JP2018079792A - タイヤ空気圧監視システム、監視装置及び検出装置 - Google Patents

タイヤ空気圧監視システム、監視装置及び検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】タイヤ空気圧監視システム、監視装置及び検出装置を提供する。【解決手段】各検出装置は、監視装置から送信された第1要求信号及び第2要求信号を受信する要求信号受信部と、要求信号受信部にて第1要求信号又は第2要求信号を受信した場合、第1要求信号に対する応答と第2要求信号に対する応答とを識別する情報を含む空気圧信号を送信する空気圧信号送信部と、他の検出装置の空気圧信号送信部から送信された空気圧信号を受信する空気圧信号受信部と、空気圧信号受信部にて受信した空気圧信号のうち、第2要求信号に対する応答であることを識別する情報が含まれる空気圧信号を中継する中継部とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、タイヤ空気圧監視システム、監視装置及び検出装置に関する。
車両に設けられたタイヤの空気圧を検出し、検出した空気圧が異常であった場合、使用者に警告等を発するタイヤ空気圧監視システム(TPMS : Tire Pressure Monitoring System)がある。タイヤ空気圧監視システムは、各タイヤに設けられた検出装置と、車体に配された監視装置とを備える。検出装置は、タイヤの空気圧を検出し、検出して得られた空気圧情報を含む空気圧信号をRF帯(RF : Radio Frequency)の電波を用いて無線送信する。監視装置は、各検出装置から送信される空気圧信号を受信し、受信した空気圧信号に基づいて各タイヤの空気圧を監視する。監視装置は、各検出装置から送信された空気圧信号に基づき各タイヤの空気圧をインジケータに表示し、タイヤの空気圧に異常があった場合、タイヤの空気圧異常をインジケータに表示して警告を発する。
ところで、従来のタイヤ空気圧監視システムは、監視装置と検出装置との間の通信方式において、車両走行時に検出装置が自発的に空気圧信号を送信する単方向型の通信方式を採用するシステムと、監視装置からの要求に応じて検出装置が空気圧信号を送信する双方向型の通信方式を採用するシステムとの2通りがある。
特開2010−195286号公報 特開2011−79461号公報
車両の停車時に空気圧情報を取得する場合、双方向型の通信方式が適する。しかしながら、検出装置から送信される監視装置は、車両前方の深部に配置されることがあり、例えば後輪の空気圧を検出する検出装置から送信された検出信号を受信することができない場合がある。
特許文献1及び2には、乗員が携帯する携帯機を用いて、監視装置と検出装置との間の無線通信を中継する技術が提案されている。しかしながら、携帯機を携帯する乗員の立ち位置は不特定であり、携帯機を中継機として安定的に利用することは困難であるという問題点を有している。
本発明の目的は、検出装置から送信される空気圧信号の受信成功率を高めることができるタイヤ空気圧監視システム、監視装置、及び検出装置を提供することにある。
本態様に係るタイヤ空気圧監視システムは、車両の複数のタイヤにそれぞれ設けられており、該タイヤの空気圧を検出して得られる空気圧情報と送信元を識別する識別子とを含む空気圧信号を無線送信する複数の検出装置と、該検出装置から送信された前記空気圧信号を受信して各タイヤの空気圧を監視する監視装置とを備えるタイヤ空気圧監視システムであって、前記監視装置は、前記複数のタイヤがそれぞれ設けられている複数のタイヤ位置へ空気圧情報の送信を要求する第1要求信号を送信する第1要求信号送信部と、送信した第1要求信号に対して各検出装置から送信された各タイヤの空気圧信号を受信したか否かを判断する判断部と、該判断部による判断結果に基づき、少なくとも1つのタイヤの空気圧信号を受信していないと判断した場合、該タイヤが設けられているタイヤ位置へ空気圧情報の再送を要求する第2要求信号を送信する第2要求信号送信部とを備え、各検出装置は、前記監視装置から送信された第1要求信号及び第2要求信号を受信する要求信号受信部と、該要求信号受信部にて前記第1要求信号又は第2要求信号を受信した場合、前記第1要求信号に対する応答と前記第2要求信号に対する応答とを識別する情報を含む空気圧信号を送信する空気圧信号送信部と、他の検出装置の空気圧信号送信部から送信された空気圧信号を受信する空気圧信号受信部と、該空気圧信号受信部にて受信した空気圧信号のうち、前記第2要求信号に対する応答であることを識別する情報が含まれる空気圧信号を中継する中継部とを備える。
本態様に係る監視装置は、車両が備える複数のタイヤのそれぞれの空気圧を検出して無線送信する複数の検出装置から、空気圧情報及び各検出装置を識別する識別子を含む空気圧信号を受信し、受信した空気圧信号に基づき各タイヤの空気圧を監視する監視装置であって、前記複数のタイヤがそれぞれ設けられている複数のタイヤ位置へ空気圧情報の送信を要求する第1要求信号を送信する第1要求信号送信部と、送信した第1要求信号に対して各検出装置から送信された各タイヤの空気圧信号を受信したか否かを判断する判断部と、該判断部による判断結果に基づき、少なくとも1つのタイヤの空気圧信号を受信していないと判断した場合、該タイヤが設けられているタイヤ位置へ空気圧情報の再送を要求する第2要求信号を送信する第2要求信号送信部とを備える。
