に予め記憶されている異な
るタイヤ位置識別用空気圧の内、いずれのタイヤ位置の
タイヤ位置識別用空気圧と一致するかを検証するタイヤ
位置検証手段と、該タイヤ位置検証手段により略一致が
認定されたタイヤから送信されたタイヤ識別情報を、認
定された当該タイヤ位置のタイヤ識別情報として登録す
るタイヤ識別情報登録手段とが備えられるよう構成して
ある。本発明の第5の構成によれば、上記各タイヤのタ
イヤ空気圧が各タイヤ位置毎に異なるタイヤ識別用空気
圧に調整され、その状態において、受信した実際のタイ
ヤ位置識別用空気圧が、各タイヤ位置毎に予め記憶され
た異なるタイヤ位置識別用空気圧の内、いずれのタイヤ
位置のタイヤ位置識別用空気圧と略一致するか検証する
とともに、略一致が認定されたタイヤから送信されたタ
イヤ識別情報を当該タイヤ位置のタイヤ識別情報として
登録するため、タイヤ位置毎のタイヤ識別情報の登録を
確実に行うことができる。
【0010】本発明の第6の構成において、自動車に
は、上記タイヤ識別情報登録手段によるタイヤ識別情報
登録時、上記各タイヤのタイヤ空気圧が各タイヤ位置毎
に異なるタイヤ位置識別用空気圧に設定されるようユー
ザーに対する空気圧調整指示を表示させる表示装置が備
えられるよう構成してある。本発明の第6の構成によれ
ば、上記タイヤ識別情報登録手段によるタイヤ識別情報
登録時、空気圧調整指示の表示が行われ、ユーザーはこ
の表示を受けることによって、各タイヤ位置毎に異なる
タイヤ位置識別用空気圧に設定することが可能になる。
【0011】本発明の第7の構成において、自動車に
は、タイヤ空気圧の調整可能な空気圧調整装置が備えら
れ、上記制御ユニットには、上記タイヤ識別情報登録手
段によるタイヤ識別情報登録時、上記空気圧調整装置に
よってタイヤ位置識別用空気圧に調整するタイヤ空気圧
調整手段が備えられるよう構成してある。本発明の第7
の構成によれば、上記タイヤ識別情報登録手段によるタ
イヤ識別情報登録時、自動的に各タイヤ位置毎に異なる
タイヤ位置識別用空気圧に設定することができる。
【0012】本発明の第8の構成において、自動車に
は、上記タイヤ識別情報登録手段によるタイヤ識別情報
登録時、上記各タイヤ位置毎のタイヤ位置識別用空気圧
を表示させる表示装置が備えられるよう構成してある。
本発明の第8の構成によれば、各タイヤ位置毎のタイヤ
位置識別用空気圧が表示されることによって、各タイヤ
位置毎の具体的なタイヤ位置識別用空気圧を確認するこ
とができ、各タイヤ位置毎の異なるタイヤ空気圧設定を
確実に行うことができる。
【0013】本発明の第9の構成において、上記表示装
置は、タイヤ位置識別情報登録後、タイヤ位置識別用空
気圧から通常の適性空気圧に戻すようユーザーに対する
空気圧調整指示を表示させるよう構成してある。本発明
の第9の構成によれば、タイヤ識別情報登録後、空気圧
調整指示の表示が行われ、ユーザーはこの表示を受ける
ことによって、タイヤ空気圧を通常の適性空気圧に戻す
ことが可能になる。
【0014】本発明の第10の構成において、上記タイ
ヤ空気圧調整手段は、タイヤ位置識別情報登録後、タイ
ヤ位置識別用空気圧から通常の適性空気圧に戻すよう構
成してある。本発明の第10の構成によれば、タイヤ識
別情報登録後、タイヤ空気圧を通常の適性空気圧に自動
的に戻すことができる。
【0015】本発明の第11の構成において、上記タイ
ヤ位置検証手段は、上記受信機において受信された実際
のタイヤ空気圧がタイヤ位置識別用空気圧として設定さ
れた所定の許容範囲内にある時タイヤ位置の一致を認定
するよう構成してある。本発明の第11の構成によれ
ば、タイヤ位置識別用空気圧に所定の許容範囲が設定さ
れているため、タイヤ位置識別用空気圧への調整が容易
に行える。
【0016】本発明の第12の構成において、上記制御
ユニットには、上記全てのタイヤについて、各タイヤ位
置毎に異なるタイヤ位置識別用空気圧に調整後上記受信
機において受信された実際のタイヤ空気圧と各タイヤ位
