JP2017118233A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】外部装置の電源ON制御を自動的に行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御する制御部を備える、情報処理装置。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置に通信技術を適用した製品が一般に流通するようになっている。このような撮像装置は、外部の情報処理装置等から通信を介して動作が制御され得る。
例えば、特許文献1には、リモートコンローラを用いて複数の撮像装置の動作を制御し、各々の撮像装置から得られる画像をリモートコントローラが有するディスプレイに表示する技術が提案されている。また、特許文献1に記載のリモートコントローラは、ユーザが操作を行うことなく画像を切り替えることが可能である。
特開2015−127920号公報
このようなリモートコンローラと撮像装置を接続する際の操作は、ユーザへの負担が少なく、また、接続の際の利便性が求められるが、上記特許文献1では、リモートコンローラがリモート対象とする撮像装置の電源制御の利便性向上に関し、何ら言及されていない。
そこで、本開示では、外部装置の電源ON制御を自動的に行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提案する。
本開示によれば、ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御する制御部を備える、情報処理装置を提案する。
本開示によれば、プロセッサが、ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御することを含む、情報処理方法を提案する。
本開示によれば、コンピュータを、ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御する制御部として機能させるための、プログラムを提案する。
以上説明したように本開示によれば、外部装置の電源ON制御を自動的に行うことが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態による情報処理装置の概要について説明する図である。 本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態による情報処理装置および撮像装置の動作制御処理を示すシーケンス図である。 本実施形態による電源OFF制御について説明する図である。 本実施形態によるREC制御処理を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態による情報処理装置の概要
2.構成
2−1.情報処理装置10の構成
2−2.撮像装置20の構成
3.動作制御例
3−1.動作制御処理
3−2.電源OFF操作
3−3.REC操作
4.まとめ
<<1.本開示の一実施形態による情報処理装置の概要>>
まず、本実施形態による情報処理装置の概要について図1を参照して説明する。図1に示す情報処理装置10は、撮像装置20と通信接続し、撮像装置20の動作を制御するリモートコントローラとして機能する。また、情報処理装置10は、撮像装置20から得られるスルー画像をリアルタイムで表示部15に表示し、所謂ライブビューを実現する。
情報処理装置10と撮像装置20は、異なる複数の通信方式によって通信を行う機能を有する。例えば情報処理装置10は、第1の通信方式による通信と、第1の通信方式とは異なる第2の通信方式による通信とを制御することが可能である。具体的には、例えば図1に示すように、第1の通信方式による通信としては、IEEE802.15規格による通信(「Bluetooth」(登録商標)ともよばれる。以下、「BT」と示す。)が挙げられ、第2の通信方式による通信としては、IEEE802.11規格による通信(以下、「Wi−Fi」(登録商標)と示す。)が挙げられる。BTを用いることで、より低電力での通信が可能となる。また、情報処理装置10および撮像装置20は、BTとして「Bluetooth low energy」(以下、「BTLE」と示す)を用いてもよい。
Wi−Fiの利点としては、帯域幅が広いためBTより大量のデータ通信が可能である点、および、規格によっては5GHzの帯域を通信に使えるため2.4GHz帯が混雑しているような国・地域では混信に強い点が挙げられる。
また、BTLEの利点として、Wi−Fiより省電力である点、および通信周波数をホッピングしながら通信が行われるため電波の妨害に強い点が挙げられる。
なお、本実施形態に係る異なる複数の通信方式は、図1に示すようなWi−FiおよびBTの2つの通信方式に限られない。例えば、本実施形態に係る異なる複数の通信方式としては、Wi−Fi、BT、NFC(Near Field Communication)、赤外線通信などの光無線通信、音を利用した音声通信、LTE(Long Term Evolution)などの任意の方式の無線通信、LAN(Local Area Network)による通信などの任意の方式の有線通信のうちの2以上が挙げられる。
