JP6569125B2 - タイヤ空気圧監視システム、監視装置及び検出装置 - Google Patents
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Description
また、イグニッションスイッチがオンになる都度、センサ識別子の更新登録処理を行うため、タイヤローテーションが行われていない場合、検出装置の電池が無駄に消費されるという問題がある。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
各タイヤ位置へ送信した第1の要求信号を送信したにも拘わらず、該第1の要求信号に応じた応答信号が送信されなかったタイヤ位置がある場合、タイヤローテーション等が行われている可能性がある。この場合、監視装置は、記憶部が記憶する識別子の更新を行う。具体的には、監視装置は、応答信号が送信されなかったタイヤ位置へ、識別子を要求する第2の要求信号を送信する。そして、第2の要求信号に応じて送信された応答信号を受信できた場合、監視装置は、該応答信号に含まれる識別子と、第2の要求信号の送信先に係るタイヤ位置に対応付けて記憶部に記憶させる。つまり、記憶部が記憶するタイヤ位置及び識別子の対応関係を更新することができる。
以上の通り、本態様によれば、所定のタイミングで空気圧情報を速やかに出力することができ、必要に応じて記憶部が記憶する識別子を更新することができる。
従って、監視装置は、検出装置から識別子を強制的に送信させる構成に比べて、想定しない他の検出装置から識別子が送信される可能性を低減させることができ、記憶部が記憶するタイヤ位置及び識別子の対応関係を誤り無く更新することができる。
従って、監視装置は、検出装置から識別子を強制的に送信させる構成に比べて、想定しない他の検出装置から識別子が送信される可能性を低減させることができ、記憶部が記憶するタイヤ位置及び識別子の対応関係を誤り無く更新することができる。
また、監視装置は、各タイヤ位置のタイヤに設けられた検出装置の識別子を効率的に特定し、記憶部が記憶するタイヤ位置及び識別子の対応関係を更新することができる。
従って、検出装置又はタイヤの交換が行われたような場合であっても、各タイヤ位置にある検出装置の識別子を特定し、記憶部が記憶するタイヤ位置及び識別子の対応関係を更新することができる。
本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
双方向通信方式において、監視装置1は、タイヤ3の空気圧情報を要求する要求信号を、各LF送信アンテナ14aからLF帯の電波により各検出装置2それぞれへ各別に送信する。要求信号には、送信先であるタイヤ位置のタイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子が含まれている。監視装置1は、各タイヤ位置と、該タイヤ位置のタイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子との関係を記憶している。検出装置2は、自身のセンサ識別子と同一のセンサ識別子を含む要求信号を受信した場合、タイヤ3の空気圧を検出し、検出して得た空気圧情報及び自身のセンサ識別子を含む応答信号をUHF(Ultra High Frequency)帯の電波により監視装置1へ送信する。監視装置1は、RF受信アンテナ13aを備え、各検出装置2から送信された応答信号をRF受信アンテナ13aにて受信し、該応答信号から各タイヤ3の空気圧情報を取得する。
また、単方向通信方式において、検出装置2は、所定のタイミングで空気圧信号を自発的に送信する。監視装置1は、後述するように、タイヤ3が設けられる各タイヤ位置と、該タイヤ位置のタイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子との関係を記憶しているため、空気圧信号に含まれるセンサ識別子を用いて、各タイヤ3の空気圧情報を認識することができる。