本態様に係る検出装置は、車両の複数のタイヤにそれぞれ設けられており、該タイヤの空気圧を検出して得られる空気圧情報を含む空気圧信号を無線送信する検出装置であって、空気圧情報の送信を要求する第1要求信号、及び空気圧情報の再送を要求する第2要求信号を受信する要求信号受信部と、該要求信号受信部にて前記第1要求信号又は第2要求信号を受信した場合、前記第1要求信号に対する応答と前記第2要求信号に対する応答とを識別する情報を含む空気圧信号を送信する空気圧信号送信部と、他の検出装置の空気圧信号送信部から送信された空気圧信号を受信する空気圧信号受信部と、該空気圧信号受信部にて受信した空気圧信号のうち、前記第2要求信号に対する応答であることを識別する情報が含まれる空気圧信号を中継する中継部とを備える。
上記によれば、検出装置から送信される空気圧信号の受信成功率を高めることができる。
実施の形態1に係るタイヤ空気圧監視システムの構成例を示す模式図である。 監視装置の内部構成を説明するブロック図である。 センサ識別子テーブルの一例を示す概念図である。 検出装置の内部構成を説明するブロック図である。 監視装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 実施の形態1に係る検出装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係る検出装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。
本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
本願の一態様に係るタイヤ空気圧監視システムは、車両の複数のタイヤにそれぞれ設けられており、該タイヤの空気圧を検出して得られる空気圧情報と送信元を識別する識別子とを含む空気圧信号を無線送信する複数の検出装置と、該検出装置から送信された前記空気圧信号を受信して各タイヤの空気圧を監視する監視装置とを備えるタイヤ空気圧監視システムであって、前記監視装置は、前記複数のタイヤがそれぞれ設けられている複数のタイヤ位置へ空気圧情報の送信を要求する第1要求信号を送信する第1要求信号送信部と、送信した第1要求信号に対して各検出装置から送信された各タイヤの空気圧信号を受信したか否かを判断する判断部と、該判断部による判断結果に基づき、少なくとも1つのタイヤの空気圧信号を受信していないと判断した場合、該タイヤが設けられているタイヤ位置へ空気圧情報の再送を要求する第2要求信号を送信する第2要求信号送信部とを備え、各検出装置は、前記監視装置から送信された第1要求信号及び第2要求信号を受信する要求信号受信部と、該要求信号受信部にて前記第1要求信号又は第2要求信号を受信した場合、前記第1要求信号に対する応答と前記第2要求信号に対する応答とを識別する情報を含む空気圧信号を送信する空気圧信号送信部と、他の検出装置の空気圧信号送信部から送信された空気圧信号を受信する空気圧信号受信部と、該空気圧信号受信部にて受信した空気圧信号のうち、前記第2要求信号に対する応答であることを識別する情報が含まれる空気圧信号を中継する中継部とを備える。
上記一態様にあっては、各検出装置が空気圧信号を再送する機能を有し、他の検出装置から再送されてきた空気圧信号を受信した場合、この空気圧信号を中継することができるので、一の検出装置から送信される空気圧信号が直接的に監視装置に到達しなかった場合であっても、他の検出装置を経由することによって、監視装置に到達する可能性が高くなり、監視装置での受信成功率を高めることができる。
本願の一態様に係るタイヤ空気圧監視システムは、各検出装置は、前記第2要求信号に対する応答であることを識別する情報が含まれる空気圧信号を受信してからの経過時間を計時する計時部を備え、各検出装置の中継部は、前記計時部により計時した経過時間に基づき、前記空気圧信号を受信してから各検出装置毎に設定された時間が経過したと判断した場合に、前記空気圧信号を送信する。
上記一態様にあっては、中継すべき空気圧信号の送信タイミングを各検出装置において異ならせているので、監視装置において、複数の空気圧信号を同時に受信することがなくなり、受信処理を実行する時間を確保することができる。
本願の一態様に係るタイヤ空気圧監視システムは、前記中継部が中継する空気圧信号は、中継回数に係る情報を含み、各検出装置は、前記空気圧信号受信部にて受信した空気圧信号の中継回数が設定回数以上である場合、前記中継部による前記空気圧信号の中継を禁止する禁止部を備える。
上記一態様にあっては、検出装置において中継される空気圧信号の中継回数を管理することができ、1つの空気圧信号の中継回数を制限することができる。
