JP2012091742A - 車両用ミラー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持体に対する回動体の回動を禁止する禁止部及び接触部の損傷を抑制する。
【解決手段】車両用ドアミラー装置10では、本体部30が格納位置に配置された際に、ステー12の禁止突起20の第1禁止面20Aと駆動体24の接触突起28の第1接触面28Aとが面接触されて、本体部30の回動が禁止される。ここで、本体部30の回動径方向に対し第1禁止面20A及び第1接触面28Aが傾斜されている。このため、第1禁止面20Aと第1接触面28Aとの接触面積を大きくできて、第1禁止面20A及び第1接触面28Aに作用する応力を小さくでき、禁止突起20(第1禁止面20A)及び接触突起28(第1接触面28A)の損傷を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、支持体に対し回動体が回動されることでミラーが格納される車両用ミラー装置に関する。
下記特許文献1に記載の車両用ミラー装置では、ベースにミラー本体(ミラーを含む)が回動可能に支持されており、起立位置にあるミラー本体に車両後側から衝突荷重(大荷重)が入力された際には、ベースの当接部(傾斜面)にミラー本体の当接部(傾斜面)が乗上げることで、ベースに対するミラー本体の車両前側への回動が許容される。
ところで、このような車両用ミラー装置では、ミラー本体が起立位置から車両前側に回動された際やミラー本体が起立位置から車両後側に回動された際に、ベースの当接部にミラー本体の当接部が当接することで、ミラー本体に衝突荷重が入力されても、ベースに対するミラー本体の回動が禁止される(許容されない)場合がある。
ここで、このような場合には、ベース及びミラー本体の少なくとも一方の当接部(特に低強度側の当接部)の損傷を抑制できるのが好ましい。
特開2003−335176号公報
本発明は、上記事実を考慮し、支持体に対する回動体の回動を禁止する禁止部及び接触部の損傷を抑制できる車両用ミラー装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の車両用ミラー装置は、車体側に支持される支持体と、前記支持体に支持されると共に、車両のミラーを支持し、前記支持体に対し回動されることで前記ミラーが格納される回動体と、前記支持体に設けられ、前記回動体の回動軸方向及び回動径方向の少なくとも一方に対し傾斜された禁止面が設けられた禁止部と、前記回動体に設けられ、前記禁止面に面接触されることで前記支持体に対する前記回動体の回動が禁止される接触面が設けられた接触部と、を備えている。
請求項2に記載の車両用ミラー装置は、請求項1に記載の車両用ミラー装置において、前記禁止面及び前記接触面を前記回動体の回動径方向内側へ向かうに従い前記禁止部及び前記接触部の低強度側から高強度側へ向かう方向へ傾斜させている。
請求項3に記載の車両用ミラー装置は、請求項1又は請求項2に記載の車両用ミラー装置において、前記禁止面及び前記接触面を湾曲させている。
請求項1に記載の車両用ミラー装置では、車体側に支持される支持体に回動体が支持されると共に、回動体がミラーを支持しており、支持体に対し回動体が回動されることで、ミラーが格納される。
また、支持体に設けられた禁止部に禁止面が設けられると共に、回動体に設けられた接触部に接触面が設けられており、禁止面に接触面が接触されることで、支持体に対する回動体の回動が禁止される。
ここで、禁止面が回動体の回動軸方向及び回動径方向の少なくとも一方に対し傾斜されると共に、禁止面に接触面が面接触可能にされている。
このため、支持体に対する回動体の回動が禁止される際には、禁止面と接触面との接触面積を大きくできて、禁止部及び接触部に作用する応力を小さくできる。これにより、禁止部及び接触部の損傷を抑制できる。
請求項2に記載の車両用ミラー装置では、禁止面及び接触面が、回動体の回動径方向内側へ向かうに従い禁止部及び接触部の低強度側から高強度側へ向かう方向へ、傾斜されている。
このため、禁止部及び接触部の低強度側(以下「低強度部」という)が、回動体の回動径方向内側へ向かうに従い、禁止部及び接触部の高強度側(以下「高強度部」という)へ向けて突出されて、強度を高くされている。