置毎に予め記憶されている識別用のタイヤ位置識別用空
気圧とが一致しない場合、再調整を促す警報を行う再調
整警報手段が備えられるよう構成してある。本発明の第
12の構成によれば、全てのタイヤについて、実際のタ
イヤ位置識別用空気圧と各タイヤ位置毎に記憶されてい
る識別用のタイヤ位置識別用空気圧とが一致しない場
合、再調整を促す警報が行われるため、各タイヤ位置毎
のタイヤ位置識別情報の登録を確実に行うことができ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、タイヤ位置毎にタイヤ
識別情報の登録を確実に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は実施形態1に関する全体構成
図であり、図1において自動車1にはタイヤ2〜5が備
えられており、その各タイヤ2〜5には各々空気圧セン
サ6〜9が備えられている。各空気圧センサ6〜9に
は、共通のアンテナ10が備えられており、検出された
各種情報をタイヤ空気圧状態警報用の制御ユニット20
に出力するようになっている。制御ユニット20は、各
タイヤ2〜5のタイヤ空気圧の異常を判定すると、警報
機30に異常状態を警報させるようになっている。
【0019】図2は実施形態1に関する制御ブロック図
であり、空気圧センサ6〜9には、タイヤ2〜5のタイ
ヤ空気圧を検出するための圧力検出部6a〜9aと、タ
イヤ温度を検出するための温度検出部6b〜9bと、車
両1の加速度を検出するための加速度検出部6c〜9c
と、自車のタイヤ識別情報を記憶する記憶部6d〜9d
と、上記各検出部により検出された情報及び自車のタイ
ヤ識別情報を制御ユニット20に無線送信するための送
信機6e〜9eと、中央演算処理装置6f〜9fとが備
えられている。また、制御ユニット20には、上記空気
圧センサ6〜9から無線送信された各種情報を受信する
ための受信機20aと、該受信機20aにより受信され
た各種情報及びその他の各種センサ40からの検出情報
に基づいてタイヤ空気圧状態を警報機30に警報させる
処理等各種処理を行う中央演算処理部20bと、自車の
タイヤ識別情報や適正空気圧を記憶するための記憶部2
0cとが備えられている。
【0020】(実施形態1)図3は、実施形態1に関す
る制御ユニット20の詳細を示す制御ブロック図であ
り、制御ユニット20の中央演算処理部20b、記憶部
20cには、タイヤ温度に対する適正空気圧を記憶した
適性空気圧記憶手段20dと、空気圧センサ6〜9によ
り検出された実測空気圧と適性空気圧記憶手段20dに
記憶された適性空気圧との差に基づいて過不足量を算出
する過不足量算出手段20eと、過不足量算出手段20
eにより算出された過不足量に基づいてタイヤ空気圧の
過不足状態を判定する判定手段20fと、判定手段20
fによりタイヤ空気圧の過不足状態が判定された時、警
報機30に出力して過不足量を警報させる警報制御手段
20gと、各タイヤ位置毎に異なる識別用のタイヤ位置
識別用空気圧を予め記憶するタイヤ位置識別用空気圧記
憶手段20hと、登録モードの時(所定の登録条件が成
立した時)、各タイヤのタイヤ空気圧がタイヤ位置毎に
異なるタイヤ位置識別用空気圧に調整されるよう警報機
30によってユーザーに空気圧調整指示を行う表示制御
手段20iと、ユーザーによるタイヤ位置識別用空気圧
への調整後、全てのタイヤについて、受信機20aにお
いて受信した実際のタイヤ空気圧がタイヤ位置識別用空
気圧と一致していない場合、警報機30によってユーザ
ーに再調整を促す警報を行う再調整警報手段20jと、
ユーザーによるタイヤ位置識別用空気圧への調整完了
後、受信機20aにおいて受信した実際のタイヤ空気圧
が、タイヤ位置識別用空気圧記憶手段20hに記憶され
た各タイヤ位置毎に異なるタイヤ位置識別用空気圧の
内、いずれのタイヤ位置のタイヤ位置識別用空気圧と略
一致するかを検証するタイヤ位置検証手段20kと、受