本願の一態様に係る監視装置は、車両が備える複数のタイヤのそれぞれの空気圧を検出して無線送信する複数の検出装置から、空気圧情報及び各検出装置を識別する識別子を含む空気圧信号を受信し、受信した空気圧信号に基づき各タイヤの空気圧を監視する監視装置であって、前記複数のタイヤがそれぞれ設けられている複数のタイヤ位置へ空気圧情報の送信を要求する第1要求信号を送信する第1要求信号送信部と、送信した第1要求信号に対して各検出装置から送信された各タイヤの空気圧信号を受信したか否かを判断する判断部と、該判断部による判断結果に基づき、少なくとも1つのタイヤの空気圧信号を受信していないと判断した場合、該タイヤが設けられているタイヤ位置へ空気圧情報の再送を要求する第2要求信号を送信する第2要求信号送信部とを備える。
上記一態様にあっては、空気圧信号を受信していない検出装置が存在する場合、この検出装置に対して空気圧情報の再送を要求することができる。
本願の一態様に係る検出装置は、車両の複数のタイヤにそれぞれ設けられており、該タイヤの空気圧を検出して得られる空気圧情報を含む空気圧信号を無線送信する検出装置であって、空気圧情報の送信を要求する第1要求信号、及び空気圧情報の再送を要求する第2要求信号を受信する要求信号受信部と、該要求信号受信部にて前記第1要求信号又は第2要求信号を受信した場合、前記第1要求信号に対する応答と前記第2要求信号に対する応答とを識別する情報を含む空気圧信号を送信する空気圧信号送信部と、他の検出装置の空気圧信号送信部から送信された空気圧信号を受信する空気圧信号受信部と、該空気圧信号受信部にて受信した空気圧信号のうち、前記第2要求信号に対する応答であることを識別する情報が含まれる空気圧信号を中継する中継部とを備える。
上記一態様にあっては、各検出装置が空気圧信号を再送する機能を有し、他の検出装置から再送されてきた空気圧信号を受信した場合、この空気圧信号を中継することができるので、一の検出装置から送信される空気圧信号が直接的に監視装置に到達しなかった場合であっても、他の検出装置を経由することによって、監視装置に到達する可能性が高くなり、監視装置での受信成功率を高めることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係るタイヤ空気圧監視システムの構成例を示す模式図である。実施の形態1に係るタイヤ空気圧監視システムは、車体の適宜箇所に設けられた監視装置1と、車両Cに設けられた複数のタイヤ3のホイールそれぞれに設けられた検出装置2a〜2dと、報知装置4(図2を参照)とを備える。本実施形態1のタイヤ空気圧監視システムでは、監視装置1が各検出装置2a〜2dと、双方向の無線通信を行うことにより、各タイヤ3の空気圧を取得し、取得した空気圧に応じた報知を報知装置4にて実行する。
監視装置1には、各タイヤ3に設けられた複数の検出装置2a〜2dとそれぞれ無線通信を行う複数のLF送信アンテナ14a〜14dが接続されている。LF送信アンテナ14aは、例えば車両Cの右前のタイヤ近傍に設けられている。ここで、車両Cの右前のタイヤ位置は、LF送信アンテナ14aの通信範囲1aに含まれており、この通信範囲1a内に設けられている検出装置2aは、LF送信アンテナ14aから送信される信号を受信することができるように構成されている。同様に、LF送信アンテナ14b〜14dは、それぞれ車両Cの左前、右後、左後のタイヤ近傍に設けられている。ここで、車両Cの左前、右後、左後のタイヤ位置は、それぞれLF送信アンテナ14b〜14dの通信範囲1b〜1dに含まれており、この通信範囲1b〜1d内に設けられている検出装置2b〜2dは、LF送信アンテナ14b〜14dから送信される信号を受信することができるように構成されている。
監視装置1は、タイヤ3の空気圧情報を要求する要求信号を、各LF送信アンテナ14a〜14dからLF帯(LF : Low Frequency)の電波により複数の各検出装置2a〜2dへ送信する。検出装置2a〜2dは、監視装置1の要求信号に応じて、タイヤ3の空気圧を検出し、検出して得られた空気圧情報及び自身のセンサ識別子を含む空気圧信号をRF帯の電波により監視装置1へ送信する。監視装置1は、RF受信アンテナ13aを備えており、検出装置2a〜2dから送信された空気圧信号をRF受信アンテナ13aにて受信する。監視装置1は、後述するように、タイヤ3が設けられる各タイヤ位置と、該タイヤ位置のタイヤ3に設けられた検出装置2a〜2dのセンサ識別子との関係を記憶しているため、空気圧信号に含まれるセンサ識別子を用いて、各タイヤ3の空気圧情報を決定することができる。
なおLF帯及びRF帯は無線通信を行う際に用いる電波帯域の一例であり、必ずしもこれに限定されない。監視装置1には通信線を介して報知装置4が接続されており、監視装置1は取得した空気圧の情報を報知装置4へ送信する。報知装置4は監視装置1から送信された空気圧の情報を受信し、所定のタイミングで各タイヤ3の空気圧を報知する。
本実施の形態では、監視装置1から要求信号を送信し、その応答として検出装置2a〜2dから送信されてくる空気圧信号を受信することによって、監視装置1が空気圧情報を取得する構成であるが、監視装置1と検出装置2a〜2dとの位置関係によっては、検出装置2a〜2dから送信される空気圧信号を監視装置1にて受信できない可能性がある。そこで、本実施の形態では、検出装置2a〜2dから送信される空気圧信号を監視装置1にて受信できなかった場合、監視装置1は各検出装置2a〜2dに空気圧信号の再送を要求し、再送に応じて検出装置2a〜2dから送信される空気圧信号を、他の検出装置2a〜2dが中継することにより、監視装置1での空気圧信号の受信成功率を高めることを特徴の1つとしている。