また、本実施形態では、情報処理装置10における操作によって撮像装置20を動作させる、すなわち、情報処理装置10が撮像装置20のリモートコントローラとしての役目を果たす場合を想定する。情報処理装置10は、制御情報を撮像装置20に送信して撮像装置20の動作を制御する。本実施形態に係る制御情報には、例えば、撮像命令、スルー画像(撮像装置20の撮像部で撮影中の画像であり、いわゆるライブビュー画像)を情報処理装置10に送信させる命令、撮像装置20の設定を示すデータを情報処理装置10に送信させる命令、撮像装置20の設定を変更させる命令等のうち、1または2以上が含まれ得る。
また、情報処理装置10は、例えば図1に示すように、バンド部分(装着部材の一例)と本体部分(筐体の一例)とから構成される腕輪型ウェアラブル端末であってもよい。これにより、ユーザは、例えば利き手と反対側の腕に情報処理装置10を装着し、利き手で本体のボタンやスイッチ等(電源操作部材および撮像操作部材の一例)を操作したり、本体に設けられた表示部15で、撮像装置20から得られたスルー画像をリアルタイムで確認したりすることができる(ライブビュー)。なお情報処理装置10は、図1に示す腕輪型ウェアラブル端末に限定されず、他のウェアラブル端末(メガネ型ウェアラブル端末(アイウェア)、HMD(Head Mounted Display)等)や、スマートフォン、携帯電話端末、またはタブレット端末等であってもよい。
一方、撮像装置20は、情報処理装置10における操作により動作制御可能であって、その取り付け個所の適用範囲が広げられる。例えば、本実施形態による撮像装置20を、スポーツ(例えば、自転車、ランニング、スノーボード、スキー、ドライブ、サーフィン、ダイビングなど)を行っているときにヘルメットや道具に取り付けてスポーツ中に見える臨場感ある景色をハンズフリーで撮影することができるよう、小型化、軽量化、および強固化(例えば、防水、防塵、耐衝撃、耐低温など)された撮像装置とすることが可能である。スポーツに適用可能な撮像装置20は、小型化および軽量化により操作デバイスや表示デバイスが簡素化または排除されているため、撮像装置20の撮像制御や設定変更などの撮像装置20に対する操作は、リモートコントローラとして機能する情報処理装置10などの外部装置により行われることが想定される。また、撮像装置20のハウジングは、それ自体、または図示していない外部アタッチメントを用いることによって、人間や、乗り物などの移動体、または情報処理端末などの他の物体に固定することが可能なように構成されていてもよい。また、撮像装置20は、例えば、ユーザの身体に装着して用いることが可能なウェアラブルカメラとして構成されていてもよい。
ここで、撮像装置20は、取り付け位置によってはユーザによるボタン操作やスイッチ操作が行い難い場合があり、撮像装置20の電源ON制御や情報処理装置10との通信接続が自動的に行われることが望ましい。そこで、本実施形態では、情報処理装置10に対するユーザ操作に応じて、撮像装置20の電源ON制御および情報処理装置10と撮像装置20の通信接続の確立を自動的に行うことを可能とする。
以上、本実施形態による情報処理装置10の概要について説明した。続いて、本実施形態による情報処理装置10および撮像装置20の構成について、図2および図3を参照して順次説明する。
<<2.構成>>
<2−1.情報処理装置10の構成>
図2は、本実施形態に係る情報処理装置10の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態による情報処理装置10は、制御部11、第1通信部12、第2通信部13、操作部14、表示部15、および記憶部16を有する。例えば図1のウェアラブル端末の本体部分が図2の各部を有する構成とすることができる。
制御部11は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置10内の動作全般を制御する。制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。また、制御部11は、使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、及び適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。
また、本実施形態による制御部11は、情報処理装置10に対する電源ON操作に応じて、第1通信部12により周辺に存在する外部装置(ここでは、一例として撮像装置20を用いる)を検出し、検出した外部装置に対して電源ON要求データを送信するよう制御する。これにより、制御部11は、自動的に外部装置の電源をON制御することが可能になる。電源ON要求データを送信する際、制御部11は、外部装置が認証済みであるか否かの判断を行ってもよい。認証済みであるか否かの判断は、例えば情報処理装置10とペアリング済みであるか否かを確認する方法により行われる。具体的には、制御部11は、検出した外部装置から受信した装置識別情報(例えばBluetoothデバイスアドレス等の識別子)に基づいて、当該外部装置が情報処理装置10と予めペアリング済みであるか否かを判断し、ペアリング済みの場合に情報処理装置10から当該外部装置へ電源ON要求データを送信するよう制御する。なお、ここでは外部装置が認証済みであるか否かを判断する方法の一例として、外部装置が情報処理装置10とペアリング済みであるか否かを判断することを説明したが、本実施形態はこれに限定されず、例えば接続履歴に機器の識別子があるなど所定の方法を用いて認証済みの外部装置であるか否かを判断してもよい。また、制御部11は、認証済みの外部装置から装置状態情報を受信し、装置状態情報に含まれる無線通信接続モード情報(例えばWi−Fi接続モード情報)および電源状態情報に基づいて、外部装置に対する電源ON制御および無線通信接続(例えばWi−Fi接続)を行うか否かの条件判断を行ってもよい。