さらに、支持体に対する回動体の回動が禁止される際には、高強度部から低強度部へ回動体の回動周方向に対し回動体の回動径方向内側への荷重が入力される。
このように、低強度部が回動体の回動径方向内側へ向かうに従い強度を高くされると共に、支持体に対する回動体の回動が禁止される際に高強度部から低強度部へ回動体の回動周方向に対し回動体の回動径方向内側への荷重が入力される。これにより、損傷し易い低強度部の損傷を一層抑制でき、禁止部及び接触部の損傷を一層抑制できる。
請求項3に記載の車両用ミラー装置では、禁止面及び接触面が湾曲されている。
このため、支持体に対する回動体の回動が禁止される際には、禁止面と接触面との接触面積を一層大きくできて、禁止部及び接触部に作用する応力を一層小さくできる。これにより、禁止部及び接触部の損傷を一層抑制できる。
本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置を示す上方から見た平面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の主要部を示す上方から見た平面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置を示す車両後斜め上方から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置のステー及び格納装置を示す車両右斜め前方から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置のステーを示す上方から見た平面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の格納装置を示す下方から見た底面図である。
図3には、本発明の車両用ミラー装置が適用された実施の形態に係る車両用ドアミラー装置10が車両後斜め上方から見た分解斜視図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向内方(車両左方)を矢印INで示し、上方を矢印UPで示す。
本実施の形態に係る車両用ドアミラー装置10は、車両のドア(図示省略)の車両前側端部の上下方向中間部における外部に設けられている。
図3、図4及び図5に示す如く、車両用ドアミラー装置10は、車幅方向内側端部において、支持体を構成する支持部材としての樹脂製のステー12を備えており、ステー12は、車両のドアに取り付けられている。
ステー12の車幅方向外側部には、設置部としての略半円柱状の支持突起12Aが一体に設けられており、支持突起12Aは、車幅方向外側へ突出されている。支持突起12Aには、円柱状の固定孔48が形成されており、固定孔48は、上方へ開口されると共に、中心軸線(図4及び図5の中心軸線O)が上下方向に平行にされている。
支持突起12Aの上面には、固定孔48の周囲において、禁止部及び高強度部としての断面矩形状の禁止突起20(ストッパ)が一体に形成されており、禁止突起20は、固定孔48の周方向に沿って長尺にされて、固定孔48の中心軸線を中心とした円弧状に湾曲されている。禁止突起20の前倒方向(図5の矢印Bの方向)側の端面は、禁止面としての平面状の第1禁止面20Aにされており、第1禁止面20Aは、上下方向に平行にされると共に、固定孔48の径方向内側へ向かうに従い格納方向(図5の矢印Aの方向)側へ向かう方向へ傾斜されている。禁止突起20の格納方向側の端面は、禁止面としての平面状の第2禁止面20Bにされており、第2禁止面20Bは、上下方向に平行にされると共に、固定孔48の径方向内側へ向かうに従い前倒方向側へ向かう方向へ傾斜されている。
図3、図4及び図6に示す如く、ステー12の支持突起12Aには、格納手段としての格納装置14(リトラクタ)が支持されている。
格納装置14には、支持体を構成する支持部としての金属製のスタンド16が設けられており、スタンド16の下端部には、円柱状の固定柱18が設けられている。固定柱18は、支持突起12Aの固定孔48内に挿入されて固定孔48と同軸上に配置された状態で、支持突起12Aに固定されており、これにより、格納装置14がステー12に支持されている。
固定柱18の上面には、固定柱18の中心軸線側において、円筒状の支持軸22(図1及び図2参照)が一体に形成(立設)されており、支持軸22は、固定柱18と同軸上に配置されている。