信機20aにて受信したタイヤ識別情報の内、受信頻度
が高い上位4つ(タイヤ数に対応した数)のタイヤ識別
情報を自車のタイヤ識別情報として判定し、その判定さ
れたタイヤ識別情報をタイヤ位置検証手段20kにより
検証されたタイヤ位置毎にタイヤ識別情報記憶手段20
lに登録するタイヤ識別情報登録手段20mとが備えら
れている。尚、実施形態1では、警報機30が請求項
2、6における表示装置を兼用した例となっている。ま
た、警報機30は、例えば、ナビゲーションシステムの
表示画面を利用したり、インストゥルメントパネルに専
用の表示機を設けて表示することができ、例えば、図
4、図5に示すようにすることができる。図4は、イン
ストゥルメントパネルに専用の表示機を設けて表示する
例を示しており、タイヤ空気圧に過不足が生じているタ
イヤについて、適正空気圧(例えば、275KPa)、
実測空気圧(例えば、250KPa)及びタイヤ空気圧
の過不足量(例えば、−30KPa)を表示するように
してある。また、図5は、ナビゲーションシステムの表
示画面を利用して表示する例を示しており、適正空気圧
帯域に対する各車輪の実測空気圧を表示するとともに、
過不足がある車輪については、具体的な過不足量が表示
されるようになっている。尚、図5では、右後輪が適正
空気圧に対して30KPa不足している例を示してい
る。
【0021】次に、実施形態1に関する空気圧センサ6
〜9の中央演算処理部6e〜9eによる具体的制御内容
について、図6のフローチャートに基づき説明する。図
6のステップS1において、空気圧センサ6〜9の各検
出部6a〜9a、6b〜9b、6c〜9cにより検出さ
れた実測空気圧Po、タイヤ温度T、加速度Gを読込
む。続く、ステップS2では、実測空気圧Poの変化が
所定値以上となる異常減圧状態か否か判定する。ステッ
プS2でYESと判定された時、つまり、パンク等によ
るタイヤ空気圧の異常減圧モードであると判定された時
は、最新のタイヤ空気圧を時々刻々制御ユニット20に
送信する必要があるため、ステップS3に進み、制御ユ
ニット20に対して最も短い周期t1でタイヤ空気圧、
タイヤ温度を検出するとともに、検出された実測空気圧
Po、タイヤ温度Tを制御ユニット20に送信する。ま
た、ステップS2でNOと判定された時はステップS4
に進み、検出された加速度Gに基づいて車両が走行状態
であるか否か判定する。ステップS4でYESと判定さ
れ、走行モードであると判定された時は、ステップS5
に進み、走行中のタイヤ空気圧状態を異常減圧モードに
対して長い周期t2でタイヤ空気圧、タイヤ温度を検出
するとともに、検出された実測空気圧Po、タイヤ温度
Tを制御ユニット20に送信する。ここで、走行モード
の時異常減圧モードに対して検出、送信周期を長く設定
する理由は、通常の走行モードの場合、タイヤ空気圧の
検出緊急性が低いため、検出、送信周期を長くして空気
圧センサ6〜9の電池寿命の延命を図るためである。ま
た、ステップS4でNOと判定され、停車モードと判定
された時は、ステップS6に進み、異常減圧モードの周
期t1及び走行モードの周期t2に対して長い周期t3
でタイヤ空気圧、タイヤ温度を検出するとともに、検出
された実測空気圧Po、タイヤ温度Tを制御ユニット2
0に送信する。ここで、停車モード時最も長い検出、送
信周期に設定する理由は、タイヤ空気圧に変化があった
としても、車両が停車状態であればその状態の報知が多
少遅れたとしても影響は少ないため、検出、送信周期を
長くして空気圧センサ6〜9の電池寿命の延命を図るた
めである。
【0022】次に、実施形態1に関する制御ユニット2
0の中央演算処理部20bによる具体的制御内容につい
て、図7のフローチャートに基づき説明する。図7のス
テップS10において、空気圧センサ6〜9の各検出部
6a〜9a、6b〜9b、6c〜9cにより検出された
実測空気圧Po、タイヤ温度T、加速度G及び自車タイ