第1通信部12は、撮像装置20と第1の通信方式により通信する機能を有する。本実施形態による第1通信部12は、一例としてBT通信のポートおよび送受信回路(無線通信)を含む。例えば第1通信部12は、電源ON要求データをBT通信により対象の撮像装置20へ送信する。
第2通信部13は、第1の通信方式と異なる第2の通信方式により撮像装置20と通信する機能を有する。本実施形態による第2通信部13は、一例としてWi−Fi通信のポートおよび送受信回路(無線通信)を含む。例えば第2通信部13は、Wi−Fi通信接続が確立した撮像装置20から継続的にスルー画像を受信したり、録画ON/OFF等の各種制御要求データを撮像装置20へ送信したりする。
操作部14は、ユーザによる操作入力を検出し、制御部11に出力する。操作部14としては、例えば電源ON/OFFボタン、録画開始/停止ボタン、スイッチ、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター等が挙げられる。
表示部15は、制御部11の制御に従って、操作画面や、撮像装置20から送信されたスルー画像の表示を行う。表示部15としては、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が挙げられる。
記憶部16は、フラッシュメモリなどにより構成され、制御部11が各機能を実行するためのプログラムやパラメータを格納する。
以上、本実施形態による情報処理装置10の構成について説明した。なお図2に示す構成は一例であって、本実施形態による情報処理装置10の構成はこれに限定されない。
<2−2.撮像装置20の構成>
次に、本実施形態による撮像装置20の構成について図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る撮像装置20の構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態による撮像装置20は、制御部21、第1通信部22、第2通信部23、操作部24、表示部25、撮像部27、および記憶部26を有する。
制御部21は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って撮像装置20内の動作全般を制御する。制御部21は、例えばCPU、マイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。また、制御部21は、使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM、および適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAMを含んでいてもよい。
また、本実施形態による制御部21は、第1通信部22により、情報処理装置10から電源ON要求データを受信した場合、撮像装置20の電源をONにするよう制御する。ここで、撮像装置20の電源状態は、少なくとも以下の3種類が想定される。
・不活性状態:電源が切れている状態であって、少なくとも撮像部27による画像の撮像処理や第1通信部22および第2通信部23による通信処理が行われない状態である。但し時計回路など一部の必要な回路は給電がされていてもよい。撮像装置20が不活性状態である場合、ユーザは撮像装置20が電源OFF状態であると認識しうる。
・スタンバイ状態:撮像部27による画像の撮像処理やWi−Fi通信(第2通信部23)による通信処理等少なくとも一部の機能は使えないが、システムの一部は給電されており、BT通信(第1通信部22)によるアドバタイジングパケットの送信、電源ON要求データの受信等は可能な状態である。なお撮像装置20がスタンバイ状態である場合も、ユーザは撮像装置20が電源OFF状態であると認識しうる。
・電源ON状態:撮像部27による撮像やWi−Fi通信によるスルー画像の送信等、スタンバイ状態より多くの機能が使える状態である。また、BT通信およびWi−Fi通信の両方が使える状態である。
第1通信部22は、情報処理装置10と第1の通信方式により通信する機能を有する。本実施形態による第1通信部22は、一例としてBT通信のポートおよび送受信回路(無線通信)を含む。例えば第1通信部22は、スタンバイ状態において、BT通信により定期的にアドバタイジングパケットを周辺に発信する。ここでアドバタイジングパケットは撮像装置20のスタンバイ状態において周囲の機器に撮像装置20の存在を知らせるビーコン信号である。アドバタイジングパケットは例えば撮像装置20のデバイス識別子(装置識別情報の一例)、名前、機能、およびサービスの情報等を含む。
第2通信部23は、第1の通信方式と異なる第2の通信方式により情報処理装置10と通信する機能を有する。本実施形態による第2通信部23は、一例としてWi−Fi通信のポートおよび送受信回路(無線通信)を含む。例えば第2通信部23は、電源ON状態において、撮像部27により取得した撮像画像をスルー画像として、Wi−Fi通信接続が確立した情報処理装置10へ継続的に送信する。