なおLF帯及びUHF帯は無線通信を行う際に用いる電波帯域の一例であり、必ずしもこれに限定されない。監視装置1には通信線を介して報知装置4が接続されており、監視装置1は取得した空気圧情報を報知装置4へ送信する。報知装置4は監視装置1から送信された空気圧情報を受信し、各タイヤ3の空気圧情報を報知する。また、報知装置4はタイヤ3の空気圧が所定の閾値未満である場合、警告を発する。
なお、タイヤ3の温度を検出し、検出した温度を示す信号をセンサ制御部21へ出力する温度検出部(不図示)を備えても良い。この場合、センサ制御部21は、空気圧情報、温度、センサ識別子等を含む応答信号を生成し、センサ送信部23へ出力する。
図5及び図6は、監視装置1の処理手順を示すフローチャートである。監視装置1の制御部11は、IGスイッチ信号の状態、つまりイグニッションスイッチ5の操作状態を監視しており、イグニッションスイッチ5がオフ状態からオン状態になった場合、以下の処理を実行する。イグニッションスイッチ5がオン状態になった場合、制御部11は、4つの各タイヤ位置に対応する登録済みのセンサ識別子をセンサ識別子テーブルから読み出し、読み出したセンサ識別子を含む第1の要求信号を、各タイヤ位置のLF送信アンテナ14aから、各タイヤ位置へ順次送信する(ステップS11)。
なお、ステップS11の処理を実行する制御部11及び車載送信部14は、タイヤ位置へ第1の要求信号を送信する第1要求信号送信部として機能する。
ただし、後述するように汎用識別子を含む第2の要求信号をタイヤ位置へ送信した場合、該第2の要求信号を送信してから所定時間以内に応答信号を受信したとき、制御部11は、前記タイヤ位置から応答信号を受信したと判定する。
なお、応答信号を受信する車載受信部13及び制御部11は応答信号受信部として機能し、ステップS12の処理を実行する制御部11は、応答信号の受信の有無を判定する判定部として機能する。
なお、ステップS14の処理を実行する制御部11は、要求信号が送信されたタイヤ位置と、応答信号に含まれるセンサ識別子とを対応付けてセンサ用記憶部22に記憶させる更新部として機能する。
なお、ステップS16の処理を実行する制御部11及び車載送信部14は、第2の要求信号を送信する第2要求信号送信部として機能する。
なお、ステップS51〜ステップS53の処理を実行するセンサ制御部21及びセンサ受信部24は、第1及び2の要求信号を受信する要求信号受信部として機能する。また、ステップS55の処理を実行するセンサ制御部21及びセンサ送信部23は、応答信号を送信する応答信号送信部として機能する。
<通常時>
図8は、タイヤローテーション及び検出装置2の交換が行われてないときの各タイヤ位置と、センサ識別子との対応関係を示す概念図、図9は、タイヤローテーション及び検出装置2の交換が行われてないときの処理内容を示す図表である。
図8に示すように、右前、右後、左後及び左前のタイヤ位置にある検出装置2のセンサ識別子は、それぞれA、B、C及びDである。
図9中、「タイヤ位置」列は、監視装置1が通信を行うタイヤ位置を示す。「監視装置から検出装置へ送信されるセンサ識別子等」列は、監視装置1が検出装置2へ送信する第1又は第2の要求信号に含まれるセンサ識別子を示す。「検出装置から監視装置へ送信される応答信号の有無」列は、タイヤ位置へ送信した要求信号に対して応答信号の送信があったか否かを示す。「有」は、応答信号の送信があったことを示しており、丸括弧内の文字は、応答信号に含まれるセンサ識別子を示している。「登録センサ識別子」列は、更新登録処理によって、センサ識別子テーブルに登録されるセンサ識別子を示す。