図2は監視装置1の内部構成を説明するブロック図である。監視装置1は、該監視装置1の各構成部の動作を制御する制御部11を備える。制御部11には、記憶部12、車載受信部13、車載送信部14、及び入出力部15が接続されている。
制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インタフェース等を有する。制御部11のCPUは入出力インタフェースを介して記憶部12、車載受信部13、車載送信部14、及び入出力部15に接続している。制御部11は記憶部12に記憶されている制御プログラムを実行することにより、各構成部の動作を制御し、本実施形態1に係るタイヤ空気圧監視処理等を実行する。なお、制御部11は、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計時する計時部、及び数をカウントする計数部等の機能を備えていてもよい。
記憶部12は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部12は、制御部11が監視装置1の各構成部の動作を制御することにより、タイヤ空気圧監視処理等を実行するための制御プログラムを記憶している。また、記憶部12はセンサ識別子テーブル等を備える。
図3はセンサ識別子テーブルの一例を示す概念図である。センサ識別子テーブルは、複数のタイヤ位置と、該タイヤ位置のタイヤ3に設けられた検出装置2a〜2dのセンサ識別子とを対応付けて記憶している。図3に示す例では、右前、左前、右後、及び左後の各タイヤ位置に、センサ識別子A、B、C及びDがそれぞれ対応付けられている。
車載受信部13には、RF受信アンテナ13aが接続されている。車載受信部13は、検出装置2a〜2dからRF帯の電波を用いて送信された信号を、RF受信アンテナ13aにて受信する。車載受信部13は、受信した信号を復調し、復調された信号を制御部11へ出力する回路である。搬送波としては300MHz〜3GHzのRF帯を使用するが、この周波数帯に限定するものではない。
車載送信部14は、制御部11から出力された信号をLF帯の信号に変調し、変調された信号を複数のLF送信アンテナ14a〜14dからそれぞれ複数の検出装置2a〜2dへ送信する回路である。搬送波としては30kHz〜300kHzのLF帯を使用するが、この周波数帯に限定するものではない。
入出力部15は、CAN(Controller Area Network)又はLIN(Local Interconnect Network)等の通信プロトコルに従って通信を行う通信回路を備えており、例えば、報知装置4が接続されている。入出力部15は、制御部11の制御に従って、タイヤ3の空気圧に係る情報を報知装置4へ送信する。
報知装置4は、例えば、入出力部15から送信されたタイヤ3の空気圧に係る情報を画像又は音声によって報知する表示部又はスピーカを備えたオーディオ機器、インスツルメントパネルの計器に設けられた表示部等である。表示部は液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、MID(Multi Information Display)等である。
図4は検出装置2aの内部構成を説明するブロック図である。検出装置2aは、該検出装置2aの各構成部の動作を制御するセンサ制御部21を備える。センサ制御部21には、センサ用記憶部22、LF受信部23、RF受信部24、RF送信部25、空気圧検出部26、及び計時部27が接続されている。
センサ制御部21は、例えば一又は複数のCPU、マルチコアCPU、ROM、RAM、入出力インタフェース等を有するマイコンである。センサ制御部21のCPUは入出力インタフェースを介してセンサ用記憶部22、LF受信部23、RF受信部24、RF送信部25、空気圧検出部26、及び計時部27に接続している。センサ制御部21はセンサ用記憶部22に記憶されている制御プログラムを読み出し、各部を制御する。検出装置2aは、図示しない電池を備えており、当該電池からの電力により動作するように構成されている。
センサ用記憶部22は不揮発性メモリである。センサ用記憶部22には、センサ制御部21のCPUがタイヤ3の空気圧の検出及び送信に係る処理を行うための制御プログラムが記憶されている。また、自身と、他の検出装置2b〜2dとを識別するための固有のセンサ識別子を記憶している。
空気圧検出部26は、例えばダイヤフラムを備え、圧力の大きさによって変化するダイヤフラムの変形量に基づき、タイヤ3の空気圧を検出する。空気圧検出部26は検出したタイヤ3の空気圧を示す信号をセンサ制御部21へ出力する。なお、タイヤ3の温度を検出し、検出した温度を示す信号をセンサ制御部21へ出力する温度検出部(不図示)を備えても良い。
LF受信部23には、LF受信アンテナ23aが接続されている。LF受信部23は、監視装置1からLF帯の電波を用いて送信された要求信号等の各種信号を、LF受信アンテナ23aにて受信し、受信した信号をセンサ制御部21へ出力する。