操作部24は、ユーザによる操作入力を検出し、制御部21に出力する。操作部24としては、例えば撮像装置20の電源ON/OFFボタン、録画開始/停止ボタン、およびスイッチ等が挙げられる。
表示部25は、撮像装置20の電源状態、通信状態、バッテリー残量等といった状態情報を示す画面等を表示する。表示部25としては、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が挙げられる。
記憶部26は、フラッシュメモリなどにより構成され、制御部21が各機能を実行するためのプログラムやパラメータを格納する。
撮像部27は、撮像により画像(動画像または静止画像)を生成する機能を有する。撮像部27は、例えば、レンズ/撮像素子と信号処理回路とを含んで構成される。レンズ/撮像素子は、例えば、光学系のレンズと、CMOS(Complementary Metal Oxide
Semiconductor)などの撮像素子を複数用いたイメージセンサとで構成される。信号処理回路は、例えば、AGC回路やADCを備え、撮像素子により生成されたアナログ信号をデジタル信号(画像データ)に変換する。また、信号処理回路は、例えばRAW現像に係る各種処理を行う。さらに、信号処理回路は、例えば、White Balance補正処理や、色調補正処理、ガンマ補正処理、YCbCr変換処理、エッジ強調処理など各種信号処理を行ってもよい。
以上、本実施形態による撮像装置20の構成について具体的に説明した。なお図3に示す構成は一例であって、本実施形態による撮像装置20の構成はこれに限定されない。
<<3.動作制御例>>
続いて、本実施形態による情報処理装置10および撮像装置20の動作制御について、図4〜図6を参照して説明する。本実施形態による情報処理装置10は、撮像装置20と1対1で通信接続して1の撮像装置20の動作をリモートコントロールするシングルモード接続と、複数の撮像装置20と多対1で通信接続して複数の撮像装置20の動作をリモートコントロールするマルチモード接続が可能である。ここでは一例として1の撮像装置20とシングルモードで接続する際の動作制御について説明する。
<3−1.動作制御処理>
上述したように、本実施形態による撮像装置20は、小型化、軽量化、強固化されており、例えばスポーツを行っているときにヘルメットや道具に取り付けてスポーツ中に見える臨場感ある景色をハンズフリーで撮影することができる。この場合、取り付け位置によっては、ユーザによるボタン操作やスイッチ操作が難しいことがある。そこで、本実施形態では、情報処理装置10に対するユーザによる電源ON操作に応じて、撮像装置20の電源ON制御、および情報処理装置10と撮像装置20の通信接続を自動的に行うよう制御することで、撮像装置20の利便性を向上させることを可能とする。
図4は、本実施形態による情報処理装置10および撮像装置20の動作制御処理を示すシーケンス図である。例えば情報処理装置10の制御部11および撮像装置20の制御部21が制御を行うことで、図4に示す動作制御処理が行われる。
図4に示すように、まず、撮像装置20は、スタンバイ状態において、BT通信によりアドバタイジングパケット(Advertising packet)の発信(beacon発信)を継続的に行う(ステップS103)。
次に、情報処理装置10は、ユーザにより電源ON操作(具体的には電源スイッチの押下)が行われて電源が入ると(ステップS106)、周辺に存在する撮像装置20の検出(以下、スキャンとも称す)を開始する(ステップS109)。
次いで、情報処理装置10は、撮像装置20から継続的に発信されているアドバタイジングパケットを受信すると(ステップS112)、当該撮像装置20が情報処理装置10とペアリング済みであるか否かの判断を行う(ステップS115)。具体的には、情報処理装置10は、撮像装置20から発信されたアドバタイジングパケットの中に含まれた撮像装置20の識別子、例えばBluetoothデバイスアドレスに基づいて、当該撮像装置20が認証済みであるか否かを判断する。予め行われるペアリング処理では、撮像装置20のBluetoothデバイスアドレスと暗号キーが撮像装置20から情報処理装置10へ送信され、情報処理装置10において保存される。
次に、情報処理装置10は、ペアリング判断の結果、情報処理装置10とペアリング済みであると判断した撮像装置20に対して、Scan RequestをBT通信により送信する(ステップS118)。
次いで、情報処理装置10は、撮像装置20からScan responseをBT通信により受信すると(ステップS121)、条件判断を行う(ステップS124)。Scan responseは、撮像装置20のWi−Fi接続モード情報および電源状態情報を含む。情報処理装置10は、Wi−Fi接続モード(シングルモードまたはマルチモード)および電源状態を確認し、撮像装置20が、Connection Requestを送信する所定の条件に合致しているか否かを判断する。所定の条件とは、例えば撮像装置20のWi−Fi接続モードが情報処理装置10のWi−Fi接続モードと一致し、かつ撮像装置20の電源状態がスタンバイ状態(電源ONの指示待ち)であることが一例として挙げられる。ここで、Wi−Fi接続モードのシングルモードおよびマルチモードについて説明する。シングルモードの場合、撮像装置20はaccess point(master device)、情報処理装置10はstation(slave