スタンド16には、回動体を構成する駆動体24が支持されており、駆動体24には、支持軸22が挿入されている。格納装置14が駆動された際には、駆動体24がスタンド16に対し支持軸22を中心軸として回動される。
駆動体24の外周には、ケース26が設けられており、ケース26は、ステー12と同一の樹脂製にされている。
駆動体24のケース26の下面には、接触部及び低強度部としての断面矩形状の接触突起28(ストッパ)が一体に形成されており、接触突起28は、駆動体24の回動中心軸線(図4及び図6の中心軸線O)を中心とした円弧状に湾曲されて、スタンド16の固定柱18の外周に配置されている。接触突起28の格納方向側の端面は、接触面としての平面状の第1接触面28Aにされており、第1接触面28Aは、上下方向に平行にされると共に、駆動体24の回動径方向(固定孔48の径方向)内側へ向かうに従い格納方向側へ向かう方向へ傾斜されている。接触突起28の前倒方向側の端面は、接触面としての平面状の第2接触面28Bにされており、第2接触面28Bは、上下方向に平行にされると共に、駆動体24の回動径方向内側へ向かうに従い前倒方向側へ向かう方向へ傾斜されている。また、接触突起28は上面の一部のみにおいてケース26の下面と一体にされる一方、ステー12の禁止突起20は下面の全体においてステー12の支持突起12Aと一体にされているため、接触突起28は禁止突起20に比し強度が低くされている。
図3に示す如く、格納装置14の駆動体24には、本体部30が支持されている。
本体部30には、回動体を構成する樹脂製のバイザ32が設けられている。バイザ32には、バイザ本体としてのバイザボデー34が設けられており、バイザボデー34の車幅方向内側部分は、車両前側において、駆動体24に固定されている。これにより、バイザ32が駆動体24に支持されて、本体部30が駆動体24に支持されており、本体部30は、駆動体24と一体に回動可能にされている。また、本体部30は、起立位置(図1に実線で示す展開位置)に配置されており、本体部30は、ステー12に対し車幅方向外側へ突出されて、起立(展開)されている。
バイザボデー34の車両前側には、被覆部材としての湾曲板状のバイザカバー36が設けられており、バイザカバー36は、バイザボデー34に組付けられている。これにより、バイザカバー36が、バイザボデー34の車両前側を被覆して、バイザボデー34との間に駆動体24を収容している。
バイザボデー34の車両後側部分には、略直方体状の収容室38が形成されており、収容室38の車両後側面は、開放されている。
収容室38内には、鏡面調整手段としての鏡面調整装置40(ドライブユニット)が設けられており、鏡面調整装置40の車両前側には、回動体を構成する固定部42が設けられている。固定部42は、収容室38の底壁(車両前側壁)に固定されており、これにより、鏡面調整装置40がバイザボデー34に支持されている。
固定部42の車両後側には、組付部としての傾動板44が支持されており、傾動板44は、固定部42に対し傾動可能にされている。
傾動板44には、略矩形板状のミラー46が組付けられており、ミラー46は、鏡面46Aを車両後側へ向けられた状態で、バイザボデー34の収容室38内に収容されている。鏡面調整装置40が駆動された際には、傾動板44が固定部42に対し傾動されることで、傾動板44と一体にミラー46が傾動されて、ミラー46の鏡面46A角度が調整される。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成の車両用ドアミラー装置10では、格納装置14の駆動又は本体部30(特にバイザ32)への外力の入力によって、本体部30が駆動体24と一体に起立位置(図1に実線で示す展開位置)から格納方向(車両後側かつ車幅方向内側)へ回動されることで、本体部30(ミラー46を含む)が、格納位置(図1に2点鎖線で示す位置)に配置されて、格納(後格納)される。
一方、格納装置14の駆動又は本体部30(特にバイザ32)への外力の入力によって、本体部30が駆動体24と一体に格納位置から前倒方向(車両前側かつ車幅方向外側)へ回動されることで、本体部30(ミラー46を含む)が、起立位置に復帰されて、起立される。