RF受信部24には、RF受信アンテナ24aが接続されている。RF受信部24は、他の検出装置2b〜2dからRF帯の電波を用いて送信された空気圧信号を、RF受信アンテナ24aにて受信し、受信した信号をセンサ制御部21へ出力する。
RF送信部25には、RF送信アンテナ25aが接続されている。RF送信部25は、センサ制御部21が生成した空気圧信号をRF帯の信号に変調し、変調した空気圧信号を、RF送信アンテナ25aを用いて送信する。
なお、図4では検出装置2aの内部構成を説明したが、検出装置2b〜2dの内部構成についても検出装置2aと同様である。
以下、実施の形態1に係るタイヤ空気圧監視システムの動作を説明する。
図5は監視装置1が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。監視装置1の制御部11は、定期的なタイミング、予め定められた処理を実行した後のタイミング、外部から指示されたタイミング等の適宜のタイミングにおいて以下の処理を実行する。
制御部11は、空気圧の送信を要求する第1要求信号を各LF送信アンテナ14a〜14dから送信する(ステップS101)。車両Cの右前のタイヤ位置を通信範囲1aに持つLF送信アンテナ14aから送信されたLF帯の第1要求信号は、当該タイヤ位置に設けられている検出装置2aのLF受信アンテナ23aによって受信される。LF受信アンテナ23aを通じて第1要求信号を受信した検出装置2aは、その応答として、空気圧情報及び自身のセンサ識別子(センサ識別子A)を含むRF帯の空気圧信号をRF送信アンテナ25aから送信する。
同様に、車両Cの左前、右後、左後のタイヤ位置をそれぞれ通信範囲1b〜1dに持つLF送信アンテナ14b〜14dから送信されたLF帯の第1要求信号は、当該タイヤ位置に設けられている検出装置2b〜2dのLF受信アンテナ23aによってそれぞれ受信される。LF受信アンテナ23aを通じて第1要求信号を受信した検出装置2b〜2dは、その応答として、空気圧情報及び自身のセンサ識別子(センサ識別子B〜D)を含むRF帯の空気圧信号をRF送信アンテナ25aから送信する。
次いで、制御部11は、第1要求信号の応答として各検出装置2a〜2dから送信されてくる空気圧信号をRF受信アンテナ13aにて受信したか否かを判断する(ステップS102)。制御部11は、RF受信アンテナ13aを通じて空気圧信号を受信した場合、空気圧信号に含まれるセンサ識別子と、センサ識別子テーブルに登録されている識別子とを照合することにより、各空気圧信号の送信元を判別することが可能である。
各検出装置2a〜2dから送信された空気圧信号を受信したと判断した場合(S102:YES)、制御部11は、センサ識別子テーブルを参照して各タイヤ位置の空気圧情報を決定し(ステップS103)、決定した各タイヤ位置の空気圧情報を報知装置4へ出力することによって、空気圧情報を例えば車両Cの運転者へ報知する(ステップS104)。
一部の空気圧信号を受信していないと判断した場合(S102:NO)、制御部11は、空気圧信号の再送を要求する第2要求信号を送信する(ステップS105)。受信した空気圧信号に含まれるセンサ識別子と、センサ識別子テーブルに登録されている識別子とを照合した結果、例えば、左後のタイヤ位置に設けられた検出装置2dから送信される空気圧信号を受信していないと判断した場合、制御部11は、空気圧信号の再送を要求するLF帯の第2要求信号をLF送信アンテナ14dから送信する。車両Cの左後のタイヤ位置を通信範囲1dに持つLF送信アンテナ14dから送信されたLF帯の第2要求信号は、当該タイヤ位置に設けられている検出装置2dのLF受信アンテナ23aによって受信される。LF受信アンテナ23aを通じて第2要求信号を受信した検出装置2dは、その応答として、空気圧情報及び自身のセンサ識別子(センサ識別子D)、並びに第2要求信号に対する応答であることを識別する情報を含むRF帯の空気圧信号をRF送信アンテナ25aから送信する。
本実施の形態では、各検出装置2a〜2dは、第2要求信号に対する応答として他の検出装置2a〜2dから送信された空気圧信号を中継する機能を有する。例えば、第2要求信号に対する応答として検出装置2dから送信された空気圧信号は、検出装置2a〜2cによって中継されるので、監視装置1は、ヌルポイントの発生により検出装置2dから送信される空気圧信号を直接的に受信できない場合であっても、他の検出装置2a〜2cによって中継される検出装置2dからの空気圧信号を受信することができる可能性が高くなる。
監視装置1の制御部11は、空気圧信号の再送を要求する第2要求信号を送信した後、第2要求信号の送信先(例えば検出装置2d)から応答として送信される空気圧信号を中継先(例えば検出装置2a〜2c)を通じて受信したか否かを判断する(ステップS106)。第2要求信号の送信先から応答として送信される空気圧信号を受信していないと判断した場合(S106:NO)、制御部11は、エラー処理を実行する(ステップS107)。例えば、制御部11は、空気圧信号を受信していないタイヤ位置の情報を入出力部15より出力し、その旨の情報を報知装置4に報知することにより、エラー処理を実行する。または、制御部11は、処理をステップS105に戻して、第2要求信号を再度送信する処理を実行してもよい。