device)として機能し、撮像装置20と情報処理装置10は1対1で接続する。また、マルチモードの場合、撮像装置20はstation(slave device)、情報処理装置10はaccess
point(master device)として機能し、撮像装置20と情報処理装置10は多対1で接続する。
次に、情報処理装置10は、条件に合致する撮像装置20に、Connection Requestを送信する(ステップS127)。
次いで、撮像装置20は、情報処理装置10からConnection Requestを受信すると、Connection Requestに従って撮像装置20の電源をONし(ステップS130)、Wi−Fi起動およびBT再起動を行う(ステップS133)。なおBT再起動は行わず、BTが起動した状態を維持することも可能である。
そして、撮像装置20は、情報処理装置10とWi−Fi接続(ステップS136)、およびBT接続を行う(ステップS139)。
また、撮像装置20は、撮像装置20のカメラ(撮像部27)を起動し(ステップS142)、撮像部27により取得した撮像画像をスルー画像として情報処理装置10へWi−Fi通信により送信する(ステップS145)。
次いで、情報処理装置10は、撮像装置20から送信されたスルー画像をリアルタイムで表示部15に表示し、ライブビューを実現する(ステップS148)。
なお、上述した撮像装置20の電源ON後のWi−Fi起動、BT起動、カメラ起動、およびスルー画像の送信といった一連の動作は、撮像装置20の電源がONした場合に行われるよう予め撮像装置20側で設定されているものであってもよい。
以上説明したように、本実施形態による情報処理装置10は、電源ON操作が行われると自動的に撮像装置20を検出して当該撮像装置20の電源をONするよう制御する。電源ON制御された撮像装置20は、情報処理装置10との通信接続の確立およびカメラの起動を行い、カメラで撮像したスルー画像をリアルタイムで情報処理装置10に送信し、ライブビューを開始する。これにより、撮像装置20が操作し難い場所に設置されている場合でも、ユーザが情報処理装置10の電源をONするだけで、ユーザによる撮像装置20の選択操作や電源ON指示操作等を必要とせずに、撮像装置20の電源ON制御を行うことができる。
なお上述した実施形態では、Wi−Fi接続モードがシングルモードの場合における1対1の動作処理について説明したが、本実施形態はこれに限定されず、マルチモードの場合における多対1の動作処理の場合も同様に行われ得る。すなわち、マルチモードに設定されている情報処理装置10は、ユーザによる電源ON操作により電源が入ると、撮像装置20の検出を開始し、検出した撮像装置20のペアリング判断および条件判断を行い、条件に合致する撮像装置20に対して電源ON制御を行う。そして、情報処理装置10は、Wi−Fi接続した撮像装置20の数が所定の最大接続数(ユーザにより設定可能)に達するまで、スキャンを継続し、複数の撮像装置20との通信接続を確立することが可能となる。複数の撮像装置20から取得したスルー画像は、情報処理装置10の表示部15で一覧表示されてもよいし、選択された一のスルー画像が、複数のスルー画像の選択アイコンと共に表示されてもよい。
また、本実施形態による撮像装置20は、撮像装置20のBTリモコン電源設定がOFFの場合(すなわちリモート電源ONしない設定の場合)、スタンバイ状態であってもアドバタイジングパケットを発信しないよう制御することも可能である。また、本実施形態による撮像装置20は、BTリモコン電源設定がONの場合(すなわちリモート電源ONする設定の場合)でも、外部装置が登録されていない場合(すなわちペアリングされていない場合)は、アドバタイジングパケットを発信しないよう制御してもよい。
<3−2.電源OFF操作>
本実施形態による情報処理装置10は、基本的なリモート操作の一例として、撮像装置20に対する電源OFF制御も可能である。図5は、本実施形態による電源OFF制御について説明する図である。例えば情報処理装置10が撮像装置20とWi−Fi通信接続およびBT通信接続を確立し、撮像装置20から受信したスルー画像を表示部15に表示してライブビューを行っている際に、図5上段に示すようにユーザにより電源OFF操作(例えば電源ボタンの押下)が行われると、情報処理装置10はBT通信(例えばBTLE通信)により電源OFF要求データを撮像装置20に送信する。なお撮像装置20に表示部25が設けられている場合、図5に示すように、表示部25には、時刻、電波状態、電源状態、電池残量、および通信状態等の各種情報が表示される。
次いで、図5下段に示すように、情報処理装置10は電源OFFし、撮像装置20も情報処理装置10からの電源OFF要求データに従って、電源をOFFする。
このように、ユーザが情報処理装置10の電源OFF操作を行うだけで、自動的に接続中の撮像装置20の電源OFF制御が行われる。
(その他の電源OFF挙動)