ヤ識別情報の他、車速信号、イグニッションスイッチ信
号、ナビゲーションシステムの各種信号、自車タイヤ識
別情報登録時、ユーザーが操作する識別情報登録スイッ
チ(図示省略)信号を読込む。続く、ステップS11に
おいて、自車のタイヤ識別情報を登録すべき登録モード
か否か判定する。具体的には、例えば、識別情報登録ス
イッチがONされ、かつイグニッションスイツチがON
された時、登録モードであると判定する。ステップS1
1でYESと判定された時は、ステップS12に進み、
タイヤ識別情報を登録する。尚、タイヤ識別情報の登録
の詳細については、後述する。ステップS13では、ス
テップS10で適正空気圧記憶手段20dに記憶されて
いる適性空気圧Pbを適正空気圧Pbとして設定する。
尚、適正空気圧記憶手段20dに記憶されている適性空
気圧Pbは、図5に示したように、タイヤ温度Tに対応
した適性空気圧Pbが記憶されている。ステップS14
では、ステップS13で設定された適性空気圧Pbと、
ステップS10で読込まれた実測空気圧Poとの偏差に
基づいて過不足量ΔPを算出する。ステップS15で
は、ステップS14で算出された過不足量ΔPが所定値
以上か否か判定し、YESと判定された時は、ステップ
S16に進み、ステップS10で読込んだ実測空気圧P
o、ステップS13で設定された適性空気圧Pb及びス
テップS14で算出された過不足量ΔPを警報機30に
表示させる。また、ステップS15でNOと判定された
時は、タイヤ空気圧は正常であるため、ステップS16
の処理をバイパスしてリターンする。
【0023】次に、図7におけるステップS22のタイ
ヤ識別情報登録処理の詳細について、図8のフローチャ
ートに基づき説明する。図8のステップS20におい
て、空気圧センサ6〜9の各検出部6a〜9a、6b〜
9b、6c〜9cにより検出された実測空気圧Po、タ
イヤ温度T、加速度G及び自車タイヤ識別情報の他、車
速信号、イグニッションスイッチ信号、ナビゲーション
システムの各種信号、自車タイヤ識別情報登録時、ユー
ザーが操作する識別情報登録スイッチ(図示省略)信号
を読込む。続く、ステップS21では、自車のタイヤ識
別情報が全て登録されているか否か判定する。ステップ
S21でYESと判定された時は、ステップS22に進
み、既に登録済みのタイヤ識別情報とは異なるタイヤ識
別情報を受信機20aにて受信したか否か判定する。ス
テップS22でYESと判定された時は、つまり、タイ
ヤ識別情報は登録済みであるが、タイヤ交換によって新
たなタイヤ識別情報を受信している可能性があるため、
ステップS23に進む。また、ステップS21でNOと
判定された時もステップS22の判定をバイパスしてス
テップS23に進む。ステップS23では、タイヤ位置
識別を行うためユーザーに対するタイヤ位置識別用空気
圧の調整指示の表示を行う。具体的には、図9に示すよ
うに、ナビゲーションシステムの表示画面に、各タイヤ
位置毎に調整すべきタイヤ位置識別用空気圧の表示を行
なう。ここでは、左前輪(FRL)を350KPa、右
前輪(FRR)を300KPa、左後輪(REL)を2
50KPa、右後輪(RER)を200KPaに設定す
る例を示している。そして、この表示を受けると、ユー
ザーは各タイヤ位置毎に異なるタイヤ空気圧に調整す
る。続く、ステップS24では、受信機20aにて受信
したタイヤ識別情報を所定時間蓄積して、タイヤ識別情
報毎の受信頻度を算出し、ステップS25では、所定時
間内に受信したタイヤ識別情報の内、受信頻度の高い上
位4つ(タイヤ数に対応する数)のタイヤ識別情報、実
測空気圧Poを入手する。ステップS26では、全タイ
ヤについてタイヤ識別用空気圧に設定されたか否か判定
する。ステップS26では、全タイヤについて、実測空
気圧Poが各タイヤ位置毎に記憶されている異なるタイ
ヤ位置識別用空気圧に対し各々設定された所定の許容範
囲内にある時、全タイヤのタイヤ空気圧がタイヤ位置識
別用空気圧に設定されたものと判定する。尚、各タイヤ