第2要求信号の送信先から応答として送信される空気圧信号を受信したと判断した場合(S106:YES)、制御部11は、ステップS103以降の処理を実行し、センサ識別子テーブルを参照して各タイヤ位置の空気圧情報を決定して(S103)、決定した各タイヤ位置の空気圧情報を報知装置へ出力することによって、空気圧情報を例えば車両Cの運転者へ報知する(S104)。
図6は実施の形態1に係る検出装置2aが実行する処理の手順を説明するフローチャートである。検出装置2aのセンサ制御部21は、LF受信アンテナ23a又はRF受信アンテナ24aを通じて、何らかの信号を受信した場合(ステップS201)、以下の処理を実行する。
センサ制御部21は、ステップS201で受信した信号が監視装置1から送信された第1要求信号であるか否かを判断する(ステップS202)。センサ制御部21は、LF受信アンテナ23aを通じて受信した信号が空気圧信号の送信を要求する信号である場合、受信した信号が第1要求信号であると判断することができる。
受信した信号が第1要求信号であると判断した場合(S202:YES)、センサ制御部21は、受信した第1要求信号に含まれるセンサ識別子と、自身のセンサ識別子とが一致するか否かを判断する(ステップS203)。センサ識別子が一致していないと判断した場合(S203:NO)、センサ制御部21は、本フローチャートによる処理を終了する。
センサ識別子が一致していると判断した場合(S203:YES)、センサ制御部21は、空気圧検出部26にて空気圧を検出する(ステップS204)。
次いで、センサ制御部21は、検出装置2aの識別子、ステップS204で検出した空気圧情報、及び第1要求信号に対する応答であることを示す情報を含む空気圧信号をRF送信部25を通じてRF送信アンテナ25aから送信する(ステップS205)。
受信した信号が第1要求信号でないと判断した場合(S202:NO)、センサ制御部21は、ステップS201で受信した信号が第2要求信号であるか否かを判断する(ステップS206)。センサ制御部21は、LF受信アンテナ23aを通じて信号が空気圧信号の再送を要求する信号である場合、受信した信号が第2要求信号であると判断することができる。
受信した信号が第2要求信号であると判断した場合(S206:YES)、センサ制御部21は、受信した第2要求信号に含まれるセンサ識別子と、自身のセンサ識別子とが一致するか否かを判断する(ステップS207)。センサ識別子が一致していないと判断した場合(S207:NO)、センサ制御部21は、本フローチャートによる処理を終了する。
センサ識別子が一致していると判断した場合(S207:YES)、センサ制御部21は、空気圧検出部26にて空気圧を検出し(ステップS208)、空気圧信号をRF送信アンテナ25aから再送する(ステップS209)。この空気圧信号には、検出装置2aの識別子、ステップS208で検出した空気圧情報、及び第2要求信号に対する応答であることを示す情報が含まれるものとする。
受信した信号が第2要求信号でないと判断した場合(S206:NO)、センサ制御部21は、ステップS201で受信した信号が他の検出装置2b〜2dから再送された空気圧信号であるか否かを判断する(ステップS210)。センサ制御部21は、RF受信アンテナ24aを通じて受信した空気圧信号に第2要求信号に対する応答であることを示す情報が含まれる場合、受信した信号が他の検出装置2b〜2dから再送された空気圧信号であると判断することができる。他の検出装置2b〜2dから再送された空気圧信号でないと判断した場合(S210:NO)、センサ制御部21は、本フローチャートによる処理を終了する。
受信した信号が他の検出装置2b〜2dから再送された空気圧信号であると判断した場合(S210:YES)、センサ制御部21は、計時部27に他の検出装置2b〜2dから再送された空気圧信号を受信してからの経過時間を計時させ、設定時間が経過したか否かを判断する(ステップS211)。検出装置2a〜2dには、それぞれ異なる設定時間が予め設定されているものとする。設定時間が経過していないと判断した場合(S211:NO)、センサ制御部21は、設定時間が経過するまで待機する。
設定時間が経過したと判断した場合(S211:YES)、センサ制御部21は、RF受信アンテナ24aを通じて受信した他の検出装置2b〜2dからの空気圧信号を、RF送信アンテナ25aから送信する中継処理を実行する(ステップS212)。本実施の形態では、中継すべき信号の送信タイミングを各検出装置2a〜2dにおいて異ならせているので、例えば、検出装置2dから再送された空気圧信号を受信した場合、検出装置2aは、検出装置2b,2cとは異なる送信タイミングで空気圧信号を送信することが可能である。この結果、監視装置1において、複数の空気圧信号を同時に受信することがなくなり、受信処理を実行する時間を確保することができる。
なお、図6のフローチャートでは、検出装置2aが実行する処理の手順について説明したが、他の検出装置2b〜2dが実行する処理の手順も同様である。すなわち、検出装置2b〜2dは、監視装置1から第1要求信号を受信した場合、自身で検出した空気圧情報を含む空気圧信号を送信し、第2要求信号を受信した場合、自身で検出した空気圧情報を含む空気圧信号を再送する。また、検出装置2b〜2dは他から再送されてきた空気圧信号を受信した場合、この空気圧信号を中継し、監視装置1へ送信する。