上述した実施形態では、情報処理装置10の電源OFF操作に連動して自動的に接続中の撮像装置20の電源をOFFする旨を説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、情報処理装置10がバッテリー切れや温度上昇により、ユーザの意思とは無関係に強制的に電源OFFした場合、撮像装置20へ電源OFF要求データを送信せず、撮像装置20の電源はONのまま維持されるようにしてもよい。
また、接続中の撮像装置20がユーザ操作等により電源OFFした場合、情報処理装置10は電源ONの状態を維持する。すなわちリモート電源連動のトリガは情報処理装置10(Central機器)側からのみとしてもよい。
<3−3.REC操作>
続いて、基本的なリモート操作の他の例として、本実施形態によるリモートREC操作について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態によるREC制御処理を示すシーケンス図である。
初めに、情報処理装置10および撮像装置20の電源がONであって、Wi−Fi通信接続およびBT通信接続が確立していることを前提とする。この場合に、情報処理装置10は、ユーザによりRECボタンが押下されると(ステップS203)、REC開始要求データをBT通信により撮像装置20へ送信する(ステップS206)。
次に、撮像装置20は、情報処理装置10から送信されたREC開始要求データに従って録画を開始する(ステップS209)。
次いで、情報処理装置10の電源OFFボタンがユーザにより押下されると(ステップS212)、情報処理装置10は、電源OFF要求データをBT通信により撮像装置20へ送信する(ステップS215)。
続いて、撮像装置20は、情報処理装置10から受信した電源OFF要求データに応じて、録画を停止し(ステップS218)、電源をOFFする(ステップS221)。
一方、情報処理装置10も、上述した電源OFFボタンの押下に従って、電源をOFFする(ステップS224)。
<<4.まとめ>>
上述したように、本開示の実施形態による情報処理装置10は、ユーザによる電源ON操作に応じて外部装置(例えば撮像装置20)の電源を自動的にONすることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した情報処理装置10、撮像装置20に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、情報処理装置10、撮像装置20の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御する制御部を備える、情報処理装置。
(2)
前記装置識別情報は、前記外部装置のデバイスアドレスである、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記制御部は、前記認証済みの外部装置から受信した装置状態情報に基づいて条件判断処理を行い、条件に合致する前記外部装置へ前記電源ON要求データを送信するよう制御する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記制御部は、前記装置状態情報に含まれる無線通信接続モード情報に基づいて、当該外部装置の接続モードが前記情報処理装置の接続モードと一致するか否かを判断し、一致する場合に前記電源ON要求データを当該外部装置へ送信するよう制御する、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記制御部は、前記装置状態情報に含まれる電源状態情報に基づいて、前記外部装置の電源状態を判断し、前記外部装置が電源ONの指示待ち状態の場合に前記電源ON要求データを当該外部装置へ送信するよう制御する、前記(3)または(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記制御部は、電源ON状態となった前記外部装置と、前記無線通信方式と異なる他の無線通信方式による通信の確立処理を行う、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)
前記制御部は、前記外部装置が前記他の無線通信方式による無線通信を行わず、前記無線通信方式により所定の間隔で前記外部装置の装置識別情報を送信する状態である場合に送信された前記外部装置の装置識別情報に基づいて、前記外部装置の検出処理を行う、前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記制御部は、前記情報処理装置が複数の前記外部装置と接続可能である場合、前記他の無線通信方式による通信接続数が所定の接続数に達するまで、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信する、前記(7)に記載の情報処理装置。
(9)
前記無線通信方式は、Bluetooth(登録商標)であって、
前記無線通信方式と異なる他の無線通信方式は、Wi−Fi(登録商標)である、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記外部装置は、撮像装置であって、
前記情報処理装置は、前記撮像装置の操作を行うリモートコントローラである、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(11)
前記情報処理装置は、
装着部材を介して前記ユーザに装着されるように構成された筐体と、