位置毎の所定の許容範囲は以下のとおり設定されてい
る。 左前輪(FRL):350KPa(許容範囲340〜3
60KPa) 右前輪(FRR):300KPa(許容範囲290〜3
10KPa) 左後輪(REL):250KPa(許容範囲240〜2
60KPa) 右後輪(RER):200KPa(許容範囲190〜2
10KPa) ステップS26でNOと判定された時は、ステップS2
7に進み、例えば、図10に示すように、タイヤ位置識
別用空気圧に設定されていないタイヤ空気圧に対する空
気圧調整警報を行う。また、ステップS26でYESと
判定された時は、全てのタイヤについてタイヤ位置識別
用空気圧への設定がされていることから、ステップS2
8に進み、実測空気圧Poが、各タイヤ位置毎に予め記
憶されている異なるタイヤ識別用空気圧の内、いずれの
タイヤ位置のタイヤ識別用空気圧と略一致するか否か検
証し、略一致関係が検証されたタイヤから送信されてい
るタイヤ識別情報を、検証された当該タイヤ位置のタイ
ヤ識別情報として登録する。ステップS28の具体的処
理について、図11に基づいて説明すると、まず、ステ
ップS28aにおいて、実測空気圧Poが左前輪(FR
L)用のタイヤ位置識別用空気圧として記憶されている
タイヤ位置識別用空気圧350KPa(許容範囲340
〜360KPa)と略一致関係にあるか否か検証する。
ステップS28aにおいてYESと判定された時、ステ
ップS28bにおいて左前輪(FRL)であることを識
別し、続く、ステップS28cにおいて左前輪(FR
L)用タイヤ位置識別用空気圧350KPaと一致関係
にある実測空気圧Poとともに受信したタイヤ識別情報
を左前輪(FRL)のタイヤ識別情報として登録する。
以降、ステップS28d〜S28fでは右前輪(FR
R)について、ステップS28g〜S28iでは左後輪
(REL)について、ステップS28j〜S28lでは
右後輪(RER)について、左前輪(FRL)と同様の
処理を行う。図8のステップS29に戻って、ステップ
S29では、タイヤ識別情報の登録が済み、通常の適正
空気圧Pbに戻す必要があるため、図12に示すよう
に、ユーザーに対する適性空気圧調整指示の表示を行
う。そして、この表示を受けると、ユーザーは全タイヤ
を適正空気圧Pb(ここでは、250KPaに設定され
た例を示す)に調整する。尚、適正空気圧Pbは、適正
空気圧記憶手段20dに記憶された値である。ステップ
S30では、タイヤ空気圧を通常の適性空気圧Pbに戻
した後の実測空気圧Poを検出し、続く、ステップS3
1では全タイヤの空気圧が適正空気圧Pb(250KP
a)に対して所定の許容範囲(240KPa〜260K
Pa)内にあるか否かを判定する。ステップS31でN
Oと判定された時は、ステップS32に進み、図13に
示すように、適正空気圧に設定されていないタイヤにつ
いてタイヤ空気圧調整指示の表示を行う。また、ステッ
プS31でYESと判定された時は、全タイヤについて
タイヤ識別情報の登録が完了し、全タイヤについて適正
空気圧への調整が完了したことから、本処理を終了す
る。
【0024】以上のように、実施形態1によれば、タイ
ヤ識別情報登録時、各タイヤ位置毎に異なるタイヤ空気
圧に調整されるようタイヤ空気圧調整指示の表示が警報
機30によって行われるため、ユーザーによるタイヤ位
置識別用空気圧への調整が可能になる。そして、その状
態において、受信機20において受信した実測空気圧P
oと各タイヤ位置毎に予め設定された異なるタイヤ位置
識別用空気圧の内、いずれのタイヤ位置のタイヤ位置識
別用空気圧と略一致するか検証し、略一致が認定された
タイヤから送信されたタイヤ識別情報を当該タイヤ位置
のタイヤ識別情報として登録するため、タイヤ位置毎の
タイヤ識別情報の登録を確実に行うことができる。ま
た、各タイヤ位置毎に異なるタイヤ空気圧に調整する
際、タイヤ識別用空気圧の具体的数値を警報機30によ