さらに、格納装置14の駆動又は本体部30(特にバイザ32)への外力の入力によって、本体部30が駆動体24と一体に起立位置(図1に実線で示す展開位置)から前倒方向(車両前側かつ車幅方向内側)へ回動されることで、本体部30(ミラー46を含む)が、前倒位置(図1に1点鎖線で示す位置)に配置されて、前倒(前格納)される。
一方、格納装置14の駆動又は本体部30(特にバイザ32)への外力の入力によって、本体部30が駆動体24と一体に前倒位置から格納方向(車両後側かつ車幅方向外側)へ回動されることで、本体部30(ミラー46を含む)が、起立位置に復帰されて、起立される。
ところで、本体部30が格納位置に配置された際には、ステー12(支持突起12A)に設けられた禁止突起20の第1禁止面20Aと格納装置14(駆動体24のケース26)に設けられた接触突起28の第1接触面28Aとが面接触される(図1及び図2の2点鎖線参照)。このため、本体部30に格納方向(車幅方向内側)への衝突荷重(大荷重)が入力された場合でも、本体部30の格納方向への回動が禁止される(許容されない)。この場合、第1禁止面20Aから第1接触面28Aへ垂直荷重S1が作用されると共に、第1接触面28Aから第1禁止面20Aへ垂直荷重S2が作用され、かつ、垂直荷重S1と垂直荷重S2とは、互いに反対方向にされると共に、大きさが同一にされる(図2参照)。
さらに、本体部30が前倒位置に配置された際には、ステー12(支持突起12A)に設けられた禁止突起20の第2禁止面20Bと格納装置14(駆動体24のケース26)に設けられた接触突起28の第2接触面28Bとが面接触される(図1及び図2の1点鎖線参照)。このため、本体部30に前倒方向(車幅方向内側)への衝突荷重(大荷重)が入力された場合でも、本体部30の前倒方向への回動が禁止される(許容されない)。この場合、第2禁止面20Bから第2接触面28Bへ垂直荷重T1が作用されると共に、第2接触面28Bから第2禁止面20Bへ垂直荷重T2が作用され、かつ、垂直荷重T1と垂直荷重T2とは、互いに反対方向にされると共に、大きさが同一にされる(図2参照)。
ここで、本体部30の回動径方向(駆動体24の回動径方向及びスタンド16の支持軸22の径方向)に対し、第1禁止面20A及び第1接触面28Aと第2禁止面20B及び第2接触面28Bとが傾斜されている。
このため、格納位置に配置された本体部30の格納方向への回動が禁止される際には、第1禁止面20Aと第1接触面28Aとの接触面積を大きくできて、第1禁止面20A及び第1接触面28Aに作用する応力を小さくできる。これにより、禁止突起20(第1禁止面20A)及び接触突起28(第1接触面28A)の損傷及び磨耗を抑制できる。
さらに、前倒位置に配置された本体部30の前倒方向への回動が禁止される際には、第2禁止面20Bと第2接触面28Bとの接触面積を大きくできて、第2禁止面20B及び第2接触面28Bに作用する応力を小さくできる。これにより、禁止突起20(第2禁止面20B)及び接触突起28(第2接触面28B)の損傷及び磨耗を抑制できる。
また、第1禁止面20A及び第1接触面28Aと第2禁止面20B及び第2接触面28Bとが、本体部30の回動径方向内側へ向かうに従い低強度側の接触突起28から高強度側の禁止突起20へ向かう方向へ、傾斜されている。
このため、低強度側の接触突起28が、本体部30の回動径方向内側へ向かうに従い、高強度側の禁止突起20へ向けて突出されて、強度を高くされている。
さらに、格納位置に配置された本体部30の格納方向への回動が禁止される際及び前倒位置に配置された本体部30の前倒方向への回動が禁止される際には、高強度側の禁止突起20から低強度側の接触突起28へ本体部30の回動周方向(駆動体24の回動周方向及びスタンド16の支持軸22の周方向)に対し本体部30の回動径方向内側への垂直荷重S1、T1が入力される。
このように、低強度側の接触突起28が本体部30の回動径方向内側へ向かうに従い強度を高くされると共に、本体部30の回動が禁止される際に高強度側の禁止突起20から低強度側の接触突起28へ本体部30の回動周方向に対し本体部30の回動径方向内側への垂直荷重S1、T1が入力される。これにより、損傷及び磨耗し易い低強度側の接触突起28の損傷及び磨耗を一層抑制でき、禁止突起20(第1禁止面20A及び第2禁止面20B)及び接触突起28(第1接触面28A及び第2接触面28B)の損傷及び磨耗を一層抑制できる。