以上のように、実施の形態1では、検出装置2a〜2dは空気圧信号を再送する機能を有しており、それぞれが他の検出装置2a〜2dから再送されてきた空気圧信号を受信した場合、この空気圧信号を中継することができるので、例えば検出装置2dから送信される空気圧信号が直接的に監視装置1に到達しなかった場合であっても、他の検出装置2a〜2cを経由することによって、監視装置1に到達する可能性が高くなり、監視装置1での受信成功率を高めることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、検出装置2a〜2dによる中継回数を制限する構成について説明する。
なお、タイヤ空気圧監視システムの全体構成、監視装置1及び検出装置2a〜2dの内部構成は、実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図7は実施の形態2に係る検出装置2aが実行する処理の手順を説明するフローチャートである。検出装置2aのセンサ制御部21は、LF受信アンテナ23a又はRF受信アンテナ24aを通じて、何らかの信号を受信した場合(ステップS201)、以下の処理を実行する。
なお、監視装置1から送信される第1要求信号を受信した場合の処理手順、及び第2要求信号を受信した場合の処理手順については、実施の形態1同様である。すなわち、第1要求信号を受信した場合(S202:YES)、センサ制御部21は、ステップS203〜S205の処理を実行することにより、空気圧信号をRF送信アンテナ25aから送信する。この空気圧信号には、検出装置2aの識別子、空気圧情報、及び第1要求信号に対する応答であることを示す情報が付加される。また、第2要求信号を受信した場合(S206:YES)、センサ制御部21は、ステップS207〜S209の処理を実行することにより、空気圧信号をRF送信アンテナ25aから再送する。この空気圧信号には、検出装置2aの識別子、空気圧情報、及び第2要求信号に対する応答であることを示す情報が付加される。
ステップS201で受信した信号が他の検出装置2b〜2dから再送された空気圧信号であると判断した場合(S210:YES)、センサ制御部21は、他の検出装置2b〜2dから再送された空気圧信号の中継回数が設定回数(例えば3回)未満であるか否かを判断する(ステップS221)。例えば、受信した空気圧信号に中継回数の情報が付加されていない場合、又は受信した空気圧信号に付加されている中継回数の情報が設定回数未満の中継回数を示す場合、センサ制御部21は、受信した空気圧信号の中継回数が設定回数未満であると判断する。受信した空気圧信号の中継回数が設定回数以上である場合(S221:NO)、センサ制御部21は、空気圧信号の中継を禁止し(ステップS222)、本フローチャートによる処理を終了する。
また、空気圧信号の中継回数が設定回数未満であると判断した場合(S221:YES)、センサ制御部21は、計時部27に他の検出装置2b〜2dから再送された空気圧信号を受信してからの経過時間を計時させ、設定時間が経過したか否かを判断する(ステップS223)。検出装置2a〜2dには、それぞれ異なる設定時間が予め設定されているものとする。設定時間が経過していないと判断した場合(S223:NO)、センサ制御部21は、設定時間が経過するまで待機する。
設定時間が経過したと判断した場合(S223:YES)、センサ制御部21は、中継回数を1回だけインクリメントし(ステップS224)、中継回数の情報を付加した空気圧信号をRF送信アンテナ25aから送信する中継処理を実行する(ステップS225)。本実施の形態では、検出装置2aにて空気圧信号を中継する際に中継回数に係る情報を付加するので、検出装置2a〜2dにおいて中継される空気圧信号の中継回数を管理することができ、1つの空気圧信号の中継回数を制限することが可能となる。
なお、図7のフローチャートでは、検出装置2aが実行する処理の手順について説明したが、他の検出装置2b〜2dが実行する処理の手順も同様である。すなわち、検出装置2b〜2dは、監視装置1から第1要求信号を受信した場合、自身で検出した空気圧情報を含む空気圧信号を送信し、第2要求信号を受信した場合、自身で検出した空気圧情報を含む空気圧信号を再送する。また、検出装置2b〜2dは他から再送されてきた空気圧信号を受信した場合、中継回数が設定回数未満であれば、この空気圧信号を中継し、監視装置1へ送信する。
また、図7のフローチャートでは、検出装置2aが他の検出装置2b〜2dから再送された空気圧信号を受信した場合、中継回数が設定回数未満であれば、この空気圧信号を中継する構成としたが、特定の送信元から再送された空気圧信号を受信した場合にのみ中継する構成としてもよい。
また、本実施の形態においては、タイヤ空気圧監視システムについて説明したが、タイヤ空気圧監視システムの無線通信に係るハードウェアを、他の通信システムと兼用しても良い。例えば、無線通信に係るハードウェアを共用し、TPMS、パッシブエントリシステム、キーレスエントリシステム、スマートスタート(登録商標)システム等の車両用通信システムを構成しても良い。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 監視装置