って表示するようにしているため、ユーザーが迷うこと
なく各タイヤ毎のタイヤ空気圧に調整することができ
る。また、タイヤ位置識別用空気圧には、所定の許容範
囲が設定されていることから、タイヤ空気圧調整時、ユ
ーザーによるタイヤ空気圧調整が容易になる。また、タ
イヤ位置識別情報登録後は、適正空気圧に戻されるよう
タイヤ空気圧調整指示の表示が警報機30によって行わ
れるため、ユーザーによる適性空気圧への復帰が可能に
なる。
【0025】(実施形態2)図14は、実施形態2に関
する全体構成図であり、実施形態1に対して空気圧調整
装置としての空気圧ポンプ50が自動車1に搭載される
とともに、制御ユニット20によって空気圧ポンプ50
を制御することにより、各タイヤ2〜5に対して自動的
にタイヤ空気圧を調整するよう構成されている点で相違
する。
【0026】図15は、実施形態2に関する制御ユニッ
ト20の詳細を示す制御ブロック図であり、表示制御手
段20i、再調整警報手段20jの代りにタイヤ空気圧
調整手段nが備えられている点で実施形態1に対し相違
する。タイヤ空気圧調整手段20nは、タイヤ識別情報
登録条件成立時、各タイヤ位置毎に異なるタイヤ位置識
別用空気圧に調整するとともに、タイヤ位置識別情報登
録後は、通常の適性空気圧に戻すよう空気圧ポンプ50
を制御するよう構成されている。
【0027】次に、実施形態2に関する制御ユニット2
0の具体的制御内容について、図16のフローチャート
に基づいて説明する。図16のフローチャートは、図8
に対して波線で囲んだステップS23、S27、S2
9、S32の処理が以下のように変わるだけであり、そ
の他の処理は図8と同様であるため、以下、相違点のみ
について詳述する。1.ユーザーに指示を与える処理S2
3、S29が廃止される。2.ステップS27、S32が
S27'、S32'に変更される。ステップS27'、S
32'について、図16に基づいて説明すると、ステッ
プS27'では全タイヤのタイヤ空気圧が各タイヤ位置
毎に設定されたタイヤ位置識別用空気圧に調整されるま
で空気圧ポンプ50によって各タイヤ位置毎に異なるタ
イヤ位置識別用空気圧に調整される。また、ステップS
32'では、全タイヤのタイヤ空気圧が適正空気圧に一
致するまで空気圧ポンプ50によって自動的にタイヤ空
気圧が調整される。
【0028】以上のように、実施形態2によれば、ユー
ザーによらず自動的にタイヤ位置識別用空気圧に調整す
ることができる。また、タイヤ位置識別用空気圧に調整
した後、通常の適性空気圧に戻す処理についてもユーザ
ーによらず自動的に行うことができる。
【0029】尚、本実施形態では、ユーザーに対する空
気圧補正指示をするための表示装置を警報機30によっ
て兼用する例を示したが、表示装置を警報機30と別体
で構成するようにしてもよい。また、本実施形態では、
タイヤ空気圧の不足状態を過不足量、適正空気圧及び実
測空気圧の具体的数値を表示する例を示したが、これら
の数値を表示することなく単に過不足状態をワーニング
ランプやワーニングブザー等により報知するものでもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に関わる全体構成図。
【図2】実施形態1に関わる制御ブロック図。
【図3】実施形態1に関わる制御ユニットの詳細を示す
制御ブロック図。
【図4】実施形態1、2に関わるタイヤ空気圧状態の警
報例を示す図。
【図5】実施形態1、2に関わるタイヤ空気圧状態の警
報例を示す図。
【図6】実施形態1に関わる空気圧センサ制御内容を示
すフローチャート。
【図7】実施形態1に関わる制御ユニット制御内容を示
すフローチャート。
【図8】図7のタイヤ識別情報登録処理に関わる制御内
容を示すフローチャート。
【図9】実施形態1に関わる表示例を示す図。
【図10】実施形態1に関わる警報例を示す図。
【図11】図8のステップS28の詳細制御内容を示す
フローチャート。
【図12】実施形態1に関わる表示例を示す図。