図10は、タイヤローテーションが行われたときの各タイヤ位置と、センサ識別子との対応関係を示す概念図、図11は、タイヤローテーションが行われたときの処理内容を示す図表である。図11上図は更新登録処理開始時の状態を示し、図11下図は更新登録処理及びその結果を示している。図11上図の「登録センサ識別子」列は更新登録処理開始時において、確定済みのセンサ識別子を示し、図11下図の「登録センサ識別子」列は更新登録処理によって、更新されたセンサ識別子テーブルに登録されているセンサ識別子を示す。記号「−」は、センサ識別子が未確定であることを示している。
図12は、検出装置2の交換が行われたときの各タイヤ位置と、センサ識別子との対応関係を示す概念図、図13は、検出装置2の交換が行われたときの処理内容を示す図表である。図12に示すように、右前、右後、左後及び左前のタイヤ位置にある検出装置2のセンサ識別子は、それぞれE、B、C及びDである。図3に示すようなセンサ識別子テーブルを記憶している場合、監視装置1は、右前、右後、左後及び左前のタイヤ位置へ、センサ識別子A、B、C及びDをそれぞれ含む第1の要求信号を送信する。この場合、図13上図に示すように、右前以外の全てのタイヤ位置から応答信号が送信されるが、右前のタイヤ位置から応答信号が送信されない。受信済みの応答信号のセンサ識別子B、C、Dと、既に送信済みのセンサ識別子Aを除く他のセンサ識別子は存在しないため、図13下図に示すように、監視装置1は、汎用識別子を含む第2の要求信号を、右前のタイヤ位置へ送信する。当該第2の要求信号は汎用識別子を含むため、右前のタイヤ位置にある検出装置2は、無条件で自身のセンサ識別子Eを含む応答信号を送信する。監視装置1は、右前のタイヤ位置に、応答信号に含まれるセンサ識別子Eを対応付けて登録する。
図14は、センサ識別子が登録されていない車両出荷時における処理内容を示す図表である。車両出荷時においては、全てのタイヤ位置に、NULLセンサ識別子が対応付けてセンサ識別子テーブルに登録されている。また、図8に示すように、右前、右後、左後及び左前のタイヤ位置にある検出装置2のセンサ識別子は、それぞれA、B、C及びDであるものとする。
図14上図に示すように、監視装置1は、右前、右後、左後及び左前のタイヤ位置へ、NULLセンサ識別子をそれぞれ含む第1の要求信号を送信する。この場合、4つの全てのタイヤ位置から応答信号が送信されない。受信済みの応答信号のセンサ識別子と、既に送信済みのNULLセンサ識別子を除く他のセンサ識別子は存在しないため、図14下図に示すように、監視装置1は、汎用識別子を含む第2の要求信号を、各タイヤ位置へ送信する。当該第2の要求信号は汎用識別子を含むため、各タイヤ位置にある検出装置2は、無条件で自身のセンサ識別子を含む応答信号を送信する。監視装置1は、右前、右後、左後及び左前のタイヤ位置に、応答信号に含まれるセンサ識別子A、B、C及びDを対応付けて登録する。
また、センサ識別子テーブルに登録されている識別子と、各タイヤ位置にある検出装置2の識別子とが整合しない場合に、センサ識別子の更新登録処理を実行し、整合している場合、更新登録処理を実行しない構成であるため、更新登録に係る不要な消費電力を抑えることもできる。
パッシブエントリシステムは、監視装置1と、パッシブエントリシステムに係る携帯機とによって構成される。監視装置1は、使用者が所持する携帯機との間で無線通信を行い、携帯機を認証し、該携帯機の位置を検出する。車両Cのドアハンドルには図示しないタッチセンサが設けられており、タッチセンサによって使用者の手がドアハンドルに触れたことを検出した場合、又はドアスイッチが押された場合等、正規の携帯機が車外に位置するとき、監視装置1は、車両Cのドアの施錠及び解錠等の処理を実行する。監視装置1は、携帯機と無線通信を行うときは、LF送信アンテナ14aから送信される信号の送信強度を高く設定し、検出装置2へ要求信号を送信するときは、LF送信アンテナ14aから送信される信号の送信強度を低く設定する。