1a〜1d 通信範囲
2a〜2d 検出装置
3 タイヤ
4 報知装置
11 制御部(判断部)
12 記憶部
13 車載受信部
13a RF受信アンテナ
14 車載送信部
14a〜14d LF送信アンテナ(第1及び第2要求信号送信部)
15 入出力部
21 センサ制御部(禁止部)
22 センサ用記憶部
23 LF受信部
23a LF受信アンテナ(要求信号受信部)
24 RF受信部
24a RF受信アンテナ(空気圧信号受信部)
25 RF送信部
25a RF送信アンテナ(空気圧信号送信部、中継部)
26 空気圧検出部
27 計時部
C 車両

Claims (5)

  1. 車両の複数のタイヤにそれぞれ設けられており、該タイヤの空気圧を検出して得られる空気圧情報と送信元を識別する識別子とを含む空気圧信号を無線送信する複数の検出装置と、該検出装置から送信された前記空気圧信号を受信して各タイヤの空気圧を監視する監視装置とを備えるタイヤ空気圧監視システムであって、
    前記監視装置は、
    前記複数のタイヤがそれぞれ設けられている複数のタイヤ位置へ空気圧情報の送信を要求する第1要求信号を送信する第1要求信号送信部と、
    送信した第1要求信号に対して各検出装置から送信された各タイヤの空気圧信号を受信したか否かを判断する判断部と、
    該判断部による判断結果に基づき、少なくとも1つのタイヤの空気圧信号を受信していないと判断した場合、該タイヤが設けられているタイヤ位置へ空気圧情報の再送を要求する第2要求信号を送信する第2要求信号送信部と
    を備え、
    各検出装置は、
    前記監視装置から送信された第1要求信号及び第2要求信号を受信する要求信号受信部と、
    該要求信号受信部にて前記第1要求信号又は第2要求信号を受信した場合、前記第1要求信号に対する応答と前記第2要求信号に対する応答とを識別する情報を含む空気圧信号を送信する空気圧信号送信部と、
    他の検出装置の空気圧信号送信部から送信された空気圧信号を受信する空気圧信号受信部と、
    該空気圧信号受信部にて受信した空気圧信号のうち、前記第2要求信号に対する応答であることを識別する情報が含まれる空気圧信号を中継する中継部と
    を備えるタイヤ空気圧監視システム。
  2. 各検出装置は、
    前記第2要求信号に対する応答であることを識別する情報が含まれる空気圧信号を受信してからの経過時間を計時する計時部
    を備え、
    各検出装置の中継部は、前記計時部により計時した経過時間に基づき、前記空気圧信号を受信してから各検出装置毎に設定された時間が経過したと判断した場合に、前記空気圧信号を送信する
    請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  3. 前記中継部が中継する空気圧信号は、中継回数に係る情報を含み、
    各検出装置は、
    前記空気圧信号受信部にて受信した空気圧信号の中継回数が設定回数以上である場合、前記中継部による前記空気圧信号の中継を禁止する禁止部
    を備える請求項1又は請求項2に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  4. 車両が備える複数のタイヤのそれぞれの空気圧を検出して無線送信する複数の検出装置から、空気圧情報及び各検出装置を識別する識別子を含む空気圧信号を受信し、受信した空気圧信号に基づき各タイヤの空気圧を監視する監視装置であって、
    前記複数のタイヤがそれぞれ設けられている複数のタイヤ位置へ空気圧情報の送信を要求する第1要求信号を送信する第1要求信号送信部と、
    送信した第1要求信号に対して各検出装置から送信された各タイヤの空気圧信号を受信したか否かを判断する判断部と、
    該判断部による判断結果に基づき、少なくとも1つのタイヤの空気圧信号を受信していないと判断した場合、該タイヤが設けられているタイヤ位置へ空気圧情報の再送を要求する第2要求信号を送信する第2要求信号送信部と
    を備える監視装置。
  5. 車両の複数のタイヤにそれぞれ設けられており、該タイヤの空気圧を検出して得られる空気圧情報を含む空気圧信号を無線送信する検出装置であって、
    空気圧情報の送信を要求する第1要求信号、及び空気圧情報の再送を要求する第2要求信号を受信する要求信号受信部と、
    該要求信号受信部にて前記第1要求信号又は第2要求信号を受信した場合、前記第1要求信号に対する応答と前記第2要求信号に対する応答とを識別する情報を含む空気圧信号を送信する空気圧信号送信部と、
    他の検出装置の空気圧信号送信部から送信された空気圧信号を受信する空気圧信号受信部と、
    該空気圧信号受信部にて受信した空気圧信号のうち、前記第2要求信号に対する応答であることを識別する情報が含まれる空気圧信号を中継する中継部と
    を備える検出装置。
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