【図13】実施形態1に関わる表示例を示す図。
【図14】実施形態2に関わる全体構成図。
【図15】実施形態2に関わる制御ユニットの詳細を示
す制御ブロック図。
【図16】実施形態2に関わる制御ユニット制御内容を
示すフローチャート。
【符号の説明】
6〜9:空気圧センサ 20:制御ユニット 20d:適正空気圧記憶手段 20f:判定手段 20d:適正空気圧補正手段 20g:警報制御手段 20i:表示制御手段 20j:再調整警報手段 20k:タイヤ位置検証手段 20m:タイヤ識別情報登録手段 20n:タイヤ空気圧調整手段 30:警報機 50:空気圧ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 清 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 林 俊雄 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA12 BB19 CC60 DD20 EE40 FF49 GG49

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の各タイヤに装着されタイヤ空気圧
    情報を検出する空気圧センサと、 上記タイヤ内に装着され、上記空気圧センサが検出した
    タイヤ空気圧情報とともに各タイヤ間で同一のコードと
    ならないように設定されたタイヤ識別情報を送信する送
    信機と、 上記タイヤの空気圧状態を警報する警報機と、 上記送信機からの信号を受け、上記警報機にタイヤの空
    気圧状態を警報させる制御ユニットとを備えた自動車の
    空気圧警報装置におけるタイヤ識別情報登録方法であっ
    て、 上記制御ユニットは、自車のタイヤに関するタイヤ識別
    情報を記憶する登録モードにおいて、 各タイヤのタイヤ空気圧を、各タイヤ位置毎に異なるよ
    う予め設定された規定のタイヤ位置識別用空気圧に調整
    させる若しくは自動的に調整するステップと、 調整後、制御ユニットにおいて受信された実際のタイヤ
    空気圧が、上記制御ユニットにおいて各タイヤ位置毎に
    予め記憶された異なるタイヤ位置識別用空気圧の内、い
    ずれのタイヤ位置のタイヤ位置識別用空気圧に略一致す
    るかを検証するステップと、 検証後、略一致が認定されたタイヤから送信されたタイ
    ヤ識別情報を当該タイヤ位置のタイヤ識別情報として登
    録するステップとを実行するよう構成されていることを
    特徴とする自動車の空気圧警報装置におけるタイヤ識別
    情報登録方法。
  2. 【請求項2】上記制御ユニットは、タイヤ識別情報登録
    後、各タイヤのタイヤ空気圧をタイヤ位置識別用空気圧
    から通常の適性空気圧に戻させる若しくは自動的に戻す
    ステップを実行するよう構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動車の空気圧警報装置におけるタイ
    ヤ識別情報登録方法。
  3. 【請求項3】上記制御ユニットは、制御ユニットにおい
    て受信された実際のタイヤ空気圧がタイヤ位置識別用空
    気圧に対して設定された所定の許容範囲にある時、タイ
    ヤ位置の略一致を認定するよう構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の自動車の空気圧警報装置におけ
    るタイヤ識別情報登録方法。
  4. 【請求項4】上記制御ユニットは、全てのタイヤについ
    て、制御ユニットにおいて受信した実際のタイヤ空気圧
    とタイヤ位置識別用空気圧とが略一致しない場合、再調
    整を促す警報を行うよう構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動車の空気圧警報装置におけるタイ