以上により、禁止突起20及び接触突起28(特に低強度側の接触突起28)の本体部30回動径方向及び本体部30回動周方向における寸法を小さくでき、スペース効率を向上できる(禁止突起20及び接触突起28の占有スペースを小さくできる)と共に、軽量化及び低コスト化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、第1禁止面20A及び第1接触面28Aと第2禁止面20B及び第2接触面28Bとを本体部30の回動径方向に対し傾斜させた。しかしながら、第1禁止面20A及び第1接触面28Aと第2禁止面20B及び第2接触面28Bとは、本体部30の回動径方向及び回動軸方向(上下方向)の少なくとも一方に対し傾斜させればよい。
さらに、本実施の形態では、第1禁止面20A及び第1接触面28Aと第2禁止面20B及び第2接触面28Bとを平面状にした。
しかしながら、第1禁止面20A及び第1接触面28Aと第2禁止面20B及び第2接触面28Bとの少なくとも一方を湾曲させてもよい。
第1禁止面20A及び第1接触面28Aを湾曲させた場合には、格納位置に配置された本体部30の格納方向への回動が禁止される際に、第1禁止面20Aと第1接触面28Aとの接触面積を一層大きくできて、第1禁止面20A及び第1接触面28Aに作用する応力を一層小さくできる。これにより、禁止突起20(第1禁止面20A)及び接触突起28(第1接触面28A)の損傷及び磨耗を一層抑制できる。
第2禁止面20B及び第2接触面28Bを湾曲させた場合には、前倒位置に配置された本体部30の前倒方向への回動が禁止される際に、第2禁止面20Bと第2接触面28Bとの接触面積を一層大きくできて、第2禁止面20B及び第2接触面28Bに作用する応力を一層小さくできる。これにより、禁止突起20(第2禁止面20B)及び接触突起28(第2接触面28B)の損傷及び磨耗を一層抑制できる。
また、本実施の形態では、禁止突起20をステー12に設けると共に、接触突起28を駆動体24に設けた。しかしながら、禁止突起20をスタンド16に設けてもよく、また、接触突起28を例えばバイザ32に設けてもよい。
さらに、本実施の形態では、接触突起28が禁止突起20に比し強度を低くされている。しかしながら、禁止突起20が接触突起28に比し強度を低くされてもよい。
しかも、本実施の形態では、禁止突起20のステー12への設置状況と接触突起28の駆動体24への設置状況との差異により禁止突起20と接触突起28との強度に差異が発生している。しかしながら、禁止突起20と接触突起28との材質の差異(例えば金属製と樹脂製)により禁止突起20と接触突起28との強度に差異が発生してもよい。
また、本実施の形態では、本発明の車両用ミラー装置を車両用ドアミラー装置10に適用した。しかしながら、本発明の車両用ミラー装置を車両外部の他の車両用アウタミラー装置(例えば車両用フェンダミラー装置)又は車両内部の車両用インナミラー装置に適用してもよい。
10 車両用ドアミラー装置(車両用ミラー装置)
12 ステー(支持体)
16 スタンド(支持体)
20 禁止突起(禁止部)
20A 第1禁止面(禁止面)
20B 第2禁止面(禁止面)
24 駆動体(回動体)
28 接触突起(接触部)
28A 第1接触面(接触面)
28B 第2接触面(接触面)
32 バイザ(回動体)
42 固定部(回動体)
46 ミラー

Claims (3)

  1. 車体側に支持される支持体と、
    前記支持体に支持されると共に、車両のミラーを支持し、前記支持体に対し回動されることで前記ミラーが格納される回動体と、
    前記支持体に設けられ、前記回動体の回動軸方向及び回動径方向の少なくとも一方に対し傾斜された禁止面が設けられた禁止部と、
    前記回動体に設けられ、前記禁止面に面接触されることで前記支持体に対する前記回動体の回動が禁止される接触面が設けられた接触部と、
    を備えた車両用ミラー装置。
  2. 前記禁止面及び前記接触面を前記回動体の回動径方向内側へ向かうに従い前記禁止部及び前記接触部の低強度側から高強度側へ向かう方向へ傾斜させた請求項1記載の車両用ミラー装置。
  3. 前記禁止面及び前記接触面を湾曲させた請求項1又は請求項2記載の車両用ミラー装置。
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