なお、車両用通信システムを構成するパッシブエントリシステムは一例であり、携帯機と、監視装置1との間で無線通信を行い、各種車両制御を行うシステムに本発明を適用することができる。例えば、車両用通信システムは、TPMSと共に、キーレスエントリシステム、メカニカルキーを用いること無く、車両Cに搭載された原動機の始動を可能にするスマートスタート(登録商標)システム等を構成しても良い。
2 検出装置
3 タイヤ
4 報知装置
5 イグニッションスイッチ
11 制御部
12 記憶部
13 車載受信部
13a RF受信アンテナ
14 車載送信部
14a LF送信アンテナ
15 計時部
16 車内通信部
17 入力部
21 センサ制御部
22 センサ用記憶部
23 センサ送信部
23a RF送信アンテナ
24 センサ受信部
24a LF受信アンテナ
25 空気圧検出部
26 計時部
C 車両
Claims (4)
- 車両の複数のタイヤにそれぞれ設けられており、自身の識別子を含み、該タイヤの空気圧情報を要求する要求信号を受信した場合、該タイヤの空気圧を検出して得られる空気圧情報を含む応答信号を無線送信する複数の検出装置と、該検出装置から送信された前記応答信号を受信して各タイヤの空気圧を監視する監視装置とを備えるタイヤ空気圧監視システムであって、
前記監視装置は、
前記複数のタイヤがそれぞれ設けられる複数のタイヤ位置と、該複数のタイヤ位置の各タイヤに設けられた前記検出装置の識別子とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記複数のタイヤ位置へ、各タイヤ位置に対応付けて前記記憶部が記憶している識別子を含み、前記空気圧情報を要求する第1の要求信号をそれぞれ送信する第1要求信号送信部と
を備え、
前記検出装置は、
前記第1の要求信号を受信する要求信号受信部と、
該要求信号受信部にて受信した前記第1の要求信号に含まれる識別子と、自身の前記識別子とが一致している場合、前記応答信号を送信する応答信号送信部と
を備え、
更に、前記監視装置は、
前記第1の要求信号に応じた前記応答信号を受信する応答信号受信部と、
前記第1の要求信号に応じて、該要求信号に含まれる前記識別子に対応する前記検出装置から送信される前記応答信号の受信の有無を判定する判定部と、
前記第1の要求信号に応じた前記応答信号を受信していないと判定された場合、該要求信号に応じた前記応答信号が送信されなかった前記タイヤ位置へ、少なくとも前記識別子を要求する第2の要求信号を送信する第2要求信号送信部と
を備え、
前記第2要求信号送信部は、
前記記憶部が記憶している前記識別子のうち一の前記タイヤ位置へ送信した前記第1の要求信号に含まれる前記識別子と異なる他の識別子を含み、前記空気圧情報を要求する前記第2要求信号を送信し、
前記検出装置の前記応答信号送信部は、
前記要求信号受信部が前記第2の要求信号を受信した場合、前記第2の要求信号に含まれる前記他の識別子と、自身の前記識別子とが一致しているとき、自身の前記識別子を含む前記応答信号を送信し、
前記第2要求信号送信部は、
前記応答信号を受信できていない前記一のタイヤ位置へ、受信済みの前記応答信号に含まれる前記識別子を除き、前記記憶部が記憶している他の全ての前記識別子を前記第2の要求信号にて送信した場合、前記識別子の内容に拘わらず前記検出装置の前記識別子を送信させる情報を含む前記第2の要求信号を送信し、
前記検出装置の前記応答信号送信部は、
前記要求信号受信部が前記第2の要求信号を受信した場合、前記第2の要求信号が前記識別子の内容に拘わらず前記検出装置の前記識別子を送信させる情報を含むとき、自身の前記識別子の内容に拘わらず、少なくとも自身の前記識別子を含む前記応答信号を送信するようにしてあり、
前記監視装置は、
前記応答信号受信部が前記第2の要求信号に応じた前記応答信号を受信した場合、前記第2の要求信号が送信された前記タイヤ位置と、前記応答信号に含まれる前記識別子とを対応付けて前記記憶部に記憶させる更新部を備えるタイヤ空気圧監視システム。 - 前記第2の要求信号は、