    ヤ識別情報登録方法。
  5. 【請求項5】自動車の各タイヤに装着されタイヤ空気圧
    情報を検出する空気圧センサと、 上記タイヤ内に装着され、上記空気圧センサが検出した
    タイヤ空気圧情報とともに各タイヤ間で同一のコードと
    ならないように設定されたタイヤ識別情報を送信する送
    信機と、 上記タイヤの空気圧状態を警報する警報機と、 上記送信機からの信号を受け、上記警報機にタイヤ空気
    圧状態を警報させる制御ユニットとを備えた空気圧警報
    装置であって、 上記制御ユニットには、上記送信機からの送信された各
    情報を受信する受信機と、 上記各タイヤ位置毎に異なるタイヤ位置識別用空気圧に
    調整された後上記受信機において受信された実際のタイ
    ヤ空気圧が、上記各タイヤ位置毎に予め記憶されている
    異なるタイヤ位置識別用空気圧の内、いずれのタイヤ位
    置のタイヤ位置識別用空気圧と一致するかを検証するタ
    イヤ位置検証手段と、 該タイヤ位置検証手段により略一致が認定されたタイヤ
    から送信されたタイヤ識別情報を、認定された当該タイ
    ヤ位置のタイヤ識別情報として登録するタイヤ識別情報
    登録手段とが備えられたことを特徴とする自動車の空気
    圧警報装置。
  6. 【請求項6】自動車には、上記タイヤ識別情報登録手段
    によるタイヤ識別情報登録時、上記各タイヤのタイヤ空
    気圧が各タイヤ位置毎に異なる上記タイヤ位置識別用空
    気圧に設定されるようユーザーに対する空気圧調整指示
    を表示させる表示装置が備えられたことを特徴とする請
    求項5記載の自動車の空気圧警報装置。
  7. 【請求項7】自動車には、タイヤ空気圧の調整可能な空
    気圧調整装置が備えられ、 上記制御ユニットには、上記タイヤ識別情報登録手段に
    よるタイヤ識別情報登録時、上記空気圧調整装置によっ
    て各タイヤ位置毎に異なるタイヤ位置識別用空気圧に調
    整するタイヤ空気圧調整手段が備えられたことを特徴と
    する請求項5記載の自動車の空気圧警報装置。
  8. 【請求項8】自動車には、上記タイヤ識別情報登録手段
    によるタイヤ識別情報登録時、上記各タイヤ位置毎のタ
    イヤ位置識別用空気圧を表示させる表示装置が備えられ
    たことを特徴とする請求項5記載の自動車の空気圧警報
    装置。
  9. 【請求項9】上記表示装置は、タイヤ位置識別情報登録
    後、タイヤ位置識別用空気圧から通常の適性空気圧に戻
    すようユーザーに対する空気圧調整指示を表示させるよ
    う構成されたことを特徴とする請求項6記載の自動車の
    空気圧警報装置。
  10. 【請求項10】上記タイヤ空気圧調整手段は、タイヤ位
    置識別情報登録後、タイヤ位置識別用空気圧から通常の
    適性空気圧に戻すよう構成されたことを特徴とする請求
    項7記載の自動車の空気圧警報装置。
  11. 【請求項11】上記タイヤ位置検証手段は、上記受信機
    において受信された実際のタイヤ空気圧がタイヤ位置識
    別用空気圧として設定された所定の許容範囲内にある時
    タイヤ位置の一致を認定するよう構成されたことを特徴
    とする請求項5記載の自動車の空気圧警報装置。
  12. 【請求項12】上記制御ユニットには、上記全てのタイ
    ヤについて、各タイヤ位置毎に異なるタイヤ位置識別用
    空気圧に調整後上記受信機において受信された実際のタ
    イヤ空気圧と各タイヤ位置毎に予め記憶されている識別
    用のタイヤ位置識別用空気圧とが一致しない場合、再調
    整を促す警報を行う再調整警報手段が備えられたことを
    特徴とする請求項5記載の自動車の空気圧警報装置。
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