前記筐体に設けられ、前記電源ON操作に対応する電源操作部材と、
前記筐体に設けられ、前記撮像装置についての撮像操作に対応する撮像操作部材と、を有する、前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記情報処理装置は、前記撮像装置から受信した撮像画像をリアルタイムで表示するディスプレイをさらに備える、前記(10)または(11)に記載の情報処理装置。
(13)
プロセッサが、
ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御することを含む、情報処理方法。
(14)
コンピュータを、
ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御する制御部として機能させるための、プログラム。
10 情報処理装置
11 制御部
12 第1通信部
13 第2通信部
14 操作部
15 表示部
16 記憶部
20 撮像装置
21 制御部
22 第1通信部
23 第2通信部
24 操作部
25 表示部
26 記憶部
27 撮像部

Claims (14)

  1. ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御する制御部を備える、情報処理装置。
  2. 前記装置識別情報は、前記外部装置のデバイスアドレスである、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記認証済みの外部装置から受信した装置状態情報に基づいて条件判断処理を行い、条件に合致する前記外部装置へ前記電源ON要求データを送信するよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記装置状態情報に含まれる無線通信接続モード情報に基づいて、当該外部装置の接続モードが前記情報処理装置の接続モードと一致するか否かを判断し、一致する場合に前記電源ON要求データを当該外部装置へ送信するよう制御する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記装置状態情報に含まれる電源状態情報に基づいて、前記外部装置の電源状態を判断し、前記外部装置が電源ONの指示待ち状態の場合に前記電源ON要求データを当該外部装置へ送信するよう制御する、請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、電源ON状態となった前記外部装置と、前記無線通信方式と異なる他の無線通信方式による通信の確立処理を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記外部装置が前記他の無線通信方式による無線通信を行わず、前記無線通信方式により所定の間隔で前記外部装置の装置識別情報を送信する状態である場合に送信された前記外部装置の装置識別情報に基づいて、前記外部装置の検出処理を行う、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記情報処理装置が複数の前記外部装置と接続可能である場合、前記他の無線通信方式による通信接続数が所定の接続数に達するまで、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記無線通信方式は、Bluetooth(登録商標)であって、
    前記無線通信方式と異なる他の無線通信方式は、Wi−Fi(登録商標)である、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記外部装置は、撮像装置であって、
    前記情報処理装置は、前記撮像装置の操作を行うリモートコントローラである、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記情報処理装置は、
    装着部材を介して前記ユーザに装着されるように構成された筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記電源ON操作に対応する電源操作部材と、
    前記筐体に設けられ、前記撮像装置についての撮像操作に対応する撮像操作部材と、を有する、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記情報処理装置は、前記撮像装置から受信した撮像画像をリアルタイムで表示するディスプレイをさらに備える、請求項10に記載の情報処理装置。
  13. プロセッサが、
    ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御することを含む、情報処理方法。
  14. コンピュータを、
    ユーザが情報処理装置の電源ON操作を行ったことの検出に応じて自動的に無線通信方式により外部装置の検出処理を開始し、前記検出処理により検出した外部装置から受信した装置識別情報に基づいて前記検出した外部装置が認証済みの外部装置であるか否かを判断する判断処理を行い、前記判断処理の結果に応じて前記外部装置へ前記外部装置に対する電源ONを要求する電源ON要求データを送信するよう制御する制御部として機能させるための、プログラム。

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