前記複数のタイヤ位置へ送信した前記第1の要求信号に応じて受信済みの前記応答信号に含まれる識別子を除き、前記記憶部が記憶している他の識別子を含む
請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システム。 - 車両の複数のタイヤにそれぞれ設けられており、自身の識別子を含み、該タイヤの空気圧情報を要求する要求信号を受信した場合、該タイヤの空気圧を検出して得られる空気圧情報を含む応答信号を無線送信する複数の検出装置から送信された該応答信号を受信して各タイヤの空気圧を監視する監視装置であって、
前記複数のタイヤがそれぞれ設けられる複数のタイヤ位置と、該複数のタイヤ位置の各タイヤに設けられた前記検出装置の識別子とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記複数のタイヤ位置へ、各タイヤ位置に対応付けて前記記憶部が記憶している識別子を含み、前記空気圧情報を要求する第1の要求信号をそれぞれ送信する第1要求信号送信部と、
前記第1の要求信号に応じた前記応答信号を受信する応答信号受信部と、
前記第1の要求信号に応じて、該要求信号に含まれる前記識別子に対応する前記検出装置から送信される前記応答信号の受信の有無を判定する判定部と、
前記第1の要求信号に応じた前記応答信号を受信していないと判定された場合、該要求信号に応じた前記応答信号が送信されなかった前記タイヤ位置へ、少なくとも前記識別子を要求する第2の要求信号を送信する第2要求信号送信部と
を備え、
前記第2要求信号送信部は、
前記記憶部が記憶している前記識別子のうち一の前記タイヤ位置へ送信した前記第1の要求信号に含まれる前記識別子と異なる他の識別子を含み、前記空気圧情報を要求する前記第2要求信号を送信し、
前記応答信号を受信できていない前記一のタイヤ位置へ、受信済みの前記応答信号に含まれる前記識別子を除き、前記記憶部が記憶している他の全ての前記識別子を前記第2の要求信号にて送信した場合、前記識別子の内容に拘わらず前記検出装置の前記識別子を送信させる情報を含む前記第2の要求信号を送信し、
更に、前記第2の要求信号に応じて前記検出装置から送信され、該検出装置の前記識別子を含む前記応答信号を、前記応答信号受信部が受信した場合、前記第2の要求信号が送信された前記タイヤ位置と、前記応答信号に含まれる前記識別子とを対応付けて前記記憶部に記憶させる更新部を備える監視装置。 - 車両のタイヤに設けられ、自身の識別子を含み、該タイヤの空気圧情報を要求する第1の要求信号を受信した場合、該タイヤの空気圧を検出して得られる空気圧情報及び自身の識別子を含む応答信号を無線送信する検出装置であって、
前記識別子を含み、前記空気圧情報を要求する第1の要求信号及び少なくとも前記識別子を要求する第2の要求信号を受信する要求信号受信部と、
該要求信号受信部にて受信した前記第1の要求信号に含まれる識別子と、自身の前記識別子とが一致している場合、前記応答信号を送信する応答信号送信部と
を備え、
前記第2の要求信号は、
前記第1の要求信号に含まれていた前記識別子と異なる他の識別子、又は前記識別子の内容に拘わらず前記検出装置の前記識別子を送信させる情報を含み、
前記応答信号送信部は、
前記要求信号受信部が前記第2の要求信号を受信した場合、前記第2の要求信号に含まれる前記他の識別子と、自身の前記識別子とが一致しているとき、自身の前記識別子を含む前記応答信号を送信し、
前記要求信号受信部が前記第2の要求信号を受信した場合、前記第2の要求信号が前記識別子の内容に拘わらず前記検出装置の前記識別子を送信させる情報を含むとき、自身の前記識別子の内容に拘わらず、少なくとも自身の前記識別子を含む前記応答信号を送信するようにしてある
検出装置。
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